JPH0537865Y2 - - Google Patents

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JPH0537865Y2
JPH0537865Y2 JP1984045980U JP4598084U JPH0537865Y2 JP H0537865 Y2 JPH0537865 Y2 JP H0537865Y2 JP 1984045980 U JP1984045980 U JP 1984045980U JP 4598084 U JP4598084 U JP 4598084U JP H0537865 Y2 JPH0537865 Y2 JP H0537865Y2
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JP
Japan
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seat
bottom plate
detection switch
hard bottom
driver
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JP1984045980U
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JPS60157436U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
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  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、主として、米国のANSI(American
National Standard Institution)国家規格を満
足させるための荷役車両(フオークリフト等)の
運転者有無検出座席装置、いわゆるデツドマンシ
ートに関するものである。
〈従来技術〉 この規格に応じて対米電気式フオークリフト車
には次のデツドマンシートが設けられている。す
なわち「運転車がフオークの座席から離れた時は
電気車の動回路を自動的に断つ回路を設けなくて
はならない。」と規定されているので、この目的
から、従来は第1図に示す様に座席1のクツシヨ
ン材2の中間部に硬質の押板Pとマイクロスイツ
チからなる検出スイツチSを設け、運転者が着席
時に、この検出スイツチSが働いてメインコント
ローラーがONする構造となつていた。しかし、
このマイクロスイツチが比較的大きなもので、座
部1aの厚みが大きくなり、また座り心地も悪化
する。また、近年、大容量バツテリを搭載するこ
とが活発になつてきており、この場合には、当
然、バツテリの高さも高くなり、従つて床板3
(ボンネツト)の高さも高くなる傾向にある。一
方、ヘツドガード4の高さは、車の性質上低い方
が良く、バツテリの高さ、すなわち床板3の高さ
が高くなつても、むやみに高くする訳にはいか
ず、その値は仕様上一定とさせねばならない。そ
れでは運転者が実際に座る部分のヘツドクリアラ
ンスCはどうかと言うと、これも規格があり、米
国の場合39″と定められている。上記の様な状況
でも高容量バツテリの要求は強く、この場合に
は、座り心地を若干悪くしても座部1aの厚さを
薄くして、これに対処する必要がある。しかしな
がら前述の様に検出スイツチSの厚さも比較的大
きいため、現状のままでは、極めて座り心地の悪
いものになり実際上不可能であつた。なお、図
中、1bは背部、5はレール6の取付けボルト、
7は座部1a内の鋼状バネ、8はレザー製表皮で
ある。
〈目的〉 そこで、本考案は、座席の座部の厚さを薄くで
き、かつ座り心地も良くできる運転者有無検出座
席装置の提供を目的としている。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。まず、第2,3図により本考案の第一実施例
を説明すると、これは、座席1の座部1aの底部
に硬質底板11が装着され、該硬質底板11に座
部1aの表皮8との間にはクツシヨン材2が充填
され、該クツシヨン材2の圧縮状態で動作する検
出スイツチSが設けられたものである。
前記硬質底板11は床板3に弾性的に支持され
ると共に該硬質底板11の上下動により動作する
検出スイツチSが設けられる。
そして溝型材11aと平板11bからなる硬質
底板11の一側部には突片12が固定され、該突
片12に検出スイツチSの本体部が固定され、検
出スイツチSの感圧部S1は床板3に当接され、
前記硬質底板11が前後移動自在となるよう支持
する溝型材製の左右一対の前後位置調整用レール
13は、板バネ製弾性材14で緩衝可能に床板3
に支持され、レール13はその下面に固定された
ボルト15とナツト16により床板3に対し上限
位置を規制されて取付けられている。
即ち、従来において、座部1aに内蔵されてい
るマイクロスイツチ製検出スイツチSを座部1a
外に出し、座部1aを弾性材14によつて床板3
から極くわずか浮動させ、着座時の運転者の体重
によつて弾性材14をたわませ、硬質底板11に
取付けられた検出スイツチSの感圧部S1を床板
3に押し付け、検出スイツチSをONさせ、フオ
ークリフトの運転を可能とならしめたものであ
る。
ボルト15とナツト16は座部1aの上下動を
可能とする様に取付け、床板3の取付け孔3aは
ボルト15の上下移動を許容する様、若干大きめ
の孔とする。
本実施例によると、検出スイツチSを座部1a
外に出したので、大きく座部1a厚さを低減して
も座り心地を悪化させることはなく、大容量バツ
テリの搭載が可能であり、しかも弾性材14によ
つて若干の振動を吸収できるため乗り心地が向上
する。
通常のマイクロスイツチにおいて、これがON
するための距離は極めて小さく、1mm以下で充分
である。第3図において、Fは前進用コンタク
タ、Rは後進用コンタクタ、Tは制御用トランジ
スタサーキツトである。
第4図は、本考案の第二実施例を示しており、
これにおいては、弾性材14として、ボルト15
部分に装着された圧縮コイルスプリング(または
ゴム)が使用されたものである。
〈効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案は、位置
調整用レールを上下方向に弾性を有する弾性材に
て床板に対して緩衝可能に支持し、この位置調整
用レールにて硬質底板を前後移動自在に支持し、
かつ硬質底板に運転者の離着座を検出する検出ス
イツチを設けることにより、座席の前後移動時
に、検出スイツチは硬質底板と共に移動する。こ
のため、座席の前後移動に対応するために検出ス
イツチを前後方向に長く、かつ大型にする必要は
ない。
また、検出スイツチを座席の座部の側面外に配
しているので、座部の内部および背部の内部に検
出スイツチを配する場合に比べて、検出スイツチ
の取付けが容易で、しかも座席の製造が容易にな
り、大きく座部の厚さを低減しても座り心地を悪
化させることはない。そして、座部の厚さを低減
できるから、床板の下側に大容量バツテリを搭載
してもヘツドクリアランスを小にすることなく、
ヘツドガードの高さを抑えることができる。
さらに、弾性材により硬質底板が床板に緩衝可
能に支持されているので、若干の振動も吸収で
き、乗り心地が向上する。しかも、検出スイツチ
を、硬質底板に取付け、座部を弾性材によつて床
板から極くわずか浮動させ、着座時の運転者の体
重によつて 弾性材を撓ませ、硬質底板に取付け
られた検出スイツチの感圧部を床板に押し付け、
検出スイツチをONさせることにより運転者の有
無を検出することができ、検出スイツチの応答性
が確実となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の運転者有無検出座席装置の縦断
面図、第2図は本考案の第一実施例の一部切欠正
面図、第3図は同電気回路図、第4図は本考案の
第二実施例の正面図である。 1……座席、1a……座部、2……クツシヨン
材、8……表皮、11……硬質底板、13……位
置調整用レール、14……弾性材、S……検出ス
イツチ、S1……感圧部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 座席の座部の底部に硬質底板が装着され、該硬
    質底板と座部の表皮との間にはクツシヨン材が充
    填され、前記硬質底板は、前後移動自在となるよ
    う前後位置調整用レールに支持され、該位置調整
    用レールは、上下方向に弾性を有する弾性材によ
    り床板に緩衝可能に支持され、前記硬質底板に、
    運転者の離着座を検出する検出スイツチが設けら
    れ、該検出スイツチは、前記座部の側面外に配さ
    れ、硬質底板の下動に伴つてその感圧部が床板に
    押し付けられることにより動作するよう構成され
    たことを特徴とする運転者有無検出座席装置。
JP1984045980U 1984-03-29 1984-03-29 運転者有無検出座席装置 Granted JPS60157436U (ja)

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JP1984045980U JPS60157436U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 運転者有無検出座席装置

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JP1984045980U JPS60157436U (ja) 1984-03-29 1984-03-29 運転者有無検出座席装置

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JPS60157436U JPS60157436U (ja) 1985-10-19
JPH0537865Y2 true JPH0537865Y2 (ja) 1993-09-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5103027B2 (ja) * 2007-01-29 2012-12-19 トヨタ紡織株式会社 車両用シート
JP5103028B2 (ja) * 2007-01-29 2012-12-19 トヨタ紡織株式会社 車両用シート

Citations (1)

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JPS5322434B2 (ja) * 1975-06-11 1978-07-08

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JPS594838Y2 (ja) * 1976-08-02 1984-02-13 日産自動車株式会社 移動体の座席

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JPS5322434B2 (ja) * 1975-06-11 1978-07-08

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