JPH04239Y2 - - Google Patents

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JPH04239Y2
JPH04239Y2 JP1984141364U JP14136484U JPH04239Y2 JP H04239 Y2 JPH04239 Y2 JP H04239Y2 JP 1984141364 U JP1984141364 U JP 1984141364U JP 14136484 U JP14136484 U JP 14136484U JP H04239 Y2 JPH04239 Y2 JP H04239Y2
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JP
Japan
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staircase
hole
side plate
edge
linear
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JP1984141364U
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JPS6156450U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は傾斜地等に設置される階段に関するも
のである。
(ロ) 従来技術とその問題点 山道又は例えば送電線鉄塔用の巡視路等には、
歩行者の便宜又は安全の確保のために階段を設け
ることを必要とする比較的勾配の大きな傾斜面が
存在する。従来このような傾斜面には木製又はプ
ラスチツク製の横板を複数の杭材を用いて傾斜面
に固定する(実開昭52−143804号、実公昭58−
35706号等の公報参照)か、出願人の考案になる
棒状の打ち込み部材の上に踏み板部材を連結して
なる階段構成要素(実願昭59−048643参照)など
によつて階段が構成されていた。
しかしながらこれらの階段は、例えば岩盤等か
らなり杭材を打ち込むことができないような硬い
傾斜面においては設置できないという欠点があつ
た。
(ハ) 考案の目的 本考案は前述のような従来技術の問題点を解決
し、岩盤等からなる硬い傾斜面にも容易に設置す
ることができる斜面用階段を提供しようとするも
のである。
(ニ) 考案の構成 本考案の斜面用階段においては、斜面に沿つて
互いに離隔されて伸延される少なくとも2本の可
撓性を有する線状体に対し複数の階段部材が線状
体の長手方向に沿つて互いにほぼ平行に配置され
る。
階段部材は逆L字形に一体に形成されるほぼ水
平方向の天板及びほぼ垂直方向の側板を含む。
天板は線状体が通過可能な穴及び該穴と天板の
縁部の間にあり線状体を縁部から該穴へ案内可能
なL字形の切欠き溝を備える。
側板は線状体が通過可能な穴及び該穴と側板の
縁部の間にあり線状体を縁部から該穴へ案内可能
な切欠き溝を備える。
線状体に固着されるワイヤクリツプが各階段部
材の側板に衝合するように配置され階段部材の下
降を阻止する。
(ホ) 実施例 以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第1図に示すのは本考案の階段10の一つの参
考例であつて、第5図に示すように傾斜面30に
沿つて配設することによつて傾斜面に階段を形成
することができる。
再び第1図を参照すると、階段10は逆L字形
(状)に形成された階段部材2と、この階段部
材を連結するワイヤロープ3とから構成されてお
り、ワイヤロープ3には階段部材2の下方への移
動を拘束するワイヤクリツプ4が取り付けられて
いる。
階段部材2の天板21の上面には歩行者の靴と
の間の相対的なすべりを防止するための多数の突
起部22(第2図)又は溝部23(第3図)を設
けるのが好ましい。
第2図に示すように階段部材2の天板21と側
板24とにはワイヤロープが挿通されるように穴
25と26を形成する。第3図は実施例を示し、
ここでは階段部材2aの天板21aと側板24a
とにワイヤロープ3の挿通を容易にする切欠き溝
27と28とが形成されていて、その形状は第3
図に示すように天板21aではL字形、側板24
aではI字形をなしていて、ワイヤロープ3が溝
の先端27aに入ることによつて階段部材2aの
左右方向の移動を拘束する。
ワイヤクリツプ4をワイヤロープ3に取り付け
るには、第4図イに示すよにワイヤロープ3をク
リツプ4の両脚41a,41bで挾んでボルト4
2、ナツト43で締めるか、第4図ロに示す他の
実施例のようにワイヤロープ3をクリツプ4aの
両脚(先端にボルトを形成)44,45と押え具
46で囲んでナツト47で締めつける。階段の設
置は第5図に示すようにワイヤロープ3にワイヤ
クリツプ4,4aで適度な間隔で階段部材2,2
aを連結した階段10を傾斜面30に配設した
後、ワイヤロープ3の先端を上側の平坦面40に
固定した杭50に締結することによつて行う。ワ
イヤロープ3の下端も杭60などに固定すること
が望ましい。
(ヘ) 効果 以上述べたように、本考案によればワイヤーロ
ープ等の可撓性を有する線状体に対して階段部材
を連結して階段を構成することにより傾斜面にこ
れに対して各階段部材を固定することなく容易に
階段を設置することが可能となる。またこの階段
は階段部材と線状体とを分離した状態で運搬し階
段を設置すべき場所において容易に組立てること
ができるという利点も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の参考例の階段の斜視図、第2
図は第1図に示した階段部材の側面図、第3図は
階段部材の実施例の斜視図、第4図は第1図に示
したワイヤクリツプの取付け状態を示す説明図、
第5図は本考案の階段を斜面に設置した状態を示
す側面図である。 2,2a……階段部材、3……ワイヤロープ、
4,4a……ワイヤクリツプ、10……階段、3
0……斜面、40……上側の平坦面、50,60
……杭。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 斜面用階段にして、 斜面に沿つて互いに離隔されて伸延される少な
    くとも2本の可撓性を有する線状体に対し複数の
    階段部材が線状体の長手方向に沿つて互いにほぼ
    平行に配置され、 階段部材は逆L字形に一体に形成されるほぼ水
    平方向の天板21a及びほぼ垂直方向の側板24
    bを含み、 天板は線状体が通過可能な穴25及び該穴と天
    板の縁部の間にあり線状体を縁部から該穴へ案内
    可能なL字形切欠き溝27を備え、 側板は線状体が通過可能な穴26及び該穴と側
    板の縁部の間にあり線状体を縁部から該穴へ案内
    可能な切欠き溝28を備え、 線状体に固着されるワイヤクリツプ4が各階段
    部材の側板に衝合するように配置され階段部材の
    下降を阻止することを特徴とする斜面用階段。
JP1984141364U 1984-09-18 1984-09-18 Expired JPH04239Y2 (ja)

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JP1984141364U JPH04239Y2 (ja) 1984-09-18 1984-09-18

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JPS6156450U JPS6156450U (ja) 1986-04-16
JPH04239Y2 true JPH04239Y2 (ja) 1992-01-07

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JPH0349136Y2 (ja) * 1985-09-27 1991-10-21
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JPS53149460A (en) * 1977-05-31 1978-12-26 Matsushita Electric Works Ltd Hanging rope laddar

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JPS6156450U (ja) 1986-04-16

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