JPS5857793B2 - 点字読取装置 - Google Patents

点字読取装置

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Publication number
JPS5857793B2
JPS5857793B2 JP53111332A JP11133278A JPS5857793B2 JP S5857793 B2 JPS5857793 B2 JP S5857793B2 JP 53111332 A JP53111332 A JP 53111332A JP 11133278 A JP11133278 A JP 11133278A JP S5857793 B2 JPS5857793 B2 JP S5857793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
braille
reading head
light
paper
Prior art date
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Expired
Application number
JP53111332A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5539916A (en
Inventor
秀司 森井
吉幸 杉山
勝行 二矢田
省二 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
Agency of Industrial Science and Technology
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Filing date
Publication date
Application filed by Agency of Industrial Science and Technology filed Critical Agency of Industrial Science and Technology
Priority to JP53111332A priority Critical patent/JPS5857793B2/ja
Publication of JPS5539916A publication Critical patent/JPS5539916A/ja
Publication of JPS5857793B2 publication Critical patent/JPS5857793B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は盲人用点字紙を光学的に読取る点字読取装置
に関するものである。
盲人用点字紙は85版を標準とする白い紙を用い、これ
に点字板または点字タイプライクを使用して打点し、紙
上に凹凸(ピンで押した側が凹、その裏側が凸になる)
を作成したものである。
1つの点の大きさは直径が大体1.5mπ近辺であり、
凸点の高さが0.3〜0.7 mm程度である。
このような点が1つの枠(縦方向に3点、横方向に2点
の最大6点か入る)内のどの場所にあるかによってコー
ドを形成している。
1枚の点字紙にはこのような枠が横方向に26〜32、
縦方向に17〜24行程度入れることができる。
凸(または凹)点を光学的に検出する場合、凹凸を光の
濃淡に変換するのが普通であるが、特に点字紙のように
点の大きさが大体揃っているようなものに対しては、第
1図に示すように、光源2によって点字紙1に斜めから
光を凸部(または凹部)に照射し、凸部(または凹部)
によって光が遮られることによって生ずる陰影3に変換
する方法を用いることができる。
そして、この陰影をレンズ系4によってピックアップし
、光電変換素子5で検出することができる。
点によって生ずる陰影を精度よく読取るためには紙面全
体にわたって、それぞれの点に対して、常に同じ角度で
同じ強さの光を照射し、同じ条件で陰影をピックアップ
できるような走査機構が要求される。
しかも紙面上に凹凸があるために、紙の装填には複雑な
機構を用いることはできない。
また当然のこととして、精度的に安定であり、安価に製
作できる機構であることが必要である。
この発明は簡単な操作で点字紙を装填でき高速高精度で
点を読取ることができ、しかも精度的に安定で安価に製
作できる点字読取装置を提供するものである。
以下図面により詳細に説明する。
第2図は本発明による点字読取装置の全体を示す概観図
、第3図は第2図中の光学系および光電変換部の拡大説
明図である。
6はガラス板のような透明板で、回転体8の中心軸を中
心線とする同心円筒を中心線に平行な面で切取った形、
すなわち円弧状に屈曲した板状に形成されている。
この円弧の曲率半径は後述する光学読取ヘッド11の回
転軌跡の半径よりやや太きい。
透明板6の上に点字原稿7を凸部が外側になるように置
き、ガラス面6に密着させてセットする。
回転体8はモータ9とベルト10によって駆動され、中
心軸のまわりを回転する。
回転体8はモータ9の立上りを速くするために軽い材料
で作られる。
この回転体8の円周上には光学読取ヘッド11と回転バ
ランスを取るためのバランサ12が構成されている。
回転体8が回転すると、読取ヘッド11がガラス板6の
内側に沿って回転し主走査を行う。
小型光源13は回転軸8の延長線上に配置されていて、
主走査線上に等照度の光を点字紙に対して斜め方向から
照射する。
読取ヘッド11は点字紙の裏側(凹側)をガラス越しに
走査し、光源13によって生ずる点字の陰影を第3図の
光学系14によってピックアップし、オプティカルファ
イバ15の先端上に結像する。
このオプティカルファイバ15は読取ヘッド部11と回
転体8の一端の中心とを連結していて、回転体8ととも
に回転する。
読取ヘッド11でピックアップされた光信号はオプティ
カルファイバ15によって回転軸8の端に導かれ、多少
の隙間を介してフォトトランジスタのような光電変換素
子16に入り電気信号に変換され、信号処理回路系25
に導かれる。
回転体8、主走査用モータ9、光源13、光電変換素子
16は副走査テーブル17に固定されており、これらの
位置関係は常に固定されている。
副走査テーブル17はベルト18に接続され、2つのブ
ーIJ 19 、20と副走査用のモータ21によって
走査軸22.23の上を駆動される。
副走査の速度は約30秒であり、主走査速度の大体75
0分の1である。
以上のように、この発明によると、光学読取系11を回
転体8の円周上に配置し、点字紙7を同心円筒の一部を
なす形状の透明板6上におき、回転体8を回転させるこ
とによって主走査を行なうため、光学読取系11と点字
紙7の距離が常に一定に保たれ、読取条件を一定に保つ
ことができる。
また、点字紙7は円筒形のガラス6の上に置くだけでよ
いので紙の装着も非常に簡単である。
また、回転体8は堅固なもので作ることができ、光学系
も十分な機械的強度で固定することができるため、精度
的に安定な駆動装置となる。
一方、照明装置13としては指向性のない小型電球を用
い、これを回転体8の軸の延長線上に配置することよっ
て点字紙7上で回転体8が走査している部分の光の強さ
は円周上で一定に保つことができる。
また、この光源13を回転体8といっしょに副走査方向
に移動させるので、点字紙上の全ての場所において常に
光の方向を一定に保ち、光の強さも一定とすることがで
きる。
光学系14でピックアップされた光はオプティカルファ
イバ15に導かれ、回転体8の軸から取り出し、ここで
光電変換を行なう。
軸上では回転による場所の変化は無いので簡単に光を取
り出して光電変換できるばかりでなく、回転体8に給電
する必要もなくなるため不安定な機械的接点などを使用
する必要もなく、電気的にも安定なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図a+bは光学的に点を検出する原理を示す。 第2図は本発明による点字読取装置の全体的な概観図で
ある。 第3図は読取ヘッドと光電変換部分についての拡大説明
図である。 1.7・・・・・・点字紙、2,13・・・・・・光源
、3・・・・・・陰影、4,14・・・・・・光学系、
5,16・・・・・・光電変換素子、6・・・・・・透
明板、8・・・・・・回転体、9,21・・・・・・モ
ータ、10,18・・・・・・ベルト、11・・・・・
・読取ヘッド、15・・・・・・ファイバーオプテイク
ス、17・・・・・・副走査台。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転体と、この回転体の円周上に設けられた光学読
    取りヘッドと、光学読取りヘッドの読み取った光信号を
    前記回転体の回転軸中心を通って光電変換素子に導く手
    段と、前記光学読取りヘッドの回転軌跡の外側に配され
    た円弧状に屈曲した点字原稿装着用透明板と、前記回転
    体の回転軸の延長線上に前記回転体とは別体に配置され
    、前記透明板の点字原稿装着面の反対側の面に対して斜
    め方向から光を照射する光源と、前記回転体、光源およ
    び光電変換素子を前記回転体の回転軸方向に一定の位置
    関係を保ったまま移動させる手段とを備えたことを特徴
    とする点字読取装置。
JP53111332A 1978-09-12 1978-09-12 点字読取装置 Expired JPS5857793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53111332A JPS5857793B2 (ja) 1978-09-12 1978-09-12 点字読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53111332A JPS5857793B2 (ja) 1978-09-12 1978-09-12 点字読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5539916A JPS5539916A (en) 1980-03-21
JPS5857793B2 true JPS5857793B2 (ja) 1983-12-21

Family

ID=14558513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53111332A Expired JPS5857793B2 (ja) 1978-09-12 1978-09-12 点字読取装置

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JP (1) JPS5857793B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59118056U (ja) * 1983-01-26 1984-08-09 富士電機株式会社 刻印文字検査装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5539916A (en) 1980-03-21

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