JPH05253034A - ヘッドレスト装置 - Google Patents

ヘッドレスト装置

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JPH05253034A
JPH05253034A JP5288392A JP5288392A JPH05253034A JP H05253034 A JPH05253034 A JP H05253034A JP 5288392 A JP5288392 A JP 5288392A JP 5288392 A JP5288392 A JP 5288392A JP H05253034 A JPH05253034 A JP H05253034A
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JP
Japan
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stay
seat back
headrest
seat
movable bracket
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JP5288392A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Nakano
伸行 中野
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Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数や組付工数を減少させて、コスト高を
招くことなく、シートバックにヘッドレスト本体を、着
座者がいないとき他座席の同乗者の視界を充分に確保す
べく格納可能に装着して成るヘッドレスト装置を提供す
ること。 【構成】ヘッドレスト本体41を支持する一対のステー
部材43,43をシートバック20側に設けた駆動機構
50の一の電動モータ51により昇降かつ回動させて、
ヘッドレスト本体41を視界を確保する格納位置と頭部
を支える支持位置とに移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘッドレスト本体を、
シートバックの後側に配され他座席の同乗者の視界を確
保する格納位置と、前記シートバックの前側の斜め上方
にて着座者の頭部を支える支持位置とに移動可能に前記
シートバック上部に装着して成るヘッドレスト装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のヘッドレスト装置として
は、例えば、特開平2−258436号公報に示すよう
なものがある。
【0003】すなわち、シートバック上部より上方に延
びる一対のステーによって、ヘッドレスト本体をシート
バックの上側に上下移動可能に支持し、前記一対のステ
ーの前後方向の回動により前記ヘッドレスト本体を、支
持位置と格納位置とに回動させるものである。ヘッドレ
スト本体を上下移動させる昇降用の駆動モータは、ヘッ
ドレスト本体に内装されており、一方、ヘッドレスト本
体を前後方向の回動させる回動用の駆動モータは、シー
トバック上部に内装されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術では、ヘッドレスト本体に内装する昇降
用の駆動モータを含む昇降ユニットと、シートバック上
部に内装する回動用の駆動モータを含む回動ユニットと
がそれぞれ別個独立であるから、部品点数が多くなると
ともに、組み付け作業も複雑化して工数がかかり、コス
ト高を招くという問題点があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、コスト高を招くことなく、シート
バックにヘッドレスト本体を、着座者がいないときに他
の座席の同乗者の視界を充分に確保すべく格納可能に装
着して成るヘッドレスト装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、ヘッドレスト本体(41)
を、シートバック(20)の後側に配され他座席の同乗
者の視界を確保する格納位置と、前記シートバック(2
0)の前側の斜め上方にて着座者の頭部を支える支持位
置とに移動可能に前記シートバック(20)上部に装着
して成るヘッドレスト装置(40)であって、前記シー
トバック(20)に内設する駆動機構(50)と、ヘッ
ドレスト本体(41)を支え前記駆動機構(50)によ
り移動可能に支持される一対のステー部材(43)と、
前記シートバック(20)に一定範囲で上下移動可能に
内装された可動ブラケット(60)と、前記一対のステ
ー部材(43)の前側が一定範囲で摺接するガイド部材
(70)とを有し、前記駆動機構(50)を、一の電動
モータ(51)と、該電動モータ(51)により回転駆
動され、上下方向に延ばされ前記可動ブラケット(6
0)の移動範囲に沿って支持されるスクリュー部材(5
3)と、前記スクリュー部材(53)に相対的に回転可
能に螺合し上下方向に駆動されるナット部材(54)と
から構成し、前記ステー部材(43)の下端部(44)
側に後方に略く字形に屈曲する動力入力部(45)を延
設し、前記下端部(44)を前記可動ブラケット(6
0)に前後方向に回動可能に枢支するとともに、前記動
力入力部(45)にガイド溝(46)を設ける一方、該
ガイド溝(46)に動力伝達可能に嵌合しつつ案内され
るピン部(56)を前記ナット部材(54)に突設し、
前記ガイド部材(70)を、前記ステー部材(43)が
ナット部材(54)を介して昇降する際、該ステー部材
(43)の前側に摺接してステー部材(43)の前方へ
の回動を防ぐ一方、前記可動ブラケット(60)が上限
位置で移動規制された際、前記ステー部材(43)の前
側が離脱して前記ナット部材(54)の上方への駆動に
伴いステー部材(43)が下端部(44)を中心に前方
へ回動できる高さ位置に配設することを特徴とするヘッ
ドレスト装置(40)に存する。
【0007】
【作用】ヘッドレスト本体(41)を、他座席の同乗者
の視界を確保する格納位置と、着座者の頭部を支える支
持位置とに移動させる駆動機構(50)は、シートバッ
ク(20)に内設する。この駆動機構(50)の一の電
動モータ(51)によって、前記ヘッドレスト本体(4
1)を支持する一対のステー部材(43)を、昇降かつ
回動させて、前記ヘッドレスト本体(41)を格納位置
と支持位置とに移動させることができる。
【0008】ヘッドレスト本体(41)を、格納位置か
ら支持位置に移動させるためには、まず、一の電動モー
タ(51)を起動して上下方向に延びるスクリュー部材
(53)を一方向に回転駆動し、該スクリュー部材(5
3)に相対的に回転可能に螺合しているナット部材(5
4)を上方に駆動させる。
【0009】このとき、ナット部材(54)のピン部
(56)が、ステー部材(43)の下端側に延設した動
力入力部(45)のガイド溝(46)に嵌合しているか
ら、ステー部材(43)が上昇する。また、ステー部材
(43)の下端部(44)が枢支されている可動ブラケ
ット(60)もナット部材(54)やステー部材(4
3)の上昇に伴い、一定範囲内において上方に移動す
る。
【0010】ステー部材(43)が上昇しているとき、
該ステー部材(43)の前側はガイド部材(70)に摺
接しているから、ステー部材(43)は前記可動ブラケ
ット(60)に枢支されている下端部(44)を中心と
して前方への回動することはない。ステー部材(43)
の上昇に伴い上方に移動する可動ブラケット(60)が
上限位置に規制され、かつ、ステー部材(43)がガイ
ド部材(70)から外れた後も、さらにナット部材(5
4)は上方へ駆動する。
【0011】ナット部材(54)の上方への駆動に伴い
そのピン部(56)が、相対的にステー部材(43)の
下端部(44)側の動力入力部(45)のガイド溝(4
6)に案内される。それにより、ステー部材(43)
は、上限位置に規制された可動ブラケット(60)に枢
支された下端部(44)を中心として前方に回動するた
め、ヘッドレスト本体(41)はシートバック(20)
の前側の斜め上方にて着座者の頭部を支える支持位置に
移動する。
【0012】なお、ヘッドレスト本体(41)を、支持
位置から格納位置に戻すには、駆動機構(50)の一の
電動モータ(51)を起動してスクリュー部材(53)
を前述した一方向とは逆の方向に回転駆動させる。それ
により、駆動機構(50)やガイド部材(70)等との
関係により、ステー部材(43)は、後方へ回動してか
ら下降するため、ヘッドレスト本体(41)は、シート
バック(20)の後側に配され他座席の同乗者の視界を
確保する格納位置に移動する。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1から図6は、本発明の一実施例を示してい
る。図1に示すように、座席10のシートバック20の
上部に、一対のステー部材43,43を介して、ヘッド
レスト装置40のヘッドレスト本体41が装着されてい
る。ヘッドレスト本体41は、ステー部材43,43を
昇降かつ回動可能に支持する駆動機構50によって、シ
ートバック20の後側に配され他座席の同乗者の視界を
確保する格納位置(図5におけるA位置)と、シートバ
ック20の前側の斜め上方にて着座者の頭部を支える支
持位置(図5におけるC位置)とに移動可能に設けられ
ている。
【0014】シートバック20の上部の両側には、サイ
ドフレーム22,22が内装されており、両サイドフレ
ーム22,22の各上部の間には上パイプ材23が架設
されている。同様に、両サイドフレーム22,22の各
下部の間には下パイプ材24が架設されている。また、
両サイドフレーム22,22の後端縁には、シートバッ
ク20に内装する駆動機構50を固定するための取付プ
レート部材25が固着されている。
【0015】駆動機構50は、一の電動モータ51と、
電動モータ51により回転駆動され上下方向に延ばされ
て支持されるスクリュー部材53と、スクリュー部材5
3に相対的に回転可能に螺合し上下方向に駆動されるナ
ット部材54とを具備して成る。電動モータ51は取付
プレート部材25の下端に固着されており、電動モータ
51には、ギアケース52が一体的に固結されいる。
【0016】ギアケース52によりスクリュー部材53
は、シートバック20の上下方向に延びるよう回転可能
に支持されている。また、スクリュー部材53の上端部
は、取付プレート部材25の上端に固着された支持ブラ
ケット57により支持されている。ナット部材54は、
スクリュー部材53に相対的に回転可能に螺合してお
り、スクリュー部材53の正逆回転駆動に応じて上下方
向に移動するものである。
【0017】取付プレート部材25の両側には、スクリ
ュー部材53の両側に位置するように上下方向に延びる
一対のガイド溝26,26が穿設されている。各ガイド
溝26には、溝の上下範囲内でスクリュー部材53に沿
って上下移動可能な可動ブラケット60が装着されてい
る。さらに詳しく言えば、可動ブラケット60は、取付
プレート部材25に摺接する基端片62と、基端片62
より略直角に延出した支持片61とから成り、基端片6
2に取付けられたリベット63が取付プレート部材25
のガイド溝26に摺動可能に嵌合している。
【0018】両側の可動ブラケット60の両支持片61
の間には、一対のステー部材43,43を回動可能に枢
支する枢支ロッド64が架設されている。この枢支ロッ
ド64には、各ステー部材43の下端部44が前後方向
に回動可能に枢支されている。ステー部材43の下端部
44には、後方に略く字形に屈曲する動力入力部45が
一体的に延設されており、この動力入力部45にはガイ
ド溝46が設けられている。ナット部材54の両側には
取付ブラケット55を介して、動力入力部45のガイド
溝46に動力伝達可能に嵌合しつつ案内されるピン部5
6が突設されている。
【0019】図1から図3に示すように、両サイドフレ
ーム22,22の前端縁には、一対のステー部材43,
43の前側が一定範囲で摺接するガイド部材70が架設
されている。このガイド部材70は、ステー部材43が
ナット部材54を介して昇降する際、ステー部材43の
前側に摺接してステー部材43の前方への回動を防ぐ一
方、可動ブラケット60が上限位置で移動規制された
際、ステー部材43の前側が離脱してナット部材54の
上方への駆動に伴いステー部材43がその下端部44を
中心に前方へ回動できる高さ位置に配設されている。
【0020】図6に示すように、ヘッドレスト装置40
のヘッドレスト本体41は、制御システム80により、
座席10に着座者がいる場合には、着座者の頭部を支え
る支持位置になり、一方、座席10に着座者がいない場
合には、他の座席の同乗者の視界を確保する格納位置に
なるように制御されている。
【0021】ヘッドレスト装置40の制御システム80
は、バッテリ81と、着座検知スイッチ31と、イグニ
ッションスイッチ82と、第1制御リレー83と、第2
制御リレー84と、上限用リミットスイッチ85と、下
限用リミットスイッチ86と、電動モータ51とを具備
して成る。
【0022】着座検知スイッチ31は圧力センサ等から
構成されており、座席10のシートクッション20の着
座部に内設されている。着座検知スイッチ31は、乗員
がシートクッション20に着座した際にONとなり、離
席した際にOFFとなるように設定されている。また、
イグニッションスイッチ82は、キーを回してエンジン
を始動させることによりONとなりバッテリ81に接続
するものである。
【0023】第1制御リレー83および第2制御リレー
84は、着座検知スイッチ31がONのときにバッテリ
81に接続して、各リレー接点が83a,84aが切換
るものである。また、上限用リミットスイッチ85と下
限用リミットスイッチ86とは、図2および図3に示す
ように、それぞれスクリュー部材53の上下端の傍らに
取付けられており、ナット部材54に押された際にOF
Fとなり、電動モータ51の回転駆動を停止させるもの
である。
【0024】次に作用を説明する。図1に示すように、
ヘッドレスト本体41を、他座席の同乗者の視界を確保
する格納位置と、着座者の頭部を支える支持位置とに移
動させる駆動機構50は、シートバック20に内装する
両サイドフレーム22,22間の取付プレート部材25
に装着する。この駆動機構50の一の電動モータ51に
よって、ヘッドレスト本体41を支持する一対のステー
部材43,43を、昇降かつ回動させて、ヘッドレスト
本体41を格納位置と支持位置とに移動させる。
【0025】このように、一の電動モータ51によって
ヘッドレスト本体41を昇降かつ回動させることができ
るから、昇降用のモータと回動用のモータとを別々にシ
ートバック20に内設する必要がなく、部品点数を減少
させることができる。
【0026】ヘッドレスト本体41を位置調整は、図6
に示す制御システム80によって、座席10に着座者が
いる場合には、着座者の頭部を支える支持位置になり、
一方、座席10に着座者がいない場合には、他の座席の
同乗者の視界を確保する格納位置になるように制御され
ている。以下に具体的に説明する。
【0027】車に乗員が乗り込む前には、ヘッドレスト
本体41は、図5において示すA位置、すなわち格納位
置に収まっている。乗員が車に乗り込んでから、エンジ
ンを始動させるためにキーを回してイグニッションスイ
ッチ82をONにすると、バッテリ81に接続される。
また、乗員が座席10のシートクッション30に着座す
ると、着座検知スイッチ31はONとなる。
【0028】それにより、第1制御リレー83と第2制
御リレー84とに電流が流れ、第1制御リレー83のリ
レー接点83aは一固定端子83bに接続し、また、第
2制御リレー84のリレー接点84aも一固定端子84
bに接続する。従って、電動モータ51に、その一端子
側からバッテリ81の電流が給電するから、電動モータ
51は正方向に回転し、スクリュー部材53が正方向に
回転駆動され、スクリュー部材53に螺合するナット部
材54は上方に移動する。
【0029】このとき、ナット部材54のピン部56
が、ステー部材43の下端部44に延設した動力入力部
45のガイド溝46に嵌合しているから、一対のステー
部材43,43も上昇する。また、ステー部材43の下
端部44が枢支されている可動ブラケット60もナット
部材54やステー部材43の上昇に伴い、ガイド溝26
の上下範囲内において上方に移動する。
【0030】図2に示すように、ステー部材43が上昇
しているとき、ステー部材43の前側はガイド部材70
に摺接しているから、ステー部材43は可動ブラケット
60に枢支されている下端部44を中心として前方への
回動することはない。ステー部材43の上昇に伴い上方
に移動する可動ブラケット60が上限用リミットスイッ
チ85により上限位置に規制され、かつ、ステー部材4
3がガイド部材70から外れた後も、さらにナット部材
54は上方へ駆動する。
【0031】図3および図4に示すように、ナット部材
54の上方への駆動に伴いそのピン部56が、相対的に
ステー部材43の下端部44側の動力入力部45のガイ
ド溝46に案内される。それにより、ステー部材43
は、上限位置に規制された可動ブラケット60に枢支さ
れた下端部44を中心として前方に回動するため、ヘッ
ドレスト本体41はシートバック20の前側の斜め上方
の支持位置に移動する。このとき、着座者は頭部の安定
を保つことができる。
【0032】座席10から着座者が離席すると、シート
クッション30に内設してある着座検知スイッチ31は
OFFとなる。この場合には、第1制御リレー83と第
2制御リレー84とに電流が流れないから、各リレー接
点83a,84aは切換わらず、第1制御リレー83の
リレー接点83aは他固定端子83cに接続し、また、
第2制御リレー84のリレー接点84aも他固定端子8
4cに接続する。
【0033】それにより、電動モータ51に、その他端
子側からバッテリ81の電流が給電するから、電動モー
タ51は前述の正方向とは逆の方向に回転し、スクリュ
ー部材53が逆方向に回転駆動され、スクリュー部材5
3に螺合するナット部材54は下方に移動する。
【0034】このとき、ナット部材54のピン部56
が、ステー部材43の下端部44に延設した動力入力部
45のガイド溝46に嵌合しつつ案内されて、まず、図
5に示すように、C位置、すなわち支持位置にあるヘッ
ドレスト本体41がB位置まで枢支ロッド64を中心と
して後方に回動する。
【0035】続いて、ナット部材54の下方への移動に
伴い、可動ブラケット60とともにステー部材43はガ
イド部材70に摺接しつつ下降して、ヘッドレスト本体
41はA位置、すなわち格納位置に移動する。このよう
に、ヘッドレスト本体41が格納位置になることによ
り、他の座席10の同乗者の視界を確保することができ
る。
【0036】なお、前記実施例においては、ステー部材
の下端部に直接、動力入力部を延設したが、この動力入
力部はステー部材の下端部側に後方に略く字形に屈曲す
るものであればよく、例えば、本実施例における枢軸ロ
ッド等に設けてもよいものである。
【0037】
【発明の効果】本発明にかかるヘッドレスト装置によれ
ば、ヘッドレスト本体を支持する一対のステー部材をシ
ートバックに内設した駆動機構の一の電動モータにより
昇降かつ回動させて、ヘッドレスト本体を視界を確保す
る格納位置と頭部を支える支持位置とに移動させるか
ら、部品点数が減少するとともに、組み付けが簡単とな
り、全体的に組付工数が減少して、コストを低減するこ
とができ、安価な構成によって、着座者がいないときに
他座席の着座者の視界を確保すべくヘッドレスト位置を
調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るヘッドレスト装置を示
す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係るヘッドレスト装置のヘ
ッドレスト本体が格納位置にある状態を示す作用説明図
である。
【図3】本発明の一実施例に係るヘッドレスト装置のヘ
ッドレスト本体が支持位置にある状態を示す作用説明図
である。
【図4】本発明の一実施例に係るヘッドレスト装置のス
テー部材の回動状態を示す作用説明図である。
【図5】本発明の一実施例に係るヘッドレスト装置を備
えた座席の側面図である。
【図6】本発明の一実施例に係るヘッドレスト装置のヘ
ッドレスト本体を制御する制御システムを示す電気回路
図である。
【符号の説明】
10…座席 20…シートバック 30…シートクッション 40…ヘッドレスト装置 41…ヘッドレスト本体 43…ステー部材 45…動力入力部 46…ガイド溝 50…駆動機構 51…電動モータ 53…スクリュー部材 54…ナット部材 60…可動ブラケット 70…ガイド部材 80…制御システム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドレスト本体を、シートバックの後側
    に配され他座席の同乗者の視界を確保する格納位置と、
    前記シートバックの前側の斜め上方にて着座者の頭部を
    支える支持位置とに移動可能に前記シートバック上部に
    装着して成るヘッドレスト装置であって、 前記シートバックに内設する駆動機構と、ヘッドレスト
    本体を支え前記駆動機構により移動可能に支持される一
    対のステー部材と、前記シートバックに一定範囲で上下
    移動可能に内装された可動ブラケットと、前記一対のス
    テー部材の前側が一定範囲で摺接するガイド部材とを有
    し、 前記駆動機構を、一の電動モータと、該電動モータによ
    り回転駆動され、上下方向に延ばされ前記可動ブラケッ
    トの移動範囲に沿って支持されるスクリュー部材と、前
    記スクリュー部材に相対的に回転可能に螺合し上下方向
    に駆動されるナット部材とから構成し、 前記ステー部材の下端部側に後方に略く字形に屈曲する
    動力入力部を延設し、前記下端部を前記可動ブラケット
    に前後方向に回動可能に枢支するとともに、前記動力入
    力部にガイド溝を設ける一方、該ガイド溝に動力伝達可
    能に嵌合しつつ案内されるピン部を前記ナット部材に突
    設し、 前記ガイド部材を、前記ステー部材がナット部材を介し
    て昇降する際、該ステー部材の前側に摺接してステー部
    材の前方への回動を防ぐ一方、前記可動ブラケットが上
    限位置で移動規制された際、前記ステー部材の前側が離
    脱して前記ナット部材の上方への駆動に伴いステー部材
    が下端部を中心に前方へ回動できる高さ位置に配設する
    ことを特徴とするヘッドレスト装置。
JP5288392A 1992-03-11 1992-03-11 ヘッドレスト装置 Pending JPH05253034A (ja)

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