JPH0424331Y2 - - Google Patents

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JPH0424331Y2
JPH0424331Y2 JP3748287U JP3748287U JPH0424331Y2 JP H0424331 Y2 JPH0424331 Y2 JP H0424331Y2 JP 3748287 U JP3748287 U JP 3748287U JP 3748287 U JP3748287 U JP 3748287U JP H0424331 Y2 JPH0424331 Y2 JP H0424331Y2
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JP
Japan
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casing
fan
air
outlet
compressor
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JP3748287U
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JPS63144524U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、セパレート形空気調和装置の室外ユ
ニツトに関し、特に、ケーシング内におけるフア
ン等の配置構造に係るものである。
(従来の技術) 従来より、セパレート形空気調和装置における
室外ユニツトは種々提案されており、例えば、実
開昭60−155868号公報に開示されているように、
偏平直方体の薄形ケーシング内が仕切板によつて
仕切られて、薄幅の両側面及び前面に対面する熱
交換器室と背面に対面する圧縮機室とに区画さ
れ、該熱交換器室における両側面が吸込口に形成
され、かつ該吸込口に近接して熱交換器が配置さ
れると共に、前面が吹出口に形成され、かつ吹出
口に近接してフアンが配置される一方、上記圧縮
機室には圧縮機が配置されて構成されているもの
がある。
そして、上記室外ユニツトはベランダ等の天井
に吊下支持され、上記フアンによつて外気を吸込
口より吸込み、熱交換器で熱交換した後、吹出口
より吹出すようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した室外ユニツトにおいて、従来、フアン
にはプロペラフアンが用いられて吹出口に近接配
置されているため、フアンの駆動音が直接外部に
放出され、騒音が大きいという欠点があつた。
そこで、上記フアンを吹出口より離隔して配置
することも考えられるが、該フアンの後方には圧
縮機を配置しているので、ユニツト全体が大型化
することになり、特に、高層住宅におけるベラン
ダに吊下しようとすると、該ベランダの天井面積
が限られているため、該ベランダに取付けられな
いという別の問題が生じることになる。
そこで、また、上記圧縮機をフアンの前方等に
配置することも考えられるが、該圧縮機が送風抵
抗になるという問題がある。
本考案は、斯かる点に鑑み、2台の遠心フアン
をケーシングの吹出口より離隔して配置すると共
に、圧縮機を上記フアンの前方で且つ送風路外に
配置することにより、送風抵抗が生じることなく
低騒音化を図ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案が講じた手
段は、第1図に示すように、ケーシング2の背面
に吸込口21が、前面下部に吹出口22がそれぞ
れ開設されている。そして、上記ケーシング2内
には熱交換器3が上記吸込口21に近接して配置
されている。更に、上記ケーシング2内には熱交
換器3の前方に2台の遠心フアン4が該フアン4
の吐出口42を上記吹出口22に所定間隔を存し
て対面させて、横方向に並列に配置されており、
該フアン4の吐出口42と上記ケーシング2の吹
出口22との間が送風路6に形成されている。加
えて、上記ケーシング2内の前部には圧縮機7が
上記両フアン4間の前方で且つ送風路6の上方に
配置された構成としている。
(作用) 上記構成により、本考案では、フアン4の回転
により外気がケーシング2背面の吸込口21より
吸込まれ、熱交換器3で熱交換された後、フアン
4内を通り、該フアン4の吐出口42から送風路
6を通つて吹出口22より外部に放出される。
この駆動中において、上記フアン4の吐出口4
2はケーシング2の吹出口22より離隔している
ので、フアン6の駆動音が直接外部に放出される
ことがないので、低騒音化を図ることができる。
また、送風路6内に圧縮機7が突出しないので、
障害物がなく、送風抵抗が生じることがないか
ら、送風音を小さくすることができる。
更に、上記送風路6の上部空間に圧縮機7を配
置するので、ユニツト全体を小型にすることがで
き、ベランダの天井等に吊下する天井吊下型に適
した形状とすることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図〜第3図に示すように、1はセパレート
型のヒートポンプ式空気調和装置における室外ユ
ニツトであつて、ベランダの天井等に吊下支持さ
れる天井吊下下型に構成されている。
該室外ユニツト1のケーシング2は横長で偏平
な薄形直方体に形成されており、該ケーシング2
の背面が吸込口21に形成されている。更に、上
記ケーシング2における前面下部の隅角部は斜め
に切欠かれて吹出口22に形成され、該吹出口2
2は金網等の保護材23で覆われており、外気を
上記吸込口21より吸込み、吹出口22より放出
している。
一方、上記ケーシング2内には、熱交換器3が
上記吸込口21に近接して配設されており、上記
吸込口21より吸込ンダ外気と熱交換している。
また、上記ケーシング2内には、2台の両軸遠心
フアン4,4が横方向に並列に配置されており、
該フアン4はケーシング2の各側板並びに両フア
ン4,4間に所定間隔を存して設置され、両フア
ン4,4間にモータ5が支持材51を介して配置
され、上記フアン4の回転軸41がモータ5に連
結されている。更に、上記フアン4は熱交換器4
に近接してケーシング2内のやや奥部に設けられ
てケーシング2の前面との間に空間が形成される
と共に、、該フアン4の吐出口42が前方に向つ
てやや斜め下方に開口されている。そして、該吐
出口42は上記ケーシング2の吹出口22に所定
間隔を存して対面し、該吐出口42と吹出口22
との間が送風路6に形成されている。
上記ケーシング2内において、フアン4前方の
空間には中央に圧縮機7が配置されると共に、両
側部にアキユムレータ81及び電気制御関係の部
品ボツクス82などが配置されている。該圧縮機
7は横置型の圧縮機で、上記両フアン4,4間の
前方に位置すると共に、上記送風路6の上方に位
置するように支持材71を介して設けられてい
る。また、上記アキユムレータ81は送風路6の
側方に、部品ボツクス82は送風路6の側方上部
にそれぞれ配置され、上記圧縮機7を始めアキユ
ムレータ81,部品ボツクス82等が送風路6内
に突出しないように配置されている。
尚、図示しないが、上記熱交換器3、圧縮機7
及びアキユムレータ81は配管系統を介して接続
されており、該配管系統もケーシング2内の上部
に設けられて送風路6に突出しないように配設さ
れている。
次に、上記室外ユニツト1の設置側を第4図に
基づいて説明すると、9は高層住宅におけるベラ
ンダであつて、該住宅の壁材91よりベランダ9
の天井材92が突出し、該天井材92の先端に外
縁材93が下方に連接されている。そして、上記
天井材92に室外ユニツト1が図示しない支持金
具を介して吊下されており、該室外ユニツト1は
前面を上記外縁材93に近接して背面の吸込口2
1と壁材91間に間隙が形成されると共に、吹出
口22が外縁材93の下方に開口するように設置
されている。
従つて、上記室外ユニツト1におけるモータ5
を駆動してフアン4,4を回転すると、第4図矢
符に示すように、外気がケーシング2背面の吸込
口21よりケーシング2内に吸込まれ、熱交換器
3で熱交換される。そして、この熱交換された外
気フアン4,4内を通り、外フアン4,4の吐出
口42,42から送風路6,6を通つてケーシン
グ2の吹出口22より外部に放出されることにな
る。
この駆動時において、フアン4をケーシング2
の奥部に配置し、吐出口42をケーシング2の吹
出口22より送風路6を介して離隔しているの
で、フアン4の駆動音が直接外部に放出されるこ
とが少なく、低騒音化を図ることができる。
また、圧縮機7等が送風路6に突出しないよう
に配置しているため、障害物がなく、送風抵抗が
小さくなり、送風損失を低減することができると
共に、送風音を小さくすることができるので、上
記騒動音の放出低減と相俟つてより低騒音化を図
ることができる。
更に、上記送風路6を形成することにより生ず
るフアン4前方の空間に圧縮機7等を配置するか
ら、各部品を効率よく配置でき、ユニツト全体を
小型にすることができ、天井吊下型としてベラン
ダ9の天井に取付けることができる。
(考案の効果) 以上のように、本考案の室外ユニツトによれ
ば、ケーシング内に2台の遠心フアンを並設する
と共に、該フアンとケーシングの吹出口を離隔し
て送風路を形成し、外送風路の上方に圧縮機を配
置するようにしたために、上記フアンの騒動音が
直接外部に放出されないので、低騒音化を図るこ
とができる。また、上記送風路に圧縮機等の障害
物がないので、送風抵抗がなく、送風音を小さく
することができ、上記騒動音の低放出と共により
低騒音化を図ることができる。
更に、圧縮機は送風路の形成により生じた上部
空間に配置されるから、ユニツト全体を小型にす
ることができ、天井吊下型に適して形状とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は室外
ユニツト内の概略平面図、第2図は同概略側面
図、第3図は同概略斜視図である。第4図は室外
ユニツトの設置状態を示す概略側面図である。 1……室外ユニツト、2……ケーシング、3…
…熱交換器、4……遠心フアン、5……モータ、
6……送風路、7……圧縮機、9……ベランダ、
21……吸込口、22……吹出口、42……吹出
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング2の背面に吸込口21が、前面下部
    に吹出口22がそれぞれ開設され、該ケーシング
    2内には、熱交換器3が上記吸込口21に近接し
    て配置されると共に、該熱交換器3の前方に2台
    の遠心フアン4が該フアン4の吐出口42を上記
    吹出口22に所定間隔を存して対面させた状態で
    横方向に並列に配置され、該フアン4の吐出口4
    2と上記ケーシング2の吹出口22との間が送風
    路6に形成され、更に、上記ケーシング2内の前
    部には上記両フアン4間の前方で且つ送風路6の
    上方に圧縮機7が配置されていることを特徴とす
    る室外ユニツト。
JP3748287U 1987-03-14 1987-03-14 Expired JPH0424331Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3748287U JPH0424331Y2 (ja) 1987-03-14 1987-03-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3748287U JPH0424331Y2 (ja) 1987-03-14 1987-03-14

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Publication Number Publication Date
JPS63144524U JPS63144524U (ja) 1988-09-22
JPH0424331Y2 true JPH0424331Y2 (ja) 1992-06-09

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ID=30848844

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JP3748287U Expired JPH0424331Y2 (ja) 1987-03-14 1987-03-14

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JP5097576B2 (ja) * 2008-02-29 2012-12-12 日立アプライアンス株式会社 屋内埋込型熱源機及び空気調和機
JP5103251B2 (ja) * 2008-04-08 2012-12-19 日立アプライアンス株式会社 天井埋め込み型熱源機及び空気調和機
JP5583495B2 (ja) * 2010-06-30 2014-09-03 三洋電機株式会社 空気調和装置の室外ユニット
JP5583496B2 (ja) * 2010-06-30 2014-09-03 三洋電機株式会社 空気調和装置の室外ユニット
WO2024122026A1 (ja) * 2022-12-08 2024-06-13 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置の室外機

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