JPH04257105A - 混合回路 - Google Patents

混合回路

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JPH04257105A
JPH04257105A JP3039210A JP3921091A JPH04257105A JP H04257105 A JPH04257105 A JP H04257105A JP 3039210 A JP3039210 A JP 3039210A JP 3921091 A JP3921091 A JP 3921091A JP H04257105 A JPH04257105 A JP H04257105A
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JP
Japan
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current
circuit
transistor
base
current mirror
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JP3039210A
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Takashi Satomura
里村 隆
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路により構
成された差動増幅回路を用いた混合回路に関する。 【0002】 【従来の技術】この種の混合回路の従来例として図2に
示すような回路がある。即ち、入力1に入力信号αを導
入する一方、入力2に入力信号αに含まれるノイズ信号
を入力信号βとして導入すると、出力には入力信号αか
らノイズ成分が除去された信号が現れるような構成とな
っている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例による場合には、無視できない程度の大きさのオフ
セット電流が存在するという本質的な欠点がある。ここ
で図中点aからトランジスタQ14 のベースに向けて
流れるオフセット電流I0 を求める。なお、全てのト
ランジスタにつきNPN型のトランジスタのベース電流
をIBN、PNP型のトランジスタのベース電流をIB
Pとする。 【0004】点aに流れ込む電流はトランジスタQ7の
コレクタからの電流I1 である一方、点aから流れ出
る電流はトランジスタQ9のコレクタへの( I2 −
IBN )、トランジスタQ14 のベースへの2 ・
I BN  であるので、オフセット電流I0 は以下
の式で表される。 I0 =I1 −(I2 −IBN+2 ・IBN)・
・・■【0005】一方、電流I1 と電流I2 との
関係は抵抗R6に流れる電流より以下の式で表される。 I1 +2・IBP=I2 +6・IBN  ∴  I
2 =I1 +2・IBP−6・IBN  ・・・■■
式を■式に代入すると、     I0 =I1 −〔(I1 +2・IBP−6
・IBN)+2・IBN〕        =−2・I
BP+4・IBN  ・・・■【0006】即ち、■で
表される大きさのオフセット電流I0 が常に存在する
。このオフセット電流I0 の存在は、回路の高精度化
を妨げる要因となることは勿論、この影響を除去するた
めには何らかの回路を外部に設ける必要があった。 【0007】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
であり、その目的とするところは、オフセット電流を消
去し得る混合回路を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る混合回路は、入力信号αを受ける入力バッファ回路と
、電源ラインとグランドラインとの間に直列に接続され
た第1、第2のカレントミラー回路と、第2のカレント
ミラー回路により電流バイアスされており、一方のトラ
ンジスタのベースには入力信号βが導入されている一方
、他方のトランジスタのベースにはバイアス電圧が導入
されており、且つ他方のトランジスタのコレクタには、
第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタのコレ
クタ及び入力バッファ回路の出力が接続された差動増幅
回路と、第2のカレントミラー回路により電流バイアス
されており、差動増幅回路における他方のトランジスタ
のコレクタと入力バッファ回路との間に流れる出力電流
に応じた電圧を出力信号として出力する出力バッファ回
路と、第1のカレントミラー回路により電流バイアスさ
れており、前記出力電流のオフセット電流を打ち消す方
向に電流を流すオフセット電流補正回路を具備している
。 【0009】本発明の請求項2にかかる混合回路は、第
1、第2のカレントミラー回路の入力側トランジスタの
エミッタ側に接続されており、第1、第2のカレントミ
ラー回路を構成するトランジスタのベース電流をグラン
ドラインに流す又は電源ラインから供給するオフセット
電流補正用のトランジスタを備えている。 【0010】 【実施例】以下、本発明に混合回路の一実施例を図面を
参照して説明する。図1はバイポーラ半導体集積回路で
構成された混合回路の回路図である。入力1には入力信
号αが導入されている一方、入力2には入力信号αに畳
重するノイズ信号に同等な成分を有する入力信号βが導
入されている。 【0011】図中Vcc は電源ライン、GND はグ
ランドラインを示している。電源ラインVcc とグラ
ンドラインGND との間には、カレントミラー回路C
、D (第1、第2のカレントミラー回路に相当する)
が抵抗R6を介して直列に接続されている。 【0012】カレントミラー回路CはPNP型のトラン
ジスタQ2、Q1、Q3、Q7、Q12 、抵抗R4、
R5、R2、R1を有しており、R1=R2=R4=R
5であることから、各トランジスタQ1、Q2、Q7、
Q12 の各コレクタ電流はI1 となっている。ただ
、トランジスタQ2のコレクタ側にはオフセット電流補
正用としてトランジスタQ3が接続されており、従来回
路とは異なり、トランジスタQ1、Q2、Q7、Q12
 のベース電流がトランジスタQ3を介してグランドラ
インGND に流れるようになっている。 【0013】カレントミラー回路Dはカレントミラー回
路Cと同様な回路構成となっており、NPN型のトラン
ジスタQ6、Q5、Q11 、Q10 、Q15(×2
)、Q17 、抵抗R8、R7、R10 、R11 、
R15 、R16 を有している。R16 =R11 
=R10 =R8=R7=R 、R15 =R/2 で
あることから、各トランジスタQ6、Q5、Q11 、
Q10 、Q15(×2)、Q17 のコレクタ電流は
I2 となっている。ただ、トランジスタQ3のコレク
タ側にはトランジスタQ4が接続されており、従来回路
と違ってトランジスタQ6、Q5、Q11 、Q10 
、Q15(×2)、Q17 の各ベース電流はその殆ど
がトランジスタQ3を介して電源ラインVcc から流
れる込むようになっている。トランジスタQ6、Q10
 、Q11 により構成されるカレントミラー回路は次
に説明する差動増幅回路Bの定電流源回路として機能す
るようになっている。 【0014】差動増幅回路BはトランジスタQ8( 一
方のトランジスタに相当する)、トランジスタQ9( 
他方のトランジスタに相当する) 、抵抗R12 、R
14 、R13 、R3、R9、コンデンサC1を有し
ている。トランジスタQ8のベース側には抵抗R12 
、R14 、コンデンサC1からなるバイアス回路が接
続されている。トランジスタQ9のベースには入力信号
βが導入されており、抵抗R3、R9からなるバイアス
回路が接続されている。R3=R14 、R12 =R
9であり、トランジスタQ8、Q9のベースバイアス電
圧は等しく設定されている。 【0015】トランジスタQ9のコレクタ(図中a点)
にはカレントミラー回路CにおけるトランジスタQ7の
他に、次に説明する入力バッファ回路A、出力バッファ
回路E、オフセット電流補正回路Fが夫々接続されてい
る。 【0016】入力バッファ回路AはトランジスタQ16
 、抵抗R17 を有する回路となっており、トランジ
スタQ16 のベースに入力信号αが導入されている。 トランジスタQ16 のエミッタ側にはトランジスタQ
17 のコレクタが接続されている。即ち、a点の電位
は入力信号αの電圧からトランジスタQ16 のベース
・エミッタ間電圧を差し引いた値に保たれる。 【0017】出力バッファ回路EはNPN型のトランジ
スタQ14 ( ×2)からなる回路であって、そのエ
ミッタ側には出力の他にトランジスタQ15(×2)の
コレクタが接続されている。即ち、a 点からトランジ
スタQ14 のベースに流れる電流に応じた電圧を出力
するようになっている。 【0018】オフセット電流補正回路Fは、トランジス
タQ9のコレクタとトランジスタQ14 のベースとの
間に設けられたPNP型のトランジスタQ13 を有す
る回路となっており、トランジスタQ13 のコレクタ
はグランドラインGND に接続されている一方、トラ
ンジスタQ13 のエミッタ側はトランジスタQ12 
のコレクタが接続されている。即ち、トランジスタQ1
3 のベース電流によりa 点からトランジスタQ14
 のベースに流れる電流を減じるようになっている。 【0019】以上のように構成された混合回路によりオ
フセット電流を打ち消すことができる原理について説明
する。なお、全てのトランジスタにつきNPN型のトラ
ンジスタのベース電流をIBN、PNP型のトランジス
タのベース電流をIBPとする。まず、点aからトラン
ジスタQ14のベースに向けて流れるオフセット電流I
0 を求める。 【0020】点aに流れ込む電流は、トランジスタQ7
のコレクタからの電流I1 、トランジスタQ13 の
ベースからの電流IBPである一方、点aから流れ出る
電流は、トランジスタQ9のコレクタへの( I2 −
IBN )、トランジスタQ14 のベースへの2 ・
I BN  である。従って、オフセット電流I0 は
以下の式で表される。   I0 =I1 +IBP−2 ・IBN−( I2
 −IBN )    ・・・■  【0021】一方
、電流I1 と電流I2 との関係は抵抗R6に流れる
電流より以下の式で表される。 ■式を■式に代入すると、     I0 =I1 +IBP−(2・IBN )−
( I1 +IBP−IBN−IBN )  =0 【
0022】即ち、以上のように構成された混合回路では
オフセット電流を完全に打ち消すことができ、高精度な
出力信号を得ることができる。なお、本発明にかかる混
合回路は上記実施例に限定されず、オフセット電流補正
回路についてはオフセット電流I0 を打ち消す方向に
電流を流すものであれば如何なる構成でもかまわない。 【0023】 【発明の効果】以上、本発明の請求項1の混合回路によ
る場合には、オフセット電流を打ち消す方向に電流を流
すオフセット電流補正回路を備える構成となっているの
で、オフセット電流を小さくすることができ、回路の高
精度化を図る上で大きなメリットがある。また、本発明
の請求項2の混合回路による場合には、第1、第2のカ
レントミラー回路を構成するトランジスタのベース電流
をグランドラインに流す又は電源ラインから供給するオ
フセット電流補正用のトランジスタを備える構成となっ
ているので、オフセット電流を更に小さくすることがで
き、回路の高精度化を更に推進することができ、オフセ
ットの影響を除去するために何らかの回路を外部に設け
るという必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混合回路の一実施例を説明するための
回路図である。
【図2】従来の混合回路を説明するための図1に対応す
る図である。
【符号の説明】
α  入力信号 β  入力信号 A  入力バッファ回路 B  差動増幅回路 C  カレントミラー回路 Q3  トランジスタ D  カレントミラー回路 Q4  トランジスタ E  出力バッファ回路 F  オフセット電流補正回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力信号αを受ける入力バッファ回路
    と、電源ラインとグランドラインとの間に直列に接続さ
    れた第1、第2のカレントミラー回路と、第2のカレン
    トミラー回路により電流バイアスされており、一方のト
    ランジスタのベースには入力信号βが導入されている一
    方、他方のトランジスタのベースにはバイアス電圧が導
    入されており、且つ他方のトランジスタのコレクタには
    、第1のカレントミラー回路の出力側トランジスタのコ
    レクタ及び入力バッファ回路の出力が接続された差動増
    幅回路と、第2のカレントミラー回路により電流バイア
    スされており、差動増幅回路における他方のトランジス
    タのコレクタと入力バッファ回路との間に流れる出力電
    流に応じた電圧を出力信号として出力する出力バッファ
    回路と、第1のカレントミラー回路により電流バイアス
    されており、前記出力電流のオフセット電流を打ち消す
    方向に電流を流すオフセット電流補正回路を具備してい
    ることを特徴とする混合回路。
  2. 【請求項2】  第1、第2のカレントミラー回路の入
    力側トランジスタのエミッタ側に接続されており、第1
    、第2のカレントミラー回路を構成するトランジスタの
    ベース電流をグランドラインに流す又は電源ラインから
    供給するオフセット電流補正用のトランジスタを備える
    請求項1記載の混合回路。
JP3039210A 1991-02-08 1991-02-08 混合回路 Pending JPH04257105A (ja)

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JP3039210A JPH04257105A (ja) 1991-02-08 1991-02-08 混合回路

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