JPH0424473Y2 - - Google Patents

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JPH0424473Y2
JPH0424473Y2 JP1986076577U JP7657786U JPH0424473Y2 JP H0424473 Y2 JPH0424473 Y2 JP H0424473Y2 JP 1986076577 U JP1986076577 U JP 1986076577U JP 7657786 U JP7657786 U JP 7657786U JP H0424473 Y2 JPH0424473 Y2 JP H0424473Y2
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JP
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tape switch
seat
cushion material
bottom plate
pressure plate
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、座席の着座検出装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 乗用型芝刈機等において、座席の座部内にテー
プスイツチを介装し、このテープスイツチで運転
者の着座の有無を検出して、運転者が転落した時
にエンジン等を停止させるようにしたデツドマン
コントロール装置が広く採用されている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来、この種のテープスイツチは、座部の中央
部に配置されており、運転者の着座時に、その体
重によつて直接テープスイツチが働くようにして
いる。
そのため傾斜地を等高線方向に走行しながら作
業を行なう際には、運転者の体重が座部の左右片
側のみに作用し、テープスイツチがオフとなつ
て、運転者が座席に着座状態にあるにも拘らず、
エンジンが停止すると云うようなことがあつた。
(問題を解決するための手段) 本考案は、このような問題点に鑑み、運転者が
着座状態にあるときには、テープスイツチが確実
に働くようにしたものであり、そのための手段と
して、座席16の座部18がクツシヨン材21と
これを下側から受ける底板20とを備え、クツシ
ヨン材21の内部にテープスイツチ23を介装
し、運転者が座部18に着座した時に該テープス
イツチ23が働くようにした座席の着座検出装置
において、クツシヨン材21内の下部に、底板2
0に近接して該底板20と略平行にテープスイツ
チ25を配置すると共に、該クツシヨン材21内
の下部に、テープスイツチ23の上側近傍に位置
しかつ該テープスイツチ23と上下に重なり合う
加圧板28を底板20と略平行に介在したもので
ある。
(作用) 運転者が座席16の座部18に着座すると、加
圧板28を介してテープスイツチ23を押圧し、
テープスイツチ23がオンする。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基き説明すれ
ば、第3図及び第4図は、モーア付きトラクタを
示すもので、トラクタ1に、モーア2が左側にオ
フセツトした状態で装着されている。
第3図及び第4図において、3はトラクタ車体
で、同車体3は、エンジン4、クラツチハウジン
グ5で、ミツシヨンケース6等を上記の順で前方
に連設することで構成されている。
ミツシヨンケース6の前部両側からは、端部に
前輪7を備える前車軸ケース8が左右に突設され
ると共に、ミツシヨンケース6前面からは前部
PTO軸9が前方に突設されている。
10はミツシヨンケース6前部等を上方側から
覆被するフロアシートで、ミツシヨンケース6よ
り前方に突出されている。
11は操向ボツクスで、フロアシート10前部
の左右方向中央部側に備えられ、該ボツクス11
からは、ハンドル軸12を備えるハンドルポスト
13が立設されている。
ハンドル軸12上端にはステアリングハンドル
14が固設され、ハンドル軸12下端は、操向ボ
ツクス11内のパワーステアリング用制御ユニツ
ト15と連動せしめられている。
16は座席で、フロアシート10の左右方向中
央部にサスペンシヨン機構17を介して取付けら
れている。座席16は座部18と背もたれ部19
とを有し、その座部18は第1図及び第2図に示
すように、底板20とクツシヨン材21とカバー
材22とから構成されている。座部18内のクツ
シヨン材21内の下部には、底板20に近接して
これと略平行に配置された横長状のテープスイツ
チ25が前後方向中央部に介装されている。テー
プスイツチ23は第5図及び第6図の如く上下一
対の電極24,25間に絶縁材26を介在すると
共に、これを保護ビニール27で被覆して成り、
座席16の座部18に運転者が着座した時に、そ
の体重によつて電極24,25が接触して着座を
検出するようになつている。また座部18のクツ
シヨン材21内の下部には、テープスイツチ23
の上側近傍に位置しかつこれと上下に重なり合う
ように、前後方向の加圧板28が設けられてい
る。加圧板28はプラスチツク板等、適当な弾性
を有するものによつて構成されている。なお、テ
ープスイツチ23はエンジン停止回路に接続さ
れ、このテープスイツチ23がオンした時にエン
ジン4を停止すべく構成されている。
サスペンシヨン機構17は、上・下盤29,3
0と、上盤29を下盤30に対して昇降自在に連
結する左右一対のクロスリング31と、上・下盤
29,30の中央部間に介装されたクツシヨンゴ
ム32等から成る。
下盤30の前部左右が横軸22を介してフロア
シート10に回動自在に連結され、下盤30の後
部は、フロアシート10に固設されたクツシヨン
ゴム33上に載置されている。
尚、サスペンシヨン機構17の外周部は蛇腹構
造のカバー34により覆被されている。
モーア2は左右一対の連結リンク34及び吊上
げ装置35を介して、車体3前部に装着されて、
前輪7前方に位置するが、モーア2は左側にオフ
セツトした状態で車体3に装着されている。
モーア2は、下方に開口するモーアデツキ36
を有し、モーアデツキ36の下方には、3組のロ
ータリカツタ37が略左右方向に配設されてい
る。
モーアデツキ36の右側端部には放出カバー3
8が備えられると共に、モーアデツキ36の中央
部には、入力軸39を有する入力ケース40が備
えられ、入力軸39は、自在継手軸41を介して
前部PTO軸9と連動連結されている。
モーアデツキ36前端部には、左右一対の前ゲ
ージ輪42と、中央の前リミツトゲージ輪43と
が備えられ、後縁部には、左右一対の後リミツト
ゲージ輪44と、中央の後ゲージ輪45とが備え
られている。
吊上げ装置35はモーア2を昇降させるもの
で、左右一対宛のリフトアーム46、リフトシリ
ンダ47および連動体48等から成る。49は後
輪である。
上記構成において、モーア2により芝刈作業を
行なう際には、座席16の座部18に運転者が着
座するのであるが、この場合、座部18のクツシ
ヨン材21及びクツシヨン材21中に介在した加
圧板28を介してテープスイツチ23を上方から
押圧することになり、テープスイツチ23が確実
に働く。また傾斜状等で運転者の体重が座部18
の片側にかかる場合でも、加圧板28があるた
め、これを介してテープスイツチ23を押すこと
になり、従来のようにテープスイツチ23が着座
状態であるにも拘らずオフするようなことはな
い。加圧板28を介在しても、その上側に適当な
厚さのクツシヨン材21があれば、着座時に運転
者が違和感を感じることもない。
加圧板28は前述の如く左右一対設けても良い
し、また第7図に示す如く十字状等に構成したも
のを使用しても良い。この場合、テープスイツチ
23は左右中央部に短かいものを設けるだけでも
良い。
(考案の効果) 本考案によれば、クツシヨン材21内の下部
に、底板20に近接して該底板20と略平行にテ
ープスイツチ23を配置すると共に、該クツシヨ
ン材21内の下部に、テープスイツチ23の上側
近傍に位置しかつ該テープスイツチ23と上下に
重なり合う加圧板28を底板20と略平行に介在
しているから、運転者が座部18に着座した時
に、クツシヨン材21及び加圧板28を介してテ
ープスイツチ23を押すことになり、従つて、傾
斜地等でもテープスイツチ23を確実に働かせる
ことができる。またテープスイツチ23は底板2
0に近接して底板20と略平行にあり、このテー
プスイツチ23の上側近傍に加圧板28が底板2
0と略平行にあるため、座部18に運転者が着座
した時に、テープスイツチ23を底板20と加圧
板28で上下から加圧でき、テープスイツチ23
を確実に働かすことができる。しかも、テープス
イツチ23及び加圧板28はクツシヨン材21内
の下部にあるため、加圧板28の上側には適当な
厚さのクツシヨン材21があり、従つて、加圧板
28を設けているにも拘らず、運転者が座部18
に着座した時の違和感を少なくできる。更にテー
プスイツチ23、加圧板28はクツシヨン材21
内の下部にあるので、運転者が加圧板28から多
少ずれた位置に着座した時にも、加圧板28から
上側、即ちクツシヨン材21の上部側を圧縮し
て、この圧縮部分を介して加圧板28に圧力を加
えることができ、このためテープスイツチ23の
働きが確実になる。また、テープスイツチ23と
加圧板28は上下に重なりあつており、加圧板2
8を介してテープスイツチ23に圧力を加えるの
で、テープスイツチ23を座部18の全域に設け
る必要がなく、テーフスイツチ23を部分的に設
ける等によつて安価に実施できる。
(他の開示) 第8図は別の検出装置を示す。第8図におい
て、50は板バネで、これを介して座席16がフ
ロアカバー51に取付けられている。フロアカバ
ー51は、前端で横架材52に枢軸53を介して
枢支され、また後部でコイルバネ54及びクツシ
ヨンゴム55により受けられている。コイルバネ
54及びクツシヨンゴム55は横架材56に取付
けられている。横架材51にはブラケツト57,
58を介してスイツチ59が取付けられ、そのス
イツチ59はフロアカバー51に対向している。
この場合には、座席16の座部18に運転者が
すわれば、コイルバネ54、クツシヨンゴム55
が圧縮され、フロアカバー51の後部側が下がる
ため、スイツチ59が働き、運転者の着座を検出
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す要部の破断
側面図、第2図は同要部の破断正面図、第3図は
同全体の側面図、第4図は同全体の平面図、第5
図は同テープスイツチの断面図、第6図は第5図
のA−A矢視図、第7図は本考案の第2実施例を
示す概略平面図、第8図は断面側面図である。 1……トラクタ、16……座席、18……座
部、21……クツシヨン材、23……テープスイ
ツチ、28……加圧板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座席16の座部18がクツシヨン材21とこれ
    を下側から受ける底板20とを備え、クツシヨン
    材21の内部にテープスイツチ25を介装し、運
    転者が座部18に着座した時に該テープスイツチ
    23が働くようにした座席の着座検出装置におい
    て、クツシヨン材21内の下部に、底板20に近
    接して該底板20と略平行にテープスイツチ23
    を配置すると共に、該クツシヨン材21内の下部
    に、テープスイツチ23の上側近傍に位置しかつ
    該テープスイツチ23と上下に重なり合う加圧板
    28を底板20と略平行に介在したことを特徴と
    する座席の着座検出装置。
JP1986076577U 1986-05-21 1986-05-21 Expired JPH0424473Y2 (ja)

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JP1986076577U JPH0424473Y2 (ja) 1986-05-21 1986-05-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321545B2 (ja) * 1973-09-27 1978-07-03

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5422063Y2 (ja) * 1975-02-13 1979-08-02
JPS5321545U (ja) * 1976-08-03 1978-02-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321545B2 (ja) * 1973-09-27 1978-07-03

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