JPH06233064A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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Publication number
JPH06233064A
JPH06233064A JP5039316A JP3931693A JPH06233064A JP H06233064 A JPH06233064 A JP H06233064A JP 5039316 A JP5039316 A JP 5039316A JP 3931693 A JP3931693 A JP 3931693A JP H06233064 A JPH06233064 A JP H06233064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
document feeder
automatic document
back platen
density
Prior art date
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Pending
Application number
JP5039316A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Kobayashi
一好 小林
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP5039316A priority Critical patent/JPH06233064A/ja
Publication of JPH06233064A publication Critical patent/JPH06233064A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 濃度基準設定部が汚れの影響を受けにくく
し、常に適正な濃度の画像を得る。 【構成】 バックプラテンとしてのロール21の外周面
は白色塗料で着色するか、あるいは白色フイルムを巻回
して、濃度基準設定部となる基準白色エリア21aを形
成している。このロールは搬送ロール5の回転駆動伝達
系から減速機構を介して低速駆動される。ロール表面は
原稿の摺接によって紙粉などで汚れ、それに伴って基準
白色エリアも汚染されるが、原稿の搬送と同期してロー
ルが回転駆動されることにより、原稿が摺接していない
新しい面が常に画像読取部6に対向する。この面の基準
白色エリアによる基準色情報に基づいて原稿の画像読取
情報を適正な濃度で画像処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿移動中に画像を読
み取る方式の画像形成装置に用いられる自動原稿送り装
置に係り、特に画像読取部に対向して配置される濃度基
準設定部の汚れによる画像濃度の変化を防止するのに好
適な原稿移動型画像読取り装置(以下CVTと記す)に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル画像形成装置においては、適正
な濃度の画像を得るための濃度基準設定部が不可欠なも
のとなってきた。通常、濃度基準設定部は白色基準板を
使ってイメージ入力処理部側に白レベルを記憶するよう
に構成されており、この白レベルを基準にして濃度制御
が行われている。この種の装置は、例えば特開昭59−
204504号公報に記載されている。
【0003】CVT型画像読取装置の一例の構成を図4
に示す。原稿1は原稿載置台2上に積み重ねられて載置
される。原稿載置台上の原稿を最下部から1枚づつ分離
し、搬送する搬送ベルト3とリタードロール4が設けら
れており、ここで分離された原稿は第1の搬送回転体と
しての搬送ロール5によりCCDイメージセンサからな
る画像読取部6に導かれる。そして、画像読取部にて読
み取りが終了した原稿は第2の搬送回転体としての排出
ロール5を介して排出トレイ10に排出される。画像読
取部6にはプラテンガラス7が設けられており、このプ
ラテンガラス6を挟んで対峙された、原稿案内手段とし
てのバックプラテン8が配置されている。
【0004】例えば、CVT型画像読取装置と光学的読
取装置の移動により原稿画像を読み取る方式が組み合わ
されて構成された複合型画像形成装置の場合、プラテン
ガラス9に対して第1および第2の搬送回転体の配置は
機構的にバックプラテン8より離れた位置になっている
ため、図示のように原稿はバックプラテン8に沿って搬
送される。そのため、原稿は第2の搬送回転体としての
排出ロール9によって排出トレイ10上に排出される。
なお、符号11は搬送される原稿1を検出するレジセン
サである。バックプラテン8の画像読取部6に対向する
面8aは白色に着色されており、この白色は原稿1が存
在しないときに画像読取部6が読み取り、イメージ入力
処理部に白色基準として記憶し、常に適正な濃度の画像
が得られるように構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
CVT型画像読取装置によると、搬送ロールの回転速度
より排出ロールの回転速度の方が僅かに速く、両ロール
間で原稿がひき張られるようになっているため、図5に
示すようにバックプラテンの白色面が原稿によって常に
摺接される。この結果、白色面の汚れによって白色基準
が変化するため、適正な濃度の画像が得られないという
問題があった。本発明の目的は、濃度基準設定部が汚れ
の影響を受けにくくし、常に適正な濃度の画像を得るこ
とができるCVT型画像読取装置に用いられる自動原稿
送り装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明は固定された画像読取部を
挟んで、原稿を等速で移動させる第1の搬送手段と第2
の搬送手段が設けられ、前記画像読取部に対向して配置
され、原稿の画像読取面とは反対側を沿わせて搬送させ
るバックプラテンを備えた自動原稿送り装置において、
前記バックプラテンを可動自在に設け、前記画像読取部
に対向する面に濃度基準設定部を設けると共に、前記原
稿の搬送手段の作動に同期して駆動させ、前記原稿の読
み取りに応じて新しい濃度基準設定部にする構成にあ
る。 請求項2に記載の本発明は、請求項1記載のバッ
クプラテンを回転体とした構成にある。請求項3に記載
の本発明は、請求項1記載のバックプラテンを無端ベル
トとした構成にある。請求項4に記載の本発明は、請求
項3記載の無端ベルトが基準色に着色されたフィルムに
よって形成されている構成にある。請求項5に記載の本
発明は、請求項2または3記載の濃度基準設定部の汚れ
を検出する手段を設け、該検出信号に基づいてバックプ
ラテンの駆動を制御する構成にある。
【0007】
【作用】バックプラテンとしての回転体や無端ベルトの
表面は原稿の摺接によって紙粉などで汚れ、それに伴っ
て濃度基準設定部も汚染される。しかし上記の構成によ
ると原稿の搬送と同期し、または濃度基準設定部の汚れ
検知情報にてバックプラテンが駆動されることにより、
原稿が摺接していない新しい面が常に画像読取部に対向
する。したがって、汚れていない濃度基準設定部を読み
取って基準色情報を記憶させることにより、この情報に
基づいて原稿の画像読取情報を適正な濃度で画像処理す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の自動原稿送り装置の実施例
を説明する。図1は本発明の第1の実施例によるバック
プラテンの構成を示す。本実施例の特徴はバックプラテ
ンをロール21で構成したことにある。なお、自動原稿
送り装置全体の構成は図4に示す従来例の場合とほぼ同
様であるので、対応する構成要素には同一の符号を付け
て示し、その説明は通宜省略する。
【0009】ロール21の外周面は基準色となる白色塗
料が塗布されているか、あるいは白色フイルムが巻回さ
れていて、濃度基準設定部となる基準白色エリア21a
を形成している。このロール21は、搬送ロール5の回
転駆動伝達系から図示しない減速機構を介して非常に遅
い速度で回転駆動される。また基準白色部の他の構成と
して、図2に示すように、ロール21の外周面に搬送さ
れてくる原稿が摺接しない非接触部を設け、この非接触
部に基準白色部を形成しても良い。
【0010】本実施例によれば、搬送ロール5によって
原稿1がロール21に沿って搬送されるとき、ロール2
1の基準白色エリア21aは少しずつ新しい面がでてく
るので、原稿が摺接しても同じ部分に紙粉などが蓄積さ
れることが少なくなり、固定された基準白色エリアに比
べて汚れにくくなる。図3は本発明の第2の実施例によ
るバックプラテンの構成を示す。本実施例の特徴はバッ
クプラテンを無端ベルト31により構成したことにあ
る。
【0011】無端ベルト31は、白色フィルムをループ
状に形成したものを用い、白色フィルム自体で基準白色
エリア31aを形成している。この無端ベルト31はプ
ラテンガラス9に近接して配置された駆動ロール32と
2つの従動ロール32に張架されている。駆動ロール3
3は搬送ロール5の回転から図示しない。減速機構を介
して非常に遅い速度で回転駆動されるようになってい
る。本実施例によっても第1の実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0012】上記各実施例ではロールまたは無端ベルト
が搬送ロールの回転駆動伝達系から駆動力を得る場合に
ついて説明したが、他の駆動源によって低速回転させて
もよい。またロールまたは無端ベルトの回転方向は原稿
の搬送方向に対して、図に示すように同じ方向でも、反
対の方向でもよい。さらに、基準白色エリアの汚れを検
出する手段を設け、この汚れが規定値以上となったとき
にロールまたは無端ベルトを一定量回転させて、新しい
面を出すようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像読取部に対向して配置された原稿の濃度基準設定部
を、原稿の読み取りに応じて駆動される構成としたこと
により、常に新しい面によって基準色を読み取り、適正
な濃度の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動原稿送り装置の第1の実施例に
よるロール構造のバックプラテンの構成を示す側面図で
ある。
【図2】 ロール構造のバックプラテンの他の実施例の
側面図である。
【図3】 本発明の自動原稿送り装置の第2の実施例に
よる無端ベルト構造のバックプラテンの構成を示す側面
図である。
【図4】 光学的読取装置を移動させて原稿画像を読み
取る方式(CVT)と原稿を移動させながら原稿画像を
読み取る方式を組み合わせて構成された画像形成装置に
於けるCVT型画像読取装置の自動原稿送り装置の一例
の概略構成を示す側面図である。
【図5】 従来のバックプラテンの構成を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1…原稿、5…搬送ロール(第1の搬送回転体)、6…
画像読取部、7…プラテンガラス(原稿台)、9…排出
ロール(第2の搬送回転体)、21…ロール(バックプ
ラテン)、21a,31a…基準白色エリア(濃度基準
設定部)、31…無端ベルト(バックプラテン)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定された画像読取部を挟んで、原稿を
    等速で移動させる第1の搬送手段と第2の搬送手段が設
    けられ、前記画像読取部に対向して配置され、原稿の画
    像読取面とは反対側を沿わせて搬送させるバックプラテ
    ンを備えた自動原稿送り装置において、 前記バックプラテンを可動自在に設け、前記画像読取部
    に対向する面に濃度基準設定部を設けると共に、前記原
    稿の搬送手段の作動に同期して駆動させ、前記原稿の読
    み取りに応じて新しい濃度基準設定部にすることを特徴
    とする自動原稿送り装置。
  2. 【請求項2】 前記バックプラテンが回転体で構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り装
    置。
  3. 【請求項3】 前記バックプラテンが無端ベルトで構成
    されていることを特徴とする請求項1記載の自動原稿送
    り装置。
  4. 【請求項4】 前記無端ベルトが基準色に着色されたフ
    ィルムによって形成されていることを特徴とする請求項
    3記載の自動原稿送り装置。
  5. 【請求項5】 前記濃度基準設定部の汚れを検出する手
    段を設け、該検出信号に基づいてバックプラテンの駆動
    を制御することを特徴とする請求項2,3または4記載
    の自動原稿送り装置。
JP5039316A 1993-02-03 1993-02-03 自動原稿送り装置 Pending JPH06233064A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5039316A JPH06233064A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 自動原稿送り装置

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JP5039316A JPH06233064A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 自動原稿送り装置

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Publication Number Publication Date
JPH06233064A true JPH06233064A (ja) 1994-08-19

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ID=12549710

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JP5039316A Pending JPH06233064A (ja) 1993-02-03 1993-02-03 自動原稿送り装置

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