JPH0422458Y2 - - Google Patents

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JPH0422458Y2
JPH0422458Y2 JP6115386U JP6115386U JPH0422458Y2 JP H0422458 Y2 JPH0422458 Y2 JP H0422458Y2 JP 6115386 U JP6115386 U JP 6115386U JP 6115386 U JP6115386 U JP 6115386U JP H0422458 Y2 JPH0422458 Y2 JP H0422458Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、記録媒体であるデイスクをカート
リツジケースに回転自在に内蔵したデイスクカー
トリツジ、例えば、3.5インチタイプのフロツピ
ーデイスクやコンピユータゲーム用デイスクカー
トリツジの前記デイスクの汚れを取り除く専用機
械的性格をもつたデイスククリーナに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種デイスクカートリツジのデイスク
をクリーニングするデイスククリーナなるものは
存在しなかつた。
そこで、本出願人により、先に、デイスクカー
トリツジ内のデイスクに指紋や手垢が付着して汚
れている場合もこれを簡易迅速に取り除くことの
できるデイスククリーナを提案した(例えば、特
願昭60−286149号、および実願昭61−14832号)。
そこでは、第12図に示すように本体ケース8の
載置面9上にデイスクカートリツジDを載置し、
本体ケース8側に備えたクリーニングテープ16
を押出突起17でデイスク3のヘツド挿入窓5に
臨む片面に押圧接触させ、デイスク3のヘツド挿
入窓5に臨む他面を開閉蓋10側に固着した押え
パツドPで押え、本体ケース8に備えた図外の回
転軸でデイスク3を回転させてデイスク3面上の
汚れを前記クリーニングテープ16で拭き取るよ
うになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、上記押えパツドPはフエルト等から
なつて、開閉蓋10の内面上におけるヘツド挿入
窓5と対向する位置に設けた凹部10aに嵌合し
固定されてなるが、押えパツドPがそのように開
閉蓋10の内面上に固定されていると押えパツド
Pは開閉蓋10のがたつき等に起因してデイスク
3への接当圧が不足したり、過剰圧になりやす
く、クリーニングテープ16による拭きむらが生
じていた。また、この押えパツドPはデイスク3
の被クリーニング面とは反対側の面を受け止める
作用のみならず、その面上に付着しているごみや
ほこりを拭き取る形にもまつているため、クリー
ニングテープ16と同様に汚れやすく、この汚れ
がデイスク3側に転移付着するという問題が生じ
ることにも気付いた。
この考案はかかる事実に着目して、開閉蓋側に
取りつけられる押えパツドのデイスクに対する接
当面圧の均一安定化を図つて拭きむらをなくする
ことを目的とする。
また、この考案は押えパツドの交換を可能にし
てデイスクの汚れをなくすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この考案では第
1図に示すように、デイスクカートリツジDが載
置される載置面9を有した本体ケース8と、載置
面9の上方を覆う開閉蓋10と、デイスクカート
リツジDのヘツド挿入窓5に臨むデイスク3の上
下面の一部を挟持する上下一対の押えパツドPお
よび清掃体Cとを開閉蓋10および本体ケース8
にそれぞれ備えるデイスククリーナを前提とす
る。そのうえで、この考案は、開閉蓋10の内面
側に取りつけられる押えパツドPが、開閉蓋10
の内面上に対して上下動自在に支持されかつ弾性
体37で押し下げ付勢されたパツド台30上に着
脱可能に装着されたものとする。
ここで、押えパツドPは、デイスク3面を単に
押さえるだけの機能、あるいはクリーニング機能
をもたせることは任意であり、前者ではフエル
ト、スポンジなどで構成し、後者では羊皮、立毛
ウレタンなどで構成する。
パツド台30を開閉蓋10の内面上に上下動自
在に支持する手段としては、例えば、パツド台3
0および開閉蓋10のいずれか一方に少なくとも
2本のボス34を設け、他方にそのボス34に嵌
合するガイド孔33を設けてこれらボス34とガ
イド孔33の案内下でパツド台30を上下動自在
に支持することが、パツド台30の上下動作が円
滑確実であり、また構造簡単で好ましいが、これ
に限られるものではない。
パツド台30を開閉蓋10の内面上に上下動自
在に支持するに際して、パツド台30を開閉蓋1
0の内面上に直接支持する以外に、第10図に示
すごとく開閉蓋10の内面上にこれとは別体のパ
ツド台支持ベース50を取りつけてこれにパツド
台30を支持することにより開閉蓋10の内面上
に間接的に支持することをも含む。
弾性体37としては、ばね、ゴム等が用いら
れ、開閉蓋10とパツド台30との間に介装すれ
ばよい。
本体ケース8側に取りつけられる清掃体Cは本
体ケース8側に対して固定させること、あるいは
上下動自在に設けることは任意である。
清掃体Cとしては、クリーニングテープ16を
カートリツジケース18内に繰り出し自在に内蔵
したカートリツジ形態のもの以外に、例えば、羊
皮、あるいは立毛ウレタン・スポンジなどからな
るパツドタイプのものであつてもよい。
開閉蓋10は、本体ケース8に対し軸11等を
もつて枢結して該軸11まわりに回動させて開閉
させる形態のもの、あるいは本体ケース8に対し
着脱させて開閉するものを含む。
〔作用〕
しかるときは、載置面9上にデイスクカートリ
ツジDを置き、開閉蓋10を閉じると、清掃面C
がヘツド挿入窓5から入つてデイスク3の下面に
接当するとともに、押えパツドPがデイスク3の
上面を押さえることになり、押えパツドPは常時
デイスク3に対し一定圧で接触され、回転デイス
ク3との摺接によりおどり動くようなこともな
い。また、押えパツドPが汚れた場合はパツド台
30から外して新しい押えパツドPと取り替えら
れ、デイスク3の押えパツドPによる汚れをも防
止できることになる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るデイスククリーナの一実施
例を図面に基づき説明する。
まず、クリーニング対象の一例であるデイスク
カートリツジについて説明すれば、このデイスク
カートリツジDは、第2図に示すように、プラス
チツク製の固いカートリツジケース1の内部にハ
ブ2を中央に有するデイスク3を回転自在に収容
している。カートリツジケース1はこの上下面の
略中央部に前記ハブ2が露出する駆動軸挿入窓4
を、中央より偏した箇所にデイスク3の記録面の
一部を露出するヘツド挿入窓5をそれぞれ開口し
てある。ハブ2はこの端面中央にドライブ側の回
転軸が入る軸あな6を、偏心位置にドライブ側の
駆動ピンが入る駆動あな7をそれぞれ上下貫通状
に形成している。
次に、本考案デイスククリーナについては、第
1図および第4図に示すように、デイスクカート
リツジDが水平に一定向きで位置決め装着される
載置面9を有する本体ケース8と、載置面9の上
方を覆う開閉蓋10とを備えてなり、開閉蓋10
は軸11まわりに回動自在に載置面9の前端部に
枢着されている。
第3図において、本体ケース8の載置面9上に
はデイスクカートリツジDの前後左右方向の移動
を規制する位置決めリブ12がデイスクカートリ
ツジDの四隅角部のそれぞれに合致するように設
けられている。載置面9の略中央部にはデイスク
カートリツジDのハブ2の下端面側を受け止め支
持するハブ受体13が載置面9より僅かに突出す
るよう配備固定される。ハブ受体13の上端面に
はハブ2の中央の軸あな6に入る突部13aを設
けている。
載置面9の前方下方には凹所15が形成され、
この凹所15内には清掃体Cたるクリーニングテ
ープ16を内蔵したクリーニングカートリツジ1
4が着脱可能に収容される。この凹所15内の左
右方向の略中央部にはクリーニングカートリツジ
14内のクリーニングテープ16を押出す断面山
形の押出突起17が突設される。載置面9の後端
部の左右中央部には載置面9上に置かれるデイス
クカートリツジDの後端部をつかみ出しやすくす
るための凹部38が形成されている。
第1図において、クリーニングカートリツジ1
4はカートリツジケース18に清掃体Cたるクリ
ーニングテープ16を収容するが、そのカートリ
ツジケース18内においてクリーニングテープ1
6は繰出軸19と巻取軸20に巻かれ、カートリ
ツジケース18の両軸19,20間に対応する位
置にはクリーニングテープ16の押出口21と押
出突起17の突起入口22を上下対向状に開口し
ている。
かくして、クリーニングカートリツジ14を凹
所15内に落とし込み装填すると、本体ケース8
側の押出突起17がカートリツジ14側の突起入
口22内の突入してクリーニングテープ16の一
部が押出口21から上方へ押出される。また、ク
リーニングカートリツジ14は凹所15内に装填
されると、そのクリーニングテープ16の巻き取
り操作が可能となる。すなわち、第2図に示すよ
うに本体ケース8の前面壁一部に巻取ローラ25
を巻取り方向のみに回転可能に支持するととも
に、その巻取ローラ25の軸端に偏心ピン25a
を設け、一方、第2図に示すようにクリーニング
カートリツジ14の巻取軸20の軸端に爪20a
を放射状に設け、このカートリツジ14を凹所1
5内に装填すると前記爪20a,20a間に前記
偏心ピン25aが係合し、巻取ローラ25の回転
操作により巻取軸20上にクリーニングテープ1
6が所定長さずつ巻き取られる。
第1図および第4図において、開閉蓋10の略
中央部、すなわち開閉蓋10を閉じたとき本体ケ
ース8側のハブ受体13と対向する箇所に、デイ
スク3を回転させる回動軸部23を取り付けると
ともに、蓋10の上面側に手動ハンドル24を前
記回動軸部23まわりに水平回動自在に支持す
る。回動軸23の下端面の中央からはハブ受体1
3の突部13aの中心孔13bに嵌入する中心軸
26が突設され、その偏心位置からはハブ2の駆
動あな7に嵌入する偏心軸27がばね28で下方
へ突出付勢されている。
また、第1図および第3図に示すように開閉蓋
10の内面上の所定位置、すなわち開閉蓋10を
閉じたとき本体ケース8側の押出突起17と対向
する箇所には押えパツドPが取りつけられる。押
えパツドPはフエルト等からなつて断面四角形棒
状に形成されて断面溝形のホルダ29の溝内部に
嵌合固着してなる。この押えパツドPは開閉蓋1
0の内面上における上記した所定位置に上下動自
在に支持されたパツド台30上に着脱可能に装着
される。
そのパツド台30は、第5図および第6図に示
すように、金属板をプレス加工することにより構
成され、パツド台30の押えパツドPを装着する
下面上には、該パツドPのホルダ29の左右側面
に設けた突起29a,29aに係脱自在な左右一
対の弾性変形自在な保持爪31,31と、該ホル
ダ29の前後端面を挟持する位置決め爪32,3
2とを、前後にしてそれぞれ切り起し形成すると
ともに、その前後の保持爪31,31間の左右方
向に対応する位置に四角形のガイド孔33,33
をそれぞれあけている。
パツド台30の全周縁30aはパツド装着面と
は反対側の上面に向けて折り曲げることによりパ
ツド台30の強度アツプをはかるとともに、押え
パツドPの着脱時に指がその全周縁30aで誤つ
て切るおそれのないよう使用上安全な形状に形成
している。また、パツド台30の前後の保持爪3
1,31間および位置決め爪32,32間に対応
する位置には左右方向に延在するリブl,lを設
けてパツド台30の変形防止をはかつている。
そして、パツド台30は開閉蓋10の内面上の
前記所定位置から突設した左右2本の断面円形の
ボス34,34にガイド孔33,33を上下動自
在に差し込み、ボス34の下端にパツド台30の
下方への抜止めをするためのワツシヤ35をビス
36で止めつけるとともに、パツド台30と開閉
蓋10との対向面間にパツド台30を常時下方へ
移動付勢するばねからなる弾性体37を介在させ
ることにより、パツド台30が開閉蓋10の内面
上に上下動自在に支持される。
パツド台30はガイド孔33の内周からボス3
4に沿うガイド縁33aを立ち上げて上下動に際
し傾くことなく水平姿勢にかつ円滑に上下動する
ようにしてある。また、弾性体37は、パツド台
30の上面における押えパツドPに対応し、かつ
ボス34,34間に対応する位置に前後2個、配
置してパツド台30全体を均等な力で押し下げて
いる、因に、上記押えパツドPの前後方向長さと
ガイド孔33,33間の間隔とは両者を等しくす
るか、もしくはほぼ等しく設定してある。
かくして、押えパツドPはパツド台30上の左
右の保持爪31,31および前後の位置決め爪3
2,32間に保持爪31,31の弾性変形を利用
して着脱可能に嵌合される。左右の保持爪31,
31は共に弾性変形自在にするに代え、左右いず
れか一方のみを弾性変形自在にし、他方をパツド
台30の対して弾性変形不能な剛体構造に設ける
ことは任意である。
第1図および第3図に示すように、開閉蓋10
の内面には、本体ケース8の載置面9上に載置さ
れるデイスクカートリツジDの上面側の四隅に設
けてある凹部1aに嵌合して該カートリツジDを
載置面9上に押さえる押えピン39を突設してい
る。
本体ケース8と開閉蓋10間には開閉蓋10の
閉じ状態をロツクする閉じロツク手段と、そのロ
ツク解除手段とを備える。
開閉蓋10は、第3図に示すように、本体ケー
ス8の載置面9上に突設した前後左右の位置決め
リブ12の外周面に嵌合する後側壁10aおよび
左右側壁10b,10cを有する形に形成され、
とくに開閉蓋10の軸11で枢支される前方の固
定端とは反対の後方の自由端側においてはその左
右側壁10b,10cが後方左右の位置決めリブ
12,12の外周面に対し強く摺接嵌合してその
がたつき防止がはかれるように、該リブ12,1
2の外周面上には前記左右側壁10b,10cの
内面に対し摺接する小さい突起40を設けてい
る。
開閉蓋10の閉じロツク手段およびこの解除手
段は、第4図、第7図及び第8図に示すように、
開閉蓋10側に設けた被係合片41と、本体ケー
ス8側に前記被係合片41に対し係脱自在に設け
られたロツクレバー42とからなる。被係合片4
1は凹部41aを有して蓋10の内面上の後側壁
10aより少し前方寄り位置から下方へ突設され
る。ロツクレバー42は、被係合片41の凹部4
1aに対し係脱する係合爪43とこれに直角に一
体形成された操作部44とを有してなり、係合爪
43は本体ケース8の載置面9上の後部から上方
へ突出し、操作部44は、本体ケース8の外郭内
に位置するよう載置面9の後方の凹部38の底部
に軸45まわりに上下揺動自在に支持するととも
に、操作部44と本体ケース8の内底面間に介装
したばね46で常時上向きに揺動付勢してなる。
また、本体ケース8の載置面9上の後方の位置
決めリブ12の上面一部から押出ピン47をばね
48で常時突出付勢する一方、開閉蓋10の内面
側にピン押え突起49を前記押出ピン47に対向
するよう突設し、開閉蓋10を完全に閉じるとピ
ン押え突起49が押出ピン47をばね48に抗し
て押し下げるようにしている。
しかるときは、開閉蓋10を閉じると、被係合
片41の先端がロツクレバー42の係合爪43の
テーパ43a上を滑つて該レバー42を軸45ま
わりに少し揺動させたうえで凹部41aに係合爪
43を係合する閉じロツク状態を得ると同時に、
開閉蓋10側のピン押え突起49が押出ピン47
をばね48に抗して押し下げ、この押出ピン47
により開閉蓋10が押し開き付勢される状態を得
る(第4図および第7図参照)。
開閉蓋10を開けるには、本体ケース8の凹部
38に指を入れてロツクレバー42の操作部44
をばね46に抗し押し下げると、該レバー42が
軸45まわりに揺動して係合爪43を被係合片4
1の凹部41aから外すや否や、押出ピン44が
ピン押え突起49を押し上げることにより開閉蓋
10が強制的に押し開けられる(第8図参照)。
次に、デイスクカートリツジDのデイスク3を
クリーニングする要領について説明する。開閉蓋
10を開け、本体ケース8の凹所15にクリーニ
ングカートリツジ14を収容すると、第1図に示
すように押出突起17によりクリーニングテープ
16の一部がカートリツジケース18の押出口2
1から上方へ押し出される。次に、デイスクカー
トリツジDを載置面9上に位置決め装着すると、
第4図に示すようにその下面側の駆動軸挿入窓4
内にハブ受体13が入つてデイスク3のハブ2の
下端面側を受け止め支持し、またヘツド挿入窓5
内にクリーニング部材テープ16の押し出された
部分が入つてデイスク3の記録面の径方向に押圧
接触する。しかるのち蓋10を閉じると、この蓋
10が前述のようにロツクレバー42によつて自
動的に閉じロツクされるとともに、第1図に示す
ように押えピン39によりデイスクカートリツジ
Dが載置面9上に押しつけられる。また蓋10側
の回動軸部23が、デイスクカートリツジDの上
面側の駆動軸挿入窓4内に入るとともに、中心軸
26をハブ受体13の中心孔13bに嵌入してハ
ブ2をハブ受体13に対し水平に押しつけること
によつて、ハブ2と結合される。また押えパツド
Pが、デイスクカートリツジDの上面側のヘツド
挿入窓5内に入り、デイスク3の上面に接当して
該デイスク3の下面とクリーニングテープ16と
の接触状態を弾性体37による所定の押え圧で確
実に保持する。
かくして、第9図に示すように手動ハンドル2
4を回動軸部23まわりに蓋10上で水平回動さ
せると、回動軸部23が回転し、その偏心軸27
がハブ2の駆動あな7のところまで来ると第4図
に示すように該駆動あな7にばね31の力で入つ
てデイスク3を回転させる。このデイスク3の回
転に伴いその記録面に付着している汚れがクリー
ニングテープ16によつて拭き取られる。
このクリーニング時において、押えパツドP
は、開閉蓋10の内面上でボス34,34の案内
下で上下動自在に支持されたパツド台30上に載
せられているので、回転デイスク3との摺接力に
よりおどり動くことなく、該デイスク3に対し常
に一体の接当面圧で安定よく弾性接当し、拭きむ
らなく均一な拭き取りを可能にする。
クリーニングカートリツジ14の押出口21か
ら押出されているクリーニングテープ16が汚れ
ると、巻取ローラ25を回転させて該テープ16
を汚れた分だけ巻取軸20に巻き取つて該テープ
16の新規なクリーニング面を押出口21に露出
させる。
押えパツドPが汚れてこれを取り替えるには押
えパツドPを指でつかみパツド台30上の保持爪
31,31間からその弾性を利用して引き抜き、
新規な押えパツドPは保持爪31,31間に該爪
31の弾性に抗し押し込めばよく、このさい弾性
体37はパツド台30と開閉蓋10との間に保持
されていてこれはとり外す必要がなく、押えパツ
ドPを保持爪31,31に対し引き抜き、押し込
み操作するのみで子供でも容易にかつ安全に行え
る。
〔別実施例〕 第10図および第11図はこの考案の別実施例
を示しており、これでは押えパツドPをパツド台
30ごと開閉蓋10から着脱可能にするものであ
り、すなわち、パツド台30を開閉蓋10とは別
体に後世されてグリツプ部50aを有するパツド
支持ベース50上に上下動自在に支持し、そのパ
ツド台支持ベース50は開閉蓋10の内面上の三
方位置から突設した位置決めリブ51a,51
b,51cに差し込み嵌合させて位置決め装着す
るようにしてある。この場合パツド台支持ベース
50がデイスク3の回転力を押えパツドPを介し
て受けることにより差し込み方向Aと反対方向に
抜き出されることのないようにその差し込み方向
Aはデイスク3の回転方向Mと同じ方向に設定し
てある。またパツド台支持ベース50と開閉蓋1
0との重合面間で互いに嵌合する凹凸部52,5
3のいずれか一方はベース50の裏面に、他方は
開閉蓋10の内面にそれぞれ形成して該ベース5
0の抜止めをより確実にしてある。もつとも、パ
ツド台30を上下動自在に支持する点、およびパ
ツド台30に対し押えパツドPを着脱可能に装着
する等の点については上記実施例と全く同様であ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、押え
パツドPは、開閉蓋10の内面上に固定されるこ
となく、開閉蓋10の内面上に上下動自在に支持
されたパツド台30上に載せられた形で着脱可能
に装着されているので、回転デイスク3に対し常
に一定の面圧で安定よく弾性接当され、従つて拭
きむらなく均一に拭き取ることができる。しかも
押えパツドPの汚れに伴いこの交換操作が簡易に
行えるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本考案に係るデイスクク
リーナの一実施例を示しており、第1図は要部の
断面図、第2図はクリーニングカートリツジの側
面図、第3図はデイスククリーナ、デイスクカー
トリツジ、およびクリーニングカートリツジの斜
視図、第4図は中央縦断面図、第5図は押えパツ
ドおよびパツド台の平面図、第6図はパツド台の
斜視図、第7図は閉じロツク機構部分をロツク状
態で示す縦断正面図、第8図は閉じロツク機構部
分をアンロツク状態で示す縦断正面図、第9図は
使用状態の外観斜視図である。第10図および第
11図は本考案の別実施例を示しており、第10
図は押えパツドを装着前の状態で示す斜視図、第
11図はその装着状態の断面図である。第12図
は本考案との比較例を示すデイスククリーナの要
部断面図である。 D……デイスクカートリツジ、1……カートリ
ツジケース、2……ハブ、3……デイスク、4…
…駆動軸挿入窓、5……ヘツド挿入窓、8……本
体ケース、9……載置面、10……開閉蓋、C…
…清掃体、P……押えパツド、30……パツド
台、37……弾性体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駆動軸挿入窓4およびヘツド挿入窓5を有す
    るカートリツジケース1内にデイスク3を回転
    自在に内蔵したデイスクカートリツジDの前記
    デイスク3をクリーニングするデイスククリー
    ナであつて、デイスクカートリツジDが載置さ
    れる載置面9を有した本体ケース8と、載置面
    9の上方を覆う開閉蓋10と、デイスク3のヘ
    ツド挿入窓5に臨む上下面を挟持する上下一対
    の押えパツドPおよび清掃体Cを開閉蓋10お
    よび本体ケース8にそれぞれ備えてなり、押え
    パツドPが、開閉蓋10の内面上に対し上下動
    自在に支持されかつ弾性体37で押し下げ付勢
    されたパツド台30上に着脱可能に装着されて
    なるデイスククリーナ。 (2) パツド台30が開閉蓋10側から突設した少
    なくとも2本のボス34,34に上下動自在に
    支持されてなる実用新案登録請求の範囲第1項
    記載のデイスククリーナ。 (3) 弾性体37がパツド台30と開閉蓋10との
    間に介装されてなる実用新案登録請求の範囲第
    2項記載のデイスククリーナ。 (4) 押えパツドPがパツド台30上の弾性変形自
    在な保持爪31,31間に着脱可能に装着され
    てなる実用新案登録請求の範囲第1項ないし第
    3項のいずれかに記載のデイスククリーナ。
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