JPH0124736Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124736Y2 JPH0124736Y2 JP13251583U JP13251583U JPH0124736Y2 JP H0124736 Y2 JPH0124736 Y2 JP H0124736Y2 JP 13251583 U JP13251583 U JP 13251583U JP 13251583 U JP13251583 U JP 13251583U JP H0124736 Y2 JPH0124736 Y2 JP H0124736Y2
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- JP
- Japan
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- cassette
- lid
- cleaning
- deck
- lid part
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 43
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 27
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 27
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 11
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 3
- KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N Isopropanol Chemical compound CC(C)O KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は8トラツク型カセツト式クリーニング
装置に係り、カセツトの後端面にクリーニング液
の収納容器や清掃用綿棒等の付属品の収納口を凹
設するとともに、該収納口を開閉するための蓋部
を装着し、該蓋部をカセツトをデツキに着脱する
際のカセツトの把持部とするようにしたものであ
る。
装置に係り、カセツトの後端面にクリーニング液
の収納容器や清掃用綿棒等の付属品の収納口を凹
設するとともに、該収納口を開閉するための蓋部
を装着し、該蓋部をカセツトをデツキに着脱する
際のカセツトの把持部とするようにしたものであ
る。
8トラツク型カセツト用デツキに内蔵された磁
気ヘツドやキヤプスタン等の清掃を行うための装
置として、通常の8トラツク型カセツトとほぼ同
寸、同形状のケースに、ケース内蔵のピンチロー
ラとデツキ側のキヤプスタンとの共働により走行
するクリーニングテープを張帯するとともに、該
クリーニングテープをヘツド、キヤプスタン等が
挿入されるケース前面に沿つて露呈せしめてなる
カセツト式クリーニング装置がすでに提案されて
おり、この種カセツト式クリーニング装置は、カ
セツトをデツキ側のカセツト挿入口に挿入し、一
般の再生操作を行なうだけで、磁気ヘツドやキヤ
プスタン等の清掃を行えることもあつて、現在広
く普及している。第6図はこの種従来の8トラツ
ク型カセツト式クリーニング装置を示すものであ
つて、カセツト6aの形状、寸法は8トラツク型
カセツトと同一であり、その内部はクリーニング
テープが張帯されている。カセツト6aの前部両
側はテーパ面6b,6bとなつており、また一側
のやや前方には位置決め用凹部6cが凹設されて
おり、デツキにセツトするにあたつては第7図a
に示すようにカセツト6aをデツキ6dのカセツ
ト挿入口6eに押し込む。6jはカセツト6aの
後部表面に形成された滑り止め用ローレツトであ
る。デツキ6dには、バネ6f、該バネ6fによ
りデツキ6dにセツトされるカセツト6a側に弾
発された回転板6g、該回転板6g先端に軸着さ
れた位置決め用ロール6hから成る位置決め装置
6iが内蔵されており、カセツト6aをデツキ6
dのカセツト挿入口6eに挿入するう、ロール6
hは上記テーパ面6bに当り、カセツト6aをな
おも押し込むとロール6hはテーパ面6bに押さ
れてバネ6fのバネ力に抗して後退し(同図点線
参照)、カセツト6aを更に押し込むとロール6
hはバネ6fのバネ力により上記凹部6cに嵌入
してカセツト6aはデツキ6dに位置決めされ
(同図b参照)、これと同時にカセツト6a内に張
帯されたクリーニングテープが走行を開始し、デ
ツキ6d側の磁気ヘツドやキヤプスタンに摺接し
てこれらの清掃を行う。この状態でカセツト6a
はカセツト挿入口6eにほぼ没入しており、デツ
キ6d外へはカセツト引き出しのためにその後部
6a′がわずかに突出しているだけである。
気ヘツドやキヤプスタン等の清掃を行うための装
置として、通常の8トラツク型カセツトとほぼ同
寸、同形状のケースに、ケース内蔵のピンチロー
ラとデツキ側のキヤプスタンとの共働により走行
するクリーニングテープを張帯するとともに、該
クリーニングテープをヘツド、キヤプスタン等が
挿入されるケース前面に沿つて露呈せしめてなる
カセツト式クリーニング装置がすでに提案されて
おり、この種カセツト式クリーニング装置は、カ
セツトをデツキ側のカセツト挿入口に挿入し、一
般の再生操作を行なうだけで、磁気ヘツドやキヤ
プスタン等の清掃を行えることもあつて、現在広
く普及している。第6図はこの種従来の8トラツ
ク型カセツト式クリーニング装置を示すものであ
つて、カセツト6aの形状、寸法は8トラツク型
カセツトと同一であり、その内部はクリーニング
テープが張帯されている。カセツト6aの前部両
側はテーパ面6b,6bとなつており、また一側
のやや前方には位置決め用凹部6cが凹設されて
おり、デツキにセツトするにあたつては第7図a
に示すようにカセツト6aをデツキ6dのカセツ
ト挿入口6eに押し込む。6jはカセツト6aの
後部表面に形成された滑り止め用ローレツトであ
る。デツキ6dには、バネ6f、該バネ6fによ
りデツキ6dにセツトされるカセツト6a側に弾
発された回転板6g、該回転板6g先端に軸着さ
れた位置決め用ロール6hから成る位置決め装置
6iが内蔵されており、カセツト6aをデツキ6
dのカセツト挿入口6eに挿入するう、ロール6
hは上記テーパ面6bに当り、カセツト6aをな
おも押し込むとロール6hはテーパ面6bに押さ
れてバネ6fのバネ力に抗して後退し(同図点線
参照)、カセツト6aを更に押し込むとロール6
hはバネ6fのバネ力により上記凹部6cに嵌入
してカセツト6aはデツキ6dに位置決めされ
(同図b参照)、これと同時にカセツト6a内に張
帯されたクリーニングテープが走行を開始し、デ
ツキ6d側の磁気ヘツドやキヤプスタンに摺接し
てこれらの清掃を行う。この状態でカセツト6a
はカセツト挿入口6eにほぼ没入しており、デツ
キ6d外へはカセツト引き出しのためにその後部
6a′がわずかに突出しているだけである。
ところで録音再生用8トラツク型カセツトを上
記カセツト挿入口6eに挿入して磁気テープの録
音再生を行う際に、該カセツトがガタついて録音
再生に支障をきたさないように、上記バネ6fは
バネ力の強いものが使用されており、その強いバ
ネ力により上記ロール6hをカセツトの位置決め
用凹部に強く嵌入させてカセツトをデツキ6dに
しつかりと固定するようになつている。したがつ
て上記カセツト6aを特にデツキ6dから取り出
す場合には、カセツト6aの後部6a′を把持して
ロール6hの強い嵌着力に打ち勝つだけの強い力
にて、カセツト6aをカセツト挿入口6eから引
き出さねばならないが、上述のようにセツト状態
のカセツト6aは、その後部6a′がカセツト挿入
口6eからわずかに突出しているだけであるか
ら、手指にてしつかりと把持しにくく、さらには
この種従来のカセツトには、上述のようにその後
部表面に滑り止め用ローレツト6jがわずかに形
成されているにすぎなかつたため、強い力にてカ
セツト6aを引き出す際に手指が滑りやすく、カ
セツト6aを引き出しにくい欠点があり、また引
き出した際の反動でカセツト6aを取り落し、カ
セツト6aが破損してしまうこともあつた。
記カセツト挿入口6eに挿入して磁気テープの録
音再生を行う際に、該カセツトがガタついて録音
再生に支障をきたさないように、上記バネ6fは
バネ力の強いものが使用されており、その強いバ
ネ力により上記ロール6hをカセツトの位置決め
用凹部に強く嵌入させてカセツトをデツキ6dに
しつかりと固定するようになつている。したがつ
て上記カセツト6aを特にデツキ6dから取り出
す場合には、カセツト6aの後部6a′を把持して
ロール6hの強い嵌着力に打ち勝つだけの強い力
にて、カセツト6aをカセツト挿入口6eから引
き出さねばならないが、上述のようにセツト状態
のカセツト6aは、その後部6a′がカセツト挿入
口6eからわずかに突出しているだけであるか
ら、手指にてしつかりと把持しにくく、さらには
この種従来のカセツトには、上述のようにその後
部表面に滑り止め用ローレツト6jがわずかに形
成されているにすぎなかつたため、強い力にてカ
セツト6aを引き出す際に手指が滑りやすく、カ
セツト6aを引き出しにくい欠点があり、また引
き出した際の反動でカセツト6aを取り落し、カ
セツト6aが破損してしまうこともあつた。
またこの種カセツトに張帯される上記クリーニ
ングテープには、湿式テープと乾式テープとがあ
り、湿式テープの場合クリーニング液の収納容器
により、湿式テープに適宜クリーニング液を補給
するようになつているが、かかる容器等の付属品
はカセツトと別体であり、かつ小物でもあるた
め、乱雑に取り扱われるなどして紛失しやすいも
のであつた。
ングテープには、湿式テープと乾式テープとがあ
り、湿式テープの場合クリーニング液の収納容器
により、湿式テープに適宜クリーニング液を補給
するようになつているが、かかる容器等の付属品
はカセツトと別体であり、かつ小物でもあるた
め、乱雑に取り扱われるなどして紛失しやすいも
のであつた。
そこで本考案は上記の点に鑑みてなされたもの
であつて、8トラツク型カセツト式クリーニング
装置のカセツトの後端面に、クリーニング液の収
納容器や清掃用綿棒等の付属品の収納口を凹設す
るとともに、該収納口を開閉する蓋部を回転自在
に装着し、該蓋部をカセツトをデツキに着脱する
際の把持部とするようにしたものであり、かくす
ることによりカセツトのデツキに対する着脱、殊
にデツキからの取り出しを、上記蓋部を把持して
行うことにより確実に実行できるようにするとと
もに、付属品をその不要時には上記収納口に収納
保管して紛失することがないようにしたものであ
る。
であつて、8トラツク型カセツト式クリーニング
装置のカセツトの後端面に、クリーニング液の収
納容器や清掃用綿棒等の付属品の収納口を凹設す
るとともに、該収納口を開閉する蓋部を回転自在
に装着し、該蓋部をカセツトをデツキに着脱する
際の把持部とするようにしたものであり、かくす
ることによりカセツトのデツキに対する着脱、殊
にデツキからの取り出しを、上記蓋部を把持して
行うことにより確実に実行できるようにするとと
もに、付属品をその不要時には上記収納口に収納
保管して紛失することがないようにしたものであ
る。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例の説
明を行う。
明を行う。
第1図および第2図は本考案に係る8トラツク
型カセツト式クリーニング装置の斜視図および分
解斜視図、第3図は取り扱い中の斜視図を示すも
のであつて、1はカセツトであり、本カセツト1
の前面にはキヤプスタン挿入口2、磁気ヘツド挿
入口3、トラツク切換用センサー挿入口4が形成
されており、キヤプスタン挿入口2にはその周胴
面にゴム材を装着した円柱状のピンチローラ5が
回転自在に臨設されている。6はカセツト1内に
張帯されたエンドレスの湿式クリーニングテープ
であり、該テープ6はカセツト1の略中央部に突
設されたボス7、上記センサー挿入口4側端に突
設されたボス8および上記ピンチローラ5を周回
してメビウスの帯状に張帯され、上記各挿入口
2,3,4に沿つて送行される。11はカセツト
1上面に形成されたクリーニング液の供給孔であ
つて、該供給孔11にはフエルト等の吸液性物質
から成る給液体12が垂設され、該給液体12の
下面はクリーニングテープ6の表面に押圧気味に
当接している。したがつて清掃時に、クリーニン
グ液の収納容器10に収納されたイソプロピルア
ルコール等のクリーニング液を上記供給孔11か
ら4〜5滴滴下すれば、クリーニング液は上記供
給体12を介してクリーニングテープ6に供給さ
れる。13,14はカセツト1の後端面1aに凹
設された付属品の収納口であつて、各収納口1
3,14には例えば上記容器10や清掃用綿棒2
0等を収納する。
型カセツト式クリーニング装置の斜視図および分
解斜視図、第3図は取り扱い中の斜視図を示すも
のであつて、1はカセツトであり、本カセツト1
の前面にはキヤプスタン挿入口2、磁気ヘツド挿
入口3、トラツク切換用センサー挿入口4が形成
されており、キヤプスタン挿入口2にはその周胴
面にゴム材を装着した円柱状のピンチローラ5が
回転自在に臨設されている。6はカセツト1内に
張帯されたエンドレスの湿式クリーニングテープ
であり、該テープ6はカセツト1の略中央部に突
設されたボス7、上記センサー挿入口4側端に突
設されたボス8および上記ピンチローラ5を周回
してメビウスの帯状に張帯され、上記各挿入口
2,3,4に沿つて送行される。11はカセツト
1上面に形成されたクリーニング液の供給孔であ
つて、該供給孔11にはフエルト等の吸液性物質
から成る給液体12が垂設され、該給液体12の
下面はクリーニングテープ6の表面に押圧気味に
当接している。したがつて清掃時に、クリーニン
グ液の収納容器10に収納されたイソプロピルア
ルコール等のクリーニング液を上記供給孔11か
ら4〜5滴滴下すれば、クリーニング液は上記供
給体12を介してクリーニングテープ6に供給さ
れる。13,14はカセツト1の後端面1aに凹
設された付属品の収納口であつて、各収納口1
3,14には例えば上記容器10や清掃用綿棒2
0等を収納する。
15は、カセツト1の後端面1aに回転自在に
装着される上記各収納口13,14を開閉するた
めの箱形状蓋部であつて、以下第4図を参照しな
がら該蓋部15とカセツト1の連結構造を説明す
る。16は、カセツト1の後端面1a中央に後方
すなわち上記蓋部15側へ向つて突設された取り
付け軸であり、その先端には円錐状膨大部16a
が形成されている。蓋部15の内面中央には、上
記取り付け軸16の膨大部16aを回転自在に嵌
着するための嵌着孔17aが形成された受部17
が突設されており、膨大部16aを嵌着孔17a
に強制的に嵌着させることにより、蓋部15はカ
セツト1の後端面1aに回転自在に装着される。
18は、上記取り付け軸16に装着された節度用
のスプリングであつて、そのバネ力により上記膨
大部16a内面と受座17内面とを摺接させて、
蓋部15が取り付け軸16を中心に不要に回転す
るのを阻止するものである。21は、カセツト1
の後端面上部やや側方に後方すなわち蓋部15側
へ向つて突設された位置決め用突起であつて、蓋
部15を取り付け軸16を中心に時計方向へその
上面が該突起21に当るまで回転させると、蓋部
15はカセツト1と直交する直立状態となる(第
3図および第5図参照)。22,22は、蓋部1
5内周面両側の上下に突設された位置決め用突
部、23,23は、カセツト1の後端面1a両側
の上下に突設された上記各突部22,22の嵌合
用凹部、24,24は、各凹部23,23からカ
セツト1の上下主面1b,1cまで連通する突部
22,22の案内溝であり、各突部22,22を
各凹部23,23に嵌合させると、蓋部15は水
平状態となつてその外表面はカセツト1の外表面
と一致し(第1図参照)、カセツト1と蓋部15
の一体形状は、周知8トラツク型カセツトと同
寸、同形となる。また蓋部15を把持して、上記
のようにその上面が上記突起21に当るまで回転
させると、蓋部15の両側部はカセツト1の上下
両主面1b,1cから上方および下方に突出し、
該蓋部15をしつかりと把持できる形状となる。
すなわち蓋部15は、上記収納口13,14の開
閉用蓋部としての機能を有する他、カセツト1の
把持部をも兼ねるものであり、装着状態にあるカ
セツト1をデツキから取り出すときは、蓋部15
を上記のように回転直立させ、その状態で蓋部1
5をしつかり把持するものである。25は、蓋部
15の上下両主面に形成された把持指の滑り止め
用凹凸、26はカセツト1の側壁前部に凹設され
たカセツト1の位置決め用凹部、30はデツキ、
31はデツキ30の前面に形成されたカセツト挿
入口、32はデツキ30に内蔵されたカセツト1
の位置決め装置であつて、回転板33、該回転板
33の先端に軸着された位置決め用ロール34、
回転板33をカセツト1側へ弾発するバネ35か
ら成つている。
装着される上記各収納口13,14を開閉するた
めの箱形状蓋部であつて、以下第4図を参照しな
がら該蓋部15とカセツト1の連結構造を説明す
る。16は、カセツト1の後端面1a中央に後方
すなわち上記蓋部15側へ向つて突設された取り
付け軸であり、その先端には円錐状膨大部16a
が形成されている。蓋部15の内面中央には、上
記取り付け軸16の膨大部16aを回転自在に嵌
着するための嵌着孔17aが形成された受部17
が突設されており、膨大部16aを嵌着孔17a
に強制的に嵌着させることにより、蓋部15はカ
セツト1の後端面1aに回転自在に装着される。
18は、上記取り付け軸16に装着された節度用
のスプリングであつて、そのバネ力により上記膨
大部16a内面と受座17内面とを摺接させて、
蓋部15が取り付け軸16を中心に不要に回転す
るのを阻止するものである。21は、カセツト1
の後端面上部やや側方に後方すなわち蓋部15側
へ向つて突設された位置決め用突起であつて、蓋
部15を取り付け軸16を中心に時計方向へその
上面が該突起21に当るまで回転させると、蓋部
15はカセツト1と直交する直立状態となる(第
3図および第5図参照)。22,22は、蓋部1
5内周面両側の上下に突設された位置決め用突
部、23,23は、カセツト1の後端面1a両側
の上下に突設された上記各突部22,22の嵌合
用凹部、24,24は、各凹部23,23からカ
セツト1の上下主面1b,1cまで連通する突部
22,22の案内溝であり、各突部22,22を
各凹部23,23に嵌合させると、蓋部15は水
平状態となつてその外表面はカセツト1の外表面
と一致し(第1図参照)、カセツト1と蓋部15
の一体形状は、周知8トラツク型カセツトと同
寸、同形となる。また蓋部15を把持して、上記
のようにその上面が上記突起21に当るまで回転
させると、蓋部15の両側部はカセツト1の上下
両主面1b,1cから上方および下方に突出し、
該蓋部15をしつかりと把持できる形状となる。
すなわち蓋部15は、上記収納口13,14の開
閉用蓋部としての機能を有する他、カセツト1の
把持部をも兼ねるものであり、装着状態にあるカ
セツト1をデツキから取り出すときは、蓋部15
を上記のように回転直立させ、その状態で蓋部1
5をしつかり把持するものである。25は、蓋部
15の上下両主面に形成された把持指の滑り止め
用凹凸、26はカセツト1の側壁前部に凹設され
たカセツト1の位置決め用凹部、30はデツキ、
31はデツキ30の前面に形成されたカセツト挿
入口、32はデツキ30に内蔵されたカセツト1
の位置決め装置であつて、回転板33、該回転板
33の先端に軸着された位置決め用ロール34、
回転板33をカセツト1側へ弾発するバネ35か
ら成つている。
本装置は上記のような構成より成り、デツキ3
0に内蔵された磁気ヘツドやキヤプスタンの清掃
を行うときは、蓋部15を回転直立させて収納口
13,14を開口し、収納容器10を取り出して
クリーニング液を供給孔11からクリーニングテ
ープ6に供給した後、蓋部15を把持してカセツ
ト1をカセツト挿入口31に挿着し、クリーニン
グテープ6を送行して磁気ヘツドやキヤプスタン
の清掃を行う。所定の清掃作業が終了したなら
ば、再び蓋部15を把持してカセツト1をカセツ
ト挿入口31から強制的に引き出し、収納口13
に収納容器10を収納した後、蓋部15を先程と
反対方向に回転させ、上記突部22,22を案内
溝24,24に案内させながら凹部23,23に
嵌着させて各収納口13,14を閉口する。ここ
でカセツト1のデツキ30へのセツト状態におい
て、カセツト1の側壁に凹設された凹部26に
は、位置決め用ロール34がバネ35の強力なバ
ネ力により強く嵌入してカセツト1を所定位置に
しつかりと固定しているが、カセツト1の後部に
は蓋部15が直立状態にて突出しているので、該
蓋部15をしつかりと把持して容易にカセツト1
をカセツト挿入口31から引き出すことができ、
上記従来のもののように引き出し時に指先が滑つ
てカセツト1を取り落すようなことはない。なお
カセツト1のカセツト挿入口31への挿着は、カ
セツト1前部をカセツト挿入口31へわずかに挿
入すれば、あとは蓋部15後面を押し込むだけで
も比較的簡単に行えるものであり、したがつてカ
セツト1をカセツト挿入口31へ挿着するとき
は、必ずしも上記のように蓋部15を直立させて
おく必要はなく、蓋部15が水平状態すなわち蓋
部15により各収納口13,14を塞いだ状態の
ままでカセツト1をカセツト挿入口31に押し込
み、所定の清掃作業が終了してカセツト1をカセ
ツト挿入口31から引き出す場合のみ、上記のよ
うに蓋部15を回転直立させて蓋部15を把持
し、カセツト挿入口31から引き出すようにして
もよい。このように本蓋部15は、カセツト1を
カセツト挿入口31から引き出す場合に、その長
所を発揮するものである。
0に内蔵された磁気ヘツドやキヤプスタンの清掃
を行うときは、蓋部15を回転直立させて収納口
13,14を開口し、収納容器10を取り出して
クリーニング液を供給孔11からクリーニングテ
ープ6に供給した後、蓋部15を把持してカセツ
ト1をカセツト挿入口31に挿着し、クリーニン
グテープ6を送行して磁気ヘツドやキヤプスタン
の清掃を行う。所定の清掃作業が終了したなら
ば、再び蓋部15を把持してカセツト1をカセツ
ト挿入口31から強制的に引き出し、収納口13
に収納容器10を収納した後、蓋部15を先程と
反対方向に回転させ、上記突部22,22を案内
溝24,24に案内させながら凹部23,23に
嵌着させて各収納口13,14を閉口する。ここ
でカセツト1のデツキ30へのセツト状態におい
て、カセツト1の側壁に凹設された凹部26に
は、位置決め用ロール34がバネ35の強力なバ
ネ力により強く嵌入してカセツト1を所定位置に
しつかりと固定しているが、カセツト1の後部に
は蓋部15が直立状態にて突出しているので、該
蓋部15をしつかりと把持して容易にカセツト1
をカセツト挿入口31から引き出すことができ、
上記従来のもののように引き出し時に指先が滑つ
てカセツト1を取り落すようなことはない。なお
カセツト1のカセツト挿入口31への挿着は、カ
セツト1前部をカセツト挿入口31へわずかに挿
入すれば、あとは蓋部15後面を押し込むだけで
も比較的簡単に行えるものであり、したがつてカ
セツト1をカセツト挿入口31へ挿着するとき
は、必ずしも上記のように蓋部15を直立させて
おく必要はなく、蓋部15が水平状態すなわち蓋
部15により各収納口13,14を塞いだ状態の
ままでカセツト1をカセツト挿入口31に押し込
み、所定の清掃作業が終了してカセツト1をカセ
ツト挿入口31から引き出す場合のみ、上記のよ
うに蓋部15を回転直立させて蓋部15を把持
し、カセツト挿入口31から引き出すようにして
もよい。このように本蓋部15は、カセツト1を
カセツト挿入口31から引き出す場合に、その長
所を発揮するものである。
本考案は種々の設計変更が可能であつて、例え
ば蓋部の形状は上記のものに限定されるものでは
なく、付属品の収納口を開閉でき、かつ当該蓋部
を回転させた状態において当該蓋部をしつかりと
把持できるようにし、カセツトの上下両主面から
少くとも当該蓋部の一部が突出するものであれば
よい。またクリーニングテープも、上記湿式テー
プの他、乾式テープであつてもよい。
ば蓋部の形状は上記のものに限定されるものでは
なく、付属品の収納口を開閉でき、かつ当該蓋部
を回転させた状態において当該蓋部をしつかりと
把持できるようにし、カセツトの上下両主面から
少くとも当該蓋部の一部が突出するものであれば
よい。またクリーニングテープも、上記湿式テー
プの他、乾式テープであつてもよい。
以上説明したように本考案に係る8トラツク型
カセツト式クリーニング装置は、カセツト1の後
端面1aに付属品10の収納口13を凹設すると
ともに、該収納口13を開閉する前記カセツト1
の把持部を兼ねた蓋部15を回転自在に設け、該
蓋部15の形状を、該蓋部15を回転させて前記
収納口13を開口した状態において、該蓋部15
の少くとも一部が前記カセツト1の上下両主面1
b,1cから突出する形状としているので、カセ
ツト1のデツキ30に対する着脱を行いやすく、
殊にデツキ30からの取り出しを確実に行える利
点があり、また付属品10もクリーニング装置と
一体に管理でき、収納場所に困まらず、紛失を防
止しうる等の効果がある。
カセツト式クリーニング装置は、カセツト1の後
端面1aに付属品10の収納口13を凹設すると
ともに、該収納口13を開閉する前記カセツト1
の把持部を兼ねた蓋部15を回転自在に設け、該
蓋部15の形状を、該蓋部15を回転させて前記
収納口13を開口した状態において、該蓋部15
の少くとも一部が前記カセツト1の上下両主面1
b,1cから突出する形状としているので、カセ
ツト1のデツキ30に対する着脱を行いやすく、
殊にデツキ30からの取り出しを確実に行える利
点があり、また付属品10もクリーニング装置と
一体に管理でき、収納場所に困まらず、紛失を防
止しうる等の効果がある。
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は8トラツク型カセツト式クリーニング装置の
斜視図、第2図は分解斜視図、第3図はデツキへ
のセツト状態での斜視図、第4図は第1図のA−
A断面図、第5図は蓋部の直立状態での正面図、
第6図は従来のものの斜視図、第7図a,bは従
来のものの取り扱い中の平面図である。 1……カセツト、6……クリーニングテープ、
1a……カセツト後端面、1b,1c……カセツ
ト主面、10,20……付属品、13,14……
付属品の収納口、15……蓋部。
図は8トラツク型カセツト式クリーニング装置の
斜視図、第2図は分解斜視図、第3図はデツキへ
のセツト状態での斜視図、第4図は第1図のA−
A断面図、第5図は蓋部の直立状態での正面図、
第6図は従来のものの斜視図、第7図a,bは従
来のものの取り扱い中の平面図である。 1……カセツト、6……クリーニングテープ、
1a……カセツト後端面、1b,1c……カセツ
ト主面、10,20……付属品、13,14……
付属品の収納口、15……蓋部。
Claims (1)
- カセツト1前面開口に沿つて張帯したクリーニ
ングテープ6を送行させて清掃を行なう8トラツ
ク型カセツト式クリーニング装置において、カセ
ツト1の後端面1aに付属品10の収納口13を
凹設するとともに、該収納口13を開閉する前記
カセツト1の把持部を兼ねた蓋部15を回転自在
に装着し、該蓋部15の形状を、該蓋部15を回
転させて前記収納口13を開口した状態におい
て、蓋部15の少くとも一部が前記カセツト1の
上下両主面1b,1cから突出する形状としたこ
とを特徴とする8トラツク型カセツト式クリーニ
ング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13251583U JPS6040015U (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 8トラツク型カセツト式クリ−ニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13251583U JPS6040015U (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 8トラツク型カセツト式クリ−ニング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6040015U JPS6040015U (ja) | 1985-03-20 |
JPH0124736Y2 true JPH0124736Y2 (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=30299225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13251583U Granted JPS6040015U (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 8トラツク型カセツト式クリ−ニング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6040015U (ja) |
-
1983
- 1983-08-25 JP JP13251583U patent/JPS6040015U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6040015U (ja) | 1985-03-20 |
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