JPH0514901Y2 - - Google Patents

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JPH0514901Y2
JPH0514901Y2 JP1986090337U JP9033786U JPH0514901Y2 JP H0514901 Y2 JPH0514901 Y2 JP H0514901Y2 JP 1986090337 U JP1986090337 U JP 1986090337U JP 9033786 U JP9033786 U JP 9033786U JP H0514901 Y2 JPH0514901 Y2 JP H0514901Y2
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JP
Japan
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seat
switch
bonnet
attached
seat switch
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、安全のために設けられる乗用作業
車のシートスイツチに関するものである。
(ロ) 従来の技術 乗用作業車には種々のものがあるが、そのほと
んどにおいて、操縦者がシートに座つているかい
ないかを感知する(もし、座つていないと、電気
的制御等によつて各種の作業ができないようにし
てある)、いわゆる、シートスイツチと呼ばれる
ものが設けてある(例えば、実公昭50−13623号、
実公昭60−10913号、実開昭59−38121号他多数)。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 一方、シートの下にはエンジンを始めとして各
種の部材が収納してあり、これの点検整備等のた
めにシートは一般に前方へ起こせるようになつて
いる。このような構造の下でのシートスイツチ
は、スイツチの作動片を上に向けてシート下方の
固定部材に取り付け、この作動片にシートを直接
当てる構造をとつている。そして、操縦者がシー
トに座り、その体重によつてシートが下がればス
イツチが作動する仕組みになつている。したがつ
て、シートを起こしたときにはスイツチが露出
し、これに物が当たつて不意の作動を起こした
り、故障したりすることがある。また、シートを
元に戻したときにその位置関係が変わつて良好な
作動を阻害することもある。
このようなことをなくすために、スイツチをシ
ートの中に組み込んだ特別製のシートを製作した
りしているが、この方法はコストが非常に高くつ
く。
(ニ) 問題点を解決するための手段 そこで、この考案は、支点ピンを支点として前
方へ傾倒可能なボンネツトにシートを上方に弾発
させて上下動可能に取り付け、このシートに操縦
者の体重が負荷されていないのを感知してエンジ
ンのチヤージ回路を切断する乗用作業車のシート
スイツチにおいて、ボンネツトにシートスイツチ
を取り付けるとともに、シートスイツチを作動さ
せる感知レバーをシートの底面に当ててボンネツ
トに回動可能に取り付けたことにより、前記した
問題点を解決したのである。
(ホ) 作用 これにより、シートを前方に倒しても、スイツ
チと感知レバーとはシートと一体になつてこれに
ついて行く。したがつて、スイツチのみが露出す
ることもなければ、シートの起倒ごとにスイツチ
と感知レバーとの位置関係が変わるといつたこと
もない。
(ヘ) 実施例 以下、この考案を乗用草刈機に適用した場合を
図面を参照して説明するが、第1図は乗用草刈機
のシート廻りの断面図、第2図、第3図は第1図
の拡大した縦断面図、横断面図、第4図はシート
スイツチの電気回路図、第5図、第6図は乗用草
刈機の側面図、平面図である。
まず、乗用草刈機であるが、これは乗用車輌装
置Aと、この乗用車輌装置Aの中央下部に装着さ
れるロータリ型の草刈装置Bからなる。
乗用車輌装置Aであるが、前輪1と後輪22で
懸架した車体フレーム3上に駆動源であるエンジ
ン4やミツシヨン5を載置し(これらをボンネツ
ト6でカバーする)、さらに、操縦用のハンドル
7やシート8を装備したものである(シート8は
ボンネツト6の上に)。なお、9はこの乗用草刈
機を後部を下にした倒立状態にするとき、機の安
定を図るために使用するスタンドである。
草刈装置Bであるが、下方が開口した円形の刈
刃ケース10が乗用車輌装置Aの中央下部に吊り
下げられており、この中に前記したエンジン4の
動力で駆動されるナイフ状の刈刃11が収容され
ているものである。
ところで、この考案は、以上のボンネツト6に
対してシート8を一定範囲以上の上下動を規制し
て一体的に取り付けるのである。
このための構成であるが、まず、前記したボン
ネツト6は、前方をフロア12下方に設けられる
支点ピン13に枢着され、後方を同じくフロア1
2から起立しているサポータ14で支持されてい
る側面視L字形のボンネツト基体15に添着され
ているものであるから、このボンネツト基体15
から延出しているブラケツト16に対してシート
8の底部17前方の取り付け部18を固定する
(第1図参照)。次に、シート8の後方側の取り付
けであるが、これはシート8の底部17後方とボ
ンネツト基体15とに、共にL字形をし、相互に
係合し合うストツパー体19,20を設けてお
き、これによつて一定範囲以上の上下動を規制す
るようにして取り付けるのである(第3図参照)。
すなわち、ストツパー体19,20のクリアラン
スをh1,h2とすると、h1+h2だけの上下動は許
容されるのである。なお、このとき、シート8の
底部17とボンネツト基体15(厳密には一方の
ストツパー体20を取り付けているブラケツト2
1)との間にはスプリング22を張つておき、シ
ート8を常時上方へ弾発しておく。
一方、シートスイツチ23であるが、この考案
では、これは一般に市販されているリミツトスイ
ツチでよく、これをシート8の底部17とボンネ
ツト基体15との間に設置する。
すなわち、ボンネツト基体15に取り付けプレ
ート24を取り付け、これに前記したシートスイ
ツチ23を固定しておく他、その上方に支持軸2
5の回りを回動できる感知レバー26を設け、シ
ート8に操縦者が座り、それが下方に下がると、
この感知レバー26に作用し、シートスイツチ2
3を作動させるようにしておく。なお、この感知
レバー26はスプリング27によつて常時上方へ
付勢しておく。
以上により、操縦者がシート8に座れば、感知
レバー26が働いてシートスイツチ23が作動す
るから、適宜他の安全信号等と連動させて所要の
セイフテイー回路を組むことになる。
例えば、この乗用草刈機には、走行を制御する
走行レバー28、刈刃の駆動を入切する刈刃レバ
ー29等が設けられているから、それらが走行位
置、駆動位置にあることを検出する適当なスイツ
チ30,31を設けておき、これらと前記したシ
ートスイツチ23とが共に作動したとき、エンジ
ン4のチヤージ回路32を切断するような回路と
することもできる(第4図参照)。
(ト) 考案の効果 以上、この考案は、前記したものであるから、
まず、シートを前方に起こしたときも、シートス
イツチや感知レバーのセツトはすべてシートと一
体になつてそれについて行く。したがつて、スイ
ツチのみが露出するようなことはなく、不用意に
当たつて誤作動を起こしたり、故障したりするこ
ともない。次に、シートを起こしたり、倒したり
しても、シートスイツチ、感知レバー、シートの
関係は常に不変であるから、それぞれ別に設けら
れることに基づく位置関係の変更によつて作動不
良を起こしたりすることもない。さらに、このよ
うな構成によれば、シートやスイツチも市販のも
のをそのまま使用できてコストが安くてすむ。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案を乗用草刈機に適用した場合で
あつて、第1図は乗用草刈機のシート廻りの断面
図、第2図、第3図は第1図の拡大した縦断面
図、横断面図、第4図はシートスイツチの電気回
路図、第5図、第6図は乗用草刈機の側面図、平
面図である。 符号、4……エンジン、6……ボンネツト、8
……シート、13……支点ピン、19……ストツ
パー体、20……ストツパー体、23……シート
スイツチ、26……感知レバー、32……エンジ
ンのチヤージ回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 支点ピン13を支点として前方へ傾倒可能な
    ボンネツト6にシート8を上方に弾発させて上
    下動可能に取り付け、このシート8に操縦者の
    体重が負荷されていないのを感知してエンジン
    4のチヤージ回路32を切断する乗用作業車の
    シートスイツチにおいて、ボンネツト6にシー
    トスイツチ23を取り付けるとともに、シート
    スイツチ23を作動させる感知レバー26をシ
    ート8の底面に当ててボンネツト6に回動可能
    に取り付けたことを特徴とする乗用作業車のシ
    ートスイツチ。 シート8とボンネツト6とに、シート8がボ
    ンネツト6に対して一定以上上下動することを
    規制するストツパー体19,20を取り付けた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    項記載の乗用作業車のシートスイツチ。
JP1986090337U 1986-06-12 1986-06-12 Expired - Lifetime JPH0514901Y2 (ja)

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JPS62201136U JPS62201136U (ja) 1987-12-22
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JP4613293B2 (ja) * 2005-12-19 2011-01-12 トヨタ車体株式会社 車両用運転席シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5938121B2 (ja) * 1977-07-13 1984-09-13 敬一郎 福間 液状食品等の高温充填脱気包装方法及び装置

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JPS62201136U (ja) 1987-12-22

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