JPH04232786A - 感熱記録材料 - Google Patents

感熱記録材料

Info

Publication number
JPH04232786A
JPH04232786A JP2415441A JP41544190A JPH04232786A JP H04232786 A JPH04232786 A JP H04232786A JP 2415441 A JP2415441 A JP 2415441A JP 41544190 A JP41544190 A JP 41544190A JP H04232786 A JPH04232786 A JP H04232786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
resin
recording material
resistant layer
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2415441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2947487B2 (ja
Inventor
Kazuyuki Hanada
和行 花田
Iwao Misaizu
美細津 岩男
Tadashi Saito
匡史 斉藤
Katsutoshi Torii
鳥井 克俊
Katsumi Kuriyama
栗山 勝美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Ukima Chemicals and Color Mfg Co Ltd
Original Assignee
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Ukima Chemicals and Color Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd, Ukima Chemicals and Color Mfg Co Ltd filed Critical Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Priority to JP2415441A priority Critical patent/JP2947487B2/ja
Priority to DE69125122T priority patent/DE69125122T2/de
Priority to EP91122173A priority patent/EP0492599B1/en
Priority to US07/813,180 priority patent/US5192736A/en
Publication of JPH04232786A publication Critical patent/JPH04232786A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2947487B2 publication Critical patent/JP2947487B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/40Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
    • B41M5/42Intermediate, backcoat, or covering layers
    • B41M5/44Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by the macromolecular compounds
    • B41M5/443Silicon-containing polymers, e.g. silicones, siloxanes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31551Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31551Of polyamidoester [polyurethane, polyisocyanate, polycarbamate, etc.]
    • Y10T428/31565Next to polyester [polyethylene terephthalate, etc.]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31652Of asbestos
    • Y10T428/31663As siloxane, silicone or silane

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は感熱転写材料に関し、更
に詳しくは熱転写方法や昇華転写方法において有用であ
る感熱記録材料に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ポリエステルフイルム等の基材シ
ートの一方の面に染料又は顔料をバインダー樹脂で担持
させて感熱記録層を形成し、その裏面からパターン状に
加熱してインクを被転写材に転写する熱転写方法や、更
には上記の染料として加熱昇華性の染料を使用し、同様
に染料のみを被転写材に昇華転写する昇華転写方法が公
知である。この様な方法は、いずれも基材シートの裏面
から熱エネルギーを付与する方式である為に、使用する
感熱転写材料の基材シートの裏面が充分な滑り性、剥離
性、非粘着性等を有し、且つサーマルヘッドが裏面に粘
着(スティッキング現象)しないものであることが要求
されている。その為に従来技術においては感熱記録材料
の基材シートの裏面に、シリコーン樹脂、メラミン樹脂
、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、変
性セルロース樹脂或いはこれらの混合物からなる層が形
成されている(特公昭58−13359号公報参照)。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の樹脂は殆ど各種の硬化剤を使用した熱硬化性樹脂であ
る為、感熱記録材料の耐熱層形成時に硬化の為の加熱工
程を要し、煩雑であるという問題がある。更に、形成さ
れたこれらの耐熱層の融点は高いものの、膜自体が脆く
接着性に劣る為、印字の際に剥離しサーマルヘッドにカ
スとなり支障をきたすという問題がある。これに対し、
アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリブタジエン樹脂等の熱可塑性樹脂にイソシアネート
等を添加して硬化させて耐熱層を設け、更に、印字器具
の滑り性を持たせる為その耐熱層中に滑剤等を添加する
ことが提案されている(特開昭59−225994号公
報参照)。かかる公報の中ではイソシアネートの硬化は
常温で進行するとされているが、実際には、可使時間(
ポットライフ)の問題、或は水分や他の不純物とイソシ
アネートの反応による硬化不良等の問題がある。又、滑
り性付与の為に添加される滑剤は長期にわたる使用の場
合にはブリードしたり、印字の際にヘッドカスとなり支
障をきたすという問題がある。 【0004】出願人等は、以上の様な樹脂を使用する代
わりに耐熱層の形成にシリコーン共重合樹脂を使用する
ことにより、感熱記録材が耐熱性、滑り性、非粘着性等
を兼ね備えた優れた性能となることを既に提案している
(特開昭61−227087号公報及び特開昭62−2
02786号公報参照)。従って、本発明の目的は、従
来技術を更に一歩進め、耐熱層の形成工程が簡略で、且
つ優れた性能を有する感熱記録材料を提供することであ
る。 【0005】 【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、基材シ
ート、該基材シートの一方の面に設けた感熱記録層及び
上記基材シートの他の面に設けた耐熱層からなる感熱記
録材料において、該耐熱層が少なくとも一個の遊離イソ
シアネートを有するシランカップリング剤で変性され分
子側鎖に加水分解性シリル基を有する樹脂からなること
を特徴とする感熱記録材料である。 【0006】 【作用】感熱記録材料の耐熱層を、少なくとも一個の遊
離イソシアネートを有するシランカップリング剤で変性
された分子側鎖に加水分解性シリル基を有する樹脂で形
成することにより、該耐熱層が空気中の水分や湿気によ
って架橋する為一液硬化可能となり耐熱層の形成工程が
簡略化出来る。更に、加水分解性シリル基の存在により
耐熱層の基材シートへの密着性が向上し、優れた性能を
有する感熱記録材料となる。 【0007】 【好ましい実施態様】本発明で使用する樹脂を変性する
特定の変性剤の好ましい例としては、例えば、次の如き
化合物が挙げられる。 【0008】(1)少なくとも一個の遊離イソシアネー
ト基を有するシランカップリング剤。 【化1】 (R1は低級アルキル基、R2は低級アルキル基又は低
級アルコキシ基を、R3はC1〜C6のアルキル基、m
=1〜3の整数、n=3−mである) 【0009】(2)反応性有機官能基を有するシランカ
ップリング剤と有機ポリイソシアネートとの反応生成物
であり、該生成物が分子中に少なくとも一個の遊離イソ
シアネート基を有するもの。この際に用いられる反応性
有機官能基を有するシランカップリング剤としては、下
記の一般式のものが挙げられる。 【化2】 Xはイソシアネート基と反応し得る基、例えば、アミノ
基、エポキシ基、水酸基、チオール基等で、特に好まし
いものはアミノ基、エポキシ基、チオール基である。R
1〜R3  、m及びnは式1と同意義である。R4 
 は2価の有機基であり、好ましいものはC2〜C20
の脂肪族基、芳香族、脂肪族芳香族であり、これらの基
はその中に連結基として、O、N、Sの各原子を有する
ものであってもよい。 【0010】上記の反応性有機官能基を有するシランカ
ップリング剤の好ましい具体例を示すと以下の如くであ
る。 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 【化8】 【化9】 【化10】 【化11】 【化12】 【化13】 【化14】 以上の如きシランカップリング剤は、本発明において使
用する好ましいシランカップリング剤の例示であって、
本発明はこれらの例示に限定されるものではない。従っ
て、上述の例示の化合物のみならず、その他公知の現在
市販されており、市場から容易に入手し得る化合物は、
いずれも本発明において使用出来る。 【0011】又、上記シランカップリング剤と反応させ
る有機ポリイソシアネートとしては、従来公知のいずれ
のものも使用出来るが、例えば、好ましいものとしては
、トルエン−2,4−ジイソシアネート、4−メトキシ
−1,3−フェニレンジイソシアネート、4−イソプロ
ピル−1,3−フェニレンジイソシアネート、4−クロ
ル−1,3−フェニレンジイソシアネート、4−ブトキ
シ−1,3−フェニレンジイソシアネート、2,4−ジ
イソシアネート−ジフェニルエーテル、メチレンジイソ
シアネート、4,4−メチレンビス(フェニルイソシア
ネート)、ジュリレンジイソシアネート、1,5−ナフ
タレンジイソシアネート、ベンジジンジイソシアネート
、o−ニトロベンジジンジイソシアネート、4,4−ジ
イソシアネートジベンジル、1,4−テトラメチレンジ
イソシアネート、1,6−テトラメチレンジイソシアネ
ート、1,10−デカメチレンジイソシアネート、1,
4−シクロヘキシレンジイソシアネートキシリレンジイ
ソシアネート4,4−メチレンビス(シクロヘキシルイ
ソシアネート)、1,5−テトラヒドロナフタレンジイ
ソシアネート等が挙げられる。 【0012】更に、これらの有機ポリイソシアネートと
他の化合物との付加体、例えば、下記構造式のものが挙
げられるが、これらに限定されるものではない。 【化15】 【化16】 【化17】 【化18】 【化19】 【化19】 【化20】 又、これらの有機ポリイソシアネートと低分子量のポリ
オールやポリアミンとを末端イソシアネートとなる様に
反応させて得られるウレタンプレポリマー等も、本発明
に当然使用することが出来る。中でも特に好ましいもの
は、無黄変性ポリイソシアネートである。 【0013】本発明の感熱記録材料で使用される樹脂と
しては、従来公知の各種の被膜形成性樹脂がいずれも使
用出来る。例えば、少なくとも一個の遊離イソシアネー
ト基を有するシリコーン変性剤と、ポリビニルブチラー
ル系樹脂、ポリビニルホルマール系樹脂、アクリル系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹、塩化ビニ
ル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合系樹脂、アル
キッド系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリブタジエン系樹脂
、ポリウレア系樹脂、変性セルロース系樹脂、シリコー
ン系樹脂、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリアミド
系樹脂、フェノキシ系樹脂等との反応生成物である各種
のシリコーン−共重合樹脂、又は活性水素基を有するシ
ロキサン化合物とε−カプロラクトンとの反応によって
得られる、シロキサン変性ポリエステル樹脂等のシロキ
サンセグメント含有被膜形成性樹脂が好ましく用いられ
る。これらのが挙げられる。シロキサンセグメント含有
被膜形成性樹脂は、例えば、ダイアロマーの名称で大日
精化工業(株)から容易に入手出来る。更に、本発明に
おいては、上記の樹脂にポリシロキサンセグメントを有
していない上記の樹脂を使用することも可能である。 尚、これらの樹脂は、いずれも単独でも混合物としても
使用出来、且つ有機溶剤中の溶液でも分散液でもよい。 【0014】本発明の感熱記録材料の耐熱層は、空気中
の水分、或は水、スチーム等に接触させることにより、
樹脂中の加水分解性シリル基が架橋反応を起こし硬化す
る。この為本発明ではこのシラノール縮合を促進させる
為に感熱記録材料の耐熱層中に触媒を添加するのが好ま
しい。かかるの触媒としては、一般にはアルキルチタン
酸塩、オクチル酸スズ、ジブチルチンジラウレートの如
きカルボン酸塩、ジブチルアミン−2−エチルヘキソエ
ート等のアミノ塩、並びに他の酸性触媒及び塩基性触媒
が好ましい。その使用量としては変性樹脂の0.000
1重量%〜5重量%の範囲が好ましい。変性によるシラ
ーノル基の含有量は、0.1重量%〜60重量%の範囲
が好ましいが、作業性、密着性を考えた場合、3重量%
〜40重量%とするのがより好ましい。 【0015】 【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中部又は%とあるのは特に断
りのない限り重量基準である。 【0016】参考例1(変性剤の製造)ヘキサメチレン
ジイソシアネートと水との付加体(ジュラコネート24
A−100、旭化成製、NCO%=23.5)150部
を室温でよく撹拌しながら、この中に3−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン124部を徐々に滴下して反応さ
せ、無色透明で粘稠液状変性剤(I)274部が得られ
た。得られた変性剤(I)は、赤外吸収スペクトルによ
れば、2270cm−1に遊離のイソシアネート基によ
る吸収が認められ、又、1090cm−1に −Si−
O−基に基づく吸収帯を示していた。又、この変性剤中
のフリーのイソシアネート基を定量したところ、理論値
が4.20%であるのに対して実測値は3.92%であ
った。 【0017】参考例2(変性剤の製造)トリメチロール
プロパン1モルと3モルのヘキサメチレンジイソシアネ
ートとの付加体(コロネートHL、日本ポリウレタン製
、NCO%=12.5、固形分75%)150部を室温
でよく撹拌しながら、この中にN−フェニル−γ−アミ
ノプロピルトリエトキシシラン76部を徐々に滴下して
反応させ、無色透明で粘稠液状変性剤(II)185部
が得られた。得られた変性剤(II)は、赤外吸収スペ
クトルによれば、2270cm−1に遊離のイソシアネ
ート基による吸収が認められ、又、1090cm−1に
 −Si−O− 基に基づく吸収帯を示していた。又、
この変性剤中のフリーのイソシアネート基を定量したと
ころ、理論値が3.12%であるのに対して実測値は2
.82%であった。 【0018】参考例3(変性剤の製造)ヘキサメチレン
ジイソシアネートの三量体(コロネートEH、旭化成製
、NCO%=21.3)150部を室温でよく撹拌しな
がら、この中にγ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン99部を徐々に滴下して反応させ、無色透明で粘稠
液状変性剤(III)249部が得られた。 得られた変性剤(III)は、赤外吸収スペクトルによ
れば、2270cm−1に遊離のイソシアネート基によ
る吸収が認められ、又、1090cm−1に −Si−
O− 基に基づく吸収帯を示していた。又、この変性剤
中のフリーのイソシアネート基を定量したところ、理論
値が4.0%であるのに対して実測値は3.72%であ
った。 【0019】参考例4(樹脂の変性) 少なくとも一個の遊離イソシアネート基を有するシリコ
ーン変性剤とアクリルポリオールとの反応によって得ら
れる、シリコーン−アクリルポリオール共重合樹脂(固
形分40%、水酸基価32mgKOH/g、大日精化工
業製(ダイアロマー))300部に、参考例1の変性剤
(I)20部を加え、80℃で8時間反応させる。次に
、イソシアネート基が消失していることを確認した後、
固形分濃度を20%に調整して変性被膜形成樹脂溶液(
A)を得た。 【0020】参考例5(樹脂の変性) 少なくとも一個の遊離イソシアネート基を有するシリコ
ーン変性剤とポリビニルブチラール樹脂との反応によっ
て得られる、シリコーン−ポリビニルブチラール共重合
樹脂(固形分40%、水酸基価56mgKOH/g、大
日精化工業製(ダイアロマー))300部に、参考例2
の変性剤(II)24部を加え、80℃で8時間反応さ
せる。次に、イソシアネート基が消失していることを確
認した後、固形分濃度を20%に調整して変性被膜形成
樹脂溶液(B)を得た。 【0021】参考例6(樹脂の変性) 少なくとも一個の遊離イソシアネート基を有するシリコ
ーン変性剤とポリビニルホルマール樹脂との反応によっ
て得られる、シリコーン−ポリビニルホルマール共重合
樹脂(固形分40%、水酸基価42mgKOH/g、大
日精化工業製(ダイアロマー))300部に、参考例3
の変性剤(III)21部を加え、80℃で8時間反応
させる。次に、イソシアネート基が消失していることを
確認した後、固形分濃度を20%に調整して変性被膜形
成樹脂溶液(C)を得た。 【0022】参考例7(樹脂の変性) シリコーン−ポリウレタン共重合樹脂(固形分35%、
大日精化工業製(ダイアロマー))300部にイソシア
ネート基を有するシランカップリング剤(CH3O)3
Si(CH2)3NCO(信越化学製(KBM−900
7))15部を加え、80℃で8時間反応させる。次に
、イソシアネート基が消失していることを確認した後、
固形分濃度を20%に調整して変性被膜形成樹脂溶液(
D)を得た。 【0023】参考例8(樹脂の変性) 活性水素基を有するシロキサン化合物とε−カプロラク
トンとの反応によって得られる、シロキサン変性ポリエ
ステル樹脂(固形分50%、水酸基価12mgKOH/
g、大日精化工業製(ダイアロマー))300部にイソ
シアネート基を有するシランカップリング剤、(C2H
5O)3Si(CH2)3NCO(信越化学製(KBM
−9007))12部を加え、80℃で8時間反応させ
た。 次に、イソシアネート基が消失していることを確認した
後、固形分濃度を20%に調整して変性被膜形成樹脂溶
液(E)を得た。 【0024】実施例1 参考例4の変性被膜形成樹脂溶液(A)100部、メチ
ルエチルケトン100部、水1.0部、オクチル酸スズ
0.01部を配合し、よく撹拌して本発明の感熱記録材
料の耐熱層形成用の塗布液を得た。 【0025】実施例2 参考例5の変性被膜形成樹脂溶液(B)100部、メチ
ルエチルケトン100部、水1.0部、オクチル酸スズ
0.01部を配合し、よく撹拌して本発明の感熱記録材
料の耐熱層形成用の塗布液を得た。 【0026】実施例3 参考例6の変性被膜形成樹脂溶液(C)100部、メチ
ルエチルケトン100部、水1.0部、オクチル酸スズ
0.01部を配合し、よく撹拌して本発明の感熱記録材
料の耐熱層形成用の塗布液を得た。 【0027】実施例4 参考例7の変性被膜形成樹脂溶液(D)100部、メチ
ルエチルケトン100部、水1.0部、オクチル酸スズ
0.01部を配合し、よく撹拌して本発明の感熱記録材
料の耐熱層形成用の塗布液を得た。 【0028】実施例5 参考例8の変性被膜形成樹脂溶液(E)100部、メチ
ルエチルケトン100部、水1.0部、オクチル酸スズ
0.01部を配合し、よく撹拌して本発明の感熱記録材
料の耐熱層形成用の塗布液を得た。 【0029】比較例1 ポリブチレンアジペート(分子量  2000)150
部及び1,3ブタンジオール15部を、200部のメチ
ルエチルケトンと50部のトルエンとに溶解し、60℃
でよく撹拌しながら、171部のメチルエチルケトンに
62部の水添加MDIを溶解したものを徐々に滴下し、
滴下終了後80℃で6時間反応させた。この溶液は、固
形分が40%であり、24,000 cps(20℃)
の粘度を有していた。更に、この溶液をメチルエチルケ
トンで固形分濃度を20%に調整して、比較試験用の塗
布液とした。 【0030】比較例2 比較例1と同様の樹脂溶液100部、テフロンパウダー
(ダイキン工業(ルブロンL))3部、ポリエチレンワ
ックス2部及びメチルエチルケトン/トルエン(=1/
1)345部を配合し、配合液とした。上記配合液にイ
ソシアネート(固形分50%、武田薬品工業製(タケネ
ートD−204))を樹脂液:イソシアネート=24:
3(重量比)の割合で添加し、比較試験用の塗布液とし
た。 【0031】比較例3 シリコーン樹脂(信越化学製(KS−841)100部
と触媒(PL−7)1部とをトルエン1,000部に溶
解し、比較試験用のシリコーン樹脂の塗布液とした。 【0032】評価 実施例1〜5及び比較例1〜3で調整した塗布液を夫々
用い、グラビア印刷により、厚み6μmのポリエチレン
テレフタレートフイルム(東レ製)の表面に、乾燥厚み
が0.5μmになるように塗布した後、乾燥機中で溶剤
を乾燥して基材表面に比較試験用の耐熱滑性層を形成し
た。次に、以上の様にして形成した耐熱層とは比較試験
用の逆の基材フイルムの面に、下記の組成のインキ組成
物を、100℃で加熱して、ホットメルトによるロール
コート法にて塗布厚みが5μmになるよう塗布して、転
写インキ層を形成し、本発明の実施例1〜5及び比較例
1〜3の感熱記録材料を得た。 インキ組成物   ・パラフィンワックス             
                         
    10部  ・カルナバワックス       
                         
            10部  ・ポリブテン(日
本石油製)                    
                  1部  ・カー
ボンブラック                   
                         
  2部【0033】以上の様にして得られた本発明の
実施例1〜5の感熱記録材料と比較例1〜3で得られた
サンプルを夫々用い、薄膜型サーマルヘッドで、印字エ
ネルギー;1mJ/ドット(4×10−4cm2)の条
件で印字を行った。この時のスティッキング性、ヘッド
汚染の状態を観察をして評価を行った。尚、これらの物
性試験は上記の夫々の感熱記録材料を室温(23℃、4
6%湿度)で15日間放置後行った。その結果を表1に
示した。ここで、スティッキング性は、感熱記録の実装
試験に供した場合のサーマルヘッドと感熱記録材料との
間の押圧操作時における、感熱記録材料のサーマルヘッ
ドからの離脱性を目視で5段階評価した。尚、最も離脱
性の良いものを5とした。又、ヘッドの汚れは、感熱記
録の実装試験に供した場合のサーマルヘッドの汚れ状態
を観測し、最も汚れの少ないものを5として5段階評価
した。 【0034】     表1                            
 スティッキング性          ヘッド汚染 
           実施例1          
      5                  
  5          実施例2        
        5                
    5          実施例3      
          5              
      5          実施例4    
            5            
        5          実施例5  
              5          
          5          比較例1
                1  (走行せず破
断)          比較例2         
       4                 
   2          比較例3       
         5               
     3      【0035】 【効果】以上表1からも明らかな様に、本発明の感熱記
録材料は、耐熱層の摩擦係数が低く、粘着性及びヘッド
の汚染が少ない為、優れた性能の感熱記録材料と出来る
。又、感熱記録材料の耐熱層が、少なくとも一個の遊離
イソシアネートを有するシランカップリング剤で変性さ
れた分子側鎖に加水分解性シリル基を有する樹脂で形成
されている為、該耐熱層が空気中の水分や湿気によって
架橋し一液硬化可能となり耐熱層の形成工程が簡略化出
来る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基材シート、該基材シートの一方の面
    に設けた感熱記録層及び上記基材シートの他の面に設け
    た耐熱層からなる感熱記録材料において、該耐熱層が少
    なくとも一個の遊離イソシアネートを有するシランカッ
    プリング剤で変性され分子側鎖に加水分解性シリル基を
    有する樹脂からなることを特徴とする感熱記録材料。
  2. 【請求項2】  更に硬化剤として水分を使用する請求
    項1に記載の感熱記録材料。
JP2415441A 1990-12-28 1990-12-28 感熱記録材料 Expired - Lifetime JP2947487B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2415441A JP2947487B2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 感熱記録材料
DE69125122T DE69125122T2 (de) 1990-12-28 1991-12-23 Wärmeempfindliches Aufzeichnungsmaterial
EP91122173A EP0492599B1 (en) 1990-12-28 1991-12-23 Heat-sensitive recording medium
US07/813,180 US5192736A (en) 1990-12-28 1991-12-24 Heat-sensitive recording materials

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2415441A JP2947487B2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 感熱記録材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04232786A true JPH04232786A (ja) 1992-08-21
JP2947487B2 JP2947487B2 (ja) 1999-09-13

Family

ID=18523798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2415441A Expired - Lifetime JP2947487B2 (ja) 1990-12-28 1990-12-28 感熱記録材料

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5192736A (ja)
EP (1) EP0492599B1 (ja)
JP (1) JP2947487B2 (ja)
DE (1) DE69125122T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06312585A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 感熱記録材料
JP2013103486A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 可逆性感熱記録材料

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5621042A (en) * 1990-12-17 1997-04-15 Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. Coating compositions
US5700868A (en) * 1995-07-25 1997-12-23 Dainichiseika Color & Chemicals Mfg. Co., Ltd. Back-side coating formulations for heat-sensitive recording materials and heat-sensitive recording materials having a back layer coated therewith
DE19856000A1 (de) * 1998-12-04 2000-06-15 Bayer Ag Hybridlack-Zubereitung
TW487646B (en) 2000-03-21 2002-05-21 Dainichiseika Color & Amp Chem Thermal recording media

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62202786A (ja) * 1986-03-04 1987-09-07 Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd 感熱記録材料
JPS6430787A (en) * 1987-07-27 1989-02-01 Konishiroku Photo Ind Thermal transfer recording medium and composition for backing layer thereof

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62292484A (ja) * 1986-06-11 1987-12-19 Diafoil Co Ltd 感熱転写フイルム
JP2668871B2 (ja) * 1987-02-04 1997-10-27 東レ株式会社 熱転写シート

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62202786A (ja) * 1986-03-04 1987-09-07 Dainichi Color & Chem Mfg Co Ltd 感熱記録材料
JPS6430787A (en) * 1987-07-27 1989-02-01 Konishiroku Photo Ind Thermal transfer recording medium and composition for backing layer thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06312585A (ja) * 1993-04-28 1994-11-08 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 感熱記録材料
JP2013103486A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd 可逆性感熱記録材料

Also Published As

Publication number Publication date
JP2947487B2 (ja) 1999-09-13
EP0492599A1 (en) 1992-07-01
DE69125122T2 (de) 1997-06-19
EP0492599B1 (en) 1997-03-12
US5192736A (en) 1993-03-09
DE69125122D1 (de) 1997-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5700868A (en) Back-side coating formulations for heat-sensitive recording materials and heat-sensitive recording materials having a back layer coated therewith
JPS62202786A (ja) 感熱記録材料
JPH02228323A (ja) シロキサン変性ポリエステル系樹脂及びその製造方法
JP2681847B2 (ja) 剥離性処理剤
JPH04232786A (ja) 感熱記録材料
JPH0733427B2 (ja) ポリウレタン系樹脂の製造方法
JP2823479B2 (ja) 塗料組成物
EP1136278B1 (en) Donor element for thermal transfer recording
JP2823480B2 (ja) 塗料組成物
JPH0528999B2 (ja)
JP3022117B2 (ja) 一液硬化可能なポリシロキサン樹脂化合物
JP2931503B2 (ja) 感熱記録材料
JP3064744B2 (ja) 感熱記録材料
JP3045476B2 (ja) 感熱記録材料
JP3022118B2 (ja) 一液硬化可能なポリシロキサン樹脂化合物
JP3045437B2 (ja) 塗料組成物
JPH0753789B2 (ja) ポリウレタン系樹脂の製造方法
JPH02616A (ja) ポリウレタン系樹脂の製造方法
JPH07157727A (ja) 剥離性処理剤
JP2854794B2 (ja) 剥離性処理剤
JP2571713B2 (ja) 感熱記録材料
JP4212247B2 (ja) 感熱記録材料
JPH0796668B2 (ja) 剥離性樹脂の製造方法
JPH0669758B2 (ja) 感熱記録材料

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070702

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090702

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110702

Year of fee payment: 12