JPH04235922A - グリコサミノグリカン誘導体を用いた細胞接着阻害剤 - Google Patents

グリコサミノグリカン誘導体を用いた細胞接着阻害剤

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JPH04235922A
JPH04235922A JP3004010A JP401091A JPH04235922A JP H04235922 A JPH04235922 A JP H04235922A JP 3004010 A JP3004010 A JP 3004010A JP 401091 A JP401091 A JP 401091A JP H04235922 A JPH04235922 A JP H04235922A
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JP
Japan
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glycosaminoglycan
gly
peptide
amino acid
derivative
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JP3004010A
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Masayoshi Kojima
政芳 小島
Hiroyuki Komazawa
宏幸 駒澤
Atsushi Ogasa
織笠 敦
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、Arg− Gly− 
Aspのトリペプチドを必須単位として有するグリコサ
ミノグリカン誘導体あるいはその塩を有効成分とする、
動物細胞の接着阻害剤に関するものである。 【0002】 【従来の技術】フィブロネクチンは細胞−細胞外基質の
接着に関与するタンパク質であり、血小板凝集やガン転
移にも関与していると考えられている。これらの相互作
用は一連の細胞表面のレセプターにより仲介され、フィ
ブロネクチンは分子量約25万の巨大分子であるにもか
かわらず、これらのレセプターがそのArg−Gly−
Asp 配列を特異的に認識することが明らかにされ、
レセプターとの相互作用に重要なものであることが報告
されている(ネイチャー(Nature)、第309 
巻、30頁、1984年)。以来、Arg−Gly−A
sp 配列を有するオリゴあるいはポリペプチドを用い
る研究が成されている。 【0003】例えば、Arg−Gly−Asp 配列を
有する種々の鎖状および環状のオリゴペプチドを用いて
血小板凝集を阻害する方法(高分子学会予稿集(Pol
ymer Preprints, Japan)、第3
8巻、3149頁、1989年、特開平2−17479
7号)、Arg−Gly−Asp 配列を有するペプチ
ドを細胞移動抑制剤として用いる方法(特開平2−47
16号)、Arg−Gly−Asp を固定化したPM
MA膜を細胞接着膜として用いる方法( 高分子学会予
稿集(PolymerPreprints,Japan
) 、第37巻、705 頁、1988年)が報告され
ている。さらに、ポリマーにArg−Gly−Asp 
を必須構成単位とするペプチドを共有結合させ動物細胞
培養基体、生体複合人工臓器用基体として用いる方法(
特開平1ー309682号、特開平1ー305960号
)、Arg−Gly−Asp−Ser 配列(配列番号
1)を有するポリペプチドを体外血液用血小板保護剤と
して用いる方法が開示されている(特開昭64ー621
7 号)。また、Arg−Gly−Asp 配列を有す
るオリゴペプチドあるいはその繰り返し構造を有するポ
リペプチドを用いて、ガン転移を抑制する方法が知られ
ている((Int.J.Biol.Macromol.
) 、第11巻、23 頁、1989 年、同誌、第1
1巻、226頁、1989 年、(Jpn.J.Can
cer Res.) 第60巻、722頁、1989 
年)。 【0004】動物の粘液から得られたアミノ糖を含む一
群の多糖は、その起源である粘液(mucus )にち
なんでmucopolysaccharide(ムコ多
糖)と名づけられたが、アミノ糖とウロン酸を含む基本
骨格が明かとなり、化学的系統名であるグリコサミノグ
リカンという名称が広く使用されるようになった。硫酸
基を含むものと含まないものが知られており、ヒアルロ
ン酸、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、ヘパラン
硫酸、ヘパリン、ケラタン硫酸等が主なものである。ケ
ラタン硫酸はウロン酸を含まず代りにガラクトースを含
む。グリコサミノグリカンは通常は遊離の糖としては存
在せず、生体内で蛋白質と共有結合したプロテオグリカ
ンとして存在し、動物の結合組織の基質や体液に広く分
布している。結合組織のグリコサミノグリカンはケラタ
ン硫酸を除いていずれもアミノ糖とウロン酸との二糖単
位の繰返し構造からなる長い直鎖状の複合多糖で、硫酸
基またはカルボキシル基の存在によって高い負電荷をも
つポリアニオンである。 グリコサミノグリカンは従来から細胞や組織の安定化、
潤滑剤としての役割、電解質の調節、水分の保持に与っ
ていると考えられていたが、最近は様々な生理的な機能
に深く係わっていることが明らかと成っている。従って
、グリコサミノグリカンとコラーゲンの複合体あるいは
グリコサミノグリカンに接着性ペプチドを導入した、火
傷及び創傷治癒促進剤が報告されている。 【0005】しかし、Arg−Gly−Asp を必須
単位とするオリゴペプチドあるいはその繰返し構造を有
するポリペプチドを導入したグリコサミノグリカン誘導
体を有効成分とする、動物細胞の接着阻害剤及び血小板
の凝集・粘着抑制剤は知られておらず、導入した場合に
はレセプターとの結合能の増強及び血液中での安定化が
期待できる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、新規
なグリコサミノグリカン誘導体またはその塩を有効成分
とする動物細胞の接着阻害剤を提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、グリコサミノ
グリカンの側鎖にアミド結合、エステル結合、エーテル
結合、ウレタン結合のいずれかを介し、下記一般式(1
)で表される接着性ペプチドを必須単位として有するグ
リコサミノグリカン誘導体またはその塩を有効成分とす
る動物細胞の接着阻害剤である。 一般式(1) −[R1]−[CO]−([X]−Arg−Gly−A
sp−[Y])n −[Z]−[R2]− 【0008
】[  ]は存在するかあるいは存在しなくともよく、
存在する場合はX,YはSer,Gly,Val,As
n,Proから選択されるアミノ酸残基又はペプチド残
基を示し、Zは−O−または−NH−を示す。 R1 、R2 のいずれか一方は、水素原子又は炭素数
が1〜9の直鎖または分岐のアルキル基、または炭素数
が6〜9のアリ−ル基であり、置換基を有していても良
い。 他方は、水素原子又は炭素数が1〜9の直鎖または分岐
のアルキレン基、または炭素数が6〜9のアリ−レン基
であり、置換基を有していても良い。nは1〜5の整数
を示す。置換基としては、カルボニル基、カルボキシル
基、アミノ基、ヒドロキシル基、スルホ基、ハロゲン原
子、アリール基、ニトロ基、シアノ基、不飽和基の2重
結合、3重結合等があげられ、同一鎖に2つ以上有して
いても良い。 【0009】本発明は、コンドロイチン硫酸、デルマタ
ン硫酸、ヘパラン硫酸及びヒアルロン酸に、Arg−G
ly−Aspを必須単位として有する接着性ペプチドを
共有結合してなるグリコサミノグリカン誘導体またはそ
の塩を有効成分とする動物細胞の接着阻害剤である。こ
の動物細胞接着阻害の意味は広い範囲で解釈されるべき
であり、例えば血小板凝集・粘着抑制もこの動物細胞接
着阻害の中に包含される。グリコサミノグリカン誘導体
の分子量は好ましくは20万以下、特に3000〜10
万の範囲で、室温で水溶性であることが好ましい。本発
明に係わる接着性ペプチドに用いられるアミノ酸はL体
、D体どちらでも良いが、好ましくはL体である。本発
明のグリコサミノグリカン誘導体の塩として例えば、塩
酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩等の無機酸
との塩や、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、トリフルオロ
メタンスルホン酸塩、乳酸塩、酒石酸塩等の有機酸との
塩にしても良く、そのような塩への変換は慣用手段で行
なうことができる。 【0010】ペプチド合成方法としては特に限定しない
が、液相法、固相法、および自動合成装置による合成方
法が挙げられる。これらの合成方法の詳細については、
生化学実験講座“タンパク質の化学IV”p207−4
95(日本生化学会編、東京化学同人)、“続生化学実
験講座タンパク質の化学(下)”(日本生化学会編、東
京化学同人)、泉屋ら編”ペプチド合成の基礎と実験”
(丸善)に記載されている。また、市販されている合成
ペプチドを利用することも可能である。 【0011】グリコサミノグリカンと接着性ペプチドの
結合には、臭化シアン、酸アジド、水溶性カルボジイミ
ド等を利用したアミド結合合成方法が挙げられる。本発
明のグリコサミノグリカン誘導体は、細胞接着性蛋白質
のコア配列Arg− Gly− Aspを有し、該コア
配列を介して細胞接着性蛋白質と同様の機序で細胞に接
着する。そのため、細胞接着性蛋白のアゴニストまたは
アンタゴニストとして種々の生物活性を示し、免疫調整
作用、創傷治癒作用、毛細血管中で起こる癌細胞による
血小板凝集抑制作用、神経疾患治癒作用などの広範な生
物活性が認められている。 【0012】従って、本発明のグリコサミノグリカン誘
導体は、そのすくなくとも一種を、場合により慣用の担
体または医薬用助剤とともに、癌転移抑制剤、創傷治癒
剤、免疫調整剤、血小板凝集粘着抑制剤として患者に投
与することが可能である。特に、動物細胞接着阻害剤ま
たは血小板凝集粘着抑制剤としての使用が好ましい。そ
の投与量は、0.2μg/kg〜400mg/kgの範
囲で、症状、年齢、体重等に基づいて決定される。 【0013】本発明のグリコサミノグリカン誘導体は、
ペプチド系医薬に一般に使用されている投与方法、即ち
非経口投与方法、例えば静脈内投与、筋肉内投与、皮下
投与等によって投与するのが好ましい。そのような注射
用製剤を製造する場合、本発明のグリコサミノグリカン
誘導体を例えば、後記実施例で示すようにPBSまたは
生理食塩水に溶解して、注射用製剤としてもよく、ある
いは0.1N程度の酢酸水等に溶解した後、凍結乾燥製
剤としても良い。この様な製剤には、グリシンやアルブ
ミン等の慣用の安定剤を添加しても良い。さらに、本発
明のグリコサミノグリカン誘導体は、例えばリポソーム
中に包容したマイクロカプセル剤とすれば、経口投与す
ることも可能であり、座剤、舌下錠、点鼻スプレー剤等
の形にすれば、消化菅以外の粘膜からも吸収させること
も可能である。 【0014】 【実施例】以下実施例により本発明を更に説明するが本
発明はこれに限定されるものではない。 【0015】製造例1      接着性ペプチドの固
相法による合成 Merrifield方式によるペプチド合成装置を用
いて合成を行なった。αアミノ基の保護にはBoc基を
用い、樹脂から切出した後分取用HPLC(高速液体ク
ロマトグラフィー)で精製し、単一ピークを示す接着性
合成ペプチドを得た。 【0016】                         表
1              接着性合成ペプチド名
称          構造式           
                 略号    収率
    配列番号ペプチド−1  H−Arg−Gly
−Asp−OH                 R
GD      37%      −ペプチド−2 
 H−(Arg−Gly−Asp)2−OH     
        (RGD)2    28%    
  2ペプチド−3  H−(Arg−Gly−Asp
)3−OH             (RGD)3 
   19%      3ペプチド−4  H−(A
rg−Gly−Asp−Ser)2−OH      
   (RGDS)2   21%      4ペプ
チド−5  H−(Arg−Gly−Asp−Ser)
3−OH         (RGDS)3   11
%      5ペプチド−6  H−(Gly−Ar
g−Gly−Asp−Ser−Pro)−OH   G
RGDSP   24%      6【0017】製
造例2 ペプチド−7 H−(Arg−Gly−Asp−Ser−Gly)−N
H2 (配列番号7)ペプチド−7を逐次延長法により
液相法で合成した。 (1)BocSer(Bzl)GlyNH2 の合成B
ocSer(Bzl)59g(0.2mol)をCH2
 Cl2  400mlに溶解しDCC  41.2g
(0.2mol)を氷冷下加えた。この溶液に、Gly
NH2 ・HCl  22.1gをCH2 Cl2  
 400mlに溶かしてから、N−メチルモリホリン2
0.2gで氷冷下中和した溶液を添加した。氷冷下3時
間撹拌してから、さらに室温で終夜撹拌した。沈殿物を
ろ別してから減圧濃縮し酢酸エチルに溶解した。NaH
CO3 水溶液、1Mクエン酸水溶液、NaCl水溶液
の順に洗浄し、Na2 SO4 で乾燥してから減圧乾
固して白色粉末58.3g(収率83%)を得た。 【0018】(2)BocAsp(OBzl)Ser(
Bzl)GlyNH2 の合成 BocSer(Bzl)GlyNH2   56.2g
(0.16mol)にTFA/CH2 Cl2 =1/
1  400mlを加え室温で1時間撹拌した後、TF
AとCH2 Cl2 を減圧濃縮した。これを酢酸エチ
ルに溶解しNaHCO3 水溶液で中和した後NaCl
水溶液で洗浄した。Na2 SO4 で乾燥してから酢
酸エチルを減圧留去した。この化合物と、BocAsp
(OBzl)  51.7g(0.16mol)をCH
2 Cl2   800mlに溶解し、DCC  33
g(0.16mol)を氷冷下加え3時間撹拌してから
、さらに室温で終夜撹拌した。減圧下CH2 Cl2 
を留去してから酢酸エチルに溶解した。NaHCO3 
水溶液、1Mクエン酸水溶液、NaCl水溶液の順に洗
浄し、Na2 SO4 で乾燥してから減圧乾固して白
色粉末  71.2g(収率80%)を得た。 【0019】(3)BocGlyAsp(OBzl)S
er(Bzl)GlyNH2 (配列番号8)の合成B
ocAsp(OBzl)Ser(Bzl)GlyNH2
   66.7g(0.12mol)にTFA:CH2
 Cl2 =1:1  400mlを加えて室温で1時
間撹拌した後、TFAとCH2 Cl2 を減圧濃縮し
た。これを酢酸エチルに溶解しNaHCO3 水溶液で
中和した後NaCl水溶液で洗浄した。Na2 SO4
 で乾燥してから酢酸エチルを減圧留去した。この化合
物とBocGly  51.7g(0.12mol)を
CH2 Cl2 700mlに溶解し、DCC24.7
g(0.12mol)を氷冷下加え3時間撹拌してから
、さらに室温で終夜撹拌した。DCureaをろ別して
から減圧濃縮し酢酸エチルに溶解した。NaHCO3 
水溶液、1Mクエン酸水溶液、NaCl水溶液の順に洗
浄し、Na2 SO4 で乾燥してから減圧乾固して白
色粉末  61.8g(収率84%)を得た。 【0020】(4)BocArg(Mts)GlyAs
p(OBzl)Ser(Bzl)GlyNH2 の合成
BocGlyAsp(OBzl)Ser(Bzl)Gl
yNH2 61.3g(0.1mmol)にTFA:C
H2 Cl2 =1:1  400mlを加えて室温で
1時間撹拌した後、TFAとCH2 Cl2 を減圧濃
縮した。これを酢酸エチルに溶解しNaHCO3 水溶
液で中和した後NaCl水溶液で洗浄した。Na2 S
O4 で乾燥してから酢酸エチルを減圧留去した。この
化合物とBocArg(Mts)  45.6g(0.
1mol)をDMF800mlに溶解し、DCC  2
2.5g(0.1mol)  HOBt  14g(0
.1mol)を氷冷下加え3時間撹拌してから、さらに
室温で終夜撹拌した。DCureaをろ別してから減圧
濃縮し酢酸エチルに溶解した。 NaHCO3 水溶液、1Mクエン酸水溶液、NaCl
水溶液の順に洗浄し、Na2 SO4 で乾燥してから
減圧乾固して白色粉末  42.8g(収率45%)を
得た。 【0021】(5)ペプチド−7  保護体の脱保護B
ocArg(Mts)GlyAsp(OBzl)Ser
(Bzl)GlyNH2   5g(5.3mmol)
のTFA溶液に、1Mー  トリフルオロメタンスルホ
ン酸−チオアニソール−mー クレゾールのTFA溶液
を氷冷下加えて1時間反応させ、ペプチド側鎖および末
端の保護基の脱保護を行なった。反応液をエーテル中に
投入しオイル状の沈殿物を蒸留水に溶解し酢酸エチルで
洗浄した後、陰イオン交換樹脂カラム(アンバーライト
IRA−400;Cl型)に通して塩酸塩とし凍結乾燥
した。 白色固体2.17g(収率86%)が得られた。(製造
物2) 【0022】合成例1        コンドロイチン
硫酸A−RGDSの合成 コンドロイチン硫酸A(4−硫酸/6−硫酸=80/2
0)(生化学工業製)1.00g(2.000eq.)
をpH7.4リン酸バッファー35mlに溶解し、0℃
に保ちながら水溶性カルボジイミド〔1−エチル−3−
3−(ジメチルアミノプロピル)−カルボジイミド〕3
29mg(2.12mmol)の5mlリン酸バッファ
ー溶液を加えて、1.5時間反応させた。ついで、10
mlのリン酸バッファーに溶解した接着性ペプチド  
RGDS(国産化学工業製)1.00g(2.31mm
ol)を添加し4℃で一晩反応させた。反応溶液を、V
isking  tubeに入れイオン交換水、ついで
純水に対して透析し低分子量成分を除いて精製、凍結乾
燥した。収量  1.07g  構造の確認は、IRお
よびアミノ酸分析により行なった。(合成物1)  以
下の計算式に従いアルギニン残基濃度とグルコサミン濃
度の比よりRGDSフラグメントの導入率を計算し約1
0%の値を得た。尚、以下の合成例アミノ酸分析の計算
は同様の方法で行なった。 導入率=[Arg]/[グルコサミン]*100IR:
  アミドカルボニル(C=O)の伸縮振動  165
0cm−1 【0023】合成例2        コンドロイチン
硫酸C−GRGDSの合成 コンドロイチン硫酸C(4−硫酸/6−硫酸=10/9
0)1.00g(2.00mmol)、水溶性カルボジ
イミド329mg(2.12mmol)、GRGDS1
.00g(2.03mmol)を用い合成例1と同様に
してGRGDSフラグメントを結合させた。     
 収量  1.13g    構造の確認は、IRおよ
びアミノ酸分析により行なった。アミノ酸分析の結果R
GDSフラグメントの導入率は約12%であった。(合
成物2)IR:  アミドカルボニル(C=O)の伸縮
振動  1648cm−1 【0024】合成例3        ヒアルロン酸−
RGDヒアルロン酸(生化学工業製)0.30g(0.
75meq.)をpH7.4リン酸バッファーに溶解し
、0℃に保ちながら水溶性カルボジイミド116mg(
0.75mmol)の2.6mlリン酸バッファー溶液
を加えて、1.5時間反応させた。ついで、8mlのリ
ン酸バッファーに溶解したGRGDS400mg(0.
82mmol)を添加し4℃で一晩反応させた。反応溶
液を、Visking  tubeに入れイオン交換水
、ついで純水に対して透析し低分子量成分を除いて精製
、凍結乾燥した。    収量0.29g    構造
の確認は、IRおよびアミノ酸分析により行なった。ア
ミノ酸分析の結果RGDフラグメントの導入率は約11
%であった。(合成物3) IR:  アミドカルボニル(C=O)の伸縮振動  
1650cm−1 【0025】合成例4        コンドロイチン
硫酸C−( RGD)2 コンドロイチン硫酸C0.30g(0.60meq.)
、水溶性カルボジイミド93mg(0.60mmol)
、(RGD)2 400mg(0.74mmol)を用
い合成例3と同様にして(RGD)2 フラグメントを
共有結合させた。収量  0.34g構造の確認は、I
Rおよびアミノ酸分析により行なった。アミノ酸分析の
結果(RGD)2 フラグメントの導入率は約12%で
あった。(導入率=[Arg]/[グルコサミン]/2
*100)(合成物4) IR:  アミドカルボニル(C=O)の伸縮振動  
1652cm−1 【0026】合成例5        ヒアルロン酸−
(RGD)3  ヒアルロン酸0.30g(0.75meq.)、水溶性
カルボジイミド116mg(0.75mmol)、(R
GD)3 400mg(0.38mmol)を用い合成
例3と同様にして(RGD)3 フラグメントを共有結
合させた。収量  0.36g構造の確認は、IRおよ
びアミノ酸分析により行なった。アミノ酸分析の結果R
GDSフラグメントの導入率は約9%であった。(導入
率=[Arg]/[グルコサミン]/3*100)(合
成物5) IR:  アミドカルボニル(C=O)の伸縮振動  
1650cm−1 【0027】合成例6        コンドロイチン
硫酸A−RGDSG− NH2  コンドロイチン硫酸A0.30g(0.60meq.)
、水溶性カルボジイミド93mg(0.60mmol)
、製造物2のRGDSG− NH2 400mg(0.
82mmol)を用い合成例3と同様にしてRGDSG
ーNH2 フラグメントを共有結合させた。  収量 
 0.36g  構造の確認は、IRおよびアミノ酸分
析により行なった。アミノ酸分析の結果RGDSGー 
NH2 フラグメントの導入率は約14%であった。(
合成物6) IR:  アミドカルボニル(C=O)の伸縮振動  
1653cm−1 【0028】合成例7        ヒアルロン酸−
GRGDSP ヒアルロン酸0.30g(0.75meq.)、水溶性
カルボジイミド116mg(0.75mmol)、GR
GDSP400mg(0.68mmol)を用い、合成
例3と同様にしてヒアルロン酸−GRGDSPを合成し
た。    収量0.33g  構造の確認は、IRお
よびアミノ酸分析により行なった。アミノ酸分析の結果
GRGDSPフラグメントの導入率は約11%であった
。(合成物7) IR:  アミドカルボニル(C=O)の伸縮振動  
1654cm−1 【0029】合成例8        コンドロイチン
硫酸A−(RGDS)2  コンドロイチン硫酸A0.30g(0.60meq.)
、水溶性カルボジイミド93mg(0.60mmol)
、(RGDS)2 400mg(0.47mmol)を
用い、合成例3と同様にしてコンドロイチン硫酸A−(
RGDS)2 を合成した。  収量0.37g構造の
確認は、IRおよびアミノ酸分析により行なった。アミ
ノ酸分析の結果(RGDS)2 フラグメントの導入率
は約9%であった。(導入率=[Arg]/[グルコサ
ミン]/2*100)(合成物8) IR:  アミドカルボニル(C=O)の伸縮振動  
1648cm−1 【0030】合成例9        コンドロイチン
硫酸C−(RGDS)3  コンドロイチン硫酸C0.30g(0.60meq.)
、水溶性カルボジイミド93mg(0.60mmol)
、(RGDS)3 400mg(0.32mmol)を
用い、合成例3と同様にしてコンドロイチン硫酸A−(
RGDS)3 を合成した。  収量0.34g構造の
確認は、IRおよびアミノ酸分析により行なった。アミ
ノ酸分析の結果(RGDS)3 フラグメントの導入率
は約8%であった。(導入率=[Arg]/[グルコサ
ミン]/3*100)(合成物9) IR:  アミドカルボニル(C=O)の伸縮振動  
1650cm−1 【0031】合成例10      デルマタン硫酸−
RGDS デルマタン硫酸A0.30g(0.60meq.)、水
溶性カルボジイミド93mg(0.60mmol)、R
GDS400mg(0.92mmol)を用い合成例3
と同様にしてRGDSフラグメントを共有結合させた。   収量  0.36g構造の確認は、IRおよびアミ
ノ酸分析により行なった。アミノ酸分析の結果RGDS
フラグメントの導入率は約14%であった。(合成物1
0)IR:  アミドカルボニル(C=O)の伸縮振動
  1652cm−1 【0032】合成例11      ヘパラン硫酸−R
GDSヘパラン硫酸0.30g、水溶性カルボジイミド
93mg(0.60mmol)、RGDS400mg(
0.92mmol)を用い合成例3と同様にしてRGD
Sフラグメントを共有結合させた。  収量  0.3
2g  構造の確認は、IRおよびアミノ酸分析により
行なった。アミノ酸分析の結果RGDSフラグメントの
導入率は約11%であった。  (合成物11) IR:  アミドカルボニル(C=O)の伸縮振動  
1649cm−1 【0033】試験例1  細胞接着性阻害活性の測定本
発明のグリコサミノグリカン誘導体が細胞のフィブロン
ネクチンやビトロネクチンに対する接着を阻害する活性
測定方法を以下に示す。本実験例で用いられた競争法は
基本的に生化学分野では広く用いられているものであり
例えば ”Methods in Enzymolog
y 82 803−831 (1981),特開平1ー
309682、同  2ー174797に開示されてい
る。 【0034】実験方法 1.フィブロネクチンおよびビトロネクチン吸着プレー
トの作製 市販のフィブロネクチン(ヒト由来:生化学工業(株)
より購入)あるいはビトロネクチン(ヒト由来  フナ
コシ薬品(株)より購入)をPBSで各々1.0μl/
ml、2.0μl/mlに希釈しその希釈液0.5ml
を24穴のプラスチックプレートにいれ37℃。一晩保
温しコーティングした。次に非特異的吸着を防ぐ目的で
牛血清アルブミン(BSA  1%)を加え37℃、1
時間保温し、その後通常の洗浄操作(PBS)を加え充
分に水切りしてフィブロネクチン吸着プレートを作製し
た。 同様の操作によりビトロネクチン吸着プレートを作製し
た。 【0035】2.接着阻害実験 凍結乾燥により得たグリコサミノグリカン誘導体をDu
lbecco’s Modified Eagles 
Medium (以下DMEMと略記する)を用い、0
、0.25、0.5、1.0、1.5mg/mlの各濃
度のグリコサミノグリカン誘導体溶液とした。この溶液
0.25mlを上記方法で作製したプレートに入れ、そ
こへ血管内皮細胞(4x106 cells/ml)の
懸濁液を0.25ml加え37℃で1時間保温し細胞を
接着させた。DMEM倍地で3回洗浄し、未接着の細胞
を剥離し、2%トリパンブルーで染色して細胞数を計測
した。結果を表2及び表3に示す。 【0036】                          
         表2        フィブロネク
チンに対する細胞接着阻害(cells/well) 
                         
            濃度(mg/ml )   
 添加化合物        0    0.25  
0.5    1.0    1.5    合成物 
 1        ×      △       
 ○        ○        ○    合
成物  2        ×      △    
    ○        ○        ○  
  合成物  3        ×      △ 
       △        ○        
○    合成物  4        ×     
 △        ○        ○     
   ○    合成物  5        ×  
    △        ○        ○  
      ○    合成物  6        
×      △        ○        
○        ○    合成物  7     
   ×      △        ○     
   ○        ○    合成物  8  
      ×      △        ○  
      ○        ○    合成物  
9        ×      △        
○        ○        ○    合成
物10        ×      △      
  ○        ○        ○    
合成物11        ×      △    
    ○        ○        ○  
  製造物  2        ×      × 
       △        △        
△    RGD            ×    
  ×        ×        ×    
    △    RGDS          × 
     ×        ×        △ 
       △  (cells/well);  
○:50以下、△:50〜100、×:100以上【0
037】表3         ビトロネクチンに対する細胞接着阻害
(cells/well)             
                         
濃度(mg/ml )    添加化合物      
  0        10      50    
  100    300    合成物  1   
     ×          ○        
○        ○        ○    合成
物  2        ×          ○ 
       ○        ○        
○    合成物  3        ×     
     △        ○        ○ 
       ○    合成物  4       
 ×          ○        ○   
     ○        ○    合成物  5
        ×          ○     
   ○        ○        ○   
 合成物  6        ×         
 ○        ○        ○     
   ○    合成物  7        ×  
        ○        ○       
 ○        ○    合成物  8    
    ×          ○        ○
        ○        ○    合成物
  9        ×          ○  
      ○        ○        ○
    合成物10        ×       
   ○        ○        ○   
     ○    合成物11        × 
         ○        ○      
  ○        ○    製造物  2   
     ×          ×        
△        △        △    RG
D            ×          ×
        ×        △       
 △    RGDS          ×    
      ×        △        △
        ○  (cells/well); 
 ○:100以下、△:100〜200、×:200以
上【0038】試験例2  血小板凝集阻害活性の測定
本発明において合成したグリコサミノグリカン誘導体の
in  vitro系での血小板凝集阻害作用をヒト多
血小板血漿を用いて検討した。以下にその実験方法を示
す。 【0039】実験方法 新鮮なヒト血液に1/9量の3.8%クエン酸ナトリウ
ムを加え遠心分離(1000rpm,10分)し、上層
を多血小板血漿として分取した。凍結乾燥より得たグリ
コサミノグリカン誘導体を生理食塩水に0ー1.5mg
/mlの種々の濃度になるように溶解した。グリコサミ
ノグリカン誘導体溶液25μlを血漿200μlに加え
37℃で3分間でインキュベートしたのち、50μM 
 アデノシン二リン酸(ADP)溶液あるいは200μ
g/mlのコラーゲン溶液を25μl加え凝集の様子を
アグリゴメーターを用いて透過度を測定することにより
検定した。結果を表4に示す。 凝集阻害率(1−T/T0 )×  100%T0 =
グリコサミノグリカン誘導体の塩、非添加時の透過度 T  =グリコサミノグリカン誘導体の塩、添加時の透
過度 【0040】                          
         表4              
              血小板凝集阻害    
                         
   阻害活性    添加化合物         
 ADP刺激              コラーゲン
刺激    合成物  1             
 ○                       
 ○    合成物  2             
 ○                       
 ○    合成物  3            △
〜○                      ○
    合成物  4              ○
                        ○
    合成物  5              ○
                        ○
    合成物  6              ○
                        ○
    合成物  7              ○
                        ○
    合成物  8              ○
                        ○
    合成物  9              ○
                        ○
    合成物10              ○ 
                       ○ 
   合成物11              ○  
                      ○  
  製造物  2            △〜○  
                  △〜○    
RGD                △〜○   
                 △〜○    R
GDS              △〜○     
               △〜○  IC50(
μg/ml );  ○:40以下、△:80〜40、
×:80以上【0041】 【発明の効果】本発明の細胞接着阻害剤は、Arg−G
ly−Asp を必須単位とするオリゴペプチドあるい
はその繰り返し構造を有するポペプチドを導入したグリ
コサノグリカン誘導体を有効成分とするため、レセプタ
ーとの結合が増強され、また血液中で安定である。 【0042】 【配列表】 【0043】配列番号:1 配列の長さ:4 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Arg−Gly−Asp−Ser  1  【0044】配列番号:2 配列の長さ:6 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 【0045】配列番号:3 配列の長さ:9 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 【0046】配列番号:4 配列の長さ:8 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 【0047】配列番号:5 配列の長さ:12 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 【0048】配列番号:6 配列の長さ:6 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 【0049】配列番号:7 配列の長さ:5 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 【0050】配列番号:8 配列の長さ:4 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Gly−Asp−Ser−Gly 

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリコサミノグリカンの側鎖にアミド結合
    、エステル結合、エーテル結合、ウレタン結合のいずれ
    かを介し、下記一般式(1)で表される接着性ペプチド
    を必須単位として有するグリコサミノグリカン誘導体ま
    たはその塩を用いた細胞接着阻害剤。 一般式(1) −[R1]−[CO]−([X]−Arg−Gly−A
    sp−[Y])n −[Z]−[R2]− [  ]は
    存在するかあるいは存在しなくともよく、存在する場合
    はX,YはSer,Gly,Val,Asn,Proか
    ら選択されるアミノ酸残基又はペプチド残基を示し、Z
    は−O−または−NH−を示す。R1 、R2 のいず
    れか一方は、水素原子又は炭素数が1〜9の直鎖または
    分岐のアルキル基、または炭素数が6〜9のアリ−ル基
    であり、置換基を有していても良い。他方は,水素原子
    又は炭素数が1〜9の直鎖または分岐のアルキレン基、
    または炭素数が6〜9のアリ−レン基であり、置換基を
    有していても良い。nは1〜5の整数を表す。
  2. 【請求項2】分子量が約3,000〜100,000の
    範囲である請求項1記載のグリコサミノグリカン誘導体
    またはその塩を用いた細胞接着阻害剤。
  3. 【請求項3】請求項1、2記載のグリコサミノグリカン
    誘導体を有効成分とする動物細胞の接着を阻害する薬剤
JP3004010A 1991-01-17 1991-01-17 グリコサミノグリカン誘導体を用いた細胞接着阻害剤 Pending JPH04235922A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5672585A (en) * 1990-04-06 1997-09-30 La Jolla Cancer Research Foundation Method and composition for treating thrombosis
WO1998023625A1 (en) * 1996-11-27 1998-06-04 Glinskii Guennadi V Synthetic glycoamines, methods for their use that affect cell
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