JPS6242996Y2 - - Google Patents

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JPS6242996Y2
JPS6242996Y2 JP8986282U JP8986282U JPS6242996Y2 JP S6242996 Y2 JPS6242996 Y2 JP S6242996Y2 JP 8986282 U JP8986282 U JP 8986282U JP 8986282 U JP8986282 U JP 8986282U JP S6242996 Y2 JPS6242996 Y2 JP S6242996Y2
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JP
Japan
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lever
strain
elastic
operating lever
operated
Prior art date
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JP8986282U
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English (en)
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JPS58194263U (ja
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレバー式操作装置に関し、操作レバー
の弾性歪みを利用して電気的な制御信号を発生す
るようにしたものである。
トラクタ装着型のフロントローダにおいて、電
磁弁を使用し、操作レバーを操作した時に所定の
制御信号を電気的に発生して電磁弁に指令を与え
るようにすることが考えられている。このような
場合は、従来の可動式の切換スイツチを利用する
のが通常であるが、これは構造が複雑化する他、
接点部の損耗が著しく、耐久性に欠ける欠点があ
つた。また切換スイツチを2個以上必要とするも
のの場合、1本の操作レバーで2個の切換スイツ
チを操作するようにするには、その連動部の構造
が煩雑になり、製作コストが高くなると言う欠点
もある。
本考案は、このような従来の問題点を解消する
ことを目的として提供されたものであつて、その
特徴とする処は、操作レバーを備え、この操作レ
バーの操作時に所定の制御信号を発生するように
したレバー式操作装置において、操作レバーに弾
性部を設け、この弾性部に、その弾性歪みを電気
信号として感知する歪み計を装着し、この歪み計
の出力が所定値を越えた時に制御信号を発生する
ようにした点にある。
以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図において1はトラクタ車体、2は前
輪、3は後輪、4はボンネツト、5は計器パネ
ル、6はハンドル、7は運転席である。8はキヤ
ビンであつて、計器パネル5、ハンドル6、運転
席7を覆うようにトラクタ車体1上に装着され
る。9はフロントローダで、取付フレーム10を
介してトラクタ車体1の前部に装着されており、
このフロントローダ9は取付フレーム10に昇降
自在に枢着された左右一対のブーム11、このブ
ーム11の先端部に枢着されたバケツト12を備
えると共に、ブームシリンダ13及びバケツトシ
リンダ14を備えて成る。15は取付フレーム1
0に装着された制御弁ユニツトで、この制御弁ユ
ニツト15には、第2図に示すようにブームシリ
ンダ13を制御するための電磁弁16とバケツト
シリンダ14を制御するための電磁弁17とが組
込まれている。電磁弁16,17は3位置切換型
であつて、上昇用ソレノイド18,20及び下降
用ソレノイド19,21を有する。なお第2図
中、22はエンジン、23は油圧ポンプ、24,
25は逆止弁、26はリリーフ弁である。
27は取付ブラケツトで、計器パネル5の一側
面にボルト28により取付けられており、この取
付ブラケツト27には第3図に示すように支持具
29を介して操作レバー30が固設されると共
に、制御ボツクス31が取付けられている。操作
レバー30は弾性を持つた角棒材から成る弾性部
32と、その上端に固着された握り部33とから
構成され、その弾性部32の下部近傍には抵抗線
型の歪み計34,35が後側面と外側面とに装着
されている。歪み計34,35は何れも弾性部3
2の弾性歪みを感知して電気信号を発生するもの
であつて、歪み計34はブーム昇降用、歪み計3
5はバケツト昇降用として夫々使用されている。
歪み計34,35の次段には第2図に示すように
増幅器36,37を介して電位差検出器38,3
9が接続されている。電位差検出器38,39は
入力電位を設定基準電位と比較し、電位差が所定
値の範囲内であれば中立信号を出力し、また+側
に所定値を越えていた時に上昇制御信号を、−側
に所定値を越えていた時に下降制御信号を夫々出
力するように構成されている。なお、増幅器3
6,37及び電位差検出器38,39は制御ボツ
クス31内に組込まれている。
次に作用を説明する。操作レバー30は弾性部
32の弾性歪みにより第4図に示す如く前後方向
及び左右方向に夫々操作可能であり、ブーム11
の昇降時には前後に、バケツト12の昇降時には
左右に操作する。今、操作レバー30を前方(a
矢示)に操作すれば、弾性部32が前方側に彎曲
し、歪み計34に引張方向の力が作用し、この歪
み計34の抵抗が増大し、電位差検出器38の入
力電位が大となる。そして、その入力電位が所定
の基準電位よりも大きく越えると、電位差検出器
38が上昇制御信号を発生し、電磁弁16の上昇
用ソレノイド18が励磁するので、電磁弁16が
上昇側に切換わり、ブームシリンダ13が伸長動
作し、ブーム11が上昇する。操作レバー30の
操作力を解除すると、操作レバー30が弾性的に
復帰するので、電位差検出器38の上昇制御信号
が出力しなくなり、上昇用ソレノイド18が消磁
し、電磁弁16が中立に戻り、ブーム11が上昇
を停止する。
操作レバー30を後方(b矢示)に操作すれ
ば、逆に歪み計34に圧縮方向の力が作用し、電
磁弁16の下降用ソレノイド19が励磁してブー
ム11が下降する。
操作レバー30を左方向(c矢示)に操作すれ
ば、同様の動作でバケツト12が上昇し、また右
方向(d矢示)に操作すればバケツト12が下降
する。
ブーム11とバケツト12とを複合的に昇降動
作させる場合には、斜め前後左右に操作すれば良
い。
なお、弾性部32の歪み計34,35を装着し
た場合は、第5図に示す如く蛇腹式等の保護カバ
ー40で保護するようにしても良い。
弾性部32は角棒材により構成する他、弾性帯
板材を用いても良く、この場合には、第6図に示
すように一本の帯板材を中間部で直角方向にねじ
り加工し、そのねじり部41の上下に振分けて歪
み計34,35を装着すれば良い。なお、ねじり
部41の上下の偏平部の内、前後方向の部分に歪
み計35、左右方向の部分に歪み計34を夫々装
着する。
第7図は保護構造を示し、保護ケース42を取
付板43に着脱自在に設け、この保護ケース42
により操作レバー30の基部及び制御ボツクス3
1等を覆うようにしたものである。
なお制御ボツクス31のケーブル45はキヤビ
ン8の外部に導き出され、その外部でコネクター
43,44により電磁弁16,17側のケーブル
45に着脱自在に接続されている。
操作レバー30の弾性部32は、握り部33を
除く全体を弾性材により構成する他、一部分のみ
に設けても良い。
本考案では、操作レバーの弾性部に歪み計を設
け、弾性部の弾性歪みを歪み計で電気信号として
感知し、その歪み計の出力が所定値を越えた時に
制御信号を発生するようにしているので、従来の
スイツチを利用するものに比較して構造が簡単で
あり、製作コストの低減、並びに耐久性の向上を
図ることができる。また操作レバーの操作力を軽
くできるので、操作レバーを短かくでき、運転者
の疲労が軽減する。しかも操作レバーの移動量を
微少にすることも可能であり、レバー配置空間が
少なくてすむ。更に信号処理によつて操作レバー
の遊び等も自由に設定することが可能であり、ま
た遊び量の変化も殆んど防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す破断側面図、
第2図は同制御系の構成図、第3図は同レバー部
の斜視図、第4図は同レバー操作方向の説明図、
第5図は他の実施例を示す背面図、第6図は他の
実施例を示す斜視図、第7図は他の実施例を示す
背面断面図である。 1……トラクタ車体、8……キヤビン、9……
フロントローダ、16,17……電磁弁、30…
…操作レバー、32……弾性部、34,35……
歪み計、38,39……電位差検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作レバーを備え、この操作レバーの操作時に
    所定の制御信号を発生するようにしたレバー式操
    作装置において、操作レバーに弾性部を設け、こ
    の弾性部に、その弾性歪みを電気信号として感知
    する歪み計を装着し、この歪み計の出力が所定値
    を越えた時に制御信号を発生するようにしたこと
    を特徴とするレバー式操作装置。
JP8986282U 1982-06-15 1982-06-15 レバ−式操作装置 Granted JPS58194263U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8986282U JPS58194263U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 レバ−式操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8986282U JPS58194263U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 レバ−式操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58194263U JPS58194263U (ja) 1983-12-24
JPS6242996Y2 true JPS6242996Y2 (ja) 1987-11-06

Family

ID=30098444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8986282U Granted JPS58194263U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 レバ−式操作装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58194263U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10704231B1 (en) * 2019-02-08 2020-07-07 Kubota Corporation Front loader and work machine

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Publication number Publication date
JPS58194263U (ja) 1983-12-24

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