JPH04255347A - 光輝性フイルム - Google Patents
光輝性フイルムInfo
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- JPH04255347A JPH04255347A JP3039385A JP3938591A JPH04255347A JP H04255347 A JPH04255347 A JP H04255347A JP 3039385 A JP3039385 A JP 3039385A JP 3938591 A JP3938591 A JP 3938591A JP H04255347 A JPH04255347 A JP H04255347A
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- film
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- Pending
Links
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Landscapes
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- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の窓枠モール
や、室内内装材等として使用される光輝性フイルムに関
するものである。
や、室内内装材等として使用される光輝性フイルムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車の窓枠モールには、光
沢があることが求められており、そのため一般にステン
レス材(SUS434,SUS304等)がモール材と
して使用されている。しかしながら、このようなステン
レス材は高価であることおよびステンレス材では窓枠の
四隅に継ぎ目が生ずる、あるいは、長尺のステンレス材
を曲げ加工しなければならない等の問題がある。そこで
、最近では、プラスチツクフイルムに、クロム蒸着膜な
いしはアルミニウム蒸着膜を形成してなる光輝性フイル
ムが、上記ステンレス材に代えて用いられるようになつ
ている。この光輝性フイルムは、ステンレス材からなる
窓枠用モール材に比べて安価であり、かつ窓枠の四隅に
継ぎ目も生じない。また、曲げ加工も必要ない等の利点
がある。しかし、ステンレス材に比べて光沢および高級
感がいまひとつであり、そのためこのような光輝性フイ
ルムは、自動車の中でも高級車には用いられていず、大
衆車に用いられているのが実情である。
沢があることが求められており、そのため一般にステン
レス材(SUS434,SUS304等)がモール材と
して使用されている。しかしながら、このようなステン
レス材は高価であることおよびステンレス材では窓枠の
四隅に継ぎ目が生ずる、あるいは、長尺のステンレス材
を曲げ加工しなければならない等の問題がある。そこで
、最近では、プラスチツクフイルムに、クロム蒸着膜な
いしはアルミニウム蒸着膜を形成してなる光輝性フイル
ムが、上記ステンレス材に代えて用いられるようになつ
ている。この光輝性フイルムは、ステンレス材からなる
窓枠用モール材に比べて安価であり、かつ窓枠の四隅に
継ぎ目も生じない。また、曲げ加工も必要ない等の利点
がある。しかし、ステンレス材に比べて光沢および高級
感がいまひとつであり、そのためこのような光輝性フイ
ルムは、自動車の中でも高級車には用いられていず、大
衆車に用いられているのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステン
レス材を用いると窓枠の四隅に継ぎ目が生じたり、また
ステンレス材が剛体であるため曲げ加工を必要とし、か
つ窓枠への追従性が極めて悪いという大きな欠点を有し
ている。また、その窓枠に対する施工も手間を要するこ
とから、光輝性フイルムで上記ステンレス材の有する光
沢および高級感を有するものが強く望まれている。しか
しながら、蒸着金属としては、クロムないしアルミニウ
ムが最も光沢に富んでいるとされており、これ以外の金
属材ではステンレス材の有する光沢はもとよりクロムや
アルミニウムの有する光沢にははるかに及ばないとされ
ている。
レス材を用いると窓枠の四隅に継ぎ目が生じたり、また
ステンレス材が剛体であるため曲げ加工を必要とし、か
つ窓枠への追従性が極めて悪いという大きな欠点を有し
ている。また、その窓枠に対する施工も手間を要するこ
とから、光輝性フイルムで上記ステンレス材の有する光
沢および高級感を有するものが強く望まれている。しか
しながら、蒸着金属としては、クロムないしアルミニウ
ムが最も光沢に富んでいるとされており、これ以外の金
属材ではステンレス材の有する光沢はもとよりクロムや
アルミニウムの有する光沢にははるかに及ばないとされ
ている。
【0004】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、ステンレス材と同様の光沢および高級感を有
する光輝性フイルムの提供をその目的とする。
たもので、ステンレス材と同様の光沢および高級感を有
する光輝性フイルムの提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の光輝性フイルムは、プラスチツクフイル
ムのフイルム面に金属蒸着膜を形成してなる光輝性フイ
ルムであつて、上記金属蒸着膜をニツケル−クロム合金
で構成するという構成をとる。
め、この発明の光輝性フイルムは、プラスチツクフイル
ムのフイルム面に金属蒸着膜を形成してなる光輝性フイ
ルムであつて、上記金属蒸着膜をニツケル−クロム合金
で構成するという構成をとる。
【0006】
【作用】すなわち、この発明者等は、金属蒸着膜がクロ
ムやアルミニウムからなるものは最高の光沢を有すると
いう技術常識に疑問を感じ、各種の金属および合金で実
際に金属蒸着膜を形成しその光沢,高級感について検討
した。その結果、ニツケル−クロム合金で構成された金
属蒸着膜は、クロム単体もしくはアルミニウム単体から
なる金属蒸着膜をもつ光輝性フイルムに比べ、光輝性お
よび高級感に富んでおり、ステンレス材と略同様の特性
を備えていることを見いだしこの発明に到達した。
ムやアルミニウムからなるものは最高の光沢を有すると
いう技術常識に疑問を感じ、各種の金属および合金で実
際に金属蒸着膜を形成しその光沢,高級感について検討
した。その結果、ニツケル−クロム合金で構成された金
属蒸着膜は、クロム単体もしくはアルミニウム単体から
なる金属蒸着膜をもつ光輝性フイルムに比べ、光輝性お
よび高級感に富んでおり、ステンレス材と略同様の特性
を備えていることを見いだしこの発明に到達した。
【0007】つぎに、この発明を詳しく説明する。
【0008】この発明に用いるニツケル−クロム合金は
、重量基準でニツケルが20〜80%、残部クロムから
なる合金であり、好適にはニツケルが60〜80%、残
部クロムからなるものである。
、重量基準でニツケルが20〜80%、残部クロムから
なる合金であり、好適にはニツケルが60〜80%、残
部クロムからなるものである。
【0009】また、上記ニツケル−クロム合金が蒸着さ
れるプラスチツクフイルムとしては、特に制限するもの
ではなく、フツ素系フイルム(ETFE)やポリエチレ
ンテレフタレートフイルム(PET)等各種のフイルム
を用いることができる。しかし、ニツケル−クロム合金
からなる金属蒸着膜については、上記ETFEフイルム
を用いることが好適である。すなわち、これにより光輝
性および高級感に富む光輝フイルムが得られる。
れるプラスチツクフイルムとしては、特に制限するもの
ではなく、フツ素系フイルム(ETFE)やポリエチレ
ンテレフタレートフイルム(PET)等各種のフイルム
を用いることができる。しかし、ニツケル−クロム合金
からなる金属蒸着膜については、上記ETFEフイルム
を用いることが好適である。すなわち、これにより光輝
性および高級感に富む光輝フイルムが得られる。
【0010】上記の原料を用いて、光輝性フイルムを製
造する場合には、図1に示す電子ビーム蒸着装置を用い
て行われる。図1において、1はケーシング、2は真空
チヤンバー、3は真空ポンプ(図示せず)に連結する吸
引部、4は拡散ポンプ(図示せず)に連結する吸引部で
ある。5は水冷キヤン、6は巻き取り巻き戻しロール、
7は案内ロール、8はマスク、9はシヤツター、10は
ニツケル−クロム合金10aを入れるるつぼ、11はマ
グネツトコイル、13はボンバード用電極、14は電子
ビーム照射装置である。
造する場合には、図1に示す電子ビーム蒸着装置を用い
て行われる。図1において、1はケーシング、2は真空
チヤンバー、3は真空ポンプ(図示せず)に連結する吸
引部、4は拡散ポンプ(図示せず)に連結する吸引部で
ある。5は水冷キヤン、6は巻き取り巻き戻しロール、
7は案内ロール、8はマスク、9はシヤツター、10は
ニツケル−クロム合金10aを入れるるつぼ、11はマ
グネツトコイル、13はボンバード用電極、14は電子
ビーム照射装置である。
【0011】この装置では、プラスチツクフイルムAを
図示のように水冷キヤン5および各ロール6,7に掛け
、電子ビーム照射装置14から電子ビームをるつぼ中の
ニツケル−クロム合金に照射しニツケル−クロム合金の
蒸気を蒸散させプラスチツクフイルムAのフイルム面に
ニツケル−クロム合金の蒸着膜を形成することが行われ
る。この蒸着膜の厚さは500〜1000Åである。
図示のように水冷キヤン5および各ロール6,7に掛け
、電子ビーム照射装置14から電子ビームをるつぼ中の
ニツケル−クロム合金に照射しニツケル−クロム合金の
蒸気を蒸散させプラスチツクフイルムAのフイルム面に
ニツケル−クロム合金の蒸着膜を形成することが行われ
る。この蒸着膜の厚さは500〜1000Åである。
【0012】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
明する。
【0013】
【実施例】ニツケル80%,クロム20%からなる合金
を図1に示す電子ビーム蒸着装置のるつぼ10に入れ、
プラスチツクフイルムAとしてETFEフイルムを用い
、これを図示のように水冷キヤン5および各ロール6,
7に掛け、上記と同様にしてプラスチツクフイルムAの
フイルム面にニツケル−クロム合金からなる膜厚500
Åの蒸着膜を形成して光輝性フイルムを作つた。
を図1に示す電子ビーム蒸着装置のるつぼ10に入れ、
プラスチツクフイルムAとしてETFEフイルムを用い
、これを図示のように水冷キヤン5および各ロール6,
7に掛け、上記と同様にしてプラスチツクフイルムAの
フイルム面にニツケル−クロム合金からなる膜厚500
Åの蒸着膜を形成して光輝性フイルムを作つた。
【0014】
【比較例1,2】他方、同じ装置を用い、ニツケル−ク
ロム合金に代えてクロム単体ないしアルミニウム単体か
らなる材料を用い、上記と同様にして比較例となる光輝
性フイルムを作つた。
ロム合金に代えてクロム単体ないしアルミニウム単体か
らなる材料を用い、上記と同様にして比較例となる光輝
性フイルムを作つた。
【0015】このようにして得られた光輝性フイルムの
表面のL値を測定し下記の表1に示した。なお、上記L
値の測定は、光電色彩計(ミノルタCR−221)を用
い、JIS Z 8722,450法に準拠して測
定した。L値が小さい程、光輝性が良好といえる。
表面のL値を測定し下記の表1に示した。なお、上記L
値の測定は、光電色彩計(ミノルタCR−221)を用
い、JIS Z 8722,450法に準拠して測
定した。L値が小さい程、光輝性が良好といえる。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明の光輝性フイル
ムは、ニツケル−クロム合金からなる金属蒸着膜をプラ
スチツクフイルムに形成して構成されているため、ステ
ンレス材と同様の光沢および高級感を有している。した
がつて、これを自動車用窓枠のモールに応用する場合に
は、ステンレス材と同様の高級感を出すことができる。
ムは、ニツケル−クロム合金からなる金属蒸着膜をプラ
スチツクフイルムに形成して構成されているため、ステ
ンレス材と同様の光沢および高級感を有している。した
がつて、これを自動車用窓枠のモールに応用する場合に
は、ステンレス材と同様の高級感を出すことができる。
【図1】この発明の光輝性フイルムに用いる電子ビーム
蒸着装置の概略説明図である。
蒸着装置の概略説明図である。
A ブラスチツクフイルム
10a ニツケル−クロム合金
Claims (2)
- 【請求項1】 プラスチツクフイルムのフイルム面に
金属蒸着膜を形成してなる光輝性フイルムであつて、上
記金属蒸着膜がニツケル−クロム合金で構成されている
ことを特徴とする光輝性フイルム。 - 【請求項2】 プラスチツクフイルムが、フツ素系フ
イルムである請求項1記載の光輝性フイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3039385A JPH04255347A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 光輝性フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3039385A JPH04255347A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 光輝性フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04255347A true JPH04255347A (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=12551544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3039385A Pending JPH04255347A (ja) | 1991-02-07 | 1991-02-07 | 光輝性フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04255347A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008096618A1 (ja) | 2007-02-09 | 2008-08-14 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | インクジェットヘッド、インクジェットプリンタ、インクジェット記録方法 |
WO2009157262A1 (ja) | 2008-06-23 | 2009-12-30 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
EP2184173A1 (en) | 2008-11-11 | 2010-05-12 | Konica Minolta IJ Technologies, Inc. | Image forming apparatus |
WO2010053004A1 (ja) | 2008-11-07 | 2010-05-14 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 活性光線硬化型インクジェットインク及びインクジェット記録方法 |
EP2347904A2 (en) | 2004-12-09 | 2011-07-27 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Inkset, ink-jet recording method and ink-jet recording device utilizing uv-curable ink |
-
1991
- 1991-02-07 JP JP3039385A patent/JPH04255347A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2347904A2 (en) | 2004-12-09 | 2011-07-27 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Inkset, ink-jet recording method and ink-jet recording device utilizing uv-curable ink |
WO2008096618A1 (ja) | 2007-02-09 | 2008-08-14 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | インクジェットヘッド、インクジェットプリンタ、インクジェット記録方法 |
WO2009157262A1 (ja) | 2008-06-23 | 2009-12-30 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
WO2010053004A1 (ja) | 2008-11-07 | 2010-05-14 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | 活性光線硬化型インクジェットインク及びインクジェット記録方法 |
EP2184173A1 (en) | 2008-11-11 | 2010-05-12 | Konica Minolta IJ Technologies, Inc. | Image forming apparatus |
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