JPH05319613A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH05319613A
JPH05319613A JP4120817A JP12081792A JPH05319613A JP H05319613 A JPH05319613 A JP H05319613A JP 4120817 A JP4120817 A JP 4120817A JP 12081792 A JP12081792 A JP 12081792A JP H05319613 A JPH05319613 A JP H05319613A
Authority
JP
Japan
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roller
reading
document
conveying
original
Prior art date
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Pending
Application number
JP4120817A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kusumoto
弘 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH05319613A publication Critical patent/JPH05319613A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿送り方式の画像読取り装置で、コンタク
トガラス上を原稿を送る読取りローラがシェーディング
補正用基準白部を兼ねるものにおいて、経時的に基準白
部が汚れたり変色することなく、かつ読取り精度が劣化
しにくい画像読取り装置を提供することを目的とする。 【構成】 読取りローラ2を弾性体で作り、ローラ周面
に軸方向に延びる溝9を作り、その底面を基準白部とす
る。読取りローラ2の上流側及び下流側に搬送ローラ対
3,16を設け、読取り部の原稿搬送速度を2対の搬送
ローラにより決める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿送り方式の画像読
取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原稿送り方式の画像読取り装置では、原
稿をコンタクトガラス上を摺動搬送し、光源により原稿
画像を照射し、その反射光をイメージセンサで読取る。
【0003】その場合、原稿がコンタクトガラス表面の
読取り基準位置から離れると、ピントが外れ、解像度が
低下するので、原稿をコンタクトガラスに確実に接触さ
せるのが望ましい。特に読取りセンサとして密着型セン
サを使用する場合は、焦点深度が浅いので、より確実に
接触させる必要がある。その手段として、ゴム等の弾性
体のローラをコンタクトガラスに接触させながら回転さ
せ、ローラとコンタクトガラスとの間に原稿を挾んでロ
ーラと原稿との摩擦力により原稿を搬送する方法が採用
されている。このローラは一般に読取りローラと呼ばれ
ている。
【0004】上記方式の原稿搬送読取り装置の場合、読
取りローラにシェーディング補正用白部の機能をもたせ
ることが行なわれている。そのため読取りローラは白い
材料で作る必要があるが、白いゴム等の弾性体は原稿の
搬送を繰返し行う中に汚れ易く、その結果白基準が狂っ
てくるため、読取った画像の濃度が実際の濃度と変化す
ると云う問題が発生する。
【0005】又、読取りローラが経時的に摩耗し半径が
減少すると同じ回転速度で駆動しても線速が変化するの
で読取りローラの寿命が短くなる欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、読取りロー
ラを利用した原稿送り方式の従来の画像読取り装置の上
記の問題点、欠点にかんがみ、経時的な白基準の狂いが
少い画像読取り装置を提供することを第1の課題とし、
又読取りローラの摩耗により経時的にその半径が変化し
ても読取り精度に影響を与えることが少く長寿命が得ら
れる画像読取り装置を提供することを第2の課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の第1の課題を解決
する画像読取り装置は、コンタクトガラスに接触して回
転し、読取りのために原稿を挾持搬送する読取りローラ
を有し、該読取りローラの表面に軸方向に延設された凹
入溝が設けられ、上記読取りローラの表面の上記凹入溝
の底面部分がシェーディング補正用基準白部になってお
り、該読取りローラの回転位置検知制御手段とを有し、
シェーディング補正時には、上記読取りローラの凹入溝
が画像読取り位置にくるようにし、画像読取り時には読
取りローラを所定の線速で回転することを特徴とする。
【0008】又、第2の課題を解決する発明は、上記の
画像読取り装置において、上記の読取りローラの原稿搬
送方向上流側に第1搬送ローラ対、下流側に第2搬送ロ
ーラ対を有し、原稿搬送時原稿先端が第2搬送ローラ対
に達する迄は、線速が読取りローラ>第1搬送ローラと
なり、原稿先端が第2搬送ローラ対に達した後は、第2
搬送ローラ>読取りローラとなることを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の課題を解決する上記の構成によれば、シ
ェーディング補正用の基準白部は軸方向に延びる凹入溝
の底面に形成されているので原稿の裏面やコンタクトガ
ラス表面と接触することがなく、汚れが付着せず長期に
亘って清浄に保たれ、白基準レベルが、経時的に変化し
ない。シェーディング補正時にはローラの凹入溝が画像
読取り位置にくるようにされ、又画像読取り時には、読
取りローラは所定の線速で回転するように制御されてい
るので、シェーディング補正又画像読取りが精度高く行
われる。
【0010】又、第2の発明によれば、原稿の搬送速度
は2組の搬送ローラ対によって決定されるので、読取り
ローラの線速は多少ラフでも差支えなく、読取りローラ
が経時的摩耗により外周の線速が多少変化としても、画
像読取り精度に影響を与えることが少なく、読取りロー
ラの寿命が長くなる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0012】図1は、本発明の画像読取装置の第1実施
例の要部を示す図である。図1において、画像読取り部
はコンタクトガラス1とその上面に接触して回転する読
取りローラ2との接触部である。画像が読取られるべき
原稿は、図において右方向から挿入され、搬送ローラ3
とこれに圧接し従動回転する加圧ローラ4によって画像
読取り部に搬送される。読取りローラ2はゴム、スポン
ジ等の弾性体で作られ、コンタクトガラス1の上面との
間に原稿を挾持し読取りローラ2と原稿との摩擦力によ
り、原稿をコンタクトガラス1上を一定の速度で摺動搬
送する。原稿は光源ランプ5により照射され、原稿より
反射する画像光はミラー6を経て、レンズ、CCD等の
イメージセンサより成るカメラ7により読取られる。画
像の読取りは、読取りローラ2の上流側に設けられた原
稿センサ8による原稿先端検知信号により、読取りロー
ラ2、光源5、カメラ7が作動を開始することにより行
われる。
【0013】読取りローラ2はシェーディング補正時の
基準白部担持体を兼ねており、この実施例では、読取り
ローラの材料として白色のゴム又はスポンジ等の弾性材
料が使用されている。しかし、本発明の装置では、読取
りローラ2の外周面の色を基準白色として使用するもの
ではない。本実施例の読取りローラ2には、図2に示す
ように、その外周面に軸方向全長に亘って角形断面の凹
入溝9が形成されており、その底面の材料の色が基準白
色として利用される。
【0014】シェーディング補正時には、読取りローラ
2はその凹入溝9がコンタクトガラス1の表面に対向す
る読取り位置にくるように制御される。この目的のた
め、読取りローラ2には、図2に示す如く、軸端に溝9
に対応する位置に切欠き10aを有するエンコーダ10
が設けられ、装置機枠には、その切欠き10aの位置を
検出するセンサ11が設けられており、図示しない駆動
モータ等を制御するようになっている。
【0015】原稿読取り時には、読取りローラ2は搬送
ローラ3と同じか僅かに速い線速で回転される。読取り
ローラ2はコンタクトガラス1に対して少し食い込む位
置関係で回転することにより、凹入溝9が原稿に接触し
た状態でも搬送力が確保できる。
【0016】読取りローラの軸方向に延びる溝の底に基
準白部を形成する方法は、図3に示す如くローラ2の材
料全体を白色ゴム等の弾性体13で作る他に、図4に示
す如く、任意の色の弾性材料13aを用いて溝付きのロ
ーラ2を作った後、溝9の底面に基準白部となる白色シ
ート12を貼り付け、又は基準白色に塗装してもよい。
この方法により基準白部を作る場合は溝の底面は芯金1
4の表面であってもよい。
【0017】いずれの方法で基準白部を作るにしても、
基準白部は溝の奥の面に形成されるので、その部分が原
稿やコンタクトガラスにより擦られることはなく、経時
的に汚れが付着したり、変色して白基準のレベルが変化
することはない。
【0018】図5に示す本発明の第2実施例では、読取
りローラ2とコンタクトガラス1により構成される読取
り部の下流側にも、搬送ローラ16とこれに圧接し搬送
ローラに従動回転する加圧ローラ17とにより成る第2
搬送ローラ対が設けられている点を除いては第1実施例
の構成と同じである。第2搬送ローラ16は第1搬送ロ
ーラ3(第1実施例にも設けられていた搬送ローラ3を
この実施例では第1搬送ローラと云うことにする。)と
同じか僅かに速い線速で回転される。原稿搬送時に、原
稿先端が第2搬送ローラ16に達する迄は、線速が、
読取りローラ>第1搬送ローラ であって、原稿先端が
第2搬送ローラ16に達した後は、 第2搬送ローラ>
読取りローラ となるようにされる。
【0019】その結果、原稿の線速は2組の搬送ローラ
の線速で決められ、常に読取り部をたるみなく搬送さ
れ、読取りローラの線速をラフにすることができる。従
って、読取りローラの外径の精度をゆるやかにすること
ができ、部品が作り易くなり、また読取りローラが摩耗
して経時的に線速が変化しても、読取り部における原稿
搬送速度に影響を与えることが少なく、読取りローラの
寿命が長くなる。
【0020】なお、画像読取り光学装置は、上記実施例
の構成による他、密着型センサを用いたものであっても
よい。
【0021】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の発明によ
れば、シェーディング補正のための基準白部が原稿やコ
ンタクトガラス等によりこすられることがなく、経時的
に汚れたり変色したりすることがなく、シェーディング
補正精度が向上する。
【0022】又、請求項2に記載の発明によれば、上記
の効果に加うるに読取り部における原稿搬送速度が読取
りローラの外径の経時的変化に左右されず、精度高く保
たれるので、画像読取り精度が向上し、かつ読取りロー
ラの寿命が長くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の第1実施例の要部の構
成を示す断面図である。
【図2】その読取りローラ及び付属部光を示す斜視図で
ある。
【図3】その読取りローラの断面図である。
【図4】読取りローラの他の構成を示す断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の要部の構成を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 コンタクトガラス 2 読取りローラ 3 第1搬送ローラ 5 光源 7 カメラ 9 凹入溝 10 エンコーダ(回転位置検知手段) 11 センサ(回転位置検知手段) 12 基準白部 16 第2搬送ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトガラスに接触して回転し、読
    取りのために原稿を挾持搬送する読取りローラを有し、
    該読取りローラの表面に軸方向に延設された凹入溝が設
    けられ、上記読取りローラの表面の上記凹入溝の底面部
    分がシェーディング補正用基準白部になっており、該読
    取りローラの回転位置検知制御手段とを有し、シェーデ
    ィング補正時には、上記読取りローラの凹入溝が画像読
    取り位置にくるようにし、画像読取り時には読取りロー
    ラを所定の線速で回転することを特徴とする画像読取り
    装置。
  2. 【請求項2】 上記の読取りローラの原稿搬送方向上流
    側に第1搬送ローラ対、下流側に第2搬送ローラ対を有
    し、原稿搬送時原稿先端が第2搬送ローラ対に達する迄
    は、線速が読取りローラ>第1搬送ローラとなり、原稿
    先端が第2搬送ローラ対に達した後は、第2搬送ローラ
    >読取りローラとなることを特徴とする請求項1に記載
    の画像読取り装置。
JP4120817A 1992-05-13 1992-05-13 画像読取装置 Pending JPH05319613A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006049996A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Ricoh Co Ltd 画像読み取り装置
US7525692B2 (en) 2003-03-12 2009-04-28 Ricoh Company Ltd. Method and apparatus for image reading capable of obtaining adequate white reference data for shading correction
JP2012091875A (ja) * 2010-10-22 2012-05-17 Fuji Xerox Co Ltd 検知装置、画像形成装置
US8553295B2 (en) 2010-10-15 2013-10-08 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
US8576457B2 (en) 2010-01-28 2013-11-05 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image reading apparatus provided with a white reference member for shading correction
JP2018099851A (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 カシオ計算機株式会社 光照射装置

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