JPH0424409B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0424409B2 JPH0424409B2 JP28062086A JP28062086A JPH0424409B2 JP H0424409 B2 JPH0424409 B2 JP H0424409B2 JP 28062086 A JP28062086 A JP 28062086A JP 28062086 A JP28062086 A JP 28062086A JP H0424409 B2 JPH0424409 B2 JP H0424409B2
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- Japan
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- wire
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- sheep
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 241001494479 Pecora Species 0.000 description 14
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 7
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- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 4
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
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Landscapes
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、たとえば転炉の酸素吹込み設備等に
適用されるランス昇降装置に関する。
適用されるランス昇降装置に関する。
たとえば転炉の酸素吹込み設備においては、通
常、ランスがワイヤによつて懸吊支持されてい
て、このワイヤが巻上機によつて巻上あるいは繰
出されることにより上記ランスが昇降動されるよ
うになつている。また、このランスは集塵フード
にあけられた挿入穴から転炉内に挿入されてお
り、このランスの外周部にはランスが操業位置ま
で下降したとき上記穴を密閉するホールコーンが
取付けられている。
常、ランスがワイヤによつて懸吊支持されてい
て、このワイヤが巻上機によつて巻上あるいは繰
出されることにより上記ランスが昇降動されるよ
うになつている。また、このランスは集塵フード
にあけられた挿入穴から転炉内に挿入されてお
り、このランスの外周部にはランスが操業位置ま
で下降したとき上記穴を密閉するホールコーンが
取付けられている。
しかしながら、転炉内の溶鋼の飛散等によりラ
ンスのホールコーン部分に地金が付着すると、ラ
ンスが地金によつて集塵フードに引掛かり、ワイ
ヤを繰出してもランスが所定位置まで下降しなく
なる。この場合、ワイヤは弛んでいるので、地金
がランスの重量により取れてランスが突然落下す
る虞れがある。
ンスのホールコーン部分に地金が付着すると、ラ
ンスが地金によつて集塵フードに引掛かり、ワイ
ヤを繰出してもランスが所定位置まで下降しなく
なる。この場合、ワイヤは弛んでいるので、地金
がランスの重量により取れてランスが突然落下す
る虞れがある。
本発明は上記事情にもとづいてなされたもの
で、その目的とするところは、ランスの落下を防
止することができるようにしたランス昇降装置を
提供することにある。
で、その目的とするところは、ランスの落下を防
止することができるようにしたランス昇降装置を
提供することにある。
本発明は、上記問題を解決するために、ランス
を懸吊支持する索類を巻上機によつて巻上あるい
は繰出することによりランスを昇降動させるラン
ス昇降装置において、索類の弛みを検出する弛み
検出手段を具備したことを特徴とするものであ
る。
を懸吊支持する索類を巻上機によつて巻上あるい
は繰出することによりランスを昇降動させるラン
ス昇降装置において、索類の弛みを検出する弛み
検出手段を具備したことを特徴とするものであ
る。
ランスが集塵フード等に引掛かると、索類を繰
出してもランスが下降しなくなり、索類が弛む。
そこで、この索類の弛みを検出することにより、
ランスの引掛かりを検出し、ランスの落下を未然
に防止する。
出してもランスが下降しなくなり、索類が弛む。
そこで、この索類の弛みを検出することにより、
ランスの引掛かりを検出し、ランスの落下を未然
に防止する。
以下、本発明の第1の実施例を第1図および第
2図を参照しながら説明する。
2図を参照しながら説明する。
第2図は本発明に係るランス昇降装置を適用し
た転炉の酸素吹込み設備を示すもので、図中2は
溶鋼4を収容する転炉である。この転炉2の上方
には集塵フード6が設けられ、この集塵フード6
には穴8があけられている。そして、この穴8か
らランス10が転炉2内に挿入されている。ま
た、このランス2の外周部にはランス2が操業位
置まで下降したとき上記穴8を密閉するホールコ
ーン12が取付けられている。さらに、このラン
ス10は昇降台車14に取付けられ、この昇降台
車14はガイドレール16に上下自在に支持され
ている。また、この昇降台車14にはワイヤ(索
類)18の一端が連結されており、このワイヤ1
8は、第1図に示すように、中途部がシーブ20
に掛渡され、他端が巻上機22の巻取ドラム24
に連結されている。そして、このワイヤ18が巻
上機22の巻取ドラム24によつて巻上あるいは
繰出されることにより上記ランス10が昇降動さ
れるようになつている。なお、上記ガイドレール
16、シーブ20および巻上機22はランス移動
台車26に取付けられており、このランス移動台
車26がガイドレール28上を走行することによ
りランス10を交換位置まで運搬することができ
るようになつている。
た転炉の酸素吹込み設備を示すもので、図中2は
溶鋼4を収容する転炉である。この転炉2の上方
には集塵フード6が設けられ、この集塵フード6
には穴8があけられている。そして、この穴8か
らランス10が転炉2内に挿入されている。ま
た、このランス2の外周部にはランス2が操業位
置まで下降したとき上記穴8を密閉するホールコ
ーン12が取付けられている。さらに、このラン
ス10は昇降台車14に取付けられ、この昇降台
車14はガイドレール16に上下自在に支持され
ている。また、この昇降台車14にはワイヤ(索
類)18の一端が連結されており、このワイヤ1
8は、第1図に示すように、中途部がシーブ20
に掛渡され、他端が巻上機22の巻取ドラム24
に連結されている。そして、このワイヤ18が巻
上機22の巻取ドラム24によつて巻上あるいは
繰出されることにより上記ランス10が昇降動さ
れるようになつている。なお、上記ガイドレール
16、シーブ20および巻上機22はランス移動
台車26に取付けられており、このランス移動台
車26がガイドレール28上を走行することによ
りランス10を交換位置まで運搬することができ
るようになつている。
さらに、上記ランス移動台車26にはワイヤ8
の弛みを検出する弛み検出スイツチ(弛み検出手
段)28が設けられている。
の弛みを検出する弛み検出スイツチ(弛み検出手
段)28が設けられている。
しかして、ランス10のホールコーン12に地
金が付着しランス10が地金によつて集塵フード
6に引掛かると、ワイヤ18を繰出してもランス
10が下降しなくなり、第1図に仮想線で示すよ
うに、ワイヤ18が弛む。すると、このワイヤ1
8が弛み検出スイツチ28に接触し、このスイツ
チ28を投入する。これによりワイヤ18の弛み
が検出される。したがつて、ランス10の引掛か
りを検出することができるので、ランス10の落
下を未然に防止することができる。
金が付着しランス10が地金によつて集塵フード
6に引掛かると、ワイヤ18を繰出してもランス
10が下降しなくなり、第1図に仮想線で示すよ
うに、ワイヤ18が弛む。すると、このワイヤ1
8が弛み検出スイツチ28に接触し、このスイツ
チ28を投入する。これによりワイヤ18の弛み
が検出される。したがつて、ランス10の引掛か
りを検出することができるので、ランス10の落
下を未然に防止することができる。
次に、本発明の第2の実施例を第3図〜第5図
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第3図中26はランス移動台車であり、この移
動台車26には第1の支軸32とこの第1の支軸
32に対してねじれの関係にある第2の支軸34
とが支持されている。第5図にも示すように、第
1の支軸32には一対の定シープ36a,36b
が、第2の支軸34には定シープ38がそれぞれ
回転自在に取付けられ、これら定シープ36a,
36b,38にはワイヤ(索類)40が掛渡され
ている。すなわち、このワイヤ40は、一端が移
動台車26に固定され、中途部が定シープ36
a,定シープ38および定シープ38bに順次掛
渡され、他端側が移動台車26に設けられた巻上
機22の巻取ドラム24に巻取られるようにあつ
ている。また、定シープ36aと定シープ38と
の間のワイヤ40は動シープ42aに、定シープ
36bと定シープ38との間のワイヤ40は動シ
ープ42bにそれぞれ掛渡されており、これら動
シープ42a,42bは第3の支軸44に取付け
られている。この第3の支軸44には昇降台車1
4がワイヤ(索類)46を介して懸吊支持されて
いる。そして、ワイヤ40が巻取ドラム24によ
つて巻取あるいは繰出されることにより動シープ
42a,42bが昇降動し、これにより昇降台車
14を介してランス10が昇降動されるようにな
つている。
動台車26には第1の支軸32とこの第1の支軸
32に対してねじれの関係にある第2の支軸34
とが支持されている。第5図にも示すように、第
1の支軸32には一対の定シープ36a,36b
が、第2の支軸34には定シープ38がそれぞれ
回転自在に取付けられ、これら定シープ36a,
36b,38にはワイヤ(索類)40が掛渡され
ている。すなわち、このワイヤ40は、一端が移
動台車26に固定され、中途部が定シープ36
a,定シープ38および定シープ38bに順次掛
渡され、他端側が移動台車26に設けられた巻上
機22の巻取ドラム24に巻取られるようにあつ
ている。また、定シープ36aと定シープ38と
の間のワイヤ40は動シープ42aに、定シープ
36bと定シープ38との間のワイヤ40は動シ
ープ42bにそれぞれ掛渡されており、これら動
シープ42a,42bは第3の支軸44に取付け
られている。この第3の支軸44には昇降台車1
4がワイヤ(索類)46を介して懸吊支持されて
いる。そして、ワイヤ40が巻取ドラム24によ
つて巻取あるいは繰出されることにより動シープ
42a,42bが昇降動し、これにより昇降台車
14を介してランス10が昇降動されるようにな
つている。
また、移動台車26には、第4図に示すよう
に、たとえば否みゲージを内蔵した負荷検出器
(弛み検出手段)48が設けられており、この負
荷検出器48は上部から作動部48aが突出して
いる。また、この負荷検出器48の周囲部には上
記作動部48aを押圧する枠体50が配設され、
この枠体50に上記第2の支軸34が取付けられ
ている。
に、たとえば否みゲージを内蔵した負荷検出器
(弛み検出手段)48が設けられており、この負
荷検出器48は上部から作動部48aが突出して
いる。また、この負荷検出器48の周囲部には上
記作動部48aを押圧する枠体50が配設され、
この枠体50に上記第2の支軸34が取付けられ
ている。
しかして、ランス10のホールコーン12に地
金が付着してランス10が集塵フード6に引掛か
ると、ワイヤ40を繰出してもランス10が下降
しなくなり、ワイヤ40が弛む。すると、負荷検
出器48の作動部48aを押圧する押圧力が減少
し、これによりワイヤ40,46の弛みが検出さ
れる。したがつて、ランス10の引掛かりを検出
することができるので、ランス10の落下を未然
に防止することができる。また、ランス10の下
端部に地金が付着すると、ワイヤ40の張力が大
きくなる。すると、負荷検出器48を押圧する押
圧力が大きくなり、これによりランス10に地金
が付着したことが検出される。したがつて、ワイ
ヤ40,46が切断してランス10が落下するの
を未然に防止することができる。
金が付着してランス10が集塵フード6に引掛か
ると、ワイヤ40を繰出してもランス10が下降
しなくなり、ワイヤ40が弛む。すると、負荷検
出器48の作動部48aを押圧する押圧力が減少
し、これによりワイヤ40,46の弛みが検出さ
れる。したがつて、ランス10の引掛かりを検出
することができるので、ランス10の落下を未然
に防止することができる。また、ランス10の下
端部に地金が付着すると、ワイヤ40の張力が大
きくなる。すると、負荷検出器48を押圧する押
圧力が大きくなり、これによりランス10に地金
が付着したことが検出される。したがつて、ワイ
ヤ40,46が切断してランス10が落下するの
を未然に防止することができる。
以上説明したように本発明によれば、ランスを
懸吊支持する索類を巻上機によつて巻上あるいは
繰出することによりランスを昇降動させるランス
昇降装置において、上記索類の弛みを検出する弛
み検出手段を具備したから、ランスの落下を防止
することができる等の優れた効果を奏する。
懸吊支持する索類を巻上機によつて巻上あるいは
繰出することによりランスを昇降動させるランス
昇降装置において、上記索類の弛みを検出する弛
み検出手段を具備したから、ランスの落下を防止
することができる等の優れた効果を奏する。
第1図〜第2図は本発明の第1の実施例を示す
もので、第1図は要部を概略的に示す図、第2図
は酸素吹込み設備を示す図、第3図〜第5図は本
発明の第2の実施例を示すもので、第3図は要部
を示す側面図、第4図は要部を示す正面図、第5
図はワイヤの掛渡し状態を示す斜視図である。 10…ランス、18,40,46…索類(ワイ
ヤ)、22…巻上機、28…弛み検出手段(弛み
検出スイツチ)、48…弛み検出手段(負荷検出
器)。
もので、第1図は要部を概略的に示す図、第2図
は酸素吹込み設備を示す図、第3図〜第5図は本
発明の第2の実施例を示すもので、第3図は要部
を示す側面図、第4図は要部を示す正面図、第5
図はワイヤの掛渡し状態を示す斜視図である。 10…ランス、18,40,46…索類(ワイ
ヤ)、22…巻上機、28…弛み検出手段(弛み
検出スイツチ)、48…弛み検出手段(負荷検出
器)。
Claims (1)
- 1 ランスを懸吊支持する索類を巻上機によつて
巻上あるいは繰出することによりランスを昇降動
させるものにおいて、上記索類の弛みを検出する
弛み検出手段を具備したことを特徴とするランス
昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28062086A JPS63134619A (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | ランス昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28062086A JPS63134619A (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | ランス昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63134619A JPS63134619A (ja) | 1988-06-07 |
JPH0424409B2 true JPH0424409B2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=17627586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28062086A Granted JPS63134619A (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 | ランス昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63134619A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0730667Y2 (ja) * | 1990-01-10 | 1995-07-12 | 日本鋼管株式会社 | 転炉吹錬用ランス装置 |
KR100768316B1 (ko) * | 2001-11-12 | 2007-10-17 | 주식회사 포스코 | 전기로용 카본 인젝션 장치 |
-
1986
- 1986-11-27 JP JP28062086A patent/JPS63134619A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63134619A (ja) | 1988-06-07 |
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