JPH0423791A - エスカレータ装置 - Google Patents

エスカレータ装置

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JPH0423791A
JPH0423791A JP12638490A JP12638490A JPH0423791A JP H0423791 A JPH0423791 A JP H0423791A JP 12638490 A JP12638490 A JP 12638490A JP 12638490 A JP12638490 A JP 12638490A JP H0423791 A JPH0423791 A JP H0423791A
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wheelchair
normal
switch
escalator
operated
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Shigeji Kitamura
北村 茂治
Yoshihiro Kondo
良弘 近藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車椅子用運転時に通常運転時の通常形態から
車椅子を搭載可能な車椅子形態に変態動作する車椅子用
踏段を備えたエスカレータ装置の構造の改良に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来の車椅子用踏段を備えたエスカレータ装置は特公昭
63−19437号や特開平2−13594号公報等に
示されている様に、エスカレータの複数の通常踏段間に
介在配置された単一又は複数の車椅子用踏段と、この車
椅子用踏段の内部に配設され車椅子用運転時に動作して
車椅子用踏段を通常形態から車椅子を搭載可能な車椅子
形態に或は車椅子形態から通常形態に変態動作させる駆
動力伝達機構と、主枠の内部の乗降口相当部にそれぞれ
配設され車椅子用運転時に創作して移動して来る車椅子
用踏段の駆動力伝達機構を噛合等して動作させる複数の
仕掛装置とから構成されている。
そして、この複数の仕掛装置は、主枠の内部に配設され
た乗り口用スイッチや降り口用スイッチの動作に基づき
、個々に制御され動作していた。
(発明が解決しようとする課題〕 従来のエスカレータ装置は以上のように構成され、複数
の仕掛装置が個々に制御されて動作していたので、乗り
口の仕掛装置が正常に動作して車椅子用踏段を通常形態
から車椅子形態に変態動作させても、降り口の仕掛装置
に動作不良等が生じた場合には、車椅子形態の車椅子用
踏段を通常形態に変態動作させることができず、大事故
が発生する虞れがあった。
本発明は、上記に鑑みなされたもので、仕掛装置の信頼
性を向上させることのできるエスカレータ装置を提供す
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明においては上述の目的を達成するため、エスカレ
ータの主枠に配置されて循環移動する複数の通常踏段と
、この複数の通常踏段間に介在配置された車椅子用踏段
と、この車椅子用踏段の内部に配設され車椅子用運転時
に動作して車椅子用踏段を通常形態から車椅子を搭載可
能な車椅子形態に又は車椅子形態から通常形態に変態動
作させる駆動力伝達機構と、主枠の内部の乗降口相当部
に配設され車椅子用運転時に動作して移動して来る車椅
子用踏段の駆動力伝達機構を動作させる複数の仕掛装置
とを備え、しかも、主枠の内部に複数の仕掛装置を同期
して動作させるスイッチを配設し、車椅子用踏段の前方
に位置する通常踏段には、車椅子用運転時に動作して該
スイッチを当接して動作させるアクチュエータを配設し
たことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、主枠の内部に複数の仕掛装置を同期し
て動作させるスイッチを配設し、車椅子用踏段の前方に
位置する通常踏段には、車椅子用運転時に動作して該ス
イッチを当接して動作させるアクチュエータを配設して
いるので、複数の仕掛装置を確実に同期して動作させる
ことができ、仕掛装置の信頼性を大幅に向上させること
ができる。
〔実施例〕
以下、第1図〜第11図に示す一実施例に基づき本発明
を詳述すると、図中、<1) はエスカレータの本体た
る主枠で、この主枠(1)の両側には第1図に示す如く
、欄干(2)を立設し、この欄干(2)には、図示しな
い駆動機の駆動に基づき循環移動する無端状の移動手摺
(3)を巻回配置している。
上記主枠(1)は第1図、第2図、第4図、第5図、及
び第8図に示す如く、上階に水平に設けられた上部機械
室(1a)と、下階に水平に設けられた下部機械室(l
b)と、上部機械室(1a)と下部機械室(1b)との
間に傾斜して架設された傾斜部(lc)と、上部機械室
(1a)の水平上部に敷設された櫛板からなる乗降口床
(1d)と、下部機械室(tb)の水平上部に敷設され
た櫛板からなる乗降口床(1e)とから構成されている
。また、主枠(1)の内部には、第7図及び第9図に示
す如く、L字形の一対の前輪用ガイドレール(4)とL
字形の一対の後輪用ガイドレール(5)とを長手方向に
向けて配設しており、これら一対のガイドレール(4)
 、 (5)が相俟って主枠(1)の内部長手方向に無
端状の循環路を形成している。
(6)は主枠(1) に配置した複数の通常踏段で、こ
の通常踏段(6)の前方上部には、第5図及び第7図に
示す如く、軸(7)を水平に貫設し、この軸(7)の両
側部には、該駆動機の駆動に基づき移動手摺(3)と同
期して循環移動する無端状のチェーン(8)を連結する
とともに、軸(7)の両端部には、一対の前輪用カイト
レール(4)に係合・案内される前輪(9)を回動可能
に枢着している。また、通常踏段(6)の後方における
両側下部には、対の後輪用カイトレール(5)に係合・
案内される後輪(lO)を回動可能に枢着している。
(11)は複数の通常踏段(6)の間に介在配置した車
椅子用踏段群で、この車椅子用踏段群(11)は第2図
及び第3図に示す如く、第1の車椅子用踏段(12)と
、この第1の車椅子用踏段(12)の後方に隣接して位
置する第2の車椅子用踏段(13)と、この第2の車椅
子用踏段(13)の後方に隣接して位置する第3の車椅
子用踏段(14)とを備え、エスカレータの通常運転時
には通常踏段(6)と同様の形態で循環移動し、車椅子
用運転時には車椅子利用者(15)の車椅子(15a)
を搭載可能な車椅子形態に変態創作する機能を有してい
る。尚、本実施例では、第1・第2・第3の車椅子用踏
段(12)・(13)・(14)からなる車椅子用踏段
を使用するものを示すが、これに限定されるものではな
い。
上記第1の車椅子用踏段(12)は相互に対向する一対
の本体(120) と、この本体(120)  −(1
20)間に支持され車椅子用運転時に揺動傾斜して車椅
子(15a)の足場との干渉を回避する傾斜踏段(12
1)とから構成されている。また、上記第2の車椅子用
踏段(13)は、その内部の上部両側に配設され車椅子
用運転時に複数のフォークガイド(130) に案内さ
れつつ背面であるクリートライザ(131)の貫通孔を
貫通して外部後方に水平に突出する出没可能な一対のフ
ォーク(132)  と、このフォーク(132)の下
面の一部に刻設されたラック(133) とから構成さ
れている。そして上記第3の車椅子用踏段(14)は、
本体(140) に上下動可能に支持された可動踏板(
141,)  と、この可動踏板(141)の下面前方
に並設された複数のフォーク受け(142)  と、こ
の複数のフォーク受け(142) に水平に穿設され車
椅子用運転時にフォーク(132)に水平に貫通される
複数の孔(143) と、可動踏板(141)の内部後
方に傾斜して配設され車椅子用運転時に可動踏板(14
1)の路面の後部両側を貫通して外部上方に突出し、車
椅子(15a)の車輪の動作を規制する出没可能な一対
の車止め(144) とから構成されている。尚、第1
・第2・第3の車椅子用踏段(12)・(13)・(1
4)のその他の部分は、通常踏段(6)と略同様に構成
されている。
(16)は第1・第2・第3の車椅子用踏段(12)・
(13)・(14)の内部にそれぞれ配設した駆動力伝
達機構で、この駆動力伝達機構(16)は、車椅子用運
転時に動作して第1・第2・第3の車椅子用踏段(12
)・(13)・(14)を通常形態から車椅子形態に、
或は車椅子形態から通常形態にそれぞれ変態動作させる
機能を有している。
以下、この駆動力伝達機構(16)の構造を第2の車椅
子用踏段(13)を例に第5図〜第9図を参照しながら
詳述すると、(160)は第2の車椅子用踏段(13)
の内部に配設された対向する一対の軸受で、この一対の
軸受(160) 、 (160)間には、第2の車椅子
用踏段(13)の幅方向に水平に位置するピニオン軸(
161)が回動可能に軸架されており、このピニオン軸
(161)には、正転ビニオン(162)が嵌着されて
いる。(163)は第2の車椅子用踏段(13)の内部
に配設されて一対の軸受(160)の前方に位置する一
対の軸受で、この相対向する一対の軸受(163)  
・(163)間には、ピニオン軸(161)の前方に平
行且つ水平に位置するピニオン軸(164)が回動可能
に軸架されており、このピニオン軸(164)には、正
転ビニオン(162)の前部−側と噛合する逆転ビニオ
ン(165)が嵌着されている。(161i)は第2の
車椅子用踏段(13)の内部に配設されて一対の軸受(
160)の直上に位置する一対の軸受で、この対向する
一対の軸受(166)  ・(166)間には、ピニオ
ン軸(161)の直上に位置する横長の中間ギア軸(1
67)が回動可能に軸架されており、この中間ギア軸(
167)の−側には、一方のフォーク(132)のラッ
ク(133)  と正転ビニオン(162)  との間
に介在して噛合する中間ギア(168)が嵌着されると
ともに、中間ギア軸(167)の他側には、他方のフォ
ーク(132)のラック(133)  と噛合する中間
ギア(168A)が嵌着されている。尚、第1・第3の
車椅子踏段(12)・(14)の内部に配設された駆動
力伝達機構(16)も略同様に構成されている。また、
本実施例では上述した構造の駆動力伝達機構(16)を
使用するものを示すが、これに限定されるものではない
(17)・(17A)は主枠(1)の内部に配設して乗
降口床(ld)・(1e)の先端の略直下に位置させた
仕掛装置で、この仕掛装置(17)・<17A)は車椅
子用運転時に動作して駆動力伝達機構(16)を動作さ
せ、この駆動力伝達機構(16)に第1・第2・第3の
車椅子用踏段(12)・(13)・(14)を変態動作
させる機能を有している。
以下、この仕掛装置(17)の構造を第5図を参照しな
がら詳述すると、(170)は主枠(1)の内部−側に
固設されて乗降口床(1e)の先端の略直下に位置する
軸受で、この軸受(170)には、ラック軸(171)
が上下動可能に支持され、このラック軸(171)の頂
部には、L字形の取付板(172)が取着されており、
この取付板(172)には、正転ビニオン(152)と
噛合して時計方向に回転させる搬送方向に指向したラッ
ク(173)が取着されている。そして主枠(1)の内
部には、モータ(174)が配設されており、このモー
タ(174)の出力軸(174a)には、ラック軸(1
71)のラックと噛合して上下動させるビニオン(17
5)が嵌着されている。尚、仕掛装置(17A)も第8
図に示す如く、仕掛装置(17)と同様に構成されてい
るが、主枠(1)の内部他側に配設されて乗降口床(l
e)の先端の略直下に位置する点、及びラック(173
)が逆転ピニオン(165)と噛合して時計方向に回転
させる点が異なっている。また、本実施例では上述した
構造の仕掛装置(17)・(17A)を使用するものを
示すが、これに限定されるものではない。
(18)は主枠(1)の内部に配設して一対の後輪用レ
ール(5)の帰路側の下端部に位置させた第1のスイッ
チで、この第1のスイッチ(18)は第2図に示す如く
、車椅子用運転時に動作してエスカレータの上昇運転の
場合には、エスカレータを特定位置で減速させるととも
に、仕掛装置(17)・(17A)を同期して動作させ
てラック(173)  ・(173)を上昇させ、且つ
、車椅子用踏段群(11)を乗降口床(1e)で−時停
止させる機能を有している。また、下降運転の場合には
、エスカレータを特定位置で増速動作させるとともに、
仕掛装置(17)・(17A)を同期して動作させて上
昇したラック(173)(173)を通常の位置に復帰
させる機能を有している。
(1g)は主枠(1)の内部に配設して一対の後輪用レ
ール(5)の往路側の下端部に位置させた第2のスイッ
チで、この第2のスイッチ(19)は第2図に示す如く
、車椅子用運転時に動作してエスカレータの下降運転の
場合に、エスカレータを特定位置で減速動作させる機能
を有している。
(20)は主枠(1)の内部に配設して一対の後輪用レ
ール(5)の往路側の上端部に位置させた第3のスイッ
チで、この第3のスイッチ(20)は第4図に示す如く
、車椅子用運転時に動作してエスカレータの上昇運転の
場合に、エスカレータを特定位置で減速動作させる機能
を有している。
(21)は生粋(1)の内部に配設して一対の後輪用レ
ール(5)の帰路側の上端部に位置させた第4のスイッ
チで、この第4のスイッチ(21)は第4図に示す如く
、車椅子用運転時に動作してエスカレータの上昇運転の
場合には、仕掛装置(17)・(17A)を同期して動
作させ、上昇したラック(173)(173)を通常の
位置に復帰させるとともに、エスカレータを特定位置で
増速動作させる機能を有している。また、下降運転の場
合には、エスカレータを特定位置で減速動作させるとと
もに、仕掛装置(17)・(17A)を同期して動作さ
せてラック(173)  ・(173)を上昇させ、且
つ、車椅子用踏段群(11)を乗降口床(1d)で−時
停止させる機能を有している。
(22)は第1の車椅子用踏段(12)の前方に隣接し
て位置する通常踏段(6A)に配設したアクチュエータ
で、このアクチュエータ(22)は第2図及び第4図に
示す如く、車椅子用運転時に動作して上記第1・第2・
第3・第4のスイッチ(18)・(19)・(20)・
(21)を当接して動作させる機能を有している。
(23)は欄干(2)の内側部の上端部及び下端部に配
設したスイッチで、このスイッチ(23)は第1図に示
す如く、エスカレータを通常運転から車椅子用運転に切
換えるとともに、アクチュエータ(22)を第1・第2
・第3・第4のスイッチ(18)・(19)・(20)
・(21)に当接可能に動作させる車椅子用運転切換ス
イッチ(23a)  と、乗場口に一時停止した車椅子
用踏段(11)を緩起動させる車椅子用運転起動スイッ
チ(23b)とから構成されている。
次に動作について説明するが、説明の便宜上、上昇運転
の場合について説明する。
先ず、通常運転の場合には、車椅子用踏段群(11)は
通常踏段(6)・(6八)と同様の通常形態で循環移動
して、一般の利用者を乗り口である乗降口床(1e)か
ら降り口である乗降口床(1d)に搬送する。
次に車椅子用運転の場合について述べる。
先ず、乗り口である乗降口床(1e)にやりて来た車椅
子用利用者(15)がスイッチ(23)の車椅子用運転
切換スイッチ(23a)を操作すると、移動中の通常踏
段(6A)のアクチュエータ(22)が第1・第2・第
3・第4のスイッチ(18)・(19)・(20)・(
21)に当接可能に動作する。そして、この通常踏段(
6A)のアクチュエータ(22)が搬送方向前方の第1
のスイッチ(18)を当接して動作させ、エスカレータ
を特定位置で減速動作させるとともに、複数の仕掛装置
(17)・(17A)のモータ(174)を駆動させる
即ち、モータ(174)が正転駆動してピニオン(17
5)を回転させ、ラック軸(171)が上昇動作してラ
ック(173)を所定の位置迄上昇させる。
次いで、乗降口床(1e)に第1・第2の車椅子用踏段
(12)・(13)が水平移動して来て、駆動力伝達機
構(16)の正転ビニオン(152)がラック(173
)と移動しつつ順次噛合すると、駆動力伝達機構(16
)が動作して第1の車椅子用踏段(12)の傾斜踏段(
121)を傾斜させるとともに、第2の車椅子用踏段(
13)の一対のフォーク(132)を内部からクリート
ライザ(131)の貫通孔を介して外部後方に突出させ
、車椅子形態の一部が形成され、その後車椅子用踏段群
(11)が乗降口床(1e)に−時停止する。
この変態動作を第2の車椅子用踏段(13)を例に詳述
すると、第5図水入方向に水平に移動する正転ビニオン
(1a2)がラック(173) と噛合して同図示B方
向に回転し、正転ビニオン(162) と噛合する逆転
ビニオン(165)が反時計方向に回転するとともに、
ラック(133) と噛合した中間ギア(188)  
・(168A)が反時計方向に回転し、一対のフォーク
(132)が同図示矢印方向に突出移動する。そして、
一対のフォーク(132)がクリートライザ(131)
の貫通孔を貫通して可動踏板(141)の孔(143)
を貫通し、第2の車椅子用踏段(13)と可動踏板(1
41)  とが係合する。
次いで、車椅子利用者(15)が車椅子(15a)を乗
降口床(1e)から第2の車椅子用踏段(13)及び第
3の車椅子用踏段(14)の可動踏板(141)の路面
に移動させてスイッチ(23)の車椅子用運転起動スイ
ッチ(23b)を操作すると、エスカレータが緩起動し
て車椅子用踏段群(11)を搬送方向に水平移動させ、
第3の車椅子用踏段(14)の正転ビニオン(162)
がラック(173)  と駆動しつつ噛合して駆動力伝
達機構(16)を動作させ、車止め(144)が可動踏
板(141)の路面の後部両側を貫通して車椅子(15
a)の車輪の動作を規制する。そして、車椅子用踏段群
(11)が水平移動から上昇移動し始めると、第2の車
椅子用踏段(13)の上昇に伴い可′#JWi板(14
1)が本体(140)から徐々に上昇動作して第2の車
椅子用踏段(13)の路面と同一水平面上に位置し、車
椅子形態の残部が形成される。然してその後、エスカレ
ータは増速動作する。
次いで、上昇移動する車椅子用踏段群(11)が降り湯
口である乗降口床(1d)に接近すると、通常踏段(6
A)のアクチュエータ(22)が第3のスイッチ(20
)を当接して動作させ、エスカレータを特定位置で減速
動作させる。そして、移動する車椅子用踏段群(11)
が上昇移動から水平移動し始めると、第3の車椅子用踏
段(14)の本体(140)が可動踏板(141)  
に対して相対的に上昇して、換言すれば、可動踏板(1
41)が相対的に下降動作して本体(140)の路面と
同一水平面上に位置し、車椅子形態の一部が解除される
次いで、乗降口床(1d)に車椅子用踏段群(11)が
水平移動して来て、駆動力伝達機構(16)の逆転ビニ
オン(165)がラック(173)と移動しつつ順次噛
合すると、駆動力伝達機構(16)が動作して第1の車
椅子用踏段(12)の傾斜した傾斜踏板(121)を通
常の形態に揺動傾斜させるとともに、第2の車椅子用踏
段(13)の突出した一対のフォーク(132)を内部
に退役移動させ、且つ第3の車椅子用踏段(14)の突
出した車止め(144)を内部に退役移動させる。この
変態動作を第2の車椅子用踏段(13)を例に詳述する
と、第8図示A方向に水平移動する逆転ビニオン(16
5)がラック(173)  と噛合して同図示E方向に
回転し、逆転ビニオン(165)と噛合する正転ビニオ
ン(162)がC方向に回転してラッり(133)  
と噛合する中間ギア(168)  ・(168A)を時
計方向に回転させ、一対のフォーク(132)が同図示
矢印方向に退役移動して可動踏板(141) との係合
を解除する。
然して、車椅子利用者(15)は、車椅子(15a)を
移動中の第2・第3の車椅子用踏段(13)・(14)
から乗降口床(1d)に移動させる。この移動の際、車
椅子用踏段群(11)や後続の通常踏段(6)は−時停
止しないが、路面が水平状態を維持しつつ移動するので
、別設安全性の問題を生じない。
そしてその後、反転して乗降口床(1e)に向ってB動
する通常踏段(6A)のアクチュエータ(22)が第4
のスイッチ(21)を当接して動作させると、仕掛装置
(17)・(17A)のモータ(174)が逆転駆動し
て仕掛装置(17)・(17A)を通常の状態に復帰さ
せるとともに、エスカレータを増速動作させる。
然して、車椅子用踏段群(11)は通常踏段(6)(6
A)と同様の通常形態で循環移動し、上記動作を車椅子
用運転時に繰り返し行う。
次に、下降運転における車椅子用運転の場合には、通常
踏段(6A)のアクチュエータ(22)が第4・第2・
第1のスイッチ(21)・(19)・(18)を順次当
接して動作させ、これら第4・第2・第1のスイッチ(
21)・(19)・(18)の動作に基づき、上述した
上昇運転の場合と同様の動作が行われる。尚、下降運転
の場合には搬送方向が逆になるので、逆転ビニオン(1
65)が仕掛装置(17A)のラック(173)  と
移動しっつ噛合してフォーク(132)に可動踏板(1
41)の孔(143)を貫通させ、正転ビニオン(11
i2)が仕掛装置t (17)のラック(173)と移
動しつつ噛合して突出したフォーク(132)を第2の
車椅子用踏段(13)の内部に退役移動させることとな
る。
以上のように本発明によれば、第1・第4のスイッチ(
18)・(21)により仕掛装置(17)・(17A)
を同期して動作させるので、車椅子用運転時における安
全性を大幅に向上させることができるとともに、仕掛装
置(17)・(17^)に対する信頼性を著しく向上さ
せることが可能となる。また、仕掛装置(17)・(1
7^)の昇降動作に使用する第1・第4のスイッチ(工
8)・(21)を上昇運転及び下降運転共通の一組とし
たことにより、製造コストや保守作業のコストを大幅に
低減することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、主枠の内部に複数の仕掛
装置を同期して動作させるスイッチを配設し、車椅子用
踏段の前方に位置する通常踏段には、車椅子用運転時に
動作して該スイッチを当接して動作させるアクチュエー
タを配設しているので、複数の仕掛装置を確実に同期し
て動作させることができ、仕掛装置の信頼性を大幅に向
上させることのできるエスカレータ装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るエスカレータ装置を示す全体側面
図、第2図は第1図の11部を拡大して示す説明図、第
3図は上昇B動中の車椅子用踏段群を示す説明図、第4
図は341図の■部を拡大して示す説明図、第5図は第
1図の下部を拡大して示す縦断面図、第6図は第5図の
Vl−Vl線に沿う一部切欠き平面図、第7図は第5図
の■−■線矢視断面図、第8図は第1図の上部を拡大し
で示す縦断面図、第9図は第8図のIX−IX線矢視断
面図、第1O図は車椅子の乗車動作を示す手順説明図、
第11図は車椅子の降車動作を示す手順説明図である。 図中、(1)は主枠、(6)・(6A)は通常踏段、(
11)は車椅子用踏段群、(12)は第1の車椅子用踏
段、(13)は第2の車椅子用踏段、(14)は第3の
車椅子用踏段、(1B)は駆動力伝達機構、(17)・
(17A)は仕掛装置、(18)は第1のスイッチ、(
19)はN2のスイッチ、(20)ハN3 <7)スイ
ッf、(21)は第4のスイッチ、(22)はアクチュ
エータである。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 第 図 票2の単針用r覆 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エスカレータの主枠に配置されて循環移動する複数の通
    常踏段と、この複数の通常踏段間に介在配置された車椅
    子用踏段と、この車椅子用踏段の内部に配設され車椅子
    用運転時に動作して車椅子用踏段を通常形態から車椅子
    を搭載可能な車椅子形態に又は車椅子形態から通常形態
    に変態動作させる駆動力伝達機構と、主枠の内部の乗降
    口相当部に配設され車椅子用運転時に動作して移動して
    来る車椅子用踏段の駆動力伝達機構を動作させる複数の
    仕掛装置とを備えたエスカレータ装置において、上記主
    枠の内部に複数の仕掛装置を同期して動作させるスイッ
    チを配設し、車椅子用踏段の前方に位置する通常踏段に
    は、車椅子用運転時に動作して該スイッチを当接して動
    作させるアクチュエータを配設したことを特徴とするエ
    スカレータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0672686A (ja) * 1992-07-10 1994-03-15 Toshiba Corp 車椅子兼用エスカレータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63235294A (ja) * 1988-03-03 1988-09-30 フジテック株式会社 マンコンベア

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