JPH04231631A - スロットル制御装置 - Google Patents

スロットル制御装置

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Publication number
JPH04231631A
JPH04231631A JP2416378A JP41637890A JPH04231631A JP H04231631 A JPH04231631 A JP H04231631A JP 2416378 A JP2416378 A JP 2416378A JP 41637890 A JP41637890 A JP 41637890A JP H04231631 A JPH04231631 A JP H04231631A
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JP
Japan
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throttle
accelerator
detection means
signal
abnormality
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Pending
Application number
JP2416378A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Taguchi
義典 田口
Yukihisa Oda
幸久 織田
Tokihiko Akita
時彦 秋田
Masaru Shimizu
勝 清水
Toru Fujikawa
透 藤川
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D11/107Safety-related aspects
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D2011/101Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
    • F02D2011/102Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being moved only by an electric actuator

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関に装着される
スロットル制御装置に関し、特にモータ等の駆動源によ
りアクセル操作に応じてスロットルバルブを開閉制御す
ると共に、定速走行制御等の各種制御を行ない得るスロ
ットル制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関のスロットルバルブは、キャブ
レタにあっては燃料と空気の混合気を、電子制御燃料噴
射装置にあっては吸入空気量を調節することにより内燃
機関出力を制御するものであり、アクセルペダルを含む
アクセル操作機構に連動するように構成される。
【0003】従来、アクセル操作機構がスロットルバル
ブに機械的に連結されていたのに対し、近時、モータ等
の駆動源によってアクセル操作に応じてスロットルバル
ブを開閉する装置が提案されている。例えば特開昭55
−145867号公報には、スロットルバルブにステッ
プモータを連結し、このステップモータをアクセルペダ
ル操作に応じて駆動するようにした装置が開示されてい
る。
【0004】このような装置に対し、特開昭59−15
3945号公報において、上記ステップモータを駆動す
る電子制御アクチュエータが制御不能な状態となった場
合の従前の対策例が列挙されている。例えば、電磁クラ
ッチによって電子制御アクチュエータからスロットルシ
ャフトを切り離し、リターンスプリングによりスロット
ルバルブを閉位置に戻すというものである。同公報にお
いては、これらの従来例では電子制御アクチュエータに
よる制御が停止した後にスロットルバルブを開閉する駆
動手段がなく、修理のため所定の場所に車両を移動させ
ることができないとして対応策が提案されている。
【0005】即ち、アクセル踏み込みにより回転する回
転軸とスロットルシャフトの間に、励磁時に両軸を切り
離し、非励磁時に両軸を結合する電磁クラッチを介装し
、電子制御アクチュエータの制御動作の異常を検知して
リレーを駆動し電子制御アクチュエータ及び電磁クラッ
チへの電源供給を停止させる制御回路を設け、電子制御
アクチュエータが制御不能となったとき、スロットルシ
ャフトを、電磁クラッチを介して、アクセルペダルに機
械的に連結するようにしたものである。
【0006】上記特開昭59−153945号公報に記
載の技術においては、電子制御アクチュエータの制御不
能の状態を別の制御回路によって検出し、この制御回路
によりアクチュエータ及び電磁クラッチへの電源供給を
停止することとしている。そして、制御停止後は、アク
セルペダルに機械的に連結された回転軸とスロットルシ
ャフトが電磁クラッチを介して結合される旨記載されて
いる。また、実施例の作動に関し、電子制御アクチュエ
ータが制御を停止している状態ではモータに駆動トルク
が発生しないため、踏み力に対しては微々たるもので、
アクセル踏み込みによるスロットルバルブの開閉には支
障がない旨説明されているように、アクセルペダルによ
る直接操作に移行後もアクチュエータと結合された状態
が維持されている。
【0007】然し乍ら、このような従来技術に供される
電磁クラッチはその構造上大型となり、コストも高くな
る。また、電子制御アクチュエータの制御不能に留まら
ず上記制御回路が作動不能となるといった事態が皆無と
はいえず、例えば電波障害等によりスロットルバルブが
開放側へ駆動され続ける可能性もある。このような場合
には、たとい別にスイッチ手段を設け電磁クラッチへの
電源供給を停止しスロットルシャフトをアクセルペダル
に連結するようにしても、アクチュエータによって駆動
されるスロットルシャフトに抗してスロットルバルブを
閉側に作用させる手段がなく所望のスロットル開度を確
保することが困難となる。
【0008】このため、特開平2−204642号公報
には、アクセル操作の停止が検出され且つそのときの所
定のスロットル開度を超えていることが検出されたとき
には、確実に駆動手段をスロットルバルブから分離し駆
動源によるスロットル制御を停止し得るスロットル制御
装置が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記特開平
2−204642号公報に記載のスロットル制御装置に
おいても、アクセル操作が解除されアクセル操作機構が
急速に停止位置に復帰するときには、スロットルバルブ
の駆動手段がこれに追従できず、アクセル操作機構が所
定の操作量以下となったときスロットルバルブが所定の
スロットル開度を超えたままの状態が生じ得る。これに
より、アクセル操作の停止が検出され且つそのときの所
定のスロットル開度を超えていることが検出されるとこ
ろとなり、上述のように駆動手段がスロットルバルブか
ら分離され、駆動源によるスロットル制御が停止される
【0010】例えば、駆動源をステップモータで構成し
、減速歯車機構を介してスロットルバルブを駆動するよ
うに構成した場合、アクセルペダルを踏み外したときの
ようなアクセル操作機構の停止位置への急速な復帰作動
時には、復帰作動に追従し得るだけの駆動パルスレート
をステップモータに供給することが困難である。このた
め、正常時であっても、ステップモータによるスロット
ルバルブ駆動が一旦停止されることとなる。これに対し
、上記作動に追従し得るように構成することも不可能で
はないが、モータの大型化、供給電流の増大といったこ
とが必要となり、実際的ではない。
【0011】このような作動に関し、アクセル操作を再
開すれば駆動源によるスロットルバルブ駆動が再開する
のでスロットル制御として支障が生ずる訳ではないが、
電磁クラッチの無用な断続が行なわれることとなり、関
連部品も含め耐久性が損なわれるおそれがある。また、
アクセル操作量を検出する手段、あるいはスロットル開
度を検出する手段の故障時には駆動源によるスロットル
制御を停止することが望ましい。
【0012】そこで、本発明は駆動源によるスロットル
制御を行なうスロットル制御装置において、アクセル操
作量検出手段及びスロットル開度検出手段の何れかの異
常が検出されたとき、並びにスロットル制御作動に異常
が検出されたときには、確実に駆動源をスロットルシャ
フトから分離し駆動源によるスロットル制御を停止し得
るようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は図1に構成の概要を示したように、アクセ
ル操作機構M1と、少くともアクセル操作機構M1の操
作量に応じて駆動力を出力する駆動源M2と、内燃機関
のスロットルバルブ11を固定しハウジング1に回動自
在に支持するスロットルシャフト12と、スロットルシ
ャフト12をスロットルバルブ11の開方向及び閉方向
に駆動可能な駆動源M2と、この駆動源M2とスロット
ルシャフト12との連結を断続する電磁クラッチ機構M
3と、電磁クラッチ機構M3を断続制御すると共に少く
ともアクセル操作機構M1のアクセル操作に応じて駆動
源M2を駆動制御する駆動制御手段M4とを備えている
。そして、アクセル操作機構M1のアクセル操作量に応
じた信号を出力するアクセル操作量検出手段M5と、ア
クセル操作量検出手段M5の出力信号に基づきアクセル
操作量検出手段M5の作動状態を判別し異常を検出した
ときアクセル異常信号を出力するアクセル異常検出手段
M6と、スロットルバルブ11の開度に応じた信号を出
力するスロットル開度検出手段M7と、スロットル開度
検出手段M7の出力信号に基づきスロットル開度検出手
段M7の作動状態を判別し異常を検出したときスロット
ル異常信号を出力するスロットル異常検出手段M8と、
アクセル操作量検出手段M5及びスロットル開度検出手
段M7の出力信号に応じてスロットルバルブ11の作動
状態を判別し異常を検出したときバルブ異常信号を出力
するバルブ異常検出手段M9とを備えると共に、バルブ
異常検出手段M9、スロットル異常検出手段M8及びア
クセル異常検出手段M6の各出力に応じてスロットルシ
ャフト12と駆動源M2とを分離するように電磁クラッ
チ機構M3を駆動するクラッチ制御手段M10を備える
こととしたものである。
【0014】上記スロットル制御装置において、アクセ
ル操作量検出手段M5は、アクセル操作機構M1のアク
セル操作量に対応したアクセル信号を出力する第1のセ
ンサと、アクセル操作機構M1の操作に応じてオンオフ
する第1のスイッチとを備え、アクセル異常検出手段M
6は、第1のスイッチがアクセル非操作を示す状態にあ
り且つ第1のセンサの出力アクセル信号が所定のアクセ
ル操作量以上の値を示すときにアクセル異常信号を出力
し、スロットル開度検出手段M7は、スロットルバルブ
11のスロットル開度に対応したスロットル信号を出力
する第2のセンサと、スロットルバルブ11の開閉に応
じてオンオフする第2のスイッチとを備え、スロットル
異常検出手段M8は、第2のスイッチがスロットルバル
ブ11の閉位置を示す状態にあり、且つ第2のセンサの
出力スロットル信号が所定のスロットル開度以上の値を
示すときにスロットル異常信号を出力するように構成す
ることが望ましい。
【0015】また、バルブ異常検出手段M9は、アクセ
ル操作量検出手段M5が第2の所定のアクセル操作量を
下回り且つスロットル開度検出手段M7が第2の所定の
スロットル開度以上の値を示すときにバルブ異常信号を
出力するように構成するとよい。
【0016】
【作用】上記の構成になるスロットル制御装置において
、アクセル操作量検出手段M5からアクセル操作機構M
1のアクセル操作量に応じた信号が出力される。このア
クセル操作量検出手段M5の出力信号に基づき、アクセ
ル異常検出手段M6によりアクセル操作量検出手段M5
の作動状態が判別され、異常が検出されたときにはアク
セル異常信号が出力される。また、スロットル開度検出
手段M7からスロットルバルブ11の開度に応じた信号
が出力される。そして、このスロットル開度検出手段M
7の出力信号に基づきスロットル異常検出手段M8によ
りスロットル開度検出手段M7の作動状態が判別され、
異常が検出されたときにはスロットル異常信号が出力さ
れる。更に、バルブ異常検出手段M9によってアクセル
操作量検出手段M5及びスロットル開度検出手段M7の
出力信号に応じてスロットルバルブ11の作動状態が判
別され、異常が検出されたときにはバルブ異常信号が出
力される。而して、バルブ異常検出手段M9、スロット
ル異常検出手段M8及びアクセル異常検出手段M6の各
出力に応じて、何れかの異常信号が出力されたときには
クラッチ制御手段M10により電磁クラッチ機構M3が
駆動され、スロットルシャフト12と駆動源M2が分離
される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図2及び図3に示すように、内燃機関の吸気通路
を形成するハウジング1内にスロットルバルブ11が収
容されている。スロットルバルブ11はスロットルシャ
フト12に固定され、スロットルシャフト12がハウジ
ング1に回動自在に支持されている。スロットルシャフ
ト12の一端部はハウジング1から延出し、延出部12
a回りのハウジング1の側面にケース2が一体に形成さ
れており、このケース2にカバー3が接合され、これら
によって郭成される室内に本実施例のスロットル制御装
置を構成する部品の主要部が収容されている。また、ケ
ース2と反対側の、スロットルシャフト12の他方の端
部が支持されるハウジング1の側面には円筒状のサポー
ト4がハウジング1と一体に形成されており、これに図
示しないリターンスプリング即ち戻しばねが収容され、
スロットルシャフト12がスロットルバルブ11の全閉
位置方向に付勢されている。
【0018】スロットルシャフト12の先端には本発明
にいうスロットル開度検出手段たるスロットルセンサ1
3が連結されている。このスロットルセンサ13はスロ
ットルシャフト12の回転変位を電気信号に変換するも
ので、種々の構造のものが知られている。このスロット
ルセンサ13は図6に示す可変抵抗Rbを有し、スロッ
トルバルブ11の開度に応じたスロットル信号がコント
ローラ100に出力される。また、アイドルスイッチS
Wbを有し、スロットルバルブ11の開閉状態に応じて
開放時オフ、閉成時オンとなる。即ち、スロットルバル
ブ11の全閉位置を示すアイドルスイッチ信号がコント
ローラ100に出力される。
【0019】上記スロットルシャフト12の延出部12
aの基部を囲むように、ハウジング1の側面に電磁コイ
ル20が固着されている。電磁コイル20は図3及び図
4に明らかなように、磁性体のヨーク21と、樹脂製の
ボビン22に巻回されたコイル23を具備している。ヨ
ーク21は中央に筒体部21aを有し、この筒体部21
a回りに環状の有底中空部が形成されており、この中空
部にボビン22及びコイル23が収容されている。ヨー
ク21の底部はハウジング1の側面に固着され、筒体部
21aをスロットルシャフト12の延出部12aが貫挿
している。
【0020】また、スロットルシャフト12の延出部1
2aには磁性体のロータ30が回動自在に支持されてい
る。このロータ30はヨーク21に対向する所定位置に
配置され、軸方向には移動しないように保持されている
。図2及び図4から明らかなように、ロータ30は鉄系
材料の焼結により、スロットルシャフト12に支持され
る軸部31と筒体部32とが腕部33を介して接続され
た形状に形成されている。そして、ヨーク21の外側面
がロータ30の筒体部32に囲繞され、且つロータ30
の軸部31がヨーク21の筒体部21aに対し軸方向に
重合した状態で所定の間隙をもって嵌合されている。 ロータ30の筒体部32の外周側面には外歯34が一体
に形成されており、外歯34に隣接する軸方向端面の平
面部には、放射状に延在する断面三角形の山形の爪35
が全周に亘って連続して配列され、波形に形成されてい
る。
【0021】更に、スロットルシャフト12には上記ロ
ータ30に対峙するように、クラッチプレート40が回
動自在且つ軸方向に移動可能に支持されている。クラッ
チプレート40は円板状の磁性体で、ロータ30の平面
部に形成された爪35と対向する平面部に、爪35と同
様の放射状に延在する断面三角形の山形の爪41が形成
されている。尚、この爪41はクラッチプレート40の
端面を切削しあるいは放電加工することによって形成す
ることができるが、プレス加工によって形成することも
できる。
【0022】クラッチプレート40の爪41が形成され
た面と反対側の面にはピン42が植設されている。また
、この面には図3に二点鎖線で示した板ばね45の一端
が図示しないピンにて固定されており、他端が後述する
プレートホルダ50に図示しないピンにて固定されてい
る。従って、クラッチプレート40は板ばね45を介し
てプレートホルダ50に連結されている。尚、この板ば
ね45固定用のピンの一つを延出し、クラッチプレート
40に植設するピン42と共用することとすれば、部品
点数を低減することができる。
【0023】そして、スロットルシャフト12の延出部
12aの先端にプレートホルダ50が固定されている。 即ち、クラッチプレート40と同様の円板形状のプレー
トホルダ50の中央に小判形状の穴51が穿設され、一
方スロットルシャフト12の延出部12a先端は穴51
と同一形状の断面に形成されており、穴51に延出部1
2aの先端が嵌合されるとプレートホルダ50はスロッ
トルシャフト12回りの回動不能となる。スロットルシ
ャフト12の先端の小判形状の断面部はプレートホルダ
50の厚さと略同一長とされ、先端面にボルト(又はナ
ット)14が螺着されることにより、プレートホルダ5
0がスロットルシャフト12の小判形状の断面部と一般
断面部の境界段部と、ボルト(又はナット)14との間
に挟持される。尚、プレートホルダ50の穴51及び延
出部12a先端の断面形状は例えばD字状でもよく、要
は回転を阻止し得る形状であればよい。
【0024】プレートホルダ50には、端面外縁部にピ
ン42が貫挿する孔52が穿設されると共に、板ばね4
5をかしめ結合するための孔が穿設されている。而して
、プレートホルダ50がスロットルシャフト12に固定
されると、図2及び図3に示す状態となり、ピン42の
先端がプレートホルダ50の孔52から突出している。
【0025】更に、上記クラッチプレート40に植設さ
れたピン42近傍には、操作プレート60がプレートホ
ルダ50と各々の外縁部で対向するように配設されてい
る。操作プレート60はその中心部にアクセルシャフト
62が固定され、このアクセルシャフト62はスロット
ルシャフト12と略平行となるようにカバー3に回動自
在に支持されている。尚、操作プレート60の軸方向の
移動は規制されている。操作プレート60の外縁部には
ピン42と重合する位置に切欠61が形成されており、
その放射状方向の端面61a,61bの少くとも一方が
、電磁コイル20非通電時の操作プレート60の回動に
応じピン42の側面に当接し得る位置関係にある。
【0026】アクセルシャフト62の他端は図2に示す
アクセルプレート5にボルト又はナットにて結合され、
アクセルケーブル6の一端に設けられたケーブルエンド
6aがアクセルプレート5の外縁部に係止されている。 アクセルケーブル6の他端はアクセルペダル7に連結さ
れ、アクセルペダル7の操作に応じて操作プレート60
がアクセルシャフト62の軸心を中心に回動するアクセ
ル操作機構が構成されている。アクセルペダル7には周
知のアクセルセンサ8が設けられている。このアクセル
センサ8は図6に示す可変抵抗Raを有し、アクセルペ
ダル7の操作量即ちアクセル操作量に応じたアクセル信
号がコントローラ100に出力される。また、アイドル
スイッチSWaを有し、アクセルペダル7の操作時にオ
フで、非操作時にオンとなる。尚、アクセルセンサ8は
アクセルシャフト62に連動するように配設してもよい
【0027】また、カバー3には本発明にいう駆動源た
るモータ90が固定され、その回転軸がスロットルシャ
フト12と平行で回動自在に支持されている。モータ9
0の回転軸先端にはピニオンギヤ91が固着され、これ
がロータ30外周の外歯34と噛合している。本実施例
ではモータ90としてステップモータが使用され、コン
トローラ100によって駆動制御される。尚、モータ9
0としては、例えばDCモータといったような他の形式
のモータも使用し得る。
【0028】而して、モータ90が回転駆動されピニオ
ンギヤ91が回動すると、これに噛合する外歯34を有
するロータ30がスロットルシャフト12回りを回動す
る。このとき電磁コイル20が非通電の状態であれば、
クラッチプレート40は板ばね45の付勢力によってロ
ータ30から離隔しプレートホルダ50側に近接した位
置にある。即ち、この場合にはクラッチプレート40、
プレートホルダ50及びスロットルバルブ11はスロッ
トルシャフト12を軸にロータ30とは無関係に自由に
回動し得る状態にある。このとき、クラッチプレート4
0に植設されたピン42は操作プレート60の切欠61
の両端面61a,61b間に位置している。
【0029】電磁コイル20が通電されると、ヨーク2
1、ロータ30及びクラッチプレート40によって閉磁
路が形成され、電磁力によりクラッチプレート40が板
ばね45の付勢力に抗してロータ30方向に吸引され、
ロータ30の爪35とクラッチプレート40の爪41が
噛合しクラッチプレート40とロータ30とが係合状態
となり、両者は一体となって回動し得る状態となる。こ
れにより、モータ90の駆動制御量が、ピニオンギヤ9
1からロータ30の外歯34を介してロータ30に伝達
され、ロータ30の爪35及びクラッチプレート40の
爪41を介してクラッチプレート40に伝達され、更に
板ばね45を介してプレートホルダ50に伝達され、従
ってこれと一体となって回動するスロットルシャフト1
2に伝達され、上記駆動制御量に応じてスロットルバル
ブ11の開度が制御される。このとき、ピン42はクラ
ッチプレート40と共にロータ30方向に移動し、操作
プレート60の切欠61の両端面61a,61b間から
外れているので、操作プレート60の回動とは無関係と
なっている。
【0030】スロットルバルブ11が開状態にあるとき
に電磁コイル20への通電が停止されると、クラッチプ
レート40の爪41とロータ30の爪35との間の係合
状態が解除され、サポート4内の図示しない戻しばねの
付勢力によってスロットルバルブ11が全閉状態とされ
る。これにより、ピン42は操作プレート60の切欠6
1の端面61a,61b間に位置するところとなり、操
作プレート60が回転操作されると端面61aがピン4
2の側面に当接しクラッチプレート40及びプレートホ
ルダ50が回転駆動される。
【0031】コントローラ100はマイクロコンピュー
タを含む制御回路であり、車両に搭載され図5に示すよ
うに各種センサの検出信号が入力され、電磁コイル20
及びモータ90の駆動制御を含む各種制御が行なわれる
。本実施例においては、コントローラ100によって通
常のアクセル操作に応じた制御の外、定速走行制御、加
速スリップ制御等の各種制御が行なわれるように構成さ
れている。
【0032】図5において、コントローラ100はマイ
クロコンピュータ110並びにこれに接続された入力処
理回路120及び出力処理回路130を有し、モータ9
0及び電磁コイル20が出力処理回路130に接続され
ている。コントローラ100はイグニッションスイッチ
101を介して電源+Bに接続されている。尚、コント
ローラ100の電源開閉手段としては、イグニッション
スイッチ101がオンとなったときに導通するトランジ
スタもしくはリレー、あるいは他のスイッチング素子で
あってもよい。
【0033】そして、アクセルセンサ8が入力処理回路
120に接続され、スロットルセンサ13も入力処理回
路120に接続される。コントローラ100においては
運転条件に応じて電磁コイル20がオンオフ制御される
と共に、アクセルペダル7の踏込量即ちアクセル操作量
及び種々の制御条件に応じて設定されるスロットルバル
ブ11の開度、即ちスロットル開度が得られるようにモ
ータ90の駆動制御が行なわれる。
【0034】入力処理回路120には、定速走行制御用
スイッチ121(以下、単に定速走行スイッチ121と
いう)が接続されている。この定速走行スイッチ121
は定速走行制御システム全体の電源をオンオフするメイ
ンスイッチMSと種々の制御を行なうコントロールスイ
ッチCSから成り、後者は図5に示したように複数のス
イッチ群によって構成され周知の種々のスイッチ機能を
備えている。先ず、車両走行中、メインスイッチMSを
オンとした上でコントロールスイッチCS中のセットス
イッチSTを短時間オンとすると、そのときの車速が記
憶され後述するようにこの車速が維持される。アクセレ
ートスイッチACは設定車速を微調整するもので、この
スイッチをオン状態としている間増速制御が行なわれる
。尚、減速側の微調整は上記セットスイッチSTをオン
状態に保持するか、あるいは一旦ブレーキペダルを踏ん
で定速走行制御を解除した後所定の車速に減速したとこ
ろでセットスイッチSTを短時間オンすればそのときの
車速に再設定される。キャンセルスイッチCAは定速走
行制御を解除するためのスイッチである。尚、定速走行
制御を解除する手段としては、ブレーキペダル操作、自
動変速機の場合のニュートラル位置へのシフト、パーキ
ングブレーキ操作、メインスイッチMSのオフ操作等が
ある。そして、リジュームスイッチRSはこれらの操作
によって、定速走行制御が解除された後に解除前の設定
車速に復帰させるためのスイッチである。
【0035】車輪速センサ122は定速走行制御、加速
スリップ制御等に供されるもので、周知の電磁ピックア
ップセンサあるいはホールセンサ等が用いられる。尚、
図では一個となっているが、必要に応じ各車輪に装着さ
れる。また、コントローラ100には点火回路ユニット
、通称イグナイタ123が接続されており、点火信号が
入力され内燃機関の回転数が検出される。トランスミッ
ションコントローラ124は自動変速装置を制御する制
御装置であり、ここで出力される変速信号およびタイミ
ング信号がコントローラ100に供給される。
【0036】モード切替スイッチ125は、アクセルペ
ダル7の踏込量とスロットルバルブ11の開度との対応
関係について種々の運転モードに応じて予め設定したマ
ップをマイクロコンピュータ110に記憶させておき、
これを適宜選択し運転モードに応じたスロットルバルブ
11の開度を設定するものである。この運転モードとと
しては、例えばパワーもしくはエコノミー、又は高速道
路走行もしくは市街地走行といったモードを設定するこ
とができる。加速スリップ制御禁止スイッチ126は、
運転者が加速スリップ制御を好まない場合、これを操作
することによりマイクロコンピュータ110に対し同制
御を禁止する信号を出力するものである。ステアリング
センサ127は、例えば加速スリップ制御を行なう際、
ステアリングが転舵されているか否かを判定し、その判
定結果に応じて目標スリップ率を設定し得るようにする
ものである。更に、図示しないスタータモータを駆動制
御するスタータ回路128が入力処理回路120に接続
されており、スロットル制御装置が正常に機能するか否
かのイニシャルチェックに際し、実際にスロットルバル
ブ11を開閉させて確認する迄スタータモータは不作動
とされる。これにより、スロットル制御装置のイニシャ
ルチェック時の機関の過回転を回避することができる。
【0037】出力処理回路130は、図6に示すように
、マイクロコンピュータ110の出力及びブレーキスイ
ッチSW1のオンオフによって電磁コイル20を断続す
る回路130aと、後述する電磁コイル制御回路130
bを備えている。以下、これらの回路130a及び回路
130bを図6及び図7を参照して詳述する。
【0038】図6において、マイクロコンピュータ11
0の定速走行制御用の出力ポートOT1は抵抗R1を介
して、電源+Bにエミッタが接続されたPNPトランジ
スタTr1のベースに接続され、ベース・エミッタ間に
抵抗R2が接続され、そのコレクタがブレーキスイッチ
SW1を介して電磁コイル20のコイル23に接続され
ている。
【0039】トランジスタTr1は定速走行制御時及び
アクセル操作機構の復帰作動時に、コイル23への通電
を制御し電磁コイル20の駆動制御を行なうものである
。即ち、定速走行制御時には、図5のメインスイッチM
Sがオンで、且つ定速走行スイッチ121のセットスイ
ッチSTが操作されると、マイクロコンピュータ110
によりトランジスタTr1がオンとなるように構成され
ている。従って、メインスイッチMSがオンでない限り
トランジスタTr1はオフとされ、回路130aではコ
イル23への通電が停止されている。
【0040】そして、これらの回路に並列に、即ちコイ
ル23と電源+B間に、駆動回路即ちドライバDRが介
装されている。このドライバDRはポートVが電源+B
に接続され、アクティブローで入力ポートINに低レベ
ル(L)信号が入力されたとき出力ポートOUTから駆
動信号が出力される。即ち、スロットル制御装置が正常
に動作しておれば、ドライバDRを介しコイル23は電
源+Bと導通状態に保持される。尚、ダイオードD1及
びD2はコイル23に蓄積されるエネルギーからトラン
ジスタTr1及びドライバDRを保護するものである。
【0041】マイクロコンピュータ110の電磁コイル
20制御用の出力は出力ポートOT2から判定回路DC
に出力され、オアゲートG2の一入力とされ、オアゲー
トG2の出力が抵抗R3を介し出力ポートOT3からド
ライバDRの入力ポートINに入力されている。
【0042】図6に示すように、判定回路DCはマイク
ロコンピュータ110に接続されると共に、前述のスロ
ットルセンサ13及びアクセルセンサ8に接続されてい
る。アクセルセンサ8は、アクセル操作量を可変抵抗R
aの抵抗値変化で検出し、これをポテンショメータによ
り電圧変化に変換するように構成されており、またアイ
ドルスイッチSWaを具備しており、本発明にいうアク
セル操作量検出手段として機能する。このアクセルセン
サ8にてアクセル操作量に応じた電圧出力が得られ、抵
抗R4を介して入力処理回路120中のインターフェイ
ス回路120aに入力する。このアクセルセンサ8の電
圧出力は、抵抗R5及びコンデンサC1から成るローパ
スフィルタ、そしてオペアンプOP1及び抵抗R6,R
7から成るボルテージフォロワを介して判定回路DCの
入力ポートIP1に供給される。
【0043】上記抵抗R4は接地され、可変抵抗Raの
出力電圧に影響を与えない程度に大きな抵抗値に設定さ
れている。これにより、万一可変抵抗Raに接続される
ワイヤハーネスが断線した場合、擬似的にスロットルバ
ルブ11が全閉位置にあることを示す信号(0)が出力
され、目標スロットル開度は全閉として制御されること
になる。
【0044】アイドルスイッチSWaはアクセルペダル
7の操作時にオフで、アクセルペダル7の非操作時にオ
ンとなるスイッチで、インターフェイス回路120aの
定電圧電源Vcc(以下、単に電源Vccという)に接
続された抵抗R8と接地されたコンデンサC2との接続
点に接続されている。そして、ダイオードD5及び抵抗
R9を介してPNPトランジスタTr2のベースに接続
され、トランジスタTr2のエミッタは電源Vccに接
続され、エミッタ・ベース間に抵抗R10が接続される
とともに、安定化用のコンデンサC3が接続されている
。トランジスタTr2のコレクタは抵抗R11,R12
介してNPNトランジスタTr3のエミッタと共に接地
され、抵抗R11,R12間の接続点がトランジスタT
r3のベースに接続されている。トランジスタTr3の
コレクタは抵抗R13を介して電源Vccに接続される
と共に判定回路DCの入力ポートIP2に接続されてい
る。
【0045】而して、アクセルペダル7が操作状態にあ
ってアイドルスイッチSWaがオフ状態にあるときには
、トランジスタTr2,Tr3は共にオフとなっている
。従って、入力ポートIP2は高レベル(H)入力とな
っている。アクセルペダル7を操作状態から開放し、ア
イドル位置に戻すと、アイドルスイッチSWaがオフか
らオンとなる。これにより、抵抗R8を介してコンデン
サC2に充電されていた電荷が放電されトランジスタT
r2がオンとなり、トランジスタTr3もオンとなる。 従って、入力ポートIP2には低レベル(L)信号が入
力されることとなる。
【0046】スロットルセンサ13はスロットルバルブ
11の開度を可変抵抗Rbの抵抗値変化で検出し、これ
をポテンショメータにより電圧変化に変換するように構
成されており、またアイドルスイッチSWbを具備して
おり、本発明にいうスロットル開度検出手段として機能
する。而して、スロットルセンサ13にてスロットルバ
ルブ11の開度に応じた電圧出力が得られ、アイドルス
イッチSWbのオンオフ信号と共にインターフェイス回
路120bを介して判定回路DCの入力ポートIP3に
入力する。このインターフェイス回路120bは上記イ
ンターフェイス回路120aと同様の回路構成であるの
で説明は省略する。
【0047】尚、抵抗R4bは前述の抵抗R4同様、可
変抵抗Rbの出力電圧に影響を与えない程度の大きな抵
抗値に設定されているが、電源Vccに接続されている
。これにより、可変抵抗Rbに接続されるワイヤハーネ
スが断線した場合には、擬似的にスロットルバルブ11
が全開位置にあることを示す信号(Vcc)が出力され
、その時のスロットル開度が全開としてフィードバック
されるのでスロットルバルブ11は閉方向に駆動される
【0048】図6に示した判定回路DCは図7に示すよ
うに構成されている。入力ポートIP1への入力信号は
、抵抗R14乃至R17を有するコンパレータCP1の
反転入力端子に入力する。この入力信号は、電源Vcc
の電圧が抵抗R14,R15によって分割された所定の
電圧Va1と比較される。そして、比較結果の出力はイ
ンバータIVを介してオアゲートG1(以下、単にゲー
トG1という)に入力するように構成されている。同様
に、入力ポートIP1への入力信号は抵抗R18乃至2
1を有するコンパレータCP2の反転入力端子に入力し
、抵抗R18,R19によって分割された所定の電圧V
a2と比較される。そして、比較結果の出力はアンドゲ
ートG3(以下、単にゲートG3という)に反転入力す
るように構成されている。また、入力ポートIP2の入
力信号がゲートG3に反転入力するように構成されてい
る。
【0049】入力ポートIP3の入力信号は、上記コン
パレータCP1と同様の構成のコンパレータCP3の反
転入力端子に入力し、所定の電圧Vb1と比較され比較
結果の出力がゲートG1に入力するように構成されてい
る。また、入力ポートIP4の入力信号は、上記コンパ
レータCP2と同様にコンパレータCP4の反転入力端
子に入力し、所定の電圧Vb2と比較され、比較結果の
出力がアンドゲートG4(以下、単にゲートG4という
)に反転入力するように構成されている。そして、入力
ポートIP4の入力信号はゲートG4に反転入力するよ
うに構成されている。
【0050】更に、入力ポートIP1乃至IP4の各入
力信号は夫々マイクロコンピュータ110の入力ポート
IP5乃至IP8にも入力するように構成されており、
スロットル制御に供される。尚、入力ポートIP1及び
IP3の入力信号はアナログ信号であるので、夫々A/
DコンバータA1,A3を介して入力ポートIP5,I
P7に入力するように構成されている。
【0051】ゲートG1の出力は抵抗R22を介してN
PNトランジスタTr4のベースに入力する。トランジ
スタTr4のベース・エミッタ間には抵抗R23が接続
され、エミッタが接地されている。コレクタは抵抗R2
4を介して電源Vccに接続されると共に、抵抗R25
及びコンデンサC3の積分回路を介してシュミットトリ
ガ回路SMTに接続されている。
【0052】そして、シュミットトリガ回路SMTの出
力、ゲートG3及びG4の出力、並びにマイクロコンピ
ュータ110の出力ポートOT2からの出力がオアゲー
トG2(以下、単にゲートG2という)に入力し、ゲー
トG2の出力が出力ポートOT3から図6に示すドライ
バDRの入力ポートINに入力するように構成されてい
る。
【0053】以上の構成になる実施例の作用を説明する
。図8のフローチャートは本実施例のスロットル制御装
置の全体作動を示すもので、コントローラ100におい
て、ステップS1にてイニシャライズされ、ステップS
2にて入力処理回路120への前述の種々の入力信号が
処理され、ステップS3に進みこれらの入力信号に応じ
て制御モードが選択される。即ち、ステップS4乃至S
8の何れかが選択される。
【0054】ステップS4乃至S6の制御が行なわれた
ときは、ステップS9,S10にてトルク制御及びコー
ナリング制御が行なわれる。前者は変速時のショックを
軽減するようにスロットル制御を行ない、後者は図示し
ないステアリングの舵角に応じてスロットル制御を行な
うものであるが、本実施例とは直接関係しないので説明
は省略する。尚、ステップS7のアイドル回転数制御は
機関状態が変化してもアイドル回転数を一定の値に保持
するように制御するもので、ステップS8はイグニッシ
ョンスイッチ101をオフとした後の後処理を行なうも
のである。そして、ステップS11にてダイアグノーシ
ス手段により自己診断が行なわれフェイル処理が行なわ
れた後、ステップS12にて出力処理されて出力処理回
路130を介して電磁コイル20及びモータ90が駆動
される。而して、上述のルーチンが所定の周期で繰り返
される。
【0055】次に、上記の全体作動の内、ステップS4
の通常アクセル制御時の作動を説明する。アクセルペダ
ル7非操作時、即ちスロットルバルブ11全閉時には、
板ばね45の付勢力によりクラッチプレート40はプレ
ートホルダ50側にあってロータ30とは離隔している
【0056】電磁コイル20が通電され、ヨーク21及
びロータ30が励磁されると、クラッチプレート40が
ロータ30に吸着されて爪35,41が噛合する。而し
て、モータ90の駆動力がスロットルシャフト12に伝
達され得る状態となる。このとき、ピン42はクラッチ
プレート40と共にロータ30方向に移動しているので
、操作プレート60の切欠61と係合することはない。 以後、後述の異常状態とならない限り、スロットルシャ
フト12はモータ90によって回転駆動され、従ってコ
ントローラ100におけるモータ90の制御によりスロ
ットルバルブ11の開度が制御されることとなる。
【0057】即ち、通常アクセル制御時には、アクセル
ペダル7の踏み込み操作を行なうと、その操作量に応じ
たアクセル信号がアクセルセンサ8からコントローラ1
00に入力され、ここでアクセル操作量に応じた目標ス
ロットル開度が設定される。そして、モータ90が駆動
されスロットルシャフト12が回動すると、その回転角
に応じた信号がスロットルセンサ13からコントローラ
100に出力され、スロットルバルブ11が上記目標ス
ロットル開度に略等しくなるように、コントローラ10
0によりモータ90が駆動制御される。而して、アクセ
ルペダル7の操作量に対応したスロットル制御が行なわ
れ、スロットルバルブ11の開度に応じた機関出力が得
られる。
【0058】このように、アクセルペダル7とスロット
ルバルブ11との間の機械的な連結関係が生ずることは
なく、アクセルペダル7の操作に応じ滑らかな発進、走
行を確保することができる。そして、アクセルペダル7
の操作を解除すると、サポート4内の図示しない戻しば
ねの付勢力およびモータ90の駆動力によってスロット
ルバルブ11が全閉状態とされる。
【0059】上記通常アクセル制御時において、アクセ
ルセンサ8又はスロットルセンサ13の異常、もしくは
スロットルバルブ11の異常作動が判定回路DCにより
以下のようにして検出され、何れかが異常と判定された
ときには電磁コイル20への通電が停止される。即ち、
判定回路DC内において、アクセルセンサ8がアクセル
操作機構の操作量に応じたアクセル信号を出力しないと
きにはアクセル異常信号が出力され、スロットルセンサ
8がスロットルバルブ11の開度に応じたスロットル信
号を出力しないときにはスロットル異常信号が出力され
る。そして、アクセル操作量が所定値を下回っている場
合において、スロットルバルブ11が所定のスロットル
開度以上となったときにバルブ異常信号が出力され、こ
れら三つの異常信号の内の何れか一の異常信号が存在す
るときには電磁コイル20の駆動回路を遮断する信号が
出力される。以下、これらを図9及び図10のフローチ
ャートも参照し乍ら順次説明する。
【0060】先ず、アクセル異常信号の出力判定につい
て説明する。尚、スロットル異常信号の出力判定も同様
に行なわれる。図6においてアクセルスイッチ8側のア
イドルスイッチSWaは、運転者がアクセルペダル7を
操作しているとき、即ちアイドルスイッチSWaがオフ
のときにはトランジスタTr3はオフであり、入力ポー
トIP2への入力信号は高レベル(H)である(ステッ
プS21)。この入力信号は図7のゲートG3の反転入
力端子にて反転されるのでゲートG3の出力信号は必ず
低レベル(L)となる(ステップS22)。従って、ゲ
ートG2の入力信号は低レベル(L)であり(ステップ
S23)、出力ポートOT3の出力信号は低レベル(L
)となる。而して、アクセルペダル7がアイドル位置に
ないときにはアクセル異常信号は出力されない。
【0061】アクセルペダル7の操作が解かれアイドル
スイッチSWaがオンとなると、入力ポートIP2への
入力信号が低レベル(L)となるので、ゲートG3への
入力が低レベル(L)となり(ステップS24)、反転
入力端子で反転され高レベル(H)となる。この場合に
はゲートG3の出力信号の状態は他方の入力端子の入力
信号の状態に左右される。即ち、アクセルセンサ8の出
力であるアクセル信号がコンパレータCP2にて所定の
電圧Va2と比較され(ステップS25)、所定の電圧
Va2以上のときには低レベル(L)出力となり(ステ
ップS26)、これがゲートG3の反転入力端子に入力
される(ステップS27)。従ってゲートG3の出力信
号が高レベル(H)となり(ステップS28)、アクセ
ル異常信号として入力される(ステップS29)。以上
のように、アクセルペダル7がアイドル状態を示すとき
、即ちアイドルスイッチSWaがオンのときのアクセル
開度が所定値より大である場合に、アクセルセンサ8が
異常と判定される。
【0062】次に、バルブ異常信号の出力判定について
図6,7及び図10のフローチャートを参照して説明す
る。アクセルセンサ8のアクセル信号が所定の電圧Va
1以上のときには(ステップS40)、入力ポートIP
1の高レベル(H)入力信号によりコンパレータCP1
の出力信号が低レベル(L)となり(ステップS41)
、これがインバータIVを介して反転され高レベル(H
)となってゲートG1に入力される(ステップS42)
。これにより、ゲートG1の出力が高レベル(H)とな
り、トランジスタTr4がオンとなる(ステップS43
)。従ってシュミットトリガ回路SMTへの入力が低レ
ベル(L)で、その出力は低レベル(L)となる(ステ
ップS44)。このように、アクセルセンサ8の出力信
号が所定の電圧Va1以上のときにはシュミットトリガ
回路SMTの出力は低レベル(L)のままであり、従っ
てゲートG2の入力信号は低レベル(L)である(ステ
ップS45)。
【0063】そして、アクセルペダル7がアイドル位置
に戻ったときのスロットルバルブ11の状態が次のよう
に判定される。アクセルペダル7がアイドル位置に戻っ
たときにアクセルセンサ8の出力信号が所定の電圧Va
1より低い場合には(ステップS40)、コンパレータ
CP1の出力信号が高レベル(H)であり(ステップS
46)、ゲートG1の入力が低レベル(L)となる(ス
テップS47)。一方、スロットル開度が所定開度以下
でスロットルセンサ13のスロットル信号が所定の電圧
Vb1より小であるときには(ステップS48)、コン
パレータCP3の出力は高レベル(H)であるので(ス
テップS49)、ゲートG1への入力信号は高レベル(
H)で(ステップS50)、上記と同様シュミットトリ
ガ回路SMTの出力は低レベル(L)のままである(ス
テップS44)。
【0064】スロットル信号が所定の電圧Vb1以上と
なったときにはコンパレータCP3の出力は低レベル(
L)となり(ステップS51)、ゲートG1への入力信
号が低レベル(L)となり(ステップS52)、トラン
ジスタTR4がオフとなる(ステップS53)。これに
より、抵抗R24,R25を介してコンデンサC3に充
電され、これらの時定数により緩やかに立上り、その時
間差Tdを以てシュミットトリガ回路SMTのスレショ
ルドレベル以上となったとき(ステップS54)、高レ
ベル(H)出力となり(ステップS55)、これがバル
ブ異常信号として出力される。尚、上記時間差Tdは、
運転者が急にアクセルペダル7を離したときに、モータ
90が駆動されスロットルバルブ11が閉作動を開始す
るまでに要する時間の間に異常判定がなされるのを回避
するために設定されるものである。
【0065】而して、アクセルセンサ8及びスロットル
センサ13の両方とも正常であってもバルブ異常信号が
出力されると異常と判定される。結局、三つの異常信号
出力が無いとき即ち低レベル(L)であるときに、ドラ
イバDRを介して電磁コイル20が通電され、何れか一
つの異常信号を示す高レベル(H)信号が出力されると
電磁コイル20への通電が停止される。
【0066】電磁コイル20への通電が停止されると、
図2及び図3に示すロータ30及びクラッチプレート4
0間が分離され、スロットルバルブ11はサポート4内
の戻しばねにより初期位置に戻される。また、モータ9
0によるロータ30の駆動も停止される。このときには
、クラッチプレート40がプレートホルダ50側に移動
するため、ピン42が操作プレート60の切欠61の端
面61a,61b間に位置することとなる。従って、ア
クセルペダル7を所定操作量以上に踏み込むことにより
、操作プレート60が回動して端面61aがピン42に
当接し、以後運転者によるアクセルペダル7の操作力を
スロットルシャフト12に直接伝達することができる。
【0067】以上のように、本実施例によればアクセル
センサ8及びスロットルセンサ13の異常を検出すると
共に、アクセル操作量が所定値を下回っているときにス
ロットル開度が所定値以上であることを検出し、スロッ
トルバルブ11の作動異常を検出し得るように構成され
ているので、例えばアクセルセンサ8及びスロットルセ
ンサ13自体の異常状態が相殺されてスロットルバルブ
11の作動状態を正常として誤検出するといった事態を
回避することができる。また、判定回路DCはマイクロ
コンピュータ110とは無関係に電気回路を付設するだ
けで構成することができるので容易且つ安価に製造する
ことができる。
【0068】次に、ステップS5の定速走行制御時の作
用を説明する。車両走行中図5のメインスイッチMSを
オンとした上で、セットスイッチをオンとすると、図6
のマイクロコンピュータ110の出力ポートOT1から
駆動信号が出力され、トランジスタTr1がオンとなり
、コイル23に通電され図2及び図3に示すロータ30
にクラッチプレート40が吸引結合される。尚、このと
き図示しないブレーキペダルは操作されないのでブレー
キスイッチSW1はオン状態に維持されている。
【0069】そして、車輪速センサ122によって検出
された車速と定速走行スイッチ121内のセットスイッ
チSTによりセットされた車速との差に応じて目標スロ
ットル開度が設定され、モータ90によりスロットルバ
ルブ11が目標スロットル開度に駆動制御される。定速
走行中に追越し加速等が必要となり、アクセルペダル7
が踏み込まれ、通常アクセル制御モードのアクセル操作
量に対応するスロットル開度が定速走行制御セット時の
目標スロットル開度を超えたときにはオーバーライドモ
ードに転じ、この目標スロットル開度は通常アクセル制
御モードの設定開度に置き換えられる。
【0070】定速走行制御を解除する場合には、図5に
おいて運転者がコントロールスイッチCSのキャンセル
スイッチCAを操作し、あるいは常閉スイッチSC1を
操作しメインスイッチMSをオフとすれば、マイクロコ
ンピュータ110により図6のトランジスタTr1がオ
フとされ、コイル23への通電が停止される。イグニッ
ションスイッチ101をオフとしても同様である。また
、図示しないブレーキペダルを操作した場合にも、ブレ
ーキスイッチSW1がオフとなりコイル23への通電が
停止される。この後、ドライバDRを介し前述の通常ア
クセル制御モードのスロットル制御が行なわれる。
【0071】ステップS6の加速スリップ制御において
は、図5の車輪速センサ122の出力信号によりコント
ローラ100において発進時あるいは加速時の図示しな
い駆動輪のスリップが検出されると、上述の通常アクセ
ル制御モードから加速スリップ制御モードに移りスロッ
トルバルブ11の開度が以下のように制御される。
【0072】即ち、コントローラ100においてその路
面における十分な牽引力と横抗力が得られる駆動輪のス
リップ率が演算され、更にこれを確保するための目標ス
ロットル開度が演算される。そして、スロットルバルブ
11がこの目標スロットル開度となるようにモータ90
が制御される。而して、スリップ率が所定値以下となり
、且つ目標スロットル開度が通常アクセル制御モード時
の設定スロットル開度以上となると、加速スリップ制御
モードが終了となり通常アクセル制御モードに復帰する
【0073】この場合において、上述のように正常時に
は操作プレート60とピン42とは係合しないので、た
とえアクセルペダル7が所定操作量以上踏み込まれても
モータ90によるスロットル開度の制御に対し機械的な
干渉が生ずることはない。従って、例えば低摩擦係数路
面で加速スリップが発生し加速スリップ制御に移行した
場合において、運転者がアクセルペダル7を大きく踏み
込んでもスロットルバルブ11はモータ90によって全
閉状態とすることができるので、所期の加速スリップ制
御を行なうことができ安定した走行を確保することがで
きる。
【0074】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。即ち、本発明のスロットル制御
装置においては、アクセル異常検出手段、スロットル異
常検出手段及びバルブ異常検出手段の各出力に応じてス
ロットルシャフトと駆動源とを分離するように、クラッ
チ制御手段によって電磁クラッチ機構を駆動することと
しているので、アクセル操作量検出手段及びスロットル
開度検出手段の何れかの異常が検出され、あるいはスロ
ットルバルブの作動状態の異常が検出されたとき、例え
ばアクセル操作機構の操作量が所定のアクセル操作量を
下回り且つそのときのスロットル開度が所定のスロット
ル開度以上であることが検出されたときには、確実に駆
動源をスロットルシャフトから分離し駆動源によるスロ
ットル制御を停止することができる。
【0075】また、アクセル操作量検出手段及びスロッ
トル開度検出手段を夫々センサとスイッチによって構成
することとしたものにあっては、駆動制御手段とは別に
簡単な電気回路を付設するだけで上記異常検出手段を構
成することができるので、製造が容易で、安価に製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスロットル制御装置の概要を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明のスロットル制御装置の一実施例の斜視
図である。
【図3】本発明のスロットル制御装置の一実施例の縦断
面図である。
【図4】本発明のスロットル制御装置の一実施例の分解
斜視図である。
【図5】本発明の一実施例のコントローラ及び入出力装
置の全体構成図である。
【図6】本発明の一実施例における異常検出に係る入出
力処理回路の電気回路図である。
【図7】本発明の一実施例に係る図6における判定回路
の具体的構成を示す電気回路図である。
【図8】本発明の一実施例における全体作動を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明の一実施例に係る図7中の判定回路の作
動を説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の一実施例に係る図7中の判定回路の
作動を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1  ハウジング 7  アクセルペダル 8  アクセルセンサ(アクセル操作量検出手段)11
  スロットルバルブ 12  スロットルシャフト 13  スロットルセンサ(スロットル開度検出手段)
20  電磁コイル(電磁クラッチ機構)21  ヨー
ク 23  コイル 30  ロータ(電磁クラッチ機構) 34  外歯 35  爪 40  クラッチプレート(電磁クラッチ機構)41 
 爪 42  ピン 45  板ばね 50  プレートホルダ 60  操作プレート 62  アクセルシャフト 90  モータ(駆動源)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アクセル操作機構と、少くとも該アク
    セル操作機構の操作量に応じて駆動力を出力する駆動源
    と、内燃機関のスロットルバルブを固定しハウジングに
    回動自在に支持するスロットルシャフトと、該スロット
    ルシャフトを前記スロットルバルブの開方向及び閉方向
    に駆動可能な駆動源と、該駆動源と前記スロットルシャ
    フトとの連結を断続する電磁クラッチ機構と、該電磁ク
    ラッチ機構を断続制御すると共に少くとも前記アクセル
    操作機構のアクセル操作に応じて前記駆動源を駆動制御
    する駆動制御手段とを備えたスロットル制御装置におい
    て、前記アクセル操作機構のアクセル操作量に応じた信
    号を出力するアクセル操作量検出手段と、該アクセル操
    作量検出手段の出力信号に基づき当該アクセル操作量検
    出手段の作動状態を判別し異常を検出したときアクセル
    異常信号を出力するアクセル異常検出手段と、前記スロ
    ットルバルブの開度に応じた信号を出力するスロットル
    開度検出手段と、該スロットル開度検出手段の出力信号
    に基づき当該スロットル開度検出手段の作動状態を判別
    し異常を検出したときスロットル異常信号を出力するス
    ロットル異常検出手段と、前記アクセル操作量検出手段
    及び前記スロットル開度検出手段の出力信号に応じて前
    記スロットルバルブの作動状態を判別し異常を検出した
    ときバルブ異常信号を出力するバルブ異常検出手段と、
    該バルブ異常検出手段、前記スロットル異常検出手段及
    び前記アクセル異常検出手段の各出力に応じて前記スロ
    ットルシャフトと前記駆動源とを分離するように前記電
    磁クラッチ機構を駆動するクラッチ制御手段とを備えた
    ことを特徴とするスロットル制御装置。
  2. 【請求項2】  前記アクセル操作量検出手段は、前記
    アクセル操作機構のアクセル操作量に対応したアクセル
    信号を出力する第1のセンサと、前記アクセル操作機構
    の操作に応じてオンオフする第1のスイッチとを備え、
    前記アクセル異常検出手段は、前記第1のスイッチがア
    クセル非操作を示す状態にあり且つ前記第1のセンサの
    出力アクセル信号が所定のアクセル操作量以上の値を示
    すときに前記アクセル異常信号を出力し、前記スロット
    ル開度検出手段は、前記スロットルバルブのスロットル
    開度に対応したスロットル信号を出力する第2のセンサ
    と、前記スロットルバルブの開閉に応じてオンオフする
    第2のスイッチとを備え、前記スロットル異常検出手段
    は、前記第2のスイッチが前記スロットルバルブの閉位
    置を示す状態にあり、且つ前記第2のセンサの出力スロ
    ットル信号が所定のスロットル開度以上の値を示すとき
    に前記スロットル異常信号を出力することを特徴とする
    請求項1記載のスロットル制御装置。
  3. 【請求項3】  前記バルブ異常検出手段は、前記アク
    セル操作量検出手段が第2の所定のアクセル操作量を下
    回り且つ前記スロットル開度検出手段が第2の所定のス
    ロットル開度以上の値を示すときに前記バルブ異常信号
    を出力することを特徴とする請求項2記載のスロットル
    制御装置。
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