JPH04242295A - 電子楽器 - Google Patents
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- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H1/00—Details of electrophonic musical instruments
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
に、自動演奏用、音色選択用またはその他の機能拡張用
の外部メモリ媒体が挿入される毎に、該外部メモリ媒体
の機能を実現可能な動作モードを自動的に決定し、簡単
且つ効率的に、外部メモリ媒体による演奏を行なうこと
ができるようにしたことに関する。
曲名など)の自動演奏データ、または、複数種類の音色
データが選択的に読出可能に記録されたフロッピーディ
スク、メモリカードなどの外部メモリ媒体(以下、それ
ぞれを自動演奏用媒体および音色選択用媒体という)を
挿入することにより、適宜、該電子楽器の内部メモリに
予めプログラムされた機能以外の機能を実現し、その機
能を拡張できるようになったものがある。ユーザーは、
所望に応じて、前記自動演奏用媒体および音色選択用媒
体のうちのいずれか一方を媒体駆動装置に挿入し、且つ
、操作パネルにおいて、挿入した媒体の機能(自動演奏
機能または音色選択機能)に応じて動作モード設定スイ
ッチをマニュアル操作する。このような操作により、該
電子楽器は、挿入された媒体の機能を実現可能な動作モ
ードに設定され、この設定された動作モードに対応する
、自動演奏の種類を選択するための自動演奏選択画面、
または、音色の種類を選択するための音色選択画面をデ
ィスプレイに表示する。かくして、ユーザーは、前記画
面を見ながら、操作パネルにおいて、自動演奏または音
色の種類を選択するためのスイッチ操作を行なうことと
なる。
の従来の電子楽器にあっては、機能拡張用の外部メモリ
媒体を媒体駆動装置に挿入する毎に、前述のように、挿
入した媒体の機能に応じた動作モードを設定するための
マニュアル操作を行なわなければならないので、操作が
面倒であった。また、外部メモリ媒体上にその機能の表
示がされていない等の理由により、機能を予め確認する
ことなく外部メモリ媒体を挿入したような場合には、と
りあえず動作モード設定スイッチを操作して該電子楽器
の反応(スイッチエラー表示など)を見ながらでないと
、動作モードの設定を適確に行なうことができなかった
。その結果、このような電子楽器では、外部メモリ媒体
による演奏を簡単且つ効率的に行なうことができなかっ
た。この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、簡単
且つ効率的に、外部メモリ媒体による演奏を行なうこと
ができる電子楽器を提供しようとするものである。
、この発明に係る電子楽器は、所望の演奏機能若しくは
楽音制御機能に対応するデータを記憶した外部メモリ媒
体が着脱可能にセットされ、該媒体に記録されたデータ
の読み出しを行なう読出し手段と、前記読出し手段にセ
ットされた前記外部メモリ媒体が、複数の異なる演奏機
能若しくは楽音制御機能のうちいずれの機能に係るもの
かを判別する媒体機能判別手段と、前記媒体機能判別手
段により判別された機能に応じて該機能に対応する動作
モードを自動的に決定し、この動作モードに従い、電子
楽器内の各種機器の動作モードを前記読出し手段にセッ
トされた前記外部メモリ媒体の機能に対応するモードに
設定する動作モード設定手段とを具備したものである。
ム化されていない、例えば自動演奏機能や音色選択機能
などの、複数の異なる演奏機能若しくは楽音制御機能の
うちいずれかの機能が所望な場合、該所望の機能に応じ
た外部メモリ媒体が読出し手段にセットされる。このよ
うに外部メモリ媒体がセットされると、媒体機能判別手
段は、該媒体のたとえば先頭部分に記録された識別コー
ドを読み取ることにより、該媒体が前記複数の異なる演
奏機能若しくは楽音制御機能のうちいずれの機能に係る
ものかを判別する。動作モード設定手段は、媒体機能判
別手段によって判別された機能に応じて該機能に対応す
る所定の動作モードを自動的に決定し、この決定された
動作モードに従い、電子楽器内の各種機器を前記読出し
手段にセットされた外部メモリ媒体の機能に対応するモ
ードに設定する制御を行なう。このように、この発明に
あっては、外部メモリ媒体の機能に対応した動作モード
を自動的に決定するため、動作モードを設定するための
マニュアル操作を行なう必要がなく、簡単で効率的な、
外部メモリ媒体による演奏が可能になる。また、この発
明においては、前記動作モード設定手段によって自動的
に決定された動作モードに対応する所定の表示を行なう
表示手段を含んでいてもよい。このような表示により、
その機能を確認しないで外部メモリ媒体を媒体駆動部に
セットした場合であっても、該外部メモリ媒体が所望の
機能に係るものか否かを即座に確認できることとなる。
例を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係る
電子楽器の全体的構成を示すブロック図であり、この実
施例において、該電子楽器全体の制御は、中央処理ユニ
ット(CPU)2、プログラムROM3、データおよび
ワーキングRAM4含むマイクロコンピータによって行
なわれるようになっている。該マイクロコンピータには
、データおよびアドレスバス5を介して、鍵盤回路6、
パネル回路8、音源回路9、ディスク装置10、ディス
プレイ回路11等が接続されている。
定するための複数の鍵を具えた鍵盤KBに対応して設け
られており、該鍵盤KBにおける押鍵を検出し、押圧さ
れた鍵を示すキーコード等を出力する。パネル回路8は
、発生すべき楽音の音高、音色、音量、効果等を選択、
設定または制御するための操作パネル12における各種
スイッチ等の操作子に対応して設けられており、各々の
前記操作子に対する操作に応じたパネル操作データを出
力する。音源回路9は、データおよびアドレスバス5を
介して入力するキーコード、キーオン信号、パネル操作
データ等の各種データに基づいて、複数のチャンネルの
それぞれで楽音の発生が可能である。音源回路9で発生
した楽音信号は、D/A変換後、サウンドシステムSS
を介して音響的に発音される。
応じて、この電子楽器の機能を拡張するための自動演奏
用ディスクおよび音色選択用ディスクのいずれか一方が
挿入されるようになっている。自動演奏用ディスクにお
いて、複数種類の自動演奏データが記録された部分より
前の先頭部分には、それが自動演奏用ディスクである旨
示す識別コードが記録されている。また、音色選択用デ
ィスクにおいて、複数種類の音色データが記録された部
分より前の先頭部分には、それが音色選択用ディスクで
ある旨示す識別コードが記録されている。その他の演奏
機能若しくは楽音制御機能に対応するデータを記憶した
メモリ媒体の場合は、該機能に対応する識別コードを記
録するのは勿論である。ディスク装置10は、ディスク
の挿入を検出して挿入検出信号DSを出力するとともに
、該ディスクの識別コードを読み取りディスク機能検出
信号FSを出力する。
に組み込まれた例えばLCD(液晶ディスプレイ)から
なるディスプレイ13に対応しており、ディスク装置1
0に自動演奏用ディスクまたは音色選択用ディスクディ
スクが挿入された時、自動演奏の種類を選択するための
自動演奏選択画面、または、音色の種類を選択するため
の音色選択画面をディスプレイ13に表示する。テンポ
発振器14は自動演奏等のためのテンポクロックパルス
を発生するものであり、例えば、CPUが自動演奏用デ
ィスクに記録された自動演奏データを読み出すタイミン
グ、すなわち、自動演奏のテンポを設定する。さらに、
データおよびワーキングRAM4の所定領域には、次の
ようなレジスタが用意されている。すなわち、ディスク
装置10に自動演奏用ディスクおよび音色選択用ディス
クのうちのいずれかが挿入されているときに“1”を記
憶するディスクフラグDISKIN、ディスク装置10
に自動演奏用ディスクが挿入されているときに“1”を
記憶する自動演奏フラグAUTO、ディスク装置10に
音色選択用ディスクが挿入されているときに“1”を記
憶する音色選択フラグREGIST。
る該電子楽器の演奏操作部を示す。操作パネル12にお
いて、動作モード設定スイッチ15は、必要なときには
マニュアル操作によって、ディスク装置10に挿入した
ディスクの機能に応じた動作モードの設定ができるよう
にするためのスイッチである。また、ディスプレイ13
に隣接して設けられた複数の選択スイッチ16は、後述
の如く自動演奏モードの決定がなされたときにディスプ
レイ13に表示されることとなる自動演奏選択画面から
所望の自動演奏の種類を選択し、また、後述の如く音色
選択モードの決定がなされたときにはディスプレイ13
に表示されることとなる音色選択画面から所望の音色の
種類を選択するためのスイッチである。
一例を図3から図5に示すフローチャートに基づいて説
明する。図3のメインルーチンでは、所定の初期設定の
後、パネル処理、鍵盤処理、外部媒体処理、およびその
他の処理からなるルーチンを繰り返す。前記パネル処理
では、操作パネル12における各種操作子をスキャンし
てそのオン・オフ等を検出し、その検出に基づき、各種
処理を行なう。前記鍵盤処理では、鍵盤回路6における
各キースイッチのオン・オフを検出し、キーオンイベン
トのときには所定のキーオンイベント処理、キーオフイ
ベントのときには所定のキーオフイベント処理を行う。
理では、先ず、ディスクフラグDISKINの値が1で
あるか否かを判定する(ステップ20)。その判定結果
がNOときには、現在のところディスク装置10に自動
演奏用ディスクおよび音色選択用ディスクのいずれも挿
入されていないこととなるため、ステップ21に行き、
前記挿入検出信号DSの有無に基づき前記ディスク装置
10に何らかのディスクが挿入されたか否かを判定する
。その判定結果がYESのときには、ディスクフラグD
ISKINの値を1にする(ステップ22)。
スク機能検出信号FSに基づき、挿入されたディスクの
機能を判定する。すなわち、まずステップ23では、音
色選択用ディスクか否かを判定する。その判定結果がY
ESのときには、音色選択フラグREGISTの値を1
にし(ステップ24)、音色選択モードの決定を行い、
音色選択画面をディスプレイ13に表示する(ステップ
25)。
挿入されたディスクが音色選択用ディスクではないと判
定されたときには、挿入されたディスクが自動演奏用デ
ィスクか否かを判定する(ステップ26)。その判定結
果がYESのときには、自動演奏フラグAUTOの値を
1にして(ステップ27)、自動演奏モードの決定を行
い、自動演奏選択画面を表示する(ステップ28)。ス
テップ26において、NO、すなわち、挿入されたディ
スクが自動演奏用ディスクではないと判定されたときに
は、音色選択用ディスクでも自動演奏用ディスクでもな
いディスクが挿入されたことを意味する“ディスクエラ
ー”のような表示するなど、その他のディスク処理がな
される(ステップ29)。
すなわち、ディスクフラグDISKINの値が1である
と判定されたときには、ディスク装置10に何らかのデ
ィスクが挿入された状態のままであることとなるため、
次に、該ディスクがディスク装置10から取り出された
か否かの判定がなされる(ステップ30)。その判定結
果がYESであるときには、ディスクフラグDISKI
N、自動演奏フラグAUTOおよび音色選択フラグRE
GISTの値それぞれ0にし(ステップ31)、機能拡
張用の外部メモリ媒体に依存しない通常モードへの移行
がなされ、該通常モードでの各種設定状況を示す通常画
面をディスプレイス13に表示する(ステップ32)。 該通常画面には、例えば、当該電子楽器のプログラムR
OM3に予めプログラムされている各種の音色のなかか
ら現在設定されている音色等が示される。
わち、ディスク装置10からディスクが取り出されてい
ないときには、前述のステップ23以後のステップを行
なうこととなる。
ル処理を行なう。すなわち、音色選択レジスタREGI
STの値が1であるか否かを判定し、YESのときには
音色選択処理を行う。次に、自動演奏フラグAUTOの
値が1であるか否かを判定し、YESのときには、所定
の自動演奏処理を行い、そして、その他の必要なパネル
処理を行なう。
一例を説明する。該電子楽器によって発生される楽音の
音色を音色選択用ディスクに記録されているのものに切
り替えようとする場合について説明すると、まず、複数
種類の音色選択用ディスクのうち所望の1枚をディスク
装置10に挿入セットする。この場合、各種類毎の音色
選択用ディスクにおいてそれぞれに記憶されている音色
選択データの内容は異なっていても、ディスク機能識別
コードは共通である(音色選択用ディスクであることを
示す)。ディスク装置10では、ディスク挿入検出信号
DSを出力するとともに、該ディスクの識別コードを読
み取ることによりディスク機能識別信号FSを出力する
。これにより、図4のステップ20〜25の処理が実行
され、該電子楽器の動作モードは音色選択モードに自動
的に決定される。ここで、ステップ25の処理により表
示されるディスプレイ13の表示例を示すと図6のよう
である。なお、この例の音色選択画面における「BIG
BAND」なる表示は、該音色選択用ディスクに記
憶されている音色選択データの内容(音色グループ名称
)を示す表示であり、その下側の表示領域においては選
択可能な個別の音色名を夫々表示する(図では個別音色
名表示領域をブロックRで示す)。ユーザーは、この音
色選択画面を見ながら、操作パネル12の選択スイッチ
16を操作することにより、所望の音色名を選択する。 選択された音色に対応して、音源回路9から発生する楽
音信号の音色が制御される。
る自動演奏を行なおうとする場合、該ディスクをディス
ク装置10に挿入セットする。ディスク装置10では、
ディスク挿入検出信号DSを出力するとともに、該ディ
スクの識別コードを読み取ることによりディスク機能識
別信号FSを出力する。このような信号DS、FSによ
り、該電子楽器の動作モードは、自動演奏モードに自動
的に決定され、ディスプレイ13には、例えば複数種類
の自動演奏曲名を列記した自動演奏選択画面(図示省略
)が表示される。そこで、ユーザーは、この画面を見な
がら、操作パネル12の選択スイッチ16を操作するこ
とにより、所望の自動演奏曲名を選択することとなる。
てフロッピーディスクが使用されているが、この発明は
、メモリICカード等その他任意の種類の外部メモリ媒
体を使用する電子楽器において実施してもよい。また、
外部メモリ媒体は、自動演奏用、音色選択用のものに限
らず、その他の機能のものであってもよい。
は、外部メモリ媒体がセットされる毎に、該外部メモリ
媒体の機能を実現可能な動作モードが自動的に決定され
るようになっているため、簡単且つ効率的に、外部メモ
リ媒体による演奏を行なうことができるという優れた効
果を奏する。
的構成を示すブロック図。
す平面略図。
ーチンの一例を示すフローチャート図。
理の一例を示すフローチャート図。
の一例を示すフローチャート図。
れるの音色選択画面の一例を示す図。
よびデータRAM、8…パネル回路、10…ディスク装
置、11…ディスプレイ回路、12…操作パネル、13
…ディスプレイ
Claims (1)
- 【請求項1】 所望の演奏機能若しくは楽音制御機能
に対応するデータを記憶した外部メモリ媒体が着脱可能
にセットされ、該媒体に記録されたデータの読み出しを
行なう読出し手段と、前記読出し手段にセットされた前
記外部メモリ媒体が、複数の異なる演奏機能若しくは楽
音制御機能のうちいずれの機能に係るものかを判別する
媒体機能判別手段と、前記媒体機能判別手段により判別
された機能に応じて該機能に対応する動作モードを自動
的に決定し、この動作モードに従い、電子楽器内の各種
機器の動作モードを前記読出し手段にセットされた前記
外部メモリ媒体の機能に対応するモードに設定する動作
モード設定手段とを具備した電子楽器。
Priority Applications (2)
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