JPH04226815A - 工具タレット - Google Patents

工具タレット

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Publication number
JPH04226815A
JPH04226815A JP3222355A JP22235591A JPH04226815A JP H04226815 A JPH04226815 A JP H04226815A JP 3222355 A JP3222355 A JP 3222355A JP 22235591 A JP22235591 A JP 22235591A JP H04226815 A JPH04226815 A JP H04226815A
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JP
Japan
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locking element
turret head
turret
teeth
tooth
Prior art date
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Pending
Application number
JP3222355A
Other languages
English (en)
Inventor
Helmut Heel
ヘルムート ヒール
Hans Kettel
ハンス ケッテル
Josef Lutz
ヨゥゼフ リューツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OTT MAS TECHNIK GmbH
Original Assignee
OTT MAS TECHNIK GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by OTT MAS TECHNIK GmbH filed Critical OTT MAS TECHNIK GmbH
Publication of JPH04226815A publication Critical patent/JPH04226815A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q16/00Equipment for precise positioning of tool or work into particular locations not otherwise provided for
    • B23Q16/02Indexing equipment
    • B23Q16/04Indexing equipment having intermediate members, e.g. pawls, for locking the relatively movable parts in the indexed position
    • B23Q16/06Rotary indexing
    • B23Q16/065Rotary indexing with a continuous drive
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q16/00Equipment for precise positioning of tool or work into particular locations not otherwise provided for

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハウジングと、この
ハウジング内に回転自在に取り付けられたタレット・ヘ
ッドと、一端に少なくとも1個の止め歯を有し、タレッ
ト・ヘッド内に移動自在に設けられた少なくとも1個の
ロック素子と、ハウジングに対して回転しないリング・
ギアと、タレット・ヘッドと共通の軸に設けられ、該タ
レット・ヘッドに対して回転自在なモータ駆動制御本体
とを具え、制御本体がタレット・ヘッドに対して回転す
ると、ロック素子が移動してその止め歯がリング・ギア
に係合(ロック位置)するか、逆に離脱(解除位置)す
るように前記制御本体の制御輪郭面がロツク素子と協動
してなる工具タレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】公知のこの種の工具タレット(DE 3
 143 983 C2)によると、ロック素子はタレ
ット・ヘッド軸に対して軸方向に移動可能である。ハウ
ジング上にはリング・ギアが形成され、径方向に延びる
歯と、その間に設けた歯溝とを有している。止め歯が歯
溝の一つに係合する毎に、回転され所望の角度位置にあ
るタレット・ヘッドを該角度位置で保持する。この角度
位置でロック素子は軸方向に作用する圧縮ばねによって
ロツク位置を取るので、タレット・ヘッドに固定接続し
た楔形座内へ、リング・ギアの歯よりも径方向が広いロ
ツク素子の止め歯も押入される。この座は楔形歯溝に相
当する。タレット・ヘッドはスラスト・ベアリング、ラ
ジアル・ベアリングによって、ハウジング内で回転自在
に取り付けられている。径方向に延びる歯をもつ表面形
成歯は大抵いわゆるハース(Hirth)形成歯として
実現されるが、これは繰り返し作業によって作られるの
で製作費が比較的高い。さらに、タレット・ヘッド内で
面形成歯を軸方向楔形凹部に整列させるのは難しい。面
形成歯の歯元面が軸方向の楔形凹部の歯元面に対して正
確に並ばないと、止め歯はハウジングの面形成歯の歯溝
の一つ又はタレット・ヘッド内の楔形凹部に着座するが
、両者には着座し得ない。したがって、止め歯と歯溝ま
たは楔形凹部との間に遊びが生じ、止め歯は確実に着座
せずタレット・ヘッドはこの遊びだけ周方向に回転して
しまう。その結果、使用工具タレットの工具位置決め誤
差が生じたり、振動が発生したりする。軸方向で正確に
面形成歯をタレット・ヘッド内の楔形凹部に調整したと
しても、繰り返し動作の後にタレット・ヘッドとハウジ
ングとの間に軸方向遊びが生じるので軸方向調整の効果
がなくなる。
【0003】設定回転角度位置で遊び無くタレット・ヘ
ッドをハウジングに対してロックするために、他の公知
のタレット・ヘッド(DE3 153 107C2,D
E3 153 112 C2)では、同心の2個の面形
成歯を設け、一方をハウジングに固定接続し、他方をタ
レット・ヘッドに固定接続する。両方の面形成歯を共通
の取り付け具内で加工しなければならないので、これら
形成歯の軸方向歯を同じ高さに設ける。そして、これら
の軸方向歯には、環状に形成されたロック素子に設けた
面形成歯の軸方向歯が係合する。このロック素子は皿ば
ねパックによってロック位置に押入され、該ロック素子
の軸方向歯が2個のリング・ギアの軸方向歯に係止する
。これによって、軸方向遊び、したがって周方向遊びを
回避する。タレット・ヘッドとハウジング上のハース形
成歯を取り付け具内で作るのに費用がかさむのとは別に
、この構成ではロック素子にもハース形成歯を設ける必
要がある。タレット・ヘッドのロック素子を軸方向で保
持しなければならないので、高ばね力の皿ばねパックが
必要である。皿ばねによってタレットの軸方向保持を行
うので、工具タレット全体のこわさ(剛性)が害される
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先に述べた構造が簡単
で安価に製造できる工具タレットにおいて、タレット・
ヘッドとハウジングとを遊び無く相互にロックし、同時
に、ロツク位置においてタレット・ヘッドとハウジング
との間の接続のこわさを高めることがこの発明の課題で
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するこの
発明の第1解決手段によると、軸と平行に延びる歯をも
つ内部ギア形成歯によってリング・ギアが形成され、ロ
ツク素子がタレット・ヘッドの径方向案内内で径方向に
移動可能であり、かつ、その径方向外端に2個の止め歯
を有し、各止め歯の各反対側の歯元面を切除し、該2個
の止め歯のそれぞれが内部ギア形成歯の歯の対向両歯元
面の一方に係止し、ロック素子が、2個の止め歯の領域
内で軸に平行で径方向に延びるスロットを有する。
【0006】前記課題を解決するこの発明の第2解決手
段によると、軸と平行に延びる歯をもつ内部ギア形成歯
によってリング・ギアが形成され、少なくとも2個のロ
ック素子がそれぞれタレット・ヘッドの径方向案内内で
径方向に移動可能であり、かつ、各素子の径方向外端に
少なくとも1個の止め歯を有し、2個のロツク素子の両
止め歯が内部ギア形成歯の歯溝に対して周方向で反対側
へ僅かに変位するか、一方のロック素子の各止め歯の1
歯元面が切除され、他方のロック素子の反対側の歯元面
が切除され、隣接するロック素子の各止め歯の1歯元面
のみが、内部ギア形成歯の歯の互いに反対向きの歯元面
に係着する。
【0007】以下、実施例によりこの発明を詳細に説明
する。
【0008】
【実施例】工具タレットは、固定配置のハウジング2内
にスラスト・ベアリング3,4とラジアル・ベアリング
5,6とによって回転自在に取り付けられたタレット・
ヘッド1を具えている。ラジアル・ベアリング、スラス
ト・ベアリングはロール・ベアリングとして形成するこ
とができる。ハウジング2に対して正確に定めた種々の
回転角位置へタレット・ヘッド1を回転させ、回転角の
各調整位置で遊び無くロックすることができる。
【0009】このために、図1乃至図4に示す第1実施
例においては、周囲方向で互いに120度ずらして配置
した3個のロック素子7を設ける。1個のロック素子だ
けを図示してある。各ロック素子7はタレット・ヘッド
の径方向案内28内に移動自在に配置する。3個のロッ
ク素子、これらと協動する部品は3個の素子に関して互
いに対応するから、以下の説明では1個のロック素子に
ついてのみ説明する。図3、図4からわかるように、ロ
ック素子はその径方向外端に2個の止め歯は8を具えて
いる。各止め歯8は内部ギア形成歯10の内向き径方向
歯9と協動する。止め歯8、内向き歯9は共に回転軸D
に対して平行に延びている。好ましくは、ハウジング2
上に直接に内部ギア形成歯10を形成する。
【0010】図4に具体的に示すように、周方向におい
て止め歯8は内部ギア形成歯10の内向き歯9間の歯溝
12よりも狭い。これを達成するために、2個の止め歯
8の各反対側の歯元面8cを切除して、両止め歯と、内
部ギア形成歯10の内向き歯9の各対向歯元面との間に
空隙sを形成する。その結果、ロック位置において各止
め歯8の1個の歯元面8aまたは8bのみが、内部ギア
形成歯の内向き歯9の対向両歯元面9a,9bの一方に
係止することとなる。
【0011】2個の止め歯間の領域で軸方向に平行に延
びる径方向スロット11がロック素子7に形成されてい
るので、各止め歯8はロック素子7のフォーク状端7a
に配置される。後述の制御装置によってロック素子7が
R方向で外側へ押されると、歯元面8a,8bは内部ギ
ア形成歯10の1内向き歯の対向歯元面9a,9bに係
合する。止め歯8の各反対側の歯元面8cと内部ギア形
成歯の内向き歯9の対向歯元面との間に空隙sがあり、
さらにロック素子7はスロット11によってフォーク状
に分割されているので、歯9の力で止め歯8が周方向に
若干離間される。その結果、端部7aも広げられ、好ま
しくはタレット・ヘッド1内の径方向穴として形成され
る径方向案内28に係止する。したがって、ロック位置
においてロック素子7とタレット・ヘッド1との間の遊
びが全く無くなる。また、止め歯8は歯元面8a,8b
での遊び無く1個の歯9に係止するのでタレット・ヘッ
ド1とハウジング2間で周方向の遊びが確実に除去され
る。
【0012】ハウジング2内でタレット・ヘッドと共通
の軸に制御本体13が回転自在に取り付けられ、タレッ
ト・ヘッド1に対して回転可能である。この制御本体は
、ギア14を介しモータ15によって駆動することがで
きる。 制御本体13は径方向外側に向かう制御輪郭面16と、
径方向内側に向かう制御輪郭面17とを具えている。3
個のロック素子7が所定の径方向の力によってR方向上
方へ一様に押圧された状態にあるようにするために、回
転軸Dに対し放射方向でロック素子7に対して移動可能
な圧力片18を各ロック素子7の径方向内端に設ける。 この圧力片は制御輪郭面16と協動する一方、他方では
、ロック素子7の内部に配置されて該素子に作用する圧
縮ばね体19に係着する。さらに、回転軸Dと平行な制
御ロッド20をロック素子7上または圧力片18上に設
ける。制御輪郭面17は径方向内向きで制御ロッド20
と協動する。
【0013】また、制御本体13の面側に設けた少なく
とも1個の従動子21がタレット・ヘッド1上の2個の
従動子面22a,22bと協動する。これらの従動子面
22a,22bは図3からわかるようにロック位置にお
いて周方向に従動子21から離間するように配置され、
ロック素子7がその解除位置に達したときだけ従動子2
1は従動子面22a,22bのうちの一つに接触する。
【0014】図示のロック位置において、タレット・ヘ
ッド1はハウジング2に対して遊び無くロックされる。 タレット・ヘッド1を新たな回転角位置へもって行って
他の工具を使用する場合は、制御本体13がモータ15
、ギア14によって駆動される。最初、タレット・ヘッ
ド1はロツク素子7によってハウジング2に対してロツ
クされた状態にあるので、タレット・ヘッド1に対して
制御本体13が回転する。ここで図2、図3に示すよう
に制御本体13が時計方向Eに回転するとする。制御ロ
ッド20が制御輪郭面17によって径方向内側へ押し下
げられられるので、ロック素子7が同様に径方向内側へ
変位する。したがって、止め歯8が内部ギア形成歯の歯
溝から完全に引き離される。この完全引き離しは、制御
本体が時計方向Eに約15度回転したときに生じる。ロ
ック素子7は解除位置に置かれ、タレット・ヘッド1は
ハウジング2に対して回転できる状態となる。制御本体
に固定された従動子21も該制御本体の回転時に時計方
向Eに回転し、ロック素子7がその解除位置に達した後
に従動子面22aへ最終的に係合する。従動子21が従
動子面22aに係合しているので、タレット・ヘッド1
も時計方向へ回転し、この回転は該ヘッド1が所定の新
たな回転角位置に達するまで続く。だきるだけ小さい回
転角でタレット・ヘッド1が新たな角度位置に達するよ
うに、制御本体13の回転方向を前以て選定しておく。 タレット・ヘッドがこの新回転角位置に達すると、モー
タ15を直ちに停止し、割り出しピンなどによってタレ
ット・ヘッドをハウジング2に対して固定する。
【0015】次に、モータ15は反対回転方向に駆動さ
れる。制御本体13のタレット・ヘッド1に対する回転
が反時計方向に生じる。タレット・ヘッドは割り出しピ
ンで保持される一方、他方では従動子21がそれまで接
触していた従動子面22aから後退するので、制御本体
はタレット・ヘッドを伴わずに反時計方向に回転する。 制御本体13が回転すると、制御輪郭面16上に設けた
制御カム16aが圧力片18の領域に入り該圧力片を径
方向外側へ押す。 圧力片18とばね体19とがロック素子7を径方向外側
へ変位させロック素子の止め歯8を内部ギア形成歯の対
応内向き歯9へ押着する。ロック素子7の径方向の力は
ばね体19によって決まり、このばね体は製造許容誤差
を補償する働きもする。この径方向の力によって、止め
歯8は対向歯9へ遊び無く押圧されると共に、上述のよ
うに周方向に押し広げられてロック素子7のフォーク状
端7aをタレット・ヘッド1の周方向に拡開する。その
結果、フォーク状端7aは径方向案内28の壁へ遊び無
く押圧される。
【0016】このようにして、タレット・ヘッド1はハ
ウジング2に対して遊び無くロックされる。制御カム1
6aがロック素子7に対して図2、図3に示す中心位置
に達すると、直ちにモータ15が停止する。ハウジング
2に対するタレット・ヘッド1の正確な位置を決めるの
は内部ギア形成歯10の内向き歯9に係合しているロッ
ク素子の止め歯8であって割り出しピンではない。その
ため、割り出しピンを作用させた後にタレット・ヘッド
1を周方向へ若干動かすことができる。
【0017】特に小型工具タレットに対しては、ロツク
素子7に作用する圧縮ばね体19を使用せず、制御輪郭
面16を制御本体13から適宜突出する複数個の弾性支
持アーム13a上に配置して、図1に鎖線で示すように
、回転軸Dに対して径方向に隆起させる。この場合、径
方向に隆起するように設けた制御カム16aが、支持ア
ーム13aによって決まるばね力でロック素子7を径方
向外側へ押圧する。
【0018】図5、図6に示す実施例は、ロック素子と
その止め歯の形状、配置だけが先の実施例と基本的に異
なる。したがって、先の実施例と同じ機能の部品には同
じ参照番号を使用し、先の説明を同様に適用する。
【0019】図5、図6の各実施例では、全部で6個の
ロック素子37,37′、ロック素子47,47′を設
けるが、図には隣接する2個だけを示す。これらの素子
は互いにほぼ等しい周方向角で配置される。各ロック素
子37,37′または47,47′の外端に2個の止め
歯38,38′および48,48′を設ける。2個の止
め歯の代わりに止め歯を1個だけ各ロック素子に設けて
もよい。
【0020】図5の実施例で、一方のロック素子37に
おいては各止め歯38の一方の歯元面38dが切除され
、他方の隣接するロック素子37′においては各止め歯
38′は反対側の歯元面38cが切除される。したがっ
て、切除歯元面38dとリング・ギア2の歯9の対向歯
元面9aとの間、切除歯元面38cと対向歯元面9bと
の間にそれぞれ空隙が形成される。その結果、一方のロ
ック素子37の各止め歯38の一方の歯元面38bだけ
がリング・ギア2の歯9の歯元面9bに係着し、同様に
他方のロック素子37′の各止め歯38′の一方の歯元
面38aのみがリング・ギアの歯9の9bとは反対側の
歯元面9aに係着する。
【0021】制御カム16a、圧力片18、ばね体19
の作用の下で、2個のロック素子37,37′がリング
・ギア2の歯9に抗して径方向Rにおいて外側へ押され
ると、歯元面38a,38bがそれぞれ遊び無く歯9の
歯元面9a,9bに係着する。その結果、周方向の力も
発生してロック素子37を矢印方向P1で径方向案内2
8に押圧し、ロック素子37′を反対の矢印方向P2で
径方向案内28に押圧するので、ロック素子37,37
′とタレット・ヘッド1との間で周方向の遊びが無くな
る。タレット・ヘッド1に反時計方向の回転モーメント
が作用すると、タレット・ヘッド1からの力がロツク素
子37とその止め歯38を介して内部ギア形成歯10の
内向き歯9へ遊び無く伝達される。時計方向の回転モー
メントの作用の下では、タレット・ヘッド1からの力が
ロック素子37′とその止め歯38′とを介して内部ギ
ア形成歯10へ伝達される。残り4個のロック素子は図
示してないが、2個がそれぞれ時計方向の力を伝達し、
他の2個が反時計方向の力を伝達する。
【0022】図6の実施例では2個のロック素子47,
47′の止め歯48,48′がそれぞれ内部ギア形成歯
の歯溝12に対して周方向で反対側へ僅かに変位してい
るが、前記した図5の実施例の作用は同様に適用する。 若干の変位を与えるためには、例えば隣接する2個のロ
ック素子47,47′の2個の径方向案内28間の角α
を内部ギア形成歯の分割の正確な倍数にしないで若干大
きいかまたは小さくする。あるいは、両止め歯48をロ
ック素子47の軸に対して1方向で非対称とし、両止め
歯48′をロック素子47′の軸に対して反対方向で非
対称としてもよい。いずれの場合でも、各歯元面48c
,48dと内部ギア形成歯10の歯9の各対向歯元面9
b,9aとの間に空隙が形成される。そして、隣接する
2個のロック素子47,47′の止め歯48,48′の
1歯元面48b,48aだけが、内部ギア形成歯10の
歯9の各反対向き歯元面9b,9aにそれぞれ係止する
。したがって、図5の実施例と同じ遊び無しロッキング
がタレット・ヘッド1と内部ギア形成歯10との間に得
られる。必要に応じ図5と図6の構成を組み合わせるこ
ともできる。この場合、図5で説明したように各止め歯
の1歯元面を切除し、さらに周方向で反対側に止め歯を
内部ギア形成歯の歯溝に対して若干変位させる。
【0023】
【発明の効果】この発明は前記のようであるので、内部
ギア形成歯はギア整形方法によって経済的に作製できる
。これはロック素子上の止め歯についてもいえる。第1
解決手段によると、ロック素子の2個の止め歯を1個の
歯の反対側の歯元面へ径方向で押圧することによってハ
ウジングとタレット・ヘッド間に遊びの無いロッキング
を可能にしている。これにより、まず第1に止め歯と内
部ギアの歯との間の遊びが無くなる。それと同時に、前
記1個の歯が楔として作用して2個の止め歯を周方向に
若干離間させる。ロック素子にスロットが設けられてい
るので、このスロットが周方向に拡げられ径方向の案内
内で遊び無く締まる。
【0024】第2解決手段によると、隣接するロック素
子の両止め歯がロック位置で内部ギアの歯の互いに反対
側の歯元面に係着する。その結果、隣接するロック素子
が周方向で反対側へ押され、対応する径方向案内に押着
する。したがって、一方のロック素子によって一方の回
転方向でのハウジング、タレット・ヘッド間の遊びが除
去され、他方のロック素子によって他方の回転方向での
ハウジング、タレット・ヘッド間の遊びが除去される。
【0025】また両手段共に、複雑な製造方法や調整に
よらずに周方向でタレット・ヘッドとハウジングとの間
の遊びを除去できる。軸方向で作用する強い皿ばねを使
用しないので、該皿ばねに伴う問題点を回避できる。タ
レット・ヘッドは軸方向に設けたラジアル・ベアリング
、スラスト・ベアリングによってハウジングに装着でき
るので、タレット・ヘッドに作用する全ての径方向、軸
方向の力が前記ベアリングを介してハウジングへ伝達さ
れる。実際のロッキングは接線方向のモーメントに対抗
しさえすればよい。したがって、タレット・ヘッドとハ
ウジング間のこわさが強化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】左側が図3のA−B線に沿い、右側が図3のA
−C線に沿う、工具タレットの縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う部分断面図である。
【図3】図1のIII方向から見た工具タレットの部分
断面正面図である。
【図4】第1実施例において、ロック素子がロック位置
で内部ギア形成歯に係合する状態を示す詳細図である。
【図5】他の実施例において、ロック素子が内部ギア形
成歯に係合する状態を示す詳細図である。
【図6】さらに他の実施例において、ロック素子が内部
ギア形成歯に係合する状態を示す詳細図である。
【符号の説明】
1  タレット・ヘッド 2  ハウジング 7  ロック素子 8  止め歯 9  歯 10  内部ギア形成歯 11  スロット 13  制御本体 16,17  制御輪郭面 28  径方向案内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハウジングと、このハウジング内に回
    転自在に取り付けられたタレット・ヘッドと、一端に少
    なくとも1個の止め歯を有し、タレット・ヘッド内に移
    動自在に設けられた少なくとも1個のロック素子と、ハ
    ウジングに対して回転しないリング・ギアと、タレット
    ・ヘッドと共通の軸に設けられ、該タレット・ヘッドに
    対して回転自在なモータ駆動制御本体とを具え、制御本
    体がタレット・ヘッドに対して回転すると、ロック素子
    が移動してその止め歯がリング・ギアに係合するか、逆
    に離脱するように前記制御本体の制御輪郭面がロック素
    子と協動してなる工具タレットにおいて、軸と平行に延
    びる歯(9)をもつ内部ギア形成歯(10)によってリ
    ング・ギアが形成され、ロック素子(7)がタレット・
    ヘッド(1)の径方向案内(28)内で径方向に移動可
    能であり、かつ、その径方向外端に2個の止め歯(8)
    を有し、各止め歯(8)の各反対側の歯元面(8c)を
    切除し、該2個の止め歯(8)のそれぞれが内部ギア形
    成歯(10)の歯(9)の対向両歯元面の一方に係止し
    、ロック素子(7)が、2個の止め歯(8)の領域内で
    軸に平行で径方向に延びるスロット(11)を有するこ
    とを特徴とする工具タレット。
  2. 【請求項2】  ハウジングと、このハウジング内に回
    転自在に取り付けられたタレット・ヘッドと、一端に少
    なくとも1個の止め歯を有し、タレット・ヘッド内に移
    動自在に設けられた少なくとも1個のロック素子と、ハ
    ウジングに対して回転しないリング・ギアと、タレット
    ・ヘッドと共通の軸に設けられ、該タレット・ヘッドに
    対して回転自在なモータ駆動制御本体とを具え、制御本
    体がタレット・ヘッドに対して回転すると、ロック素子
    が移動してその止め歯がリング・ギアに係合するか、逆
    に離脱するように前記制御本体の制御輪郭面がロック素
    子と協動してなる工具タレットにおいて、軸と平行に延
    びる歯(9)をもつ内部ギア形成歯(10)によってリ
    ング・ギアが形成され、少なくとも2個のロック素子(
    37,37′;47,47′)がそれぞれタレット・ヘ
    ッド(1)の径方向案内(28)内で径方向に移動可能
    であり、かつ、各素子の径方向外端に少なくとも1個の
    止め歯(38,38′;48,48′)を有し、2個の
    ロック素子(47,47′)の両止め歯(48,48′
    )が内部ギア形成歯(10)の歯溝(12)に対して周
    方向で反対側へ僅かに変位するか、一方のロック素子(
    37)の各止め歯(38)の1歯元面(38b)が切除
    され、他方のロック素子(37′)の反対側の歯元面(
    38c)が切除され、隣接するロック素子(37,37
    ′;47,47′)の各止め歯(38,38′;48,
    48′)の1歯元面(38b,38a;48b,48a
    )のみが、内部ギア形成歯(10)の歯(9)の互いに
    反対向きの歯元面(9b,9a)に係着することを特徴
    とする工具タレット。
  3. 【請求項3】  内部ギア形成歯(10)がハウジング
    (2)上に直接形成されていることを特徴とする請求項
    1または2の工具タレット。
  4. 【請求項4】  各ロック素子(7;37,37′;4
    7,47′)の径方向内端に該素子に対して径方向に移
    動可能な圧力片(18)を設け、この圧力片が制御本体
    (13)の径方向外向き制御輪郭面(16)と協動する
    一方、他方で圧縮ばね体(19)を介してロック素子に
    作用することを特徴とする請求項1または2の工具タレ
    ット。
  5. 【請求項5】  制御本体(13)が径方向内向きの第
    2制御輪郭面(17)を有し、軸に平行で第2制御輪郭
    面と協動する制御ロッド(20)をロック素子(7;3
    7,37′;47,47′)上または圧力片(18)上
    に設けたことを特徴とする請求項1,2または3の工具
    タレット。
  6. 【請求項6】  制御輪郭面(16)が、制御本体(1
    3)から適宜に突出する複数個の弾性支持アーム(13
    a)上に、回転軸(D)に対して径方向に隆起して設け
    られることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項
    の工具タレット。
  7. 【請求項7】  互いに等しい周方向角で配置した複数
    個のロック素子(7;37,37′;47,47′)を
    設けたことを特徴とする請求項1の工具タレット。
  8. 【請求項8】  各ロック素子(37,37′;47,
    47′)が2個の止め歯(38,38′;48,48′
    )を有することを特徴とする請求項2の工具タレット。
JP3222355A 1990-09-05 1991-08-08 工具タレット Pending JPH04226815A (ja)

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SE9102224D0 (sv) 1991-07-22
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GB2247633B (en) 1994-02-09
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