JP2533048Y2 - 包装用紙箱 - Google Patents
包装用紙箱Info
- Publication number
- JP2533048Y2 JP2533048Y2 JP5742091U JP5742091U JP2533048Y2 JP 2533048 Y2 JP2533048 Y2 JP 2533048Y2 JP 5742091 U JP5742091 U JP 5742091U JP 5742091 U JP5742091 U JP 5742091U JP 2533048 Y2 JP2533048 Y2 JP 2533048Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear walls
- paper box
- pair
- walls
- fold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cartons (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は菓子類、衣料品等の包
装に用いられる包装用紙箱に関する。
装に用いられる包装用紙箱に関する。
【０００２】
【従来の技術と課題】従来、菓子類の包装用紙箱として
断面が方形の六面体のものが一般に用いられているが、
購買意欲の昂進、興趣性の向上等を目的として断面を六
角形とする八面体のものやその他特殊な形状のものも提
供されている。
断面が方形の六面体のものが一般に用いられているが、
購買意欲の昂進、興趣性の向上等を目的として断面を六
角形とする八面体のものやその他特殊な形状のものも提
供されている。
【０００３】しかしながら、上記のような形状の包装用
紙箱においては、構造的に複雑なものが多く、畢竟、そ
の展開状態も複雑になってしまうために、製作上使用材
料に多くの無駄を生じコスト高につくとか、更には、蓋
の開閉操作が面倒であったり、著しくは一度開蓋すると
もとの閉蓋状態に復元できない、というような種々の問
題点を有するものであった。
紙箱においては、構造的に複雑なものが多く、畢竟、そ
の展開状態も複雑になってしまうために、製作上使用材
料に多くの無駄を生じコスト高につくとか、更には、蓋
の開閉操作が面倒であったり、著しくは一度開蓋すると
もとの閉蓋状態に復元できない、というような種々の問
題点を有するものであった。
【０００４】この考案は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、正面からは八角形に見え、上面から見ると
六角形に見え、また横から見ると四角形に見えるという
ように見る角度によって視覚印象を異ならしめ、従来品
に見られない独得の興趣性を有すると共に組立製作が簡
単で、かつ開口部を確実に閉じ合わせることができる包
装用紙箱を提供することを目的とするものである。
れたもので、正面からは八角形に見え、上面から見ると
六角形に見え、また横から見ると四角形に見えるという
ように見る角度によって視覚印象を異ならしめ、従来品
に見られない独得の興趣性を有すると共に組立製作が簡
単で、かつ開口部を確実に閉じ合わせることができる包
装用紙箱を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的において、この
考案にかかる包装用紙箱は、周壁が、対向する一対の矩
形状の前後壁と、この前後壁の左右両側に外方突出状に
設けられた左右１対の側壁とよりなり、この側壁は前後
１対の側面部より構成されて突縁を備え、この突縁が前
後壁の高さよりも小に設定されて前記両側面部の上下両
端縁が斜状となされ、この斜状端縁の各々から折目を介
して互いに重なりあった状態で上下開口を覆う内フラッ
プが連設される一方、前記前後壁のいずれか一方の上下
両端縁から折目を介して前記フラップ上面に重合しかつ
先端に差込み片を備えた蓋片が連設されてなる構成を採
用するものである。
考案にかかる包装用紙箱は、周壁が、対向する一対の矩
形状の前後壁と、この前後壁の左右両側に外方突出状に
設けられた左右１対の側壁とよりなり、この側壁は前後
１対の側面部より構成されて突縁を備え、この突縁が前
後壁の高さよりも小に設定されて前記両側面部の上下両
端縁が斜状となされ、この斜状端縁の各々から折目を介
して互いに重なりあった状態で上下開口を覆う内フラッ
プが連設される一方、前記前後壁のいずれか一方の上下
両端縁から折目を介して前記フラップ上面に重合しかつ
先端に差込み片を備えた蓋片が連設されてなる構成を採
用するものである。
【０００６】
【実施例】以下、この考案を図面に示す実施例に基いて
説明する。
説明する。
【０００７】この包装用紙箱の周壁は、互いに対向する
前後１対の縦長矩形状の前後壁（１）（４）と、この前
後壁（１）（４）の左右両側に外方突出状に設けられた
左右１対の側壁（１０）（１１）と、この側壁（１０）
（１１）は前後１対の側面部（２）（３）（５）（６）
とより構成され、この包装用紙の周壁は、互いに対向す
る前後１対の縦長矩形状の前後壁（１）（４）と、この
前後壁（１）（４）の左右両側に外方突出状に設けられ
た左右１対の側壁（１０）（１１）とよりなり、この左
右両側壁（１０）（１１）は前後１対の側面部（２）
（３）（５）（６）とより構成され、展開状態において
図４に示すように、前壁（１）、右側壁（１１）の前側
面部（２）、後側面部（３）、後壁（４）、左側壁（１
０）の後側面部（５）、前側面部（６）が各々折目（２
０）（２１）（２２）（２３）（２４）を介して横一連
に連設されている。（７）は前壁（１）の左側縁から折
り目（２５）を介して連接されて胴貼り用接合片であ
る。
前後１対の縦長矩形状の前後壁（１）（４）と、この前
後壁（１）（４）の左右両側に外方突出状に設けられた
左右１対の側壁（１０）（１１）と、この側壁（１０）
（１１）は前後１対の側面部（２）（３）（５）（６）
とより構成され、この包装用紙の周壁は、互いに対向す
る前後１対の縦長矩形状の前後壁（１）（４）と、この
前後壁（１）（４）の左右両側に外方突出状に設けられ
た左右１対の側壁（１０）（１１）とよりなり、この左
右両側壁（１０）（１１）は前後１対の側面部（２）
（３）（５）（６）とより構成され、展開状態において
図４に示すように、前壁（１）、右側壁（１１）の前側
面部（２）、後側面部（３）、後壁（４）、左側壁（１
０）の後側面部（５）、前側面部（６）が各々折目（２
０）（２１）（２２）（２３）（２４）を介して横一連
に連設されている。（７）は前壁（１）の左側縁から折
り目（２５）を介して連接されて胴貼り用接合片であ
る。
【０００８】前記左右両側壁（１０）（１１）は、組立
状態において外方に突出する突縁（１９）（１９）の長
さすなわち前後両側面部（２）（３）（６）（５）間の
折目（２１）（２４）の長さが前後壁（１）（４）の高
さよりも小に設定されて前後両側面部（２）（３）
（６）（５）の上下両端縁が斜状に形成されている。
状態において外方に突出する突縁（１９）（１９）の長
さすなわち前後両側面部（２）（３）（６）（５）間の
折目（２１）（２４）の長さが前後壁（１）（４）の高
さよりも小に設定されて前後両側面部（２）（３）
（６）（５）の上下両端縁が斜状に形成されている。
【０００９】前後両側面部（２）（３）（６）（５）の
上下両端縁の各々から折目（２６）（２７）（２８）
（２９）を介して内フラップ（１２）（１３）（１５）
（１６）が連設されている。各内フラップ（１２）（１
３）（１５）（１６）は、三角形状部（１２ａ）（１３
ａ）（１５ａ）（１６ａ）と、その先端から折目（３
０）（３１）（３２）（３３）を介して連設された重合
部（１２ｂ）（１３ｂ）（１５ｂ）（１６ｂ）とより構
成され、組立時に右側壁（１１）の内フラップ（１２）
（１３）の三角形状部（１２ａ）と（１３ａ）とが互い
に重なり合う一方、左側壁（１０）の内フラップ（１
５）（１６）の三角形状部（１５ａ）と（１６ａ）とが
重なり合い、かつ各フラップ（１２）（１３）（１５）
（１６）の重合部（１２ｂ）（１３ｂ）（１５ｂ）（１
６ｂ）が重なり合うことにより、上下開口を覆いうるも
のとなされている。
上下両端縁の各々から折目（２６）（２７）（２８）
（２９）を介して内フラップ（１２）（１３）（１５）
（１６）が連設されている。各内フラップ（１２）（１
３）（１５）（１６）は、三角形状部（１２ａ）（１３
ａ）（１５ａ）（１６ａ）と、その先端から折目（３
０）（３１）（３２）（３３）を介して連設された重合
部（１２ｂ）（１３ｂ）（１５ｂ）（１６ｂ）とより構
成され、組立時に右側壁（１１）の内フラップ（１２）
（１３）の三角形状部（１２ａ）と（１３ａ）とが互い
に重なり合う一方、左側壁（１０）の内フラップ（１
５）（１６）の三角形状部（１５ａ）と（１６ａ）とが
重なり合い、かつ各フラップ（１２）（１３）（１５）
（１６）の重合部（１２ｂ）（１３ｂ）（１５ｂ）（１
６ｂ）が重なり合うことにより、上下開口を覆いうるも
のとなされている。
【００１０】（８）は後側壁（４）の上下両端縁から折
目（１７）（１７）を介して連設された蓋片で、前記内
フラップ（１２）（１３）（１５）（１６）の重合部
（１２ａ）（１３ａ）（１５ａ）（１６ａ）を覆いうる
大きさに設定されている。（８ａ）は、この蓋片（８）
の先端に折目（１８）を介して連設された差込み片であ
る。
目（１７）（１７）を介して連設された蓋片で、前記内
フラップ（１２）（１３）（１５）（１６）の重合部
（１２ａ）（１３ａ）（１５ａ）（１６ａ）を覆いうる
大きさに設定されている。（８ａ）は、この蓋片（８）
の先端に折目（１８）を介して連設された差込み片であ
る。
【００１１】上記構成を有する包装用紙箱は、図４に示
す展開状態から胴貼り用接合片（７）を前側面部（６）
の内面に接合した後、前後両壁（１）（４）を重合させ
て偏平折畳み状態とし、使用に供するまではこの偏平折
畳み状態で輸送、保管される。 そして、使用に際して
は、上記偏平折畳み状態からの前後壁（１）（４）及び
左右側壁（１０）（１１）を起こして全体を角筒状とし
た後、上下の内フラップ（１２）（１３）（１５）（１
６）を図１に示すように交互に折り重ねて行き、蓋片
（８）の差込片（８ａ）を重合部（１２ｂ）（１３ｂ）
（１５ｂ）（１６ｂ）と前壁（１）との間に差込むこと
によりこの包装用紙箱の組立てが完了する。
す展開状態から胴貼り用接合片（７）を前側面部（６）
の内面に接合した後、前後両壁（１）（４）を重合させ
て偏平折畳み状態とし、使用に供するまではこの偏平折
畳み状態で輸送、保管される。 そして、使用に際して
は、上記偏平折畳み状態からの前後壁（１）（４）及び
左右側壁（１０）（１１）を起こして全体を角筒状とし
た後、上下の内フラップ（１２）（１３）（１５）（１
６）を図１に示すように交互に折り重ねて行き、蓋片
（８）の差込片（８ａ）を重合部（１２ｂ）（１３ｂ）
（１５ｂ）（１６ｂ）と前壁（１）との間に差込むこと
によりこの包装用紙箱の組立てが完了する。
【００１２】
【考案の効果】上述の次第で、この考案に係る包装用紙
箱は、周壁が、対向する一対の矩形状の前後壁と、この
前後壁の左右両側に外方突出状に設けられた左右１対の
側壁とよりなり、この側壁は前後１対の側面部より構成
されて突縁を備え、この突縁が前後壁の高さよりも小に
設定されて前記両側面部の上下両端縁が斜状となされて
なるものであるから、正面からは八角形に見え、上面か
らは六角形に見える一方、横からは四角形に見えるとい
うように見る角度によって視覚印象を異ならしめる独得
の興趣性を有している。
箱は、周壁が、対向する一対の矩形状の前後壁と、この
前後壁の左右両側に外方突出状に設けられた左右１対の
側壁とよりなり、この側壁は前後１対の側面部より構成
されて突縁を備え、この突縁が前後壁の高さよりも小に
設定されて前記両側面部の上下両端縁が斜状となされて
なるものであるから、正面からは八角形に見え、上面か
らは六角形に見える一方、横からは四角形に見えるとい
うように見る角度によって視覚印象を異ならしめる独得
の興趣性を有している。
【００１３】しかも、このような形状のものでありなが
ら、各内フラップ（１２）（１３）（１５）（１６）を
折目に沿って折り込みかつ蓋片（８）（８）を重ね合わ
せることにより紙箱の上面開口を簡単に閉蓋することが
できるとともに、閉蓋状態においては接着剤、封緘用テ
ープ等を用いることなく確実な閉蓋状態を得ることがで
き、至便である。
ら、各内フラップ（１２）（１３）（１５）（１６）を
折目に沿って折り込みかつ蓋片（８）（８）を重ね合わ
せることにより紙箱の上面開口を簡単に閉蓋することが
できるとともに、閉蓋状態においては接着剤、封緘用テ
ープ等を用いることなく確実な閉蓋状態を得ることがで
き、至便である。
【００１４】しかも、左右両側壁（１０）（１１）が突
縁（１９）（１９）を備えているので、突縁側方からの
外力に対する強度が向上するとともに、上面は内フラッ
プ（１２）（１３）（１５）（１６）が四重に重ねられ
ているので、上方及び下方からの外力に対する強度も向
上し、収容物の保護にも十分な効果を奏する。
縁（１９）（１９）を備えているので、突縁側方からの
外力に対する強度が向上するとともに、上面は内フラッ
プ（１２）（１３）（１５）（１６）が四重に重ねられ
ているので、上方及び下方からの外力に対する強度も向
上し、収容物の保護にも十分な効果を奏する。
【図１】この考案に係る包装用紙箱の組立て途上の斜視
図である。
図である。
【図２】同閉蓋状態の斜視図である。
【図３】図２の III−III 線断面図である。
【図４】この考案に係る包装用紙箱の展開状態の平面図
である。
である。
１…前壁 ２、６…前側面部 ３、５…後側面部 ８…蓋片 ８ａ…差込片 １０…左側壁 １１…右側壁 12、13、15、16…内フラップ １９…突縁
Claims (1)
- 【請求項１】 周壁が、対向する一対の矩形状の前後壁
と、この前後壁の左右両側に外方突出状に設けられた左
右１対の側壁とよりなり、この側壁は前後１対の側面部
より構成されて突縁を備え、この突縁が前後壁の高さよ
りも小に設定されて前記両側面部の上下両端縁が斜状と
なされ、この斜状端縁の各々から折目を介して互いに重
なりあった状態で上下開口を覆う内フラップが連設され
る一方、前記前後壁のいずれか一方の上下両端縁から折
目を介して前記フラップ上面に重合しかつ先端に差込み
片を備えた蓋片が連設されてなることを特徴とする包装
用紙箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5742091U JP2533048Y2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 包装用紙箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5742091U JP2533048Y2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 包装用紙箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0510223U JPH0510223U (ja) | 1993-02-09 |
| JP2533048Y2 true JP2533048Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=13055161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5742091U Expired - Lifetime JP2533048Y2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 包装用紙箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2533048Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP5742091U patent/JP2533048Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0510223U (ja) | 1993-02-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |