JP2019202832A - ウインチ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クレーンのウインチ装置に対し一般に複数設置されることの多いワイヤロープガイドにワイヤロープ把持機能をも備えることにより、ワイヤロープ切断時のワイヤロープの暴れによる危険を可及的に防止する。【解決手段】 ワイヤロープ5と、当該ワイヤロープ5の一端側が巻き回されるウインチドラムと、前記ワイヤロープ5の他端側に吊り下げられる吊荷用フックと、前記ワイヤロープ5が経由する個所に配置されたワイヤロープガイド11と、を備えたウインチ装置であって、前記ワイヤロープガイド11は前記ワイヤロープ5に張力があるときはワイヤロープガイドとして機能し、前記ワイヤロープガイド11は前記ワイヤロープ5の張力が失われたときはワイヤロープ把持装置として機能する。【選択図】 図3
Description
本発明はクレーンに用いられるウインチ装置に関し、特にワイヤロープ切断時にワイヤロープを把持することでワイヤロープの暴れを抑える機能を備えたウインチ装置に関する。
クレーン構造規格及び移動式クレーン構造規格によって、切断荷重に対し所定の安全率以上となるような条件でワイヤロープを使用することが義務付けられている。
ワイヤロープは荷重が掛かった状態でウインチドラム又はシーブによって曲げられ、また真っ直ぐに曲げ戻される。その際、ワイヤロープを構成する素線同志がこすり合わされ摩擦力によってき裂が発生する。発生したき裂は少しずつ進展し、やがて貫通して素線は切れてしまう。素線が切れると、素線1本あたりの荷重が増えさらに素線は切れやすくなり、素線切れが加速度的に進行する。そのため、前記構造規格において、ワイヤロープの素線の切断及びワイヤロープの直径の減少に対する基準が設けられている。
ところで、ワイヤロープを使用するクレーンの技術分野において、ワイヤロープ切断に伴うジブ等の落下を防止する技術に関する出願が存在する。例えば、「起伏ウインチによりブームを起伏させるようにしたクレーンにおいて、ロープつかみ機構と、ロープ切断検知装置と、を備え、ロープ切断信号によってロープつかみ機構を作動させるブーム落下防止装置。」が提案されている(特許文献1)。
また、「ジブ起伏ロープをジブ起伏ドラムによる巻回し・巻戻しによりジブを上下動するジブ起伏装置において、ロープ負荷検出装置にてロープの切断を検出し、ロープ把持装置を作動させることでジブ落下防止する安全装置。」が提案されている(特許文献2)。特許文献2には、「油圧シリンダの動作によりリンク機構を介してロープ把持装置のボディに遊嵌されたクサビを外側方向から押圧しロープを挟圧固定するロープ把持装置。」の具体的な構成が記載されている。
しかし、特許文献1又は特許文献2に記載された装置は、ワイヤロープ切断時にワイヤロープを把持することでクレーンのブーム又はジブの落下を防止することを目的としており、ワイヤロープそのものの暴れ防止は意図されていない。
そこで本発明は、クレーンのウインチ装置に対して一般に複数設置されることの多いワイヤロープガイドにワイヤロープ把持機能をも備えることにより、ワイヤロープ切断時のワイヤロープの暴れによる危険を可及的に防止することができるウインチ装置を提案する。
第1の発明のウインチ装置は、ワイヤロープと、当該ワイヤロープの一端側が巻き回されるウインチドラムと、前記ワイヤロープの他端側に吊り下げられる吊荷用フックと、前記ワイヤロープが経由する個所に配置されるワイヤロープガイドと、を備えたウインチ装置であって、前記ワイヤロープガイドは、前記ワイヤロープに張力があるときはワイヤロープガイドとして機能し、前記ワイヤロープガイドは、前記ワイヤロープの張力が失われたときはワイヤロープ把持装置として機能することを特徴とする。
第1の発明のウインチ装置は、ワイヤロープが切断して張力が失われるとワイヤロープガイドによってワイヤロープが把持されるので、ワイヤロープの暴れを防止することができる。
第2の発明のウインチ装置は、前記ワイヤロープガイドは、前記ワイヤロープをガイドするガイドシーブと、当該ガイドシーブを回転自在かつスライド自在に支持する支持ブラケットと、当該支持ブラケットに取り付けられるブレーキパッドと、前記ワイヤロープが前記ブレーキパッドに対し押圧されるよう付勢する付勢手段と、を備え、前記ワイヤロープ張力があるときは前記ワイヤロープが前記ブレーキパッドに対し押圧されず、前記ワイヤロープ張力が失われたときは前記付勢手段によって前記ワイヤロープが前記ブレーキパッドに押圧されることを特徴とする。
第2の発明のウインチ装置は、ガイドシーブがスライドしワイヤロープがブレーキパッドに押圧される簡単な機構を備えたワイヤロープガイドによって、切断時のワイヤロープの暴れを防止することができる。
ワイヤロープ切断時にはワイヤロープガイドがワイヤロープ把持装置としても機能するので、ワイヤロープ切断時のワイヤロープの暴れによる危険を防止することができる。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係るウインチ装置1が搭載されたクレーン車2の全体図である。クレーン車2は、アウトリガ3を接地し伸縮ブーム4を起仰及び伸長したクレーン作業姿勢となっている。クレーン車2にはウインチ装置1が搭載されている。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るウインチ装置1が搭載されたクレーン車2の全体図である。クレーン車2は、アウトリガ3を接地し伸縮ブーム4を起仰及び伸長したクレーン作業姿勢となっている。クレーン車2にはウインチ装置1が搭載されている。
クレーン車2のウインチ装置1は、ワイヤロープ5と、ワイヤロープ5の一端側が巻き回されるウインチドラム6と、ワイヤロープ5の他端側に吊り下げられる吊荷用フック7とを備えている。吊荷用フック7には吊荷8が吊下げられている。ウインチドラム6から繰り出されたワイヤロープ5は、伸縮ブーム4の上面を経由してブームヘッド10へとつながっている。さらに、ブームヘッド10と吊荷用フック7との間でワイヤロープ5は、掛け回されている。
伸縮ブーム4を構成するベースブーム12の先端部には、本発明の実施の形態に係るワイヤロープガイド11が配置されている。図1に示した実施の形態では、ワイヤロープガイド11をベースブーム12の先端部に配置した例を示しているが、ワイヤロープガイド11は、ワイヤロープ5が経由する個所であればどこに配置しても良い。また、配置するワイヤロープガイド11の個数は複数であることが好ましい。
図2は、伸縮ブーム4に配置されたワイヤロープガイド11の詳細図である。ワイヤロープガイド11は、ワイヤロープ5をガイドするガイドシーブ13を有している。ガイドシーブ13の軸14は支持ブラケット15の長穴16に嵌合されている。支持ブラケット15に対し長穴16の長辺は、図2に示した方向17に沿って形成されている。そのため、ガイドシーブ13は、支持ブラケット15によって回転自在かつ矢印17の方向にスライド自在に支持されている。支持ブラケット15は、ベースブーム12の上面18に溶接付けされている。
ワイヤロープガイド11を中心としてベースブーム12の長手方向にほぼ等距離の位置に2つのガイドローラ20が配置されている。ガイドローラ20は、サポート21によって回転自在に支持されている。サポート21は、ベースブーム12の上面18に溶接付けされている。
図2に示すように、ワイヤロープ5はガイドシーブ13と2つのガイドローラ20とによってガイドシーブ13の部分で方向17に凸になるようガイドされている。そのため、ワイヤロープの張力をTとすると、図2中に示したベクトル図22に示すように、張力Tによる合力Fは方向17の反対向きに作用する。すなわち、ガイドシーブ13は合力Fによってベースブーム12に向け押し付けられている。なお、ワイヤロープガイド11の設置場所によっては、ガイドローラ20をガイドシーブ13の両側に設置する必要がない場合がある。すなわち、ワイヤロープガイド11が設置される場所のワイヤロープ5の形状によって十分な合力Fが発生する場合は、ガイドローラ20をガイドシーブ13のどちらか一方に配置しても良いし、無くても良い。
図3は図2のA矢視図であって、ワイヤロープガイド11をブーム12の長手方向に向かって見た図である。支持ブラケット15は、板材がU字形状に折り曲げて形成されたU字状部材30と基台部材31とが溶接されて構成されている。U字状部材30の長穴16には軸14が嵌合されている。軸14の中央部ではガイドシーブ13が図示しないころがり軸受を介して回転自在に支持されている。軸14と基台部材31との間には、ガイドシーブ13を挟んで一対の圧縮コイルばね33が介装されている。圧縮コイルばね33によって軸14は、方向17に付勢されている。
ガイドシーブ13の溝32にはワイヤロープ5が掛けられている。ワイヤロープ5の上方であって、U字状部材30の下面には、ブレーキパッド34が下向きに取り付けられている。ブレーキパッド34には、ワイヤロープ5の形状に沿うように凹部35が設けられている。
以上、その構成を説明した第1の実施の形態に係るガイドシーブ11の作用を以下説明する。
図1に示したような、ワイヤロープ5が正常な状態では、吊荷用フック7の重量、ワイヤロープ5自身の重量、及び吊荷8の重量によってワイヤロープ5には張力Tが発生している。そして、図2のベクトル図22に示す張力Tの合力Fによって、図3に示した圧縮コイルばね33は押し縮められている。このとき、U字状部材30の長穴16の下端に軸14は接触している。なお、ワイヤロープ5の張力Tは吊荷8の重量によって大幅に変化するが、吊荷8が無い状態(無負荷時)でも、吊荷用フック7の重量とワイヤロープ5自身の重量によって、図3に示した状態となるように、圧縮コイルばね33のばね特性が設定されている。
ワイヤロープ5が正常な状態では、図3に示すように、ワイヤロープ5とブレーキパッド34との間には隙間があるため、ワイヤロープ5はガイドシーブ13にガイドされながら自由にワイヤロープガイド11を行き来する。
ワイヤロープ5が切断したとき、図2のベクトル図22に示す張力Tが一瞬にしてゼロになり合力Fもゼロとなる。そのため、図3に示すガイドシーブ13は圧縮コイルばね33の付勢力により方向17に向かって移動する。
図4は、ワイヤロープ5が切断したときのワイヤロープガイド11によるワイヤロープ5の把持状態を示す図である。圧縮コイルばね33の付勢力によって、軸14は支持ブラケット15の長穴16の長手方向である、方向17に向かって移動している。このとき、ガイドシーブ13の溝32とブレーキパッド34とによってワイヤロープ5が挟み込まれている。
このように、第1の実施の形態に係るウインチ装置1は、ワイヤロープ5が切断して張力Tが失われるとワイヤロープガイド11によってワイヤロープ5が把持されるので、ワイヤロープ5の暴れを防止することができる。すなわち、第1の実施の形態に係るウインチ装置1は、ガイドシーブ13がスライドしワイヤロープ5がブレーキパッド34に押圧されるという簡単な機構を備えたワイヤロープガイド11によって、切断時のワイヤロープ5の暴れを防止することができる。なお、第1の実施の形態では、ワイヤロープ5を方向17(図2参照)に挟み込む例を説明したが、ワイヤロープ5を中心とするガイドシーブ13とガイドローラ20との位置を図2とは逆に配置することにより、方向17の反対方向(ベースブーム12方向)にワイヤロープ5を挟む込むことも可能である。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るウインチ装置に使用されるワイヤロープガイド41の模式図である。ワイヤロープガイド41は、ワイヤロープ5の張力を検出する張力検出部36、ワイヤロープ5を把持する把持部37、および張力検出部36と把持部37とを関連付けるリンク機構部38とから構成される。ウインチ装置のその他の構成は、図1に示したウインチ装置1と同じであるのでその詳細な説明を省略する。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るウインチ装置に使用されるワイヤロープガイド41の模式図である。ワイヤロープガイド41は、ワイヤロープ5の張力を検出する張力検出部36、ワイヤロープ5を把持する把持部37、および張力検出部36と把持部37とを関連付けるリンク機構部38とから構成される。ウインチ装置のその他の構成は、図1に示したウインチ装置1と同じであるのでその詳細な説明を省略する。
張力検出部36では、ガイドシーブ42はスライド機構43によって回転・スライド自在に支持されている。スライド機構43は、内筒44が外筒45に対してスライド自在に構成されている。ガイドシーブ42は、内筒44の先端部46にピン47によって回転自在に連結されている。外筒45の内部には圧縮コイルばね50が内装されており、内筒44は圧縮コイルばね50によって付勢されている。スライド機構43によって、ガイドシーブ42は、方向51に付勢される。
ワイヤロープ5長手方向にガイドシーブ42から同じ距離離れて、一対のガイドローラ52が配置されている。ガイドローラ52はサポート53によって回転自在に支持されている。図5に示されるように、ガイドローラ52はワイヤロープ5を挟んでガイドシーブ42の反対側に配置されている。また、図5に示すワイヤロープ5は張力Tを有するため、直線状態となっており、この時、ガイドシーブ42と2つのガイドローラ52は全てが同時にワイヤロープ5に接触するように配置されている。なお、ワイヤロープガイド41の設置場所によっては、ガイドローラ52をガイドシーブ42の両側に設置する必要がない場合がある。すなわち、ワイヤロープガイド41が設置される個所のワイヤロープ5の形状によって張力Tによる圧縮コイルバネ50を圧縮する十分な力が発生する場合は、ガイドローラ52をガイドシーブ42のどちらか一方に配置しても良いし、無くても良い。
把持部37では、ブレーキパッド60と押圧材61とがワイヤロープ5を間に挟んで対向して配置されている。押圧材61は、スライド機構62によってスライド自在に支持されている。スライド機構62は、内筒63が外筒64に対してスライド自在に構成されている。内筒63と押圧材61は一体となって構成されている。
リンク機構部38は、第1リンク70と第2リンク71とから構成されている。第1リンク70は、第1支点72によって搖動自在に支持されている。第2リンク71は、第2支点73によって搖動自在に支持されている。第1リンク70の一端に設けられた長穴74は、張力検出部36の内筒44に設けられたピン75と回転・スライド自在に連結されている。第1リンク70の他端に設けられた長穴76は、第2リンク71の一端に設けられたピン77と回転・スライド自在に連結されている。第2リンク71の他端に設けられた長穴80は、把持部37の内筒63に設けられたピン81と回転・スライド自在に連結されている。なお、第2の実施の形態ではリンク機構部38のリンクの数が2つの場合を説明するが、リンクの数は2つ以外であってもよい。すなわち、張力検出部36と把持部37とを関連付けるものであれば、リンクの数はいくつであっても良い。
図5に示した第2の実施の形態に係るワイヤロープガイド41の作用は、以下の通りである。
図5は、ワイヤロープ5に張力Tがあるときのワイヤロープガイド41の状態を示している。張力Tによりワイヤロープ5が一直線になっている。このとき、把持部37ではブレーキパッド60と押圧材61との間は広がっており、把持部37はワイヤロープ5を把持していない。そのため、ワイヤロープ5は、張力検出部36のガイドシーブ42とガイドローラ52とにガイドされ、ワイヤロープガイド41を自由に移動する。
図6は、ワイヤロープ5が切断し、ワイヤロープ5の張力Tが無くなったときのワイヤロープガイド41の状態を示している。張力検出部36では、圧縮コイルばね50の付勢力を受けたガイドシーブ42に押され、ワイヤロープ5がガイドローラ52との間で方向51に凸形状に曲げられる。そのため、スライド機構43の内筒44が、方向51に移動する。
次に、第1リンク70が第1支点72を中心に82方向に搖動する。さらに、第2リンク71が第2支点73を中心に83方向に搖動する。すると、把持部37の内筒63が方向51にスライドし、押圧材61がワイヤロープ5をブレーキパッド60に押し付ける。これにより、ワイヤロープ5は把持部37により把持される。リンク機構部38のリンク比の設定の仕方により、圧縮コイルばね50の付勢力による把持部37での把持力を大きくすることが可能である。
このように、第2の実施の形態に係るワイヤロープガイド41によれば、ワイヤロープガイド41におけるワイヤロープ5の把持力を大きくすることが可能である。したがって、ワイヤロープ5の暴れを防止するだけでなく、図1に示す吊荷8の落下を防止することも可能となる。なお、第2の実施の形態では、ワイヤロープ5を方向51(図6参照)に挟み込む例を説明したが、ワイヤロープ5を中心とする張力検出部36、把持部37およびリンク機構部38の位置を逆に配置することにより、方向51の反対方向にワイヤロープ5を挟み込むことも可能である。
なお、第2の実施の形態に係るワイヤロープガイド41においては、リンク機構部38に代えて電気を介する構成にすることも可能である。例えば、張力検出部36におけるガイドシーブの位置をセンサーにより電気的に検出すると共に、把持部37の把持をソレノイドにより電気的にコントロールするようにしても良い。その場合は、ワイヤロープ5の張力が無くなった時にワイヤロープ5を把持するよう、張力検出部36から出される電気信号により把持部37が駆動される。
本発明に係るウインチ装置のワイヤロープガイドは、システムとして独立しているので、既存のウインチ装置に後から取り付けることも可能である。また、本発明に係るワイヤロープガイドは、ウインチ装置以外のワイヤロープを使用する装置にも適用可能である。例えば、ブーム伸縮にワイヤロープを用いたブーム伸縮用ワイヤロープについても同様に適用することができる。その場合には、ブーム伸縮用ワイヤロープ切断時における意図しないブームの縮小を防止することが可能となる。
1: ウインチ装置
5:ワイヤロープ
6:ウインチドラム
7:吊荷用フック
11:ワイヤロープガイド
13:ガイドシーブ
15:支持ブラケット
34:ブレーキパッド
40:ウインチ装置
41:ワイヤロープガイド
42:ガイドシーブ
5:ワイヤロープ
6:ウインチドラム
7:吊荷用フック
11:ワイヤロープガイド
13:ガイドシーブ
15:支持ブラケット
34:ブレーキパッド
40:ウインチ装置
41:ワイヤロープガイド
42:ガイドシーブ
Claims (2)
- ワイヤロープと、
当該ワイヤロープの一端側が巻き回されるウインチドラムと、
前記ワイヤロープの他端側に吊り下げられる吊荷用フックと、
前記ワイヤロープが経由する個所に配置されるワイヤロープガイドと、を備えたウインチ装置であって、
前記ワイヤロープガイドは、前記ワイヤロープに張力があるときはワイヤロープガイドとして機能し、
前記ワイヤロープガイドは、前記ワイヤロープの張力が失われたときはワイヤロープ把持装置として機能することを特徴とするウインチ装置。 - 前記ワイヤロープガイドは、
前記ワイヤロープをガイドするガイドシーブと、
当該ガイドシーブを回転自在かつスライド自在に支持する支持ブラケットと、
当該支持ブラケットに取り付けられるブレーキパッドと、
前記ワイヤロープが前記ブレーキパッドに対し押圧されるよう付勢する付勢手段と、
を備え、
前記ワイヤロープ張力があるときは前記ワイヤロープが前記ブレーキパッドに対し押圧されず、前記ワイヤロープ張力が失われたときは前記付勢手段によって前記ワイヤロープが前記ブレーキパッドに押圧されることを特徴とする、請求項1に記載されたウインチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018097016A JP2019202832A (ja) | 2018-05-21 | 2018-05-21 | ウインチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018097016A JP2019202832A (ja) | 2018-05-21 | 2018-05-21 | ウインチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019202832A true JP2019202832A (ja) | 2019-11-28 |
Family
ID=68726068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018097016A Pending JP2019202832A (ja) | 2018-05-21 | 2018-05-21 | ウインチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019202832A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112938769A (zh) * | 2021-02-04 | 2021-06-11 | 永富建工集团有限公司 | 一种塔式起重机钢丝绳磨损程度安全检测设备及其方法 |
-
2018
- 2018-05-21 JP JP2018097016A patent/JP2019202832A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN112938769A (zh) * | 2021-02-04 | 2021-06-11 | 永富建工集团有限公司 | 一种塔式起重机钢丝绳磨损程度安全检测设备及其方法 |
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