JPS6344350Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6344350Y2 JPS6344350Y2 JP1782381U JP1782381U JPS6344350Y2 JP S6344350 Y2 JPS6344350 Y2 JP S6344350Y2 JP 1782381 U JP1782381 U JP 1782381U JP 1782381 U JP1782381 U JP 1782381U JP S6344350 Y2 JPS6344350 Y2 JP S6344350Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- wall plate
- plate
- piece
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 12
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 12
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 21
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 210000005182 tip of the tongue Anatomy 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
本考案は、展開状態で嵩低くして販売流通過程
に出されるところの合成樹脂製ケースの改良に関
し、製作組立て簡単にして保管或いは運搬嵩を小
さくし、また、組立後の形態保持を強固にすると
共に外観体裁の良好な合成樹脂製組立ケースを提
供することを目的としている。
に出されるところの合成樹脂製ケースの改良に関
し、製作組立て簡単にして保管或いは運搬嵩を小
さくし、また、組立後の形態保持を強固にすると
共に外観体裁の良好な合成樹脂製組立ケースを提
供することを目的としている。
紙函、樹脂製ケースは、組立状態での運搬保管
が非常に嵩張るために、一般的にはこれを折畳構
成として、運搬保管の経済性を向上を図つてお
り、例えば、底板の左右に側板及び下げ手が打ち
抜き起立された天板を連成し、底板にはゲート状
の胴枠を一体形成したもの(実公昭39−36489号
公報)、一部にフアスナー等が設けられた側板を
形成した構成のビニール製或いは布製の折り畳み
式鞄(実公昭37−22262号公報)等種々のものが
存在し、これらの組立結合手段としては、スリツ
トと、これに挿入される係止片を備えた舌片との
相互係合が一般的である。
が非常に嵩張るために、一般的にはこれを折畳構
成として、運搬保管の経済性を向上を図つてお
り、例えば、底板の左右に側板及び下げ手が打ち
抜き起立された天板を連成し、底板にはゲート状
の胴枠を一体形成したもの(実公昭39−36489号
公報)、一部にフアスナー等が設けられた側板を
形成した構成のビニール製或いは布製の折り畳み
式鞄(実公昭37−22262号公報)等種々のものが
存在し、これらの組立結合手段としては、スリツ
トと、これに挿入される係止片を備えた舌片との
相互係合が一般的である。
本考案は上記公知の函のうち、スリツトと舌片
の係合により組立るようにしたものの改良にであ
つて、一般的な組立係合手段では、舌片形成片の
基端部の一部或いは舌片の先端部が、函部表面に
露呈する保体裁があると共に、係合すべき舌片の
抜け止めとなる係止片をスリツト内へ挿入する時
に、スリツト又は係止片に無理がかかつて該係止
片が破砕損傷し易く、組立完成後のケース強度が
弱くなり、強度維持が期待出来ない欠点がある。
の係合により組立るようにしたものの改良にであ
つて、一般的な組立係合手段では、舌片形成片の
基端部の一部或いは舌片の先端部が、函部表面に
露呈する保体裁があると共に、係合すべき舌片の
抜け止めとなる係止片をスリツト内へ挿入する時
に、スリツト又は係止片に無理がかかつて該係止
片が破砕損傷し易く、組立完成後のケース強度が
弱くなり、強度維持が期待出来ない欠点がある。
本考案は係る欠点を解消し初期の目的を達成す
るものであつて、本考案においては、蓋板が重合
される角筒展開体の原板と、該原板の一部である
側壁板の両側の短縁部に折線を介して基端部が溶
着等により一体的に連続させて起立させた一対の
端壁板とを、いずれかのケース形成板に溶着した
一対の受片のそれぞれに開設したスリツトと、前
記両端壁板のそれぞれの自由端縁に設けた舌片と
の係合により組立るようにしたケースにおいて、 前記舌片に、略T字形の係止片を延設すると共
に、前記スリツトを、側壁板の端縁がわが頂部と
なり且つ中央部に向かつて末広となる形態とな
し、前記受片を、前記側壁板に対向する別の側壁
板の内面に、少なくとも、スリツトを基準として
側壁板の端縁がわとなる前片部と側壁板間に挿入
間隙を形成して溶着することにより形成するとい
う手段を講じた。
るものであつて、本考案においては、蓋板が重合
される角筒展開体の原板と、該原板の一部である
側壁板の両側の短縁部に折線を介して基端部が溶
着等により一体的に連続させて起立させた一対の
端壁板とを、いずれかのケース形成板に溶着した
一対の受片のそれぞれに開設したスリツトと、前
記両端壁板のそれぞれの自由端縁に設けた舌片と
の係合により組立るようにしたケースにおいて、 前記舌片に、略T字形の係止片を延設すると共
に、前記スリツトを、側壁板の端縁がわが頂部と
なり且つ中央部に向かつて末広となる形態とな
し、前記受片を、前記側壁板に対向する別の側壁
板の内面に、少なくとも、スリツトを基準として
側壁板の端縁がわとなる前片部と側壁板間に挿入
間隙を形成して溶着することにより形成するとい
う手段を講じた。
本考案においては、蓋板が重合される角筒展開
体の原板と、該原板の一部である側壁板の両側の
端縁部に折線を介して基端部が溶着等により一体
的に連続させて起立させた一対の端壁板とを、い
ずれかのケース形成板に溶着した一対の受片のそ
れぞれに開設したスリツトと、前記両端壁板のそ
れぞれの自由端縁に設けた舌片との係合により組
立るようにしたケースにおいて、 前記舌片に、略T字形の係止片を延設すると共
に、前記スリツトを、側壁板の端縁がわが頂部と
なり且つ中央部に向かつて末広となる形態とな
し、前記受片を、前記側壁板に対向する別の側壁
板の内面に、少なくとも、スリツトを基準として
側壁板の端縁がわとなる前片部と側壁板間に挿入
間隙を形成して溶着することにより形成したの
で、前記舌片の略T字形の係止片を、側壁板と受
片の間の挿入間隙に入れて、前記スリツトの末広
の広い部分を通つて一旦内部表面に出した後、引
き戻すと、前記略T字形の係止片はスリツト頂部
の狭い部分て係止される。
体の原板と、該原板の一部である側壁板の両側の
端縁部に折線を介して基端部が溶着等により一体
的に連続させて起立させた一対の端壁板とを、い
ずれかのケース形成板に溶着した一対の受片のそ
れぞれに開設したスリツトと、前記両端壁板のそ
れぞれの自由端縁に設けた舌片との係合により組
立るようにしたケースにおいて、 前記舌片に、略T字形の係止片を延設すると共
に、前記スリツトを、側壁板の端縁がわが頂部と
なり且つ中央部に向かつて末広となる形態とな
し、前記受片を、前記側壁板に対向する別の側壁
板の内面に、少なくとも、スリツトを基準として
側壁板の端縁がわとなる前片部と側壁板間に挿入
間隙を形成して溶着することにより形成したの
で、前記舌片の略T字形の係止片を、側壁板と受
片の間の挿入間隙に入れて、前記スリツトの末広
の広い部分を通つて一旦内部表面に出した後、引
き戻すと、前記略T字形の係止片はスリツト頂部
の狭い部分て係止される。
上記本考案の実施例を図において詳説すると以
下の通りである。 1,2は2枚一対の蓋板、3,4は側壁板、5
は底板で、これら蓋板1,2、側壁板3,4及び
底板5は、長手方向に沿つた端縁部14で互いに
連設しており、第2図に示すように全体で方形の
原板6を構成している。7,8は端壁板であり、
その基端部18は、一方の側壁板4の端縁部19
に折線20を形成する溶着9により連設されてい
る。この端壁板7,8及び原板6の各板は、硬質
の芯板を合成樹脂シートで被覆したもので、他の
板との接続部分で折り曲げ自在となつている。 一方の側壁板4に連設する端壁板7,8と他方
の側壁板3とは、組立ての際直角に突き合わせて
結合するようになつており、両端壁板7,8の自
由端縁21には略T字形の舌片10,10が溶着
され、また側壁板3の内面には前記舌片10と係
合しうる受片11,11が貼設されている。舌片
10は、端壁板7,8の側壁板3と突き合う縁部
に溶着されており、その先端には幅方向(第1図
において上下方向)に対し両側に張り出した係止
片10aが形成されている。前記受片11は第3
図に示すように舌片10より広幅で方形の原片か
ら構成されたもので、それぞれ、くの字状のスリ
ツト12が形成されていて、各スリツト12は第
2図に示すように幅方向中央で側壁板3の端縁部
19寄りに頂部22が突出し、且つ中央部23及
び幅方向両側部に至る末広がり状に形成されてい
る。そして、受片11はその幅方向両側部分で側
壁板3に溶着13,13されて、スリツト12よ
り前方の前片部11aと側壁板3との間に舌片1
0が差し込める挿入間隙24が形成されている。
受片11はまた、スリツト12より後方の後片部
11bの突出した先端部分においても側壁板3に
溶着14されており、これによつて受片11の前
片部11aの裏側に差し込まれた舌片10の先端
の係止片10aが受片の後片部11bの下にもぐ
り込むことなく、その上に乗り上げるようになつ
ている。 図中、15は下げ手、16は下げ手15を通す
ための透孔、17は側壁板3,4の折り曲げ線で
ある。 尚、側壁板等の各板は図示と異なる形に連続さ
せてもよく、また数枚の板材に分割してもよい。
舌片及び受片を設ける壁板は図示のものに限定さ
れるものではなく、略直角に突き合わせて結合す
べき壁板であれば、どの壁板でもよく、また底板
や蓋板にも設けることができる。各板の板材には
厚紙や木質薄板等も使用でき、その板材に対応し
て受片を接着剤で壁板に貼着することもできる。 この考案の組立ケースは上記のような構造から
成り、組立てに際しては結合すべき両壁板を突き
合わせながら、一方の壁板の舌片を他方の壁板の
前片部の裏側即ち、挿入間隙を通過させる。する
と、舌片の先端部の中央部は挿入間隙を通つた
後、頂部から後片部上に乗り上げるが中央部の左
右の係止片は未だ前片部に拘束された状態で順次
スリツトから抜け出て内部表面に露出する。拘束
状態から開放された係止片は、中央部分と同様に
後片部上に浮上する。このような状態において先
端部を抜こうとすると、浮上した両耳部はスリツ
トの前縁上に乗り上げて引つ掛かるようになつて
抜け出しが確実に阻止され組立た状態が維持され
る。 このようにして、係止片を損傷させることなく
簡単に挿入して組立ることができると共に不用意
に分解することがない。 また、舌片は、側壁板と受片の間の挿入間隙に
入つて内部表面に出て外部表面には出ないから、
組立ケースの外表面に露呈せずスマートなものと
なり、折り畳み、組立自在のケースであるにも係
わらず、外観体裁が極めて良好で、しかも、折り
畳み時の形態を嵩張らないものとすることができ
る。
下の通りである。 1,2は2枚一対の蓋板、3,4は側壁板、5
は底板で、これら蓋板1,2、側壁板3,4及び
底板5は、長手方向に沿つた端縁部14で互いに
連設しており、第2図に示すように全体で方形の
原板6を構成している。7,8は端壁板であり、
その基端部18は、一方の側壁板4の端縁部19
に折線20を形成する溶着9により連設されてい
る。この端壁板7,8及び原板6の各板は、硬質
の芯板を合成樹脂シートで被覆したもので、他の
板との接続部分で折り曲げ自在となつている。 一方の側壁板4に連設する端壁板7,8と他方
の側壁板3とは、組立ての際直角に突き合わせて
結合するようになつており、両端壁板7,8の自
由端縁21には略T字形の舌片10,10が溶着
され、また側壁板3の内面には前記舌片10と係
合しうる受片11,11が貼設されている。舌片
10は、端壁板7,8の側壁板3と突き合う縁部
に溶着されており、その先端には幅方向(第1図
において上下方向)に対し両側に張り出した係止
片10aが形成されている。前記受片11は第3
図に示すように舌片10より広幅で方形の原片か
ら構成されたもので、それぞれ、くの字状のスリ
ツト12が形成されていて、各スリツト12は第
2図に示すように幅方向中央で側壁板3の端縁部
19寄りに頂部22が突出し、且つ中央部23及
び幅方向両側部に至る末広がり状に形成されてい
る。そして、受片11はその幅方向両側部分で側
壁板3に溶着13,13されて、スリツト12よ
り前方の前片部11aと側壁板3との間に舌片1
0が差し込める挿入間隙24が形成されている。
受片11はまた、スリツト12より後方の後片部
11bの突出した先端部分においても側壁板3に
溶着14されており、これによつて受片11の前
片部11aの裏側に差し込まれた舌片10の先端
の係止片10aが受片の後片部11bの下にもぐ
り込むことなく、その上に乗り上げるようになつ
ている。 図中、15は下げ手、16は下げ手15を通す
ための透孔、17は側壁板3,4の折り曲げ線で
ある。 尚、側壁板等の各板は図示と異なる形に連続さ
せてもよく、また数枚の板材に分割してもよい。
舌片及び受片を設ける壁板は図示のものに限定さ
れるものではなく、略直角に突き合わせて結合す
べき壁板であれば、どの壁板でもよく、また底板
や蓋板にも設けることができる。各板の板材には
厚紙や木質薄板等も使用でき、その板材に対応し
て受片を接着剤で壁板に貼着することもできる。 この考案の組立ケースは上記のような構造から
成り、組立てに際しては結合すべき両壁板を突き
合わせながら、一方の壁板の舌片を他方の壁板の
前片部の裏側即ち、挿入間隙を通過させる。する
と、舌片の先端部の中央部は挿入間隙を通つた
後、頂部から後片部上に乗り上げるが中央部の左
右の係止片は未だ前片部に拘束された状態で順次
スリツトから抜け出て内部表面に露出する。拘束
状態から開放された係止片は、中央部分と同様に
後片部上に浮上する。このような状態において先
端部を抜こうとすると、浮上した両耳部はスリツ
トの前縁上に乗り上げて引つ掛かるようになつて
抜け出しが確実に阻止され組立た状態が維持され
る。 このようにして、係止片を損傷させることなく
簡単に挿入して組立ることができると共に不用意
に分解することがない。 また、舌片は、側壁板と受片の間の挿入間隙に
入つて内部表面に出て外部表面には出ないから、
組立ケースの外表面に露呈せずスマートなものと
なり、折り畳み、組立自在のケースであるにも係
わらず、外観体裁が極めて良好で、しかも、折り
畳み時の形態を嵩張らないものとすることができ
る。
以上のように、本考案においては、蓋板が重合
される角筒展開体の原板と、該原板の一部である
側壁板の両側の端縁部に折線を介して基端部が溶
着等により一体的に連続させて起立させた一対の
端壁板とを、いずれかのケース形成板に溶着した
一対の受片のそれぞれに開設したスリツトと、前
記端壁板のそれぞれの自由端縁に設けた舌片との
係合により組立るようにしたケースにおいて、 前記舌片に、略T字形の係止片を延設すると共
に、前記スリツトを、側壁板の端縁がわが頂部と
なり且つ中央部に向かつて末広となる形態とな
し、前記受片を、前記側壁板に対向する別の側壁
板の内面に、少なくとも、スリツトを基準として
側壁板の端縁がわとなる前片部と側壁板間に挿入
間隙を形成して溶着することにより形成すること
により、係止するとき、前記舌片の略T字形の係
止片を、側壁板と受片の間の挿入間隙に挿入し
て、前記スリツトの末広に広い部分を通して、一
旦内部表面に出してから、引き戻して頂部の狭い
部分て係止させるので、係止片を損傷させること
なく簡単に挿入して組立ることができると共に不
用意に分解することがなく、組立完成後のケース
強度が強い合成樹脂製組立ケースを提供できると
いう効果がある。 また、舌片は、側壁板と受片の間の挿入間隙に
入つて内部表面に出て外部表面には出ないから、
組立ケースの外表面に露呈せずスマートなものと
なり、折り畳み、組立自在のケースであるにも係
わらず、外観体裁が極めて良好で、しかも、折り
畳み時の形態が嵩張らないという効果も得られ
る。
される角筒展開体の原板と、該原板の一部である
側壁板の両側の端縁部に折線を介して基端部が溶
着等により一体的に連続させて起立させた一対の
端壁板とを、いずれかのケース形成板に溶着した
一対の受片のそれぞれに開設したスリツトと、前
記端壁板のそれぞれの自由端縁に設けた舌片との
係合により組立るようにしたケースにおいて、 前記舌片に、略T字形の係止片を延設すると共
に、前記スリツトを、側壁板の端縁がわが頂部と
なり且つ中央部に向かつて末広となる形態とな
し、前記受片を、前記側壁板に対向する別の側壁
板の内面に、少なくとも、スリツトを基準として
側壁板の端縁がわとなる前片部と側壁板間に挿入
間隙を形成して溶着することにより形成すること
により、係止するとき、前記舌片の略T字形の係
止片を、側壁板と受片の間の挿入間隙に挿入し
て、前記スリツトの末広に広い部分を通して、一
旦内部表面に出してから、引き戻して頂部の狭い
部分て係止させるので、係止片を損傷させること
なく簡単に挿入して組立ることができると共に不
用意に分解することがなく、組立完成後のケース
強度が強い合成樹脂製組立ケースを提供できると
いう効果がある。 また、舌片は、側壁板と受片の間の挿入間隙に
入つて内部表面に出て外部表面には出ないから、
組立ケースの外表面に露呈せずスマートなものと
なり、折り畳み、組立自在のケースであるにも係
わらず、外観体裁が極めて良好で、しかも、折り
畳み時の形態が嵩張らないという効果も得られ
る。
第1図は本考案組立ケースの斜視図、第2図は
園展開図、第3図は掛合部分の分解斜視図であ
る。 1,2……蓋板、3,4……側壁板、6……原
板、7,8……端壁板、9……溶着、10……舌
片、10a……係止片、11……受片、11a…
…前片部、12……スリツト、18……基端部、
19……端縁部、20……折線、21……自由端
縁、22……頂部、23……中央部、24……挿
入間隙。
園展開図、第3図は掛合部分の分解斜視図であ
る。 1,2……蓋板、3,4……側壁板、6……原
板、7,8……端壁板、9……溶着、10……舌
片、10a……係止片、11……受片、11a…
…前片部、12……スリツト、18……基端部、
19……端縁部、20……折線、21……自由端
縁、22……頂部、23……中央部、24……挿
入間隙。
Claims (1)
- 蓋板が重合される角筒展開体の原板と、該原板
の一部である側壁板の両側の端縁部に折線を介し
て基端部が溶着等により一体的に連続させて起立
させた一対の端壁板とを、いずれかのケース形成
板に溶着した一対の受片のそれぞれに開設したス
リツトと、前記両端壁板のそれぞれの自由端縁に
設けた舌片との係合により組立るようにしたケー
スにおいて、前記舌片に、略T字形の係止片を延
設すると共に、前記スリツトを、側壁板の端縁部
がわが頂部となり且つ前記原板の中央部に向かつ
て末広となる形態となし、前記受片を、前記側壁
板に対向する別の側壁板の内面に、少なくとも、
スリツトを基準として側壁板の端縁がわとなる前
片部と側壁板間に挿入間隙を形成して溶着するこ
とにより形成したことを特徴とする合成樹脂製組
立ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1782381U JPS6344350Y2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1782381U JPS6344350Y2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57131415U JPS57131415U (ja) | 1982-08-16 |
JPS6344350Y2 true JPS6344350Y2 (ja) | 1988-11-17 |
Family
ID=29815798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1782381U Expired JPS6344350Y2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6344350Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-10 JP JP1782381U patent/JPS6344350Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57131415U (ja) | 1982-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6344350Y2 (ja) | ||
JPH0426039Y2 (ja) | ||
JPH062897Y2 (ja) | コ字形商品用包装箱 | |
JP2007069919A (ja) | 被せ箱形式の組立箱 | |
JPS6216940Y2 (ja) | ||
JPS6318599Y2 (ja) | ||
JPS594905Y2 (ja) | 組立式容器 | |
JPH0335025U (ja) | ||
JPH035549Y2 (ja) | ||
JP2533048Y2 (ja) | 包装用紙箱 | |
JPS627548Y2 (ja) | ||
JP3284914B2 (ja) | 商品展示用組立箱 | |
JPH0231373Y2 (ja) | ||
JPS6318571Y2 (ja) | ||
JPH0144159Y2 (ja) | ||
JP2510578Y2 (ja) | ディスプレ―兼用紙函 | |
JP4419266B2 (ja) | 段ボールケース | |
JPS638573Y2 (ja) | ||
JPH0443467Y2 (ja) | ||
JPS6054522U (ja) | 包装用紙箱 | |
JPH0451663Y2 (ja) | ||
JPS6236731Y2 (ja) | ||
JPS6038227U (ja) | 包装用紙箱 | |
JPS5841140Y2 (ja) | 組立容器 | |
JPS6318574Y2 (ja) |