JPH0422602Y2 - - Google Patents

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JPH0422602Y2
JPH0422602Y2 JP1987097339U JP9733987U JPH0422602Y2 JP H0422602 Y2 JPH0422602 Y2 JP H0422602Y2 JP 1987097339 U JP1987097339 U JP 1987097339U JP 9733987 U JP9733987 U JP 9733987U JP H0422602 Y2 JPH0422602 Y2 JP H0422602Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、書類から画像を読取るための画像
読取装置に関する。
(従来の技術) 書類から画像を読取るための従来の画像読取装
置としては、例えば第5図に示すようなものがあ
る。同図中、1は中央に折曲部1aを有して略V
字状に形成された透明板であり、その背面側に書
類2がV字状に開かれて押し当てられ、適宜に保
持される。
透明板1の書類2取付側と反対側、即ち透明板
1の上方部には、揺動軸3を揺動中心として揺動
部材4が揺動可能に配設され、その下面部には蛍
光灯等からなる光源部5が取付けられ、上部には
カメラ6が取付けられている。カメラ6には図示
省略のイメージセンサが内装されている。
画像読取装置には、上記構成の他に、揺動部材
4を、書類2の第1の読取り面2aと第2の読取
り面2bとの間を角度θだけ揺動させるための図
示省略の揺動用駆動源および揺動部材4を書類2
の縦方向に搬送させるための図示省略の搬送用駆
動機構が備えられている。
そして、第5図に図示のように、揺動部材4が
書類2の第1の読取り面2a側に位置されて、光
源部5による照明、カメラ6による主走査および
搬送用駆動機構の縦方向搬送による副走査が行な
われて、第1の読取り面2aの画像が撮像され
る。次いで揺動用駆動源により揺動部材4が角度
θだけ揺動されて第2の読取り面2b側に位置さ
れ、上記と同様の走査が行なわれて、第2の読取
り面2bの画像が撮像される。撮像された画像信
号は図示省略の処理部に送られ、音声等に変換さ
れて例えば盲人用読書器等に利用される。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の画像読取り装置にあつては、揺動部材4
にカメラ6および光源部5が取付けられ、これら
が揺動用駆動源で一体となつて角度θだけ揺動さ
れるようになつていたため、この一体部の重量が
増し、角度θだけ揺動させようとしたときの慣性
モーメントが大きくなつて揺動用駆動源として動
力の大きなものが必要となつてしまう。
また、光源部5は揺動させる都合上蛍光灯の長
さと書類2の読取り面からの距離の制約を受けて
しまう。
蛍光灯の長さが短くなると蛍光灯端部の不安定
な光が、読取り面にあたつてしまい、又蛍光灯と
書類2の読取り面の距離が長くなると、光量は距
離の2乗に反比例することから、光量の不足を招
くという問題点があつた。
この考案は上記事情に基づいてなされたもの
で、カメラ変位用の駆動源の動力を小さくするこ
とができるとともに書類の読取り面を全幅に亘つ
て安定に照明することのできる画像読取装置を提
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、略V字状に形成され略V字状の
両側面に書類2の読取り面2a,2bが押し当て
られる透明板1と、該透明板1の上記書類2と反
対側に設けられた板状の移動部材11と、該移動
部材11に前記書類2の読取り面2a,2bの全
幅に亘つて個設され、略均一な光を照射する光源
部18と、前記光源部18からの照射光に基づく
前記読取り面2a,2bからの反射光を結像レン
ズ16を介してイメージセンサに結像することに
より上記読取り面2a,2bの撮像を行うカメラ
13と、前記移動部材11上で前記カメラ13を
水平方向に回動自在に支持し、前記書類2の一方
の読取り面2aに対応する位置と他方の読取り面
2bに対応する位置に変位させる駆動機構12
と、前記移動部材11上で前記書類2の幅方向に
設けられ、前記書類2の読取り面2a,2bから
の反射光を前記カメラ13に導くミラー21と、
前記移動部材11を前記書類2の縦方向に搬送す
る搬送手段30とを備えたことを特徴としてい
る。
(作用) 駆動機構により、カメラのみが書類の各読取り
面に対して変位される。各読取り面では、両読取
り面の全幅に亘つて略均一な光を照射する光源に
より安定に照明され、カメラによる主走査および
搬送手段による副走査が行なわれて読取り面の画
像が撮像される。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図ないし第3図
に基づいて説明する。なお、これらの図において
前記第4図における部材および部位と同一ないし
均等のものは前記と同一符号を以つて示し、重複
した説明を省略する。
まず、画像読取装置の構成を説明すると、これ
らの図中、7は枠状の基板であり、基板7の前部
下方位置に透明板1が取付けられている。また、
基板7上には、ガイドシヤフト8およびガイドレ
ール9を介して、移動部材11が前後に移動自在
に配置されている。移動部材11上に、首振り用
の駆動機構12を介してカメラ13が首振り自在
に装着されている。首振り用モータM1、プーリ
14a,14bおよびベルト15で駆動機構12
が構成されている。カメラ13には図示省略の
CCDイメージセンサが内装され、その前部に結
像レンズ16が取付けられている。17a,17
bは首振り位置検出器である。
また、カメラ13の前方における移動部材11
上には、透明板1に近接配置されるように、書類
2の第1、第2の読取り面2a,2bの全幅以上
の長さの蛍光灯からなる光源部18が取付けられ
ている。V字状に形成された透明板1に、十分な
長さの光源部18が近接して配置されていること
から、折曲部1aの近傍とその両側部近傍とでは
距離の差により、書類2の読取り面2a、2b上
に光量の強弱が生じる。そこで、これを調節する
ため光源部18には、第4図に示すような略コ字
状のシエーデイング板19の複数個が、適宜の間
隔をおいて装着されている。
複数個のシエーデイング板19の位置を適宜に
調節することにより、書類2の読取り面2a、2
b上の光量を略均一にすることができる。
さらに、移動部材11上には、光源部18から
の照明光に基づく書類2の読取り面2a、2bか
らの反射光をカメラ13に導くためのミラー21
がブラツト22を介して取付けられている。
M2は、移動部材11の走行用モータ、23は
駆動プーリ、24は従動プーリ、25はベルト、
26は中継プーリ、27は小プーリであり、中継
プーリ26と小プーリ27との間に走行用ベルト
28が掛け渡されている。走行用ベルト28に移
動部材11に固着されたベルト押さえ29が係着
されている。而して、上記の走行用モータ、各プ
ーリ23,24,26,27、両ベルト25,2
8およびベルト押え29等により、光源部18、
カメラ13および駆動機構12等を書類2の縦方
向に搬送するための搬送手段30が構成されてい
る。31は移動部材11の位置検出器である。
次に作用を説明する。第1図に示すように、カ
メラ13が書類2の第1の読取り面2a側に向け
られ、また、光源部18により第1の読取り面2
aが全幅に亘つて略均一に安定に照明され、その
反射光である画像がミラー21で反射されてカメ
ラ13に入射される。画像は結像レンズ16によ
りイメージセンサに結像される。そしてカメラ1
3による主走査および搬送手段30による副走査
が行なわれて第1の読取り面2aの画像が精度よ
く撮像される。
次いで駆動機構12によりカメラ13のみが第
2の読取り面2b側に向けられ(変位)、上記と
同様な主走査および副走査が行なわれて、第2の
読取り面2bの画像が精度よく撮像される。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば移動部材
上に設けられた駆動機構によりカメラのみが水平
方向に回動自在でかつ、ミラーを介して書類の各
読取り面に対して変位自在な構成であるため、駆
動機構の負担が軽減されてその駆動源の動力を小
さくすることができる。
また、光源は移動部材上でカメラから分離して
設けられるため、書類の両読取り面の全幅に亘つ
て略均一な光を照射できる大きさにでき、且つ透
明板に近接配置できるため、書類の読取り面を全
幅に亘つて安定に照明することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案に係る画像読取
装置の実施例を示すもので、第1図は斜視図、第
2図は正面図、第3図は側面図、第4図は同実施
例に設けられるシエーデイング板を示す斜視図、
第5図は従来の画像読取装置の正面図である。 1……透明板、1a……折曲部、2……書類、
2a,2b……第1、第2の読取り面、12……
駆動機構、13……カメラ、16……結像レン
ズ、18……光源部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 略V字状に形成され略V字状の両側面に書類2
    の読取り面2a,2bが押し当てられる透明板1
    と、 該透明板の上記書類と反対側に設けられた板状
    の移動部材11と、 該移動部材に前記書類の読取り面の全幅に亘つ
    て個設され、略均一な光を照射する光源部18
    と、 前記光源部からの照射光に基づく前記読取り面
    からの反射光を結像レンズ16を介してイメージ
    センサに結像することにより上記読取り面の撮像
    を行うカメラ13と、 前記移動部材上で前記カメラを水平方向に回動
    自在に支持し、前記書類の一方の読取り面に対応
    する位置と他方の読取り面に対応する位置に変位
    させる駆動機構12と、 前記移動部材上で前記書類の幅方向に設けら
    れ、前記書類の読取り面からの反射光を前記カメ
    ラに導くミラー21と、 前記移動部材を前記書類の縦方向に搬送する搬
    送手段30とを備えたことを特徴とする画像読取
    装置。
JP1987097339U 1987-06-26 1987-06-26 Expired JPH0422602Y2 (ja)

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JP1987097339U JPH0422602Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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Publication Number Publication Date
JPS645560U JPS645560U (ja) 1989-01-12
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