JPH0424535B2 - - Google Patents
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- JPH0424535B2 JPH0424535B2 JP58010349A JP1034983A JPH0424535B2 JP H0424535 B2 JPH0424535 B2 JP H0424535B2 JP 58010349 A JP58010349 A JP 58010349A JP 1034983 A JP1034983 A JP 1034983A JP H0424535 B2 JPH0424535 B2 JP H0424535B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- blower
- turbocharger
- passage
- intake passage
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B37/00—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
- F02B37/007—Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust with exhaust-driven pumps arranged in parallel, e.g. at least one pump supplying alternatively
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、エンジンの全回転域において過給を
行う1次ターボ過給機とエンジンの高回転域にお
いてのみ過給を行う2次ターボ過給機とを備えた
ターボ過給機付エンジンに関する。
行う1次ターボ過給機とエンジンの高回転域にお
いてのみ過給を行う2次ターボ過給機とを備えた
ターボ過給機付エンジンに関する。
1次、2次ターボ過給機を備え、各ターボ過給
機のタービンとブロアをエンジンの排気通路と吸
気通路の途中に夫々並列に設置し、2次ターボ過
給機のブロア下流の吸気通路に高回転域で開くバ
タフライ弁等の開閉弁を設けたエンジンは従来よ
り知られており、エンジンの高速域のみならず、
低速域においても有効な過給を行える利点がある
(実開昭52−168111号公報、実開昭51−13151号公
報参照)。
機のタービンとブロアをエンジンの排気通路と吸
気通路の途中に夫々並列に設置し、2次ターボ過
給機のブロア下流の吸気通路に高回転域で開くバ
タフライ弁等の開閉弁を設けたエンジンは従来よ
り知られており、エンジンの高速域のみならず、
低速域においても有効な過給を行える利点がある
(実開昭52−168111号公報、実開昭51−13151号公
報参照)。
ところで、一般に過給機を備えたエンジンで
は、エンジンの信頼性を確保するため、最高過給
圧を設定し、過給圧が最高圧以上に上昇する場合
には、過給気の一部を過給機上流の吸気通路にリ
リーフする過給圧制御が行われており、そのため
リリーフ通路を設けるとともに、該リリーフ通路
に最高過給圧以上で開くリリーフ弁を介設したも
のが、従来より知られている(特開昭54−137514
号公報、特開昭55−66614号公報参照)。
は、エンジンの信頼性を確保するため、最高過給
圧を設定し、過給圧が最高圧以上に上昇する場合
には、過給気の一部を過給機上流の吸気通路にリ
リーフする過給圧制御が行われており、そのため
リリーフ通路を設けるとともに、該リリーフ通路
に最高過給圧以上で開くリリーフ弁を介設したも
のが、従来より知られている(特開昭54−137514
号公報、特開昭55−66614号公報参照)。
この種の過給圧制御を上記の如き1次、2次タ
ーボ過給機を備えたエンジンにおいて行う場合に
は、1次、2次ターボ過給機の夫々に対して、上
記のリリーフ構造を設け、各リリーフ弁の開弁圧
はエンジンの信頼性という面から同一に設定する
ことが考えられる。
ーボ過給機を備えたエンジンにおいて行う場合に
は、1次、2次ターボ過給機の夫々に対して、上
記のリリーフ構造を設け、各リリーフ弁の開弁圧
はエンジンの信頼性という面から同一に設定する
ことが考えられる。
ところで一方、上記開閉弁を2次ターボ過給機
のブロア下流に設けた構造では、開閉弁が開かれ
た状態において、1次ターボ過給機の過給圧が2
次ターボ過給機の過給圧より高くなつた場合に
は、過給気が1次側から2次側に逆流し、過給の
実効を期し難い問題があり、かかる問題を回避す
るため、開閉弁に変えて逆止弁を設けたものが提
案されている。
のブロア下流に設けた構造では、開閉弁が開かれ
た状態において、1次ターボ過給機の過給圧が2
次ターボ過給機の過給圧より高くなつた場合に
は、過給気が1次側から2次側に逆流し、過給の
実効を期し難い問題があり、かかる問題を回避す
るため、開閉弁に変えて逆止弁を設けたものが提
案されている。
この場合には、確かに過給気の1次側から2次
側への逆流は防止できるものの、、逆止弁自体が
圧力損失となるため前記の如く、個別のリリーフ
構造を備えた過給圧制御方式では、2次側のリリ
ーフ弁の開弁圧を上記逆止弁の圧力損失を見込ん
で設定しなければならない。しかしながら、この
逆止弁の圧力損失は、回転数や負荷等に応じて変
化するため、リリーフ開弁圧を運転状態に応じて
制御する必要があり、ソレノイド弁をデユーテイ
制御する等、制御機構の複雑化が避けられない問
題がある。
側への逆流は防止できるものの、、逆止弁自体が
圧力損失となるため前記の如く、個別のリリーフ
構造を備えた過給圧制御方式では、2次側のリリ
ーフ弁の開弁圧を上記逆止弁の圧力損失を見込ん
で設定しなければならない。しかしながら、この
逆止弁の圧力損失は、回転数や負荷等に応じて変
化するため、リリーフ開弁圧を運転状態に応じて
制御する必要があり、ソレノイド弁をデユーテイ
制御する等、制御機構の複雑化が避けられない問
題がある。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたもので
あつて、2次ターボ過給機のブロア下流に逆止弁
を設けた過給構造において、複雑な過給圧制御の
必要なしに、逆止弁の圧力損失に対処することが
できる過給圧制御構造を提供することを基本的な
目的としている。
あつて、2次ターボ過給機のブロア下流に逆止弁
を設けた過給構造において、複雑な過給圧制御の
必要なしに、逆止弁の圧力損失に対処することが
できる過給圧制御構造を提供することを基本的な
目的としている。
このため、本発明は、1次、2次ターボ過給機
を備えたエンジンにおいて、2次ターボ過給機の
ブロア下流の吸気通路に1次側からの過給気の逆
流を防止するための逆止弁を設ける一方、1次タ
ーボ過給機のブロア下流の吸気通路から1次、2
次ターボ過給機のブロアをバイパスして吸気通路
上流に連通する吸気リリーフ通路を設け、この吸
気リリーフ通路に1次ターボ過給機のブロアより
下流の吸気通路の過給圧に応答する制御弁を介設
し、逆止弁によつて過給気の逆流を防止すると同
時に、逆止弁による圧力損失に影響されることな
しに最高過給圧の制御を行えるようしたことを特
徴としている。
を備えたエンジンにおいて、2次ターボ過給機の
ブロア下流の吸気通路に1次側からの過給気の逆
流を防止するための逆止弁を設ける一方、1次タ
ーボ過給機のブロア下流の吸気通路から1次、2
次ターボ過給機のブロアをバイパスして吸気通路
上流に連通する吸気リリーフ通路を設け、この吸
気リリーフ通路に1次ターボ過給機のブロアより
下流の吸気通路の過給圧に応答する制御弁を介設
し、逆止弁によつて過給気の逆流を防止すると同
時に、逆止弁による圧力損失に影響されることな
しに最高過給圧の制御を行えるようしたことを特
徴としている。
つまり、例えば、最高過給圧をPmaxとし、逆
止弁による圧力損失をΔP(これは前述した如く、
運転状態に応じて変化する)としたときに、2次
ターボ過給機は、そのブロアによる過給圧が
Pmax+ΔPに達したときに過給気のリリーフが
行なわれることになり、ΔPが変動したとしても、
これが実際には相殺されることになり、ΔPの変
動の影響を受けることがなくなるのである。
止弁による圧力損失をΔP(これは前述した如く、
運転状態に応じて変化する)としたときに、2次
ターボ過給機は、そのブロアによる過給圧が
Pmax+ΔPに達したときに過給気のリリーフが
行なわれることになり、ΔPが変動したとしても、
これが実際には相殺されることになり、ΔPの変
動の影響を受けることがなくなるのである。
以下、図示の実施例に基づいて本発明をより具
体的に説明する。
体的に説明する。
第1図において、1はエンジン、2はエンジン
1の吸気通路、3はエンジン1の排気通路、4は
エンジン1の時々刻々の吸気量を計量するため吸
気通路2の最上流部に介設したエアフローセン
サ、5,6は吸気通路2のエアフローセンサ4下
流とスロツトル弁7の上流との間で並列に形成し
た第1、2分岐吸気通路、8,9は1次、2次タ
ーボ過給機である。
1の吸気通路、3はエンジン1の排気通路、4は
エンジン1の時々刻々の吸気量を計量するため吸
気通路2の最上流部に介設したエアフローセン
サ、5,6は吸気通路2のエアフローセンサ4下
流とスロツトル弁7の上流との間で並列に形成し
た第1、2分岐吸気通路、8,9は1次、2次タ
ーボ過給機である。
上記1次ターボ過給機8は、上記第1分岐吸気
通路5の途中に配置したブロア8aとエンジン1
の排気通路集合部の下流で二又に分岐第1、第2
分岐排気通路10,11のうち第1分岐排気通路
10の途中に配置したターボ過給機8bとを有
し、エンジン1の全運転域において排気ガスによ
り駆動されるタービン8bでブロア8aを駆動
し、第1分岐吸気通路5の吸気を加圧して過給を
行う。
通路5の途中に配置したブロア8aとエンジン1
の排気通路集合部の下流で二又に分岐第1、第2
分岐排気通路10,11のうち第1分岐排気通路
10の途中に配置したターボ過給機8bとを有
し、エンジン1の全運転域において排気ガスによ
り駆動されるタービン8bでブロア8aを駆動
し、第1分岐吸気通路5の吸気を加圧して過給を
行う。
一方、2次ターボ過給機9は、第2分岐吸気通
路6に配置されるブロア9aと第2分岐排気通路
11に配置されるタービン9bとを有しており、
第2分岐排気通路11のタービン9bの上流に
は、排気制御弁33が設けられている。この排気
制御弁33は、バタフライ弁で構成され、後述す
る制御回路14により作動が制御されるアクチユ
エータ34によつてエンジン1の低速回転域では
閉じられ、吸気量が増大する高回転域では開かれ
るように制御される。したがつて、2次ターボ過
給機9がエンジン1の高回転域でのみ駆動され、
過給を行う。
路6に配置されるブロア9aと第2分岐排気通路
11に配置されるタービン9bとを有しており、
第2分岐排気通路11のタービン9bの上流に
は、排気制御弁33が設けられている。この排気
制御弁33は、バタフライ弁で構成され、後述す
る制御回路14により作動が制御されるアクチユ
エータ34によつてエンジン1の低速回転域では
閉じられ、吸気量が増大する高回転域では開かれ
るように制御される。したがつて、2次ターボ過
給機9がエンジン1の高回転域でのみ駆動され、
過給を行う。
また、2次ターボ過給機9のブロア9aが介設
された第2分岐吸気通路6のブロア下流には、1
次ターボ過給機8のブロア下流の圧力が2次ター
ボ過給機9のブロア下流の圧力より低いときに開
き、逆の場合には閉じて、1次側から2次側への
過給気の逆流を防止する逆止弁32を介設してい
る。
された第2分岐吸気通路6のブロア下流には、1
次ターボ過給機8のブロア下流の圧力が2次ター
ボ過給機9のブロア下流の圧力より低いときに開
き、逆の場合には閉じて、1次側から2次側への
過給気の逆流を防止する逆止弁32を介設してい
る。
上記制御回路14は、第2図にも示すように、
エアフローセンサ4の出力である吸気量検出信号
を基本入力信号として、吸気通路2のスロツトル
弁7の下流に臨設した燃料噴射弁15の開弁時間
を噴射パルス発生回路18により制御するように
する一方、吸気量検出信号を設定値と比較し、吸
気量が設定値を越えたときには、比較回路19が
増幅回路20を介して、排気制御弁33に対して
設けたアクチユエータ34を作動して排気制御弁
33を開作動し、第2分岐排気通路11を開くよ
うにしている。
エアフローセンサ4の出力である吸気量検出信号
を基本入力信号として、吸気通路2のスロツトル
弁7の下流に臨設した燃料噴射弁15の開弁時間
を噴射パルス発生回路18により制御するように
する一方、吸気量検出信号を設定値と比較し、吸
気量が設定値を越えたときには、比較回路19が
増幅回路20を介して、排気制御弁33に対して
設けたアクチユエータ34を作動して排気制御弁
33を開作動し、第2分岐排気通路11を開くよ
うにしている。
第2分岐排気通路11が開かれると、この通路
11を流下する排気ガスによつて、タービン9b
が駆動され、2次ターボ過給機9が過給を開始す
る。2次ターボ過給機9の駆動が開始されると、
逆止弁32が開かれ、第1、第2分岐吸気通路
5,6が合流する合流部2aより下流の下流側吸
気通路2dには1次ターボ過給機8によつて与え
られる過給圧と、2次ターボ過給機9によつて与
えられる過給圧との合成圧が生成される。
11を流下する排気ガスによつて、タービン9b
が駆動され、2次ターボ過給機9が過給を開始す
る。2次ターボ過給機9の駆動が開始されると、
逆止弁32が開かれ、第1、第2分岐吸気通路
5,6が合流する合流部2aより下流の下流側吸
気通路2dには1次ターボ過給機8によつて与え
られる過給圧と、2次ターボ過給機9によつて与
えられる過給圧との合成圧が生成される。
再び、第1図において、21は第1、第2分岐
吸気通路5,6の合流部2aとエンジン1の間の
下流側吸気通路2dと、エアフローセンサ4下流
の上流側吸気通路2uとを、1次、2次ターボ過
給機8,9の各ブロア8a,9aを同時にバイパ
スして連通する吸気リリーフ通路、22は吸気リ
リーフ通路21の途中に設けた弁座23を開閉す
る過給圧制御弁、24は過給圧制御弁22をロツ
ド24aを介してダイヤフラム24bに支持した
過給圧制御弁22の制御用ダイヤフラム装置、2
5は制御用ダイヤフラム装置24の正圧室24c
に、下流側吸気通路2dの過給圧を導入する過給
圧導入通路である。この制御用ダイヤフラム装置
24のダイヤフラム24bによつて正圧室24c
とは仕切られたいま一つの室24dは大気開放孔
24eによつて大気に連通された大気室として形
成され、この大気室24d内には、コイルスプリ
ング24fを縮装し、このコイルスプリング24
fの設定荷重を、制御目標である最高過給圧に応
じて設定する。
吸気通路5,6の合流部2aとエンジン1の間の
下流側吸気通路2dと、エアフローセンサ4下流
の上流側吸気通路2uとを、1次、2次ターボ過
給機8,9の各ブロア8a,9aを同時にバイパ
スして連通する吸気リリーフ通路、22は吸気リ
リーフ通路21の途中に設けた弁座23を開閉す
る過給圧制御弁、24は過給圧制御弁22をロツ
ド24aを介してダイヤフラム24bに支持した
過給圧制御弁22の制御用ダイヤフラム装置、2
5は制御用ダイヤフラム装置24の正圧室24c
に、下流側吸気通路2dの過給圧を導入する過給
圧導入通路である。この制御用ダイヤフラム装置
24のダイヤフラム24bによつて正圧室24c
とは仕切られたいま一つの室24dは大気開放孔
24eによつて大気に連通された大気室として形
成され、この大気室24d内には、コイルスプリ
ング24fを縮装し、このコイルスプリング24
fの設定荷重を、制御目標である最高過給圧に応
じて設定する。
この最高過給圧は、前述した如く、基本的には
エンジン1の信頼性を考慮して設定する。
エンジン1の信頼性を考慮して設定する。
上記の構成とすれば、エンジン1の低速運転時
には1次ターボ過給機8によつて、また高速運転
時には1次、2次ターボ過給機9によつて、下流
側吸気通路2dに生成される過給圧が、上記最高
過給圧に達すると、制御用ダイヤフラム装置24
の正圧室24cに導入される過給圧がコイルスプ
リング24fの設定荷重を上廻つて、ダイヤフラ
ム24bが変位され、過給圧制御弁22が開作動
される結果、吸気リリーフ通路21を一連に連通
する。このため、過給気の一部は吸気リリーフ通
路21によつてほぼ大気圧である上流側吸気通路
2uに還流され、下流側吸気通路2dの過給圧を
最高過給圧以下に低下させる。したがつて、エン
ジン1に供給される過給気は、最高過給圧以下に
維持され、エンジン1はその信頼性が損なわれる
ことなく、良好に運転され、過給による良好な出
力性能を示す。
には1次ターボ過給機8によつて、また高速運転
時には1次、2次ターボ過給機9によつて、下流
側吸気通路2dに生成される過給圧が、上記最高
過給圧に達すると、制御用ダイヤフラム装置24
の正圧室24cに導入される過給圧がコイルスプ
リング24fの設定荷重を上廻つて、ダイヤフラ
ム24bが変位され、過給圧制御弁22が開作動
される結果、吸気リリーフ通路21を一連に連通
する。このため、過給気の一部は吸気リリーフ通
路21によつてほぼ大気圧である上流側吸気通路
2uに還流され、下流側吸気通路2dの過給圧を
最高過給圧以下に低下させる。したがつて、エン
ジン1に供給される過給気は、最高過給圧以下に
維持され、エンジン1はその信頼性が損なわれる
ことなく、良好に運転され、過給による良好な出
力性能を示す。
即ち、1次、2次ターボ過給機30,31を併
用する型式のターボ過給機付エンジンにおいて、
単独使用時、併用時の別なく単一の吸気リリーフ
通路21と単一の制御弁22とによつて最高過給
圧を有効かつ確実に制御することができる。
用する型式のターボ過給機付エンジンにおいて、
単独使用時、併用時の別なく単一の吸気リリーフ
通路21と単一の制御弁22とによつて最高過給
圧を有効かつ確実に制御することができる。
この場合、逆止弁32の圧力損失をΔPとし、
最高過給圧をPmaxとすると、2次ターボ過給機
9に関しては、ブロア9aによる過給圧Pが
Pmax+ΔPに達したときに、過給圧制御弁22
が開かれることになり、結果的に逆止弁32の圧
力損失ΔPは相殺され、運転状態に応じて変化す
る圧力損失ΔPに関係なしに、最高過圧の制御が
行えることとなる。
最高過給圧をPmaxとすると、2次ターボ過給機
9に関しては、ブロア9aによる過給圧Pが
Pmax+ΔPに達したときに、過給圧制御弁22
が開かれることになり、結果的に逆止弁32の圧
力損失ΔPは相殺され、運転状態に応じて変化す
る圧力損失ΔPに関係なしに、最高過圧の制御が
行えることとなる。
なお、この実施例においても、排圧導入通路2
6によつて取出した排圧に基づいて最高過給圧制
御を行なうようにしてもよい。
6によつて取出した排圧に基づいて最高過給圧制
御を行なうようにしてもよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、単一の吸気リリーフ通路と単一の制御弁とに
よつて並列に配設する1次、2次のターボ過給機
の最高過給圧を逆止弁の圧力損失に影響されるこ
となしに有効に制御することができ、吸、排気通
路の通路構造を複雑化することなしに最高過給圧
の制御が行える。
ば、単一の吸気リリーフ通路と単一の制御弁とに
よつて並列に配設する1次、2次のターボ過給機
の最高過給圧を逆止弁の圧力損失に影響されるこ
となしに有効に制御することができ、吸、排気通
路の通路構造を複雑化することなしに最高過給圧
の制御が行える。
第1図は本発明の実施例を示すエンジン系統説
明図、第2図は第1図の制御回路のブロツク説明
図である。 1……エンジン、2……吸気通路、5.6……
第1、第2分岐吸気通路、2a……合流部、2
u,2d……上流側、下流側吸気通路、3……排
気通路、10,11……第1、第2分岐排気通
路、8,9……1次、2次ターボ過給機、8a,
9a……ブロア、8b,9b……タービン、21
……吸気リリーフ通路、22……過給圧制御弁、
24……制御用ダイヤフラム装置、25……過給
圧導入通路、26……排圧導入通路。
明図、第2図は第1図の制御回路のブロツク説明
図である。 1……エンジン、2……吸気通路、5.6……
第1、第2分岐吸気通路、2a……合流部、2
u,2d……上流側、下流側吸気通路、3……排
気通路、10,11……第1、第2分岐排気通
路、8,9……1次、2次ターボ過給機、8a,
9a……ブロア、8b,9b……タービン、21
……吸気リリーフ通路、22……過給圧制御弁、
24……制御用ダイヤフラム装置、25……過給
圧導入通路、26……排圧導入通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンの全回転域で作動する1次ターボ過
給機とエンジンの高回転域でのみ作動する2次タ
ーボ過給機とを備え、各タービンおよびブロアを
エンジンの排気通路および吸気通路の途中に夫々
並列に接続するとともに、1次ターボ過給機のブ
ロア下流の吸気通路に2次ターボ過給機のブロア
下流の吸気通路を合流させてなるターボ過給機付
エンジンにおいて、 上記2次ターボ過給機のブロア下流の吸気通路
に該2次ターボ過給機のブロア側への過給気の逆
流を防止する逆止弁を設け、 上記1次ターボ過給機のブロア下流の吸気通路
から全ターボ過給機のブロアを同時にバイパスし
て吸気通路上流に連通する吸気リリーフ通路を設
けるとともに、上記1次ターボ過給機のブロアよ
り下流の吸気通路の過給圧に応答する制御弁を介
設し、該過給圧が設定値以上に上昇する際、吸気
リリーフ通路を介して過給気の一部を吸気通路上
流にバイパスさせて最高過給圧を制限するように
したことを特徴とするターボ過給機付エンジンの
過給圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58010349A JPS59136531A (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | タ−ボ過給機付エンジンの過給圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58010349A JPS59136531A (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | タ−ボ過給機付エンジンの過給圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59136531A JPS59136531A (ja) | 1984-08-06 |
JPH0424535B2 true JPH0424535B2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=11747709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58010349A Granted JPS59136531A (ja) | 1983-01-24 | 1983-01-24 | タ−ボ過給機付エンジンの過給圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59136531A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE68910158T2 (de) * | 1988-03-19 | 1994-02-17 | Mazda Motor | Lufteinlasssteuersystem für Brennkraftmaschinen. |
JPH02238143A (ja) * | 1989-03-09 | 1990-09-20 | Mazda Motor Corp | 過給機付エンジンの燃料制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632448A (en) * | 1979-08-20 | 1981-04-01 | Ici Ltd | Manufacture of aminosulfonic acid and its derivative |
JPS6047455A (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-14 | Nec Corp | Cmos型半導体装置 |
-
1983
- 1983-01-24 JP JP58010349A patent/JPS59136531A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5632448A (en) * | 1979-08-20 | 1981-04-01 | Ici Ltd | Manufacture of aminosulfonic acid and its derivative |
JPS6047455A (ja) * | 1983-08-26 | 1985-03-14 | Nec Corp | Cmos型半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59136531A (ja) | 1984-08-06 |
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