JPH0425084A - 固体レーザ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は光学式情報記録再生装置やレーザプリンタな
どの光情報処理装置に用いられる固体レーザ装置に関す
るものである。

［従来の技術］ 第３図は例えばＣＬＥＯ，１９８７、Ｔｅｃｎｉｃａｌ
　　Ｄｊｇｅｓｔ　。

Ｔｈ　Ｔ１０：ｒ３７０ｍＷ、１．０６μｍ、ｃｗ　Ｔ
ＥＭｏｏ　ｏｕｔｐｕｔ　ｆｒｏｍ　ａＮｄ：ＹＡＧ　
１ａｓｅｒ　ｒｏｄ　ｅｎｄ−ｐｕｍｐｅｄ　ｂｙ　ａ
　ｍｏｎｏｌｉｔｈｉｃｄｉｏｄｅ　ａｒｒａｙＪに示
された従来の半導体レーザ光による端面励起方式固体レ
ーザ装置を示す断面図であり、図において、（１）は半
導体レーザ、（］、Ｏａ）は半導体レーザ出射光、（２
）は結合光学系、（３）は固体レーザ素子、（３ａ）は
前記固体レーザ素子（３）の端面に設けられたレーザ共
振器用平板ミラー、（３ｂ）は固体レーザ出射光、（４
）はヒートシンク、（５）はレーザ共振器用平凹ミラー
、（７）は金属基板である。

次に動作について説明する。

半導体レーザ（１）より出射されたレーザ光（１０ａ）
は、結合光学系（２）より固体レーザ素子端面（３ａ）
に集光照射される。次いで前記レーザ光により固体レー
ザ素子（３）が励起され、平板ミラー（３ａ）と平凹ミ
ラー（５）とで構成されたレーザ共振器により固体レー
ザ素子（３）によるレーザ発振が生じ、前記レーザ共振
器用ミラー（５）からの透過光として固体レーザ出射光
（ＩＩ）が取り出される。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の固体レーザ装置は、以」−のように構成されてい
るので、装置が大型化するとともに、防塵対策をするこ
とが必要であるなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、小型化できるとともに、防塵対策が不要とな
る固体レーザ装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係わる固体レーザ装置は、半導体レーザ素子
、固体レーザ素子及び結合光学系を同一パッケージ内に
配置するとともに、パッケージに設けられたレーザ光出
射窓をレーザ共振器の一部として構成したものである。

［作用］ この発明における固体レーザ装置は、パッケージ内に固
体レーザ装置が構成されていることにより防塵対策がな
され、また、パッケージに設けられたレーザ光出射窓を
レーザ共振器として用いることにより装置が小型化され
る。

［実施例］ 以下、この発明を図に基づいて説明する。

第１図はこの発明の一実施例による固体レーザ装置を示
す断面側面図であり、図において、（１）は半導体レー
ザ、（１０ａ）は半導体レーザ前方出射光、（１０ｂ）
は半導体レーザ後方出射光、（２）結合光学系、（３）
は固体レーザ素子、（３ａ）は前記固体レーザ素子（３
）の端面に設けられたレーザ共振器用平板ミラー、（４
）はヒートシンク、（７）は金属基板、（６）は前記金
属基板（７）に固定されたパッケージ、（６ａ）は前記
パッケージぐ６）に設けられた中心穴、（５）は前記（
６ａ）に貼合わされたレーザ共振器用平凹ミラー、（８
）は前記金属基板に設けられたステム、（９）は前記半
導体レーザ後方出射光（１０ｂ）を検知する光検知器、
（１１）は前記固体レーザ素子（３）からの出射光であ
る。

次に動作について説明する。

半導体レーザ（１）り出射されたレーザ光（１０ａ）は
、結合光学系（２）より固体レーザ素子端面（３ａ）に
集光照射される。次いで、前記レーザ光（１０ａ）によ
り固体レーザ素子（３）が励起され、前記固体レーザ素
子（３）に蒸着等で設けられた平板ミラー（３ａ）と前
記パッケージ（６）に設けられた中心穴（６ａ）に窓材
として貼合わされた平凹ミラー（５）とで構成されたレ
ーザ共振器により固体レーザ素子（３）によるレーザ発
振が生じ、前記レーザ共振器用平凹ミラー（５）からの
透過光として固体レーザ出射光（１１）が取り出される
。

次に、他の実施例について第２図を用いて説明する。図
において、第１図と同一符号は同様の部分を示す。半導
体レーザ素子と固体レーザ素子の結合光学系（２）が除
去され、半導体レーザ素子と固体レーザ素子が近接して
配置されている点のみが異なり、第１図と同様の動作が
得られる。

本実施例では、固体レーザ装置の一層の小型化、低価格
化が可能となる。

また、上記実施例では固体レーザ素子の端面励起方式の
場合について説明したが、側面励起方式の場合であって
もよく、上記実施例と同様の効果を奏する。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば固体レーザ素子を半導
体レーザと同一のパッケージ内に配置し、パッケージに
設けられたレーザ出射窓をレーザ共振器の一部として構
成したので装置が小型化でき、また防塵対策が不要とな
るので信頼性の高いものが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による固体レーザ装置を示
す断面側面図、第２図はこの発明の他の実施例を示す断
面側面図、第３図は従来の固体レーザ装置を示す断面図
である。（１）は半導体レーザ、（２）は結合光学系、
（３）は固体レーザ素子、（６）はパッケージ、（６ａ
）は前記パッケージ（６）に設けられた中心穴、（５）
前記（６ａ）に貼合わされたレーザ共振器用平凹ミラー
である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 同一パッケージ内に、半導体レーザ素子と固体レーザ素
   子が結合して配置され、前記パッケージにレーザ光出射
   窓が設けられた半導体レーザ光励起固体レーザ装置にお
   いて、前記レーザ光出射窓が光共振器の一部を構成する
   ことを特徴とする固体レーザ装置。