JPH04252026A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH04252026A
JPH04252026A JP827691A JP827691A JPH04252026A JP H04252026 A JPH04252026 A JP H04252026A JP 827691 A JP827691 A JP 827691A JP 827691 A JP827691 A JP 827691A JP H04252026 A JPH04252026 A JP H04252026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
polycrystalline silicon
contact hole
silicon substrate
tungsten
Prior art date
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Pending
Application number
JP827691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumi Sumihara
角原 由美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP827691A priority Critical patent/JPH04252026A/ja
Publication of JPH04252026A publication Critical patent/JPH04252026A/ja
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特に半導体基板と金属配線との接続に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置と配線との接続は、金
属配線として使用するアルミニウム膜等をスパッタリン
グ法により絶縁膜上,およびコンタクト孔内に形成して
行なっていた。しかし、コンタクト孔径が小さくなると
、スパッタリング法によるアルミニウム膜ではコンタク
ト孔内で断線が生じていまう。そこで、図8に示すよう
に、選択気相成長法によりタングステン膜8をコンタク
ト孔に成長させてコンタクト孔を埋め込み、アルミニウ
ム配線9を形成し、アルミニウム配線9とシリコン基板
1に設けられた拡散層5との接続を行なっていた。この
ような方法を採用するならば、コンタクト孔内における
アルミニウム膜9の断線は発生せず、またアルミニウム
膜9の平坦化も行なえる。選択気相成長法によるタング
ステン膜8の形成では、層間絶縁膜6上にはタングステ
ンが堆積せず、シリコン,あるいは金属膜上にのみタン
グステンが成長する。従来、コンタクト孔はシリコン基
板1表面に設けられた拡散層5に接して形成されており
、従って選択気相成長法によるタングステン膜8は拡散
層5を形成する単結晶シリコン表面に直接堆積されるこ
とになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の選択気
相成長法によるタングステン膜でのコンタクト孔への埋
め込み技術では、1990年,第37回応用物理学関係
連合講演会予稿557ページ,28P−ZA−2におい
て角原らにより報告された下記の現象がある。
【0004】図9を参照して説明する。この選択気相成
長法において、反応ガスとして用いるWF6 ガスと拡
散層5を形成する単結晶シリコンとの反応により、タン
グステンの単結晶シリコンに対する侵食部11が形成さ
れる。このため、拡散層5の接合が浅くなると、侵食部
11による接合破壊が起る可能性がある。特に素子分離
用酸化膜2とシリコン基板1との境界面,あるいは拡散
層5との境界面では、侵食部11の形成が著しい。従っ
て、半導体装置の微細化に伴い、コンタクト孔と素子分
離用酸化膜2端との距離が短かくなり,コンタクト孔周
囲の拡散層5が小さくなると、コンタクト孔端が素子分
離用酸化膜2と接する場合が生じ、結果として接合リー
クが増大するという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、拡散層形成領域上にのみ選択気相成長法によ
り多結晶シリコン膜を堆積し、多結晶シリコン膜の上か
らイオン注入を行なって拡散層を形成し、層間絶縁膜を
堆積してコンタクト孔を設け、このコンタクト孔内に選
択気相成長法によりタングステン膜を埋め込み、金属配
線を形成している。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。図1〜図4は、本発明の第1の実施例を説明するため
の製造工程順の断面図である。
【0007】まず、図1に示すように、シリコン基板1
上に膜厚600nm程度の素子分離用酸化膜2を形成し
た後、素子分離用酸化膜2以外のシリコン基板1が露出
している領域でかつ拡散層形成領域にのみSiH2 C
l2ガスとHClガスとにより選択的に多結晶シリコン
膜3を堆積する。このときの基板温度は800〜900
℃,多結晶シリコン膜3の膜厚は200〜300nmで
ある。続いて、図2に示すように、砒素4を加速エネル
ギー100keV,ドーズ量5×1015cm−2で多
結晶シリコン膜3,およびシリコン基板1中にイオン注
入し、n+ 型の拡散層5を形成する。このイオン注入
により、多結晶シリコン膜3もn+ 型になる。引き続
いて、図3に示すように、層間絶縁膜6を1μmの厚さ
で堆積した後、フォトリソグラフィ技術,ドライエッチ
ングを用いて多結晶シリコン膜3と金属配線との接続を
とるためのコンタクト孔7を形成する。さらに、WF6
 ガス10〜20sccm,SiH4 ガス6〜12s
ccm,基板温度250℃の条件による気相成長法によ
り、コンタクト孔7内にのみ選択的にタングステン膜8
を堆積させる。最後に、アルミニウム配線9を形成し、
本実施例による半導体装置が得られる。
【0008】本実施例によるタングステン膜8の堆積は
、コンタクト孔7底部の多結晶シリコン膜3上にのみ選
択成長するので、図9に示した単結晶シリコン中へのタ
ングステンによる侵食部は形成されない。また、多結晶
シリコン膜3が介在することにより、コンタクト孔7が
直接素子分離用酸化膜2とシリコン基板1との界面に接
することは避けられる。この結果、コンタクト孔7にタ
ングステン膜8を埋め込んでも、接合リークの増大は起
らない。
【0009】さらに本実施例によれば、素子分離用酸化
膜2の表面の高さまで多結晶シリコン膜3を堆積するこ
とにより、素子分離用酸化膜2と拡散層領域との段差は
ほとんどなくなる。
【0010】図5〜図7は本発明の第2の実施例を説明
するための製造工程順の断面図である。本実施例では、
拡散層形成領域上に選択的に形成された多結晶シリコン
膜3上全面に、選択気相成長法によるタングステン膜1
0を堆積している。
【0011】まず、図5に示すように、シリコン基板1
上に素子分離用酸化膜2を形成した後、第1の実施例と
同様に、シリコン基板1の露出面にのみ膜厚約100〜
200nmの多結晶シリコン膜3を堆積する。次に、砒
素4のイオン注入を行ない、n+ 型の拡散層5形成す
る。このとき同時に、多結晶シリコン膜3もn+ 型に
なる。続いて、図6に示すように、WF6 ガス10〜
20sccm,SiH4 ガス6〜12sccm,基板
温度250℃で、多結晶シリコン膜3上にのみ選択的に
膜厚約100nmのタングステン膜10を堆積させる。 引き続いて、図7に示すように、層間絶縁膜6を1μm
程度の厚さで成長させた後、コンタクト孔を形成する。 次いで、WF6 ガス10〜20sccm,SiH4 
ガス6〜12sccm,基板温度250℃の条件による
気相成長法により、コンタクト孔にのみ選択的にタング
ステン膜8を堆積させる。さらに、アルミニウム配線9
を形成し、本実施例による半導体装置が得られる。
【0012】本実施例は第1の実施例と同様の効果を有
している、それに加えてさらに、第1の実施例より拡散
層領域のシート抵抗が低減され、半導体装置の高速化に
対する寄与が大きくなる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、拡散層領
域にのみ選択的に多結晶シリコン膜を成長させ、コンタ
クト孔を設けた後、選択気相成長法によるタングステン
膜によりコンタクト孔を埋め込んでいる。このため、シ
リコン基板へのタングステンの侵食は阻止され、接合リ
ークの増大を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するための断面図
である。
【図2】本発明の第1の実施例を説明するための断面図
である。
【図3】本発明の第1の実施例を説明するための断面図
である。
【図4】本発明の第1の実施例を説明するための断面図
である。
【図5】本発明の第2の実施例を説明するための断面図
である。
【図6】本発明の第2の実施例を説明するための断面図
である。
【図7】本発明の第2の実施例を説明するための断面図
である。
【図8】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
断面図である。
【図9】従来の半導体装置の製造方法の課題を説明する
ための断面図である。
【符号の説明】
1    シリコン基板 2    素子分離用酸化膜 3    多結晶シリコン膜 4    砒素 5    拡散層 6    層間絶縁膜 7    コンタクト孔 8,10    タングステン膜 9    アルミニウム配線 11    侵食部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シリコン基板上に素子分離用酸化膜を
    形成し、前記素子分離用酸化膜が形成されずに露出した
    前記シリコン基板表面における拡散層形成領域上に、選
    択的な気相成長法により多結晶シリコン膜を堆積する工
    程と、前記多結晶シリコン膜,および前記多結晶シリコ
    ン膜下の前記シリコン基板に、極性を決める不純物イオ
    ンを注入する工程と、前記シリコン基板上に絶縁膜を堆
    積し、前記多結晶シリコン膜に至るコンタクト孔を前記
    絶縁膜に形成する工程と、前記コンタクト孔内に、選択
    的な気相成長法によりタングステンを堆積する工程と、
    金属配線を形成する工程と、を有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
JP827691A 1991-01-28 1991-01-28 半導体装置の製造方法 Pending JPH04252026A (ja)

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JP (1) JPH04252026A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11202037A (ja) * 1998-01-14 1999-07-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気信号検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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