JPH0424448B2 - - Google Patents

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JPH0424448B2
JPH0424448B2 JP58131132A JP13113283A JPH0424448B2 JP H0424448 B2 JPH0424448 B2 JP H0424448B2 JP 58131132 A JP58131132 A JP 58131132A JP 13113283 A JP13113283 A JP 13113283A JP H0424448 B2 JPH0424448 B2 JP H0424448B2
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JP
Japan
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spinning rotor
pot
focusing
open
plastic working
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JP58131132A
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JPS5971418A (ja
Inventor
Hoofuman Eebaaharuto
Eshaa Zuimon
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SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG
Original Assignee
SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG
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Publication date
Application filed by SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG filed Critical SHUUBERUTO UNTO ZARUTSUAA MAS FAB AG
Publication of JPS5971418A publication Critical patent/JPS5971418A/ja
Publication of JPH0424448B2 publication Critical patent/JPH0424448B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D22/00Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
    • B21D22/14Spinning
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/04Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques imparting twist by contact of fibres with a running surface
    • D01H4/08Rotor spinning, i.e. the running surface being provided by a rotor
    • D01H4/10Rotors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、集束溝を有し塑性加工により形成さ
れたオープンエンド紡績ロータおよびこのような
オープンエンド紡績ロータの製造方法に関する。
従来オープンエンド紡績ロータは、中実部材か
ら旋盤加工により作られ、または切削加工により
最終的な形にされる鋳造部品として作られてい
る。繊維に接触する面を熱処理しかつコーテイン
グすることにより長い寿命を得るようにするの
で、このような製法は非常に高価である。しかも
集束溝内にまで達することは極めて困難であり、
従つてこれら集束溝を硬化し、続いて研摩しかつ
コーテイングすることは極めて困難である。
これらの困難を回避するため、切削を行わずに
塑性加工によりオープンエンド紡績ロータを製造
することもすでに公知であり(ドイツ連邦共和国
特許出願公開第2504401号明細書)、その際材料と
して金属板が使われ、この金属板は、まず押抜き
および深絞りによつてポツトの形にされる。続い
てポツトは、相補形に形成されたマンドレルと称
する成形用心型及び成形ローラによりローラスピ
ニング加工され、かつ最終的なロータ形に塑性加
工される。その際成形ローラは、オープンエンド
紡績ロータの内側または長手方向長さ全体にわた
つて延びている。このような方法では紡績ロータ
の内側に加工のため当接する成形ロータに集束溝
形成用のフランジ状突条部を設けなければなら
ず、幅の狭い集束溝を形成するのは困難であり、
このままでは紡績に使用できる紡績ロータは製造
できず、かつ集束溝用成形工具も前記フランジ条
の突条部を有することから短い寿命しか持たない
ことがわかつた。
それ故に本発明の課題は、オープンエンド紡績
に利用でき塑性加工によつて作られる紡績ロー
タ、およびこのようなオープンエンド紡績ロータ
の製造方法を提供することにある。
その他の課題は、このような薄壁の紡績ロータ
のバランスをとる有利な方法を提供することにあ
る。
本発明によればこの課題は次のようにして解決
される。すなわち紡績ロータが集束溝およびこの
中に繊維を案内する集束溝に続く集束面を有し、
集束溝が集束面より大径に形成され、かつオレン
ジの表面に似た表面を有する。これらの形は、以
前には通常の成形工具ではそもそも形成できな
い。さらに別の加工の際には変化しない集束溝表
面は、製造された糸に関する良好な特性を有す
る。糸に有害な作用を及ぼす加工条こんは、集束
溝の範囲において効果的に防止される。
塑性加工に相応した強さにより紡績ロータの集
束溝の範囲に、この範囲に続く集束面の壁厚より
も厚い壁厚が得られる。それにより高い破壊強度
が得られるので、この紡績ロータは高速回転に適
している。成形工具の形を適当に選択することに
よつて集束溝は、集束溝の底面からロータ中央に
向つて徐々に拡大する断面を有するように折曲げ
ると有利であり、また集束溝の境界壁に接する接
線が、集束溝の底から離れるに従つて徐々に大き
くなる交差角度を有するようにすると有利であ
る。集束溝底部の範囲の狭い横断面により、集束
溝内における繊維の良好な圧縮が行われる。徐々
に大きくなる横断面の拡大のため、摩擦の少ない
糸引出しが行われ、かつ糸引出し管から集束溝内
への、すなわちここにある繊維リングへの伝達が
容易になる。
所定の材料を加工する際に高い回転速度による
変形に対して弱い開口縁に高い強度を与えるた
め、ここに補強部を設けるようにすることがで
き、その際この補強部は、紡績ロータの開口縁の
外周に設けられたフランジとして形成されている
と有利である。このようなフランジは、公知の方
法により塑性加工により形成されたオープンエン
ド紡績ロータにおいても有利である。
塑性加工により形成されたこのようなオープン
エンド紡績ロータを作るため、本発明によれば延
伸によりあらかじめ作られたポツトの半径方向位
置を、第2の塑性加工のため、後で集束溝となる
ところを成形工具に支持することなく成形工具に
固定し、それから後で集束溝になるところとポツ
トの開口縁との間の範囲においてポツトの周壁を
任意の方法の塑性加工により、かつ後で集束溝に
なる範囲を塑性加工によりポツト内方の空隙に向
つて内方へ圧縮する。後で集束溝となるところを
成形工具によつて支持することなく成形工具にポ
ツトを固定することにより集束溝の支障ない成形
が行われ、成形工具が、後で集束溝になる範囲の
材料に接触することはない。それにより集束溝が
作られるだけでなく、材料はこの範囲においてさ
らに塑性変形されるので、ここにおける材料は、
初めの材料よりも大きな強さと耐摩耗性を有す
る。圧縮を行う第2の塑性加工の際、集束溝の範
囲に有害な条こんは生じない。集束溝の範囲は、
延伸によりポツトを作つた後の全製造の間に機械
的に接触されないので、非常に狭い形の集束溝が
作られ、これらの形は、成形工具が必要最小寸法
を要するためこれまでは不可能であつたものであ
る。それにより紡績ロータは、これまでのものよ
り一層良好にその都度の紡績要求に合わせること
ができる。このことは、糸切れの回数が少ない
点、および糸継ぎし易さおよび糸品質に関する紡
績効果の改善に現れている。集束溝または紡績ロ
ータ内部空間全体の表面は、コーテイングによつ
て耐摩耗性にすることができ、または紡績すべき
材料に合わせることができる。しかし良好な紡績
結果は、集束溝の表面構造を変えなくとも得ら
れ、この集束溝は、コーテイングされておらず、
かつ本発明による製造方法に基いて押圧条こんの
ような加工こん跡を決して生じない。それにより
良好な自己清浄効果が得られるので、本発明によ
るオープンエンド紡績ロータの障害生起率は、そ
の他の切削せずに作られた紡績ロータと比較して
わずかである。
ポツトの第2の塑性加工の際最終的なオープン
エンド紡績ロータの形に形成されかつ成形工具に
接触しない面によつて、良好な紡績結果が得られ
るので、有利にも紡績ロータの集束溝と集束面
は、ポツト内方の空隙に向つて塑性変形すること
によつて形成される。
ポツト内方の空隙に向つて圧縮する塑性加工の
方法として、特にプレスおよびローラスピニング
加工が有利とわかつた。それ故に本発明の別の特
徴によれば、オープンエンド紡績ロータの集束面
は、多段プレスにより、またはローラスピニング
加工による塑性加工によつて形成される。しかし
材料に応じてその他の方法、例えばスエージング
法も有利なことがある。
スピニング加工の成形ローラによる塑性加工の
際に半径方向内方に作用する圧力が、常にポツト
の周壁の範囲だけに作用し、この範囲が、塑性加
工の際軸線方向に動かされると有利である。この
塑性加工部の移動により、工程端部の範囲にある
材料は押しずらされる。それにより集束溝の範囲
において相応して大きな耐摩耗性を備え、特に良
好な折り曲げおよび材料圧縮が行われる。
集束溝の範囲における所望の曲げおよび材料の
圧縮に応じて、塑性加工部の移動は種々の方法で
行われ、例えば塑性加工部の移動を往復運動によ
つて行うことができる。特に集束溝の範囲におけ
る材料を圧縮することが望まれる場合、しかしな
がら本発明によれば、加工部の移動は、1度また
は連続して常にポツトの加工縁か集束溝の方向に
行うと有利である。
オープンエンド紡績ロータは種々の材料から作
ることができ、例えばアルミニウム、鋼、ばね鋼
または非鉄金属板、またはプラスチツク板からも
作ることができる。これら種々の材料は、種々の
加工性を有し、かつそれ故に異つた処理を必要と
する。例えばプラスチツク板を塑性加工するには
熱を加えなければならないことは周知である。冷
間加工可能な材料(例えば金属板)の場合にもそ
の都度使用した材料に整合できるようにするた
め、本発明による方法の有利な実施形において、
加工部移動の回数およびその際作用する圧力は、
オープンエンド紡績ロータに使われた材料に合わ
せて変化させるようになつている。
スピニング加工の際にはポツトの延伸および開
口縁の変形も行われる。それ故に本発明の別の特
徴によれば紡績ロータは、加工した後に開口縁の
余分な材料を切落として所望の長さ寸法にすると
有利である。
塑性加工の際のポツトの固定は、固定の支持
部、および集束溝以外の範囲において圧縮ローラ
に連結された対向支持部によつて行うことがで
き、その際この固定は、回転するまたは停止した
部材によつて行うことができる。しかし塑性加工
の際にポツトを締付けによつて固定すると有利で
ある。そのため後で紡績ロータになるものの底部
に穴があると極めて有利であり、それにより軸、
軸受ピン、底部材等における取付けは、著しく簡
単になる。この穴を、ポツト形成の間に底部から
押抜きすることは有利である。塑性加工および穴
の押抜きに関するすべての作業は1つの作業工程
で行われるので、押抜きと塑性加工が互いに同心
的に行われることは簡単に保証される。従つて以
前には複数回行われた通常の締付けおよび心出し
作業が省略され、かつ多くの時間が節約される。
このようにして作られた底部に中心穴を有するポ
ツトは、ポツト底部のこの穴を通つて延びた保持
装置によつて固定の支持部に取付けられ、このこ
とは極めて簡単な手段で行うことができる。成形
工具を支持する装置は、このようにして著しく簡
単になる。
それぞれの紡績ロータのアンバランスは、動作
と寿命に不利な作用を及ぼすので、紡績ロータの
バランスは不可欠である。公知技術においてこの
ことは、常に紡績ロータの外周を削つて行われ
る。しかしそれによると切削せずに作られたオー
プンエンド紡績ロータでは比較的薄い壁が更に弱
くなり、このことは、強度上の理由から、特に今
日では通常の高い回転速度に関連して避けなけれ
ばならない。それ故に本発明によれば加工過程に
おける締付けのため、後ででき上つた紡績ロータ
を保持部(例えばロータ軸)に取付けるため必要
なものよりも小さな直径の穴をポツトの底部から
押抜きし、また形成後の紡績ロータは、紡績ロー
タ成形時回転軸線を成形後の紡績ロータの動バラ
ンスをとるため円滑に回転する回転慣性軸線に移
すことによつてバランスをとられ、その際初めに
小さく押抜いた穴を所望の直径に拡大する。この
バランス法は、塑性加工によつて作られたどのよ
うな紡績ロータにも適用できる。
原材料から変化していない表面によつて良好な
紡績結果が得られるので、これら表面は、オープ
ンエンド紡績ロータの全製造過程の間少なくとも
集束溝については実質的に変化しないようにす
る。それ故に摩耗しないように被覆によつて紡績
ロータを保護し、またはそれにより一層良好な紡
績結果が得られるようにする場合、本発明によれ
ば、すでに原材料に被覆が行われ、かつ続いてポ
ツトは、このように被覆された平らな材料から成
形される。ここでもこのようにして集束溝の範囲
の被覆された原材料の表面構造は、製造処理にお
いて実質的に接触されないので、ここでも良好な
紡績結果が得られる。この方法は、塑性加工によ
つて作られる別のオープンエンド紡績ロータにお
いても有利である。
今日では通常の高い回転速度で生じる遠心力
は、種々の材料において場合によつては紡績ロー
タの変形を引起こす。これを防止するため本発明
による方法の別の実施形において、紡績ロータの
開口縁を補強することができる。簡単な方法とし
てはロータの開口縁の余分な部分を切落とした後
に、この開口縁を外方へフランジ曲げして補強す
ることによつて行われる。この補強によつて紡績
ロータの破壊強度が高まるので、ロータはさらに
高い回転速度に適する。ロータの開口縁の補強
は、塑性加工により形成されたその他のオープン
エンド紡績ロータにおいても有利である。
塑性加工により形成された紡績ロータは、極め
て経済的に製造でき、それ故に通常いわゆる使い
捨て部品として作られる。しかしそれにもかかわ
らず塑性加工により形成された紡績ロータが一層
高度な安定性を有し、かつ長期間にわたつて均一
に所定の状態に維持されると有利であり、このこ
とは、繊維に対する特性に関連する。原材料の被
覆の代りに、またはこの処置に加えて、少なくと
もでき上つた紡績ロータの内面に熱処理および/
または化学処理を行うと有利である。このような
処理により材料の組織構造が変化し、その際硬度
が高まりかつ材料の応力が減少するが、その際紡
績ロータの表面の性質が著しく変化することはな
い。それにより良好な紡績結果は害されない。こ
のような処理の後にまたはこの処理により、でき
上つた紡績ロータは化学的および/または電気化
学的にばり取りおよび研摩される。
本発明による方法によれば、一方においてわず
かな重量を有するが、他方においてそれでもなお
摩耗に対して強くかつ高回転速度で使用できかつ
さらに良好な糸品質が得られるオープンエンド紡
績ロータを切削せず塑性加工によつて製造するこ
とができる。これらオープンエンド紡績ロータ
は、塑性加工だけで高い耐摩耗性が得られる使い
捨て部品として、また最終的な熱処理および/ま
たは化学処理に基いてさらに耐摩耗性を高めた部
品として作ることができる。
本発明の実施例を以下図面によつて説明する。
集束面10と集束溝11を有し第2図に2つの
異つた実施例を示した本発明によるオープンエン
ド紡績ロータ1の製造について、まず第1図と第
2図により説明する。
オープンエンド紡績ロータ1の製造のため原材
料として、金属またはプラスチツク製の平らな材
料が使われ、この材料は、今日では通常の高いロ
ータ回転速度で生じる変形を防ぐため、十分に高
い破壊強度を有する。さらに材料は、良好な紡績
特性を有するようにする。ドイツ連邦共和国特許
第1560307号明細書から公知のように、その際
種々の要因が重要であり、例えば汚れおよび帯電
を生じる傾向が少ないこと、繊維等に関するすべ
り特性が良好であることが重要である。このため
例えばアルミニウム、鋼、ばね鋼または非鉄金属
から成る板が適当であるとわかつたが、遠心力お
よび繊維に対して所望の特性を有するその他の金
属でもまつたくかまわない。しかも前記の特性を
有しかつ塑性加工に適していれば、プラスチツク
を原材料として使用してもよい。原材料としてポ
リスチロール(PSプラスチツク)、アクリルニト
リルブタチンスチロール(ABSプラスチツク)
およびセルロースアセテート(CABプラスチツ
ク)が使用できる。これらプラスチツクは、同時
に熱を加えると完全に塑性変形する。
次に例えば冷間圧延された鋼薄板2から塑性加
工によつて形成されるオープンエンド紡績ロータ
1の製造について説明する(第1図)。鋼薄板2
から平底円筒のポツト3を作るための成形工具と
してプレス装置4が設けられており、このプレス
装置に板2が搬入される。公知のプレス装置4
は、主要部分として切断すべき板2を載せるダイ
ス40を有する。ダイス40は、切断ポンチ42
を収容する円筒形切欠きを有する。装置4は、ダ
イス40の上にブランクホルダ41を有し、この
ブランクホルダ内に切断ポンチ42が通つてい
る。切断ポンチ42は中空シリンダの形に形成さ
れており、この中空シリンダの外周は、鋭いリン
グ状の切刃420を有し、この切刃は、同様に鋭
いダイス40のリング状の切刃400と共働して
板2を切断し、かつこの切刃400は、切断ポン
チ42を収容する切欠きの縁にある。切断ポンチ
42が嵌入できるダイス40の同じ切欠き内にさ
らにプレツシヤパツド43が配置されており、こ
のプレツシヤパツドは切断ポンチ42の工程を規
制する。プレツシヤパツド43は、切断ポンチ4
2と同様に中空シリンダの形に形成されている
が、後で説明する理由により内径は切断ポンチ4
2のものよりも小さい。
切断ポンチ42の中空シリンダ状部分内にエジ
エクタ44が支持されており、このエジエクタに
向つて、プレツシヤパツド43の中空シリンダ状
部分内にある深絞りポンチ45が動くことができ
る。深絞りポンチ45の方に向いた切断ポンチ4
2の周縁421と切断ポンチ42の方に向いた深
絞りポンチ45の周縁450は、面取りされ、丸
められた形をしている。
エジエクタ44と深絞りポンチ45の互いに向
合つた面440と454は、後で作られる紡績ロ
ータ1の形に相当する形をしている。
深絞りポンチ45は、切断ポンチ42、プレツ
シヤパツド43およびエジエクタ44と同様に中
空シリンダとして形成されており、かつ深絞りポ
ンチの内周は、エジエクタ44の方に向いた端部
のところに鋭い切刃451を有する。深絞りポン
チ45のものとちようど同じ大きさの内径を有す
る打抜きポンチ46がエジエクタ44内に挿通し
てあり、この打抜きポンチは中実に形成されてお
り、かつ切刃451と共働する切刃460を有す
る。
プレス装置4の構成に関する前記の説明におい
て、主要部をはつきりさせるため、駆動装置等の
説明は省略した。次に上記構成のプレス装置4に
よるポツト3の製造について説明する。
板2をプレス装置4内に符号20で示すように
供給した後、切断ポンチ42を降下し、かつ両方
のリング状の切刃400と420の共働により板
2から破線で示す円板21が押抜かれ、それから
この円板21はプレツシヤパツド43に受取られ
る。初めに破線で示す位置452にあつた深絞り
ポンチ45は、上方に動かされ、その際円板21
はポツト3の形に絞り加工される。このことは、
通常のように深絞りポンチ45の外径が切断ポン
チ42の内径よりもいくらか小径であることから
ポツト3の収容のため必要な場所が確保され、そ
の際丸められた周縁450と421によつて初め
に円板21が占めていた平らな位置から材料がす
べり込むことができることにより可能である。深
絞りポンチ45の深絞り作業の間に打抜きポンチ
46は、あらかじめ待機位置461から実線で示
した作業位置に動かされ、そしてポツト3は打抜
きポンチ46のところに達している。続いて打抜
きポンチ46は、降下して深絞りポンチ45の鋭
い切刃451と共働する切刃460によつてポツ
ト3の底部31から円板22を押抜く。従つて半
分でき上つたまたはでき上つたポツト3は、エジ
エクタ44と深絞りポンチ45によつて正確に中
心位置にある打抜きポンチ46に供給され、かつ
塑性加工の際円板22を押抜く位置に保持される
ので、穴30は、ちようどポツト3の中心に生じ
る。押抜かれた円板22は、深絞りポンチ45の
穴453を通つて下方へ落下し、いずれここから
排出することができる。
ダイス40とブランクホルダ41は、この時互
いに離れる。エジエクタ44はポツト3を切断ポ
ンチ42から突き出すので、ポツトは、プレス装
置4から取出すことができる。平らな材料(例え
ば板2)の塑性加工の際に生じるポツト3の余分
な開口縁は、場合によつてはこの加工を終了する
際にこの作業過程に関連して所望の軸線方向長さ
に切断してもよい。
板2は、続いて新しいポツト3を成形するた
め、そのために必要な新しい位置に動かされる。
所望の紡績ロータ1の大きさまたは形と材料に
応じて、材料の延伸を行う平らな材料の塑性加工
のためその他の延伸装置またはプレス装置を使用
してもよい。
ポツト3は、無条件に平らな材料から作らなけ
ればならないわけではない。材料に応じてポツト
を冷間加工法または熱間加工法で作つてもよい。
第2図に示すように、ポツト3は、材料の延伸
を行う塑性加工に続いて別な成形工具であるロー
ラスピニング加工装置5において引続き加工され
る。このローラスピニング加工装置5は、ポツト
3の底部31の形に合わされた収容部51を備え
たチヤツク50を有する。収容部51の中央ねじ
53が螺合するねじ穴52が設けられており、こ
のねじ53は、ポツト底部31から円板22を押
抜きして作られた穴30を挿通して円板54を介
してポツト3をチヤツク50に締付け、従つて回
転軸線方向(および半径方向)に固定する。
ローラスピニング加工装置5は、その他に成形
ローラ7と中子マンドレルと称する成形用心型6
とを有する。
成形ローラ7及び成形用心型6は、大体におい
て円すい台の形をしており、この円すい台の傾斜
は、でき上つた紡績ロータ1の集束面10の所望
の傾斜に相当する。その際成形用心型6は、ロー
ラスピニング加工過程の間、後で集束溝11にな
るところに決して接触することがないように設計
されており、またはローラスピニング加工作業中
に成形用心型6が集束溝11に接触することがな
いように配置される。
成形ローラ7は、ポツト3に対して回転軸線方
向(双方向矢印70)と半径方向(双方向矢印7
1)に動かすことができ、かつ軸72に回転可能
に支持されている。
でき上つたオープンエンド紡績ロータ1の開口
縁12になる部分の高さのところに、ローラスピ
ニング加工装置5は切断装置8を有し、この切断
装置8は、ポツト3またはでき上つた紡績ロータ
1に対して双方向矢印80で示す半径方向に動か
すことができる。
ローラスピニング加工のため紡績ロータ1は、
まず成形ローラ7と成形用心型6には関係なく円
板54とねじ53によりチヤツク50に取付けら
れ、かつこのようにして締付けられる。この時成
形用心型6は、ポツト3の内部に挿入される。そ
の際この成形用心型は、成形すべき紡績ロータ1
の集束面10になる範囲の全長にわたつて支持す
るような範囲を占める。すなわち成形用心型6
は、まずポツト3の内壁に対して所定の半径方向
距離を有し、それによりこの壁を成形ローラ7に
よつて成形用心型6に向つて半径方向内方に押す
ことができるようにする。それにより成形用心型
6は、オープンエンド紡績ロータ1の集束溝11
になる範囲には決して接触しない。
集束溝11を形成するため成形ローラ7は、成
形すべき集束溝11のすぐ近くにおいて(ポツト
3の底部31から離れた方の側)ポツト3の外壁
に向つて押される。チヤツク50は、矢印55の
方向に回転駆動されるが、一方成形ローラ7と成
形用心型6は、能動的にまたは受動的(ポツト3
を介して)に矢印73および61の方向に回転駆
動される。集束溝11の片側においてポツト3の
壁に作用する圧力によつてこの壁は、集束溝11
の一方側だけにおいて半径方向内方に押されて集
束溝11を構成する一方の壁を形成する。集束溝
11を構成する他方の壁は、底部31の半径方向
の面によつて形成される。この底部31は、収容
部51により形成された支持部によつて付加的に
支持され、かつそれ故に半径方向または軸線方向
の変形に抗することができる。
従つてオープンエンド紡績ロータ1の集束溝1
1は、ポツト3の内方空隙に向つて折曲げまたは
押すことによつて生じる。従つて材料のローラス
ピニング加工を行うこの塑性加工の際、集束溝1
1は成形用心型6には接触しない。集束溝11の
形成が終了すると、集束溝11の方向のポツト3
の端部は成形用心型6に当接する。折り曲げられ
たこの範囲と開口縁12の間のポツト3の範囲に
おいて成形用心型6に向つて成形ローラ7により
さらにスピニング加工を施すことによつて、紡績
ロータ1の集束面10が作られる。
紡績ロータ1が最終的な形に達した時、切断装
置8は紡績ロータ1のところに半径方向に動かさ
れ、かつ紡績ロータ1から余分な開口縁13が切
落とされる。それにより紡績ロータ1ができ上が
る。この紡績ロータ1は、すでに多くの目的のた
め十分に利用でき、かつ場合によつては開口縁1
2のばり取りを行う以外にそれ以上の加工は不要
である。従つて紡績ロータ1は、集束溝11の範
囲に成形ローラ(成形ローラ7と成形用心型6)
に接触しない表面を有する。それにより非常に狭
い集束溝断面が可能で良好な紡績結果が得られ
る。
前記の方法においてまず集束溝11はスピニン
グ加工によつて作られる。特にこの集束溝11の
範囲の材料を塑性加工し、かつそれによりこの集
束溝に特別な耐摩耗性を与えるため、前記実施例
ではポツト3の限定された長さ範囲にわたつて延
びただけであり、従つて、この限定された長さ範
囲にわたつてポツトに圧力を及ぼすだけの成形ロ
ーラ7は、この時必要な往復運動の際、折り曲げ
た範囲、すなわち後で集束溝11になる範囲の方
向に押圧ローラを動かす時にだけポツト3の壁に
圧力を及ぼすと有利である。その際集束溝11の
範囲から離れる方の成形ローラ7の運動は、ポツ
ト3の壁に圧力を及ぼさずに行われる。それによ
り集束溝11の範囲において材料の折り曲げおよ
び圧縮が行われ、それによりさらに厚い壁厚が得
られ、そのため紡績ロータ1の寿命が増す。その
際収容部51の適当な形成によりかつ適合した加
工過程により、集束溝11の形に影響を及ぼすこ
とができる。
第3図は、このようにして作られた集束溝11
の実施例を示している。オープンエンド紡績ロー
タ1の底部31は、プレス装置4内で得られた壁
厚aを有するが、一方集束面10は、ローラ圧縮
によりそれよりいくらか薄い壁厚bを有する。し
かしこのことは、紡績ロータ1の寿命に何ら不利
な作用を及ぼさない。なぜならローラ圧縮の際に
材料はこの範囲(集束面10)において圧縮され
ており、それ故に大きな耐摩耗性を有するからで
ある。集束溝11の範囲において材料は圧縮され
かつ折り返されている。それ故に紡績ロータ1
は、ここにおいてこの範囲に続く集束面10の壁
厚bより厚くかつ底部31の範囲の壁厚aよりも
厚い壁厚cを有する。壁厚cの増大は、後で詳細
に説明するように、スピニング加工の際のローラ
圧縮過程の強さに依存する。
基本的には種々の形の集束溝に対して前記方法
が適用でき、その際相応してプレス装置およびス
ピニング加工装置およびその動きを考えなければ
ならない。特に前記方法は、ロータ内壁のテーパ
の変化により集束面10から区別された集束溝1
1に良好に適する。
第3図は、集束溝11の特に有利な形の範囲を
示している。集束溝は次のような断面を有する。
すなわちロータ軸線を通る平面において集束溝1
1の境界壁に接する接線93と94,95と9
6,97と98は、集束溝11の底から離れるに
従つて徐々に大きくなる交差角度α1,α2またはα3
を間に有する。その際両方の境界壁が折曲げられ
また凸面に形成されているが、一方の境界壁が場
合によつては断面で見て直線状に形成できれば十
分である。このような集束溝11によれば、一方
において繊維リング内の繊維の良好な圧縮が可能
であり、また他方において累進的に広がる断面に
よつて集束溝11からの摩擦の少ない糸引出しも
容易になる。それにより良好な糸継ぎ性能が良好
な糸結果で得られる。
始めに述べたように、原材料として種々の材料
が紡績ロータ1の製造に適しており、その際アル
ミニウム、鋼、ばね鋼または非鉄金属から成る前
記の金属板の他に、種々のプラスチツクまたはそ
の他の材料から成る板も適しているとわかつた。
切削を行わない変形に関する性質および繊維材料
に対する性質および耐摩性および変形抗性は極め
て重要である。塑性加工には、深絞り、延伸、絞
りおよびプレス法が適している。
成形ローラ6,7に接触しないこの表面が良好
な紡績結果を得るため決定的な意味を持つことは
明らかである。表面を通常のように研摩しかつほ
ぼ1μm程度の不規則性しか持たない集束溝でさ
え、糸の引裂き強さと均一性、太位置または細位
置の数、糸切れ個所の数、糸継ぎ能力および自己
清浄化に関して、前記のようにして作られた集束
溝程良好な結果にならない。実験の結果、前記方
法で作られた集束溝の表面は、15μmの程度の比
較的大きな凹凸を有することがわかつた。仕上げ
に折り曲げられた集束溝11の表面は、密に並べ
て配置されかつ種々の形を有しかつ種々の高さを
有する種々の大きさの凹凸を有するオレンジの表
面に似ている。原材料として使われる平らな材料
(例えば板2)を作る際スピニング加工またはそ
の他の方法で作用する圧力によつて比較的なめら
かな表面を有するこれらの凹凸は、凹凸の空間に
基いてよられた糸と集束溝の間の摩擦を減少し、
かつそれにより糸品質の改善を行うものと思われ
る。それ故に多くの場合糸品質の改善のためロー
タ表面のコーテイングは行わなくともよい。
前記の方法によればオープンエンド紡績ロータ
1の製造は極めて望ましい価格で行われるので、
これら紡績ロータは、それ以上の処理を行わずに
いわゆる使い捨て部品として作ることができる。
しかし塑性加工により成形して作られたオープン
エンド紡績ロータにおいてもしばしば望ましいよ
うな表面コーテイングまたは熱処理を作つても全
くかまわない。
例えば基材が良好な強さおよび変形特性を有す
るが、紡績(粗悪な糸品質)に関して不都合な特
性を有するので、表面コーテイングを行うことが
望ましい場合、基材として準備された原材料また
は平らな材料(例えば板2)には、適当なコーテ
イングを行つてもよい。コーテイングの利点と前
記表面の利点を得るため、可能ならば平らな材料
に塑性加工を加える前に、この材料にコーテイン
グを行う。例えば冷間圧延した鋼板に陽極亜鉛め
つきにより亜鉛コーテイングを行つてもよい。そ
れからコーテイングの後に「亜鉛鋼板」と称する
この板を前記のように押抜き、塑性加工およびロ
ーラスピニング加工によつて紡績ロータ1の形に
する。
前記の平らな材料から作られたオープンエンド
紡績ロータ1においても、後で集束溝11になる
範囲の表面に、表面構造に作用を及ぼす機械加工
は行わない。それ故に紡績ロータ1の集束溝11
の範囲は、変形していない平らな材料とほとんど
変わらない表面を有する。
加工される平らな材料に応じてこの材料は、
種々の良好度で紡績ロータ1の形に塑性加工され
る。それ故に成形ローラ7の作業工程の回数に相
当する塑性加工部の移動の回数および/またはそ
の際ポツト3の材料に作用する圧力は、オープン
エンド紡績ロータ1に使われる材料に合わせて変
化させると有利である。それにより集束溝11の
形も影響を受ける。さらに所定の材料、例えばプ
ラスチツクは、そもそも深絞りおよびローラスピ
ニング加工が初めて可能であるように、熱を供給
しなければならない。
原材料として使われる平らな材料(例えば板
2)に対してオープンエンド紡績ロータの耐摩耗
性を増すため、原材料のコーテイングの他にまた
はこれに加えて、でき上つた紡績ロータ1の内面
を熱および/または化学および/または電気化学
的に処理してもよい。そのためあらゆる公知の方
法(硬化、材料の内部応力を取除く焼なまし、窒
化処理等)が利用できる。なぜならこの方法は、
表面に機械的に作用するのではなく、拡散によつ
て耐摩耗性を増すからである。
ローラスピニング加工を終了する際に切断され
た縁12のばり取りを行いかつ紡績ロータ1の内
面を研摩するような化学処理を紡績ロータ1に行
つてもよい(例えば炭素を含む鋼におけるいわゆ
る「カルボケミ(Carbochem)」法により)。す
でにまたはコーテイングによりまたは後からの熱
および/または電気化学的な処理によりさらに高
い耐摩耗性を有する平らな材料において、特に集
束溝11の範囲における材料を圧縮することはど
うしても不可欠というわけではない。このような
場合半径方向内方に作用する圧力が常にポツト3
の限定された長さ範囲だけにしか作用しないスピ
ニング加工の際、圧力の移動は、前記のように常
にポツトの開口縁から集束溝11の範囲の方向に
行う必要はない。それどころか軸線方向の圧力移
動は、ポツトの周壁に沿つて両方向に往復するよ
うに行つてもよいので、両方向における成形ロー
ラ7の行程が作業工程である。
スピニング加工による圧縮過程を後で集束溝1
1になるところの近くから始めるということは、
どうしても必要というわけではなく、かつ加工す
べき平らな材料にも関係ない。それどころか成形
ローラ7が開口縁12の範囲から押圧作業を開始
し、かつ集束溝11になる範囲の方向に徐々に作
業工程を拡大してもいつこうにかまわず、その際
行程は成形用心型6の傾斜に追従し、もちろんロ
ーラスピニング加工が集束溝11の近くから始ま
る場合にも同様である。ローラスピニング加工を
開口縁12から始めた場合、成形用心型6が常に
作業範囲にあるようにするため、成形用心型は作
業の進行に合わせて軸線方向に動かす必要があ
り、それにより確実にローラスピニング加工が常
に管理されて行われるようにする。
スピニング加工すべき範囲全体にわたつて、す
なわち開口縁12から折曲げるべき範囲の近くま
で延びた成形ローラ7を設けてもよい。この場合
成形ローラ7は半径方向に動かすだけでよいが、
一方成形用心型6は、作業の進行に応じて軸線方
向にも動かさなければならない。
スピニング加工の際通常紡績ロータ1の開口縁
の延伸および変形は完全には避けられない。さら
にスピニング加工による加工は、紡績ロータ1の
長さがローラスピニング加工の際に処理しようと
するものより長い時にだけ全長にわたつて行うこ
とができる。そのためこれまで説明した方法にお
いてポツト3は、まず深絞りの際後で紡績ロータ
1にするため必要な長さ寸法以上にする。そり故
に余分な開口縁13は、ローラスピニング加工の
終了の際少なくとも1回これに関連してスピニン
グ加工装置5の切断装置8によつて切断される。
しかし目的に合うならば、余分な開口縁13の切
断は、付加的にまだ紡績ロータ1がプレス装置内
にあるうちにすでに、またはスピニング加工を始
める前にすでに、従つて塑性変形、例えば深絞り
とスピニング加工の間に行つてもよい。
前記説明においてポツトはスピニング加工過程
の間軸線方向には動かず、一方成形用心型6と成
形ローラ7が軸線方向に動くことを前提としてい
る。前記構成において切断装置8および81の位
置も軸線方向に調節可能である。もちろんこれと
は逆に成形用心型6および成形ローラ7と切断装
置8および81を軸線方向に固定保持し、かつポ
ツト3に対する必要な相対運動はチヤツク50の
軸線方向運動によつて行つてもよい。
通常のようにオープンエンド紡績ロータ1は、
ねじまたはその他の軸線方向に配置された取付け
手段によつて軸(ドイツ連邦共和国特許出願公開
第2504401号明細書)または底部(ドイツ連邦共
和国特許第2939325号明細書第2図)に取付けら
れる。そのため必要な穴30をプレス加工の間に
ポツト3の底部31から押抜く方法は、前に説明
した。もちろんプレス加工によつてポツト3を作
る円板21の押抜きは、前記第1の押抜き過程お
よび変形とは無関係に穴30を形成する円板22
の押抜きを行うこともできるのと同様に、プレス
加工とは切離して行つてもよい。しかしこれら作
業ステツプを1つの作業過程内で行うことは、特
に時間を節約し、それ故に特に有利である。その
際穴30は、後で軸または底部に紡績ロータ1を
取付けるために使われるだけでなく、簡単な方法
でスピニング加工の期間にわたつてスピニング加
工装置5にポツト3を締付け、従つて保持しかつ
固定できるようにする。
切削により紡績ロータ1のバランスをとる必要
がないようにするため、それにより塑性加工によ
り形成された紡績ロータ1の薄い断面部が不都合
に弱くならないようにするため、紡績ロータ1
は、成形後に成形時の回転軸線を成形後の紡績ロ
ータの動バランスをとるため回転慣性軸線にずら
すことによつてバランスをとるようになつてい
る。そのためまず締付けのため穴30は、後で軸
等に紡績ロータ1を支持するため必要なものより
小さくしてポツト3の底部31から押抜かれる。
それから穴30は、前記のバランスとりの際に初
めて所望の直径に拡大される。このような方法
は、基本的に公知であり(別刷り「ベルクシユタ
ツト・ウント・ベトリーブ」カール・ハウザー・
ツアイトシユリフテンフエルラグ・ゲーエムベー
ハー、ミユンヘン27,92,1959年第3巻第5頁、
第9−B1図を参照)、またそれ故にここでは詳細
に説明しない。
いずれにせよでき上つたオープンエンド紡績ロ
ータ1が底部31に穴30を有する必要はない
(ドイツ連邦共和国特許第2939325号明細書、第1
図、ドイツ連邦共和国特許出願公開第2939326号
明細書、第1図および第3図)。この場合ローラ
圧縮装置5内に紡績ロータ1を固定するため成形
用心型6と成形ローラ7とは無関係に軸線方向に
移動可能な中心スピンドル(図示せず)を設ける
ことができ、このスピンドルは、ポツト3の内部
空間に軸線方向に侵入し、ポツトの底部31に接
触し、従つてポツト3を収容部51に向つて固定
的に押付ける。この時このスピンドル上に成形用
心型6を支持してもよい。
オープンエンド紡績ロータ1はさらに高い回転
速度に対しても十分な変形強さを有することが重
要である。集束溝11のまわりの折曲げた範囲に
よつて紡績ロータ1の最大直径の範囲は補強され
ている。開口縁12も一層高い回転速度に抗する
ようにするため、第2図(右側)によればこの縁
は、紡績ロータ1の開口縁12の外周にフランジ
14として形成された補強部を有する。第2図に
示すように開口縁12のこのフランジ加工は、開
口縁に別の方向から(矢印9,90,91および
92参照)圧力を作用させることによつて行われ
る。望ましい場合には所定のフランジ14を作る
ため、このフランジ加工を行う前に、半径方向に
可動の切断装置81(双方向矢印82参照)によ
つて切断過程を行つてもよい。また例えば外方で
はなく内方へ折曲げかつ押込むことによつてまた
はリングをかぶせることによつて、紡績ロータの
開口縁12を別の方法で補強することももちろん
可能である。
これまで実施例としてスピニング加工による紡
績ロータ1の製造について説明したが、塑性加工
の別の方法を適用することもできる。前記利点を
得るために重要なことは、塑性加工の際まず原材
料を延伸し、それによりオレンジの表面に似た表
面を作ることにある。この表面は、後続の処理の
際も破損してはいけない。この後続の処理の際に
ポツトは、材料の折り返しを行う塑性加工が施さ
れ、その際少なくとも集束溝11には、どのよう
な成形工具も決して接触しない。
次に第4図により、ポツト3の加工を行う多段
プレスについて説明する。その際紡績ロータ1の
内面全体が、成形工具に接触しない表面をなして
いる。
基板56上には、ポツト3を挿入した母型57
がある。母壁57は、プレスする間ポツト3を中
心位置に保持するため心出しピン58と心出し肩
部59を有する。心出しピン58は、ポツトの底
部31中央に開口された穴39を通つてポツト3
の内部空間にまで延びており、一方心出し肩部5
9はポツト3の外周をつかんでいる。
母型57の上には、複数のコニカルダイ75,
76および77を支持した支持板74がある。そ
れぞれのコニカルダイ75,76および77には
1つずつ別の作業位置,およびが対応して
おり、母型57は、適当な方法で順にこれらの動
作位置にすることができる。その際コニカルダイ
75,76および77は、プレスにより3つの段
階またはステツプにおいてポツト3をオープンエ
ンド紡績ロータ1に塑性加工できるように異つた
形に形成されている。
まず塑性加工によつて作られたポツト3は、作
業位置にある母型57内に挿入され、その際ポ
ツト3の半径方向位置は、心出しピン58と心出
し肩部59によつて正確に固定される。支持板7
4に取付けられたストツパ78および79によつ
て制限される第1の行程運動においてポツト3の
開口縁32は、半径方向内方へ押圧されて縮径さ
れプレスされる。それから再び支持板74は持上
げられ、その際コニカルダイ75はポツト3を再
び釈放する。必要な場合には、そのためコニカル
ダイ75に(図示されていない)ブランクホルダ
が付属していてもよい。適当な方法、例えば図示
されていない送り装置によつて、母型57はポツ
ト3と共に作業位置に動かされ、一方新しい母
型57が新しいポツト3と共に作業位置に動か
される。この時両方のポツトに第2の行程運動が
加えられる。作業位置においてここにあるポツ
ト3は、改めて作業位置における作業のために
準備され、一方あらかじめ処理されたポツトは、
作業位置においてコニカルダイ76によつて再
び塑性加工される。コニカルダイ75,76によ
つて予備成形されたポツトを改めて釈放した後
に、母型57はポツトと共に再び送り運動により
次の作業位置またはに動かされ、一方新しい
母型57が新しいポツト3と共に作業位置に運
ばれる。次の行程運動の際作業位置とにある
ポツト3はすでに説明したように塑性加工される
が、一方作業位置において予備処理されたポツ
トは最終的なロータの形にされる。でき上つたロ
ータ1は、作業位置にある母型から取出され、
かつ余分な縁を切離し、縁を補強し、バランスを
とる等のため、ローラ圧縮により作られた紡績ロ
ータ1に関連して説明したように、別の処理に供
することができる。
第4図に示すように、プレスは母型57とコニ
カルダイ75,76,77との間の空隙に向つて
行われる。そのため前記の実施例においては3重
の追従工具が設けられているが、紡績ロータ1を
形成するポツト3の塑性加工のため作業行程の回
数はさ程重要ではない。材料の折り曲げを行うこ
の塑性加工全体の間、ポツト3の内面は成形工具
にさらされないので、延伸を行う塑性加工により
ポツト3の形成の際に作られた表面は、この第2
の、しかし折り曲げを行う塑性加工の際破損され
ない。
その際集束溝11の形は、母型57、特に心出
し肩部59の形によりかつコニカルダイ、特に最
後のコニカルダイ77の形により、またストツパ
78と79によりあらかじめ決められたプレス運
動の下降ストロークによつて決まる。
前記説明から明らかなように、本発明の対象は
いろいろな方法で成形できる。これ以上の成形
は、特徴相互の入れ替え、均等物の利用および組
合せによつて行うことができ、かつこれらは、す
べて本発明の権利範囲に属する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、プレス装置により本発明によるオー
プンエンド紡績ロータを作るため切削せずにポツ
トを形成するところを示す断面図、第2図は、本
発明によるローラスピニング加工過程中のオープ
ンエンド紡績ロータを示す断面図であり、その際
左側に通常の開口縁を有する紡績ロータをかつ右
側にフランジによつて補強された縁を有する紡績
ロータを示し、第3図は、本発明により形成され
た集束溝の範囲を示す断面図、第4図は、本発明
による多段プレス過程の間のオープンエンド紡績
ロータを示す断面図である。 1……オープンエンド紡績ロータ、2……板、
3……ポツト、4……プレス装置、5……ローラ
スピニング加工装置、6……成形用心型、7……
成形ローラ、8……切断装置、10……集束面、
11……集束溝、12……開口縁、14……補強
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紡績ロータ1が集束溝11およびこの中に繊
    維を案内する集束溝11に続く集束面10を有
    し、集束溝11が集束面10より大径に形成さ
    れ、かつオレンジの表面に似た表面を有すること
    を特徴とする、集束溝を有し塑性加工により形成
    されたオープンエンド紡績ロータ。 2 集束溝11の範囲の壁厚cが、この範囲に続
    く集束面10の壁厚bよりも厚い、特許請求の範
    囲第1項記載のオープンエンド紡績ロータ。 3 集束溝11の境界壁に接する接線93,9
    4,95,96,97,98が、集束溝11の底
    15から離れるに従つて徐々に大きくなる交差角
    度α1,α2,α3を有するように、集束溝の断面形が
    形成されている、特許請求の範囲第1項または第
    2項記載のオープンエンド紡績ロータ。 4 集束溝が設けられており、紡績ロータ1の開
    口縁12が補強部14を有する、特許請求の範囲
    第1項ないし第3項の1つに記載のオープンエン
    ド紡績ロータ。 5 補強部が、開口縁12の外周に設けられたフ
    ランジ14として形成されている、特許請求の範
    囲第4項記載のオープンエンド紡績ロータ。 6 材料を引延ばしかつ押抜きして、まずポツト
    を形成し、続いてこのポツトを紡績ロータの最終
    的な形に塑性加工する、集束溝を有しかつ塑性加
    工により形成されたオープンエンド紡績ロータの
    製造方法において、 あらかじめ作られたポツトの半径方向位置を塑
    性加工のため、後で集束溝となるところを成形工
    具にて支持することなく、成形工具に固定し、ま
    た後で集束溝になるところとポツトの開口縁との
    間の範囲においてポツトの周壁を任意の方法の塑
    性加工により、かつ後で集束溝になる範囲を前記
    塑性加工によりポツト内方の空隙に向つて内方へ
    圧縮変形させることを特徴とする、塑性加工によ
    り形成されたオープンエンド紡績ロータの製造方
    法。 7 オープンエンド紡績ロータの集束溝と集束面
    がポツト内方の空隙方向への圧縮による塑性加工
    によつて形成される、特許請求の範囲第6項記載
    の方法。 8 オープンエンド紡績ロータの集束面が、多段
    プレスによるポツトへの塑性加工によつて形成さ
    れる、特許請求の範囲第6項または第7項記載の
    方法。 9 オープンエンド紡績ロータの集束面が、ロー
    ラスピニング加工による塑性加工によつて形成さ
    れる、特許請求の範囲第6項または第7項記載の
    方法。 10 ローラスピニング加工による塑性加工の際
    に半径方向内方に作用する圧力が、常にポツトの
    周壁だけに作用し、この範囲が、加工の際軸線方
    向に動かされる、特許請求の範囲第9項記載の方
    法。 11 ローラスピニング加工による塑性加工部の
    移動が、常にポツトの開口縁から集束溝の方向に
    行われる、特許請求の範囲第10項記載の方法。 12 ローラスピニング加工による塑性加工部移
    動の回数およびその際作用する圧力が、オープン
    エンド紡績ロータに使われる材料に合わせて変化
    する、特許請求の範囲第10項または第11項記
    載の方法。 13 塑性加工した後に紡績ロータが、上縁の余
    分な材料を切落として所望の長さにされる、特許
    請求の範囲第6項ないし第12項の1つに記載の
    方法。 14 塑性加工の際ポツトが締付けにより成形工
    具に固定される、特許請求の範囲第6項ないし第
    13項の1つに記載の方法。 15 ポツトを形成する際、ポツトの底部から穴
    が押抜きされる、特許請求の範囲第6項ないし第
    14項の1つに記載の方法。 16 材料を引延ばしかつ押抜きして、まずポツ
    トを形成し、続いてこのポツトを紡績ロータの最
    終的な形に塑性加工し、この際締付けのため、後
    ででき上つた紡績ロータを支持するために必要な
    ものより小さな直径の穴をポツトの底部から押抜
    きし、また成形後の紡績ロータが、回転軸線を成
    形後の紡績ロータの動バランスが得られる回転慣
    性軸線に移すことによつてバランスをとられ、そ
    の際穴を所望の直径に拡大する、特許請求の範囲
    第6項ないし第15項の1つに記載の方法。 17 材料を引延ばしかつ押抜きして、まずポツ
    トを形成し、続いてこのポツトを紡績ロータの最
    終的な形に塑性加工し、その際材料に被覆を行
    い、かつ続いてポツトが被覆した材料から成形さ
    れる、特許請求の範囲第6項ないし第16項の1
    つに記載の方法。 18 材料を引延ばしかつ押抜きして、まずポツ
    トを形成し、続いてこのポツトを紡績ロータの最
    終的な形に塑性加工し、その際紡績ロータの開口
    縁が補強される、特許請求の範囲第6項ないし第
    17項の1つに記載の方法。 19 紡績ロータの開口縁が外方へのフランジに
    よつて補強される、特許請求の範囲第18項記載
    の方法。 20 少なくともでき上つた紡績ロータの内面
    に、熱処理および/または化学処理が行われる、
    特許請求の範囲第6項ないし第19項の1つに記
    載の方法。 21 でき上つた紡績ロータが、化学的および/
    または電気化学的にばり取りおよび研摩される、
    特許請求の範囲第20項記載の方法。
JP58131132A 1982-07-22 1983-07-20 塑性加工により形成されたオープンエンド紡績ロータおよびこのようなオープンエンド紡績ロータの製造方法 Granted JPS5971418A (ja)

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DE8227479.3 1982-07-22
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