JP6079001B2 - 画像読取装置および画像読取プログラム - Google Patents

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Description

原稿シートを、画像読取部に対して相対移動させて当該原稿シート上の原稿画像を読み取る技術に関し、特に、原稿シートの上記相対移動方向、換言すれば副走査方向における長さが、予め設定された出力画像サイズの副走査方向における長さに比べて短い場合に対処する技術に関する。
原稿シートを、画像読取部に対して相対移動させて当該原稿シート上の原稿画像を読み取るタイプの画像読取装置があり、このタイプの画像読取装置には、例えばユーザにより、読取画像の出力画像サイズを予め設定可能なものがある。出力画像サイズが予め設定された場合、原稿シートの上記相対移動方向に沿った副走査方向における長さ(以下、単に「原稿長さ」という)が、出力画像サイズの副走査方向における長さ(以下、単に「出力長さ」という)よりも短いことがあり、その結果、原稿シートから読み取った原稿画像のサイズが、出力画像サイズに合致しなくなってしまう。
そこで、従来から、原稿シートから読み取った原稿画像に、別途作成した背景色画像を付加することにより、出力画像サイズに合致した合成画像を生成して出力する画像読取装置がある(特許文献1参照)。
特開2010−98497号公報
しかし、上記従来の画像読取装置では、原稿画像に背景色画像を付加するという、比較的に複雑な画像処理が必要になるという問題があった。
本明細書では、原稿長さが出力長さよりも短くても、別途作成した背景色画像を付加するという画像処理を要することなく、出力長さに合致した画像を生成することが可能な技術を開示する。
本明細書によって開示される画像読取装置は、原稿シートを、予め定められた読取位置に対して相対移動させる移動部と、前記読取位置で画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部に対して前記読取位置を挟んで対向配置された対向部材と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記原稿シートの前記相対移動の方向に沿った副走査方向における長さである原稿長さを取得する原稿長さ取得処理と、出力画像サイズの前記副走査方向における長さである出力長さを取得する出力長さ取得処理と、前記画像読取部により、前記読取位置を通過する原稿シート上の原稿画像を読み取る原稿読取処理と、前記原稿長さが前記出力長さよりも短いかどうかを判断する判断処理と、前記判断処理で前記原稿長さが前記出力長さよりも短いと判断した場合、前記読取処理の終了時点から引き続き、前記原稿長さと前記出力長さとの差に対応した時間だけ、前記画像読取部により前記対向部材の対向面上の画像を読み取る部材読取処理と、を実行する構成を有する。
この画像読取装置によれば、画像読取部により、読取位置を通過する原稿シート上の原稿画像が読み取られた後、引き続き、原稿長さと出力長さとの差に対応した時間だけ、対向部材の対向面上の画像が読み取られる。これにより、原稿画像に対向面上の画像が連続した読取画像が得られ、その読取画像の副走査方向における長さは出力長さに合致する。従って、原稿長さが出力長さよりも短くても、別途作成した背景色画像を付加するという画像処理を要することなく、出力長さに合致した画像を生成することが可能である。
上記画像読取装置では、前記相対移動の方向において前記読取位置よりも上流側の位置で前記原稿シートを検知する検知部を備え、前記制御部は、前記原稿長さ取得処理では、前記検知部が前記原稿シートを検知している時間から前記原稿長さを求めて取得してもよい。
この画像読取装置によれば、検知部が原稿シートを検知している時間から原稿長さが求められて取得される。これにより、原稿シートを検知する検知部を利用して、原稿長さの情報を取得することができる。
上記画像読取装置では、更に、複数枚の原稿シートが配置される供給トレイ、および、排出トレイを備え、前記移動部は、搬送開始命令を受けてから搬送停止命令を受けるまで、前記供給トレイに配置された前記複数枚の原稿シートを一枚ずつ、前記読取位置を介して前記排出トレイに排出する搬送動作を継続して実行する構成であり、前記制御部は、前記搬送開始命令を前記移動部に与えた後、前記判断処理で前記原稿長さが前記出力長さよりも短いと判断した場合、前記原稿読取処理の終了時に前記搬送停止命令を前記移動部に与える停止処理を実行する構成を有する。
この画像読取装置によれば、搬送開始命令を受けてから搬送停止命令を受けるまで、複数枚の原稿シートを一枚ずつ、読取位置を介して前記排出トレイに排出する搬送動作が継続して実行される構成を有する。この構成において、原稿長さが前記出力長さよりも短いと判断された場合、原稿読取処理の終了後に移動部が停止される。これにより、部材読取処理において、対向部材の対向面ではなく、誤って次の原稿シートの原稿画像が読み取られることを抑制することができる。
上記画像読取装置では、前記制御部は、前記部材読取処理で読み取った対向面上の画像の画素値を、白色の画素値に補正する画素値変更処理を実行する構成を有してもよい。
この画像読取装置によれば、部材読取処理で読み取った対向面上の画像の画素値が、白色の画素値に近づけられる。これにより、例えば対向部材に付着したゴミや汚れ等の画像の影響を抑制することができる。
上記画像読取装置では、更に、前記画像読取部の読取結果の白基準となる白基準部材を備え、前記画像読取部は、前記白基準部材の位置と前記読取位置とを移動可能であって、前記制御部は、更に、前記画像読取部によって前記白基準部材を読み取らせることによってシェーディング補正のシェーディングデータを生成する第1シェーディング補正データ生成処理と、前記画像読取部によって前記対向部材を読み取らせることによってシェーディング補正のシェーディングデータを生成する第2シェーディング補正データ生成処理と、前記読取処理によって得られた画像に対して、前記第1シェーディング補正データを用いて補正し、前記部材読取処理によって前記対向部材の対向面上の画像を読み取った結果に対して、第2シェーディング補正データを用いて補正する、シェーディング補正処理と、を実行する構成を有してもよい。
この画像読取装置によれば、白基準部材ではなく、対向部材を読み取って得られたシェーディング補正データを用いるため、対向部材を読み取って得られた画像が白色の画素値に容易に近づけることができる。
上記画像読取装置では、外部のファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を行うファクシミリ通信部と、前記画像読取部が読み取った画像を、前記ファクシミリ通信部により送信するファクシミリモードの指定の有無を受け付ける受付部と、を備え、前記制御部は、前記判断処理で前記原稿長さが前記出力長さよりも短いと判断した場合であっても、前記受付部が前記ファクシミリモードの指定有りを受け付けた場合、前記部材読取処理の実行を禁止してもよい。
この画像読取装置によれば、原稿長さが出力長さよりも短いと判断した場合であっても、ファクシミリモードが指定された場合、部材読取処理の実行が禁止される。これにより、ファクシミリ通信料を節約することができる。
なお、この発明は、画像読取装置、画像読取方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
本明細書によって開示される発明によれば、原稿長さが出力長さよりも短くても、別途作成した背景色画像を付加するという画像処理を要することなく、出力長さに合致した画像を生成することが可能な技術を開示する。
実施形態1に係る複合機の電気的構成を示すブロック図 画像読取部およびADF等の概略構成図 供給ローラ等の概略的な斜視図 供給ローラ等の回転動作の説明図 読取制御処理を示すフローチャート 出力長さ合致処理を示すフローチャート(その1) 出力長さ合致処理を示すフローチャート(その2) 搬送速度と搬送時間等の関係図 実施形態2の出力長さ合致処理を示すフローチャート(その1) 出力長さ合致処理を示すフローチャート(その2) ガンマテーブルを説明するためのグラフ
<実施形態1>
実施形態1について図1〜図8を参照しつつ説明する。本実施形態の複合機1は、画像読取装置の一例であり、スキャンモードに加えて、コピーモード、ファクシミリモードなど、複数のモードを実行可能である。
(複合機の電気的構成)
図1に示すように、複合機1は、制御部2、画像読取部3、原稿自動搬送装置(以下、「ADF」という)4、操作部5、表示部6、印刷部7、フロントセンサ8、リアセンサ9、ファクシミリ通信部15、メディア装着部16等を備える。
制御部2は、中央処理装置(以下、CPU)11、ROM12、RAM13および画像処理部14を有する。ROM12には、後述する読取制御処理を実行するためのプログラム(画像読取プログラムの一例)や、この複合機1の各種の動作を実行するためのプログラムが記憶されている。CPU11は、ROM12から読み出したプログラムに従って、複合機1の各部を制御する。なお、上記各種のプログラムが記憶される媒体は、ROM12やRAM13以外に、CD−ROM、ハードディスク装置、フラッシュメモリ(登録商標)などの不揮発性メモリでもよい。
画像読取部3で読み取られた読取画像に応じた画素列の読取データは、図示しないAD変換部によりAD変換されて、RAM13に記憶される。画像処理部14は、画像処理専用のハード回路であり、AD変換された読取データに対し、シェーディング補正やガンマ補正等の処理を実行する。
操作部5は、受付部の一例であり、複数のボタンを有し、上述した各モードの指定など、ユーザにより各種の入力操作が可能である。表示部6は、液晶ディスプレイやランプ等を有し、各種の設定画面や装置の動作状態等を表示することが可能である。印刷部7は、上記読取データなどの画像データに基づく画像を、例えば電子写真方式やインクジェット方式により図示しない未印刷のシートに印刷する。
ファクシミリ通信部15は、図示しない外部のファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を行う通信装置であり、画像読取部3により取得された読取データを、上記ファクシミリ装置にファクシミリ送信することが可能である。メディア装着部16には、例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリなど外部記憶装置が、直接、あるいは、通信回線を介して接続され、これにより、制御部2は、外部記憶装置との間でデータ通信が可能になる。なお、画像読取部3、ADF4、フロントセンサ8、リアセンサ9の構成ついては次述する。
(画像読取部およびADF等の構成)
図2に示すように、複合機1には、印刷部7等を備える複合機本体1Aの上面に,ADF用ガラス21、および、FB(フラットベッド)用ガラス22が設けられている。また、複合機本体1Aの上には原稿台カバー23が設けられている。上述したADF4、フロントセンサ8、リアセンサ9は、原稿台カバー23内に設けられ、画像読取部3は、ADF用ガラス21等の下方に設けられている。
原稿台カバー23は、複合機本体1Aの上面の一端側に開閉可能に設けられており、ガラス21,22を覆う閉姿勢(図2参照)と、ガラス21,22を開放した開姿勢との間で回動させることができる。また、原稿台カバー23には、画像読取前の原稿シートMが載置される供給トレイ24、および、その供給トレイ24の下方に設けられ、画像読取後の原稿シートMが排出される排出トレイ25が設けられている。原稿台カバー23内には、原稿シートMを、供給トレイ24からU字状に折り返して排出トレイ25に搬送するための搬送経路26が形成されている。フロントセンサ8は、供給トレイ24の先端側の検知位置X0で、供給トレイ24上の原稿シートMの有無を検知する原稿有無センサであり、その検知結果を上記制御部2に送信する。
ADF4は、移動部の一例であり、いわゆるワンウェイクラッチ機構を有し、制御部2から搬送開始命令を受けてから搬送停止命令を受けるまで、連続搬送動作を継続して実行する。この連続搬送動作は、供給トレイ24上の複数枚の原稿シートMを1枚ずつ分離し、搬送経路26に沿って、原稿シートM同士の間隔を開けつつ連続して搬送し、排出トレイ25に順次排出する搬送動作である。
具体的には、ADF4は、分離パッド27、供給ローラ28、その搬送経路26途中に配置された複数の搬送ローラ29や原稿押さえ部材30等を有する。分離パッド27は、その先端が、供給トレイ24に載置された原稿シートMの上面に接触し、供給ローラ28は、供給トレイ24に載置された原稿シートMの下面に接触している。供給ローラ28が図示しないモータにより駆動されると、摩擦力により、供給ローラ28が接触している1枚の原稿シートMだけが原稿台カバー23の内部へと引き込まれる。これにより、供給トレイ24に載置された複数枚の原稿シートMは、1枚ずつ分離されて搬送経路26へと供給される。搬送ローラ29は、図示しないモータにより駆動され、供給ローラ28によって供給された原稿シートMを、搬送経路26に沿って搬送し、排出トレイ25に排出する。
図3に示すように、供給ローラ28は、ローラ軸32が挿通されており、ローラ軸32周りに回転する。供給ローラ28の連結部分28Aの外周面には、供給ローラ28の径方向に突出したピン34が固定されており、このピン34は、供給ローラ28と一体となってローラ軸32周りに回転する。
ピン34の近傍には、駆動ギア35が配置されている。駆動ギア35は、ローラ軸32が挿通されており、上記供給ローラ28およびピン34とは独立に、ローラ軸32周りに回転する。駆動ギア35は、外周に歯を列設したギア部35Aを有し、ギア部35Aと噛合う図示しない外部ギアから駆動力が付与されてローラ軸32周りを図2に示す矢印37の方向に、第1回転速度ω1で回転する。
駆動ギア35のうちピン34側の面には、凸部36が形成されている。凸部36は、駆動ギア35と一体に形成されており、駆動ギア35と共にローラ軸32周りに回転する。凸部36は、駆動ギア35をローラ軸32周りに回転させたときに、ピン34に当接する位置に配置されている。そのため、供給ローラ28と駆動ギア35は、ピン34と凸部36が当接した場合、ローラ軸32周りに一体的に回転し、ピン34と凸部36が離間した場合、ローラ軸32周りにそれぞれ別々に回転する。
図4を用いて、供給ローラ28等の回転動作を説明する。なお、同図では、駆動ギア35の図示を省略し、凸部36のみを示す。同図上段に示すように、ADF4は、原稿シートM1の搬送を開始すると、駆動ギア35が第1回転速度ω1で回転し、ピン34が凸部36に押されることにより供給ローラ28も第1回転速度ω1で回転する。この結果、供給ローラ28に接触している原稿シートM1は、供給速度V1で搬送経路26へと供給される。搬送ローラ29の半径をRとすると、第1回転速度ω1と供給速度V1は、以下の関係を有する。
V1=R×ω1
次に、同図中段に示すように、原稿シートM1が搬送ローラ29に接触すると、原稿シートM1は搬送ローラ29により搬送される。搬送ローラ29は、供給速度V1よりも速い搬送速度V2で原稿シートM1を搬送する。このとき、原稿シートM1は、搬送ローラ29だけでなく、供給ローラ28にも未だ接触している。このため、これらの間の摩擦力により、供給ローラ28およびピン34は、第1回転速度ω1よりも速い第2回転速度ω2で回転して、凸部36から離間する。原稿シートM1の搬送により、ピン34と凸部36の間に生じる角度θは、原稿シートM1の搬送方向の長さである原稿サイズL0、搬送経路26における供給ローラ28の分離位置と搬送ローラ29同士のニップ位置との間の距離L1を用いて次のように示される。
V2>V1,V2=R×ω2
θ=(ω2−ω1)×(L0−L1)/V2
次に、同図下段に示すように、搬送ローラ29による搬送により、原稿シートM1が供給ローラ28から離れると、供給ローラ28は回転を停止する。その一方、駆動ギア35は、第1回転速度ω1で回転を継続しており、凸部36がピン34に再び当接する位置まで空転を続ける。そして、凸部36が再びピン34と当接すると、同図上段に戻って次の原稿シートM2の搬送を開始する。この原稿シートM2の搬送開始時において、原稿シートM1の後端から次の原稿シートM2の先端までの距離であるシート間距離Zは下記のように示される。
Z=V2×θ/ω1=(ω2−ω1)×(L0−L1)/ω1
原稿押さえ部材30は、対向部材の一例であり、図2に示すように、ADF用ガラス21の近傍に配置されている。原稿押さえ部材30のうち、ADF用ガラス21との対向面は白色である。ADF用ガラス21の上面のうち、原稿押さえ部材30の直下から外れた位置には、白基準板(白シール)21Aが設けられている。リアセンサ9は、検知部の一例であり、搬送経路26において原稿押さえ部材30よりも上流側の検知位置X1で、原稿シートMの有無を検知する原稿有無センサであり、その検知結果を上記制御部2に送信する。
画像読取部3は、CIS(Contact Image Sensor)を有する読取デバイスである。なお、画像読取部3は、CISに限らず、例えばCCD(Charge Coupled Drive Image Sensor)を有する構成でもよい。また、画像読取部3は、図示しない移動機構によって、ADF用ガラス21およびFB用ガラス22の下側を、図2の左右方向に移動可能に設けられている。
画像読取部3は、ADF4により搬送される原稿シートMを読み取る際、原稿押さえ部材30の直下に移動して、原稿シートM上の原稿画像を読み取り、その読取画像に応じた読取データを上記制御部2に送信する。搬送経路26において、原稿押さえ部材30と画像読取部3との間であって、且つ、ADF用ガラス21上の位置が読取位置X2になる。
(読取制御処理)
例えばユーザが操作部5にてスキャンモード、コピーモードおよびファクシミリモードのいずれかの実行を指示する操作を行うと、制御部2は、フロントセンサ8の検知結果に基づき、供給トレイ24上に原稿シートMが有ると判断したことを条件に、図5に示す読取制御処理を実行する。この読取制御処理では、原稿シートMの搬送方向(副走査方向)における長さが、予め設定された出力画像サイズの搬送方向における長さよりも短い場合でも、別途作成した背景色画像を付加するという画像処理を要することなく、出力長さに合致した画像が生成される。なお、読取制御処理の開始時には、画像読取部3は白基準板21Aの直下に待機する。
制御部2は、出力画像サイズの搬送方向における長さ(以下、出力長さという)を取得する出力長さ取得処理を実行する(S1)。出力画像サイズは、原稿シートMの読取画像の出力サイズであり、例えば市販用紙の定型サイズなどである。CPU11は、例えば、ユーザに操作部5にて出力画像サイズあるいは印刷シートのサイズ等を入力させ、この入力された出力画像サイズから、出力長さを取得してもよい。また、CPU11は、出力画像サイズが、予めRAM13に記憶されており、この出力画像サイズから、出力長さを取得してもよい。例えば、出力画像サイズがA4サイズである場合、図8のように、A5サイズの原稿シートMの読取画像を、A5サイズよりも大きいA4サイズで出力することができる。
制御部2は、出力長さを取得すると、ファクシミリモードが指定されているかどうかを判断し(S2)、スキャナモードやコピーモードが指定されていると判断した場合(S2:NO)、図6に示す出力長さ合致処理を実行する(S3)。出力長さ合致処理では、CPU11は、搬送開始命令をADF4に与えて、上記連続搬送動作を開始させる(S11)。これにより、原稿シートMが1枚ずつ供給トレイ24から搬送経路26に沿って搬送される。
次に、制御部2は、リアセンサ9の検知結果に基づき、原稿シートMを検知位置X1で検知したかどうかを判断し(S12)、原稿シートMを検知していないと判断している間は待機する(S12:NO)。一方、制御部2は、原稿シートMを検知したと判断した場合(S12:YES)、原稿シートMの先端が検知位置X1に到達したとし、原稿シートMを検知したと判断した時点から、原稿シートMを第1距離だけ搬送したかどうかを判断する(S13)。第1距離は、検知位置X1から読取位置X2までの距離である。CPU11は、ADF4を回転駆動させる駆動モータ(ステッピングモータ)のステップ数をカウントすることで搬送距離を測定する。なお、CPU11は、内蔵タイマにより、原稿シートMを検知したと判断した時点からカウントした時間、および、上記搬送速度V2から、原稿シートMの搬送距離を測定してもよい。
制御部2は、原稿シートMを第1距離だけ搬送したと判断した場合(S13:YES)、搬送停止命令をADF4に与えて、上記連続搬送動作を停止させる(S14)。これにより、原稿シートMは、その先端が読取位置X2に到達した状態で停止する。次に、制御部2は、原稿読取用の第1シェーディングデータを生成する第1シェーディングデータ生成処理を実行する(S15)。
具体的には、制御部2は、まず、画像読取部3を発光させ、白基準板21Aからの反射光を受光させる投受光動作を実行させ、画像読取部3からの読取データに基づき、画像読取部3の発光量が所定の目標量になるように光量調整をする。次に、制御部2は、画像読取部3が発光していないときの読取データに基づき黒基準データを取得し、白基準板21Aに対する上記投受光動作時の読取データに基づき白基準データを取得する。そして、黒基準データ及び白基準データに基づき上記第1シェーディングデータを生成し、例えばRAM13に記憶する。
第1シェーディングデータ生成処理の実行後、制御部2は、画像読取部3を原稿押さえ部材30の直下に移動させ(S16)、画像処理部14は、部材読取用の第2シェーディングデータを生成する第2シェーディングデータ生成処理を実行する(S17)。具体的には、制御部2は、まず、画像読取部3を発光させ、原稿押さえ部材30からの反射光を受光させる投受光動作を実行させ、画像読取部3からの読取データに基づき、画像読取部3の発光量が所定の目標量になるように光量調整をする。次に、制御部2は、画像読取部3が発光していないときの読取データに基づき黒基準データを取得し、原稿押さえ部材30に対する上記投受光動作時の読取データに基づき白基準データを取得する。そして、黒基準データ及び白基準データに基づき上記第2シェーディングデータを生成し、例えばRAM13に記憶する。
第2シェーディングデータ生成処理の実行後、制御部2は、搬送開始命令をADF4に与えて、上記連続搬送動作を再開させ(S18)、画像読取部3により、読取位置X2の画像を読み取る読取処理を開始する(S19)。このとき、読取位置X2を原稿シートMが通過しているため、制御部2は、原稿シートM上の原稿画像を読み取る原稿読取処理を開始することになる(図8参照)。そして、制御部2は、原稿読取処理により取得された読取データに対して、上記第1シェーディングデータを用いて補正する第1シェーディング補正処理を実行する(S20)。具体的には、画像処理部14は、RAM13に記憶された上記第1シェーディングデータを用いて、原稿読取処理により取得された読取データを補正する。これにより、原稿画像を読み取って得た読取画像に、画像読取部3の読取特性等に起因して濃度差が生じることを抑制することができる。
第1シェーディング補正処理の実行後、制御部2は、リアセンサ9の検知結果に基づき、原稿シートMを検知位置X1で検知しなくなったかどうかを判断し(S21)、原稿シートMを検知していると判断している間は待機する(S21:NO)。一方、制御部2は、原稿シートMを検知しなくなったと判断した場合(S21:YES)、原稿シートMの後端が検知位置X1に到達したとし、原稿シートMを検知しなくなったと判断した時点から、原稿シートMを第2距離だけ搬送したかどうかを判断する(S22)。第2距離は、例えば上記第1距離と同じである。
制御部2は、原稿シートMを第2距離だけ搬送したと判断した場合(S22:YES)、搬送停止命令をADF4に与えて、上記連続搬送動作を停止させる停止処理を実行する(S23)。これにより、原稿シートMは、その後端が読取位置X2に到達した状態、あるいは、駆動モータの惰性回転により、後端が読取位置X2を超えた位置に到達した状態で停止する。なお、原稿シートMが第2距離だけ搬送されたとき、原稿シートMの後端が読取位置X2に到達したことになり、上記原稿読取処理が終了する。
次に、制御部2は、原稿シートMの搬送方向における長さ(以下、原稿長さという)を取得する原稿長さ取得処理を実行する(S24)。具体的には、CPU11は、検知位置X1で原稿シートMを検知した時点(S12:YES)から検知しなくなった時点(S21:YES)までの検知時間から、原稿長さを求めて取得する。これにより、原稿シートを検知するリアセンサ9を利用して、原稿長さの情報を取得することができる。なお、原稿長さは、ユーザによる入力操作や、予めRAM13等に記憶された情報などから取得する構成でもよい。
制御部2は、原稿長さを取得すると、原稿長さが出力長さよりも短いかどうかを判断する判断処理を実行する(S25)。制御部2は、原稿長さが出力長さよりも短いと判断した場合(S25:YES)、原稿読取処理の終了後、引き続き、原稿長さと出力長さとの差に対応した時間だけ、画像読取部3により原稿押さえ部材30の対向面上の画像を読み取る(図8参照)。以下、画像読取部3により原稿押さえ部材30の対向面上の画像を読み取る処理を、部材読取処理(S25:YESからS27:YESに至るまでの処理)という。
具体的には、画像処理部14は、部材読取処理により取得された読取データに対して、上記第2シェーディングデータを用いて補正する第2シェーディング補正処理を実行する(S26)。画像処理部14は、RAM13に記憶された上記第2シェーディングデータを用いて、部分読取処理により取得された読取データを補正する。これにより、部材読取処理により取得された読取データに対して、白基準板21Aを読み取って得た第1シェーディングデータを用いて補正する構成に比べて、部材読取処理で得られた部材画像を白色画像に容易に近づけることができる。
制御部2は、S19で開始した読取処理を、出力長さ分だけ実行したかどうかを判断する(S27)。例えば、CPU11が、原稿シートMを第2距離だけ搬送したと判断した時からの経過時間が、原稿長さと出力長さとの差に対応した時間だけ経過したかどうかを判断する。制御部2は、読取処理を出力長さ分だけ実行したと判断した場合(S27:YES)、読取処理を終了する(S28)。これにより、部分読取処理も終了し(S28)、図8に示すように、A5サイズの原稿画像を含んだA4サイズの出力画像を得ることができる。
一方、制御部2は、原稿長さが出力長さ以上であると判断した場合(S25:NO)、部分読取処理を実行することなく、読取処理を終了する(S28)。これにより、原稿長さと同じ長さの出力画像を得ることができる。制御部2は、読取処理を終了すると、フロントセンサ8の検知結果に基づき、次の原稿シートMが供給トレイ24上に有るかどうかを判断する(S29)。制御部2は、次の原稿シートMが有ると判断した場合(S29:YES)、S11に戻る。
制御部2は、次の原稿シートMが無いと判断した場合(S29:NO)、高速排出処理を実行する。具体的には、CPU11は、ADF4に、上記搬送速度V2よりも速い搬送速度V3で連続搬送動作を開始させ(S30 図8参照)、原稿シートMを第3距離だけ搬送したかどうかを判断する(S31)。第3距離は、読取処理終了後の原稿シートMを、排出トレイ25に排出するのに要する搬送距離である。これにより、原稿シートMを早期に排出することができる。制御部2は、第3距離だけ搬送したと判断した場合(S31:YES)、連続搬送動作を停止させて(S32)、本出力長さ合致処理を終了し、読取制御処理を終了する。なお、読取制御処理で得られた読取データは、スキャンモードが指定された場合には例えば上述した外部記憶装置に送信され、コピーモードが指定された場合には読取データに応じた画像が印刷用シートに印刷される。
制御部2は、出力長さを取得後、ファクシミリモードが指定されていると判断した場合(S2:YES)、通常読取処理を実行し(S4)、本読取制御処理を終了する。即ち、原稿長さが出力長さよりも短いかどうかに関係なく、上記部材読取処理の実行が禁止され、原稿長さと同じ長さの出力画像がファクシミリ送信される。これにより、ファクシミリモードでも部材読取処理が実行される構成に比べて、出力長さが原稿長さよりも長くなることが抑制され、ファクシミリ通信料を節約することができる。
(本実施形態の効果)
本実施形態によれば、画像読取部3により、読取位置X2を通過する原稿シートM上の原稿画像が読み取られた後、引き続き、原稿長さと出力長さとの差に対応した時間だけ、原稿押さえ部材30の対向面上の画像が読み取られる。これにより、原稿画像に対向面上の画像が連続した読取画像が得られ、その読取画像の副走査方向における長さは出力長さに合致する。従って、原稿長さが出力長さよりも短くても、別途作成した背景色画像を付加するという画像処理を要することなく、出力長さに合致した画像を生成することが可能である。
また、ADF4は、制御部2から搬送開始命令を受けてから搬送停止命令を受けるまで、連続搬送動作を継続して実行する。このため、読取位置X2には、次々に原稿シートMが搬送されてくる。ここで、本実施形態を、原稿読取処理の終了後、連続搬送動作を停止せずに、部材読取処理を実行する構成としてもよい。しかし、この構成では、部材読取処理の実行中に、次の原稿シートMが読取位置に到達して、原稿押さえ部材30の対向面ではなく、当該次の原稿シートMの原稿画像が誤って読み取られたり、部材読取処理の実行中に原稿シートMが搬送経路26中で詰まる等の読取異常が発生して読取処理が強制停止されてしまったりするおそれがある。これに対し、制御部2は、原稿長さが出力長さよりも短い場合、連続搬送動作を停止させて(S23)、部材読取処理を実行する(S25:YESからS27:YESに至るまでの処理)。これにより、部材読取処理の実行中に、次の原稿シートMが読み取られたり、読取処理が強制停止されたりすることを抑制することができる。
<実施形態2>
図9から図11は実施形態2を示す。上記実施形態1との相違は、出力長さ合致処理にあり、その他の点は実施形態1と同様である。従って、実施形態1と同一符号を付して重複する説明を省略し、異なるところのみを次に説明する。
図9に示すように、制御部2は、連続搬送動作を停止させた後(S14)、前述した図6のS15と同様の処理により、シェーディングデータを生成するシェーディングデータ生成処理を実行する(S35)。また、制御部2は、画像読取部3を原稿押さえ部材30の直下に移動させた後(S16)、図6のS17の第2シェーディングデータ生成処理を実行せずに、S18に進む。そして、制御部2は、原稿読取処理により取得された読取データ、および、部材読取処理により取得された読取データの両方に対して、共通の上記シェーディングデータを用いて補正する(S40、図10のS46)。
制御部2は、上記シェーディング補正処理(S40)の実行後、その補正後の読取データに対して第1ガンマ補正を実行する(S41)。具体的には、RAM13には、画像読取部3の読取データの入力値(画素値)と出力値の関係テーブルであるガンマテーブルγ1(図11参照)が予め記憶されている。画像処理部14は、上記読取データに対して、ガンマテーブルγ1に基づき補正することにより、画像読取部3の入出力特性による影響が抑制された原稿画像の読取データに補正することができる。
一方、図10に示すように、制御部2は、上記シェーディング補正処理(S46)の実行後、その補正後の読取データに対して第2ガンマ補正(画素値変更処理の一例)を実行する(S47)。具体的には、RAM13には、画像読取部3の読取データの入力値(画素値)と出力値の関係テーブルであるガンマテーブルγ2(図11参照)が予め記憶されている。但し、このガンマテーブルγ2は、上記ガンマテーブルγ1により急勾配の曲線であり、ほとんどの入力値が、白色の画素値の出力値に対応付けられている。画像処理部14は、上記読取データに対して、ガンマテーブルγ2に基づき補正することにより、部材読取処理で読み取った部材画像を、白色にする、いわゆる白飛ばしがされ、例えば原稿押さえ部材30に付着したゴミや汚れ等の画像の影響を抑制することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような種々の態様も含まれる。
上記実施形態では、画像読取装置の一例として、複合機1を挙げた。しかし、これに限らず、画像読取装置は、スキャナ機能のみ有するスキャナ装置単体や、ファクシミリ装置でもよい。
上記実施形態では、制御部2は、CPU11および画像処理部14により読取制御処理を実行する構成であった。しかし、これに限らず、制御部2は、複数のCPUにより読取制御処理を実行する構成や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハード回路のみにより読取制御処理を実行する構成でもよい。例えば上記シェーディング補正処理やガンマ補正処理を、CPU11が実行する構成でもよい。
上記実施形態では、移動部の一例として、ADF4を例に挙げた。しかし、これに限らず、移動部は、FB用ガラス22に静止状態で配置された原稿シートMに対して、画像読取部3が移動するフラットベットタイプの構成でもよい。また、上記ADF4は、上記連続搬送動作ではなく、制御部2から搬送開始命令を1回受けるごとに、供給トレイ24上の原稿シートMを1枚ずつ搬送し始める構成でもよい。
上記実施形態では、対向部材の一例として、対向面が白色の原稿押さえ部材30を例に挙げた。しかし、これに限らず、対向部材は、例えばシェーディング補正に使用される基準部材でもよい。また、対向部材は、必ずしも白色である必要はなく、例えば灰色などでもよい。
1:複合機 2:制御部 3:画像読取部 4:ADF 5:操作部 9:リアセンサ 21A:白基準板 30:原稿押さえ部材 M:原稿シート X2:読取位置

Claims (2)

  1. 複数枚の原稿シートが配置される供給トレイと、
    排出トレイと、
    前記原稿シートを、固定された読取位置に対して移動させ、搬送開始命令を受けてから搬送停止命令を受けるまで、前記供給トレイに配置された前記複数枚の原稿シートを一枚ずつ、前記読取位置を介して前記排出トレイに排出する搬送動作を継続して実行する移動部と、
    前記読取位置で画像を読み取る画像読取部と、
    前記原稿シートの移動方向において、前記読取位置よりも上流側の位置で前記原稿シートを検知する検知部と、
    前記画像読取部に対して前記読取位置を挟んで対向配置された対向部材と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    出力画像サイズの副走査方向における長さである出力長さを取得する出力長さ取得処理と、
    前記移動部に対して前記搬送開始命令を行い、前記検知部による前記原稿シートの非検知から検知への変化から、前記検知部から前記読取位置に至る距離分、前記原稿シートが搬送された段階で、前記画像読取部による前記読取位置を通過する原稿シート上の原稿画像の読み取りを開始する原稿読取開始処理と、
    前記検知部による前記原稿シートの検知から非検知への変化から、前記検知部から前記読取位置に至る距離分、前記原稿シートが搬送された段階で、前記搬送停止命令を前記移動部に与える停止処理と、
    前記停止処理後、前記原稿シートの副走査方向における長さである原稿長さを取得する、原稿長さ取得処理と、
    前記原稿長さが前記出力長さよりも短いかどうかを判断する判断処理と、
    前記判断処理で前記原稿長さが前記出力長さよりも短いと判断した場合、前記移動部が停止させた状態で、前記原稿長さと前記出力長さとの差に対応した時間だけ、前記画像読取部により前記対向部材の対向面上の画像を読み取る、部材読取処理と、
    を実行し、
    前記判断処理で前記原稿長さが前記出力長さよりも短いと判断した場合、前記部材読取処理後、前記画像読取部の読み取りを停止し、前記移動部に対して再び前記搬送開始命令を行い、
    前記判断処理で前記原稿長さが前記出力長さよりも短いと判断しない場合、前記部材読取処理を実行せずに前記画像読取部の読み取りを停止させ、前記移動部に対して再び前記搬送開始命令を行う、
    画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置であって、
    更に、
    前記画像読取部の読取結果の白基準となる白基準部材を備え、
    前記画像読取部は、前記白基準部材の位置と前記読取位置とを移動可能であって、
    前記制御部は、
    更に、
    前記画像読取部によって前記白基準部材を読み取らせることによってシェーディング補正の第1シェーディングデータを生成する第1シェーディング補正データ生成処理と、
    前記画像読取部によって前記対向部材を読み取らせることによってシェーディング補正の第2シェーディングデータを生成する第2シェーディング補正データ生成処理と、
    前記原稿読取開始処理によって得られた画像に対して、前記第1シェーディングデータを用いて補正し、
    前記部材読取処理によって前記対向部材の対向面上の画像を読み取った結果に対して、前記第2シェーディングデータを用いて補正する、シェーディング補正処理と、
    を実行する構成を有する画像読取装置。
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