JPH0424849Y2 - - Google Patents

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JPH0424849Y2
JPH0424849Y2 JP1986133161U JP13316186U JPH0424849Y2 JP H0424849 Y2 JPH0424849 Y2 JP H0424849Y2 JP 1986133161 U JP1986133161 U JP 1986133161U JP 13316186 U JP13316186 U JP 13316186U JP H0424849 Y2 JPH0424849 Y2 JP H0424849Y2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K15/00Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
    • B60K15/03Fuel tanks
    • B60K15/04Tank inlets
    • B60K15/0406Filler caps for fuel tanks
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    • Y10S220/32Radiator cap
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    • Y10S220/00Receptacles
    • Y10S220/33Gasoline tank cap
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、自動車のフユーエルキヤツプやラ
ジエータキヤツプのように、燃料タンク・ラジエ
ータ等の容器の開口部に装着され、容器内の圧力
を調整する弁付キヤツプに関する。
〈従来の技術〉〉 従来、この種の弁付キヤツプ、例えば自動車の
フイラーネツクに装着されるフユーエルキヤツプ
では、実開昭60−179654号公報で開示された第1
0〜11図に示すものがあつた。
このフユーエルキヤツプ1は、略円環状のシー
ル部材3がその内外周縁に下方へ突出するリツプ
部3a,3bを備えるとともに外周リツプ部3a
より内周リツプ部3bを下方へ位置させるようそ
の内周縁上面に環状溝3eを備え、そのシール部
材3が、環状溝3eを段差部4bに嵌着させて略
円環状の保持プレート4に組付保持されていた。
そして、保持プレート4に保持されたシール部材
3は、フイラーネツク10に螺着されるキヤツプ
本体2内で、外周リツプ部3aをキヤツプ本体2
の流体流路2aの段差部2bに、内周リツプ部3
bを弁プレート5に各々付勢手段を介して圧接さ
せて配設されていた。なお、6は、中央に流体流
路孔6aを備えてキヤツプ本体2の流体流路2a
上部に配設されるばね座であり、7は、保持プレ
ート4を下方へ押圧してシール部材3の外周リツ
プ部3aを段差部2bに圧接させる付勢手段とし
てのコイルばねである。また同様に、8は、段差
部2bから下方へ延設させているばね座2cから
弁プレート5を内周リツプ部3bに圧接させるよ
う付勢するコイルばねである。9は、キヤツプ本
体2上部に嵌着される上蓋である。
そしてまた、シール部材3における内外周リツ
プ部3a,3bの裏面側には、シール部材3の非
圧接時、保持プレート4との間に所定の間〓hが
設けられるように、内外周リツプ部3a,3bの
裏面側に全周にわたつて各々半径方向の長さを一
定とする凹部3c,3dが形成されていた。
このフユーエルキヤツプ1の作動態様について
述べると、図示しない燃料タンク内の正圧時に
は、弁プレート5・シール部材3及び保持プレー
ト4がばね7の付勢力に抗して上昇し、シール部
材外周リツプ部3aがキヤツプ本体段差部2bか
ら離れることにより、ばね座2cの流体流路孔2
dからその〓間とばね座プレート6の流体流路孔
6aを通してタンク内の空気等の流体が流出し、
また、タンク内の負圧時には、弁プレート5はば
ね8の付勢力に抗して降下し、シール部材内周リ
ツプ部3bが弁プレート5から離れることによ
り、ばね座6の流体流路孔6a・保持プレート4
の流体流路孔4aを経てその〓間とばね座2cの
流体流路孔2dを通つて空気等の流体がタンク内
に流入し、各々タンク内の圧力を調整していた。
そして、このフユーエルキヤツプ1では、シー
ル部材の内外周リツプ部3a,3bの裏面に、シ
ール部材3の非圧接時、保持プレート4との間に
間〓hが形成されるように、各々所定の凹部3
c,3dが形成されていることから、内外周リツ
プ部3a,3bとそのシール部となる段差部2
b・弁プレート5や、また、保持プレート4の面
精度が若干低くとも、その誤差を内外周リツプ部
3a,3bと保持プレート4との間〓hで吸収で
きることとなつていた。
また、保持プレート4にシール部材3を保持さ
せる場合に、シール部材3の内周縁付近の上面に
環状溝3eが形成され、その環状溝3eを保持プ
レート4の段差部4bに嵌着させるだけで組付保
持が行なえることから、両者の組付けが容易に行
なえるようになつていた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、このフユーエルキヤツプ1では、シ
ール部材3の内外周リツプ部3a,3b裏面に各
部材の面精度の誤差を吸収できるように凹部3
c,3dが形成されており、内外周リツプ部3
a,3bが、それらのシール部である段差部2b
や弁プレート5にコイルばね7,8を介して圧接
される際には、各々凹部3c,3dにおけるシー
ル部材3半径方向の底部における保持プレート4
との接触部位X,Yを支点として撓むこととな
る。
そして、シール部材3のシール性能や開弁感度
は、内外周リツプ部3a,3bとそれらの支点
X,Yとの距離が全周にわたつて各々等距離とな
り、かつ、内外周リツプ部3a,3bが保持プレ
ート4に対して偏心することなく組付けられて、
コイルばね7,8による付勢力が内外周リツプ部
3a,3bに全周にわたつて均一に伝えられるこ
とが望ましい。
しかし、このフユーエルキヤツプ1では、保持
プレート4の段差部4bを介して、シール部材3
の嵌着させて組付けており、そしてシール部材3
が通常エラストマーから形成されて撓み易いこと
から、保持プレート4との摩擦抵抗を要因とし
て、組付時にシール部材3の内外周リツプ部3
a,3bが保持プレート4に対して偏心し易く、
十分に注意して組付ける必要があつた。そして、
十分に注意して組付けないと、内外周リツプ部3
a,3bとそれらの撓み支点X,Yとなる凹部3
c,3dの底部との距離がそれぞれ全周にわたつ
て均一とならず、コイルばね7,8による付勢力
が内外周リツプ部3a,3bに全周にわたつて均
一に伝わらないこととなつて、シール性能や開弁
感度に影響することとなつていた。
とくに、このシール部材3における内外周リツ
プ部3a,3bの撓み支点X,Yは、内外周リツ
プ部3a,3b裏面側の凹部3c,3d周縁にお
ける保持プレート4との接触部位付近と漠然とし
たものであり、内外周リツプ部3a,3bとそれ
らの撓み支点X,Yとの距離が全周にわたつて不
均一になり易く、既述の問題を助長させてしま
う。
そのため、このフユーエルキヤツプ1では、シ
ール部材3の保持プレートへの組付性と、シール
性能・開弁感度に影響するリツプ部全周における
撓み支点までの一定距離の確保及びリツプ部全周
の保持プレートへの配置位置精度との関係におい
て改良の余地があつた。
この考案は、上記問題を解決するもので、シー
ル部材の保持プレートへの組付時、手間をかける
ことなく、リツプ部全周における撓み支点までの
一定距離の確保を可能にすることができるととも
にリツプ部全周を保持プレートの所定位置に配置
させることができて、良好なシール性能と開弁感
度を確保することができる弁付キヤツプを提供す
ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案に係る弁付キヤツプは、周縁全周にわ
たつて突設されるリツプ部とリツプ部裏面に全周
にわたつて半径方向の長さを一定として形成され
る凹部とを備える略円板状若しくは略円環状のシ
ール部材が、リツプ部を所定のシール部に付勢手
段を介して圧接させるようリツプ部裏面側から保
持プレートに組付保持されてキヤツプ本体内に配
設され、容器開口部に装着される際に容器内の圧
力を調整する弁付キヤツプにおいて、 保持プレートにおけるリツプ部裏面側の対向面
に、シール部材の凹部におけるシール部材半径方
向の底部の全周に対応し、頂部との接触部位をリ
ツプ部の撓み支点とするように、この底部のみに
嵌合し、断面形状を全周にわたつて均一とする略
円弧状の突条が形成することにより、既述の問題
を解決するものである。
〈考案の作用・効果〉 この考案に係る弁付キヤツプでは、シール部材
を保持プレートに組付保持させる際、シール部材
の凹部における底部全周に保持プレートの突条を
嵌合させて組付けることとなり、シール部材凹部
における突条の頂部との接触部位がシール部材リ
ツプ部の撓み支点と明確に規定されることとな
る。
そして、組付ける際に、シール部材が保持プレ
ートに対して摩擦抵抗により所定の位置からずれ
て偏心されて組付けられようとしても、シール部
材凹部の底部全周に対応している略円弧状の保持
プレートの突条が嵌合されることから、その偏心
が規制され、そのため、撓み支点の位置が明確化
されることとあいまつて、リツプ部とその撓み支
点との距離がシール部材全周にわたつて均一にな
る。また、保持プレートの突条によつてリツプ部
全周が位置規制されるため、シール部材のリツプ
部全周が保持プレートの所定位置に配置されるこ
ととなる。
したがつて、この考案に係る弁付キヤツプで
は、シール部材の保持プレートへの組付時、シー
ル部材の凹部における底部の全周に保持プレート
の突条を嵌合させる簡単な手間を加えるだけで、
リツプ部全周における撓み支点までの一定距離の
確保が可能となり、また、リツプ部全周の保持プ
レートの所定位置に配置させることができて、良
好なシール性能と開弁感度を確保することができ
る。
〈実施例〉 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、従来と同一の部材には同一符号を付
して説明を省略する。
第1図に示す第1実施例の弁付キヤツプは、従
来と同様なフユーエルキヤツプ11であり、従来
と相違する点は、保持プレート14が、従来と同
様な流体流路孔14aと段差部14bとを備える
他、シール部材3の内外周リツプ部3a,3b裏
面側の対向面に、シール部材3組付時内外周リツ
プ部3a,3b裏面の凹部3c,3dにおけるシ
ール部材3半径方向の各々底部全周に対応して嵌
合する円弧状の突条14c,14dを備えている
点である(第2,3図参照)。
この第1実施例のフユーエルキヤツプ11にお
いて、シール部材3の保持プレート14への組付
けについて述べると、組付時には、シール部材3
の環状溝3eを保持プレート14の段差部14b
に嵌着させるとともに、シール部材3の凹部3
c,3dにおける底部全周に各々対応する保持プ
レート14の突条14c,14dを嵌合させて組
付ければよい。
すると、凹部3c,3dにおける各々突条14
c,14dとの接触部位(各突条14c,14d
の頂部)が各々内外周リツプ部3a,3bの撓み
支点X,Yと明確に規定されることとなる。ま
た、その際、シール部材3の撓み等でシール部材
3が保持プレート14に対して所定の位置からず
れて偏心されて組付けられようとしても、凹部3
c,3dの各々底部全周にそれらの底部全周に対
応している略円弧状の突条14c,14dが嵌合
されることから、両者の偏心が規制され、そのた
め、撓み支点X,Yの位置が明確化されることと
あいまつて、内外周リツプ部3a,3bとそれら
の撓み支点X,Yとの距離がシール部材3の内外
周の全周にわたつて均一となる。また、保持プレ
ート14の各突条14c,14dによつて内外周
リツプ部3a,3bが位置規制されるため、内外
周リツプ部3a,3bの全周が保持プレート14
の所定位置に配置されることとなつて、既述の考
案の作用・効果の欄で述べたと同様な効果を奏す
る。
そして、シール部材3を保持プレート14に組
付けた後には、順次、ばね8、弁プレート5、シ
ール部材3を組付けた保持プレート14、ばね7
及びばね座プレート6を組付けていき、フユーエ
ルキヤツプ11を組立てる。ちなみに、使用時の
作動態様は、従来のフユーエルキヤツプ1と同様
である。
なお、第1実施例のフユーエルキヤツプ11で
は、シール部材3における内外周リツプ部3a,
3b裏面側の凹部3c,3dに、共に突条14
c,14dを嵌合させるものを示したが、シール
部材3の環状溝3eと保持プレート14の段差部
14bとの関係において、その嵌着時にシール部
材3における内周側の凹部3dや内周リツプ部3
b側が半径方向外方へ若干強く引張られるような
場合には、その内周側の保持プレート14に対す
る偏心が規制されることから、保持プレート14
の内周側の突条14dを無くしてもよい。そし
て、同様に、2つのリツプ部の一方を半径方向に
引張つて、第4図に示す第2実施例の弁付キヤツ
プのように一方のリツプ部裏面の凹部底部のみに
突条を嵌合させて対処してもよい。
第2実施例の弁付キヤツプは、従来と同様に自
動車の燃料タンクフイラーネツク10に装着され
るフユーエルキヤツプ21であり、ポリアセター
ル等の合成樹脂材料からなる略円筒形のキヤツプ
本体22と、キヤツプ本体22上端のフランジ部
210に嵌着され把持部29aを備えるポリアミ
ド等の合成樹脂材料からなる略円盤状の上蓋29
とから構成されている。
キヤツプ本体22外周には、フイラーネツク1
0装着用のねじ220が設けられ、フランジ部下
面にシールリング300が外装されている。
また、キヤツプ本体22内部には、軸方向に連
通する流体流路22aを備えるとともに、その上
部に天板部22bが形成され、その天板部22b
中央に流体流路孔22cが形成されている。
そして、天板部22b下方の流体流路22a内
には、エラストマーからなるシール部材23、ポ
リアセタール等の合成樹脂材料からなる保持プレ
ート24・シールプレート25・ばね座プレート
26,260、及びコイルばね27,28が配設
されている。
シール部材23は、第5図に示すように、内外
周縁に上方へ突出する外周リツプ部23aと内周
リツプ部23bとが形成されて、内周リツプ部2
3bが外周リツプ部23aより下方に位置するよ
う段差を有した略円環状体である。ちなみに、外
周リツプ部23aのシール部は、キヤツプ本体2
2の天板部22b下面の流体流路孔22c周縁で
あり、内周リツプ部23bのシール部は、シール
プレート25上部のフランジ部25a下面として
いる。また、シール部材23における内外周リツ
プ部23a,23bの裏面全周には、各々のリツ
プ部23a,23bの所定のシール部への非圧接
時に、後述の組付後の保持プレート24との間に
間〓hを生じるよう各々半径方向の長さを一定と
する凹部23c,23dが形成されている(第8
図参照)。
そしてさらに、このシール部材23には、内外
周リツプ部23a,23bの略中間部位の裏面全
周に下方へ突出する突出部31が形成されるとと
もに、この突出部31の外周側に全周にわたつて
凸部32が形成されている。
保持プレート24は、第6,7図に示すよう
に、中央に流体流路孔24aを備えるとともにシ
ール部材23の段差に対応した段差を備える略円
環状体としており、その上面には、シール部材2
3の突出部31を嵌合可能な環状溝41が形成さ
れている。この環状溝41の内周面における外周
側には、放射状に6ケ所の凹部42が形成され、
これらの凹部42は、保持プレート24の半径方
向に貫通しているとともに、環状溝41にシール
部材23の突出部31を嵌合させた際に突出部3
1の凸部32を上部周縁で係止可能に形成されて
いる。
また、保持プレート24上面には、シール部材
23における突出部31・凸部32を環状溝4
1・凹部42に嵌合係止させた際、その凸部32
が形成されていない突出部31内周側の内周リツ
プ部23b裏面の凹部23dの底部(凹部23d
におけるシール部材23半径方向外方部位)に対
して、その底部の形状に対応して嵌合する略円弧
状の突条43が全周にわたつて形成されている。
なお、24c,24dは、各々コイルばね2
7,28案内用の円筒状のリブである。
そして、シール部材23の保持プレート24へ
の組付態様を詳細に述べると、組付時には、シー
ル部23の突出部31を保持プレート24の環状
溝41に嵌合させるとともに、凹部23dの底部
に突条43を嵌合させ、さらに突出部31の凸部
32を環状溝41の凹部42に部分的に係止させ
れば、第8図に示すように、両者を手間をかける
ことなく簡単に組付けることができる。
そして、組付けた後には、シール部材23にお
ける凸部32の形成されていない側の内周リツプ
部23bの裏面に位置する凹部23dの底部全周
が、その底部の形状に対応して嵌合する保持プレ
ート24の突条43に支持されることとなり、内
周リツプ部23b裏面の凹部23d底部における
突条43との接触部位が、内周リツプ部23bの
撓み支点Yとなつて、第1実施例と同様に内周リ
ツプ部23bが保持プレート24に対して偏心す
ることなく組付けられる。そのため、内周リツプ
部23bとの撓み支点Yとの距離が全周にわたつ
て均一になる。
また一方、シール部材23における凸部32の
形成されている側の外周リツプ部23aでは、そ
の裏面側の凹部23c底部(凹部23cにおける
シール部材23半径方向内方部位)が、凸部32
の保持プレート環状溝41の凹部42への係止に
より、全周にわたり若干シール部材23半径方向
内方へ引張られて保持プレート24に対して偏心
を規制されて所定位置に配置されることから、外
周リツプ部23aと、その撓み支点Xとなる凹部
23c底部における保持プレート24との接触部
位との距離が全周にわたつて均一になる。
したがつて、この第2実施例のフユーエルキヤ
ツプ21のように、他方のリツプ部における撓み
支点との距離が一定のものに規制されれば、内外
周リツプ部23a,23b裏面の一方の凹部23
dの底部だけに突条43を嵌合させて対処するこ
とも可能である。
ちなみに、この第2実施例のフユーエルキヤツ
プ21では、組付時にシール部材23の凸部32
を保持プレート24の凹部42に係止させるもの
であることから、従来や第1実施例のフユーエル
キヤツプに比べて、組付時に節度があり、組付完
了を確認し易く、組付作業性が良好となる効果を
奏する。
そして、この第2実施例のフユーエルキヤツプ
21では、保持プレート24にシール部材23を
組付けた後、保持プレート24の流体流路孔24
aを介し、保持プレート24内周縁下面とばね座
プレート260との間にコイルばね28を介在さ
せてばね座プレート260に対しシールプレート
25を溶着・接着・嵌着等を利用して接合し、そ
の後、保持プレート24外周縁下面にコイルばね
27を介在させてばね座プレート26とともにキ
ヤツプ本体22内に配設し、ばね座プレート26
をキヤツプ本体22内周の環状溝22dに嵌着さ
せればフユーエルキヤツプ21を組立てることが
できる。
さらに、このフユーエルキヤツプ21の作動態
様について述べると、図示しない燃料タンク内の
正圧時には、シールプレート25及びばね座プレ
ート260がばね28の付勢力に抗して上昇し、
内周リツプ部23bがそのシール部であるシール
プレート25のフランジ部25a下面から離れる
ことにより、ばね座プレート26の流体流路孔2
6aを経てその〓間とキヤツプ本体22天板部2
2bの流体流路孔22cとを通り、タンク内の空
気等の流体がタンク外へ流出し、タンク内の正圧
を解消することとなる。また、タンク内の負圧時
には、保持プレート24がシール部材23・シー
ルプレート25・ばね座プレート260及びばね
28とともにばね27の付勢力に抗して降下し、
外周リツプ部23aがそのシール部であるキヤツ
プ本体天板部22bの流体流路孔22c周縁から
離れることにより、天板部22bの流体流路孔2
2cを経てその〓間とばね座プレート26の流体
流路孔26aとを通り、タンク外の空気等の流体
がタンク内へ流入し、タンク内の負圧を解消する
こととなる。
また、第2実施例では、シール部材23の形状
として内周リツプ部23bが外周リツプ部23a
より下方に位置する段差を有するものを示した
が、勿論、保持プレート24と内外周リツプ部2
3a,23b裏面全周との間に非圧接時間〓hが
生じ、シール部材23の突出部31及びその凸部
32が保持プレート24の環状溝41及びその凹
部42に嵌合係止可能となり、内周リツプ部23
b裏面の凹部23d底部を保持プレート24の突
条43が支持可能であれば、保持プレート24上
面に段差を設けず、内外周リツプ部23a,23
bを同一平面状に配置させるよう構成してもよ
い。
さらに、第2実施例では、シール部材23にお
ける突出部31の外周側に凸部32を形成したも
のを示したが、従来のフユーエルキヤツプ1に第
2実施例を応用して、第9図に示すように、シー
ル部材3における内外周リツプ部3a,3b裏面
側に環状の突出部310を形成したような場合に
は、その突出部310の内周側に凸部320を形
成し、保持プレート4に対応する環状溝410及
び凹部420や外周リツプ部3a裏面側の凹部3
c底部を支持する突条430を形成して対処して
もよい。勿論、この場合にも、上述のように、シ
ール部材3における内外周リツプ部3a,3bを
同一平面状に配置させることが可能であり、第2
実施例と同様の効果を奏する。
また、第1・2実施例のフユーエルキヤツプ1
1,21では、シール部材13,23が略円環状
で、2つのリツプ部13a,13b,23a,2
3bを備えているものを示したが、1つのリツプ
部しか必要とせず、略円板状のシール部材を備え
る負圧用若しくは正圧用の弁付キヤツプに本考案
を応用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示すフユーエ
ルキヤツプの断面図、第2図は同実施例に使用す
る保持プレートの平面図、第3図は同実施例にお
けるシール部材を保持プレートに組付けた状態を
示す断面図、第4図は第2実施例のフユーエルキ
ヤツプの断面図、第5図は同実施例のシール部材
の断面図、第6図は同実施例の保持プレートの平
面図、第7図は第6図の−断面図、第8図は
同実施例におけるシール部材を保持プレートに組
付けた状態を示す断面図、第9図は第2実施例の
応用例を示す断面図、第10図は従来のフユーエ
ルキヤツプを示す断面図、第11図は従来のシー
ル部材を保持プレートへ組付けた状態を示す断面
図である。 1,11,21……(弁付キヤツプ)フユーエ
ルキヤツプ、2,22……キヤツプ本体、2b,
22b……シール部、(2b……段差部、22b
……天板部)、3,23……シール部材、3a,
3b,23a,23b……リツプ部、3c,3
d,23c,23d……凹部、4,14,24…
…保持プレート、5,25a……シール部、(5
……弁プレート、25a……シールプレートフラ
ンジ部)、10……(容器開口部)フイラーネツ
ク、14c,14d,43,430……突条。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 周縁全周にわたつて突設されるリツプ部と該リ
    ツプ部裏面に全周にわたつて半径方向の長さを一
    定として形成される凹部とを備える略円板状若し
    くは略円環状のシール部材が、前記リツプ部を所
    定のシール部に付勢手段を介して圧接させるよう
    前記リツプ部裏面側から保持プレートに組付保持
    されてキヤツプ本体内に配設され、容器開口部に
    装着される際に容器内の圧力を調整する弁付キヤ
    ツプにおいて、 前記保持プレートにおける前記リツプ部裏面側
    の対向面に、前記凹部における前記シール部材半
    径方向の底部の全周に対応し、頂部との接触部位
    を前記リツプ部の撓み支点とするように、前記底
    部のみに嵌合し、断面形状を全周にわたつて均一
    とする略円弧状の突条が形成されていることを特
    徴とする弁付キヤツプ。
JP1986133161U 1986-08-30 1986-08-30 Expired JPH0424849Y2 (ja)

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