JP2002352359A - ビル管理装置 - Google Patents

ビル管理装置

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JP2002352359A
JP2002352359A JP2001153014A JP2001153014A JP2002352359A JP 2002352359 A JP2002352359 A JP 2002352359A JP 2001153014 A JP2001153014 A JP 2001153014A JP 2001153014 A JP2001153014 A JP 2001153014A JP 2002352359 A JP2002352359 A JP 2002352359A
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Shinobu Nagahara
忍 長原
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
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Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビル装置の異常が顕在化する前に異常の前兆
を検出することにより、システムの可能性を高めること
を目的とする 【解決手段】 この発明に係るビル管理装置は、設備機
器の動作を制御する制御手段と、前記制御手段を制御す
るための制御指令信号を送信する中央処理手段と、シス
テムの動作履歴を蓄積したデータベースとを備え、前記
中央処理手段は、前記データベースに蓄積された動作履
歴の動作レベルが予め設定した動作レベルに達した場合
に、異常予兆信号を出力するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はビル設備の異常予
兆検出を行なうビル管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来のビル管理装置の全体構成
図を示したものであり、この構成におけるビル管理装置
の異常予兆検出について説明する。図において、1は操
作卓、2はLAN、3は中央処理装置、4は通信回線、
5は制御装置、6は設備機器、7はルータ、8はネット
ワーク、9は遠隔監視センターである。
【0003】操作卓1はビル管理装置の操作を行なうも
のであり、LAN2によって中央処理装置3およびルー
タ7と接続されている。また、中央処理装置3は通信回
線4により複数の制御装置5に接続されており、各制御
装置5を制御信号により操作し、中央処理装置3から各
制御機器5に対し出力される検知信号により各制御装置
5の状態も監視している。各制御装置5は設備機器6と
それぞれ接続されており、中央処理装置3からの制御信
号に基づき設備機器6の制御を行なっている。制御装置
5を監視している中央処理装置3が設備機器6のNFB
トリップ(NFB;ノーヒュース゛フ゛レーカ)等の警報により警告信号
を検知すると、この警告信号は中央処理装置3を経由し
て、操作卓1へ伝送される。また、ルータ7、ネットワ
ーク8を介して遠隔監視センター9に対しても警報とし
て警告信号が通知される。
【0004】例えば、中央処理装置3と制御装置5との
間の伝送線である通信回線4が断線等により通信不能状
態になると、中央処理装置3は通信異常として操作卓1
へ異常信号を通知する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来のビ
ル管理装置では、以上のようにビル管理装置の異常検出
を行なっているため、ビル管理装置は通信ができなくな
ってから異常として警報を発するように構成されてい
る。そのため、操作者や遠隔監視センター9では、異常
が顕在化し、システムの運用に支障をきたす状態になっ
てから不具合に対処せざるを得ず、被害が大きくなった
り、ビル管理装置の可能性が低下するといった問題があ
った。
【0006】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたもので、ビル装置の異常が顕在化する前
に異常の前兆を検出することにより、システムの可能性
を高めることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るビル管理
装置は、設備機器の動作を制御する制御手段と、前記制
御手段を制御するための制御指令信号を送信する中央処
理手段と、システムの動作履歴を蓄積したデータベース
とを備え、前記中央処理手段は、前記データベースに蓄
積された動作履歴の動作レベルが予め設定した動作レベ
ルに達した場合に、異常予兆信号を出力するものであ
る。
【0008】また、前記中央処理手段は、所定の制御指
令信号が前記制御手段に対して伝達されるまで、繰り返
し制御指令信号を送信する通信リトライを行ない、前記
データベースの動作履歴は、前記通信リトライのデータ
としたものである。
【0009】また、前記中央処理手段は、設備機器が前
記制御指令に応動するまでの時間である設備応動時間を
検出しており、前記データベースの動作履歴は、前記設
備応動時間のデータとしたものである。
【0010】また、前記データベースの動作履歴は、前
記中央処理手段の所定の処理に対する応答時間を示す応
答時間データとしたものである。
【0011】また、前記データベースの動作履歴は、前
記中央処理手段の有するCPUの所定の処理に対する負
荷率を示すCPU負荷率データとしたものである。
【0012】また、前記データベースの動作履歴は、前
記中央処理手段の有する記録手段の蓄積データ量とした
ものである。
【0013】また、前記制御手段は、前記中央処理手段
からの制御指令信号に応じるビル管理状態である通常モ
ードと、前記中央処理手段からの制御指令信号に応じる
ことのないビル保守状態である保守モードとを有してお
り、前記中央処理手段は、前記制御手段が前記通常モー
ドから前記保守モードに切替わった時刻と回数の情報か
らなる保守回数データを検出しており、前記データベー
スの動作履歴は、前記保守回数データとしたものであ
る。
【0014】また、前記中央処理手段とネットワークを
介して接続された遠隔監視手段をさらに備え、前記中央
処理手段は、異常予兆信号を前記遠隔監視手段に対し発
報するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係るビル管理装置の全体構成を示すブロ
ック図である。図において、図8と同一箇所は同一符号
を付し、その説明は省略する。新たな符号として、10
は予兆データベースであり、予兆を検出するためのシス
テムの動作履歴を記録したものである。
【0016】次に、上記構成における本実施の形態1に
係るビル管理装置の異常予兆検出時の動作について説明
する。中央処理装置3は、制御装置5に対して制御指令
信号を発信することにより空調設備等の各種設備機器の
制御を行なっている。ここで、中央処理装置3は制御装
置5に対する制御指令信号の伝達を、制御装置5からの
応答信号により検知しており、この検知信号が得られる
まで繰り返して上記制御指令信号を通信リトライする。
また、中央処理装置3は、このようにして得られた通信
リトライの動作履歴を情報とする通信リトライデータを
予兆データベース10に蓄積する。図2は、予兆データ
ベース10に蓄積された通信リトライデータの一例を示
したものである。
【0017】図2において、送信先の列に示されたLC
P00〜LCP03は複数の制御装置5を識別する番号
を示しており、制御装置LCP03の該当する行(No.
8,No.11)を見ると通信リトライ回数がいずれも2回と
なっている。このように通信リトライ回数が多い状態が
続いている場合には、通信回線4がノイズの影響を受け
ていたり、回線が半断線の状態(回線が切れ掛かってい
るため、抵抗値が増大したり、回線が接触と断線を繰り
返しているような状態)となっていることが予想され
る。したがって、例えば、中央処理装置3に対し、通信
リトライデータの回数が2回以上である場合が、同一の
制御装置5から継続して2回検出された場合には異常予
兆状態であると判断するように予め設定しておけば、図
2の予兆データベース10の場合にはNo.11の行の
時点で制御装置LCP03は、中央処理装置3によって
異常予兆状態であると判断される。
【0018】このように、中央処理装置3は予兆データ
ベース10と定期的にアクセスすることにより、通信リ
トライ回数のデータから上記異常予兆状態であると判断
される制御装置5が検出された場合には、異常予兆信号
を操作卓1に対して出力する。操作卓1へ出力された異
常予兆信号に基づき、例えば、操作卓1はモニター等の
表示手段あるいは警報を発することによって異常予兆検
出を管理者等へ知らせることができる。
【0019】以上のように、本実施の形態1に係るビル
管理装置によれば、通信回線4の異常が顕在化する前
に、異常予兆信号を認識することにより、異常予兆に対
応することができる。
【0020】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2に係るビル管理装置の予兆データベース10に蓄積
された設備応動時間データの一例を示したものである。
図3において、機器番号の列に示された数値は複数の設
備機器6を識別する番号を示しており、設備機器010
0100の該当する行(No.2,No.10)を見ると応動時間
(秒)がいずれも他の設備機器6に比べて長くなってい
る。このように設備応動時間が、長い状態が続いている
場合には、設備機器6側の起動までの時間が長くなって
いる可能性があり、機械的な異常または制御回路の異常
が予想される。したがって、例えば、中央処理装置3に
対し、設備応動時間データが3.0秒以上である場合
が、同一の設備機器6から継続して2回検出された場合
には異常予兆状態であると判断するように予め設定して
おけば、図3の予兆データベース10の場合にはNo.
10の行の時点で設備機器0100100は、中央処理
装置3によって異常予兆状態であると判断される。
【0021】このように、中央処理装置3は予兆データ
ベース10と定期的にアクセスすることにより、設備応
動時間データから上記異常予兆状態であると判断される
設備機器6が検出された場合には、異常予兆信号を操作
卓1に対して出力する。操作卓1へ出力された異常予兆
信号に基づき、例えば、操作卓1はモニター等の表示手
段あるいは警報を発することによって異常予兆検出を管
理者等へ知らせることができる。
【0022】以上のように、本実施の形態2に係るビル
管理装置によれば、設備機器6の異常が顕在化する前
に、異常予兆信号を認識することにより、異常予兆に対
応することができる。
【0023】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3に係るビル管理装置の予兆データベース10に蓄積
された中央処理装置(CIP)応答時間データの一例を
示したものである。図4において、時刻0:07:36
以降の中央処理装置応答時間(秒)がそれ以前の中央処
理装置応答時間(秒)に比べて長くなっている。このよ
うに中央処理装置応答時間が、長い状態が続いている場
合には、中央処理装置の不具合、例えば、ハードディス
クの異常、メモリ不足、作業負荷の異常、アプリケーシ
ョンソフトの異常などが予想される。したがって、例え
ば、中央処理装置3に対し、中央処理装置応答時間デー
タが2.0秒以上である場合が、継続して3回検出され
た場合には異常予兆状態であると判断するように予め設
定しておけば、図4の予兆データベース10の場合には
No.11の行の時点で、中央処理装置3によって異常
予兆状態であると判断される。
【0024】このように、中央処理装置3は予兆データ
ベース10と定期的にアクセスすることにより、中央処
理装置応答時間データから上記異常予兆状態であると判
断した場合には、異常予兆信号を操作卓1に対して出力
する。操作卓1へ出力された異常予兆信号に基づき、例
えば、操作卓1はモニター等の表示手段あるいは警報を
発することによって異常予兆検出を管理者等へ知らせる
ことができる。
【0025】以上のように、本実施の形態3に係るビル
管理装置によれば、設備機器の異常が顕在化する前に、
異常予兆信号を認識することにより、異常予兆に対応す
ることができる。
【0026】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4に係るビル管理装置の予兆データベース10に蓄積
された中央処理装置内のCPU負荷率データを示したも
のである。図5において、時刻0:00:08以降のC
PU負荷率(%)がそれ以前のCPU負荷率(%)に比
べて大きくなっている。このようにCPU負荷率(%)
が、大きい状態が続いている場合には、中央処理装置3
のシステムダウンにつながる危険性がある。したがっ
て、例えば、中央処理装置3に対し、CPU負荷率デー
タが継続して45%以上である場合が、3回継続して検
出された場合には異常予兆状態であると判断するように
予め設定しておけば、図5の予兆データベース10の場
合には時刻0:00:10の時点で中央処理装置のCP
Uは、中央処理装置3によって異常予兆状態であると判
断される。
【0027】このように、中央処理装置3は予兆データ
ベース10と定期的にアクセスすることにより、CPU
負荷率データから上記異常予兆状態であると判断される
設備機器6が検出された場合には、異常予兆信号を操作
卓1に対して出力する。操作卓1へ出力された異常予兆
信号に基づき、例えば、操作卓1はモニター等の表示手
段あるいは警報を発することによって異常予兆検出を管
理者等へ知らせることができる。
【0028】以上のように、本実施の形態2に係るビル
管理装置によれば、中央処理装置のCPUの異常が顕在
化する前に、異常予兆信号を認識することにより、異常
予兆に対応することができる。
【0029】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態2に係るビル管理装置の予兆データベース10に蓄積
された中央処理装置のハードディスクの蓄積データ量を
示したものである。図6において、年月日2001/1
/9以降の蓄積データ量(KB)がそれ以前の蓄積デー
タ量(KB)に比べて大きくなっている。したがって、
例えば、中央処理装置3に対し、ハードディスクの蓄積
データ量が500(KB)以上である場合が、3回継続
して検出された場合には異常予兆状態であると判断する
ように予め設定しておけば、図5の予兆データベース1
0の場合には年月日2001/1/11の時点でハード
ディスクの蓄積データ量は、中央処理装置3によって異
常予兆状態であると判断される。
【0030】このように、中央処理装置3は予兆データ
ベース10と定期的にアクセスすることにより、蓄積デ
ータ量からハードディスクが上記異常予兆状態であると
判断された場合には、異常予兆信号を操作卓1に対して
出力する。操作卓1へ出力された異常予兆信号に基づ
き、例えば、操作卓1はモニター等の表示手段あるいは
警報を発することによって異常予兆検出を管理者等へ知
らせることができる。
【0031】以上のように、本実施の形態5に係るビル
管理装置によれば、中央処理装置のハードディスクの蓄
積データ量の異常が顕在化する前に、異常予兆信号を認
識することにより、異常予兆に対応することができる。
【0032】実施の形態6.本実施の形態6に係るビル
管理装置は、通常のビル管理状態においては各種設備機
器6が中央処理装置3の制御指令信号の元に管理されて
いる通常モードと、例えば、制御装置5の保守サービス
を行なう場合に、ビル管理装置の通常モードからビル管
理状態を解放する保守モードとを有している。
【0033】図7はこの発明の実施の形態6に係るビル
管理装置の予兆データベース10に蓄積された設備機器
6の保守回数データの一例を示したものである。図7に
おいて、LCP番号は制御装置を識別する番号を示して
おり、制御装置LCP03の保守回数が年月日2001
/4/1以降非常に多くなっている。したがって、例え
ば、中央処理装置3に対し、保守回数が3日の間に5回
検出された場合には異常予兆状態であると判断するよう
に予め設定しておけば、図7の予兆データベース10の
場合には年月日2001/1/11時刻19:11:2
3の時点で保守回数データは、中央処理装置3によって
異常予兆状態であると判断される。
【0034】このように、中央処理装置3は予兆データ
ベース10と定期的にアクセスすることにより、保守回
数データが上記異常予兆状態であると判断された場合に
は、異常予兆信号を操作卓1に対して出力する。操作卓
1へ出力された異常予兆信号に基づき、例えば、操作卓
1はモニター等の表示手段あるいは警報を発することに
よって異常予兆検出を管理者等へ知らせることができ
る。
【0035】以上のように、本実施の形態5に係るビル
管理装置によれば、設備機器6の保守回数データの異常
が顕在化する前に、異常予兆信号を認識することによ
り、異常予兆に対応することができる。
【0036】なお、上記では制御装置5の保守サービス
時を通常モードから保守モードへの切替としているが、
これに限るものではなく、例えば、制御装置5が何らか
の事情により人為的に操作された場合には、その操作を
中央処理装置3が自動的に検出して、保守モードへ切替
えるように設定しておくことも可能である。
【0037】また、上記実施の形態1から6のビル管理
装置において、図1に示すように央処理装置3とルータ
7とネットワーク8を介して接続された遠隔監視センタ
ー9を備え、中央処理装置3は異常予兆信号を発信する
場合に、併せて上記遠隔監視センター9へ異常予兆信号
を発報すれば、遠隔地に対しても同様に異常が顕在化す
る事前に、設備の異常予兆状態を知らせることができ
る。
【0038】
【発明の効果】この発明によれば、設備機器の動作を制
御する制御手段と、前記制御手段を制御するための制御
指令信号を送信する中央処理手段と、前記中央処理手段
の動作履歴を蓄積したデータベースとを備え、前記中央
処理手段は、前記データベースに蓄積された動作履歴の
動作レベルが予め設定した動作レベルに達した場合に、
異常予兆信号を出力することにより、異常が顕在化する
前に異常の前兆を検出し、前もって異常を発報すること
ができる。
【0039】また、前記中央処理手段は、所定の制御指
令信号が前記制御手段に対して伝達されるまで、繰り返
し制御指令信号を送信する通信リトライを行ない、前記
データベースの動作履歴は、前記通信リトライのデータ
としたことにより、通信回線に影響を与えている異常が
顕在化する前に異常の前兆を検出し、前もって異常を発
報することができる。
【0040】また、前記中央処理手段は、設備機器が前
記制御指令に応動するまでの時間である設備応動時間を
検出しており、前記データベースの動作履歴は、前記設
備応動時間のデータとしたことにより、設備応動時間に
影響を与えている異常が顕在化する前に異常の前兆を検
出し、前もって異常を発報することができる。
【0041】また、前記データベースの動作履歴は、前
記中央処理手段の所定の処理に対する応答時間を示す応
答時間データとしたことにより、中央処理装置の応答時
間に影響を与えている異常が顕在化する前に異常の前兆
を検出し、前もって異常を発報することができる。
【0042】また、前記データベースの動作履歴は、前
記中央処理手段の有するCPUの所定の処理に対する負
荷率を示すCPU負荷率データとしたことにより、中央
処理装置のCPU負荷率に影響を与えている異常が顕在
化する前に異常の前兆を検出し、前もって異常を発報す
ることができる。
【0043】また、前記データベースの動作履歴は、前
記中央処理手段の有する記録手段の蓄積データ量とした
ことにより、中央処理装置の記録手段の蓄積データ量に
影響を与えている異常が顕在化する前に異常の前兆を検
出し、前もって異常を発報することができる。
【0044】また、前記制御手段は、前記中央処理手段
からの制御指令信号に応じる通常状態である通常モード
と、前記中央処理手段からの制御指令信号に応じること
のない保守状態である保守モードとを有しており、前記
中央処理手段は、前記制御手段が前記通常モードから前
記保守モードに切替わった時刻と回数の情報からなる保
守回数データを検出しており、前記データベースの動作
履歴は、前記保守回数データとしたことにより、保守回
数データに影響を与えている異常が顕在化する前に異常
の前兆を検出し、前もって異常を発報することができ
る。
【0045】また、前記中央処理手段とネットワークを
介して接続された遠隔監視手段をさらに備え、前記中央
処理手段は、異常予兆信号を前記遠隔監視手段に対し発
報することにより、遠隔地へも迅速に異常を知らせるこ
とができ、システムの可能性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るビル管理装置の全体構成を示
すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るビル管理装置
の予兆データベースに蓄積された通信リトライデータの
一例を示す表である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係るビル管理装置
の予兆データベースに蓄積された設備応動時間データの
一例を示す表である。
【図4】 この発明の実施の形態3に係るビル管理装置
の予兆データベースに蓄積された中央処理装置応答時間
データの一例を示す表である。
【図5】 この発明の実施の形態4に係るビル管理装置
の予兆データベースに蓄積されたCPU負荷率データの
一例を示す表である。
【図6】 この発明の実施の形態5に係るビル管理装置
の予兆データベースに蓄積された蓄積データ量の一例を
示す表である。
【図7】 この発明の実施の形態6に係るビル管理装置
の予兆データベースに蓄積された保守回数データの一例
を示す表である。
【図8】 従来のビル管理装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 操作卓、2 LAN、3 中央処理装置、4 通信
回線、5 制御装置、6 設備機器、7 ルータ、8
ネットワーク、9 遠隔監視センター、10予兆データ
ベース。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設備機器の動作を制御する制御手段と、 前記制御手段を制御するための制御指令信号を送信する
    中央処理手段と、 システムの動作履歴を蓄積したデータベースとを備え、 前記中央処理手段は、前記データベースに蓄積された動
    作履歴の動作レベルが予め設定した動作レベルに達した
    場合に、異常予兆信号を出力することを特徴とするビル
    管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のビル管理装置におい
    て、 前記中央処理手段は、所定の制御指令信号が前記制御手
    段に対して伝達されるまで、繰り返し制御指令信号を送
    信する通信リトライを行ない、 前記データベースの動作履歴は、前記通信リトライのデ
    ータとしたことを特徴とするビル管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のビル管理装置におい
    て、 前記中央処理手段は、設備機器が前記制御指令に応動す
    るまでの時間である設備応動時間を検出しており、 前記データベースの動作履歴は、前記設備応動時間のデ
    ータとしたことを特徴とするビル管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のビル管理装置におい
    て、 前記データベースの動作履歴は、前記中央処理手段の所
    定の処理に対する応答時間を示す応答時間データとした
    ことを特徴とするビル管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のビル管理装置におい
    て、 前記データベースの動作履歴は、前記中央処理手段の有
    するCPUの所定の処理に対する負荷率を示すCPU負
    荷率データとしたことを特徴とするビル管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のビル管理において、 前記データベースの動作履歴は、前記中央処理手段の有
    する記録手段の蓄積データ量としたことを特徴とするビ
    ル管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のビル管理装置におい
    て、 前記制御手段は、前記中央処理手段からの制御指令信号
    に応じるビル管理状態である通常モードと、前記中央処
    理手段からの制御指令信号に応じることのないビル保守
    状態である保守モードとを有しており、 前記中央処理手段は、前記制御手段が前記通常モードか
    ら前記保守モードに切替わった時刻と回数の情報からな
    る保守回数データを検出しており、 前記データベースの動作履歴は、前記保守回数データと
    したことを特徴とするビル管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載のビル管理装置において、 前記中央処理手段とネットワークを介して接続された遠
    隔監視手段をさらに備え、 前記中央処理手段は、異常予兆信号を前記遠隔監視手段
    に対し発報することを特徴とするビル管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013097458A (ja) * 2011-10-28 2013-05-20 Hitachi Ltd プラント監視制御装置及びプラント監視制御方法
JP7475114B2 (ja) 2019-05-10 2024-04-26 ホーチキ株式会社 監視システム

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