JPH07101274B2 - マイクロフイルムリ−ダ - Google Patents
マイクロフイルムリ−ダInfo
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- JPH07101274B2 JPH07101274B2 JP26133486A JP26133486A JPH07101274B2 JP H07101274 B2 JPH07101274 B2 JP H07101274B2 JP 26133486 A JP26133486 A JP 26133486A JP 26133486 A JP26133486 A JP 26133486A JP H07101274 B2 JPH07101274 B2 JP H07101274B2
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- Japan
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- microfilm
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ロールフィルムやフィッシュフィルム等のマ
イクロフィルムを駆動しながら該フィルムに写し込まれ
た多数の画像の中から所望する画像を検索し、スクリー
ン上に投影するマイクロフィルムリーダに関する。
イクロフィルムを駆動しながら該フィルムに写し込まれ
た多数の画像の中から所望する画像を検索し、スクリー
ン上に投影するマイクロフィルムリーダに関する。
従来の技術及びその問題点 ロールフィルム等のマイクロフィルムに写し込まれる画
像は正規の角度で写し込まれるのが望ましいが、特に株
券、小切手等の小さいものはデータエントリーカメラに
よって撮影されて写し込まれるために、各画像の傾きが
バラバラであるのが現状である。このような画像をマイ
クロフィルムリーダにて検索し、スクリーン上にそのま
ま投影した場合、スクリーン上で画像が傾き、大変見苦
しいので、オペレータはフィルムキャリヤ若しくはプリ
ズム付レンズを可動し、画像の傾きを修正している。
像は正規の角度で写し込まれるのが望ましいが、特に株
券、小切手等の小さいものはデータエントリーカメラに
よって撮影されて写し込まれるために、各画像の傾きが
バラバラであるのが現状である。このような画像をマイ
クロフィルムリーダにて検索し、スクリーン上にそのま
ま投影した場合、スクリーン上で画像が傾き、大変見苦
しいので、オペレータはフィルムキャリヤ若しくはプリ
ズム付レンズを可動し、画像の傾きを修正している。
しかるに、オペレータがマニュアル操作で一々画像を修
正することは手間であり、検索の高速化が図れないとい
った問題がある。
正することは手間であり、検索の高速化が図れないとい
った問題がある。
そこで本発明は、マイクロフィルムに写し込まれた画像
が傾いていても、スクリーン上に投影する場合に自動的
に正規角度に補正して高速検索を可能にする頗る有用な
マイクロフィルムリーダを提供することを目的としてい
る。
が傾いていても、スクリーン上に投影する場合に自動的
に正規角度に補正して高速検索を可能にする頗る有用な
マイクロフィルムリーダを提供することを目的としてい
る。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため本発明に係るマイクロフィルム
リーダは、マイクロフィルムに写し込まれた多数の画像
のうち所望の画像を投影位置に搬送し投影を行うマイク
ロフィルムリーダであって、投影位置へ所望の画像を搬
送中に画像の側辺の少なくとも2点を検出する側辺セン
サと、側辺センサによる検出結果を取り込み、マイクロ
フィルムに写し込まれた画像の正規の角度に対する傾き
量を演算する演算手段と、この演算によって求められた
傾き量だけ、スクリーン上に投影された画像を逆方向に
回転させて画像傾き角の補正を行う画像補正手段とを備
えてなることを特徴としている。
リーダは、マイクロフィルムに写し込まれた多数の画像
のうち所望の画像を投影位置に搬送し投影を行うマイク
ロフィルムリーダであって、投影位置へ所望の画像を搬
送中に画像の側辺の少なくとも2点を検出する側辺セン
サと、側辺センサによる検出結果を取り込み、マイクロ
フィルムに写し込まれた画像の正規の角度に対する傾き
量を演算する演算手段と、この演算によって求められた
傾き量だけ、スクリーン上に投影された画像を逆方向に
回転させて画像傾き角の補正を行う画像補正手段とを備
えてなることを特徴としている。
本発明の作用は実施例の中で詳しく説明する。
実施例 第6図は本発明が適用されたマイクロフィルムリーダの
全体外観図を示し、1はスクリーン、2はマイクロフィ
ルムの一例としてロールフィルムを収容するカセットを
挿入する挿入口、3はロールフィルムキャリヤ部、4は
ロールフィルムに写し込まれた多数の画像の中から所望
の画像を検索する為にオペレータが操作するコントロー
ル部である。
全体外観図を示し、1はスクリーン、2はマイクロフィ
ルムの一例としてロールフィルムを収容するカセットを
挿入する挿入口、3はロールフィルムキャリヤ部、4は
ロールフィルムに写し込まれた多数の画像の中から所望
の画像を検索する為にオペレータが操作するコントロー
ル部である。
第2図にマイクロフィルムリーダの内部の構成の概要を
示す。図中、5はロールフィルム6を収容するカートリ
ッジで、第6図中の挿入口2よりロールフィルムキャリ
ヤ部3内に挿入すると、内部スイッチ(図外)がオンし
て図示しないフィルム搬送駆動機構が作動し、ロールフ
ィルム6の先端が第1ガイド7を通って送りローラ8a,8
bに供給される。そして、送りローラ8a,8bの搬送力によ
って更にロールフィルム先端は第2ガイド9→エンコー
ダローラ10a,補助ローラ10b→第3ガイド11→スクリー
ン1への投影位置にある圧板部12→第4ガイド13→ガイ
ドローラ14を経て巻取リール15まで供給される。尚、こ
の巻取リール15にも図示しないフィルム搬送駆動機構が
連結されていて、カートリッジ側の搬送駆動機構と共に
ロールフィルム6を正逆両方向に搬送できるようにして
ある。前記圧板部12は中央にフィルム上の画像と略同一
の大きさを有するアパーチャの形成された固定側の上プ
レート12aと該プレートと対向する下透明板12bとからな
る。
示す。図中、5はロールフィルム6を収容するカートリ
ッジで、第6図中の挿入口2よりロールフィルムキャリ
ヤ部3内に挿入すると、内部スイッチ(図外)がオンし
て図示しないフィルム搬送駆動機構が作動し、ロールフ
ィルム6の先端が第1ガイド7を通って送りローラ8a,8
bに供給される。そして、送りローラ8a,8bの搬送力によ
って更にロールフィルム先端は第2ガイド9→エンコー
ダローラ10a,補助ローラ10b→第3ガイド11→スクリー
ン1への投影位置にある圧板部12→第4ガイド13→ガイ
ドローラ14を経て巻取リール15まで供給される。尚、こ
の巻取リール15にも図示しないフィルム搬送駆動機構が
連結されていて、カートリッジ側の搬送駆動機構と共に
ロールフィルム6を正逆両方向に搬送できるようにして
ある。前記圧板部12は中央にフィルム上の画像と略同一
の大きさを有するアパーチャの形成された固定側の上プ
レート12aと該プレートと対向する下透明板12bとからな
る。
前記下透明板12bの下方には光源16及び反射ミラー17、
平行光を作るためのコンデンサレンズ群18が設けられて
いて、光源16から発した光を平行光になおして圧板部12
a,12b間に挟まれているロールフィルム部分6aに照射し
ている。フィルム6aを透過した光はプリズム付レンズ18
及び反射ミラー、レンズからなる公知の光学系19を通っ
て適当な倍率で拡大され、スクリーン1上に投影され
る。
平行光を作るためのコンデンサレンズ群18が設けられて
いて、光源16から発した光を平行光になおして圧板部12
a,12b間に挟まれているロールフィルム部分6aに照射し
ている。フィルム6aを透過した光はプリズム付レンズ18
及び反射ミラー、レンズからなる公知の光学系19を通っ
て適当な倍率で拡大され、スクリーン1上に投影され
る。
前記上プレート12aには、ロールフィルム上の各画像に
対応して形成されたブリップマーク(不図示)を検知し
所望の画像が投影位置に達したことを検出する画像検索
センサ(第3図に20で示す。)が設けられている。この
センサのブリップマーク検出動作とロールフィルム6の
搬送駆動機構とはコントローラ4を通じて接続されてい
て、オペレータが所望するコマの画像を検索するため
に、コマ数をコントローラに入力すると、画像検索セン
サ20によってブリップマークをセンシングしつつフィル
ム搬送駆動機構によってロールフィルム6を前進若しく
は後進させて所望のコマを投影位置まで移動させる。
対応して形成されたブリップマーク(不図示)を検知し
所望の画像が投影位置に達したことを検出する画像検索
センサ(第3図に20で示す。)が設けられている。この
センサのブリップマーク検出動作とロールフィルム6の
搬送駆動機構とはコントローラ4を通じて接続されてい
て、オペレータが所望するコマの画像を検索するため
に、コマ数をコントローラに入力すると、画像検索セン
サ20によってブリップマークをセンシングしつつフィル
ム搬送駆動機構によってロールフィルム6を前進若しく
は後進させて所望のコマを投影位置まで移動させる。
前記スクリーン1の背面には、第3図に示すように画像
の側辺上の2点を検出する側辺センサα,β,α′,
β′がフィルム搬送方向の前後に2個ずつ配設されてい
る。側辺センサα,β,α′,β′としては、フィルム
上に画像の写し込まれていない透明な部分と不透明な画
像部分を識別できるものであればよく、例えばフォトダ
イオード等の光センサが使用できる。2つの側辺センサ
α,β,(α′,β′)の配設方向はフィルム搬送方向
と直交する方向、言い換えれば画像が正規角度で投影さ
れている場合における画像側辺と直交する方向である。
また、2つの側辺センサαとβ、α′とβ′の間隔lは
画像(図中、A1,A2で示す。)側辺mの長さHより小
(l<H)としてある。このように2つのセンサの間隔
lをl<Hという条件としたのは、画像が傾いていても
その側辺上の2点の検出を可能とするためである。ま
た、2つの側辺センサをフィルム搬送方向の両側に設け
たのは、フィルムが前進する場合と後進する場合の双方
において画像の傾きの補正を可能とするためである。即
ち、スクリーン1の一側にある側辺センサα,βはフィ
ルム前進時(p方向)における画像側辺を検出し、スク
リーン他側にある側辺センサα′,β′はフィルム後進
時(q方向)における画像側辺を検出する。また、いず
れの側辺センサα,β,α′,β′とも希望するコマの
画像が投影位置近くに達するまではセンシングしないデ
ィスエーブル状態とされる。例えば、150コマ目の画像
を検索する場合であると、フィルム前進時においては、
149コマ目の画像が投影位置を通過するまで側辺センサ
α,βはディスエーブル状態とされる。同様にフィルム
後進時においては151コマ目の画像が投影位置を通過す
るまで側辺センサα′,β′はディスエーブル状態とさ
れる。尚、図中、S1,S2…はブリップマークである。
の側辺上の2点を検出する側辺センサα,β,α′,
β′がフィルム搬送方向の前後に2個ずつ配設されてい
る。側辺センサα,β,α′,β′としては、フィルム
上に画像の写し込まれていない透明な部分と不透明な画
像部分を識別できるものであればよく、例えばフォトダ
イオード等の光センサが使用できる。2つの側辺センサ
α,β,(α′,β′)の配設方向はフィルム搬送方向
と直交する方向、言い換えれば画像が正規角度で投影さ
れている場合における画像側辺と直交する方向である。
また、2つの側辺センサαとβ、α′とβ′の間隔lは
画像(図中、A1,A2で示す。)側辺mの長さHより小
(l<H)としてある。このように2つのセンサの間隔
lをl<Hという条件としたのは、画像が傾いていても
その側辺上の2点の検出を可能とするためである。ま
た、2つの側辺センサをフィルム搬送方向の両側に設け
たのは、フィルムが前進する場合と後進する場合の双方
において画像の傾きの補正を可能とするためである。即
ち、スクリーン1の一側にある側辺センサα,βはフィ
ルム前進時(p方向)における画像側辺を検出し、スク
リーン他側にある側辺センサα′,β′はフィルム後進
時(q方向)における画像側辺を検出する。また、いず
れの側辺センサα,β,α′,β′とも希望するコマの
画像が投影位置近くに達するまではセンシングしないデ
ィスエーブル状態とされる。例えば、150コマ目の画像
を検索する場合であると、フィルム前進時においては、
149コマ目の画像が投影位置を通過するまで側辺センサ
α,βはディスエーブル状態とされる。同様にフィルム
後進時においては151コマ目の画像が投影位置を通過す
るまで側辺センサα′,β′はディスエーブル状態とさ
れる。尚、図中、S1,S2…はブリップマークである。
第4図に前記2つの側辺センサα,β(α′,β′)に
よって画像側辺を検出する動作を示す。画像A1が図のよ
うに傾いた状態でp方向に走行してくると、最初側辺セ
ンサβが画像側辺mを検出し、次いである時間遅れて側
辺センサαが画像側辺mを検出する。この場合、フィル
ムの搬送量はエンコーダローラ10aによって既知である
から2つのセンサα,βが画像側辺mを検出する時間差
から第4図(a)中の長さTが求まる。而して、2つの
センサα,βの間隔はlであるから、画像の傾き角θは の演算を行うことにより求まる。同様にフィルム後進時
はα′,β′の2つの側辺センサが画像側辺m′を検出
する時間差から、画像の傾きθ′が求まる(図(b)参
照)。尚、2つの側辺センサのうち一方、例えば側辺セ
ンサβ(β′)を基準センサとして、この基準センサが
画像側辺を検出する時点を基準として他方の側辺センサ
α(α′)がいつ画像側辺を検出するかによって画像が
いずれの方向に傾いているかの検出も行う。
よって画像側辺を検出する動作を示す。画像A1が図のよ
うに傾いた状態でp方向に走行してくると、最初側辺セ
ンサβが画像側辺mを検出し、次いである時間遅れて側
辺センサαが画像側辺mを検出する。この場合、フィル
ムの搬送量はエンコーダローラ10aによって既知である
から2つのセンサα,βが画像側辺mを検出する時間差
から第4図(a)中の長さTが求まる。而して、2つの
センサα,βの間隔はlであるから、画像の傾き角θは の演算を行うことにより求まる。同様にフィルム後進時
はα′,β′の2つの側辺センサが画像側辺m′を検出
する時間差から、画像の傾きθ′が求まる(図(b)参
照)。尚、2つの側辺センサのうち一方、例えば側辺セ
ンサβ(β′)を基準センサとして、この基準センサが
画像側辺を検出する時点を基準として他方の側辺センサ
α(α′)がいつ画像側辺を検出するかによって画像が
いずれの方向に傾いているかの検出も行う。
上記のような画像の傾きの演算は、第1図に示すCPUか
らなる演算手段21によって演算される。そして、演算結
果を後述するパルスモータに入力し、スクリーン上に投
影された画像をその傾き角(θ)と同一角度だけ逆方向
に回転する制御を行う。
らなる演算手段21によって演算される。そして、演算結
果を後述するパルスモータに入力し、スクリーン上に投
影された画像をその傾き角(θ)と同一角度だけ逆方向
に回転する制御を行う。
プリズム付レンズ18はそれの回転によってスクリーン上
に写し出された画像を回転し、また光路に沿う移動によ
って画像のピント合わせを行うものであり、第5図に詳
細な構成を示す。即ち、プリズム付レンズ18は図示の如
く周部にギヤ22が刻設され、上下が開口した鏡筒23内に
収納されている。鏡筒23はギヤ22の側面を、筒状ホルダ
ー24の上端面に形成した円環部分24aに載置することに
より、ホルダー24に回転自在に支承されていると共に、
その周部に形成したギヤ22に中間ギヤ25を介してパルス
モータ26が噛合させてある。パルスモータ26は第1図に
示したように演算手段としてのCPU21の指令に基づき、C
PU21で演算した画像の傾き角θ(θ′)に相当する量だ
け傾き角θ(θ′)を解消する方向に回転するので、そ
れに対応してプリズム付レンズ18をホルダー24周りに回
転する。プリズム付レンズ18が回転すると、スクリーン
1上に写し出された画像が回転するので、結果的にスク
リーン上に写し出された画像は正規角度まで自動的に回
転して補正されることになる。
に写し出された画像を回転し、また光路に沿う移動によ
って画像のピント合わせを行うものであり、第5図に詳
細な構成を示す。即ち、プリズム付レンズ18は図示の如
く周部にギヤ22が刻設され、上下が開口した鏡筒23内に
収納されている。鏡筒23はギヤ22の側面を、筒状ホルダ
ー24の上端面に形成した円環部分24aに載置することに
より、ホルダー24に回転自在に支承されていると共に、
その周部に形成したギヤ22に中間ギヤ25を介してパルス
モータ26が噛合させてある。パルスモータ26は第1図に
示したように演算手段としてのCPU21の指令に基づき、C
PU21で演算した画像の傾き角θ(θ′)に相当する量だ
け傾き角θ(θ′)を解消する方向に回転するので、そ
れに対応してプリズム付レンズ18をホルダー24周りに回
転する。プリズム付レンズ18が回転すると、スクリーン
1上に写し出された画像が回転するので、結果的にスク
リーン上に写し出された画像は正規角度まで自動的に回
転して補正されることになる。
前記プリズム付レンズ18のピント合せ機能は、フォーカ
スダイヤル27によって行うことができる。即ち、フォー
カスダイヤル27の軸先端に設けたヘリカルギヤ28と、ホ
ルダー24の外周に設けたヘリカルギヤ29とが噛合してい
ると共に、ヘリカルギヤ29の内側がヘリコイドになって
おり、フォーカスダイヤル27を回転操作すると、ヘリカ
ルギヤ29が回転するのに伴ってホルダー24が矢印C方向
(光路方向)に往復動する。この移動によってプリズム
付レンズ18が光路方向に移動し、画像のピント合せが行
われる。
スダイヤル27によって行うことができる。即ち、フォー
カスダイヤル27の軸先端に設けたヘリカルギヤ28と、ホ
ルダー24の外周に設けたヘリカルギヤ29とが噛合してい
ると共に、ヘリカルギヤ29の内側がヘリコイドになって
おり、フォーカスダイヤル27を回転操作すると、ヘリカ
ルギヤ29が回転するのに伴ってホルダー24が矢印C方向
(光路方向)に往復動する。この移動によってプリズム
付レンズ18が光路方向に移動し、画像のピント合せが行
われる。
第7図に、上記したマイクロフィルムリーダにおける画
像傾きの自動補正を説明するフローチャートを示す。先
ず、コントロール部4を操作して目的のコマ番号をセッ
トすると、エンコーダローラ10aの回転方向によってカ
ウントアップ又はカウントダウンするフィルムエンコー
ダカウンタ(図外)がクリヤされて(S1)、フィルムを
走行しつつ検索を開始する(S2)。そして、目的のコマ
の一つ前のコマが投影位置を通過すると(S3)、側辺セ
ンサα,β(α′,β′)がセンシング可能な状態とな
り、次いで、一方の側辺センサα,β(α′,β′)が
画像側辺を検出すると(S4)、フィルムエンコーダカウ
ンタが他方の側辺センサβ,α(β′,α′)にて画像
側辺を検出するまでカウントアップする(S5〜S7)。
像傾きの自動補正を説明するフローチャートを示す。先
ず、コントロール部4を操作して目的のコマ番号をセッ
トすると、エンコーダローラ10aの回転方向によってカ
ウントアップ又はカウントダウンするフィルムエンコー
ダカウンタ(図外)がクリヤされて(S1)、フィルムを
走行しつつ検索を開始する(S2)。そして、目的のコマ
の一つ前のコマが投影位置を通過すると(S3)、側辺セ
ンサα,β(α′,β′)がセンシング可能な状態とな
り、次いで、一方の側辺センサα,β(α′,β′)が
画像側辺を検出すると(S4)、フィルムエンコーダカウ
ンタが他方の側辺センサβ,α(β′,α′)にて画像
側辺を検出するまでカウントアップする(S5〜S7)。
画像検索センサにて目的のコマが投影位置に達したこと
が検出されると(S8)、フィルムの送りを停止し(S
9)、CPU21がフィルムエンコーダカウンタのカウントデ
ータ及び2つの側辺センサα,β(α′,β′)の間隔
等の諸量から画像傾き角を演算する(S10,S11)。そし
て、この演算結果に基づきパルスモータ26を駆動し、ス
クリーン1上の画像の傾きを自動補正する(S12)。
が検出されると(S8)、フィルムの送りを停止し(S
9)、CPU21がフィルムエンコーダカウンタのカウントデ
ータ及び2つの側辺センサα,β(α′,β′)の間隔
等の諸量から画像傾き角を演算する(S10,S11)。そし
て、この演算結果に基づきパルスモータ26を駆動し、ス
クリーン1上の画像の傾きを自動補正する(S12)。
尚、上記実施例では、スクリーン上の画像を回転する画
像補正手段としてプリズム付レンズ及びそれを回転する
モータで構成しているが、その他に例えばロールフィル
ムキャリヤ部全体を回転する構成としてもよい。
像補正手段としてプリズム付レンズ及びそれを回転する
モータで構成しているが、その他に例えばロールフィル
ムキャリヤ部全体を回転する構成としてもよい。
また、実施例では画像側辺を検出する側辺センサを2個
しか設けていないが、3個以上設けてもよいことは勿論
である。特に多数のセンサをマトリクス状に設ければ、
画像側辺の傾き角は、上記実施例のような演算を行わな
くても、各センサの検出信号から直ちに求めることがで
きる。
しか設けていないが、3個以上設けてもよいことは勿論
である。特に多数のセンサをマトリクス状に設ければ、
画像側辺の傾き角は、上記実施例のような演算を行わな
くても、各センサの検出信号から直ちに求めることがで
きる。
更に、実施例では、マイクロフィルムとしてロールフィ
ルムを適用した例を示したが、フィッシュフィルム或い
はアパーチャカードを使用したリーダにも本発明を適用
できることは勿論である。
ルムを適用した例を示したが、フィッシュフィルム或い
はアパーチャカードを使用したリーダにも本発明を適用
できることは勿論である。
発明の効果 以上説明したように本発明に係るマイクロフィルムリー
ダによれば、マイクロフィルムで写し込まれた画像が正
規角度から傾いていても、画像の傾きの検出に余分な時
間を要することなく、また、オペレータによる特別な操
作を必要とせず自動的に補正し、正規角度の画像に修正
してスクリーン上に写し出すことができ、高速検索を可
能にするといった効果があり、頗る使用価値の高いもの
である。
ダによれば、マイクロフィルムで写し込まれた画像が正
規角度から傾いていても、画像の傾きの検出に余分な時
間を要することなく、また、オペレータによる特別な操
作を必要とせず自動的に補正し、正規角度の画像に修正
してスクリーン上に写し出すことができ、高速検索を可
能にするといった効果があり、頗る使用価値の高いもの
である。
第1図は本発明の一実施例としてのマイクロフィルムリ
ーダの回路構成を示すブロック図、第2図はマイクロフ
ィルムリーダの内部構成を示す概略図、第3図は側辺セ
ンサの配置を示す図、第4図(a)(b)は側辺センサ
による画像側辺の検出動作を説明する図、第5図はプリ
ズム付レンズの構成を示す図、第6図はマイクロフィル
ムリーダの外観図、第7図はマイクロフィルムリーダの
行う画像傾き角補正動作を説明するフローチャートであ
る。 18……画像補正手段(プリズム付レンズ)、20……画像
検索センサ、21……演算手段、α,β,α′,β′……
側辺センサ。
ーダの回路構成を示すブロック図、第2図はマイクロフ
ィルムリーダの内部構成を示す概略図、第3図は側辺セ
ンサの配置を示す図、第4図(a)(b)は側辺センサ
による画像側辺の検出動作を説明する図、第5図はプリ
ズム付レンズの構成を示す図、第6図はマイクロフィル
ムリーダの外観図、第7図はマイクロフィルムリーダの
行う画像傾き角補正動作を説明するフローチャートであ
る。 18……画像補正手段(プリズム付レンズ)、20……画像
検索センサ、21……演算手段、α,β,α′,β′……
側辺センサ。
Claims (1)
- 【請求項1】マイクロフィルムに写し込まれた多数の画
像のうち所望の画像を投影位置に搬送し投影を行うマイ
クロフィルムリーダにおいて、 投影位置へ所望の画像を搬送中に画像の側辺の少なくと
も2点を検出する側辺センサと、 側辺センサによる検出結果を取り込み、マイクロフィル
ムに写し込まれた画像の正規の角度に対する傾き量を演
算する演算手段と、 この演算によって求められた傾き量だけ、スクリーン上
に投影された画像を逆方向に回転させて画像傾き角の補
正を行う画像補正手段とを備えてなるマイクロフィルム
リーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26133486A JPH07101274B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | マイクロフイルムリ−ダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26133486A JPH07101274B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | マイクロフイルムリ−ダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115154A JPS63115154A (ja) | 1988-05-19 |
JPH07101274B2 true JPH07101274B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=17360373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26133486A Expired - Fee Related JPH07101274B2 (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | マイクロフイルムリ−ダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07101274B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3250691B2 (ja) * | 1993-06-30 | 2002-01-28 | 富士写真フイルム株式会社 | マイクロフィルムリーダの画像傾き検出方法 |
US5578136A (en) | 1994-08-31 | 1996-11-26 | The Procter & Gamble Company | Automatic dishwashing compositions comprising quaternary substituted bleach activators |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP26133486A patent/JPH07101274B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPS63115154A (ja) | 1988-05-19 |
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