JPH04239370A - システム状態通報応答装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は電子計算機システムの運
転状態監視に関し、特にシステム状態通報応答装置に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来、電子計算機システムの運転状態に
関する通報・応答は、利用者から異常の通知を受けた後
に他に通報するか，障害・異常状態をコンソール等で常
時オペレータが確認して対応している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオペレ
ータによって電子計算機システムの運転状態を監視，通
報，応答する方式では、オペレータが常に電子計算機シ
ステムの運転状態を監視していなければならないので、
オペレータの負担が非常に重くなるという欠点がある。

【０００４】また、一担障害が発生すると問合せに対す
る応答はオペレータが行うことになっているため、電話
が殺到して障害復旧作業もままならないといった欠点が
ある。

【０００５】また、無人運転時間帯においては、オペレ
ータが介在しない遠隔監視となっているため、問合せに
対する応答ができないという欠点がある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明のシステム状態通
報応答装置は、システムの状態の平常値を格納するファ
イルと、前記システムの状態を示す測定値を前記平常値
と比較し前記システムの状態を異常と判断したとき予め
登録されている連絡先に通報し，前記システムの状態に
関する外部からの問合わせに対し前記システムの最新の
瞬時の状態を応答する通報応答処理装置と、前記通報応
答処理装置が送出する通報応答データを音声情報に変換
する音声応答装置とを有する。

【０００７】また、本発明のシステム状態通報応答装置
において、前記通報応答処理装置はコンピュータシステ
ムの運転状態を監視するととおに通信回線の運用状態お
よびコンピュータ室内の環境状態を監視する手段を具備
する。

【０００８】

【実施例】以下、本発明について図面を参照しながら説
明する。図１は本発明の一実施例を示す説明図である。 同図においてシステム状態通報応答装置は、システムの
状態の平常値を格納するファイル２と、前記システムの
状態を示す測定値を前記平常値と比較し前記システムの
状態を異常と判断したとき予め登録されている連絡先に
通報し，前記システムの状態に関する外部からの問合せ
に対し前記システムの最新の瞬時の状態を応答する通報
応答処理装置１と、前記通報応答処置１が送出する通報
応答データを音声情報に変換する音声応答装置３とを有
する。

【０００９】また、通報応答処理装置１はシステム状態
を監視される対象であるコンピュータ４，回線制御装置
５，環境制御装置６とそれぞれ通信回線によって接続さ
れている。

【００１０】図２は上記の通報応答処理装置１のタスク
の構成を示す説明図である。同図において通報応答処理
装置１はタスク１１〜１８からなる８個のタスクによっ
て構成されている。

【００１１】タスク１１はコンピュータ４上の運転管理
システム４１と２台のＦＥＰ（フロントエンドプロセッ
サ（以下ＦＥＰという。））を使用して交互に通信し、
運転管理システム４１上で収集した情報を入手する。こ
の際、２台のＦＥＰとも通信ができなかった場合で，か
つ直近に入手した情報がシステム終了でなかった場合に
は、タスク１１はコンピュータ４のシステムダウンと判
断する。

【００１２】運転管理システム４１から入手できる情報
の中には、各サブシステムのその時の運転状態や各周辺
装置のメディア毎の状態が含まれている。これらの状態
の中に異常のステータスが１つ以上あれば、タスク１５
に通知する。

【００１３】タスク１２は１台のＦＥＰ経由でコンピュ
ータ４内のオンラインサブシステム４２に固定データを
与え、その固定データを加工して受け取る。その際、デ
ータを与えた時刻と加工後のデータを受け取った時刻の
差を求め、オンラインサブシステム上での応答性を監視
している。この応答時間が予め登録した時間を超えてい
る場合は、タスク１５に通知する。

【００１４】タスク１３は回線制御装置５からたれ流し
的に通知される状態データを収集する。この通知された
状態をもとに回線の状態を判断して異常が検知されたな
らばタスク１５に通知する。

【００１５】タスク１４は環境制御装置６からたれ流し
的に通知される状態データを収集する。この環境制御装
置６は計算機室内にある温度，湿度，漏水のセンサと連
動しており、通知されたこれらの値が予め設定した範囲
外である場合は、タスク１５に通知する。

【００１６】タスク１５はタスク１１〜１４から通知さ
れた状態をもとにシステム運転状態の総合判断を行う。 総合判断を行った結果、通報する必要がある場合は通報
メッセージコードを合成してタスク１６に通知する。

【００１７】タスク１６は音声応答装置３を作動させて
タスク１５から受けとった通報メッセージコードを予め
登録された通報先に音声で通知する。通報先では通報内
容をもとに関連する部門複数箇所に通報する。また、上
記の通報メッセージを受けとった通報先は予めきめられ
た確認メッセージをプッシュ回線経由で応答することに
より、上記の通報を終了する。

【００１８】タスク１７は利用者から問合わせの電話が
かかってきた時に、タスク１５から最新のシステム状態
を入手して音声応答装置３を作動させて音声で応答する
。

【００１９】タスク１８は各種保守を行う。通報先の追
加，変更，削除や、設定値の変更ができる。

【００２０】なお、音声応答装置３を２台設けることに
より通報と問合わせ応答を非同期に行うことができる。 すなわち問合わせ応答中に障害が発生しても、タイムリ
ーに障害通報ができる。

【００２１】

【発明の効果】以上説明したように、本発明はコンピュ
ータシステムの運転状態を各種装置から収集して統合し
、その結果を音声で自動通報したり，問合わせに対して
音声で自動応答することにより、無人状態でシステム監
視するとともにその状態を遠隔地から一般電話経由で知
るとができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す説明図。

【図２】通報応答処理装置のタスク構成を示す説明図。

【符号の説明】

１　　　　通報応答処理装置 ２　　　　ファイル ３　　　　音声応答装置 ４　　　　コンピュータ ５　　　　回線制御装置 ６　　　　環境制御装置

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　システムの状態の平常値を格納するフ
   ァイルと、前記システムの状態を示す測定値を前記平常
   値と比較し前記システムの状態を異常と判断したとき予
   め登録されている連絡先に通報し，前記システムの状態
   に関する外部からの問合わせに対し前記システムの最新
   の瞬時の状態を応答する通報応答処理装置と、前記通報
   応答処理装置が送出する通報応答データを音声情報に変
   換する音声応答装置とを有することを特徴とするシステ
   ム状態通報応答装置。
2. 【請求項２】　　請求項１記載のシステム状態通報応答
   装置において、前記通報応答処理装置はコンピュータシ
   ステムの運転状態を監視するとともに通信回線の運用状
   態およびコンピュータ室内の環境状態を監視する手段を
   具備することを特徴とするシステム状態通報応答装置。