JPH03120355A - 白色装身具 - Google Patents

白色装身具

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JPH03120355A
JPH03120355A JP25712789A JP25712789A JPH03120355A JP H03120355 A JPH03120355 A JP H03120355A JP 25712789 A JP25712789 A JP 25712789A JP 25712789 A JP25712789 A JP 25712789A JP H03120355 A JPH03120355 A JP H03120355A
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JP
Japan
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white
hard film
alloy
layer
base material
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Pending
Application number
JP25712789A
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English (en)
Inventor
Mitsugi Enomoto
榎本 貢
Hideo Shinomiya
篠宮 秀夫
Yukio Miya
行男 宮
Hiroshi Tagawa
田川 宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03120355A publication Critical patent/JPH03120355A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、Btと同等な美しい色調を有し、すぐれた耐
食性及び耐磨耗性を示す白色装身具に関するものである
〔従来の技術〕
従来、白色装身具は特開昭61−238953号公報の
ように、Pdを主体としたコーティングは数多く知られ
ているが、装身具の表面にPtココ−ィングしたものは
あまり知られていない。又、′Ptは金属単体で使用さ
れることが多い。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来の白色装身具の表面に形成したpdを主体とす
るコーティングでは、白すぎて、Ptのもつ独特の高貴
な白色が得られない。又、lad以外にAg、Ni、R
hなども白色系の金属であるが、これらも同様である。
Btの湿式メツキも知られているが、本来のPt色を出
すのがむずかしく、クラックが入ったり、耐食性もあま
り良くなく、装身具には使われていないのが現状である
さらにPtは金属単体で使用されることが多いが。
非常に高価な金属であるため、十分な耐食性と耐磨耗性
を必要とする装身具に使用するには制限があった。
本発明の目的は、Ptと同等な美しい色調を有し、すぐ
れた耐食性及び耐磨耗性を示す白色装身具を提供するも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、金属基材又は耐熱性基材上に、白色硬質膜と
Pt白色硬質膜とPt金合金白色硬質膜とPtの間に白
色硬質膜とPtの混合層があるもの、白色硬質膜とP【
合金の間に白色硬質膜とPt金合金混合層があるものの
中の1つからなる白色被膜層を形成したものである。
また、白色硬質膜は、Ti、Zr、Hf、Ta。
V、Cr、 Agの中の少なくとも1つの元素の炭化物
、窒化物あるt・は炭窒化物であり、Pt金合金、Pt
とAg、Ni、Co、Rh、PdO中の少なくとも1つ
の金属からなる合金で、その他不可避成分からなる。
更に、金属基材又は耐熱性基材上と白色硬質膜との間に
Ti、Zr、Hf、Ta、V、Crの中の少なくとも1
つの金属からなる金属被膜を形成されても良い。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は第1実施例で、装身具であるメガネの要部断面
図、第2図は第3実施例で、完成した2色調を有する時
計バンドの要部断面図である。
(実施例1) 金属基材としてTi材を使用し、装身具であるメガネフ
レーム1を製造後、洗浄レイオンブレーティング装置に
配置する。イオンブレーティング装置の真空槽内を2X
10  Torrに排気後アルゴンガスを5X10  
Torr迄導入し、配置したメガネフレーム1に直流1
 kVの電圧を印加してボンバードを行なう。続いて排
気後5X10  Tartの圧力下でTiを電子ビーム
加熱によって蒸発させ金属被膜であるTi層2を形成さ
せる。さらに、少量の窒素ガスを導入し、該イオンブレ
ーティング装置のフィラメントにより放出された熱電子
によって発生したプラズマ中で窒素ガスと反応させメガ
ネフレーム1に白色硬質膜であるTiN層6を形成する
次に同一装置でTiN膜形成の終了間際に抵抗加熱源か
らPtを蒸発させ、TiNとPtの混合層4を形成させ
、TiN膜の形成を終了させる。
さらに、Ptのみを蒸発させ、0.1μmのPt層5の
イオンブレーティング被膜を形成する。
このようにして白色被膜層が形成されたメガネフレーム
1はPtと同等の美しい色調を示すと共にPtの膜厚が
極端に薄いのでコストも大巾に安い。又、Pt層5が薄
いために磨耗によって下地が露出する可能性があるがP
t層5の下地であるTiN層6は硬質であるうえに非常
にpiに類似の色調をしているため、極部的な露出はほ
とんど目立たない。実施例1の場合Ptの厚さを0.0
1μm程度から1μm程度迄変えることによって色調を
変えるのみならずPt−Ag、Pt−NHlPt−Co
、Pt−Rh、Pt−Pd、Pt −Ag−Ni等のP
t合金によっても色調を変えることが可能で、白色系統
の広範囲の色調の装身具の提供が可能となる。
(実施例2) 金属基材として銅合金を使用し、装身具である時計ケー
スを製造後、洗浄し、表面に電気化学メツキにより、ニ
ッケルメッキ、クロムメツキを施してその後イオンブレ
ーティングによって実施例1と同様に白色硬質膜のTi
Nと、Ptの被覆を行い、白色被膜層を形成する。銅合
金はそのままの状態で適用することもできるが、やや耐
食性に劣るので、ニッケルメッキ、フロムメツキラ施ス
ことによってさらに耐食性が向上し、更に、硬質で白色
のTiNを被覆することによって表面の金属が磨耗して
もPt色の美しい色調を損わないすぐれた特性をもった
時計ケースを提供することができた。
(実施例3) 金属基材としてステンレススチールを使用し、装身具で
ある時計バンド10を製造後、洗浄し、実施例1と同様
にイオンブレーティング装置で白色硬質膜のTiNと、
Ptの被覆を行い、白色被膜層を形成する。次にイオン
ブレーティング装置より取り出した時計バンド100表
面のPt層5を残したい部分に、スクリーン印刷、タコ
印刷等の印刷方法や筆ぬり等により、有機マスク層を形
成する。この有機マスク層を形成するインキとしては、
アクリル樹脂をペースにしたアクリル変性インキやエポ
キシ樹脂をペースにしたインキが使用される。また、有
機マスク層の形成は、イオンブレーティング装置の真空
槽内で有機マスクよりガス発生が起きない様にするため
、120〜150℃で30〜60分間乾燥させる。次に
有機マスク層を形成した時計バンド10をイオンブレー
ティング装置に配置する。TiN層3を形成させる前に
行った同様のアルゴンガスでボンバードを行なう。次に
、真空槽内に酸素及び二酸化炭素を含む窒素ガスを導入
し、5X10  Torrの圧力下でTiを電子ビーム
加熱によって蒸発させ、該イオンブレーティング装置の
フィラメントにより放出された熱電子によって発生した
プラズマ中で、窒素ガス中の酸素及び二酸化炭素と反応
させ時計ノ(ンド10のPt層50表面に黒色色調の有
色被膜層6を形成させる。次に、装置より取り出した時
計バンド10をマスク剥離液に浸漬し、有機マスク層を
剥離すると共に有機マスク層の上に形成した有色被膜層
6も除去する。この結果第2図のような美しい2色調の
時計バンドが出来る。尚、マスク剥離液の成分は、塩素
系溶剤、アルコール類、有機酸、その他である。また、
上記第3実施例のイオンブレーティング装置において黒
色の有色被膜層6を形成したが、他の色調を形成できろ
ことは言う迄もない。更に、有色被膜層6を通常の湿式
メツキで形成されることも可能である。
実施例において金属基材は、Ti、銅合金、ステンレス
スチールについて述べたが、通常装身具に使用している
すべての金属又は合金に対してこの発明は適用できる。
又、耐熱性基材としては、耐熱性に留意すれば金属以外
のセラミック、プラスティックに適用しても同様の効果
がある。又、白色硬質膜としてはTiNのかわりに同様
な特性をもつTiC又はTiNCを炭素原子を含むガス
導入により形成してもよい。さらに、Zr、Hf。
Ta、V、Cr、AA’等の炭化物、窒化物、炭窒化物
も可能である。白色硬質膜はイオンブレーティングで形
成されるのみならずスパッタリングやCVDによって形
成することも可能である。最上部のPt層は実施例に述
べた方法以外に真空蒸着、スパッタリングで形成するこ
ともできる。又、純Pt以外にPtと、Ag5Ni%C
01Rh。
PdO中の少なくとも1つ金属とのPt金合金被覆する
ことによって多様な白色系の色調が望み通りに得られる
。又、金属基材又は耐熱性基材上と白色硬質膜トノ間に
、Ti、Zr、Hf、Ta、7%Crの中の少なくとも
1つの金属からなる金属被膜を形成させることは、基材
と白色硬質膜との密着性をさらに向上させるためである
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、金属
基材又は耐熱性基材上に白色硬質膜であるT iN、T
iC,T1CN、ZrN等の層とPt又はPt合金層を
組み合せて得られた白色被膜層によって、Ptの厚さを
1μm以下に減少させることができ、しかも色調はPi
の色調はもとより多種の白色系色調をうろことができる
。このようにして構成した装身具は、耐食性、耐磨耗性
にすぐれ美しい白色系色調を示しその応用範囲は装飾部
材全般に拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例で、完成したメガネフレー
ムの要部断面図、第2図は本発明の第3実施例で、完成
した時計バンドの要部断面図である。 1・・・・・・メガネフレーム、 2・・・・・・Ti層、 3・・・・・・TiN層、 4・・・・・・TiN十Pt混合層、 5・・・・・・P t層、 6・・・・・・有色被膜層、 0・・・・・・時計バンド。 第 図 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属基材又は耐熱性基材上に、白色硬質膜とPt
    、白色硬質膜とPt合金、白色硬質膜とPtの間に白色
    硬質膜とPtの混合層があるもの、白色硬質膜とPt合
    金の間に白色硬質膜とPt合金の混合層があるものの中
    の1つからなる白色被膜層を形成したことを特徴とする
    白色装身具。
  2. (2)白色硬質膜は、Ti、Zr、Hf、Ta、V、C
    r、Alの中の少なくとも1つの元素の炭化物、窒化物
    あるいは炭窒化物であることを特徴とする請求項1記載
    の白色装身具。
  3. (3)Pt合金は、Ptと、Ag、Ni、Co、Rh、
    Pdの中の少なくとも1つの金属からなる合金で、その
    他不可避成分からなることを特徴とする請求項1記載の
    白色装身具。
  4. (4)金属基材又は耐熱性基材上と白色硬質膜との間に
    は、Ti、Zr、Hf、Ta、V、Crの中の少なくと
    も1つの金属からなる金属被膜が形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の白色装身具。
JP25712789A 1989-10-03 1989-10-03 白色装身具 Pending JPH03120355A (ja)

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