JPH0960915A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0960915A
JPH0960915A JP7213496A JP21349695A JPH0960915A JP H0960915 A JPH0960915 A JP H0960915A JP 7213496 A JP7213496 A JP 7213496A JP 21349695 A JP21349695 A JP 21349695A JP H0960915 A JPH0960915 A JP H0960915A
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air conditioner
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Shoichi Suda
正一 須田
Kazuo Abe
一雄 阿部
Kazuhiro Higano
和広 日向野
Masazumi Makino
正純 牧野
Kazunori Fukushima
和紀 福嶋
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールパッキン等を用いることなく、第一の
断熱材と第二の断熱材間の風の漏れを防止することので
きる空気調和装置を提供する。 【解決手段】 空気調和機のユニット本体22に切除可
能な栓体100を設け、この栓体に相当する部分を開口
した第一の断熱材103を、ユニット本体の内面に配置
し、第一の断熱材103の開口104には第一の断熱材
とは別部材の第二の断熱材105を嵌合した空気調和装
置において、第一の断熱材103の開口104はユニッ
ト本体22側が広がるように形成されているものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット本体の側
面に切除自在な栓体を備え、この栓体を切除した後に開
口するユニット本体の側面に、オプション部品としての
加湿器やダクトフランジなどを装着可能にした空気調和
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、室内側熱交換器、ファン、ファ
ンモータなどを収納する天井埋込型空気調和機のユニッ
ト本体に切除可能な栓体を設け、この栓体を除去した後
の前記ユニット本体の開口には、オプション部品として
の加湿器やダクトフランジなどを装着可能にした空気調
和装置は知られている。
【0003】この種のものでは、ユニット本体の内面に
発泡スチロール断熱材を配置するのが一般的であるが、
この断熱材を配置するに際しては、まず、ユニット本体
の栓体に相当する部分を略矩形状に開口した第一の断熱
材を、ユニット本体の内面に配置し、この第一の断熱材
の開口の周囲に、シールのためのパッキンを介装し、こ
のパッキンの内側に当該第一の断熱材とは別部材の略矩
形状に形成した第二の断熱材を、取外し自在に嵌合する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シール
パッキン等を用いた従来のものでは、部品点数が多くな
り、しかもユニット本体に開口を形成する際に、その開
口に、シールパッキンが残存し、それを取り除くのが厄
介になるなどの問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、シールパッキン等を用い
ることなく、第一の断熱材と第二の断熱材間の漏れを防
止することのできる空気調和装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、空気調和機のユニット本体に切除可能な栓体を設
け、この栓体に相当する部分を開口した第一の断熱材
を、前記ユニット本体の内面に配置し、前記第一の断熱
材の前記開口には前記第一の断熱材とは別部材の第二の
断熱材を嵌合した空気調和装置において、前記第一の断
熱材の開口は前記ユニット本体側が広がるように形成さ
れているものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、室内側熱交換
器、ファン、ファンモータなどを収納する天井埋込型空
気調和機のユニット本体に切除可能な栓体を設け、この
栓体を除去した後の前記ユニット本体の開口には、オプ
ション部品としての加湿器やダクトフランジなどを装着
可能にした空気調和装置において、前記ユニット本体側
が広がるように前記栓体に相当する部分を開口した第一
の断熱材を、前記ユニット本体の内面に配置し、前記第
一の断熱材の開口には、前記第一の断熱材とは別部材の
前記ユニット本体側が広がる第二の断熱材を嵌合したも
のである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のものにおいて、前記ユニット本体側が広がる前
記第一の断熱材の開口は、広口側から狭口側に向かう途
中に段部が形成されているものである。
【0009】これらの発明によれば、栓体を除去し、第
一の断熱材の開口から第二の断熱材を取り外すだけで、
オプション部品を装着できる。すなわち、従来のものに
比べ、シールパッキンの除去なる作業は不要になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付図面に従って説明する。図1は、本発明の空気調和装
置の一実施の形態の平面図であり、図2はこの空気調和
装置の断面図である。図2に示すように、この空気調和
装置は、建屋40の天井空間11内に吊り下げて固定さ
れる天井埋込型の空気調和機10と、エアフィルタ20
とを有している。空気調和機10の化粧パネル14の中
央には吸込口16が開口し、そこには吸込グリル52が
設けられている。化粧パネル14の吸込口16の四方周
囲位置には合計4つの吹出口18が開口している。
【0011】空気調和機10のユニット本体22には、
図1に示すように、ファンモータ24、ターボファン2
6、仕切板28、ドレンポンプ30、ドレン排水口3
2、冷媒配管34、運転制御用の電装箱36、ほぼ矩形
状に曲げられた熱交換器38などが設けられている。そ
して、ファン26が回転駆動されると、空気が吸込口1
6から吸い込まれ、熱交換器38に送られ、この熱交換
器38で熱交換した後、空気調和された空気は、吹出口
18から室内Rに吹き出される。なお、熱交換器38に
は冷媒配管34がつながれ、該熱交換器38には冷媒配
管34を通じて図示しない室外機から冷媒が供給されて
いる。建屋40からは4本のボルト42が垂直下方に設
定され、これらのボルト42は、ユニット本体22に固
定された吊り金具44に連結されている。
【0012】図1のユニット本体22内のファンモータ
24を作動すると、ターボファン26が回転するので、
室内Rの空気は図2の吸込口16から吸い込まれて電気
集塵機20で清浄化され、熱交換器38に送られ、この
熱交換器38で熱交換された後に、4か所の吹出口18
から室内Rに吹き出される。
【0013】このような空気調和装置においては、オプ
ション部品としての加湿器やダクトフランジなどが準備
され、これらの機器類は、必要に応じてユニット本体2
2の側面にオプションで装着可能になっている。
【0014】ユニット本体22の側面には、図3に示す
ように、切除可能な栓体100が設けられる。すなわ
ち、ユニット本体22には切り込みが設けられ、この切
り込みに沿ってニッパ、金ノコなどで切断すると、この
ユニット本体22から栓体100が切除される。この栓
体100を切除した後にはオプション部品としてダクト
フランジ101がビス止めされる。
【0015】このダクトフランジ101にはホース(図
示せず)がつながれ、このホースは吸込み、或いは吹出
しに用いられる。
【0016】ユニット本体22の内面には、図4に示す
ように、発泡スチロール製の第一の断熱材103が配置
され、この第一の断熱材103における栓体100に相
当する部分には開口104が形成されており、この開口
104はユニット本体22側(外側)が広がるように形
成される。開口104の広口側104aから狭口側10
4bに向かう途中には段部104cが形成されている。
この段部104cを有する第一の断熱材103の開口1
04には、第一の断熱材103とは別部材の同じく発泡
スチロール製の第二の断熱材105が嵌合される。この
第二の断熱材105は、第一の断熱材103の開口10
4にぴったりと装着されており、栓体100を切除した
後には、第一の断熱材103の開口104から第二の断
熱材105を簡単に取り除くことができるようになって
いる。
【0017】この実施の形態によれば、第一の断熱材1
03の開口104の内周と第二の断熱材105の外周と
がぴったりと密着し、しかも密着する面積は従来のもの
と比べると広くなるので、シールのためのパッキンは不
要になる。そのために、開口104をあけるときに、パ
ッキンが開口104の内周に残存することはなくなり、
パッキンを取り除くといった厄介な作業は省略される。
【0018】図5は加湿器を取付けた状態を示す。ユニ
ット本体22の栓体100は、上述したように、ニッ
パ、金ノコなどで切断・除去され、それと同時に、第一
の断熱材103の開口104から第二の断熱材105が
除去される。そこに加湿器107がユニット本体22の
内側から取付けられる。これによれば、栓体100及び
第二の断熱材105の除去が簡単に行なわれるので、オ
プションの取付作業は簡単である。
【0019】図6は横長のユニット本体22を示してい
る。図3の真四角のユニット本体22の場合には、隣合
う側面にそれぞれ二つづつ栓体100が設けられている
が、この実施の形態によれば、対向する面にそれぞれ二
つづつ栓体100が設けられている。これらはいわば四
方向カセットのユニット本体22における実施の形態で
あるが、これに限定されるものではなく、図7に示すよ
うに、二方向カセットのユニット本体22にもこれを適
用することができる。
【0020】また、図8に示すように、いわゆるビルト
インカセットのユニット本体22にも適用することがで
きることはいうまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ユニット本体側が広がるように栓体に相当する部分
を開口した第一の断熱材を、ユニット本体の内面に配置
し、第一の断熱材の開口には、第一の断熱材とは別部材
のユニット本体側が広がる第二の断熱材を嵌合したの
で、従来のようなシールパッキンが不要になり、オプシ
ョン部品取付けのための作業が簡素化されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和装置の実施の形態を示す底面
図である。
【図2】図1の空気調和装置の断面図である。
【図3】ユニット本体の斜視図である。
【図4】ユニット本体の断面図である。
【図5】空気調和装置の断面図である。
【図6】ユニット本体の斜視図である。
【図7】ユニット本体の斜視図である。
【図8】ユニット本体の斜視図である。
【符号の説明】
10 空気調和機 14 化粧パネル 16 吸込口 22 ユニット本体 100 栓体 101 ダクトフランジ 103 第一の断熱材 104 開口 104a 広口側 104b 狭口側 104c 段部 105 第二の断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 正純 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 福嶋 和紀 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機のユニット本体に切除可能な
    栓体を設け、この栓体に相当する部分を開口した第一の
    断熱材を、前記ユニット本体の内面に配置し、前記第一
    の断熱材の前記開口には前記第一の断熱材とは別部材の
    第二の断熱材を嵌合した空気調和装置において、 前記第一の断熱材の開口は前記ユニット本体側が広がる
    ように形成されていることを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 室内側熱交換器、ファン、ファンモータ
    などを収納する天井埋込型空気調和機のユニット本体に
    切除可能な栓体を設け、この栓体を除去した後の前記ユ
    ニット本体の開口には、オプション部品としての加湿器
    やダクトフランジなどを装着可能にした空気調和装置に
    おいて、 前記ユニット本体側が広がるように前記栓体に相当する
    部分を開口した第一の断熱材を、前記ユニット本体の内
    面に配置し、前記第一の断熱材の開口には、前記第一の
    断熱材とは別部材の前記ユニット本体側が広がる第二の
    断熱材を嵌合したことを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 前記ユニット本体側が広がる前記第一の
    断熱材の開口は、広口側から狭口側に向かう途中に段部
    が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008051416A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Sanyo Electric Co Ltd 室内ユニット
US8689577B2 (en) 2006-08-25 2014-04-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Indoor unit, air conditioner including indoor unit and method of controlling air conditioner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008051416A (ja) * 2006-08-25 2008-03-06 Sanyo Electric Co Ltd 室内ユニット
US8689577B2 (en) 2006-08-25 2014-04-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Indoor unit, air conditioner including indoor unit and method of controlling air conditioner

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