JPH04260524A - 住宅ユニット製造用搬送装置及び移動台車 - Google Patents

住宅ユニット製造用搬送装置及び移動台車

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JPH04260524A
JPH04260524A JP4430391A JP4430391A JPH04260524A JP H04260524 A JPH04260524 A JP H04260524A JP 4430391 A JP4430391 A JP 4430391A JP 4430391 A JP4430391 A JP 4430391A JP H04260524 A JPH04260524 A JP H04260524A
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carry
column
chain conveyor
lifter
movable
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Yoshiyuki Fukuzawa
福澤 義之
Hiroyuki Ohashi
宏之 大橋
Tatsuo Kawamata
川俣 健生
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動台車上で住宅ユニ
ットを製造する住宅ユニット製造ラインにおける移動台
車を搬送する住宅ユニット製造用搬送装置及びこの搬送
装置の用いられる移動台車に関する。
【0002】
【背景技術】近年、略直方体状に形成された住宅ユニッ
トを複数組み合わせてプレハブ住宅を構成することが行
われている。これらの住宅ユニットを製造するラインで
は、住宅ユニットが大形であるため、住宅ユニット用の
構成部材を移動台車上で組み立てている。この際、組立
て完了後の構成部材が搬出されて空となった移動台車は
、適宜、初期位置に返送される。
【0003】一方、住宅ユニットを製造するための作業
工程は、極めて多種の作業を含んでいるため、その工程
に見合った種々の移動台車が用いられている。このため
、各工程における移動台車の効率のよい運用が住宅ユニ
ット製造ラインにおける生産性を左右する点で重要とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
、各工程の状況にあった効率のよい作業を行える移動台
車の提供や、その移動台車の搬送装置として適当なもの
が提供されていなかった。
【0005】本発明の目的は、移動台車を用いた住宅ユ
ニットの製造ラインにおいて、移動台車の返送をも含め
て効率のよい搬送を行える住宅ユニット製造用搬送装置
の提供と、この搬送装置に用いられ、所定の工程に見合
った効率のよい作業の可能な移動台車の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る住宅ユニッ
ト製造用搬送装置は、上下二段のチェンコンベアを有す
る受け台を設け、この受け台の住宅ユニット用構成部材
の搬入側及び搬出側にチェンコンベア付リフタを設けて
、移動台車の循環を可能とするとともに、各チェンコン
ベアの構成を適宜に設定することで、前記目的を達成し
ようとするものである。
【0007】具体的には、本発明の搬送装置は、住宅ユ
ニット用の構成部材を組み立てるための移動台車を移送
する住宅ユニット製造用搬送装置であって、組立て前の
構成部材の搬入側に配置されるとともに所定距離昇降可
能な搬入側リフタと、組立て後の構成部材の搬出側に配
置されるとともに所定距離昇降可能な搬出側リフタと、
これらの搬入側及び搬出側リフタ間に配置されるととも
に移動台車を上下二段に移送可能な受け台とを備え、前
記移動台車を互いに連結及び離脱可能に設けるとともに
、移動台車の下面には、少なくとも搬入側端部近傍及び
搬出側端部近傍にそれぞれ係止突部を設け、一方、前記
搬入側リフタ及び搬出側リフタ並びに受け台の上段及び
下段にそれぞれ前記移動台車の係止突部に係止可能な係
止部材を有するチェンコンベアを設け、前記搬入側及び
搬出側リフタの一部をそれぞれ受け台側に突出させると
ともに、搬入側リフタのチェンコンベアに設けられる係
止部材を少なくとも移動台車の搬入側端部側の係止突部
に両側から所定間隔をおいて係止可能にし、搬出側リフ
タのチェンコンベアに設けられる係止部材を少なくとも
移動台車の搬出側端部側の係止突部に両側から所定間隔
をおいて係止可能にし、受け台の上段のチェンコンベア
を他のチェンコンベアより緩速運転可能に設けるととも
に、この上段のチェンコンベアに設けられる係止部材を
少なくとも移動台車の搬出側端部側の係止突部に係止可
能にし、更に、受け台の下段のチェンコンベアを搬入側
及び搬出側リフタのチェンコンベアと移動台車の受け渡
しを直接1台づつ行える長さに設定するとともに、この
下段のチェンコンベアに設けられる係止部材を少なくと
も移動台車の搬出側端部側及び搬入側端部側の係止突部
に係止可能に設けたことを特徴とする住宅ユニット製造
用搬送装置である。
【0008】また、本発明に係る移動台車は、住宅ユニ
ットを組み立てる各工程のうち、柱と梁との組み付けを
行うに適当な各種治具を有する移動台車である。
【0009】具体的には、本発明に係る移動台車は、請
求項1に記載の住宅ユニット製造用搬送装置に用いられ
る移動台車であって、一対の柱間に一対の梁を固定する
に十分な広さを有する平面略長方形の平板状に形成され
た台車本体と、この台車本体の短辺側の一端に取り付け
られるとともに柱の基準側一端及び柱の基準側に取り付
けられる一方の梁の一側面を受ける受け面を有する複数
の基準側柱治具と、これらの基準側柱治具の近傍におい
て当該柱治具側に向かって移動可能に設けられるととも
に、前記一対の柱の基準側間に掛け渡される一方の梁を
台車本体側に押圧する複数の基準側梁治具と、前記台車
本体の短辺側の他端において前記基準側柱治具側に向か
って移動可能に設けられるとともに柱の他端反基準側を
基準側柱治具側に押圧し、かつ、柱の反基準側に取り付
けられる他方の梁の一側面を受ける受け面を有する複数
の反基準側柱治具と、これらの反基準側柱治具の近傍に
おいて当該柱治具側に向かって移動可能に設けられると
ともに、前記一対の柱の反基準側間に掛け渡される他方
の梁を台車本体側に押圧する複数の反基準側梁治具と、
前記台車本体に設けられ隣接する移動台車との連結及び
離脱を可能にする連結機構とを備えたことを特徴とする
移動台車である。
【0010】
【作用】本発明において、搬入側リフタ上にある移動台
車に住宅ユニット用構成部材を搬入した後、この移動台
車をチェンコンベアにより受け台の上段側に移送する。
【0011】受け台の上段側においては、複数台の移動
台車が離脱可能な状態で連結されている。この移動台車
のうち先頭に位置する移動台車は、受け台の上段のチェ
ンコンベアによりゆっくりと引かれているため、搬入側
リフタのチェンコンベアにより移送される移動台車は連
結された移動台車の最後尾の移動台車に連結されること
となる。一方、先頭の移動台車は、搬出側リフタ側にそ
の先端が移動されると、上段のチェンコンベアによる搬
送が終了し、この上段のチェンコンベアによっては2台
目の移動台車の搬送が開始される。このとき、先頭の移
動台車と2番目の移動台車との連結機構が適宜なカム機
構等により離脱可能な状態とされる。
【0012】従って、先頭の移動台車は、搬出側リフタ
上にある高速で移動するチェンコンベアにより引き取ら
れ、受け台上の移動台車から分離されて搬出側リフタ上
へと移載される。この搬出側リフタ上にある移動台車か
ら組立てが完了した構成部材が搬出され、移動台車は空
の状態となる。
【0013】この状態で、搬出側リフタは所定距離下降
し、受け台の下段のチェンコンベアのレベルに一致され
る。
【0014】次いで、搬出側リフタのチェンコンベアは
前述とは逆方向に移動され、空の移動台車を下段側のチ
ェンコンベアに受け渡すように作動される。下段側のチ
ェンコンベアに移載された空の移動台車は、高速で搬入
側リフタ側に送られる。この際、搬入側リフタは、移動
台車を受け台側に移送した後、下段側のチェンコンベア
のレベルまで予め下降されている。
【0015】このため、下段側チェンコンベアで送られ
た空の移動台車は、搬入側リフタのチェンコンベアによ
り搬入側リフタ上に移載されることとなる。この移載の
完了後、搬入側リフタは再び上昇し、上段側チェンコン
ベアのレベルに一致される。
【0016】次いで、前述と同様にして搬入側リフタ上
の空の移動台車には住宅ユニット用の構成部材が搬入さ
れ、以下同様な動作を繰り返すことにより所定の工程が
繰り返されることとなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0018】住宅ユニットの製造は、住宅ユニット用の
構成部材を予め部分組立てし、これらの部分組立て品を
更に組み立てて構成される。
【0019】例えば、図9に示される住宅ユニットの骨
組10は、図10に示される4つの部分組立てされた構
成部材、すなわち天井パネル11、床パネル16及び左
右2つの妻パネル21から構成される。
【0020】天井パネル11は、更に部分構成部材であ
る一対の梁12と、これらの梁12間に複数本掛け渡さ
れる野縁13と、天井板14とから構成される。床パネ
ル16は、一対の梁17と、これらの梁17間に掛け渡
される根太18と、床板19とから構成される。妻パネ
ル21は、一対の柱22とこれらの柱22間の両端部に
掛け渡される一対の梁23とから構成されている。
【0021】これらの天井パネル11、床パネル16及
び妻パネル21は、それぞれ図示しない移動台車上にお
いて組み立てられ、かつ、これらの天井パネル11、床
パネル16及び妻パネル21により組み立てられる住宅
ユニットの骨組10も図示しない移動台車上で組み立て
られる。
【0022】図1及び図2には所定の部分組立て品、例
えば、妻パネル21を組み立てるための本発明に係る住
宅ユニット製造用搬送装置30の概略構成が示されてい
る。
【0023】図1,2において、搬送装置30は、上下
2段のフレーム状に形成された受け台31と、この受け
台31の一側、すなわち、組立て前の住宅ユニット用構
成部材、本実施例では妻パネル21を構成する一対の柱
22及び一対の梁23が搬入される側に設けられた搬入
側リフタ41と、組立て後の住宅ユニット用構成部材、
すなわち、本実施例では妻パネル21が搬出される側に
設けられた搬出側リフタ51とを備えている。
【0024】搬出装置30には、複数台、例えば4台の
移動台車100が配置されている。これらの各移動台車
100は、図示しない連結機構により互いに連結及び離
脱可能に設けられている。各移動台車100の下面には
、搬入側端部近傍及び搬出側端部近傍にそれぞれ係止突
部101,102が設けられている。
【0025】受け台31は、上段側に位置するチェンコ
ンベア32と、下段側に位置するチェンコンベア36と
を備えている。上段側のチェンコンベア32は緩速運転
が可能にされるとともに、2台連結されて受け台31の
上段側にある移動台車100の搬出側の係止突部102
に係合可能な2つの係止部材33を備えている。また、
チェンコンベア32の長さは、移動台車100の1台分
の長さよりやや長い長さに設定され、先頭側に位置する
移動台車100の搬出側の係止突部102と係止されて
いる一方の係止部材33がこの係止突部102から外れ
た際、2台目の移動台車100の搬送側の係止突部10
2に他方の形成部材33がすぐに係止され、この2台目
の移動台車100を押すことにより、1台目の移動台車
100を更に前進させるようになっている。
【0026】下段側のチェンコンベア36は、上段側の
チェンコンベア32より長く形成されるとともに、高速
で運転可能にされている。また、下段側のチェンコンベ
ア36は、移動台車100の搬入側及び搬出側の係止突
部101,102のピッチよりも少し長いピッチで設け
られ、各係止突部101,102に係止可能な係止部材
37,38を2組備えている。これらの2組の係止部材
37,38は、一方の組の係止部材37,38によって
1台の移動台車100の搬送が終わった際に、他の1組
の形成部材37,38により次の移動台車100を直ち
に移送できるように、丁度反対位置に設けられている。
【0027】受け台31の上段側には、その全長にわた
って所定間隔を隔ててガイドレール34が設けられてい
る。また、受け台31の上面側の所定位置には、2台連
結された移動台車100の連結を解除するためのカム部
材35が一対設けられている。
【0028】搬入側リフタ41は、受け台31の上段及
び下段のレベルに見合った所定距離だけ昇降可能にされ
ている。このリフタ41は、一部を受け台31側に突出
されたチェンコンベア42を備えている。チェンコンベ
ア42には、下段のチェンコンベア36から移送されて
くる移動台車100の搬入側の係止突部101に両側か
ら所定間隔をおいて当接可能な一対の係止部材43,4
4を備えている。これにより、係止部材43,44の間
に移動台車100の係止突部101が位置されたときは
、チェンコンベア42を何れの方向に駆動しても移動台
車100をその方向に移送できるようになっている。 また、チェンコンベア42は、下段側のチェンコンベア
36と同程度の高速で正逆転できるようになっている。 搬入側リフタ41の上面には、受け台31のガイドレー
ル34の延長線上に一対のガイドレール45が設けられ
ている。
【0029】搬出側リフタ51も、受け台31の上段及
び下段のレベルに見合った所定距離だけ昇降可能にされ
ている。このリフタ51には、一部を受け台31に突出
されたチェンコンベア52を備えている。このチェンコ
ンベア52には、上段のチェンコンベア32から移送さ
れてくる移動台車100の搬出側の係止突部102に両
側から所定間隔で当接可能な一対の係止部材53,54
を備えている。また、チェンコンベア52は、下段コン
ベア36と同程度の高速で正逆転できるようになってい
る。搬出側リフタ51の上面にもガイドレール55が設
けられている。
【0030】次に、搬送装置30の作用について説明す
る。
【0031】上昇位置にある搬入側リフタ41の上に空
の移動台車100が載置されている状態で、移動台車1
00上には住宅ユニット用の構成部材である一対の柱2
2と一対の梁23とが搬入されてくる。この搬入が完了
すると、搬入側リフタ41のチェンコンベア42が駆動
され、一対の係止部材43,44のうち搬入側に位置す
る係止部材43により移動台車100の搬入側の係止突
部101が押され、移動台車100は受け台31の上段
側に移送される。この際、チェンコンベア42の速度は
、上段側のチェンコンベア32の速度より早いため、受
け台31側に新たに搬入される移動台車100は、受け
台31上の互いに連結された移動台車100のうち、最
後尾の移動台車100に当接され、図示しない連結機構
により両移動台車100の連結がなさえる。この連結が
なされる位置は、搬入側リフタ41のチェンコンベア4
2による移動台車100の送り出しが完了する位置とさ
れ、移動台車100はそれ以上受け台31側に押される
ことはない。この際、チェンコンベア42と上段側のチ
ェンコンベア32の駆動用モータの回転状態がロータリ
エンコーダ等により検知され、これらのチェンコンベア
42,32の駆動は正確に制御されている。
【0032】受け台31の上段側に載置されている移動
台車100のうち、先頭の移動台車100は、その搬出
側の係止部材102に上段側のチェンコンベア32の一
方の係止部材33が係止され、ゆっくりと搬出側へ移動
されている。一方の係止部材33による先頭の移動台車
100の移送が完了する近傍になると、先頭の移動台車
100の下方位置にはカム部材35が位置され、図示し
ない連結機構の離脱が可能な状態となる。この状態でチ
ェンコンベア32の他方の係止部材33が2台目の移動
台車100の搬出側の係止突部102に係止されると、
今度は先頭側の移動台車100は2番目の移動台車10
0により押されて前進することとなる。この2番目の移
動台車100による押圧によって、先頭の移動台車10
0の先端側は搬出側リフタ51の上方に位置される。こ
れにより、搬出側の係止突部102が搬出側リフタ51
のチェンコンベア52に設けられた一対の係止部材53
,54の中間に位置するようになる。
【0033】この状態で、チェンコンベア52のモータ
が駆動され、一対の係止部材53,54のうち搬入側に
位置する係止部材53が移動台車100の係止突部10
2に当接して先頭の移動台車100を高速で搬出側リフ
タ51側へと移送することとなる。この際、先頭の移動
台車100と2番目の移動台車100との連結機構は、
前述のように離脱可能とされているため、先頭側の移動
台車100は円滑に搬出側リフタ51上への移載される
【0034】このようにして、先頭側の移動台車100
が搬出側リフタ51上に完全に移載され、所定位置で停
止されると、搬出側リフタ51の移動台車100から組
立て完了後の構成部材が搬出され、移動台車100は空
となる。この状態で、搬出側リフタ51は下段側のレベ
ルまで下降される。
【0035】次いで、搬出側リフタ51のチェンコンベ
ア52は、前述とは逆側に駆動される。これにより、一
対の係止部材53,54のうち搬出側に位置する係止部
材54が移動台車100の搬出側の係止突部102に当
接され、移動台車100は下段側のチェンコンベア36
側へと移送される。この際、下段側のチェンコンベア3
6の長さは、搬入側及び搬出側のリフタ41,51のチ
ェンコンベア42,52と直接移動台車100を1台づ
つ受け渡し可能な長さに設定されているため、搬出側リ
フタ51のチェンコンベア52の駆動により、搬出側リ
フタ51上の移動台車100は、下段側のチェンコンベ
ア36に受け渡されることとなる。
【0036】下段側のチェンコンベア36は、搬出側リ
フタ51のチェンコンベア52から移送されてくる移動
台車100の搬入側に位置される係止部材101をまず
係止部材37により引き取り、下段のチェンコンベア3
6の搬入側まで移送する。この搬入側位置において、チ
ェンコンベア36の回転に伴い、一方の係止部材37の
係止突部101との係止が外れると、今度は、もう一方
の係止部材38が搬出側の係止突部102に当接して、
移動台車100を搬入側リフタ41側へと更に搬送する
こととなる。この際、搬入側リフタ41は、前述のよう
にして移動台車100を受け台31の上段側に送り出し
た後、下段側のレベルまで予め下降されているため、下
段側のチェンコンベア36により送り出される移動台車
100は、搬入側リフタ41のチェンコンベア42上へ
と乗り移ることとなる。
【0037】チェンコンベア42においては、一対の係
止突部43,44のうち、搬入側に位置する係止部材4
3のみがリフタ41の上方に飛び出した図1に図示した
状態となっている。このため、チェンコンベア36によ
る移動台車100の移送により、搬入側の係止突部10
1は一対の係止部材43,44の間に位置することとな
る。この状態で、リフタ41のチェンコンベア42の駆
動が開始され、搬出側の係止部材44が係止突部101
に当接して移動台車100を搬入側リフタ41へ移載さ
せる。これにより、移動台車100が搬入側リフタ41
上に完全に移載されると、チェンコンベア42の駆動が
停止され、次いで、リフタ41が再び上昇されて上段側
のレベルに一致される。
【0038】このようにして、空の移動台車100がリ
フタ41に乗せられて上段レベルに位置すると、移動台
車100上には再び住宅ユニット用の構成部材である一
対の柱22と一対の梁23とが搬入され、以下、前述の
工程を繰り返して順次柱22と梁23とによって妻パネ
ル21の組立てが行われる。
【0039】このような本実施例の搬送装置30によれ
ば、次のような効果がある。
【0040】すなわち、受け台31の上段及び下段にそ
れぞれチェンコンベア32,36を配置するとともに、
受け台31の搬入側及び搬出側にそれぞれリフタ41,
51を配置することによって、移動台車100を循環さ
せるから、受け台31の長さを適宜に設定することによ
り、移動台車100を循環させるラインを必要な長さだ
け容易に形成できる。
【0041】また、受け台31及び搬入側、搬出側リフ
タ41,51のチェンコンベア32,36,42,52
は、それぞれ所定の速度で、かつ、互いに動作のタイミ
ングを調整されて駆動されているから、移動台車100
の移送を極めてスムーズに行える。しかも、上段側のチ
ェンコンベア32の速度を遅くし、搬入側及び搬出側の
リフタ41,51のチェンコンベア42,52の速度を
早くしたから、移動台車100の連結及び離脱を極めて
スムーズに行える。
【0042】更に、移動台車100の移送は、各チェン
コンベア32,36,42,52に設けられた係止部材
33,37,38,43,44,53,54と、移動台
車100の係止突部101,102とにより、簡単な構
成で極めて円滑に行える。
【0043】なお、本発明に係る搬送装置は、前記実施
例に限定されるものではなく、本発明の目的を達成でき
る範囲での改良、変形等は、本発明に含まれるものであ
る。
【0044】すなわち、受け台31上に配置される移動
台車100の連結台数は2台に限らず、受け台31の長
さに応じて適宜に設定できる。また、各チェンコンベア
32,36,42,52の駆動制御は、前述のようにロ
ータリエンコーダにより行うものに限らず、適宜な位置
に設けられたリミットスイッチ等により行ってもよい。 しかし、ロータリエンコーダによれば、極めて正確なタ
イミングでの制御を行うことができる。
【0045】次に、本発明に係る移動台車の一実施例を
、図3〜図8に基づいて説明する。
【0046】図3及び図4には、本実施例に係る移動台
車100の全体構成が示されている。
【0047】これらの図において、移動台車100は、
一対の柱22間に一対の梁23を固定するに十分な広さ
を有する平面略長方形の平板状に形成された台車本体1
10を備えている。この台車本体110は、一対の係止
突部101,102をその下面に有するとともに、2対
の車輪111を備えている。また、台車本体110の長
手方向に沿った一端両側には、一端を回動自在に支持さ
れた連結アーム112が設けられ、他端には、この連結
アーム112が係止可能な連結突部113が設けられて
いる。連結アーム112は、図示しないばねにより図中
常時反時計方向に付勢されるとともに、下方に突出した
ドッグ114を備えている。このドッグ114は、前記
搬送装置30で説明したカム部材35に当接されると、
連結アーム112をばねに抗して上昇させ、連結突部1
13との連結を解除できるようになっている。ここにお
いて、連結アーム112と連結突部113とにより、連
結機構115が構成されている。
【0048】台車本体110の短辺側の一端、図3中左
端、すなわち、前記搬送装置30のところで搬入側とし
た端部には、略L字型のブラケットからなる基準側柱治
具120が複数個、所定間隔で固定されている。この柱
治具120の固定位置は、図3中上端側にある柱治具1
20を基準をして梁23の長さに応じた位置とされてい
る。
【0049】基準側柱治具120は、図5、図6にも示
されるように、柱22の基準側の端部を当接させるとと
もに、梁23の一側面を受ける受け面121を備えてい
る。また、柱治具120は、柱22の端部の位置決めを
する柱位置決め部材122及び梁23の一側面を位置決
めする梁位置決め部材123をそれぞれ備え、この梁位
置決め部材123の近傍には梁23の一側面を吸着する
吸着マグネット124を一対備えている。
【0050】複数の基準側柱治具120の近傍には、基
準側に取付けられる梁23を受ける4個の梁レスト12
7が固定されている。
【0051】また、基準側柱治具120の近傍において
、当該柱治具120側に向かって移動可能な基準側梁治
具130が各柱治具120毎に設けられている。基準側
梁治具130は、台車本体110に取り付けるための治
具ベース131を備え、この治具ベース131上には一
対のガイドレール132が設けられている。ガイドレー
ル132には、複数のスライダ133を介してスライド
ベース134が移動可能に設けられている。このスライ
ドベース134の一端に押圧部材135が設けられ、こ
の押圧部材135の立ち上がった一側面により、梁23
の一側面を押圧するようにされている。
【0052】スライドベース134上には、梁押え機構
136が設けられている。この梁押え機構136は、ス
ライドベース134上に立設されたブラケット137と
、このブラケット137に回動自在に支持されたアーム
138と、ブラケット137に一端を回動自在に支持さ
れるとともに他端を梁23のウエブを押圧可能にされた
押え部材139と、この押え部材139とアーム138
とを連結するリンク141とから構成されている。これ
により、梁押え機構136は、いわゆるトグル機構を構
成し、図6に示されるように、ブラケット137に起伏
可能に設けられたアーム138が、実線図示の状態では
、押え部材139により梁23のウエブを梁レスト12
7に押圧できるようになっている。
【0053】一対のガイドレール132上には、それぞ
れ入子状(テレックスコピック)のガイドレールカバー
142が設けられ、これらのガイドレールカバー142
の一端はスライドベース134に、他端は治具ベース1
31に固定されている。スライドベース134の下方位
置には、図5に示されるように、ピンガイド143を有
する位置決め部材144が治具ベース131に位置調整
可能に取り付けられている。この位置決め部材144の
取付位置の微調整は、ブラケットとボルト等からなる取
付位置微調整機構145により行えるようになっている
。また、スライドベース134には前記ピンガイド14
3に対向した孔146が設けられ、この孔146を介し
て図示しないピンを所定のピンガイド143に挿入する
ことにより、スライドベース134を所定位置に固定で
きるようになっている。
【0054】なお、治具ベース131と台車本体110
との間にも取付位置微調整機構148が設けられ、治具
ベース131の微妙な位置調整が可能となっている。
【0055】移動台車110の短辺側の他端、すなわち
、反基準側には、基準側柱治具120に対応した位置に
、柱22をそれぞれ基準側柱治具120側に押圧可能な
反基準側柱治具150が基準側柱治具128側に向かっ
て移動可能に設けられている。
【0056】複数の反基準側柱治具150の近傍には、
当該柱治具150側に向かって移動可能な反基準側梁治
具180がそれぞれ設けられている。これらの各反基準
側柱治具150及び反基準側梁治具180は、それぞれ
1組として1枚の治具ベース151上に取り付けられて
いる。
【0057】反基準側柱治具150は、図7,8にも示
されるように、治具ベース151に所定間隔を隔てて固
定された一対のガイドレール152を備え、このガイド
レール152にはそれぞれスライダ153,154を介
してトグルベース155及び側面L字型の柱押圧部材1
56が摺動可能に支持されている。このトグルベース1
55上には、トグル受け台157を介してトグルレバー
158が起伏可能に設けられている。このトグルレバー
158には、連結具159を介して前記柱押圧部材15
6が接続され、トグルレバー158の起伏に伴い、連結
具159を介して柱押圧部材156がガイドレール15
2に沿って進退できるようになっている。
【0058】柱押圧部材156の一側面には、柱22の
反基準側の端部を基準側柱治具120側に向かってそれ
ぞれ押圧するとともに、柱22の反基準側の端部に掛け
渡される梁23の一側面を当接可能にする受け面161
が設けられている。
【0059】柱押圧部材156には、柱22の端部を位
置決めする柱位置決め部材162及び梁23の一側面を
位置決めする梁位置決め部材163がそれぞれ設けられ
ている。この梁位置決め部材163の近傍において、柱
押圧部材156には梁23を吸着可能な吸着マグネット
164が設けられている。
【0060】トグルベース155の下方位置には、複数
のピンガイド165を有する位置決め部材166が位置
調整可能に取り付けられている。この位置決め部材16
6の位置は、ボルトとブラケット等から構成される取付
位置微調整機構167により微調整されるようになって
いる。また、位置決め部材166のピンガイド165に
対向する位置において、トグルベース155には孔16
8が設けられ、この孔168を介して図示しないピンを
所定位置のピンガイド165に挿入することにより、ト
グルベース165の位置を適宜な位置に固定できるよう
になっている。
【0061】一対のガイドレール152の上方位置には
、入子状(テレックスコピック)のガイドレールカバー
169がそれぞれ設けられ、このガイドレールカバー1
69の一端はトグルベース155に固定されるとともに
、他端は治具ベース151に固定されている。
【0062】治具ベース151と台車本体110との間
には、治具ベース151の取付位置を微調整する取付位
置微調整機構171が設けられている。
【0063】反基準側梁治具180は、治具ベース15
1上に所定間隔で固定されるガイドレール181を備え
、このガイドレール181には複数のスライダ182を
介してスライドベース183が反基準側柱治具150側
に向かって進退可能に設けられている。このスライドベ
ース183上には、反基準側に配置される梁23の他側
面を反基準側柱治具150側に向かって押圧する押圧部
材184が設けられている。
【0064】スライドベース183上には、台車本体1
10の反基準側に設けられた梁レスト197上に、梁2
3のウエブを押圧する梁押え機構185が設けられてい
る。この梁押え機構185は、スライドベース183に
立設されたブラケット186と、このブラケット186
に一端を回動自在に支持されたアーム187と、ブラケ
ット186に一端を回動自在に支持されるとともに他端
を梁23のウエブに対向可能にされた押え部材188と
、この押え部材188とアーム187とを連結するリン
ク189とを備えて構成されている。これにより、梁押
え機構185のアーム187を回動すると、押え部材1
88による梁23の押圧あるいは押圧の解除を行えるよ
うになっている。
【0065】スライドベース183の下方位置には、図
7に示されるように、複数のピンガイド191を有する
位置決め部材192が位置調整可能に設けられている。 この位置決め部材192は、取付位置微調整機構193
により、治具ベース151に対する位置の微調整を行え
るようになっている。スライドベース183には、ピン
ガイド191に対向した孔194が設けられ、この孔1
94を介して図示しないピンを所定位置のピンガイド1
91に挿入することにより、スライドベース183を所
定位置に固定できるようになっている。
【0066】一対のガイドレール181上には、それぞ
れ入子状のガイドレールカバー195が伸縮可能に設け
られ、このガイドレール195の一端はスライドベース
183に固定されるとともに、他端は治具ベース151
に固定されている。
【0067】なお、図3において、台車本体110の上
面側には、基準側柱治具120と反基準側柱治具とを結
ぶ線上において、それぞれ2個の柱レスト198が設け
られている。
【0068】次に、本実施例に係る移動台車100の作
用につき説明する。
【0069】図3に示されるように、台車本体110の
一側及び他側にそれぞれ柱22を配置し、これらの柱2
2の基準側の一端を基準側柱治具120にそれぞれ当接
させる。
【0070】一方、反基準側柱治具150は、柱22の
長さに応じて、トグルベース155をガイドレール15
2に沿って移動し、所定位置のピンガイド165との間
で図示しないピンを挿入することにより位置設定をして
おく。このとき、トグルレバー158を操作して柱押圧
部材156を柱22の端部から離れる方向に設定してお
く。
【0071】このような状態において、前述のようにし
て柱22が配置されると、トグルレバー158を前述と
は反対側に操作して柱押圧部材156を柱22の端部側
に進出させ、柱押圧部材156で柱22を基準側柱治具
120側に向かって押圧して柱22の固定を行う。
【0072】このようにして所定の柱22を基準側柱治
具120と反基準側柱治具150との間に挟持固定した
後、一対の柱22の各端部間にそれぞれ梁23を配置す
る。この梁23は、基準側柱治具120及び反基準側柱
治具150の受け面121及び161に一側面が当接す
るように設置され、それぞれの吸着マグネット124及
び164により吸着保持される。
【0073】次いで、基準側梁治具130及び反基準側
梁治具180のスライドベース134及び183をガイ
ドレール132及び181に沿ってそれぞれ基準側柱治
具120及び反基準側柱治具150に向かって移動させ
、押圧部材135及び184で梁23の他端側を押圧し
、それぞれに対向した柱治具120,150との間で梁
23を挟持する。
【0074】この状態で、基準側梁治具130及び反基
準側梁治具180の梁押え機構136及び185をそれ
ぞれ操作して、押え部材139及び188によって梁2
3のウエブをそれぞれ梁レスト127及び197に押圧
し、梁23の固定を行う。
【0075】このようにして柱22及び梁23の固定が
なされた状態で、梁23の端面と柱22とをそれぞれ仮
溶接もしくは本溶接して妻パネル21を形成する。
【0076】妻パネル21の組立てが完了したら、前記
各治具120,130,150,180のクランプを解
除して妻パネル21を所定方向に搬出する。この妻パネ
ル21の搬出は、前記搬送装置30における搬出側リフ
タ151上でなされることとなる。
【0077】前述のような本実施例にかかる移動台車1
00によれば、次のような効果がある。
【0078】すなわち、基準側柱治具120に設けられ
た受け面121に対し、2本の柱22及び一方の梁23
を反基準側柱治具150及び基準側梁治具130によっ
て押圧固定するようにし、かつ、反基準側の他方の梁2
3を反基準側梁治具170により反基準側柱治具150
の受け面101に押圧固定するようにしたから、柱22
及び梁23を正確な位置でクランプでき、妻パネル21
の形状を正確に製作することができる。
【0079】また、各治具130,180,150によ
る柱22及び梁23の固定は、それぞれトグル機構から
なる梁押え機構136,184及びトグルレバー158
等により行えるから、柱22及び梁23の固定をワンタ
ッチで行うことができる。
【0080】更に、反基準側柱治具150及び梁治具1
80は、それぞれ治具ベース151に対して摺動可能、
かつ、位置決め可能に設けられたから、異なる寸法の柱
22に容易に対応することができる。同様に、各治具1
20,130,150,180は、台車本体110上に
所定間隔で複数設けられているから梁23の長さの変化
に対して容易に対応できる。従って、各種サイズの妻パ
ネル21に容易に対応できることとなる。
【0081】なお、本発明に係る移動台車は、前記実施
例に限定されるものではなく、本発明の目的を達成でき
る範囲での改良、変形等は、本発明に含まれるものであ
る。
【0082】すなわち、台車本体110は完全の平板状
である必要はなく、妻パネル21の組立てに障害を生じ
ない凹凸等は設けられていてもよい。
【0083】また、基準側梁治具130、反基準側柱治
具150及び梁治具180の移動は、前述のように手動
で行ないピンで止めるものに限らず、ソレノイド、送り
ねじ軸等により自動的に送るものであってもよく、同様
にトグル機構からなる梁押え機構136,185並びに
反基準側柱治具150のトグル機構は、ソレノイド等に
よる自動的な押え機構であってもよい。
【0084】
【発明の効果】前述のような本発明に係る住宅ユニット
製造用搬送装置によれば、住宅ユニット組立て用の移動
台車を効率よく循環できるという効果がある。
【0085】また、前述のような本発明に係る移動台車
によれば、柱、梁の位置決めを容易に行え、かつ、異な
るサイズにも容易に対応できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送装置の一実施例を示す概略断
面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明に係る移動台車の一実施例を示す平面図
である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図3の移動台車における基準側の一部を拡大し
て示す平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】図3の移動台車における反基準側の一部を拡大
して示す平面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】本発明により組み立てられる住宅ユニットの部
分組立品の一例を示す斜視図である。
【図10】図9の組立て状態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
21  妻パネル 22  柱 23  梁 30  住宅ユニット製造用搬送装置 31  受け台 32  上段側のチェンコンベア 33  係止部材 36  下段側のチェンコンベア 37  係止部材 38  係止部材 41  搬入側リフタ 42  チェンコンベア 43  係止部材 44  係止部材 51  搬出側リフタ 52  チェンコンベア 53  係止部材 54  係止部材 100  移動台車 101  係止突部 102  係止突部 110  台車本体 115  連結機構 120  基準側柱治具 121  受け面 130  基準側梁治具 135  押圧部材 136  梁押え機構 150  反基準側柱治具 156  柱押圧部材 161  受け面 180  反基準側梁治具 184  梁押圧部材 185  梁押え機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  住宅ユニット用の構成部材を組み立て
    るための移動台車を移送する住宅ユニット製造用搬送装
    置であって、組立て前の構成部材の搬入側に配置される
    とともに所定距離昇降可能な搬入側リフタと、組立て後
    の構成部材の搬出側に配置されるとともに所定距離昇降
    可能な搬出側リフタと、これらの搬入側及び搬出側リフ
    タ間に配置されるとともに移動台車を上下二段に移送可
    能な受け台とを備え、前記移動台車を互いに連結及び離
    脱可能に設けるとともに、移動台車の下面には、少なく
    とも搬入側端部近傍及び搬出側端部近傍にそれぞれ係止
    突部を設け、一方、前記搬入側リフタ及び搬出側リフタ
    並びに受け台の上段及び下段にそれぞれ前記移動台車の
    係止突部に係止可能な係止部材を有するチェンコンベア
    を設け、前記搬入側及び搬出側リフタの一部をそれぞれ
    受け台側に突出させるとともに、搬入側リフタのチェン
    コンベアに設けられる係止部材を少なくとも移動台車の
    搬入側端部側の係止突部に両側から所定間隔をおいて係
    止可能にし、搬出側リフタのチェンコンベアに設けられ
    る係止部材を少なくとも移動台車の搬出側端部側の係止
    突部に両側から所定間隔をおいて係止可能にし、受け台
    の上段のチェンコンベアを他のチェンコンベアより緩速
    運転可能に設けるとともに、この上段のチェンコンベア
    に設けられる係止部材を少なくとも移動台車の搬出側端
    部側の係止突部に係止可能にし、更に、受け台の下段の
    チェンコンベアを搬入側及び搬出側リフタのチェンコン
    ベアと移動台車の受け渡しを直接1台づつ行える長さに
    設定するとともに、この下段のチェンコンベアに設けら
    れる係止部材を少なくとも移動台車の搬出側端部側及び
    搬入側端部側の係止突部に係止可能に設けたことを特徴
    とする住宅ユニット製造用搬送装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の住宅ユニット製造用搬送
    装置に用いられる移動台車であって、一対の柱間に一対
    の梁を固定するに十分な広さを有する平面略長方形の平
    板状に形成された台車本体と、この台車本体の短辺側の
    一端に取り付けられるとともに柱の基準側一端及び柱の
    基準側に取り付けられる一方の梁の一側面を受ける受け
    面を有する複数の基準側柱治具と、これらの基準側柱治
    具の近傍において当該柱治具側に向かって移動可能に設
    けられるとともに、前記一対の柱の基準側間に掛け渡さ
    れる一方の梁を台車本体側に押圧する複数の基準側梁治
    具と、前記台車本体の短辺側の他端において前記基準側
    柱治具側に向かって移動可能に設けられるとともに柱の
    他端反基準側を基準側柱治具側に押圧し、かつ、柱の反
    基準側に取り付けられる他方の梁の一側面を受ける受け
    面を有する複数の反基準側柱治具と、これらの反基準側
    柱治具の近傍において当該柱治具側に向かって移動可能
    に設けられるとともに、前記一対の柱の反基準側間に掛
    け渡される他方の梁を台車本体側に押圧する複数の反基
    準側梁治具と、前記台車本体に設けられ隣接する移動台
    車との連結及び離脱を可能にする連結機構とを備えたこ
    とを特徴とする移動台車。
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