JPH0422517Y2 - - Google Patents

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JPH0422517Y2
JPH0422517Y2 JP1985164415U JP16441585U JPH0422517Y2 JP H0422517 Y2 JPH0422517 Y2 JP H0422517Y2 JP 1985164415 U JP1985164415 U JP 1985164415U JP 16441585 U JP16441585 U JP 16441585U JP H0422517 Y2 JPH0422517 Y2 JP H0422517Y2
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slider
rail
mounting surface
rail mounting
locking
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JP1985164415U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、電磁接触器等の電気部品のレール
取付装置に関するものである。
〔背景技術〕
第6図に示すように、両側の外方に張り出す張
出片20,21を設けたレール22の上面に載置
されるレール載置面2に前記レール22の一方の
前記張出片20に係止する固定係止部14のある
突部13を形成した電気部品1と、前記レール載
置面2で前記レール22の他方の前記張出片21
に対して進退動作することにより係脱する係止部
7を先端に有するとともに後端側に操作部8を突
出したスライダ9と、前記レール載置面2に形成
されて前記スライダ9の両側部10をガイド保持
する溝4と、前記レール載置面2に形成されて前
記スライダ9の前記係止部7が前記レール22の
張出片21に係止する位置に前記スライダ9の最
大進入位置を規制する位置規制部16と、前記ス
ライダ9の両側に設け導入用テーパ5の付いた支
持部6に両端部が係止して中間部で前記スライダ
9を進出方向に押圧する棒状の係止ばね12とを
備えた提案例がある。11は係止ばね12の外れ
止め突起、18は係止ばね12の中央部が弾接す
る円弧状突部である。
この提案例は、スライダ9を係止ばね12で支
持するため、電気部品1を簡単にレール22に着
脱できる利点がある。
しかしながら、この提案例は、スライダ9をレ
ール22から外すときスライダ9を引き過ぎて係
止ばね12が塑性変形するという欠点がある。ま
た組立過程でスライダ9を溝10に挿入しても係
止ばね10を装着する前に簡単に外れるため、組
立性が悪いという欠点がある。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、係止ばねの塑性変形を防止
するとともに組立が容易になる電気部品のレール
取付装置を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案は、両側の外方に張り出す張出片を設
けたレールの上面に載置されるレール載置面に前
記レールの一方の前記張出片に係止する固定係止
部を形成した電気部品と、前記レール載置面で前
記レールの他方の前記張出片に対して進退動作す
ることにより係脱する係止部を先端に有するとと
もに後端側に操作部を突出したスライダと、前記
レール載置面に形成されて前記スライダの両側部
をガイド保持する溝と、前記レール載置面に形成
されて前記スライダの前記係止部が前記レールの
張出片に係止する位置に前記スライダの最大進入
位置を規制する第1の位置規制部と、前記スライ
ダの両側に設けた支持部に両端が係止して中間部
で前記スライダを進出方向に押圧する棒状の係止
ばねと、前記スライダの後端側に突設されて突出
方向と直角な方向に弾性を有する位置決め突片
と、前記レール載置面で前記位置決め突片に対向
する位置に設けられて前記スライダの前記係止部
が前記張出部から離脱する位置でしかも前記スラ
イダが前記溝から外れない後退位置に前記スライ
ダを規制する第2の位置規制部とを備えたもので
ある。
この考案によれば、スライダの後端側に第2の
位置規制部を設けたため、スライダをレールから
外すため引いても、第2の位置規制部以上移動す
ることができないので、係止ばねの塑性変形を防
止することができる。また、係止ばねはスライダ
と分離してスライダを溝に挿入した後スライダを
押圧するので係止ばねをスライダの組み込みと同
時に行うものと比較して組立容易であり、係止ば
ねの交換の際も係止ばねのみを簡単に外すことが
できる。さらに、スライダの後端側に弾性を有す
る位置決め突片を設けその先端を第2の位置規制
部に係止させたときに前記スライダが溝にまだガ
イドされた状態となるようにしたため、係止ばね
を装着する前の段階でスライダが溝と第2の位置
規制部に係止するのでスライダが外れることがな
く、このためさらに組立が容易になるとともに係
止ばねにより充分なばね力が確保できる。またス
ライダを外側から溝に挿入するので、たとえばス
ライダをレール載置面の内方から挿入するものと
比較して第1の位置規制部を大きくでき位置規制
を安定確実にできるとともに係止ばねのばね力が
常時加わつてもばね力を小さくすることなく第1
の位置規制部の破損を防止することができる。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第5図に基
づいて説明する。すなわち、この電気部品のレー
ル取付装置は、両側の外方に張り出す張出片2
0,21を設けたレール22に載置されるレール
載置面2の上面に前記レール22の一方の前記張
出片20に係止する固定係止部14を形成した電
気部品1と、前記レール載置面2で前記レール2
2の他方の前記張出片21に対して進退動作する
ことにより係脱する係止部7を先端に有するとと
もに後端側に操作部8を突出したスライダ9と、
前記レール載置面2に形成されて前記スライダ9
の両側部10をガイド保持する溝4と、前記レー
ル載置面2に形成されて前記スライダ9の前記係
止部7が前記レール22の張出片21に係止する
位置に前記スライダ9の最大進入位置を規制する
第1の位置規制部16と、前記スライダ9の両側
に設けた支持部6に両端が係止して中間部で前記
スライダ9を進出方向に押圧する棒状の係止ばね
12と、前記スライダ9の後端側に突設されて突
出方向と直角な方向に弾性を有する位置決め突片
19と、前記レール載置面2で前記位置決め突片
19に対向する位置に設けられて前記スライダ9
の前記係止部7が前記張出片21から離脱する位
置でしかも前記スライダ9が前記溝4から外れな
い後退位置に前記スライダ9を規制する第2の位
置規制部23とを備えている。
前記電気部品1は電磁接触器を実施例とし、前
記レール載置面2はその底面である。電磁接触器
の詳細は公知であるので省略するが、24は固定
鉄心、25はコイル枠、26はコイル、27はレ
ール以外の部分に取付けるときの取付孔である。
前記レール22は第5図に示すように帯状体の
両側部を折曲して、前記張出片20,21が形成
されている。このレール22は中央部が図示しな
い配電盤等に固定される。前記固定係止部14お
よび溝4はレール載置面2の両側に形成された突
部13に形成され、とくに前記溝4は第2図のよ
うに突部13に形成した凹部3の側面に形成して
いる。
前記スライダ9は合成樹脂で形成され、その後
端側の操作部8はドライバや指等が入る穴17を
形成している。またスライダ9の後端側に係止ば
ね12の中間部が弾接する円弧状突部18を形成
するとともに係止ばね12の外れを防止する外れ
防止突起11を形成している。また位置決め突片
19はスライダ9に一体形成され、合成樹脂の弾
性により弾性をもせている。さらに係止部7の外
側に係止用テーパ28を形成している。
前記係止ばね12は棒状で、その両端部を支持
する支持部6は突起を実施例とし、その側面に係
止ばね12の挿入を容易にするテーパ5を形成し
ている。また第2の位置規制部23と位置決め突
起19の係止位置では係止ばね12が弾性変形す
る範囲内であることが必要であるが、この係止位
置はスライダ9の係止部7がレール22の張出部
21から外れる位置であればよい。すなわち、ス
ライダ9がレール22に係止した状態において、
第1図に示すように、係止部7の突出量δ1と、位
置決め突片18と第2の位置規制部23との距離
δ2とがほぼ等しい程度でよい。
このように構成したため、この電気部品のレー
ル取付装置は、操作部8を引くことによりスライ
ダ9の係止部7がレール22の張出片21から離
れるため、電気部品をレール22から取り外すこ
とができる。この場合、スライダ9は位置決め突
起19が第2の位置規制部23に係止するため、
係止ばね12はそれ以上変形することがなく、こ
のため係止ばね12の弾性変形が防止される。
なお、電気部品1をレール22に取付けるとき
は固定係止部14を張出片20に係止した状態で
電気部品1をレール22に押圧すると、スライダ
9の係止用テーパ28にガイドされるのでスライ
ダ9が後退して係止する。
また組立は、スライダ9を電気部品1の外側か
ら通すとき、位置決め突起19を第2の位置規制
部23の上面をスライドさせかつ位置決め突起1
9を弾性変形させて挿入するようにする。その結
果、係止ばね12を装着しなくてもスライダ9は
外れなくなる。また係止ばね12は中間部を突部
18に当接しながら両端部を支持部6に係止させ
る。したがつて、係止ばね12の塑性変形を防止
することができるとともに、提案例に比して組立
が容易になる。
なお、前記係止ばね12の支持部6は突起を実
施例としたが、凹状に形成して係止ばね12の両
端部を凹状の部分に嵌め込むようにしてもよいも
のである。
〔考案の効果〕
この考案によれば、スライダの後端側に第2の
位置規制部を設けたため、スライダをレールから
外すため引いても、第2の位置規制部以上移動す
ることができないので、係止ばねの塑性変形を防
止することができる。またスライダの後端側に弾
性を有する位置決め突片を設けその先端を第2の
位置規制部に係止させたとき前記スライダが溝に
まだガイドされた状態となるようにしたため、組
立過程の係止ばねを装着する前の段階でスライダ
が溝と第2の位置規制部に係止するので、スライ
ダが外れることがなく、このため組立が容易にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の底面図、第2図
はその分解斜視図、第3図はスライダの正面図、
第4図はその側面図、第5図はレール取付状態の
断面図、第6図は提案例の底面図である。 1……電気部品、2……レール載置面、4……
溝、6……支持部、7……係止部、8……操作
部、9……スライダ、10……両側部、12……
係止ばね、14……固定係止部、16……第1の
位置規制部、19……位置決め突片、20,21
……張出片、22……レール、23……第2の位
置規制部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側の外方に張り出す張出片を設けたレールの
    上面に載置されるレール載置面に前記レールの一
    方の前記張出片に係止する固定係止部を形成した
    電気部品と、前記レール載置面で前記レールの他
    方の前記張出片に対して進退動作することにより
    係脱する係止部を先端に有するとともに後端側に
    操作部を突出したスライダと、前記レール載置面
    に形成されて前記スライダの両側部をガイド保持
    する溝と、前記レール載置面に形成されて前記ス
    ライダの前記係止部が前記レールの張出片に係止
    する位置に前記スライダの最大進入位置を規制す
    る第1の位置規制部と、前記スライダの両側に設
    けた支持部に両端が係止して中間部で前記スライ
    ダを進出方向に押圧する棒状の係止ばねと、前記
    スライダの後端側に突出されて突出方向と直角な
    方向に弾性を有する位置決め突片と、前記レール
    載置面で前記位置決め突片に対向する位置に設け
    られて前記スライダの前記係止部が前記張出部か
    ら離脱する位置でしかも前記スライダが前記溝か
    ら外れない後退位置に前記スライダを規制部する
    第2の位置規制部とを備えた電気部品のレール取
    付装置。
JP1985164415U 1985-10-25 1985-10-25 Expired JPH0422517Y2 (ja)

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JPS6271848U JPS6271848U (ja) 1987-05-08
JPH0422517Y2 true JPH0422517Y2 (ja) 1992-05-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5598420A (en) * 1979-01-20 1980-07-26 Omron Tateisi Electronics Co Device for mounting electric equipment

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342601Y2 (ja) * 1985-04-17 1991-09-06

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5598420A (en) * 1979-01-20 1980-07-26 Omron Tateisi Electronics Co Device for mounting electric equipment

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JPS6271848U (ja) 1987-05-08

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