JPH0426039Y2 - - Google Patents

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JPH0426039Y2
JPH0426039Y2 JP1989019944U JP1994489U JPH0426039Y2 JP H0426039 Y2 JPH0426039 Y2 JP H0426039Y2 JP 1989019944 U JP1989019944 U JP 1989019944U JP 1994489 U JP1994489 U JP 1994489U JP H0426039 Y2 JPH0426039 Y2 JP H0426039Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、複数個の展示用箱を帯状の連結板
によつて上下方向に連結状態で吊下げて展示する
ことができ、また、輸送や保管の際に複数個の展
示箱を連結板によつて連結したまま前後方向に突
き合せ状態に並べて外箱内に収容することができ
る吊下げ展示箱に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の吊下げ展示箱として、従来、実公昭50
−30946号公報あるいは実開昭60−150918号公報
に記載するものがある。
この展示箱、第6図に示すように、上面と前面
を開放した複数個の展示用箱51を、帯状の連結
板53によつて上下方向に連結したものであり、
最上段の展示用箱51に取付けた吊紐55によつ
て吊下げて展示できるようになつている。
そして、上記連結板53は、上下の展示用箱5
1の左右の側板52に一本ずつ、側板52に対し
て回動自在に取付けられており、輸送や保管の際
には、第7図に示すように、複数個の展示用箱5
1を連結板53によつて連結したまま前後方向に
突き合せ状態に並べて外箱54内に収容すること
ができるようになつている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の吊下げ展示箱は、上記のように、上
下の展示用箱51が左右の側板52に回動自在に
取付けた1本の連結板53によつて連結されてい
る。このため、吊下げられた上下の展示用箱51
が前後に揺れ動きやすく、安定した吊下げ状態を
維持できないという問題があつた。
かかる問題を解決するためには、上下の展示用
箱の左右の側板を、それぞれ前後2本の連結板に
よつて連結して、安定した吊下げ状態を維持でき
るようにすればよいが、このようにすると、輸送
や保管の際に、上下展示用箱を前後方向に突き合
わせて並べようとしても、側板に取付け前後2本
の連結板が互いに交差して回動しないため、連結
板によつて連結したままの状態で上下の展示用箱
を前後方向に突き合わせて並べることができな
い。
そこで、この考案は、上下の展示用箱の左右の
側板をそれぞれ前後2本の連結板によつて連結し
て安定した吊下げ状態を維持することができ、し
かも上下の展示用箱を前後2本の連結板によつて
連結したままの状態で上下の展示用箱を前後方向
に突き合わせることができるようにしようとする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案は、上
下の展示用箱を、左右の側板にそれぞれ連結ピン
によつて回動自在に取付けた前後2本の連結板に
よつて連結し、前後2本の連結板のうちの少なく
とも一方の連結板を取付ける上下の展示用箱の側
板に形成される連結ピン取付孔の少なくとも一方
を、連結ピンがスライド可能な上下方向の長孔に
形成し、この長孔に取付けられる連結板の上下に
形成される連結ピンの取付孔の少なくとも一方
を、連結ピンがスライド可能な上下方向の長孔に
形成したのである。
〔作用〕
上下の展示用箱の左右の側板が、それぞれ前後
2本の連結板によつて連結されるので前後に揺れ
動きにくく、安定した吊下げ状態を維持すること
ができる。
また、前後2本の連結板を取付ける連結ピン
は、展示用箱の側板と連結板のそれぞれに形成し
た長孔に対して上下方向にスライド可能であるの
で、上下の展示用箱を前後方向に並べる際に、長
孔内を連結ピンがスライドし、これによつて連結
板が交差することなく回動して上下の展示用箱が
前後方向に突き合わされる。
〔実施例〕
第1図〜第4図は、この考案の一実施例を示
し、この吊下げ展示用箱は段ボール等の厚紙から
なり、背板1左右の側板2、大きな窓3を備えた
前板4及び底面5とからなる複数個の直方体状の
展示用箱6,6′,6″が、相対する左右の側板2
に連結ピン7を介して回動自在に取付けられた左
右各2本の連結板8によつて吊下げ可能に連結さ
れて成るものであり、最上段の箱6には広告板9
を備えた吊紐10が取付けられている。
例えば最上段の箱6は、第2図に示す一枚の展
開形打抜基板Aから屈曲して形成される。打抜基
板Aは、方形状背板1の一端縁に継ぎ代11が連
設され、また他端縁に縦折線12を介して側板
2、前板4、側板2が順次連設され、背板及び前
板の下縁に横折線13を介して、コーナに三角形
状継ぎ代14を備えた底板15がそれぞれ連設さ
れ、各側板2の下縁に折込片16が連設されてお
り、底面は公知のワンタツチ組立底となつてい
る。
各側板2には、連結ピンを挿通する丸孔17と
縦に長い長孔18とが向き合つてやや下方に設け
られ、また、前板4には、横折線19とこの横折
線の両端を起点とする対の縦切込み20とによつ
て画された折込板21が設けられている。
この折込板21には、横折線19に並行する中
折線22が設けられている。
箱組立てに際しては、継ぎ代11と他端の側板
とを貼着して4側壁を形成すると共に、三角形状
継ぎ代14を折込片16に貼着して底壁を作成
し、更に折込板21を箱体内へ折込むと底面が二
重壁となつて補強されると共に箱体正面に大きな
窓3を有する箱6が組み上がる。
なお、中間段の箱6′の側板には、上方と下方
とに丸孔17及び長孔18とがそれぞれに設けら
れ(第1図、第3図参照)、最下段の箱の側板に
は上方に丸孔17と長孔18とが設けられる。
連結板8は、帯状の平板からなり、長手方向両
端部に中心線に沿つた長孔23が設けられてい
る。連結ピン7はプラスチツク製のボルトとナツ
トからなるものであり、当然のことながらボルト
の軸径は長孔18,23、丸孔17に挿通可能
で、ボルトの頭、ナツトは長孔18,23、丸孔
17を通過しない大きさである。この連結ピン7
を長孔23と側板の丸孔17又は長孔18に挿通
し複数個の箱を連結すると本実施例の吊下げ展示
箱が組み上がる。
この様に組立てられた前記吊下げ展示箱は、第
3図に示すように、各箱を上下方向に当接して積
重ねることができると共に、第4図に示すよう
に、各箱を前後方向に当接して並べ、横に長い一
個の外箱54の中へまとめて収容することもでき
る。
なお、連結板8には、長手方向両端部にそれぞ
れ長孔23が設けてあるが、この両長孔を連続さ
せて一個の大きな長孔とすることもできる。
第5図は、この考案の他の実施例を示す側面図
である。この吊下げ展示箱は、最上段の箱6の側
板には上方に2本の吊紐10が取付けてあつて吊
下姿勢が安定し、下方には丸孔とまが玉状長孔2
4とが設けられている。
中間段の箱6′の側板には、上方と下方とに丸
孔とまが玉状長孔24が交互に設けられ、また最
下段の箱6″の側板には上方に丸孔とまが玉状長
孔24とが設けられている。各まが玉状長孔24
は丸孔を中心とする円弧に近い形状に湾曲してい
る。
更に各連結帯8には一端だけに長孔23が設け
られている。この実施例のように、長孔24を湾
曲させておくと、箱を上下方向に積重ねたり、前
後方向に並べたりする際箱が円滑に移動できる利
点がある。
本考案の吊下げ展示箱は、上記2つの実施例に
示すように、連結帯の側板への取付箇所の幾つか
において、連結帯及び側板に長孔を設ければよ
く、すべての取付箇所を長孔とする必要はない。
従つて箱の大きさや形状に対応して箱の側板及び
連結帯の各連結ピン取付部に適宜長孔を設け、長
孔の形状も任意に選択することができる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、以上のように、上下の展示
用箱の側板をそれぞれ前後2本の連結板によつて
連結して安定した吊下げ状態を維持することがで
きるので、物品の展示を安定した状態で行うこと
ができるという効果がある。また、上下の展示用
箱を前後2本の連結板によつて連結したままの状
態で上下の展示用箱を前後方向に突き合わせるこ
とができるので、輸送や保管の際に、外箱内に一
列に並べて収容できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す斜視図、
第2図は同上の箱の展開図、第3図は上下方向に
積重ねた状態を示す側面図、第4図は前後方向に
並べた状態を示す側面図、第5図はこの考案の他
の実施例を示す側面図である。また第6図は従来
例を示す斜視図、第7図は同上を前後方向に並べ
た状態を示す斜視図である。 A……打抜基板、6,6′,6″,51……展示
用箱、7……連結ピン、8,53……連結板、1
7……丸孔、18,23,24……長孔、54…
…外箱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向の複数個の展示用箱を、上下の展示用
    箱の左右の側板にそれぞれ連結ピンによつて回動
    自在に取付けた前後2本の連結板によつて連結
    し、前後2本の連結板のうちの少なくとも一方の
    連結板を取付ける上下の展示用箱の側板に形成さ
    れる連結ピン取付孔の少なくとも一方を、連結ピ
    ンがスライド可能な上下方向の長孔に形成し、こ
    の長孔に取付けられる連結板の上下に形成される
    連結ピンの取付孔の少なくとも一方を、連結ピン
    がスライド可能な上下方向の長孔に形成したこと
    を特徴とする吊下げ展示箱。
JP1989019944U 1989-02-22 1989-02-22 Expired JPH0426039Y2 (ja)

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JP1989019944U JPH0426039Y2 (ja) 1989-02-22 1989-02-22

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JPH02111356U JPH02111356U (ja) 1990-09-06
JPH0426039Y2 true JPH0426039Y2 (ja) 1992-06-23

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JP4963876B2 (ja) * 2006-06-06 2012-06-27 レンゴー株式会社 陳列具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5030946U (ja) * 1973-07-14 1975-04-05

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