JPS6123690B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6123690B2
JPS6123690B2 JP55038509A JP3850980A JPS6123690B2 JP S6123690 B2 JPS6123690 B2 JP S6123690B2 JP 55038509 A JP55038509 A JP 55038509A JP 3850980 A JP3850980 A JP 3850980A JP S6123690 B2 JPS6123690 B2 JP S6123690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
current
phase
input signal
transistors
Prior art date
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Expired
Application number
JP55038509A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56136007A (en
Inventor
Akira Kikuchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP3850980A priority Critical patent/JPS56136007A/ja
Publication of JPS56136007A publication Critical patent/JPS56136007A/ja
Publication of JPS6123690B2 publication Critical patent/JPS6123690B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は位相反転回路に関し、特に入力信号と
同相及び逆相の信号を同時に得る位相反転回路に
関する。 入力信号と同相及び逆相の信号を同時に得る方
法として、例えば第1図及び第2図に示す如き回
路がある。第1図においてはトランジスタQ10
コレクタ及びエミツタの各出力がベース入力VIN
に対して同相及び逆相であることを利用したもの
であつて回路構成が簡単である利点はあるが、同
一レベルの出力V01,V02を得るには利得が1にな
らざる得ないと共にトランジスタQ10による非直
線歪の発生はさけられないという欠点がある。第
2図においては、帰還増幅器20及び21を用い
て、前者を逆相増幅器とし後者を正相増幅器とし
て1対の正逆信号V01,V02を得るものである。こ
の回路方式では、増幅器が2個必要となつて回路
構成が複雑となると共に、増幅用トランジスタに
よる非直線歪が発生することは第1図の例と同様
である。 本発明の目的はトランジスタによる非直線歪の
発生を抑圧した簡単な構成の位相反転回路を提供
することである。 本発明の位相反転回路は、ベースに入力信号が
印加された第1のトランジスタの出力をベース入
力とする逆導電型の第2のトランジスタを設け、
これら両トランジスタに一定比の電流を供給して
両トランジスタのベース・エミツタ間電圧による
非直線性歪を互いに打消すようにし、更に第1及
び第2のトランジスタに流れる電流に対して夫々
一定比の関係にある電流をカレントミラー回路等
により発生せしめ、この発生電流を夫々用いて入
力信号と正及び逆相の信号を得るようにしたこと
を特徴としている。 以下、図面を参照しつつ本発明を説明する。 第3図は本発明の一実施例を示す回路図であ
り、入力信号VINはエミツタフオロワ構成のPNP
トランジスタQ1のベース入力となり、このトラ
ンジスタQ1のエミツタフオロワ出力は次段の
NPNトランジスタQ2のベース入力となる。トラ
ンジスタQ2のエミツタと基準電位(接地)点と
の間にはエミツタ抵抗REが接続されている。こ
れら両トランジスタQ1及びQ2に一定比の電流
=1/α,αは一定)を供
給する例えば電流ミラー回路1が設けられてお
り、この電流ミラー回路1は図のように互いにベ
ースが共通接続されたPNP形トランジスタQ3
びQ4を備えている。トランジスタQ4はベースと
コレクタが共通接続されたダイオード構成となつ
ており、トランジスタQ3及びQ4のエミツタ面積
比を適当に選定することによりトランジスタQ1
及びQ2への供給電流比1/αを設定できる。更
に、電流ミラー回路1にはトランジスタQ3,Q4
にベースが共通接続されたPNP形トランジスタ
Q5が設けられており、このトランジスタQ5のコ
レクタは抵抗RL1を介して基準電位(接地)点に
接続されている。そして、この抵抗RL1の両端間
から正相出力V02を導出する構成となつている。
ここで、トランジスタQ2と抵抗RL1とへの供給
電流との比を1/α′に定めるものとす
る。 更に、トランジスタQ1のコレクタ電流
入力とする電流ミラー回路2が設けられており、
これは互いにベースが共通接続されたNPNトラ
ンジスタQ6,Q7より成つており、トランジスタ
Q6がダイオード構成となつてトランジスタQ1
電流を吸収し、トランジスタQ7がこの電流
と一定比の関係にある電流を発生して、
一端が基準電位(接地)点に接続された抵抗RL2
の両端間から逆相出力V02を導出する構成となつ
ている。こゝで電流との比をα″に定
めるものとし、この比はトランジスタQ6とQ7
エミツタ面積比により決定され得るものである。 かゝる構成において、トランジスタQ1及びQ2
のベース・エミツタ間電圧をそれぞれVBE1及び
BE2、トランジスタQ1のエミツタラインの電圧
をVAとし、更にトランジスタQ1,Q2及び抵抗R
L1を流れる電流をそれぞれ及び
すれば次式が成立する。 VA=VIN+VBE1 ……(1) =(VA−VBE2)/RE ……(2) V02・RL1 ……(3) こゝで、=α′であるために(1)式乃至
(3)式より次式が得られる。 V02=(VIN+VBE1−VBE2) ・RL1/R・α′…(4) 一般にトランジスタのコレクタ電流CとVBE
の関係は次式で表わされる。 CS(expqVBET−1) …(5) こゝに、qは電子電荷、Kはボルツマン定数、T
は絶対温度、Sはベース・エミツタ間逆方向飽
和電流である。(5)式を変形して次式を得る。 VBET/qln(+1) …(6) 従つて、(4)式中の(VBE1−VBE2)は次式で示さ
れる。 VBE1−VBE2=K/q{T1ln(S1+1) −T2ln(αS2+1)}…(7) こゝにT1,T2はトランジスタQ1,Q2のベース・
エミツタ接合部温度である。 また、Sはトランジスタ固有の定数であるか
S2=βS1(βは一定)とおくことができ、
Sは極めて小なる値であつてコレクタ電流を十
分流しておけばCS≫1が成立するから次式
が得られる。 +1≒ …(8) 従つて、(8)式を用いることにより(7)式は以下の
ようになる。 VBE1−VBE2≒K/q{T1ln(S1) −T2ln(αS1)}…(9) (9)式においてトランジスタのジヤンクシヨン温度
Tを一定とすれば VBE1−VBE2T/qln(β/α)…(10) (10)式より(VBE1−VBE2)は一定値となるから、
この値をγとおけば(4)式は次式となる。 V02=(VIN+γ)・R/R・α′ …(11) (11)式から判るように正相出力V02は各トラン
ジスタのVBEに無関係となつて、VBEに起因する
歪の発生がなくなる。 次に逆相出力V01を考えると V01=−・RL2 …(12) であり、=α″=α″/αであるから(12) 式は(1),(2)式を用いて下記の如くなる。 V01=−α″RL2/αR(VIN+VBE1 −VBE2 …(13) (13)式においてもVBE1−VBE2は一定値γである
から、 V01=−α″RL2/αR(VIN+γ) …(14) となつて、逆相出力V01もVBEに起因する歪の発
生はない。 このように、(11)及び(14)式から判るように入
力信号VINと同相及び逆相の信号を同時に取り出
すことができかつ両出力とも無歪出力となる。ま
た、電流ミラー回路1,2における電流比α,
α′,α″及び抵抗RE,RL1,RL2を適当に選定
すれば所望の増幅度を有する正逆信号が得られ
る。尚、α=α′=α″=1、RL1=RL2=RL
選定すればγ=0となつて各出力は次式となつて
等しいレベルを有する。
【表】 〓 …………(15)
R

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベースに入力信号が印加された第1のトラン
    ジスタと、前記第1のトランジスタのエミツタ出
    力をベース入力とし前記第1のトランジスタと逆
    導電型の第2のトランジスタと、前記第2のトラ
    ンジスタのエミツタと所定基準電位点間に接続さ
    れた第1の抵抗と、前記第1及び第2のトランジ
    スタに一定比の関係にある第1及び第2の電流を
    夫々供給する手段と、一端が前記所定基準電位点
    に接続された第2及び第3の抵抗と、前記第2の
    電流に基づいてこの電流と一定比の関係にある第
    3の電流を前記第2の抵抗に供給する手段と、前
    記第1の電流に基づいてこの電流と一定比の関係
    にありかつ前記所定基準電位点に対して前記第3
    の電流とは逆方向に流れる第4の電流を前記第3
    の抵抗に供給する手段とを含み、前記第2及び第
    3の抵抗の他端の各々に前記入力信号と同相及び
    逆相の信号を夫々導出するようにした位相反転回
    路。
JP3850980A 1980-03-26 1980-03-26 Phase inverting circuit Granted JPS56136007A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3850980A JPS56136007A (en) 1980-03-26 1980-03-26 Phase inverting circuit

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JP3850980A JPS56136007A (en) 1980-03-26 1980-03-26 Phase inverting circuit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56136007A JPS56136007A (en) 1981-10-23
JPS6123690B2 true JPS6123690B2 (ja) 1986-06-06

Family

ID=12527228

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3850980A Granted JPS56136007A (en) 1980-03-26 1980-03-26 Phase inverting circuit

Country Status (1)

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JP (1) JPS56136007A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032419A (ja) * 1983-08-01 1985-02-19 Nec Corp 電力増幅器
JPS6053311A (ja) * 1983-09-02 1985-03-27 Nec Corp 電力増幅器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56136007A (en) 1981-10-23

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