JP2000213785A - 熱交換形換気扇 - Google Patents

熱交換形換気扇

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JP2000213785A
JP2000213785A JP11015580A JP1558099A JP2000213785A JP 2000213785 A JP2000213785 A JP 2000213785A JP 11015580 A JP11015580 A JP 11015580A JP 1558099 A JP1558099 A JP 1558099A JP 2000213785 A JP2000213785 A JP 2000213785A
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exhaust
heat exchange
air
duct
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JP11015580A
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Tomonobu Wakamatsu
朋宜 若松
Takayoshi Matsumoto
隆善 松本
Tetsuo Tachibana
哲生 橘
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器を小さくして本体を小型化できると
ともに、効果的な熱交換ができる熱交換形換気扇を提供
することを目的とする。 【解決手段】 給気用入口4と給気用出口5、および排
気用入口3と排気用出口5を備えた箱状の本体1内に、
熱交換素子11の積層方向を本体1の奥行き方向となる
ように設け、給気流12と排気流13を直交させ熱交換
する熱交換器8と、その両側部16bから突出した回転
軸16aに給気用ファン9と排気用ファン10を備えた
電動機16とを設け、回転軸16aを熱交換素子11の
積層方向に対して直交方向となるように配設すること
で、本体を小型化し、効果的な熱交換ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換器を備え、
室内の空気と室外の空気を熱交換する熱交換形換気扇に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、気密性の高い住宅事情から生じる
換気不足や、冷暖房を行っている空間を効率的に換気す
る必要性に伴い、室内の汚れた空気を室外へ排出し、室
外の新鮮な空気を取り入れて室内の空気と室外の空気と
の間で熱交換を行い、排出する室内空気の熱エネルギー
を室外空気に移して室内へ回収する熱交換形換気扇が普
及してきており、様々な住宅の構造に設置できるコンパ
クトな熱交換形換気扇への要求が高まってきている。
【0003】従来、この種の熱交換形換気扇の一例とし
て図13に示されるものがあった。以下、その構成を図
13を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、室内の天井壁101に設
置された箱状の本体102は、側面には給気用入口10
3と排気用出口104とを有し、それぞれダクト接続部
を介してダクトと接続され、また、下面には給気用出口
105と排気用入口106とを有している。本体102
の内部には、排気用入口106から排気用出口104に
至る排気流路107を形成する排気用ファン108と熱
交換素子109を連通して設け、給気用入口103から
給気用出口105に至る給気流路110を形成する給気
用ファン111と熱交換素子109を連通して設けてい
る。排気用ファン108と給気用ファン111を駆動す
る電動機(図示せず)は、その回転軸(図示せず)の両
端部に排気用ファン108と給気用ファン111が固定
され、回転軸を水平方向に配設している。また、熱交換
素子109は、排気流路107と給気流路110が交差
する位置に設けられ、その積層方向は電動機の回転軸と
平行に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の熱交
換形換気扇の構成では、熱交換素子109は電動機の回
転軸と平行な方向に積層されているため、少なくとも、
排気用ファン108の吐出口の幅と給気用ファン111
の吐出口の幅の分の積層長さが必要であり、熱交換素子
109の積層長さが長くなることで本体102が大きく
なるという課題があった。
【0006】また、排気用ファン108の吐出口と給気
用ファン111の吐出口が熱交換素子109の積層方向
に並ぶため、熱交換素子109面への排気流と給気流の
それぞれの流入位置が大きくずれることになり、排気流
と給気流の効果的な熱交換ができないという課題があっ
た。
【0007】また、熱交換素子109の積層長さが長く
なるため、給気流が本体102の内壁面に接する面積が
大きくなり、本体102側面に結露が生じやすくなると
いう課題があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、本体
を小型化するとともに、効果的な熱交換ができ、より結
露の生じにくい構成の熱交換形換気扇を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換形換気扇
においては、給気用入口と給気用出口、および排気用入
口と排気用出口を備えた箱状の本体内に、熱交換素子の
積層方向を前記本体の奥行き方向となるように設け、給
気流と排気流を直交させ熱交換する熱交換器と、その両
側部から突出した回転軸に給気用ファンと排気用ファン
を備えた電動機とを設け、前記回転軸を前記熱交換素子
の積層方向に対して直交方向となるように配設したもの
である。
【0010】この本発明によれば、熱交換器を小さくし
て本体を小型化できるとともに、効果的な熱交換がで
き、より結露の生じにくい構成の熱交換形換気扇を提供
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、給気用入口と給気用出口、および排気用入口と排気
用出口を備えた箱状の本体内に、熱交換素子の積層方向
を前記本体の奥行き方向となるように設け、給気流と排
気流を直交させ熱交換する熱交換器と、その両側部から
突出した回転軸に給気用ファンと排気用ファンを備えた
電動機とを設け、前記回転軸を前記熱交換素子の積層方
向に対して直交方向となるように配設する構成としたも
のであり、熱交換器を小さくして本体を小型化できると
ともに、効果的な熱交換ができ、より結露が生じにくい
構成にできるという作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図12を参照しながら説明する。
【0013】
【実施例】(実施例1)図1および図2に示すように、
箱体形状の本体1は、開放された下面に給気用出口2と
排気用入口3とを備え、下面と隣接する側面には給気用
入口4と排気用出口5とを有している。また、開放され
た下面には、周縁から外方に向けて突出するように形成
されたフランジ部6が形成され、本体1を壁に取り付け
るために、フランジ部6に取付穴6aを4ヶ所設けてい
る。また、本体1を吊り下げて設置する場合には、本体
1の側面に建築構造体に固定するための取付穴7aを有
する吊り金具7を4ヶ所設ける。
【0014】本体1の内部には、熱交換器8と給気用フ
ァン9と排気用ファン10とが設けられ、熱交換器8
は、熱交換素子11の積層方向が、本体1の奥行き方向
となるように挿入設置され、本体1の下面の下方から見
ると、給気流12と排気流13は熱交換器8内で直交す
る。給気用ファン9は、片吸い込み型多翼ファンで、排
気用ファン10は、片吸い込み型多翼ファンまたは両吸
い込み型多翼ファンであり、給気用ファン9と排気用フ
ァン10は、電動機16の両側部16bから突出した回
転軸16aの両端に取り付けられ、回転軸16aは、本
体1の奥行き方向と直交するように配置される。給気用
ファン9と排気用ファン10は回転軸16aを同軸とし
て同方向に回転し、さらに、それぞれの吐き出し方向9
b、10bを同じ向きにし、給気用ファンの吐出口9a
は熱交換素子給気流入面11aに対向し、排気用ファン
の吐出口10aは熱交換素子排気流入面11cに対向
し、それぞれの吐出口9a、10aを同じ高さに設けて
いる。また、給気流12と排気流13は混ざらないよう
にフレーム17で仕切られている。
【0015】上記構成において、本体1は、熱交換換気
を行う室内の壁面に埋め込まれてフランジ部6の取付穴
6aを介して建築構造体に取り付けられたり、または、
天井から吊り金具7を介して吊り下げられて設置され
る。また、給気用入口4に一致するダクト接続部14か
ら室外までダクト15を延長し、排気用出口5に一致す
るダクト接続部14Aから室外までダクト15Aを延長
して配管工事を行う。
【0016】そして、電動機16に電源が投入される
と、回転軸16aが回転し始め、給気用ファン9と排気
用ファン10とが同じ方向に回転する。そして、給気用
ファン9は、給気用入口4に一致するダクト接続部14
に接続されたダクト15より外気を吸い込み、吐出口9
aに対向した熱交換器8の熱交換素子給気流入面11a
から熱交換素子給気流出面11bに吹き出し、排気流1
3と熱交換して給気用出口2より室内に吹き出す。一
方、排気用ファン10は、本体1の下面に備えた排気用
入口3から室内の空気を吸い込み、吐出口10aに対向
した熱交換器8の熱交換素子排気流入面11cから熱交
換素子排気流出面11dに吹き出し、給気流12と熱交
換して、排気用出口5に一致するダクト接続部14Aに
接続されたダクト15Aから室外に排出する。
【0017】このとき、給気用ファン9と排気用ファン
10を駆動する電動機16の回転軸16aの軸方向を、
熱交換素子11の積層方向に対して直交する方向に配置
したので、給気用ファンの吐出口9aと排気用ファンの
吐出口10aは熱交換素子11の積層方向に対して直交
する方向に並ぶことになり、熱交換素子11面への給気
流12と排気流13のそれぞれの流入位置が大きくずれ
ることはなく、熱交換素子11の積層方向の長さ面に対
してほぼ均一でバランスよく給気流12と排気流13が
流入するので、効果的な熱交換ができるとともに、熱交
換する給気流12と排気流13のそれぞれが熱交換素子
に流入する面の長さを短くすることができ、熱交換器8
が小さくなる。また、1個の電動機で給気用ファン9と
排気用ファン10を駆動するため、部品点数を少なくし
て、送風機ユニットを収納する空間を小さくでき、熱交
換器8の小型化と合わせて、製品の小型化が図れる。
【0018】また、熱交換器8を小型にして、冬季の冷
気を給気する給気流路を短くすることで、冷気が本体1
の内壁面に接触する面積を小さくできるので、本体1の
外壁面が結露する要因を軽減できる。
【0019】さらに、回転軸16aを同軸とする給気用
ファンの吐出口9aと排気用ファンの吐出口10aは、
同じ高さにあり、その吐き出し方向9b、10bも同じ
方向であるので、給気流12と排気流13それぞれが熱
交換素子11に流入し、熱交換器8内を直交して通る流
路は、熱交換素子11の積層方向に対してほぼ同じ高さ
に位置し、ほぼ同一平面上を通過して、相互に熱交換し
合うため、効果的な熱交換が行われるとともに、熱交換
素子11の積層高さをさらに低くでき、積層高さが低く
なってもより高い熱交換効率を得ることができる。
【0020】このように本発明の実施の形態1の熱交換
形換気扇によれば、熱交換素子の積層高さを低くして熱
交換器の製造コストを低減し、本体も小型化できるとと
もに、給気流と接する本体の内壁面の面積を小さくして
より結露が生じにくくなり、さらに、熱交換素子への給
気と排気の吐き出し高さを同じにすることで、より熱交
換器を小さくできるとともに、より高い熱交換効率が得
られる。
【0021】(実施例2)図3および図4に示すよう
に、給気用入口4および排気用出口5を設けた本体の一
側面1aに対向する本体の他側面1bに、給気用出口2
Aおよび排気用入口3Aを設けた構成とする。
【0022】上記構成において、本体1の施工やダクト
の配管を行うときは、給気用入口4に一致するダクト接
続部14と、排気用出口5に一致するダクト接続部14
Aとを同じ一側面1aに設けることができ、これらに接
続されるダクト15、15Aを室外に延ばしやすいよう
に本体1の設置場所を設定すればよい。また、一側面1
aに対向する他側面1bにはダクト接続部14B、14
Cを設けることができ、これらに接続されるダクト15
B、15Cと、本体1とを換気ボックス18、18Aの
設置場所に応じて、建築構造体に邪魔されないように引
き回したり、設置することができる。
【0023】このようにして設置された熱交換形換気扇
によって室外20の空気は、給気用入口4に一致するダ
クト接続部14に接続されたダクト15から給気用ファ
ン9によって吸い込まれ、熱交換素子給気流入面11a
から熱交換素子給気流出面11bに吹き出されて室内1
9の空気と熱交換され、給気用出口2Aからダクト接続
部14Cに接続されたダクト15Cを介して換気ボック
ス18Aに送られ、室内19へ給気される。一方、室内
19の空気は、換気ボックス18から排気用ファン10
によって吸い込まれ、ダクト接続部14Bに接続された
ダクト15Bを介して排気用入口3Aに送られ、排気用
ファン10を経て熱交換素子排気流入面11cから熱交
換素子排気流出面11dに吹き出されて室外20の空気
と熱交換され、排気用出口5からダクト接続部14Aに
接続されたダクト15Aを介して室外20に排出され
る。
【0024】このように本発明の実施の形態2の熱交換
形換気扇によれば、建築構造体の影響を受けにくい本体
設置工事やダクト配管工事ができるとともに、セパレー
ト換気を行う場合の本体設置工事やダクト配管工事の施
工性が向上する。
【0025】(実施例3)図5に示すように、給気用入
口4および排気用出口5、または、給気用出口2Aおよ
び排気用入口3Aを覆い、それぞれに連通するように開
口19、19A、19B、19Cを設け、開口19、1
9A、19B、19Cにダクト15、15A、15B、
15Cとそれぞれ接続するためのダクト接続部14、1
4A、14B、14Cを設けたダクト取付枠21を形成
し、ダクト取付枠21には、給気用入口4および排気用
出口5、または、給気用出口2Aおよび排気用入口3A
を有する本体の一側面1a、1bと隣設する本体の両側
面1c、1dを覆うようにガイド部20を設け、本体の
両側面1c、1dを案内し、保持する構成とする。
【0026】上記構成において、本体1を壁に埋め込ん
で設置する場合には、ダクト取付枠21下端のフランジ
部23を野縁(図示せず)などの建築構造体にねじ等で
固定し、換気ボックス(図示せず)や屋外フード(図示
せず)から引き回されたダクト15、15A、15B、
15Cをそれぞれダクト接続部14、14A、14B、
14Cに接続する。その後、壁に埋め込まれる本体1の
箱体部分が納まるように開口24を設けた天井材22を
貼る。そして、給気用入口4、排気用出口5、給気用出
口2A、排気用入口3Aのそれぞれがダクト取付枠21
の開口19、19A、19B、19Cに一致するような
向きで本体1を開口24に下方より挿入し、ダクト取付
枠21下端のフランジ部23に本体1を、フランジ部6
に設けた取付穴25を介して取付ねじ26により4ヶ所
固定する。本体1を開口24に挿入するときには、ガイ
ド部20が本体1を案内するので、給気用入口4、排気
用出口5、給気用出口2A、排気用入口3Aのそれぞれ
がダクト取付枠21の開口19、19A、19B、19
Cに一致することとなり、本体1の取付位置は、ガイド
部20に対して垂直方向に限定される。そして、本体1
の取付位置が決まることでメンテナンス時の本体1の取
り付け作業が容易となる。
【0027】このように本発明の実施の形態3の熱交換
形換気扇によれば、本体1の取付位置がガイド部20に
対して垂直方向に決まるので、室内側から本体1の取り
付けを容易に行うことができる。
【0028】(実施例4)図6に示すように、ダクト取
付枠の開口19B、19Cを有する側板の本体側側面2
1aに、本体1の給気用入口4および排気用出口5と、
または、給気用出口2Aおよび排気用入口3Aと、ダク
ト取付枠の開口19B、19Cとを連通させる通風口2
7を備えた断熱材28を本体1と当接するように設け、
さらに、ガイド部20Aに本体の両側面1c、1dと当
接するように断熱材28Aを設ける構成とする。
【0029】上記構成において、下方から本体1を挿入
し、ダクト取付枠21Aにフランジ部6を介して取り付
けるときには、給気用入口4および排気用出口5、給気
用出口2Aおよび排気用入口3Aをそれぞれ有する本体
の一側面1a、1bは、断熱材28と密着し、給気流と
排気流が装置外に漏れないように取り付けられる。ま
た、本体1の取付位置は、ガイド部21Aによってガイ
ド部21Aに対して垂直方向に限定され、給気用入口4
および排気用出口5と、給気用出口2Aおよび排気用入
口3Aは通風口27に一致することになる。このとき、
多少の施工の誤差が生じることがあるが、断熱材28、
28Aは圧縮されて寸法が変わるので誤差を吸収するこ
とができる。また、断熱材28は、給気用入口4付近や
給気用出口2A付近の本体の側面1a、1bに生じやす
い結露を防ぐことができる。また、断熱材28Aは、給
気流が本体1の内壁面に接触して外壁面に結露を生じる
ことがないように、本体の両側面1c、1dを断熱する
働きがある。
【0030】なお、断熱材28、28Aには、発砲スチ
ロール、ウレタン系断熱材、グラスウール、合成ゴム系
断熱材が用いられる。
【0031】このように本発明の実施の形態4の熱交換
形換気扇によれば、施工時の多少の取付位置の誤差を断
熱材28、28Aによって吸収でき、換気漏れを防ぐこ
とになる。また、給気用入口4付近や給気用出口2A付
近の本体の側面1a、1bに生じやすい結露を防ぐこと
ができる。さらに、給気口と排気口を有する本体の側面
に隣設する他側面を断熱して、給気流が前記他側面の内
壁面に接触して外壁面に発生する結露を防ぐことができ
る。
【0032】(実施例5)図7に示すように、ダクト取
付枠端部21bのダクト接続側に突出し、野縁29に取
り付けられるフランジ23Aを設け、ダクト取付枠21
Bと本体側面1eの間には断熱および換気漏れ防止ため
の断熱材28を備えるとともに、フランジ22Aを本体
接続側に延長するように形成する本体固定用フランジ部
30を設け、本体1の開口端の周縁から外方に向けて突
出するように形成された本体フランジ部6Aを本体固定
用フランジ部30に着脱自在とした構成とする。
【0033】上記構成において、ダクト取付枠21Bと
本体1の施工を行うときには、まず、野縁29などの建
築構造体にダクト取付枠21Bのフランジ23Aを取付
ねじ31にて下方より固定する。このとき、ダクト取付
枠21Bへのダクト(図示せず)の配管も済ませてお
く。次に、本体1を下方から挿入し、本体1側に延びる
本体固定用フランジ部30に下方から本体フランジ部6
Aをあてがい、取付ねじ32によって、本体固定用フラ
ンジ部30に本体フランジ部6Aを下方より取り付け
る。そして、天井材22Aを貼る。このとき、ダクト取
付枠21Bと本体側面1eの間には、本体固定用フラン
ジ部30の本体1側へ延びる長さに相当する厚さの断熱
材28が備えられ、本体側面1eに発生する結露を防ぐ
とともに、ダクト取付枠21Bと本体側面1eの間の隙
間をシールして換気漏れを防ぐことになる。
【0034】換気扇の施工には、配管工時、換気扇設置
工事、天井材貼り工事、電気工事などがあり、複数の施
工業者が工事に関わることが多く、それによって不具合
が生じることがある。たとえば、図7を用いて説明する
と、本体固定用フランジ部6Aをフランジ23Aに取り
付けることでダクト取付枠に本体固定するような構成で
あった場合に、ダクト取付枠21Bを野縁29に固定
し、本体固定用フランジ部6Aをフランジ23Aに取り
付けた後、施工業者が天井材貼りを行うときに、天井材
22Aを誤ってフランジ23Aにまで延ばしてフランジ
23Aを覆うように貼ってしまうと、本体固定用フラン
ジ部6Aまでが天井材22Aによって覆われてしまう可
能性がある。このような場合、メンテナンス時などに本
体1を取り外すには天井材22Aをはがさないといけな
い。そこで、図7のように、フランジ22Aを本体接続
側に延長するように形成する本体固定用フランジ部30
を設け、本体固定用フランジ部30に本体フランジ部6
Aを取り付ける構成とすると、誤って天井材22Aでフ
ランジ23Aを覆ってしまったとしても、天井材22A
はそのままで、下方より本体1を着脱自在にできる。
【0035】このように本発明の実施の形態5の熱交換
形換気扇によれば、天井材貼り工事の影響を受けずに本
体1をダクト取付枠21Bに着脱自在とすることができ
る。
【0036】(実施例6)図8に示すように、本体固定
用フランジ部の本体側の端部30aを、本体側面1eと
平行で、本体1の奥行き方向に延長して本体側側面1e
に当接するように形成し、本体1を、本体側面1eの裏
面に相当する内側面33より本体固定用フランジ部30
Aに螺合して取り付ける構成とする。
【0037】上記構成において、ダクト取付枠21Cを
野縁29に取り付ける施工方法とダクト(図示せず)の
配管と天井材貼り工事については、実施の形態5と同様
であり、省略する。次に、本体1を下方から挿入する
と、本体側面1eと本体固定用フランジ部30Aが当接
することになり、取付ねじ32Aによって本体1を内側
面33側からダクト取付枠21Cに螺合して、本体1の
設置が完了する。
【0038】このとき、断熱材28による断熱と換気漏
れの防止や、天井材貼り工事の影響を受けない施工と本
体の着脱自在性という効果については、実施の形態5と
同様得られるとともに、さらに、取付ねじ32Aを水平
方向に螺合するため、本体1にかかる鉛直方向の荷重に
対して取付強度が向上することになる。
【0039】なお、取付ねじ32Aの首下長さを長くし
て野縁29に螺合させれば、より鉛直方向の荷重に対す
る取付強度が向上することはいうまでもない。
【0040】このように本発明の実施の形態6の熱交換
形換気扇によれば、本体1にかかる鉛直方向の荷重に対
して取付強度が向上する。
【0041】(実施例7)図9に示すように、本体固定
用フランジ部30Bに本体取付用ボルト34を溶接また
はかしめ加工により設け、本体取付用ボルト34を本体
1の取付穴6aに挿入してナット34aで締め付ける構
成とする。
【0042】上記構成において、ダクト取付枠21Dを
野縁29に取り付ける施工方法とダクト(図示せず)の
配管と天井材貼り工事については、実施の形態5と同様
であり、省略する。次に、本体1を下方から挿入して、
本体1の取付穴6aに本体固定用ボルト34のねじ部を
通し、ナット34aで締め付ければ本体1の設置が完了
する。
【0043】このとき、断熱材28による断熱と換気漏
れの防止や、天井材貼り工事の影響を受けない施工と本
体の着脱自在性という効果については、実施の形態5と
同様得られるとともに、さらに、本体1を容易に取り付
け、取り外しができ、取付ねじの緩締によるダクト取付
枠の雌ねじ部の損傷がなくなる。
【0044】このように本発明の実施の形態7の熱交換
形換気扇によれば、ナット34aを着脱することで本体
1を容易に取り付け、取り外しができ、取付ねじの緩締
によるダクト取付枠の雌ねじ部の損傷がなくなる。
【0045】(実施例8)図10に示すように、熱交換
器8Aの取り出し側端面8aの周縁部8bに他端側に向
けて突出部35を設け、熱交換器8Aを本体1Aに鉛直
方向に挿脱自在とできる構成とする。
【0046】上記構成において、メンテナンス時に熱交
換器8Aを本体1Aから取り出すには、取っ手37をつ
かんで下方に引き出し、逆に装着するときは、取り出し
側端面8aを真下に向け、取っ手37を持って本体1に
挿入する。そして、突出部35の端部に形成した爪(図
示せず)が係合部36に確実にはまるまで押し込む。
【0047】ここで、熱交換器8Aを本体1Aから下方
に取り出すときには、熱交換器8Aの側面に付着したほ
こり38が本体1の挿脱口39と接触して付着面から落
ちることになり、この落下したほこり38は突出部35
と熱交換器8Aの側面との間で受け止められ、ほこり3
8が人にかかったり、床に落ちることはない。そして、
突出部35と熱交換器8Aの側面との間に溜まったほこ
り38を掃除機などで除去してメンテナンスを行った
後、再び本体1に確実に装着する。
【0048】このように本発明の実施の形態8の熱交換
形換気扇によれば、熱交換器8Aの側面に付着したほこ
り38がメンテナンス時に床に散乱するのを防ぐことが
できる。
【0049】(実施例9)図11に示すように、排気用
ファンの吸込口10cと本体側面の排気用入口3Aの間
を連結し、流路を形成するセパレート排気用ダクト40
を設け、セパレート排気用ダクト40の側面に吸込口4
0aを形成し、排気用入口3Aと吸込口40aとから吸
気した空気を室外に排気する構成とする。
【0050】上記構成において、排気用ファンを運転す
ると、ダクト(図示せず)によって連通された廊下や他
の室内の空気をダクトを通して排気用入口3Aから吸い
込むとともに、排気用入口3Aから排気用ファンの吸込
口10cの間の流路を形成するセパレート排気用ダクト
40の側面の吸込口40aから本体1を設置した室内の
空気を吸い込んで、排気用ファン10を経て熱交換器8
で給気流と熱交換し、排気用出口5から室外に連通する
ダクト15Aを通して室外に排気することになり、二つ
以上の空間の排気を簡易な形状の部材を取り付けること
で一台の換気扇で容易に実現できる。
【0051】セパレート排気用ダクト40の取り付けに
は、排気用ファンの吸込口10cに形成した係合溝41
にセパレート排気用ダクト40の端部を差し込み、必要
に応じてパッキン42などでシールすればよい。
【0052】なお、セパレート排気用ダクト40の形状
については、円筒状、角形などが用いられ、いずれにし
てもその作用効果に差異はない。
【0053】このように本発明の実施の形態9の熱交換
形換気扇によれば、簡易な形状の安価な部材でセパレー
ト排気を行うことができ、後付けも可能で使用環境に応
じたセパレート排気を付加することができる。
【0054】(実施例10)図12に示すように、セパ
レート排気用ダクト40Aに、側面に沿って移動して吸
込口40aの開口を調整する風量調整板43を設け、吸
込口40aの周縁に排気風量を示す表示部を設けた構成
とする。
【0055】上記構成において、ダクト(図示せず)に
よって連通された廊下や他の室内の空気をダクトを通し
て排気用入口3Aから吸い込み、排気するとともに、同
時に本体1の下方の室内の空気も排気し、かつその排気
風量を調整したいときには、換気扇運転前に、風量調整
板43をセパレート排気用ダクト40Aの側面に沿って
移動し、必要な吸込口40aの開口を確保して、風量調
整板43の位置を設定する。風量調整板43の調整方法
は、風量調整板43をセパレート排気用ダクト40Aに
固定しているねじ43bを緩め、長穴43aに沿って風
量調整板43を周方向に回動させて、必要とする室内空
気の排気風量に相当する表示部44の目盛りに風量調整
板43を合せ、ねじ43bを締め付けて固定する。この
状態で換気扇を運転すると、室内空気の必要な排気風量
が得られ、計画的な換気が行われる。
【0056】また、なお、風量調整板43のセパレート
排気用ダクト40A側の側面周縁には、パッキン(図示
せず)を貼り、セパレート排気用ダクト40Aの側面と
の間に隙間が生じないようにしている。
【0057】このように本発明の実施の形態10の熱交
換形換気扇によれば、簡易な構造でセパレート排気の風
量を調整でき、使用環境に応じた計画的な換気が行え、
さらに必要とする排気風量を得るための風量調整板の調
整を表示部に従って容易に行うことができる。
【0058】
【発明の効果】以上の実施の形態から明かなように本発
明によれば、給気用入口と給気用出口および排気用入口
と排気用出口を備えた箱状の本体内に、熱交換素子の積
層方向を前記本体の奥行き方向に設け、給気流と排気流
を前記熱交換素子で直交させ熱交換する熱交換器と、そ
の両側部から突出した回転軸に給気用ファンと排気用フ
ァンを備えた電動機とを設け、前記回転軸を前記熱交換
素子の積層方向に対して直交方向となるように配設する
構成としたので、熱交換素子の積層高さを低くして熱交
換器の製造コストを低減し、本体も小型化できるととも
に、効果的な熱交換ができ、給気流と接する本体の内壁
面の面積を小さくしてより結露が生じにくい熱交換形換
気扇を提供できる。
【0059】また、給気用ファンと排気用ファンの吐き
出し方向を同じ向きにし、かつ給気用ファンの吐出口と
排気用ファンの吐出口とを同じ高さとなるように設けた
ので、より熱交換器を小さくできるとともに、より高い
熱交換効率が得られる。
【0060】また、本体の一側面に給気用入口と排気用
出口とを設けたので、給気用ダクトと排気用ダクトの接
続部が一側面に形成され、建築構造体の影響を受けにく
い本体設置工事やダクト配管工事ができる。
【0061】また、給気用入口および排気用出口を設け
た本体の一側面に対向する本体の他側面に、給気用出口
および排気用入口を設けたので、セパレート換気を行う
場合の本体設置工事やダクト配管工事の施工性が向上す
る。
【0062】また、給気用入口および排気用出口、また
は、給気用出口および排気用入口を覆い、それぞれに連
通するように開口を設け、前記開口にダクトと接続する
ためのダクト接続部を設け、前記給気用入口および排気
用出口、または、前記給気用出口および排気用入口を有
する本体の一側面と隣設する前記本体の両側面を覆うよ
うにガイド部を形成したダクト取付枠を設けたので、本
体の取付位置がガイド部に対して垂直方向に決まるの
で、室内側から本体の取り付けを容易行うことができ
る。
【0063】また、ダクト取付枠の開口を有する側板の
本体側側面に、前記本体の給気用入口および排気用出口
と、または、給気用出口および排気用入口と、前記ダク
ト取付枠の開口とを連通させる通風口を備えた断熱材を
前記本体と当接するように設けたので、施工時の多少の
取付位置の誤差を断熱材によって吸収でき、換気漏れを
防ぐことになる。また、給気用入口付近や給気用出口付
近の本体の側面に生じやすい結露を防ぐことができる。
【0064】また、ガイド部に本体の両側面と当接する
ように断熱材を設けたので、給気口と排気口を有する本
体の側面に隣設する他側面を断熱して、給気流が前記他
側面の内壁面に接触して外壁面に発生する結露を防ぐこ
とができる。
【0065】また、ダクト取付枠端部のダクト接続側に
突出し、野縁等の建築構造体に取り付けられるフランジ
を設け、前記フランジを本体接続側に延長するように形
成する本体固定用フランジ部を設けてダクト取付枠を形
成し、本体をダクト取付枠に着脱自在としたので、天井
材貼り工事の影響を受けずに本体をダクト取付枠に着脱
自在にできる熱交換形換気扇が得られる。
【0066】また、本体固定用フランジ部の本体側の端
部を、前記本体側面と平行で、前記本体の奥行き方向に
延長して前記本体側面に当接するように形成し、前記本
体を内側面より前記本体固定用フランジ部に螺合して取
り付ける構成としたので、本体にかかる鉛直方向の荷重
に対して取付強度が向上する。
【0067】また、本体固定用フランジ部に本体取付用
ボルトを設けたので、ナットを着脱することで本体を容
易に取り付け、取り外しができ、取付ねじの緩締による
ダクト取付枠の雌ねじ部の損傷がなくなる。
【0068】また、熱交換器の取り出し側端面の周縁部
に他端側に向けて突出部を設け、本体に前記熱交換器を
鉛直方向に挿脱自在とする構成としたので、熱交換器の
側面に付着したほこりがメンテナンス時に床に散乱する
のを防ぐことができる。
【0069】また、排気用ファンの吸込口と本体側面の
排気用入口を連通させるようにセパレート排気用ダクト
を設け、前記セパレート排気用ダクトの側面に吸込口を
形成し、前記排気用入口と前記吸込口とから吸気した空
気を室外に排気する構成としたので、簡易な形状で形成
できる安価な部材によって容易にセパレート排気を行う
ことができる。
【0070】また、セパレート排気用ダクトに、側面に
沿って移動して吸込口の開口を調整する風量調整板を設
けたので、簡易な構造でセパレート排気の風量を調整で
き、使用環境に応じた計画的な換気が行える。
【0071】また、セパレート排気ダクトの吸込口の周
縁に排気風量を示す表示部を設けたので、必要とする排
気風量を得るための風量調整板の調整を表示部に従って
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の熱交換形換気扇の構成
を示す一部破断した斜視図
【図2】同熱交換形換気扇の給気用ファンと排気用ファ
ンの吐出口を示す破断した斜視図
【図3】本発明の実施の形態2の熱交換形換気扇を示す
下面図
【図4】同熱交換形換気扇の設置状態を示す上面図
【図5】本発明の実施の形態3の熱交換形換気扇の設置
状態を示す斜視図
【図6】本発明の実施の形態4の熱交換形換気扇の構成
を示す斜視図
【図7】本発明の実施の形態5の熱交換形換気扇の本体
とダクト取付枠の取付状態を示す断面図
【図8】本発明の実施の形態6の熱交換形換気扇の本体
とダクト取付枠の取付状態を示す断面図
【図9】本発明の実施の形態7の熱交換形換気扇の本体
とダクト取付枠の取付状態を示す断面図
【図10】本発明の実施の形態8の熱交換形換気扇の構
成を示す部分断面図
【図11】本発明の実施の形態9の熱交換形換気扇を示
す一部破断した斜視図
【図12】本発明の実施の形態10の熱交換形換気扇を
示す一部破断した斜視図
【図13】従来の熱交換形換気扇の構成を示す一部破断
した斜視図
【符号の説明】
1、1A 本体 1a 本体の一側面 1b 本体の他側面 1c、1d 本体の両側面 1e 本体側面 2、2A 給気用出口 3、3A 排気用出口 4 給気用出口 5 排気用出口 8、8A 熱交換器 8a 取り出し側端面 8b 周縁部 9 給気用ファン 9a 給気用ファンの吐
出口 9b 給気用ファンの吐
き出し方向 10 排気用ファン 10a 排気用ファンの吐
出口 10b 排気用ファンの吐
き出し方向 10c 排気用ファンの吸
込口 11 熱交換素子 12 給気流 13 排気流 14、14A、14B、14C ダクト接続部 15、15A、15B、15C ダクト 16 電動機 16a 回転軸 19、19A、19B、19C 開口 20、20A ガイド部 21、21A、21B ダクト取付枠 21a ダクト取付枠端部 23A フランジ 27 通風口 28、28A 断熱材 29 野縁 30、30A、30B 本体固定用フラン
ジ部 30a 本体固定用フラン
ジ部の本体側の端部 33 内側面 34 本体取付ボルト 35 突出部 40、40A セパレート排気用
ダクト 40a 吸込口 43 風量調整板 44 表示部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給気用入口と給気用出口、および排気用
    入口と排気用出口を備えた箱状の本体内に、熱交換素子
    の積層方向を前記本体の奥行き方向となるように設け、
    給気流と排気流を直交させ熱交換する熱交換器と、その
    両側部から突出した回転軸に給気用ファンと排気用ファ
    ンを備えた電動機とを設け、前記回転軸を前記熱交換素
    子の積層方向に対して直交方向となるように配設した熱
    交換形換気扇。
  2. 【請求項2】 給気用ファンと排気用ファンの吐き出し
    方向を同じ向きにし、かつ給気用ファンの吐出口と排気
    用ファンの吐出口とを同じ高さとなるように設けた請求
    項1記載の熱交換形換気扇。
  3. 【請求項3】 本体の一側面に給気用入口と排気用出口
    とを設けた請求項1または2記載の熱交換形換気扇。
  4. 【請求項4】 給気用入口および排気用出口を設けた本
    体の一側面に対向する本体の他側面に、給気用出口およ
    び排気用入口を設けた請求項3記載の熱交換形換気扇。
  5. 【請求項5】 給気用入口および排気用出口、または、
    給気用出口および排気用入口を覆い、それぞれに連通す
    るように開口を設け、前記開口にダクトと接続するため
    のダクト接続部を設け、前記給気用入口および排気用出
    口、または、前記給気用出口および排気用入口を有する
    本体の一側面と隣設する前記本体の両側面を覆うように
    ガイド部を形成したダクト取付枠を構成する請求項3ま
    たは4記載の熱交換形換気扇。
  6. 【請求項6】 ダクト取付枠の開口を有する側板の本体
    側側面に、前記本体の給気用入口および排気用出口と、
    または、給気用出口および排気用入口と、前記ダクト取
    付枠の開口とを連通させる通風口を備えた断熱材を前記
    本体と当接するように設けた請求項5記載の熱交換形換
    気扇。
  7. 【請求項7】 ガイド部に本体の両側面と当接するよう
    に断熱材を設けた請求項5または6記載の熱交換形換気
    扇。
  8. 【請求項8】 ダクト取付枠端部のダクト接続側に突出
    し、野縁等の建築構造体に取り付けられるフランジを設
    け、前記フランジを本体接続側に延長するように形成す
    る本体固定用フランジ部を設けてダクト取付枠を形成
    し、本体をダクト取付枠に着脱自在とした請求項5、6
    または7記載の熱交換形換気扇。
  9. 【請求項9】 本体固定用フランジ部の本体側の端部
    を、前記本体側面と平行で、前記本体の奥行き方向に延
    長して前記本体側面に当接するように形成し、前記本体
    を内側面より前記本体固定用フランジ部に螺合して取り
    付ける構成とした請求項8記載の熱交換形換気扇。
  10. 【請求項10】 本体固定用フランジ部に本体取付用ボ
    ルトを設けた請求項8または9記載の熱交換形換気扇。
  11. 【請求項11】 熱交換器の取り出し側端面の周縁部に
    他端側に向けて突出部を設け、前記熱交換器を本体に鉛
    直方向に挿脱自在とする構成とした請求項1記載の熱交
    換形換気扇。
  12. 【請求項12】 排気用ファンの吸込口と本体側面の排
    気用入口を連通させるようにセパレート排気用ダクトを
    設け、前記セパレート排気用ダクトの側面に吸込口を形
    成し、前記排気用入口と前記吸込口とから吸気した空気
    を室外に排気する構成とした請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10または11記載の熱交換形換
    気扇。
  13. 【請求項13】 セパレート排気用ダクトに、側面に沿
    って移動して吸込口の開口を調整する風量調整板を設け
    た請求項12記載の熱交換形換気扇。
  14. 【請求項14】 セパレート排気ダクトの吸込口の周縁
    に排気風量を示す表示部を設けた請求項13記載の熱交
    換形換気扇。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006046786A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 熱交換形換気装置
JP2006242444A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機能付換気装置
JP2009257609A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 Fuji Electric Systems Co Ltd 精密温調システム

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