JPH04256971A - 記録装置管理システム - Google Patents

記録装置管理システム

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JPH04256971A
JPH04256971A JP3019075A JP1907591A JPH04256971A JP H04256971 A JPH04256971 A JP H04256971A JP 3019075 A JP3019075 A JP 3019075A JP 1907591 A JP1907591 A JP 1907591A JP H04256971 A JPH04256971 A JP H04256971A
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の利用者を対象
とした複写機やプリンタ、ファクシミリその他の記録装
置の利用状況を自動集計管理する記録装置管理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、本願発明者等は、ファックス、複
写機、プリンタ等の複数の記録装置と対応して該記録装
置の使用情報を含むデータを管理する複数の管理装置と
、各管理装置で収集したデータを蓄積する中継装置と、
前記中継装置に対し通信回線(内線電話回線)を介して
接続され、前記中継装置に保持された管理データの収集
、集計計算、料金計算その他の処理を行うホストコンピ
ュータとを備えた記録装置管理システムを提案している
。又、前記中継装置は予め設定された日時に管理装置に
対してデータ転送要求を自動的に出力する機能を備え、
このデータ転送要求を受信した管理装置は、要求内容に
応じた記憶データを中継装置に転送する機能を有してい
る。さらに、前記ホストコンピュータのデータ転送指示
により中継装置に記憶された管理データがホストコンピ
ュータへ転送されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の記録
装置管理システムにおいてホストコンピュータと中継装
置をモデム及び公衆回線を通して接続した場合、親局側
のホストコンピュータに予め設定されたデータ収集日が
、中継装置を備えた子局側が休日の場合には、中継装置
及び管理装置の電源がオフされている可能性があり、そ
の場合にはホストコンピュータから中継装置への管理デ
ータの転送要求及び中継装置からホストコンピュータへ
の管理データの転送が不能になり、ホストコンピュータ
側で管理データの収集ができないという問題があつた。
【0004】この発明の第1の目的はホストコンピュー
タに設定された管理データの収集日が子局側では休日に
相当する場合には、その休日を避けてホストコンピュー
タが中継装置から管理データを収集することができる記
録装置管理システムを提供することにある。この発明の
第2の目的は上記第1の目的に加えてホストコンピュー
タが中継装置から収集した管理データを上位のホストコ
ンピュータへ自動的に提供することができる記録装置管
理システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記第1の目的を達成するため、子局側に配設された複数
の記録装置と対応して該記録装置の使用情報を含むデー
タを管理する複数の管理装置と、各管理装置に接続され
設定時間に基づいて各管理装置から管理データを収集し
て保持する中継装置と、前記中継装置に対し公衆回線を
介して接続され、前記中継装置に保持された管理データ
の収集、集計計算、料金計算その他のデータ処理を行う
親局側に配設されたホストコンピュータとを備え、前記
ホストコンピュータは、各中継装置に保持された管理デ
ータの収集日を指定する収集日設定手段と、該収集日指
定手段により予め設定した収集日に前記中継装置に保持
された管理データを自動的に収集する自動収集手段と、
前記設定日が休日であるか否かを判断する休日有無判別
手段と、この休日有無判別手段により前記設定日が休日
と判断された場合には、その設定日以前又は以後に前記
自動収集手段を動作させる設定日自動変更手段とを具備
するものである。
【0006】又、請求項2記載の発明は上記第2の目的
を達成するため、請求項1記載の発明に加えて、前記ホ
ストコンピュータに公衆回線を通して接続された上位の
ホストコンピュータを備え、前記下位のホストコンピュ
ータは、上位ホストコンピュータへのデータの提供日を
設定する提供日設定手段と、収集した管理データを予め
設定された提供日にホストコンピュータから上位ホスト
コンピュータへ提供する自動提供手段とを具備するもの
である。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明においては、前記ホストコ
ンピュータの収集日設定手段により管理データの収集日
が設定されると、収集日が休日有無判別手段により休日
か否かが判別され、休日でない場合にはその設定日に前
記自動収集手段が動作され、ホストコンピュータから管
理データの転送指示が前記中継装置に伝達され、該中継
装置に保持されていた管理データがホストコンピュータ
に転送される。又、設定日が休日と判断された場合には
設定日自動変更手段により休日以外の日に前記自動収集
・転送手段が動作され、ホストコンピュータにより前記
中継装置から管理データが自動的に収集される。
【0008】又、請求項2記載の発明はホストコンピュ
ータにより中継装置から収集された管理データが予め設
定された提供日に上位のホストコンピュータへ自動的に
提供される。
【0009】
【実施例】以下、本発明を複写機の管理システムに具体
化した一実施例を図面に従って説明する。図1はこの実
施例の管理システム全体を示す略体ブロック回路図、図
2は各事業所(子局側)のハードウエアを示す略体ブロ
ック回路図、図3は複数の事業所を総括する事業本部(
親局側)及び複数の事業本部を総括する本社のハードウ
エアを示す略体ブロック回路図である。
【0010】図1において複数の事業所1−1〜1−N
にそれぞれ必要な個数だけ設けられた複数の記録装置と
しての複写機4−1〜4−Nは、用紙に文書や画像、写
真等を複写するものであり、管理装置3−1〜3−Nは
、コピーカード等の記録媒体の部門情報等の登録No(
登録コード)を読み取って複写機4−1〜4−Nを使用
状態にし、その使用情報を登録No毎に分類集計して記
憶するものである。
【0011】使用情報としては、複写機の場合には、部
門付替データA、複写機のカウントメータ等の請求デー
タB、複写機の用紙別コピー枚数等の物流データD、ト
ナー補給回数やアラーム発生回数、ジャム発生回数、日
毎の使用開始時間、使用終了時間、動作回数等の保守デ
ータN、さらには1複写(コピー)作業毎の使用内容、
つまり用紙サイズ、モノクロ、フルカラー、モノクロト
レーシングペーパー、印刷、印刷単色カラー、いずれか
等、コピーモードの種類あるいは両面/多重、印刷機製
版、縮小使用コピー、編集・合成使用コピー等、オプシ
ョン機能に関する状態量を計数したデータ等の使用状況
を表すXデータがある。これらは勿論管理目的に応じて
どのような情報を必要とされるかにより選択されるが、
管理装置3−1〜3−Nのデータ記憶容量によっても制
限される。又、各事業所の予算等の都合により例えば図
2に示す事業所1−1では前述したA,B,D,N,X
の全てのデータを収集することができる管理装置が使用
され、事業所1−2ではB,D,Nの三種類のデータの
みを収集することができる管理装置が使用されている。 さらに、事業所1−Nでは前記二種類の管理装置が混在
して使用されている。
【0012】次に、図4により管理装置3の構成につい
て説明する。制御装置11は複写機4と接続されるとと
もに、回線16を介して中継装置2と接続されており、
読み取り装置14にコピーカードがセットされた場合に
は、当該コピーカードに書き込まれているコピー番号を
読み取って登録されているコピー番号であれば複写機を
コピー可能状態とし、コピーが行われた場合には、コピ
ー枚数等の種々のデータを複写機から取り込み、当該部
門のこれまでのコピー枚数データに加算して、その累計
を内蔵するメモリー15に格納する。又、制御装置11
は、読み取り装置14に磁気カード等からなる集計カー
ドがセットされた場合には、メモリ15に格納されてい
るコピー枚数等のデータを呼出し、表示コントローラ1
2を介して表示器13にコピー枚数等のデータを項目毎
に順次表示する。
【0013】次に、図5により中継装置2について説明
する。中継装置2の本体ケース21の前面には電源オン
・オフ表示用の赤色LED22、ポートP1、ポートP
2及び管理装置(以下端末ともいう)用の送信、受信表
示のための緑色LED23a,23b,24a,24b
,25a,25bが設けられている。本体ケース21の
後面にはポートP1、ポートP2及び端末用の接続端子
が設けられている。さらに、本体ケース21はその上部
カバーが取り外し可能になっており、本体ケース21内
には4桁7セグメント表示のLED表示装置26が設け
られている。
【0014】中継装置2の電気的構成について説明する
と、中央演算処理装置(CPU)27は、通信機能やデ
ータ収集、演算機能及びクロック発生(時計)機能を備
え、ポートP1の接続端子には図1に示すようにモデム
28A、公衆回線29及びモデム28Bを介して事業本
部6にある後述するホストコンピュータ41に接続され
ている。又、中央演算処理装置(CPU)27は、端末
用の接続端子にて管理装置3−1〜3−Nに接続され、
配下の複数の管理装置3−1〜3−Nとの間で管理デー
タの中継を行うものである。ポートP2用の端子には必
要に応じて例えば事業所1−1では部門付替データA及
び請求データBを収集するための複写管理システムホス
トコンピュータ30が接続され通信が可能である。この
ホストコンピュータ30は事業所において前記複写機4
からデータA,Bを収集して例えば特定の部門がコピー
用紙を何枚使用したかを集計して料金の付替処理を行う
。さらに詳しくは日間集計、月間集計等を行って各部門
毎に料金の計算、請求書の発行、各部門別、各端末別に
稼働率その他の使用状況を分析するための統計データの
作成を行う。このホストコンピュータ30は図1に示す
ようにモデム28C、公衆回線29及びモデム28Bを
通して集計データをホストコンピュータ41に転送が可
能である。又、キーボード、FD(フロッピディスク)
やメモリカード等の読み取り手段を有し、上記のような
オンラインによるデータ収集ができない部門や管理装置
3等に関するデータをFDやメモリカード、テープ、キ
ーボード等から入力し、そのデータも同様に処理する。
【0015】図5に示す中継装置2のROM31にはC
PU27を制御する制御プログラム等が記憶されている
。RAM(書き込み読み出し可能なメモリ)32は管理
装置3から送信されたデータを記憶保持するためのもの
で、所定のメモリ容量を有する。本体ケース21内のメ
イン基板には拡張RAMボード用の増設コネクタを有し
ており、この増設用コネクタに拡張RAMボード33を
接続してその記憶容量をアップし、配下の端末数を増す
ことができる。
【0016】さらに、中継装置2にはRAMカード用の
増設コネクターを有し、RAMカード34が接続可能で
ある。RAMカード34は前記拡張RAMボード33を
接続したときに対応した記憶容量を有している。そして
、CPU27が配下の複数の管理装置3−1〜3−Nか
ら管理データを収集したとき、前記RAM32(拡張R
AMボード33が実装されているときは拡張RAMボー
ド33も含む)にそのデータを書き込み、さらにRAM
カード34にもセーブする。
【0017】さらに、RAMカード34へのセーブは、
一旦RAM(拡張RAMボード33が実装されていると
きは拡張RAMボード33も含む)32に記憶された管
理データを後述するエントリーキー35の操作によって
も可能である。逆にRAMカード34に記憶された各管
理装置3−1〜3−Nの管理データを前記RAM(拡張
RAMボード33が実装されているときは拡張RAMボ
ード33も含む)32に逆ロードすることもエントリー
キー35の操作によって可能である。
【0018】メモリバックアップバッテリ36は電源オ
フ時に前記RAM32、拡張RAMボード33の記憶保
持動作及びクロック発生器37の作動を維持するための
ものである。LOWバッテリ検知部38はメモリバック
アップバッテリ36の電圧を検知し、所定電圧値以下に
なったとき、CPU27はLOWバッテリ検知部38か
らの信号に基づいて前記LED表示装置26に電圧低下
のメッセージを表示する。
【0019】ディップスイッチ39はポートP1,ポー
トP2及び端末用の接続端子を介して接続される各機器
間の通信速度の設定、各ポートに接続される機器の種類
の設定、モニタ出力の設定、RAMカード34に対する
逆ロード設定、メモリ容量の標準モード、拡張モードの
設定、RAMカードの有無の設定、エントリーキー入力
モードの設定、LED表示装置26における通信コマン
ド、端末No、エラーコードの表示設定切換等を行うた
めのものである。エントリーキー35は中継装置2に対
して一体に設けられ、テンキー、入力確定キー及びクリ
アキーを備えている。なお、このエントリーキー35は
中継装置2に対し別体に設けてもよい。
【0020】オペレータはエントリーキー35を操作す
ることにより、あるいはエントリーキー35とディップ
スイッチ39を操作することによって、所定の回数、例
えば一日に6回のポーリング時刻の入力が可能である。 又、エントリーキー35を操作することにより、データ
を収集すべき端末No及び端末毎の収集データの設定が
可能である。この設定メニューに基づいてCPU27は
設定された時刻に配下にある設定された端末Noの管理
装置3に対して順次ポーリング信号を出力し、必要なデ
ータの収集及び集計を行う。
【0021】又、ディプスイッチ39でLED表示装置
26における通信コマンド、端末No、エラーコードの
表示設定を行ったときには、ポートP1、ポートP2及
び端末用の接続端子を介して他の機器と正常に通信し、
CPU27は現に通信が行われているコマンドNoに基
づいてそのコマンドNoを4桁LED表示装置26の上
位2桁に表示するとともに、下位2桁に通信に使用して
いるポートP1,ポートP2又は通信を行っている端末
Noを表示する。
【0022】以上のように構成された中継装置2では、
予め設定された時間に、あるいは指示された時刻にポー
リング信号等を発行して通信回線を接続し順次それぞれ
の管理装置3−1〜3−Nから集計データを収集して保
持し、ホストコンピュータ41に転送する。複写管理シ
ステムコンピュータ30がある事業所では中継装置2か
ら該コンピュータ30へもA,Bのデータが転送される
。又、管理装置3−1〜3−Nは、先に説明したように
それぞれが端末Noを有し、又、それぞれの管理装置3
−1〜3−Nで登録No毎に集計データを記憶している
ため、中継装置2では各端末No別、さらに登録No別
の収集データがある。しかし、中継装置2としては、通
常各管理装置3−1〜3−N毎に集計した端末No単位
毎のデータと、各端末Noのデータについて同じ登録N
oのデータを集計した登録No単位のデータを保持すれ
ばよい。すなわち、このシステムでは、1つの記録媒体
でそれぞれの管理装置3−1〜3−Nにアクセスでき、
同じ登録Noのデータは、中継装置2で集計される。
【0023】次に、会社(親局側)に装設され、かつ前
記中継装置2とモデム28A,28B及び公衆回線29
を通して接続されたホストコンピュータ41について図
3により説明する。このホストコンピュータ41は、通
信機能やデータ収集、演算機能及びクロック発生(時計
)機能を備えた中央演算処理装置(CPU)42、CP
U42を制御する制御プログラム等が記憶されているR
OM48、中継装置2から転送されたデータを記憶保持
するための所定のメモリ容量を有するRAM(書き込み
読み出し可能なメモリ)49、データを収集したい配下
の中継装置の登録No等の各種データを入力するための
キーボード43、表示装置44、プリンタ45及び読み
取り装置46等により構成されている。公衆回線29及
びモデム28A,28Bを通して接続された中継装置2
から直接各種の管理データを取り込むとともに、後述す
る集計等の各種データ処理を行なうものである。中継装
置2からの管理データの取り込みは、例えば1日に1回
、1週間に1回あるいは1月に1回という比較的長い時
間間隔をもって行われる。
【0024】前記キーボード43はテンキー、入力確定
キー、機能キー及びクリアキーを備えており、前記CP
U42、ROM48及びRAM49とともに各中継装置
2に蓄積された管理データの収集日及び時刻を指定する
収集日設定手段を構成し、合わせて収集日と対応する曜
日も入力することが可能である。又、前記CPU42は
前記設定日(曜日)が休日であるか否かを判断する休日
有無判別手段を構成するカレンダーテーブル47を備え
、該カレンダーテーブル47に記憶された事業所固有の
カレンダー(休日、週日)情報と、前記キーボード43
により設定された収集日(曜日)とを比較し、休日でな
いと判断された場合にはデータの設定収集日に中継装置
2からデータを自動的に収集し、この収集データを後述
する上位ホストコンピュータ50に提供するようにして
いる。反対にCPU42により設定日が休日と判断され
た場合にはこの実施例では設定日を休日以外の日に変更
する設定日変更手段を兼用するCPU42によりその前
日に設定日を自動的に変更し、変更収集日となった場合
にホストコンピュータ41は中継装置2からデータを収
集し、この収集データを上位ホストコンピュータ41に
提供するようにしている。又、上位ホストコンピュータ
50へのデータの提供は提供日設定手段を兼用する前記
キーボード43により設定された提供日に行われる。
【0025】次に、前記ホストコンピュータ41におけ
る管理データの集計処理について説明する。図6は集計
処理システムの構成例を示す図であり、61は通信エリ
ア、62は月次データ処理部、63は月次集計ファイル
、64は日間データ処理部、65は日間集計ファイル、
66は期間集計処理部、67は期間集計ファイル、68
はオフライン入力処理部、69はキー入力部、70は修
正入力処理部、71は料金計算テーブル、72は月次デ
ータ処理部、73は請求書発行処理部、74は月間集計
ファイル、75は年間集計処理部、76は年間集計ファ
イルを示す。
【0026】通信エリア61は中継装置2と通信を行っ
て収集した管理データを書き込んでおくエリアであり、
先に説明したようにホストコンピュータ41では、中継
装置の記憶手段(RAM32)に月初から積算された管
理データを1日毎に収集するので、その管理データが通
信エリア61に書き込まれる。月次データ処理部62は
、通信エリア61に書き込まれた管理データで月次集計
ファイル63を書き換える処理を行い、日間データ処理
部64は通信エリア61に書き込まれた管理データから
前回の管理データを引き算することによって日間集計フ
ァイル65を得るものである。従って、月次集計ファイ
ル63は月末になるまで毎日通信エリア61の管理デー
タで更新され、日間集計ファイル65は月毎に1日から
末日まで、つまり31日分の各日間集計データが蓄積さ
れる。そして、期間集計処理部66は例えばx〜y日の
1週間のように期間が指定された場合に、その期間x日
〜y日の日間集計ファイル65を読み出して集計処理し
、期間集計ファイル67を得るものである。なお、管理
装置にて週、月名等の期間単位に累積データをもつ管理
項目については、前記期間毎にデータ収集して集計処理
を行う。
【0027】月次データ処理部72は月末にその月のデ
ータを処理し、料金の計算や月間集計ファイル74の作
成を行うものであり、請求書発行処理部73は月次デー
タ処理部72の計算結果に従って部門毎に請求書を作成
し、発行するものである。料金計算テーブル71には各
端末、各項目毎の単価が設定されている。月間集計ファ
イル74は各月の集計データを端末別、部門別にして2
4カ月分格納したものであり、年間集計処理部75は月
間集計ファイル74から各月分の管理データを読み出し
て、年間コピー枚数、各月のコピー枚数、月毎の対前年
比較、金額等を端末別、部門別に集計、計算する。この
集計データは年間集計ファイル76に例えば2年分格納
される。
【0028】オフライン入力処理部68は本システムと
オンライン接続されていない管理装置の管理データを入
力するものであり、例えば管理装置から管理データを読
み出して記録したFDやメモリカード、テープの入力処
理を行うものである。このような管理データは月単位で
処理されるので、月次データ処理部72に入力してオン
ラインで収集した月次集計ファイル73と合わせて集計
処理される。又、キー入力部69と修正入力部70は、
月次データ処理部72で修正処理する必要のあるデータ
を入力し処理するものである。
【0029】次に、前記公衆回線29及びモデム28B
,28Cを通して前記ホストコンピュータ41に接続さ
れた上位ホストコンピュータ50について説明する。 図3に示すように上位ホストコンピュータ50は配下に
ある複数のホストコンピュータ41から提供されたデー
タを一括して管理するものであって、大容量の記憶手段
を備え、各事業所毎のデータが区別して蓄積される。 又、該ホストコンピュータ50にはこのデータを用いて
料金の請求や消耗品の手配等を行う各種の機能を有する
コンピュータ51〜54が接続される。又、前記上位ホ
ストコンピュータ50にはフロッピーディスクFDによ
りXデータを提供可能なホストコンピュータ55が接続
されている。
【0030】次に、前記のように構成した複写機管理シ
ステムの動作を説明する。最初に、図7に基づいて、こ
の発明の要旨である動作概要を説明する。図7のステッ
プ1(以下、フローチャート図においてステップを○付
で表示する)においてホストコンピュータ41のキーボ
ード43のエントリーキーがオペレータにより操作され
て、CPU42によりデータの収集日(曜日)が設定さ
れ、かつその収集時刻も例えばその日の終わりの時刻に
設定される。次に、ステップ2において設定された収集
日とカレンダーテーブル47に予め記憶された各事業所
毎のカレンダ(休日・週日)情報とがCPU42により
比較され、設定収集日が休日と判断された場合には、ス
テップ3においてCPU42により設定収集日がその前
日に変更される。その後、ステップ4において変更後の
設定収集日になつたか否かがCPU42により判断され
、YESの場合にはステップ5においてホストコンピュ
ータ41は中継装置2から管理データを収集する。この
収集データは各事業所毎、各端末毎に集計され、その後
、キーボード43のエントリーキーにより予め設定され
た提供日になった場合にホストコンピュータ41から上
位のホストコンピュータ50に提供される。
【0031】なお、この中継装置からのデータ収集日と
ホストコンピュータへのデータ提供日は異なる日が設定
されてもよいが、データ提供日はデータ収集日の後にす
るのが好ましい。一方、図7のステップ2において前記
設定収集日が休日でないとされた場合には、ステップ6
において最初の設定収集日になったか否かが判断され、
YESの場合にはステップ5に移行してホストコンピュ
ータ41は中継装置2から管理データを収集する。
【0032】なお、本実施例においては休日の前日に変
更したが、休日の直後であってもよい。この場合朝一番
にデータを収集することが望ましい。又、ホストコンピ
ュータ41側にて各事業所毎のカレンダー情報をもつと
、休日の変更が多い場合は、その更新作業が大変となる
。この場合は以下に説明するように中継装置2に収集日
を管理させる機能をもたせればよい。この場合も前記実
施例と同じく図7のように動作がなされる。但し、カレ
ンダーテーブル及びその設定は中継装置2側のエントリ
ーキー35を用いて行われ、CPU27が設定期日と変
更期日の判断をして、端末装置からデータを収集した後
、ホストコンピュータ41へデータ転送を要求し、ホス
トコンピュータ41はこれを受けて、中継装置2からデ
ータを収集する。又、中継装置2のエントリーキー35
を用いてホストコンピュータ41のカレンダーテーブル
47の休日を設定するようにしてもよい。
【0033】管理データは中継装置2と管理装置3との
間で先に説明したように1日複数回のデータ転送が実行
され、中継装置2に1日間の管理データが蓄積される。 そして、1日毎にホストコンピュータ41と中継装置2
との間でデータ転送が実行される。基本的には、上位側
の装置から下位側の装置に順次データ転送要求を発行し
、それに応答して下位側の装置から上位側の装置へデー
タ転送が実行される。そして、それぞれの装置がデータ
の受信を確認してからクリア指示を発行し、それを受け
てクリア処理が実行される。この場合、下位側の装置に
おいて装置異常や補修等、特殊の事情が発生した場合に
は、上位側の装置に下位側の装置から割込み要求を発行
して緊急的にデータ転送を行うようにすればよい。
【0034】ここで上位ホストコンピュータ50、ホス
トコンピュータ41、中継装置2及び管理装置(端末)
3との間のそれぞれのデータ転送要求、データ転送動作
、管理装置3自身の管理データ収集動作を詳細に説明す
る。管理データは、図8に示すように登録コードの部門
No例えば「001〜999」について用紙サイズやモ
ード、オプション別に積算されて管理装置の記憶手段に
記憶される。例えば管理装置で部門No「001」の登
録コードを読み取って複写機に動作許可を与え、それに
対して複写機から用紙サイズA4、モノクロ、縮小で1
0枚の使用情報が送られてくると、管理装置3は部門N
o「001」の対応する記憶領域のデータにその枚数を
加算して記憶領域の内容を更新する。そして、中継装置
2からデータ転送要求があると、これらの内容を転送し
、クリア指示があると、これらの領域に零を書き込むこ
とによりクリア処理を行う。これに対して、中継装置で
も同様に図8に示すような部門No別の管理データと図
9に示すような端末No別の管理データを記憶している
。この端末No別の管理データは、管理装置の管理デー
タにおける図8に示す合計欄の枚数となる。
【0035】次に、図10により中継装置2と管理装置
3−1〜3−Nとの間の動作について説明する。図10
のステップ1において中継装置2のCPU27により指
定時間か否かが判断され、YESの場合にはステップ2
において指定された端末のAデータが収集される。以下
、ステップ3〜6において指定された端末のBデータ、
Dデータ、Nデータ、Xデータが順次収集される。 次に、ステップ7において登録端末分のデータ収集が終
了したか否かがCPU27により判断され、NOの場合
には前述のステップ2に戻り、YESの場合には端末毎
にデータが集計され、中継装置2のRAM32に蓄積さ
れる。その後、指定時間の判別動作に移行する。
【0036】前記ホストコンピュータ41と中継装置2
との間の動作について説明する。図11のステップ1に
おいて、ホストコンピュータ41によりデータの収集日
時か否かが判断され、YESの場合にはステップ2にお
いて指定端末に蓄積されているAデータが収集され、以
下ステップ3〜5において指定端末のBデータ、Dデー
タ、Nデータが順次収集される。次いで、ホストコンピ
ュータ41により一中継装置2に登録された端末分のデ
ータ収集が終了したか否かが判断され、YESの場合に
は事業所及び端末毎に集計し、ホストコンピュータ41
のRAM49に蓄積する。
【0037】次に、ホストコンピュータ41と上位のホ
ストコンピュータ50との間の動作を図12により説明
する。図12のステップ1においてホストコンピュータ
41により予め設定された指定(提供)日時か否かが判
断され、YESの場合にはステップ2においてAデータ
が上位のホストコンピュータ50に提供される。以下、
ステップ3〜5においてBデータ、Dデータ、Nデータ
、Xデータが順次提供される。次に、ステップ6におい
て登録された事業所分のデータ提供が終了したか否かが
CPU42により判断され、NOの場合には前述のステ
ップ2〜5のデータ提供動作に戻り、YESの場合には
ステップ1の日時判別動作に移行する。
【0038】図13〜図15に示す例でさらに詳しく説
明する。中継装置2は、データ収集を1日に例えば6回
としてその収集時刻を予め設定し、その時刻になると図
13に示すように端末にAデータ転送要求を出す。これ
により端末は、その時点で記憶手段に記憶したAデータ
を中継装置2に転送する。中継装置2は、端末から転送
されてきたAデータを記憶手段に前のデータと加算して
格納する。これにより一回のデータ転送が終了する。次
に、B,D,N,Xの各データが順次要求、転送される
が、A,B,D,Nの各データはクリアする必要はない
ので、管理装置3のメモリ15等の記憶手段に蓄積され
るが、1複写作業毎のXデータはクリアする必要がある
ので、クリア指示が出され、管理装置はこのクリア指示
により記憶手段の内容を零にクリアする。このようにし
て管理装置の記憶手段は、データ転送毎に蓄積又はクリ
アされ、中継装置2のRAM32等の記憶手段にはA,
B,D,N,Xの各データが順次加算されて蓄積される
【0039】又、図14に示すようにホストコンピュー
タ41、中継装置2及び管理装置3間においては、次の
ようにデータの転送要求及び転送が行われる。中継装置
2はホストコンピュータ41から中継装置2にデータ収
集要求が出された場合及び先に述べたようにデータ収集
を1日に例えば6回としてその収集時刻を予め設定し、
その時刻になると管理装置にAデータ転送要求を出す。 これにより管理装置は、その時点で記憶手段に記憶した
Aデータを中継装置2に転送する。中継装置2は、管理
装置から転送されてきたAデータを記憶手段に前のデー
タと加算して格納し、管理装置にAデータクリア指示を
出す。管理装置はこのクリア指示により記憶手段の内容
を零にクリアする。これにより一回のデータ転送が終了
する。次に、B,D,N,Xの各データが順次要求、転
送される。B,D,Nの各データはクリアする必要はな
いので、管理装置の記憶手段に蓄積されるが、A,Xデ
ータはクリアする必要があるので、クリア指示が出され
、管理装置はこのクリア指示により記憶手段の内容を零
にクリアする。このようにして管理装置の記憶手段は、
データ転送毎に蓄積又はクリアされ、中継装置のRAM
32等の記憶手段にはA,B,D,N,Xの各データが
順次加算されて蓄積される。
【0040】ホストコンピュータ41から中継装置2に
データ収集要求が出された場合は、中継装置2のRAM
32等の記憶手段にA,B,D,N,Xの各データが順
次加算されて蓄積され、その動作が終了すると、中継装
置から収集終了信号がホストコンピュータ41に出力さ
れる。すると、ホストコンピュータ41からA,B,D
,N,Xの各データの転送要求が出される。これに対し
て中継装置2からA,B,D,N,Xの各データがホス
トコンピュータ41に転送される。なお、A,Xデータ
についてはホストコンピュータから中継装置にクリア指
示が出され、中継装置のA,Xデータが零にクリアされ
る。
【0041】前記ホストコンピュータ41は毎日の終り
に中継装置2にデータ転送要求を出す。この結果、中継
装置2はその時点でRAM28等に記憶したA,B,D
,N,Xの各データをホストコンピュータ41に転送す
る。そして、月末になってホストコンピュータ41は中
継装置2から各データを受け取ると、始めて中継装置2
にクリア指示を出す。中継装置2はこのクリア指示によ
りRAM28等の記憶手段の内容を零にクリアする。
【0042】すなわち、中継装置2のRAM28等の記
憶手段には1ヵ月分の管理データが蓄積され、1ヵ月毎
にクリアされる。そのため、ホストコンピュータ41で
は中継装置2から受け取った前回の管理データを記憶し
ておき、日間の集計値は、中継装置2から受け取った管
理データから前回の管理データを減算して得ることにな
る。月間の集計値は、月末に中継装置2から受け取った
管理データをそのまま使用することができる。なお、何
らかの状況によりホストコンピュータ41で1日のデー
タ収集が行われなかった場合には、その日の管理データ
が前回の管理データとなるので、日間の管理データは零
とされる。
【0043】前記ホストコンピュータ41と上位ホスト
コンピュータ50との間におけるデータの送出通告、送
出動作を図15により説明する。ホストコンピュータ4
1から上位ホストコンピュータ50へAデータ送出通告
が出されると、上位ホストコンピュータ50からホスト
コンピュータ41へ送出OKが出され、その後ホストコ
ンピュータ41からAデータが送出される。以下同様に
してB,D,Nの各データがホストコンピュータ41か
ら上位ホストコンピュータ50へ送出される。
【0044】なお、このホストコンピュータ41から上
位ホストコンピュータ50へのデータの提供は、前述し
たように予め設定された提供日に行われるものであり、
提供日が休日の場合はその前日又はその翌日に変更され
る。この提供日はホストコンピュータ41の中継装置2
からのデータ収集日と独立に設定するようにしてもよい
が、データ収集日に基づいて自動的に設定するようにし
てもよい。
【0045】次に、図16及び図17によりホストコン
ピュータ41による管理データの自動集計動作について
説明する。図16のステップ1において自動集計指示が
あると判断された場合には、ステップ2において請求デ
ータB有りか否かが判断されてYESの場合にはステッ
プ3において部門付替データA有りか否かが判断され、
YESの場合にはステップ4において部門付替データA
及び請求データBの集計動作が行われる。又、ステップ
2において請求データBが無いと判断された場合にはス
テップ5において部門付替データA有りか否かが判断さ
れYESの場合にはステップ6において部門付替データ
Aの集計が行われる。さらに、ステップ3において部門
付替データ無しと判断された場合にはステップ7におい
て請求データBの集計が行われる。
【0046】次に、ステップ8において物流データDの
請求が有るか否かが判断されてYESの場合にはステッ
プ9において物流データの集計が行われる。続いて、ス
テップ10において保守データNの請求が有るか否かが
判断され、YESの場合にはステップ11において保守
データNが集計される。次に、ステップ12においてX
データの請求が有るか否かが判断され、YESの場合は
Xデータの集計が行われる。なお、前述したステップ8
,10,12においてNOと判断された場合には次のス
テップに移行する。前述したステップ1〜11までの動
作は端末単位で行われ、ステップ1〜13の動作は一事
業所単位で行われる。
【0047】次に、図17に示すステップ1において次
の事業所の自動集計指定が有るか否かが判断されてYE
Sの場合には図16の(1)の処理開始動作に戻る。 又、図17のステップ1でNOと判断された場合には自
動データ提供指示が有るか否かが判断されYESの場合
には請求データB有りか否かが判断され、YESの場合
には部門付替データA有りか否かが判断され、YESの
場合には部門付替データA、請求データBの提供が行わ
れる。(ステップ2〜5参照)又、ステップ3において
請求データBがないと判断された場合には部門付替デー
タA有りか否かが判断され、YESの場合にはステップ
7において部門付替データが提供される。又、ステップ
4においてデータAがないと判断された場合にはステッ
プ8において請求データが提供される。さらに、ステッ
プ9において物流データD有りか否かが判断され、YE
Sの場合にはステップ10において物流データが提供さ
れる。その後、保守データNが有るか否かが判断されY
ESの場合には保守データが提供され、次に、Xデータ
が有るか否かが判断されYESの場合にはXデータが提
供され、さらに次の事業所の自動集計指定が有るか否か
が判断され、NOの場合には動作が終了となり、YES
の場合にはステップ2のステップに移行される。(ステ
ップ11〜15参照)ところで、複写機の型番を識別す
るためには、管理装置3−1〜3−Nに機種コードを登
録しておく必要があるが、機種コードを登録するにはこ
の管理装置にはテンキー(数字キー)しかないので、数
字しか入力することができない。しかし複写機毎の事業
所への請求情報は商品コード(英数字)で管理されてい
るため、事業本部側でオペレータがコード表を見ながら
前記機種コードを商品コードに変換していた。又、多数
の管理装置に英数字を入力するためのキーボードをそれ
ぞれ接続すると、コストアップになる。従って、この実
施例ではホストコンピュータ41に対し機種コードから
商品コードに変換する機能を具備している。すなわち、
ホストコンピュータ41には機種コードに対応して商品
コードを登録したコード対照テーブルをCPU42及び
RAM49に予め接続し、CPU42に機種コードから
商品コードに変換させるコード変換機能を付与している
【0048】そこで、このようなコード変換機能を付与
した場合の商品コード情報の操作を図18〜図20に基
づいて説明する。図18のステップ1においてホストコ
ンピュータ41のキーボード43の機能キーFのうちス
テップ2において更新機能キーF2が操作され更新メニ
ューになった状態で、ステップ3においてオペレータ用
パスワードがキー入力されると、ステップ4においてパ
スワードが正常かどうかがCPU42により判断され、
正常の場合にはステップ5において確認メッセージが出
力される。そして、ステップ6においてYESを選択す
ると、ステップ7においてインデックスに応じて機種コ
ード及び商品コードの更新が行われ、ステップ8におい
て終了メッセージになるとステップ1に移行する。
【0049】又、ステップ9において検索キーF3を操
作すると、インデックスの入力指示がメッセージとして
出力され、その後入力項目が正常かどうかが判断され、
YESの場合には画面の切換動作が行われる。(ステッ
プ10〜12)図19においてステップ1で次面キーF
4を操作すると、ステップ2で前面キーF5により次面
への切替えが行われる。同様に前面への切替えはステッ
プ3,4により行われる。
【0050】ステップ5において印刷キーF8が操作さ
れると、ステップ6において印刷データがあるか否か判
別され、YESの場合にはステップ7においてインデッ
クスが入力され、その入力範囲が正常かどうか判断され
、YESの場合にはステップ9において印刷確認動作が
行われ、NOを選択した場合には図18のステップ1に
移行し、YESを選択した場合にはプリンタ45が正常
かどうかがステップ11において判断され、YESの場
合にはステップ12において印刷が実行され、その後終
了メッセージが出力され、図18のステップ1に移行す
る。又、ステップ11においてNOと判断された場合に
はそのプリンタ異常のメッセージが出力され、図18の
ステップ1に移行する。
【0051】さらに、図20のステップ1でメニューキ
ーF10が操作されると、ステップ2において機種コー
ド及び商品コードの変更有りかどうかが判断され、YE
Sの場合にはそのメッセージがステップ3において出力
され、ステップ4においてYESが選択された場合には
処理が終了する。又、NOが選択された場合には図18
のステップ1に移行する。
【0052】図20のステップ5においてソートキーF
1が操作されると、その確認メッセージがステップ6に
おいて表示され、ステップ7においてYESが選択され
ると、ステップ8において機種コード及び商品コードの
ソートが行われ、その後図18のステップ1に移行する
。図3に示すホストコンピュータ41に対し、通信回線
異常、機種コード異常、収集データ異常あるいはメモリ
オバー異常等が発生した場合にそれをエラー別に検出す
る機能をもたせ、プリンタ45により印字させるように
構成することもできる。このエラー検出、印字動作を図
21により説明する。
【0053】図21のステップ1において中継装置2が
ホストコンピュータ41からの指示により管理装置から
データを収集する。次いで、ステップ2においてホスト
コンピュータ41が中継装置2からデータを収集する。 その後ステップ3においてホストコンピュータ41によ
りデータ収集過程においてエラーがあるか否かが判断さ
れ、NOの場合にはステップ4において通信エラーが発
生したか否かが判断され、YESの場合にはステップ1
の動作に戻り、NOの場合には終了となる。
【0054】又、ステップ3においてエラーがあると判
断された場合には、ステップ5においてそれが通信エラ
ーかどうか判断され、YESの場合にはステップ6にお
いて通信エラー情報ファイルに出力される。その後、ス
テップ7においてプリンタ45により通信エラー情報が
自動的に印字されるとともに、ステップ4の動作に移行
する。
【0055】さらに、前記ステップ5において通信エラ
ー情報でないと判断された場合には、ステップ8におい
てメモリオバーかどうか判断され、YESの場合にはス
テップ9においてメモリオバー情報ファイルに出力され
、前述したステップ7の印字動作に移行する。そして、
前記ステップ8においてメモリオバーでないと判断され
た場合には、ステップ10において機種コードエラーが
情報ファイルに出力され、前述したステップ7の印字動
作に移行する。
【0056】又、通信回線異常の内容をコードで表現し
て画面表示又は自動的に印字するような構成も採用する
ことができる。さらに、通信回線異常が発生した場合、
そのリトライをキー操作又は自動的に行うように構成し
てもよい。このようにエラーが発生した場合にはそのエ
ラーの種類を判別するとともに、自動的に印字すること
ができるので、トラブル対応の工数が大幅に削減される
【0057】ところで、ホストコンピュータ41は前述
したように月単位で複数カ月の管理データを蓄積する月
間集計ファイル74を有し、このデータから,年間集計
処理部75により年間の集計データを出力可能であるが
、締日が任意に設定できない構成では、決まった月度(
1〜末日)での年間集計しかできない。又、月間集計に
ついては設定された月度内で1回しかできない。
【0058】そこで、ホストコンピュータ41に月間締
日を任意に登録できる機能を付与することが考えられる
。この場合には、締日を任意に設定できることから、オ
ペレータの意図した年間集計が得られる。又、年間集計
を予め登録された締日を境にして行うことができる機能
を備えることも可能である。さらに、同一月度内で月間
集計を複数回行う機能を備えたり、同一月度内の全ての
月間集計データを月度始めてのときはセットし、次から
は加算するようにしたり、月間集計、年間集計を月間締
日に例えば通常月間集計が行われた場合、前回の通常月
間集計データをその月度の年間集計ファイルにセット又
は加算するというようにして自動的に行う機能を付与す
ることもできる。この具体例として図22に示す集計動
作がある。この図22及び後掲の図23〜25において
通常月間集計を「通・月」、追加月間集計を「追・月」
、指定端末月間集計を単に「指定端末」、通常オフライ
ン集計を「通・オフライン」と略称している。
【0059】又、通常月間集計が行われた後、その月間
データを月間集計ファイル74及び年間集計ファイル7
6にセット又は加算し、年間集計を月間集計と同時に行
うようにしてもよい。さらに、通常月間集計が行われた
後、その月間データを通常月間集計ファイルにセット又
は加算し、次に、その通常月間集計ファイルのデータを
年間集計ファイルにセットしてもよい。これらの具体例
を図23及び図24に示す。
【0060】年間集計は月間集計結果をその月度の年間
集計ファイルに加算する方法が基本となるが、その月度
最初の月間集計時にはその月度分の年間集計ファイルを
クリアしてから月間集計結果を加算することにより、前
年度データが消去される。又、追加月間集計時にはその
月度分の年間集計ファイルから現在の月度集計結果を減
算した後、追加月間集計を行い、年間集計ファイルに加
算することにより、月間集計結果の二重加算が防止され
る。この具体例を図25に示す。
【0061】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、次のように具体化することができる。 (1)ホストコンピュータ41により収集日が設定され
た場合、例えば休日の前日以前又は休日の翌日以降にデ
ータの自動収集日を変更するように構成することもでき
る。 (2)前記実施例ではキーボード43によりデータの収
集日及びその曜日を設定するようにしたが、曜日の入力
を行わなくても、ホストコンピュータ41のカレンダー
テーブル47により設定収集日が休日か否かを判断する
ことができるように構成することもできる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明は、親局側のホストコンピュータに設定された管理デ
ータの収集日が子局側で休日の場合には、その休日を避
けてホストコンピュータが中継装置から管理データを収
集することにより確実に集計できる効果がある。
【0063】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の効果に加えてホストコンピュータが中継装置か
ら収集した管理データを上位のホストコンピュータへ自
動的に提供することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の記録装置管理システムを具体化した
一実施例の略体ブロック回路図である。
【図2】子局側の装置の略体ブロック回路図である。
【図3】親局側の装置の略体ブロック回路図である。
【図4】複写機管理装置のブロック回路図である。
【図5】中継装置のブロック回路図である。
【図6】ホストコンピュータの集計処理を説明するため
の図である。
【図7】集計動作の概要を示すフローチャートである。
【図8】管理データの構成例を示す図である。
【図9】管理データの構成例を示す図である。
【図10】データの収集方法を示すフローチャートであ
る。
【図11】データの収集方法を示すフローチャートであ
る。
【図12】データの収集方法を示すフローチャートであ
る。
【図13】中継装置と端末との間のデータ転送方法を説
明するための図である。
【図14】ホストコンピュータと中継装置と端末との間
のデータ転送方法を説明するための図である。
【図15】ホストコンピュータと上位ホストコンピュー
タとの間のデータ転送方法を説明するための図である。
【図16】データの自動集計動作を示すフローチャート
である。
【図17】データの自動集計動作を示すフローチャート
である。
【図18】商品コード情報の操作を示すフローチャート
である。
【図19】同じくフローチャートである。
【図20】同じくフローチャートである。
【図21】データ収集過程でエラーが発生した場合の動
作を説明するための図である。
【図22】期間集計動作の具体例を示す図である。
【図23】期間集計動作の具体例を示す図である。
【図24】期間集計動作の具体例を示す図である。
【図25】期間集計動作の具体例を示す図である。
【符号の説明】
2  中継装置、3  管理装置(端末)、4  記録
装置としての複写機、29公衆回線、41  ホストコ
ンピュータ、42  自動収集手段、自動提供手段、休
日有無判別手段及び設定日自動変更手段を構成する中央
演算処理装置(CPU)、43  収集日設定手段及び
データ提供日設定手段を構成するキーボード、47休日
有無判別手段及び設定日自動変更手段を構成するカレン
ダーテーブル、48  ROM、49  RAM、50
  上位ホストコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  子局側に配設された複数の記録装置と
    対応して該記録装置の使用情報を含むデータを管理する
    複数の管理装置と、各管理装置に接続され設定時間に基
    づいて各管理装置から管理データを収集して保持する中
    継装置と、前記中継装置に対し公衆回線を介して接続さ
    れ、前記中継装置に保持された管理データの収集、集計
    計算、料金計算その他のデータ処理を行う親局側に配設
    されたホストコンピュータとを備え、前記ホストコンピ
    ュータは、各中継装置に保持された管理データの収集日
    を指定する収集日設定手段と、該収集日指定手段により
    予め設定した収集日に前記中継装置に保持された管理デ
    ータを自動的に収集する自動収集手段と、前記設定日が
    休日であるか否かを判断する休日有無判別手段と、この
    休日有無判別手段により前記設定日が休日と判断された
    場合には、その設定日以前又は以後に前記自動収集手段
    を動作させる設定日自動変更手段とを具備することを特
    徴とする記録装置管理システム。
  2. 【請求項2】  子局側に配設された複数の記録装置と
    対応して該記録装置の使用情報を含むデータを管理する
    複数の管理装置と、各管理装置に接続され設定時間に基
    づいて各管理装置から管理データを収集して保持する中
    継装置と、前記中継装置に対し公衆回線を介して接続さ
    れ、前記中継装置に保持された管理データの収集、集計
    計算、料金計算その他のデータ処理を行う親局側に配設
    されたホストコンピュータと、前記ホストコンピュータ
    に公衆回線を通して接続され、該ホストコンピュータに
    より設定された提供日に管理データを受ける上位ホスト
    コンピュータとを備え、前記ホストコンピュータは、各
    中継装置に保持された管理データの収集日を指定する収
    集日設定手段と、該収集日指定手段により予め設定した
    収集日に前記中継装置に保持された管理データを自動的
    に収集する自動収集手段と、前記設定日が休日であるか
    否かを判断する休日有無判別手段と、この休日有無判別
    手段により前記設定日が休日と判断された場合には、そ
    の設定日以前又は以後に前記自動収集手段を動作させる
    設定日自動変更手段と、上位ホストコンピュータへのデ
    ータの提供日を設定する提供日設定手段と、収集した管
    理データを予め設定された提供日にホストコンピュータ
    から上位ホストコンピュータへ提供する自動提供手段と
    を具備することを特徴とする記録装置管理システム。
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