JPH04223666A - 読取装置 - Google Patents
読取装置Info
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- JPH04223666A JPH04223666A JP41303790A JP41303790A JPH04223666A JP H04223666 A JPH04223666 A JP H04223666A JP 41303790 A JP41303790 A JP 41303790A JP 41303790 A JP41303790 A JP 41303790A JP H04223666 A JPH04223666 A JP H04223666A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被写体深度の浅い密着型
イメージセンサーにより、該センサーの対向位置に設け
られたローラ軸上の回転式部材の表面色を読み取り、原
稿の画像情報を読み取る際の基準色とする読取装置に関
するものである。
イメージセンサーにより、該センサーの対向位置に設け
られたローラ軸上の回転式部材の表面色を読み取り、原
稿の画像情報を読み取る際の基準色とする読取装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ等の比較的小型の読
取装置にあっては、ユニット化されていて小型化が可能
であることや、メンテナンス及び取り扱いが容易である
ことから、レンズとCCDとを用いた縮少光学系読取装
置から、密着型イメージセンサーを用いる読取装置に置
き変わる傾向にある。また、画質面でも従来の白黒二値
画像の読取装置から、写真等を階調読みする読取装置へ
と高品位化が要求されている。実際に写真等を読み取る
場合、64階調以上必要とされる。具体的には階調を決
定するには階調の基準となる基準色のレベルを定め、そ
れをもとに各階調レベルを決定する方法が行われる。
取装置にあっては、ユニット化されていて小型化が可能
であることや、メンテナンス及び取り扱いが容易である
ことから、レンズとCCDとを用いた縮少光学系読取装
置から、密着型イメージセンサーを用いる読取装置に置
き変わる傾向にある。また、画質面でも従来の白黒二値
画像の読取装置から、写真等を階調読みする読取装置へ
と高品位化が要求されている。実際に写真等を読み取る
場合、64階調以上必要とされる。具体的には階調を決
定するには階調の基準となる基準色のレベルを定め、そ
れをもとに各階調レベルを決定する方法が行われる。
【0003】従来、密着型イメージセンサーを用いた読
取装置で基準色レベルを定める方法として図8に示すよ
うに、密着型イメージセンサー51の対向位置に回転ロ
ーラ52を設け、原稿画像の読み取りを行う前に前記回
転ローラ52の表面色を密着型イメージセンサー51で
読み取り、その読み取った色を基準色として用いて原稿
50の画像情報の読み取りを行うよう構成されている。 一般に、回転ローラ52の表面色は白色に構成され、そ
の色を基準色として用いている。そして密着型イメージ
センサー51表面の凹凸によらず該センサー51表面に
密着させているため、弾力性のある白色のゴム剤を主に
用いている。 尚、54は押圧バネであって、密着型イメージセンサー
51が回転ローラ52に圧接するよう付勢している。
取装置で基準色レベルを定める方法として図8に示すよ
うに、密着型イメージセンサー51の対向位置に回転ロ
ーラ52を設け、原稿画像の読み取りを行う前に前記回
転ローラ52の表面色を密着型イメージセンサー51で
読み取り、その読み取った色を基準色として用いて原稿
50の画像情報の読み取りを行うよう構成されている。 一般に、回転ローラ52の表面色は白色に構成され、そ
の色を基準色として用いている。そして密着型イメージ
センサー51表面の凹凸によらず該センサー51表面に
密着させているため、弾力性のある白色のゴム剤を主に
用いている。 尚、54は押圧バネであって、密着型イメージセンサー
51が回転ローラ52に圧接するよう付勢している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、回転ローラ52は原稿50の裏面に密着しなが
ら原稿50の搬送を行うものであり、何枚かの原稿50
を搬送しているうちに原稿50に付着しているゴミや汚
れ、例えば両面にコピーが施されている原稿50ではト
ナー55が回転ローラ52に付着して該回転ローラ52
表面が徐々に汚れてしまう(図8参照)。また、従来は
回転ローラ52表面に汚れが付きにくい処理、例えばフ
ッ素コーティング等が行われることがあるが、前記回転
ローラ52にこのような特別な処理を行うことはコスト
を大きく引き上げる原因となる。更に白色の回転ローラ
52自体、不純物の混入防止等のため、加工する際にか
なりの技術を必要とし、結果的にコストアップとなるこ
とは避けられない。
例では、回転ローラ52は原稿50の裏面に密着しなが
ら原稿50の搬送を行うものであり、何枚かの原稿50
を搬送しているうちに原稿50に付着しているゴミや汚
れ、例えば両面にコピーが施されている原稿50ではト
ナー55が回転ローラ52に付着して該回転ローラ52
表面が徐々に汚れてしまう(図8参照)。また、従来は
回転ローラ52表面に汚れが付きにくい処理、例えばフ
ッ素コーティング等が行われることがあるが、前記回転
ローラ52にこのような特別な処理を行うことはコスト
を大きく引き上げる原因となる。更に白色の回転ローラ
52自体、不純物の混入防止等のため、加工する際にか
なりの技術を必要とし、結果的にコストアップとなるこ
とは避けられない。
【0005】そのため、白色ローラ(回転ローラ52)
の代わりに白色プレートを設け、該プレートを原稿の搬
送経路に挿入して構成する装置が考えられているが、原
稿の搬送を行う際に前記白色プレートが邪魔になること
が考えられ、これを改善するには白色プレートを搬送経
路中から外さなければならず、従って装置が複雑になる
と共に白色プレートの出し入れに時間がかかり、更に原
稿搬送路と略同位置,同方向で白色プレートを動かすこ
とになるため、原稿の紙詰まりの原因となる危険性があ
った。
の代わりに白色プレートを設け、該プレートを原稿の搬
送経路に挿入して構成する装置が考えられているが、原
稿の搬送を行う際に前記白色プレートが邪魔になること
が考えられ、これを改善するには白色プレートを搬送経
路中から外さなければならず、従って装置が複雑になる
と共に白色プレートの出し入れに時間がかかり、更に原
稿搬送路と略同位置,同方向で白色プレートを動かすこ
とになるため、原稿の紙詰まりの原因となる危険性があ
った。
【0006】本発明は上記従来技術の課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、ローラ
表面に特殊な処理を行うことなく、またローラ自体の加
工に特別な技術を要することなく、簡単な機構で信頼性
が高く安価な読取装置を提供しようとするものである。
めになされたもので、その目的とするところは、ローラ
表面に特殊な処理を行うことなく、またローラ自体の加
工に特別な技術を要することなく、簡単な機構で信頼性
が高く安価な読取装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、以下
に述べる実施例に適用される代表的な手段は、原稿の画
像情報を密着状態で読み取る密着型イメージセンサーと
、前記密着型イメージセンサーの対向位置で密着状態で
回転する回転ローラとを有する読取装置において、前記
回転ローラと同軸上に回動可能な基準色部材を設け、前
記基準色部材の表面を前記密着型イメージセンサーで読
み取ることにより、原稿の画像情報を読み取る際の基準
色とするよう構成したことを特徴とする。
に述べる実施例に適用される代表的な手段は、原稿の画
像情報を密着状態で読み取る密着型イメージセンサーと
、前記密着型イメージセンサーの対向位置で密着状態で
回転する回転ローラとを有する読取装置において、前記
回転ローラと同軸上に回動可能な基準色部材を設け、前
記基準色部材の表面を前記密着型イメージセンサーで読
み取ることにより、原稿の画像情報を読み取る際の基準
色とするよう構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】前記手段によれば、回転ローラと同軸上に回動
可能な基準色部材を設け、原稿の読み取りを行う前に該
基準色部材の表面を前記センサーの読取面に当接するよ
うに回動し、該基準色部材の表面色を読み取ることによ
って原稿画像を読み取る際の基準色とするので、原稿に
付着したゴミや汚れ等による基準色の劣化を防止するこ
とができる。
可能な基準色部材を設け、原稿の読み取りを行う前に該
基準色部材の表面を前記センサーの読取面に当接するよ
うに回動し、該基準色部材の表面色を読み取ることによ
って原稿画像を読み取る際の基準色とするので、原稿に
付着したゴミや汚れ等による基準色の劣化を防止するこ
とができる。
【0009】
【実施例】次に前記手段をファクシミリ装置に適用した
一実施例を例示して説明する。
一実施例を例示して説明する。
【0010】〔第一実施例〕図1乃至図4は本発明に係
る装置の読取部を示す図であって、図7は本願読取部を
構成した装置の一部断面図である。図7に示すように、
図中破線cは搬送経路であって、該搬送経路cに沿って
原稿の分離,給送,読み取り及び排出が順に行われる。 先ず原稿載置台1上にセットされた原稿は、分離ローラ
2aと該分離ローラ2aに押圧される押圧片2bとから
なる分離部2により一枚ずつに分離され、該原稿を給送
するための給送ローラ3a,3bからなる給送部3によ
り読取部4に送られる。読取部4は給送部3から搬送さ
れた原稿の画像情報を読み取る密着型イメージセンサー
11と、前記密着型イメージセンサー11上面と対向し
て該上面の読取位置11aに原稿を密着させつつ搬送す
る回転ローラ13と、読み取りの際の基準色となる白色
部材15とにより構成されている。前記読取部4により
原稿画像の読み取りが終了すると、原稿を排出するため
の排出ローラ5a,5bからなる排出部5により装置外
部に設けられた排出トレイ6へ排出されるように構成さ
れている。
る装置の読取部を示す図であって、図7は本願読取部を
構成した装置の一部断面図である。図7に示すように、
図中破線cは搬送経路であって、該搬送経路cに沿って
原稿の分離,給送,読み取り及び排出が順に行われる。 先ず原稿載置台1上にセットされた原稿は、分離ローラ
2aと該分離ローラ2aに押圧される押圧片2bとから
なる分離部2により一枚ずつに分離され、該原稿を給送
するための給送ローラ3a,3bからなる給送部3によ
り読取部4に送られる。読取部4は給送部3から搬送さ
れた原稿の画像情報を読み取る密着型イメージセンサー
11と、前記密着型イメージセンサー11上面と対向し
て該上面の読取位置11aに原稿を密着させつつ搬送す
る回転ローラ13と、読み取りの際の基準色となる白色
部材15とにより構成されている。前記読取部4により
原稿画像の読み取りが終了すると、原稿を排出するため
の排出ローラ5a,5bからなる排出部5により装置外
部に設けられた排出トレイ6へ排出されるように構成さ
れている。
【0011】次に前記読取部4の構成について説明する
と、図1及び図2に示すように、前記密着型イメージセ
ンサー11は下方からバネ12により押圧されている。 該センサー11の対向位置には原稿10を図中矢印c方
向へ搬送するための回転ローラ13が当接して設けられ
ている。該回転ローラ13の軸14上には回動可能な白
色部材15が設けられている。該白色部材15は前記セ
ンサー11が原稿10の画像情報を読み取る際の基準色
となるものである。また前記軸14端部にはバネクラッ
チ16を介して歯車17が取り付けられており、該歯車
17には駆動モーター18に一体的に取り付けられた歯
車19が噛合している。従って該モーター18を駆動す
ることによって、その駆動力が歯車19,17を介して
軸14に伝達され、回転ローラ13又は白色部材15が
回動されるよう構成されている。
と、図1及び図2に示すように、前記密着型イメージセ
ンサー11は下方からバネ12により押圧されている。 該センサー11の対向位置には原稿10を図中矢印c方
向へ搬送するための回転ローラ13が当接して設けられ
ている。該回転ローラ13の軸14上には回動可能な白
色部材15が設けられている。該白色部材15は前記セ
ンサー11が原稿10の画像情報を読み取る際の基準色
となるものである。また前記軸14端部にはバネクラッ
チ16を介して歯車17が取り付けられており、該歯車
17には駆動モーター18に一体的に取り付けられた歯
車19が噛合している。従って該モーター18を駆動す
ることによって、その駆動力が歯車19,17を介して
軸14に伝達され、回転ローラ13又は白色部材15が
回動されるよう構成されている。
【0012】前記白色部材15は回転ローラ13の外周
面の略半面を覆うように形成され、該ローラ13の軸1
4と同軸上に回動可能に取り付けられている。該白色部
材15は原稿等の階調読みを行う際の基準レベルを定め
るための基準色となるものであり、前記密着型イメージ
センサー11が原稿10の画像情報の読み取りを行う前
に読み取らせるよう構成されている。
面の略半面を覆うように形成され、該ローラ13の軸1
4と同軸上に回動可能に取り付けられている。該白色部
材15は原稿等の階調読みを行う際の基準レベルを定め
るための基準色となるものであり、前記密着型イメージ
センサー11が原稿10の画像情報の読み取りを行う前
に読み取らせるよう構成されている。
【0013】先ず図1に示す如き歯車19が図中矢印a
′方向に回転するように前記モーター18を駆動すると
、歯車19に噛合された前記歯車17が図中矢印a方向
に回転する。該歯車17が矢印a方向に回転すると、バ
ネクラッチ16が締まり前記駆動モーター18の駆動力
が前記白色部材15に伝達され(クラッチON状態)、
該白色部材15は矢印a方向に回転し図4に示す如き状
態になる。この状態のとき白色部材15の外周面を前記
密着型イメージセンサー11が読み取り、原稿10の画
像情報を読み取る際の基準色とするのである。該白色部
材15の外周面の読み取りが終了すると、駆動モーター
18が図1に示す如き矢印b′方向に逆回転し始め、該
モーター18の駆動力は歯車19を介して歯車17に伝
達され、該歯車17が図中矢印b方向に回転し前記バネ
クラッチ16が緩む(クラッチOFF状態)。すると前
記白色部材15は開放され、該白色部材15の端部のピ
ン15aに掛けられた引張バネ20の力によって、図4
に示す状態から図3に示す状態へ戻される。その際、白
色部材15が回りすぎないようにストッパー21が設け
られている。
′方向に回転するように前記モーター18を駆動すると
、歯車19に噛合された前記歯車17が図中矢印a方向
に回転する。該歯車17が矢印a方向に回転すると、バ
ネクラッチ16が締まり前記駆動モーター18の駆動力
が前記白色部材15に伝達され(クラッチON状態)、
該白色部材15は矢印a方向に回転し図4に示す如き状
態になる。この状態のとき白色部材15の外周面を前記
密着型イメージセンサー11が読み取り、原稿10の画
像情報を読み取る際の基準色とするのである。該白色部
材15の外周面の読み取りが終了すると、駆動モーター
18が図1に示す如き矢印b′方向に逆回転し始め、該
モーター18の駆動力は歯車19を介して歯車17に伝
達され、該歯車17が図中矢印b方向に回転し前記バネ
クラッチ16が緩む(クラッチOFF状態)。すると前
記白色部材15は開放され、該白色部材15の端部のピ
ン15aに掛けられた引張バネ20の力によって、図4
に示す状態から図3に示す状態へ戻される。その際、白
色部材15が回りすぎないようにストッパー21が設け
られている。
【0014】前述したように白色部材15の読み取りを
行う場合、読取開始の合図として、例えば図3に示すよ
うに読取部4の手前に原稿検出センサー22を設け、該
センサー22のON・OFF状態によって判断する方法
が考えられる。また前記白色部材15はバネクラッチ1
6により、基準色の読み取りを行う場合は矢印a方向へ
回転し、原稿10の画像情報の読み取りを行う場合は開
放され矢印b方向へは回転しないよう構成されているた
め、白色部材15が原稿10の画像読取動作を妨げるこ
とはない。
行う場合、読取開始の合図として、例えば図3に示すよ
うに読取部4の手前に原稿検出センサー22を設け、該
センサー22のON・OFF状態によって判断する方法
が考えられる。また前記白色部材15はバネクラッチ1
6により、基準色の読み取りを行う場合は矢印a方向へ
回転し、原稿10の画像情報の読み取りを行う場合は開
放され矢印b方向へは回転しないよう構成されているた
め、白色部材15が原稿10の画像読取動作を妨げるこ
とはない。
【0015】〔他の実施例〕前記第一実施例は白黒原稿
及び白黒写真等の階調読みを行うため、基準色部材とし
て白色部材15を設けたが、他の実施例ではカラーコピ
ー原稿及びカラー写真等の階調読みを行うため、赤色,
緑色,青色(以下、R.G.B.と記す)の各カラー3
原色の基準色レベルをそれぞれ定め、その基準色レベル
を元に各階調レベルを決定する装置を構成した。
及び白黒写真等の階調読みを行うため、基準色部材とし
て白色部材15を設けたが、他の実施例ではカラーコピ
ー原稿及びカラー写真等の階調読みを行うため、赤色,
緑色,青色(以下、R.G.B.と記す)の各カラー3
原色の基準色レベルをそれぞれ定め、その基準色レベル
を元に各階調レベルを決定する装置を構成した。
【0016】以下、他の実施例の読取部30の構成につ
いて説明する。尚、基本的な構成は前記第一実施例と同
様である。図5及び図6に示すように、カラーコピー原
稿及びカラー写真等の階調読みを行うための基準色部材
として、R.G.B.のカラー3原色を有するカラー3
原色部材31を形成し、前記第一実施例同様に回転ロー
ラ13の軸14上に回動可能に取り付ける。該カラー3
原色部材31の3原色を密着型イメージセンサー32に
読み取らせるのであるが、該センサー32は前記カラー
3原色部材31の3原色をそれぞれ読み取るため、赤色
を読み取るセンサー32R,緑色を読み取るセンサー3
2G,青色を読み取るセンサー32Bを一体的に構成し
ている。
いて説明する。尚、基本的な構成は前記第一実施例と同
様である。図5及び図6に示すように、カラーコピー原
稿及びカラー写真等の階調読みを行うための基準色部材
として、R.G.B.のカラー3原色を有するカラー3
原色部材31を形成し、前記第一実施例同様に回転ロー
ラ13の軸14上に回動可能に取り付ける。該カラー3
原色部材31の3原色を密着型イメージセンサー32に
読み取らせるのであるが、該センサー32は前記カラー
3原色部材31の3原色をそれぞれ読み取るため、赤色
を読み取るセンサー32R,緑色を読み取るセンサー3
2G,青色を読み取るセンサー32Bを一体的に構成し
ている。
【0017】前記読取部30による読取動作は前記第一
実施例と同様にして、駆動モーター18を駆動して歯車
19に噛合された歯車17を図中矢印a方向に回転させ
てバネクラッチ16を締め、前記駆動モーター18の駆
動力をカラー3原色部材31に伝達する(クラッチON
状態)。該カラー3原色部材31は矢印a方向に回転し
図6に示す如き状態になる。この状態からカラー3原色
部材31の赤色,緑色,青色を前記密着型イメージセン
サー32により順に読み取る。その読み取った色を原稿
10の画像情報を読み取る際の基準色とする。該カラー
3原色部材31の外周面の読み取りが終了すると、駆動
モーター18が逆回転しバネクラッチ16が緩み(クラ
ッチOFF状態)、該カラー3原色部材31が開放され
て引張バネ20の力により図6に示す状態から図5に示
す状態へ戻される。読取部30を上述のように構成する
ことによってカラーコピー原稿及びカラー写真等の読み
取りを正確に行うことが可能となり、また原稿等に付着
したゴミや汚れ等による基準色の劣化を防止することが
可能となる。
実施例と同様にして、駆動モーター18を駆動して歯車
19に噛合された歯車17を図中矢印a方向に回転させ
てバネクラッチ16を締め、前記駆動モーター18の駆
動力をカラー3原色部材31に伝達する(クラッチON
状態)。該カラー3原色部材31は矢印a方向に回転し
図6に示す如き状態になる。この状態からカラー3原色
部材31の赤色,緑色,青色を前記密着型イメージセン
サー32により順に読み取る。その読み取った色を原稿
10の画像情報を読み取る際の基準色とする。該カラー
3原色部材31の外周面の読み取りが終了すると、駆動
モーター18が逆回転しバネクラッチ16が緩み(クラ
ッチOFF状態)、該カラー3原色部材31が開放され
て引張バネ20の力により図6に示す状態から図5に示
す状態へ戻される。読取部30を上述のように構成する
ことによってカラーコピー原稿及びカラー写真等の読み
取りを正確に行うことが可能となり、また原稿等に付着
したゴミや汚れ等による基準色の劣化を防止することが
可能となる。
【0018】
【発明の効果】従来は密着型イメージセンサーの対向位
置に密着して設けられたローラの表面色を読み取り、そ
れを基準色としたが、本発明は前述したように、回転ロ
ーラの軸と同軸上に回動可能に設けられた基準色部材を
、原稿画像を読み取る前に回転し、密着型イメージセン
サーに基準色として読み取らせるよう構成したので、原
稿のゴミや汚れ等により回転ローラに汚れが生じても、
常に正確な基準色レベルが得られる。また前記構成によ
って、回転ローラに汚れ防止等の特殊な処理を施す必要
がなく、技術的に一般的であり安価な回転ローラを提供
することができる。更に前述したように回転ローラの軸
上の回動可能に基準色部材を設けただけの簡単な機構で
あるため、信頼性の高い動作が得られる。
置に密着して設けられたローラの表面色を読み取り、そ
れを基準色としたが、本発明は前述したように、回転ロ
ーラの軸と同軸上に回動可能に設けられた基準色部材を
、原稿画像を読み取る前に回転し、密着型イメージセン
サーに基準色として読み取らせるよう構成したので、原
稿のゴミや汚れ等により回転ローラに汚れが生じても、
常に正確な基準色レベルが得られる。また前記構成によ
って、回転ローラに汚れ防止等の特殊な処理を施す必要
がなく、技術的に一般的であり安価な回転ローラを提供
することができる。更に前述したように回転ローラの軸
上の回動可能に基準色部材を設けただけの簡単な機構で
あるため、信頼性の高い動作が得られる。
【図1】本発明を実施したファクシミリ装置の読取部を
示した斜視図である。
示した斜視図である。
【図2】前記読取部の断面説明図である。
【図3】前記読取部の読取動作を示した説明図である。
【図4】前記読取部の読取動作を示した説明図である。
【図5】他の実施例における読取部の読取動作を示した
説明図である。
説明図である。
【図6】他の実施例における読取部の読取動作を示した
説明図である。
説明図である。
【図7】本発明を実施したファクシミリ装置の一部断面
図である。
図である。
【図8】従来の読取部を示した説明図である。
1は原稿載置台、2は分離部、2aは分離ローラ、2b
は押圧片、3は給送部、3a,3bは給送ローラ、4は
読取部、5は排出部、5a,5bは排出ローラ、6は排
出トレイ、10は原稿、11は密着型イメージセンサー
、11aは読取位置、12はバネ、13は回転ローラ、
14は軸、15は白色部材、15aはピン、16はバネ
クラッチ、17,19は歯車、18は駆動モーター、2
0は引張バネ、21はストッパー、22は原稿検出セン
サー、30は読取部、31はカラー3原色部材、32は
密着型イメージセンサー、32R,32G,32Bはセ
ンサーである。
は押圧片、3は給送部、3a,3bは給送ローラ、4は
読取部、5は排出部、5a,5bは排出ローラ、6は排
出トレイ、10は原稿、11は密着型イメージセンサー
、11aは読取位置、12はバネ、13は回転ローラ、
14は軸、15は白色部材、15aはピン、16はバネ
クラッチ、17,19は歯車、18は駆動モーター、2
0は引張バネ、21はストッパー、22は原稿検出セン
サー、30は読取部、31はカラー3原色部材、32は
密着型イメージセンサー、32R,32G,32Bはセ
ンサーである。
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿の画像情報を密着状態で読み取る
密着型イメージセンサーと、前記密着型イメージセンサ
ーの対向位置で密着状態で回転する回転ローラとを有す
る読取装置において、前記回転ローラと同軸上に回動可
能な基準色部材を設け、前記基準色部材の表面を前記密
着型イメージセンサーで読み取ることにより、原稿の画
像情報を読み取る際の基準色とするよう構成したことを
特徴とする読取装置。 - 【請求項2】 白色の基準色部材を設け、原稿の画像
情報を読み取る際に前記基準色部材の白色を読み取り、
前記白色を基準色とした前記請求項1記載の読取装置。 - 【請求項3】 赤色,緑色,青色のカラー3原色の基
準色部材を設けると共に、赤色,緑色,青色のカラー3
原色をそれぞれ読み取るセンサーを有する密着型イメー
ジセンサーを設け、原稿の画像情報を読み取る際に前記
基準色部材の3色を前記各センサー毎に読み取り、前記
カラー3原色を基準色とした前記請求項1記載の読取装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41303790A JPH04223666A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP41303790A JPH04223666A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04223666A true JPH04223666A (ja) | 1992-08-13 |
Family
ID=18521749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP41303790A Pending JPH04223666A (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04223666A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000028727A1 (fr) * | 1998-11-09 | 2000-05-18 | Rohm Co., Ltd. | Tete de lecture/ecriture d'image inngrale, processeur d'images dote de ladite tete, tete de lecture d'image et tete d'impression |
-
1990
- 1990-12-25 JP JP41303790A patent/JPH04223666A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000028727A1 (fr) * | 1998-11-09 | 2000-05-18 | Rohm Co., Ltd. | Tete de lecture/ecriture d'image inngrale, processeur d'images dote de ladite tete, tete de lecture d'image et tete d'impression |
US6947184B1 (en) | 1998-11-09 | 2005-09-20 | Rohm Co., Ltd. | Integral image readin/writing head, image processor provided with this, image reading head and print head |
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