JPS639851Y2 - - Google Patents

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JPS639851Y2
JPS639851Y2 JP7953583U JP7953583U JPS639851Y2 JP S639851 Y2 JPS639851 Y2 JP S639851Y2 JP 7953583 U JP7953583 U JP 7953583U JP 7953583 U JP7953583 U JP 7953583U JP S639851 Y2 JPS639851 Y2 JP S639851Y2
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cassette
deck
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cleaning
gripping
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JP7953583U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は8トラツク型カセツト式クリーニング
装置に係り、カセツトの後部にクリーニング液収
納容器等の付属品の装着部を兼ねたカセツト把持
部を設けるようにしたものである。
8トラツク型カセツト用デツキに内蔵された磁
気ヘツドやキヤプスタン等の清掃を行うための装
置として、通常の8トラツク型カセツトとほぼ同
寸、同形状のケースに、ケース内蔵のピンチロー
ラとデツキ側のキヤプスタンとの共働により走行
するクリーニングテープを張帯するとともに、該
クリーニングテープをヘツド、キヤプスタン等が
挿入されるケース前面に沿つて露呈せしめてなる
カセツト式クリーニング装置がすでに提案されて
おり、この種カセツト式クリーニング装置は、カ
セツトをデツキ側のカセツト挿入口に挿入し、一
般の再生操作を行なうだけで、磁気ヘツドやキヤ
プスタン等の清掃を行えることもあつて、現在広
く普及している。第11図はこの種従来の8トラ
ツク型カセツト式クリーニング装置を示すもので
あつて、カセツト1aの形状、寸法は8トラツク
型カセツトと同一であり、その内部にはクリーニ
ングテープが張帯されている。カセツト1aの前
部両側はテーパ面1b,1bとなつており、また
一側のやや前方には位置決め用凹部1cが凹設さ
れており、デツキにセツトするにあたつては第1
2図aに示すようにカセツト1aをデツキ1dの
カセツト挿入口1eに押し込む。1jはカセツト
1aの後部表面に形成された滑り止め用ローレツ
トである。デツキ1dには、バネ1f、該バネ1
fによりデツキ1dにセツトされるカセツト1a
側に弾発された回転板1g、該回転板1g先端に
軸着された位置決め用ロール1hから成る位置決
め装置1iが内蔵されており、カセツト1aをデ
ツキ1dのカセツト挿入口1eに挿入すると、ロ
ール1hは上記テーパ面1bに当り、カセツト1
aをなおも押し込むとロール1hはテーパ面1b
に押されてバネ1fのバネ力に抗して後退し(同
図点線参照)、カセツト1aを更に押し込むとロ
ール1hはバネ1fのバネ力により上記凹部1e
に嵌入してカセツト1aはデツキ1dに位置決め
され(同図b参照)、これと同時にカセツト1a
内に張帯されたクリーニングテープが走行を開始
し、デツキ1d側の磁気ヘツドやキヤプスタンに
摺接してこれらの清掃を行う。この状態でカセツ
ト1aはカセツト挿入口1eにほぼ没入してお
り、デツキ1d外へはその後部1a′がわずかに突
出しているだけである。
ところで録音再生用8トラツク型カセツトを上
記カセツト挿入口1eに挿入して磁気テープの録
音再生を行う際に、該カセツトがガタついて録音
再生に支障をきたさないように、上記バネ1fは
バネ力の強いものが使用されており、その強いバ
ネ力により上記ロール1hをカセツトの位置決め
用凹部に強く嵌入させてカセツトをデツキ1dに
しつかりと固定するようになつている。したがつ
て上記カセツト1aを特にデツキ1dから取り出
す場合には、カセツト1aの後部1a′を把持して
ロール1hの強い嵌着力に打ち勝つだけの強い力
にて、カセツト1aをカセツト挿入口1eから引
き出さねばならないが、上述のようにセツト状態
のカセツト1aは、その後部1a′がカセツト挿入
口1eからわずかに突出しているだけであるか
ら、手指にてしつかりと把持しにくく、さらには
この種従来のカセツトには、上述のようにその後
部表面に滑り止め用ローレツト1jがわずかに形
成されているにすぎなかつたため、強い力にてカ
セツト1aを引き出す際に手指が滑りやすく、カ
セツト1aを引き出しにくい欠点があり、また引
き出した際の反動でカセツト1aを取り落し、カ
セツト1aが破損してしまうこともあつた。
またこの種カセツトに張帯される上記クリーニ
ングテープには、湿式テープと乾式テープとがあ
り、湿式テープの場合クリーニング液の収納容器
により、湿式テープに適宜クリーニング液を補給
するようになつているが、かかる容器等の付属品
はカセツトと別体であり、かつ小物でもあるた
め、乱雑に取り扱われるなどして紛失しやすいも
のであつた。
そこで本考案は上記の点を鑑みてなされたもの
であつて、8トラツク型カセツト式クリーニング
装置のカセツトの後部に、クリーニング液収納容
器等の付属品の装着部を兼ねたカセツトの把持部
を設けるようにしたものであり、かくすることに
よりデツキに対するカセツトの着脱、殊にデツキ
からのカセツトの取り出しを行いやすくするとと
もに、上記把持部を付属品の装着部として兼用す
ることにより、付属品が乱雑に取り扱われるなど
して紛失することがないようにしたものである。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例の説
明を行う。
第1図は本考案に係る8トラツク型カセツト式
クリーニング装置の斜視図であつて、1は上ケー
ス2と下ケース3とを蓋合せ状に結合して成るカ
セツトであり、その形状、寸法は周知録音再生用
8トラツク型カセツトとほぼ同一である。本カセ
ツト1の前面にはキヤプスタン挿入口4、磁気ヘ
ツド挿入口5、トラツク切換用センサー挿入口6
が形成されており、上記キヤプスタン挿入口4に
は周胴面をゴム材で形成した円柱状のピンチロー
ラ8が回転自在に保持されている。7はカセツト
1内に張帯されたエンドレスの湿式クリーニング
テープであり、該テープ7はカセツト1の中央部
よりもやや後方に突設したボス15、上記センサ
ー挿入口6側端に突設したボス16および上記ピ
ンチローラ8を通つて張帯され、上記各挿入口
4,5,6に沿つて送行される。また上ケース2
上面で、上記クリーニングテープ7走行軌道と対
応する位置には、クリーニング液の供給孔11が
開設されており、該供給孔11からはフエルト等
の吸液性物質から成る給液体17が垂下され、該
給液体17の下面はクリーニングテープ7表面を
やや押圧気味に当接している。したがつて清掃時
には、上記供給孔11から専用容器10に収納さ
れたイソプロピルアルコール等のクリーニング液
を4〜5滴滴下すれば、上記給液体17を介して
クリーニングテープ7に供給される。ここで本実
施例において上記容器10はブロー成形により適
当な弾性力を付与して形成されており、容器10
表面を軽く押圧するだけでクリーニング液を供給
できる形態のものである。
9は上ケース2の後部上面に凹設された把持部
であつて、上記クリーニング液収納容器10の装
着部を兼用するものである。すなわち把持部9の
形状は、容器10を収納可能とするために容器1
0の形状に沿つて凹設するとともに、例えば把持
部9の対向する側面壁9a,9a間の幅を容器1
0の幅よりもわずかに小となるように形成してい
る。しかしてブロー成形により適度な弾性を有す
る上記容器10を、上記把持部9に強制的に嵌入
すれば、容器10が把持部9側面壁9a,9a間
に挟着保持され、抜け落ちる虞れがないものであ
る。
上記構成においてデツキに内蔵された磁気ヘツ
ドやキヤプスタンの清掃を行うときは、カセツト
1の容器装着部を兼ねた上記把持部9からクリー
ニング液収納容器10を取り出し、クリーニング
液をカセツト1の供給孔11に供給した後、カセ
ツト1をデツキのカセツト挿入口に挿入し、所定
の清掃作業を行う。また清掃作業が終了してカセ
ツト1をデツキから取り出すときは、第2図およ
び第3図に示すように容器10が未装着で、デツ
キ13外へ突出する把持部9を保持し、デツキ1
3のカセツト挿入口14から強制的に引き出す。
ここでカセツト1のデツキ13へのセツト状態に
おいて、カセツト1の一側壁前部に凹設された位
置決め用凹部18には、デツキ13に内蔵された
バネ19a、回転軸19dに回転自在に軸着さ
れ、かつ該バネ19aによりカセツト1側へ弾発
された回転板19b、該回転板19b先端に回転
自在に軸着された位置決め用ロール19cから成
る位置決め装置19の上記ロール19cが、上記
バネ19aの強力なバネ力により強く嵌入してカ
セツト1を所定位置にしつかりと固定している
が、上述のように本カセツト1のデツキ13外へ
突出する後部には把持部9が凹設されているの
で、該把持部9に指先を掛止して該把持部9をし
つかり保持して簡単にカセツト1を引き出すこと
ができ、上記従来のもののように引き出し時に指
先が滑つてカセツト1を取り落すようなことはな
い。このようにしてカセツト1をデツキ13から
取り出したならば、装着部を兼ねた把持部9に再
び容器10を装着すればよい。
第4図は本考案の他の実施例を示すものであつ
て、図示するように容器10の厚さを装着部を兼
ねた把持部9の深さよりも小さくして、収納状態
において段落差tが確保されるようにしておけ
ば、容器10を把持部9に収納したままでも、上
述の実施例のものと同様にカセツト1をしつかり
保持して引き出すことができる。またこのように
把持部9を保持して、カセツト1をデツキ13か
ら取り出すようにすれば、取り出した際の反動に
よりカセツト1から指先が滑つて、カセツト1を
取り落すようなこともない。
第5図は本考案の他の実施例を示すものであつ
て、22はカセツト21の後部一側壁に形成され
た把持部であり、該把持部22は箱形のクリーニ
ング液収納容器23を収納できるように、矩形状
に穿設されている。すなわち該把持部22は容器
23の装着部を兼ねており、容器23の不使用時
には、容器23は該装着部22に挿入して収納さ
れる。また磁気ヘツドやキヤプスタン等の清掃を
行うときは容器23を取り出し、把持部22を露
呈せしめた状態で把持部22に指先をかけてカセ
ツト21を保持し、デツキ13に対する着脱を行
う。24はカセツト21の一側壁前部に凹設され
た位置決め用ロール19c嵌入用凹部である。
第6図および第7図は本考案の更に他の実施例
を示すものであつて、32はカセツト31の後端
に突設された容器33の装着部を兼ねた把持部で
あり、把持部32の平面形状は略T字状となつて
いる。容器33はブロー成形により形成されてお
り、その一側には上記把持部32に対応する略T
字状の係止用凹部34が凹設されている。容器3
3は、常時は凹部34を少々弾性変形させながら
上記把持部32に強制的に係止してカセツト後方
に装着されているが、上述のものと同様に磁気ヘ
ツドやキヤプスタンの清掃を行うときは、容器3
3を把持部32から取りはずして把持部32を保
持し、デツキ13に対するカセツト31の着脱を
行う(第7図参照)。
第8図および第9図は本考案の更に他の実施例
を示すものであつて、カセツト41の後端に形成
された収納部50に容器装着部を兼ねた引き出し
式の把持部42が突出収納自在に装着されてい
る。すなわち把持部42の形状は、上記カセツト
41の後部に収納可能な箱状態であつて、その両
側壁には把持部42のカセツト41からの抜け止
めを兼ねたガイドピン44,44が突設されてお
り、ガイドピン44,44をカセツト41の後部
両側壁に形成されたガイド用長孔45,45に係
入して、長孔45,45に沿つて摺動させること
により、カセツト41から引き出したり(第10
図参照)、カセツト41内に収納したりするよう
になつている。46は把持部42の上面後部に突
設された指掛け用突部であつて、カセツト41の
上板後端にも把持部42の収納状態において突部
46を突出させるための開口47が形成されてい
る。48は把持部42の側面に突設された節度用
突部であつて、把持部42のカセツト41内への
収納時に、カセツト41の内壁に摺接して把持部
42がカセツト41外へ不要に飛び出るのを防止
する。
49は把持部42の上面に凹設された容器43
の装着部であり、常時は容器43を装着部49に
収納した上で、把持部42をカセツト41内に収
納しておくが、カセツト41のデツキ13に対す
る着脱、殊にデツキ13からの取りはずしを行う
ときは、把持部42をカセツト41から引き出す
とともに、容器43を装着部49から取り出した
上で、装着部49に指先を掛けて把持部42を保
持し、デツキ13からカセツト41を取り出す。
その際把持部42のカセツト41からの引き出し
状態において、上記ガイドピン44,44はガイ
ド用長孔45,45の後端面に係止され、把持部
42がカセツト41から抜け落ちるのを阻止す
る。勿論この場合も、容器43を装着部49に収
納したまま、把持部42を保持してデツキ13か
ら取り出してもよい。
本考案は更に種々の設計変更が可能であつて、
例えば上記各実施例はクリーニングテープを湿式
テープとし、装着部に収納する付属品としてクリ
ーニング液の収納容器を例にとつて説明したが、
付属品はこの種容器に限定されるものではなく例
えば、クリーニング状態覗き見用のミラーや綿棒
等何でも良い。またカセツト内に張帯されるクリ
ーニングテープも、乾式テープであつてもよい。
以上説明したように本考案に係る8トラツク型
カセツト式クリーニング装置は、カセツト1の後
部に、付属品10の装着部を兼ねた該カセツト1
の把持部9を設けるようにしているので、カセツ
ト1のデツキ13に対する着脱、殊にデツキ13
からの取り出しを行いやすく、また付属品10の
紛失を防止しうる等の種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は8トラツク型カセツト式クリーニング装置の
全体斜視図、第2図および第3図はカセツト引き
出し中の斜視図および側面図、第4図は本考案の
他の実施例の側面図、第5図は本考案の更に他の
実施例の斜視図、第6図および第7図は本考案の
更に他の実施例の部分斜視図および部分平面図、
第8図,第9図および第10図は本考案の更に他
の実施例の斜視図、断面図、引き出し状態での斜
視図、第11図および第12図a,bは従来のカ
セツトの斜視図および取り扱い中の平面図であ
る。 1,21,31,41……カセツト、9,2
2,32,42……装着部を兼ねた把持部、1
0,23,33,43……付属品としてのクリー
ニング液収納容器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カセツト1の後部に、付属品10の装着部を兼
    ねた該カセツト1の把持部9を設けたことを特徴
    とする8トラツク型カセツト式クリーニング装
    置。
JP7953583U 1983-05-25 1983-05-25 8トラツク型カセツト式クリ−ニング装置 Granted JPS59185719U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7953583U JPS59185719U (ja) 1983-05-25 1983-05-25 8トラツク型カセツト式クリ−ニング装置

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JP7953583U JPS59185719U (ja) 1983-05-25 1983-05-25 8トラツク型カセツト式クリ−ニング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59185719U JPS59185719U (ja) 1984-12-10
JPS639851Y2 true JPS639851Y2 (ja) 1988-03-24

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ID=30209538

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7953583U Granted JPS59185719U (ja) 1983-05-25 1983-05-25 8トラツク型カセツト式クリ−ニング装置

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JPS59185719U (ja) 1984-12-10

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