JPH0424818B2 - - Google Patents

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JPH0424818B2
JPH0424818B2 JP56183526A JP18352681A JPH0424818B2 JP H0424818 B2 JPH0424818 B2 JP H0424818B2 JP 56183526 A JP56183526 A JP 56183526A JP 18352681 A JP18352681 A JP 18352681A JP H0424818 B2 JPH0424818 B2 JP H0424818B2
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JP
Japan
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phosphor
lamp
blue
activated
fluorescent lamp
Prior art date
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Application number
JP56183526A
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English (en)
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JPS5885267A (ja
Inventor
Takashi Yamamoto
Katsuaki Iwama
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
Priority to JP18352681A priority Critical patent/JPS5885267A/ja
Publication of JPS5885267A publication Critical patent/JPS5885267A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/38Devices for influencing the colour or wavelength of the light
    • H01J61/42Devices for influencing the colour or wavelength of the light by transforming the wavelength of the light by luminescence
    • H01J61/44Devices characterised by the luminescent material

Landscapes

  • Luminescent Compositions (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高演色、高効率螢光ランプに関する。
従来の白色螢光ランプは、その平均演色評価数
が60〜65と低いため、これを改善した高演色性螢
光ランプが種々提案されている。
一般に、三波長域発光形と呼ばれる高演色性螢
光ランプには、たとえばBaMg2Al16O27:Eu 2+
(青色)、CeMgAl11O19:Tb3+(緑色)、Y2O3
Eu3+(赤色)等のそれぞれ450nm,540nm,610n
m付近の三波長域に狭帯域の発光を示す3種類の
希土類付活螢光体が用いられている。
ところが、一般に青色螢光体は、同時に用いら
れている他の緑色螢光体および赤色螢光体に比べ
て視感効率が低い波長域に発光ピークを有してい
るために、所望の高演色性を得るためには、ある
程度のランプ効率の低下は避けられなかつた。
従来、このような青色螢光体としては2価のユ
ーロピウムで付活したストロンチウムクロロりん
酸塩螢光体、特開昭49−77893号公報に記載され
ている前記した2価のユーロピウムで付活された
バリウムマグネシウムアルミネート螢光体等が知
られているが、三波長域発光螢光ランプに適用し
た場合、十分な発光束を得ることができず、また
長時間点灯に際して発光出力の低下が他の螢光体
に比べて大きいために、寿命中に生じるランプ光
色の変化の点でも満足できるものではなかつた。
本発明はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、高い発光束と満足できる寿命特性
を示す螢光ランプを提供することを目的とするも
のである。
発明者らは、この目的に適した青色螢光体を得
るため、2価のユーロピウムで付活されたバリウ
ムマグネシウムアルミネート螢光体について詳細
な実験を行なつた結果、この螢光体にさらに適当
量の参加イツトリウムを固溶させることによつ
て、その発光ピーク高さを一層向上させることが
でき、たとえば、前記CeMgAl11O19:Tb+3およ
びY2O3:Eu3+等の緑色螢光体および赤色螢光体
とともに用いて高演色性螢光ランプを作製した場
合、高い発光束と満足できる寿命特性が得られる
ことを見出した。
すなわち、本発明の螢光ランプは、450nm付
近に発光ピークを有する2価ユーロピウム付活狭
帯域青色螢光体、540nm付近に発光ピークを有
するテルビウム付活狭帯域緑色螢光体および
610nm付近に発光ピークを有する3価ユーロピ
ウム付活狭帯域赤色螢光体の混合螢光体を管内壁
に被着した螢光ランプにおいて、前記青色螢光体
が、一般式(Ba,Eu)O・xMgO・yY2O3
zAl2O3(ただし、0.8≦x≦3.0,0<y≦0.5,4
≦z≦8)で表されるものである。
以下、その詳細について説明する。
発明者らの実験によれば、たとえば上記特開昭
49−77893号公報に記載されている代表的な青色
螢光体であるBaMg2Al16O27:Eu2+螢光体に関し
て、次のことが明らかになつた。すなわち、第1
図の曲線1に示すように、この青色螢光体の
450nm付近の発光ピーク高さは、螢光体組成に
おけるAl2O3量の変化に従つて変化する。そこ
で、これらのAl2O3量を変化させた2価のユーロ
ピウム付活バリウムマグネシウムアルミネート螢
光体を青色螢光体として用いた青色螢光ランプ、
および、これらの青色螢光体を用いた前述のよう
な三波長域発光形螢光ランプを系統的に試作し、
それらのランプの初期特性および寿命特性を測定
した。得られた一連の青色螢光ランプの発光束
は、用いた青色螢光体の組成におけるAl2O3量の
変化に従つて、第1図の曲線1と同様に変化する
ことが明らかになつた。
一方、得られた一連の三波長域発光形の試作ラ
ンプにおける寿命中の色座標変化に及ぼす青色螢
光体の影響について調べた。その結果、第2図に
示すように、用いた青色螢光体の組成における
Al2O3量が前記の色座標変化に影響していること
が明らかになつた。ここで、第2図において横軸
は青色螢光体の組成におけるAl2O3量であり、縦
軸はこれら一連の青色螢光体を用いた三波長域発
光形螢光ランプ(色温度5000K、緑色螢光体:
CeMgAl11O19:Tb3+、赤色螢光体:Y2O3:Eu3+
を混合用として使用した)の初期色座標と1000時
間点灯後の色座標の差ΔS1000を示している。
ここで、 ΔS1000=√(010002010002 x0:試作ランプのx,y色座標におけるxの初期
値、 y0:試作ランプのx,y色座標におけるyの初期
値、 x1000:試作ランプのx,y色座標における1000
時間点灯後のxの値、 y1000:試作ランプのx,y色座標における1000
時間点灯後のyの値、 である。
第2図から明らかなように、寿命中の色座標の
変化を小さくするためには、適用する青色螢光体
は、そのAl2O3量を減少させた組成のものを用い
ればよい。しかしながら、先に述べた第1図の結
果から、これら一連の青色螢光体においてAl2O3
量を減少させると大幅にその発光出力が低下する
という欠点を有していることがわかつている。
そこで、本発明者らは2価のユーロピウムで付
活されたアルミン酸塩螢光体について、さらに詳
細な検討を行なつた結果、上記の欠点を改良する
ことが出来る新規な青色螢光体として、一般式 (Ba,Eu)O・xMgO・yY2O3・zAl2O3 (ただし、0.8≦x≦3.0,0<y≦0.5,4≦z≦
8)で表わされる2価のユーロピウムで付活され
たバリウムマグネシウムイツトリウムアルミネー
ト螢光体を見出したものである。ここで、x<
0.8およびx>3.0の組成では翌るい螢光体は得ら
れなかつた。また、酸化イツトリウム(Y2O3
の固溶量がy>0.5になると、得られる発光出力
は徐々に低下し、初期の目的にかなう青色螢光体
を得ることは出来なかつた。一方、Al2O3組成に
ついて言えば、第2図に示したように、z>8の
領域ではこれらの青色螢光体を用いた三波長域発
光形螢光ランプの寿命中の色座標変化が大きくな
り不適当であつた。また、z<4の領域ではその
色座標変化は十分小さくなるものの、第1図の曲
線2に示したように、得られる青色螢光体の発光
出力は10%以上の低下を示し、やはり不適当であ
つた。
本発明にかかる螢光ランプに用いられる青色螢
光体は第1図の曲線2に示すように、従来の2価
のユーロピウムで付活されたバリウムマグネシウ
ムアルミネート螢光体では大幅な発光出力の低下
を避けることができなかつた組成であるAl2O3
の少ない組成範囲において、とくに著しい発光出
力の向上を達成することができたものである。ま
た、これらの青色蛍光体を先述の三波長域発光形
螢光ランプの青色成分として用いた本発明による
螢光ランプの寿命中の色座標の変化は明らかに改
良され、十分満足なものであつた。
次に、本発明の実施例を説明する。
実施例 1 青色螢光体(Ba0.9Eu0.1)O・MgO・
0.1Y2O3・5Al2O320%(重量%、以下同じ)、緑
色螢光体CeMgAl11O19:Tb3+40%、赤色螢光体
Y2O3:Eu3+40%よりなる組成物を用い、通常の
螢光ランプ製造方法により直管40W螢光ランプ
(外径32mm)を製作した。
このランプの平均演色評価数(Ra)は84、ラ
ンプ効率は85m/W、色温度は5000Kであつ
た。このランプは1000時間点灯後の色座標の変化
はほとんどなかつた。
実施例 2 青色螢光体(Ba0.9Eu0.1)O・1.1MgO・
0.01Y2O3・8Al2O320%、緑色螢光体Y2SiO5
Ce,Tb45%、赤色螢光体Y2O3:Eu3+35%より
なる組成物を用い、実施例1と同様にして螢光ラ
ンプを製作した。このランプのRaは84、ランプ
効率は86m/W、色温度は5000Kであつた。こ
のランプは1000時間点灯後の色座標の変化はほと
んどなかつた。
実施例 3 青色螢光体(Ba0.85Eu0.15)O・2MgO・
0.5Y2O3・4Al2O318%、緑色螢光体
CeMgAl11O19:Tb3+40%、赤色螢光体Y2O3
Eu3+42%よりなる組成物を用い、実施例1と同
様にして螢光ランプを製作した。このランプの
Raは84、ランプ効率は86m/W、色温度は
5000Kであつた。このランプは1000時間点灯後の
色座標の変化はほとんどなかつた。
比較例 青色螢光体(Ba0.9Eu0.1)O・2MgO・8Al2O3
20% 緑色螢光体CeMgAl11O19:Tb3+ 40% 赤色螢光体Y2O3:Eu3+ 40% よりなる組成物を用い、実施例1と同様にして螢
光ランプを製作した。このランプのRaは84、ラ
ンプ効率は83m/W、色温度は5000Kであつ
た。このランプは1000時間点灯後、色座標の変化
が明らかにみられた。
以上説明したように、本発明は、2価のユーロ
ピウム付活バリウムマグネシウムイツトリウムア
ルミネート螢光体を適用した螢光ランプにかか
り、一般式(Ba,Eu)O・xMgO・yY2O3
zAl2O3において、その組成比をそれぞれ0.8≦x
≦3.0,0<y≦0.5,4≦z≦8の領域に選定す
ることにより、高い発光束と満足できる寿命特性
を有する螢光ランプを提供することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる青色螢光体の発光出力
をそのAl2O3量の組成変化に対してプロツトし、
従来の青色螢光体のものと比較した図、第2図は
2価のユーロピウム付活バリウムマグネシウムア
ルミネート螢光体を青色螢光体として用いた一連
の三波長域発光形螢光ランプの1000時間点灯後の
色座標の変化の相対値を、用いた青色螢光体の組
成におけるAl2O3量に対してプロツトした図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 450nm付近に発光ピークを有する2価ユー
    ロピウム付活狭帯域青色螢光体、540nm付近に
    発光ピークを有するテルビウム付活狭帯域緑色螢
    光体および610nm付近に発光ピークを有する3
    価ユーロピウム付活狭帯域赤色螢光体の混合螢光
    体を管内壁に被着した螢光ランプにおいて、前記
    青色螢光体が、一般式(Ba,Eu)O・xMgO・
    yY2O3・zAl2O3(ただし、0.8≦x≦3.0,0<y
    ≦0.5,4≦z≦8)で表されることを特徴とす
    る螢光ランプ。
JP18352681A 1981-11-16 1981-11-16 螢光ランプ Granted JPS5885267A (ja)

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JPS6360800A (ja) * 1986-09-01 1988-03-16 凸版印刷株式会社 化粧材の製造方法

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