JPH0739783Y2 - コンテナー用仕切枠体 - Google Patents

コンテナー用仕切枠体

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JPH0739783Y2
JPH0739783Y2 JP10770590U JP10770590U JPH0739783Y2 JP H0739783 Y2 JPH0739783 Y2 JP H0739783Y2 JP 10770590 U JP10770590 U JP 10770590U JP 10770590 U JP10770590 U JP 10770590U JP H0739783 Y2 JPH0739783 Y2 JP H0739783Y2
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JP
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plate
slit
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long side
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JP10770590U
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JPH0465794U (ja
Inventor
之彦 青野
Original Assignee
株式会社アオノ
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、コンテナー内に入れるコンテナー用仕切枠体
の改良に関するものである。
〈従来の技術〉 小物部品等を入れて運搬あるいは保管する容器いわゆる
コンテナーでは、収容物を整然と入れるために、内部に
仕切枠体を入れている。
この仕切枠体につき、本件出願人は平成2年4月12日付
提出の実願平2−3904号にて、つぎに示す構成のものを
出願した(第5〜6図参照)。
枠体51内に互に直交する固定仕切板52と可動仕切板53と
を有するコンテナー用仕切枠体aにおいて、固定仕切板
52とこれに平行する側の枠板54の上縁とに、可動仕切板
53の上部差込部55を差し込む上部スリット56を複数位置
に設けると共に、固定仕切板52とこれに平行する枠板54
とに横窓57をあけ、この横窓57の下縁へ前記上部スリッ
ト56に対応する下部スリット58を設け、且つ可動仕切板
53には下部スリット58へ差し込む下部差込部59と、固定
仕切板52とこれに平行する枠板54を通す縦溝61と切欠き
62とを設けてなるコンテナー用仕切枠体。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、この仕切枠体では空で運んだり、保管する場合
も、そのままの状態つまり箱状のため、かさばって大き
な容積となる。このため、不使用時には平面状に折りた
たんで、小さな空間で簡単に保管できるコンテナー用仕
切枠体が必要となる。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、上記の目的を達成するため、つぎのように構
成した。
枠体3を形成する長辺枠板1と短辺枠板2、枠体3内を
前後に仕切る固定仕切板5とを折曲げできるように接続
して、枠体3を平面状に折りたたみ可能とすると共に、
枠体3内を長辺枠板1に沿って仕切る複数の可動仕切板
6を間隔を隔てゝ設け、長辺枠板1と固定仕切板5の上
縁に上部スリット8を設け、固定仕切板5の下部には長
さ方向に細長い横窓11を設け、横窓11の下縁に前記した
上部スリット8に対応して下部スリット12を設ける一
方、可動仕切板6の中央に上下方向の挿通スリット13
と、挿通スリット13と連結部15によって隔てられた下部
細溝16とを設け、かつ、上縁の両端部に上部差込片7を
取付けてあり、前記挿通スリット13に固定仕切板5を挿
通するとともに、前記上部差込片7を長辺枠板1の上部
スリット8と、また、固定仕切板5の横窓11の下縁に設
けた下部スリット12を可動仕切板6の下部に設けた細溝
16とそれぞれ係合させ、且つ連結部15の上縁と横窓11の
上縁との間隔aを、上部差込片の折曲端の下端と長辺枠
板1の上縁との間隔bより大きく設定して、前記係合を
解除可能に構成してなるコンテナー用仕切体である。
〈実施例〉 以下に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図は同可動
仕切板を示す斜視図、第3図は同枠体を折りたたむ状態
を示す説明図、第4図は同可動仕切板を示す拡大正面
図、第5図は従来のコンテナー用仕切枠体を示す斜視
図、第6図は同可動仕切板を示す斜視図である。
第1図に示すように長辺枠板1、1と短辺枠板2、2と
で、コンテナー(図示せず)内に収容する箱状の枠体3
を形成する。長辺枠板1と短辺枠板2とは、固定せず折
曲げ可能に接続する。接続手段は、一例として図示する
ように短辺枠板2の両側に折曲げ可能な折曲片4を設
け、これを長辺枠板1側に固定して、枠体3を第3図に
示すように左右いずれかへ折曲げて、平面状にたためる
ようにする。
枠体3内に、これを前後に仕切る固定仕切板5を設け、
その両側を左右の短辺枠板2、2へ折曲げ可能に接続す
る。接続手段は、前記の長辺枠板1と短辺枠板2との接
続手段と同様とする。実施例では、固定仕切板5を1枚
としたが、枠体3の大きさ、収容物の大きさ、個数等に
より2枚以上としてもよい。
固定仕切板5と直交して枠体3内を左右方向で、且つ位
置をかえて仕切る可動仕切板6を複数設ける。固定仕切
板5および長辺枠板1、1との係合手段は、上下両端へ
設ける。
固定仕切板5と長辺枠体1、1の上縁に、可動仕切板6
の上部差込片7を差込む上部スリット8を、複数個所に
設ける。上部スリット8のうちいくつかは、可動仕切板
6が複数枚入りうるように幅広く形成する。可動仕切板
6の上部差込片7は、硬質プラスチックにて形成する。
両側の上部差込片7aは、外端をかぎ状に折曲げて折曲端
9と、係合スリット10とをつくり、係合スリット10を長
辺枠板1、1の上部スリット8に差込んで係合する。中
央の差込片7bは、断面コ字状に形成して、可動仕切板6
の上縁に挾着固定する。差込片7bは、固定仕切板5の上
部スリット8に差込んで係合する。
固定仕切板6の下部で長さ方向に細長い横窓11を設け、
その下縁で前記した上部スリット8の下へ対応させて下
部スリット12を設ける。
可動仕切板6の中央上下方向に第2図に示すように固定
仕切板5を挿通する縦長の挿通スリット13をあけ、ここ
に固定仕切板5を通す。挿通スリット13の上部に切込み
14を設け、この切込み14を開いて、固定仕切板5を挿通
スリット13内へ挿通する。なお、挿通するときは中央の
差込片7bは一旦外す。
挿通スリット13の下には、連結部15を残して、その下に
下部細溝16を上下方向にあける。この下部細溝16を前記
した横窓11の下縁に設けた下部スリット12に差込んで、
可動仕切板6を固定仕切板5に係合する。
ここで高さ関係を説明する。連結部15の上縁と横窓11の
上縁間の間隔をa、上部差込片(側部)7aの折曲端9と
長辺枠板2の上縁間の間隔をbとすれば、a>bに設定
する。この設定により、可動仕切板6を、その連結部15
の上縁が、横窓11の上縁に当るまで、すなわち可動範囲
一杯に持ち上げると、折曲端9の下端は、長辺枠板1の
上縁より上にくる。何故ならa>bであるからである。
このため、可動仕切板6は、その両側が長辺枠板1に当
ることなく、左右方向へ回わすことが出来る。
つぎに使い方を説明する。枠体3をコンテナー内に入れ
て、コンテナー内を複数の小部屋に仕切り、小部屋内に
部品等の小物を入れる。入れる部品の大きさ、個数等に
より可動仕切板6の位置を適宜かえる。また、スリット
8、12が幅広のところでは、複数の可動仕切板6を重ね
て、仕切りを丈夫にすることもできる。
不使用時には、コンテナーから枠体3を取り出す。可動
仕切板6を可動範囲一杯に持ち上げて、固定仕切板5お
よび長辺枠板1、1との係合を外す。可動仕切板6を左
右いずれかの方向へ回わすと共に、枠体3を同方向に折
り曲げる。隣接する短辺枠板2を長辺枠板1に重ねて、
枠体3を平面状に折りたたむ。
なお、この場合枠体3を転倒すれば、全部の可動仕切板
6が可動範囲一杯にまで動くから、一時に全部の係合を
外すことができる。
必要に応じて、再び組み立てれば、もとの箱体へ簡単に
復する。
〈考案の効果〉 本考案は、上記のように構成したので、つぎの効果を有
する。
(1)枠体を形成する長・短の枠板と、枠体内を前後に
仕切る固定仕切板とを折曲げ可能に接続し、そこに可動
仕切板を差し込んで係合させることにより折り曲げでき
ないように構成されている。よって、可動仕切板を持ち
上げると、可動仕切板と長辺枠板および固定仕切板との
係合がとけて再び枠体を折り曲げできるようになる。
このため、不使用時には箱状の枠体を折りたたんで平面
状にすることができ、空での運搬や保管時に、小容積の
ものとなしえて大変使いよい。この効果は、実用上きわ
めて大きい。
(2)可動仕切板と他の部分との係合が、すべて可動仕
切板を上から差し込んで行っている。このため、枠体を
転倒することによって、全部の係合を一時にとくことが
でき、転倒させた状態のまゝ枠体を折りたゝめば、箱状
の枠体を折りたたむことができ、その作業が容易であ
る。
(3)可動仕切板と枠体および固定仕切板との係合を上
下両端で行うので、物品を入れたとき、可動仕切板が物
品により動かされるという不都合がおきない。
(4)可動仕切板を重ねて入れる場所を設けたので、必
要個所の仕切を堅固にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す斜視図、第2図は同可動
仕切板を示す斜視図、第3図は同枠体を折りたたむ状態
を示す説明図、第4図は同可動仕切板を示す拡大正面
図、第5図は従来のコンテナー用仕切枠体を示す斜視
図、第6図は同可動仕切板を示す斜視図である。 1……長辺枠板、2……短辺枠板 3……枠体、5……固定仕切板 6……可動仕切板、7……上部差込片 8……上部スリット、11……横窓 12……下部スリット 13……挿通スリット 16……下部細溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体3を形成する長辺枠板1と短辺枠板
    2、枠体3内を前後に仕切る固定仕切板5とを折曲げで
    きるように接続して、枠体3を平面状に折りたたみ可能
    とすると共に、枠体3内を長辺枠板1に沿って仕切る複
    数の可動仕切板6を間隔を隔てゝ設け、 長辺枠板1と固定仕切板5の上縁に上部スリット8を設
    け、固定仕切板5の下部には長さ方向に細長い横窓11を
    設け、横窓11の下縁に前記した上部スリット8に対応し
    て下部スリット12を設ける一方、可動仕切板6の中央に
    上下方向の挿通スリット13と、挿通スリット13と連結部
    15によって隔てられた下部細溝16とを設け、かつ、上縁
    の両端部に上部差込片7を取付けてあり、 前記挿通スリット13に固定仕切板5を挿通するととも
    に、前記上部差込片7を長辺枠板1の上部スリット8
    と、また、固定仕切板5の横窓11の下縁に設けた下部ス
    リット12を可動仕切板6の下部に設けた細溝16とそれぞ
    れ係合させ、且つ連結部15の上縁と横窓11の上縁との間
    隔aを、上部差込片の折曲端の下端と長辺枠板1の上縁
    との間隔bより大きく設定して、前記係合を解除可能に
    構成してなるコンテナー用仕切体。
JP10770590U 1990-10-15 1990-10-15 コンテナー用仕切枠体 Expired - Lifetime JPH0739783Y2 (ja)

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JP10770590U JPH0739783Y2 (ja) 1990-10-15 1990-10-15 コンテナー用仕切枠体

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Publication Number Publication Date
JPH0465794U JPH0465794U (ja) 1992-06-09
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JP10770590U Expired - Lifetime JPH0739783Y2 (ja) 1990-10-15 1990-10-15 コンテナー用仕切枠体

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JP7419907B2 (ja) * 2020-03-19 2024-01-23 王子ホールディングス株式会社 仕切体

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JPH0465794U (ja) 1992-06-09

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