JP2003125174A - 読取装置、読取方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

読取装置、読取方法、プログラム及び記録媒体

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JP2003125174A
JP2003125174A JP2001320918A JP2001320918A JP2003125174A JP 2003125174 A JP2003125174 A JP 2003125174A JP 2001320918 A JP2001320918 A JP 2001320918A JP 2001320918 A JP2001320918 A JP 2001320918A JP 2003125174 A JP2003125174 A JP 2003125174A
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JP2001320918A
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Atsushi Otani
篤志 大谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読み取った画像の用途を指示するだけで、煩
雑な操作を行うことなく最適な画像が得られる読取装
置、読取方法、プログラム及び記録媒体を提供する。 【解決手段】 ファクシミリ装置本体と取り外し可能に
接続するための本体i/f231でファクシミリ装置本
体から取り外された状態で、ハンドスキャナIC307
がラインセンサ312から画像を多値レベルの画像デー
タとして読み取り、読み取った多値レベルの画像データ
をSRAM304に蓄積し、ファクシミリ装置本体に接
続された状態で、蓄積された多値レベルの画像データを
オペレータから指示された用途に応じて濃度変換する。
用途として、外部の機器に送信する場合、印字出力する
場合よりも高濃度側の黒つぶし量と低濃度側の白飛ばし
量とを大きくし、階調性を低下させるように濃度変換す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
本体と取り外し可能に接続される読取装置、読取方法、
プログラム及び記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、読取部(スキャナ)が装置本体と
独立して動作可能なコードレスハンドスキャナ付きファ
クシミリ装置が実用化されている。このファクシミリ装
置では、コードレスハンドスキャナが本体と独立に動作
可能なことから、本体と離れた場所で文書を読み取った
り、本体の読取部を通せないようなブック原稿の読み取
りが可能である。そして、コードレスハンドスキャナ単
体で読み取った画像は、コードレスハンドスキャナを本
体に接続して印字出力するか、ファクシミリ送信するよ
うに構成されている。
【0003】このようなファクシミリ装置では、コピー
時と送信時でモノクロ画像の特性を変えて読み取るのが
一般的である。これはコピー時は読み取る原稿にできる
限り近い画像が得られるようにガンマ変換を行うが、コ
ピー時と同様の特性でガンマ変換を行うと画像の全黒領
域に白画素が発生したり、全白領域に黒画素が発生して
符号化を行う際にデータ量が増大してしまい通信時間が
長くなってしまうからである。これを防ぐために、通常
はガンマ変換を行う際に高濃度側の黒つぶし量と、低濃
度側の白飛ばし量を大きく取り、画像の全黒領域に白画
素が発生したり、全白領域に黒画素が発生するのを抑制
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハンドスキャナのように読み取る際に用途が確定しない
読取装置では、上述したようなガンマ変換特性の切り替
えを行うことができず、コピー時の画質と通信データ量
の増加を勘案しながら、1通りの濃度変換特性で変換を
行うしかなかった。
【0005】また、ハンドスキャナでスキャンを行う時
に、通信かコピーかを確定してから読み取りを行えばそ
れぞれに最適な濃度変換を行うことができるが、操作が
複雑になってしまうという問題があった。
【0006】更に、上述した方法では、1つの読み取り
画像をコピーし、更にファクシミリ送信すると言った場
合に、双方に最適な画像を得ることはできなかった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、読み取った画像の用途を指示するだけで、
煩雑な操作を行うことなく最適な画像が得られる読取装
置、読取方法、プログラム及び記録媒体を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ファクシミリ装置本体と取り外し可能に
接続される読取装置であって、ファクシミリ装置本体と
取り外し可能に接続するための接続手段と、前記ファク
シミリ装置本体から取り外された状態で、画像を多値レ
ベルの画像データとして読み取る読取手段と、読み取っ
た多値レベルの画像データを蓄積する蓄積手段と、前記
ファクシミリ装置本体に接続された状態で、前記蓄積さ
れた多値レベルの画像データをオペレータから指示され
た用途に応じて濃度変換する濃度変換手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
は、ファクシミリ装置本体と取り外し可能に接続される
読取装置の読取方法であって、前記ファクシミリ装置本
体から取り外された状態で、画像を多値レベルの画像デ
ータとして読み取る読取工程と、読み取った多値レベル
の画像データを蓄積する蓄積工程と、前記ファクシミリ
装置本体に接続された状態で、前記蓄積された多値レベ
ルの画像データをオペレータから指示された用途に応じ
て濃度変換する濃度変換工程とを有することを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0011】本実施形態では、ファクシミリ装置の読取
部(コードレスハンドスキャナ)で読み取る際に多値レ
ベルで保持した画像データに用途に応じた濃度カーブ変
換を行ってから2値化することで、コードレスハンドス
キャナで読み取る際にも画像用途に応じて所望の特性を
持った濃度カーブ変換を行ったデータを生成するもので
ある。また、モノクロJPEG等の多値データの圧縮に
好適な圧縮手段を使用することにより、多値データ形式
を蓄積する際のデータ量の増加を抑制するものである。
これにより、ユーザはコードレスハンドスキャナを本体
に接続してから蓄積した画像の用途指示をするだけで、
煩瑣な操作なしに最適な画像を得ることができる。
【0012】図1は、読取部を取り外して単独で動作可
能としたファクシミリ装置の外観を示す斜視図である。
同図において、1はファクシミリ本体、2は音声を入力
するためのマイク、3は音声の入力と電話通話のための
ハンドセット、4は呼び出し音やガイダンス音等FAX
の状態を音声でユーザに伝えるためのスピーカ、5は後
述するハンドスキャナ部と本体とを接続するケーブルで
あり、ハンドスキャナ側の接続部は取り外し可能に構成
されている。6はファクシミリ本体1と独立して動作可
能なハンドスキャナ部、7はハンドスキャナ部6が本体
1に格納されたときに原稿を搬送するためのローラーで
ある。
【0013】8は記録紙挿入口、9及び10は共に連動
して中央振り分けで原稿の挿入及び搬送を行うためのス
ライダー、11は原稿挿入口、12は記録紙と原稿の保
持用のワイアートレイ、13は記録紙を片側基準で挿入
と搬送するためのスライダーである。14はオペレーシ
ョンパネルであり、キーボードとファクシミリ装置の状
態等を表示するLED、LCDから構成される。15は
情報を表示するLCD表示部、16はオペレーションパ
ネル14を上部に開き、印字部を操作可能とするための
リリースボタン、17はTV等の外部映像機器と接続す
るためのi/f端子、そして、18はメモリーカードを
接続するためのメモリーカード接続端子である。
【0014】図2は、ファクシミリ装置の制御系を示す
ブロック図である。同図において、201は本ファクシ
ミリ装置全体の動作を制御するCPU、202はデータ
及び命令の授受等を行うバス、203はCPU201の
プログラムが格納されているROM、204は発信元情
報、ユーザ登録情報等を記憶するSRAM、205は画
像・音声データの蓄積を行うフラッシュメモリ、206
は画像信号を音声帯域の信号に変復調するためのモデ
ム、207は電話回線と本装置との接続を制御するため
の網制御ユニット、208は公衆電話回線、225はコ
ードレス電話機のベースユニットである。
【0015】209はクロスポイントであり、マイク
2、モデム206、システムゲートアレイ211、スピ
ーカー4、NCU207、ハンドセット3、コードレス
電話機ベースユニット225間を選択的に接続する。2
26はコードレス子機、210はコードレスハンドスキ
ャナユニット(以下、単に「ハンドスキャナ」と称す)
であり、図1に示したハンドスキャナ部6に該当し、本
体1から取り外し可能で、独立に動作可能なユニット
で、取り外して厚紙や本などの原稿を読み取ることがで
きる。213はオペレーションパネルであり、図1に示
したオペレーションパネル14に該当する。218は受
信画像やハンドスキャナ210で読み取った画像を記録
するためのプリントヘッドである。
【0016】このプリントヘッド218はカラーでの記
録が可能な記録ヘッドと、モノクロでの記録が可能な記
録ヘッドと交換可能である。尚、ここでは、プリントヘ
ッド218はインクジェットタイプの記録ヘッドとし、
副走査方向に複数のノズルが並んでヘッド記録面を形成
しているものとする。また、記録動作時には、ヘッドが
装着されたキャリッジを(ノズルの配列方向とは直交し
た)主走査方向に往復運動することで複数のノズルによ
る記録幅分の領域に画像を形成する。その後、記録紙を
記録幅分だけ副走査方向に搬送し、記録動作を繰り返す
ことにより記録紙上に画像が形成される。また、プリン
トヘッド218は、熱転写タイプのものであっても良
い。
【0017】219はDRAMであり、画像又は音声デ
ータの一時格納と、プリントヘッド218に供給するた
めの画像データを一時的に蓄えたり、CPU201のワ
ークエリアとして使用される。220はプリントカート
リッジの有無や種類を検出するためのプリントカートリ
ッジセンサ、221は原稿幅や原稿の有無を検出する原
稿検出センサ、222は用紙サイズや用紙の有無を検出
する用紙検出センサである。223は原稿を搬送するた
めの読み取りモータ、224は読み取りモータ223を
駆動するためのモータドライバである。211はシステ
ムゲートアレイであり、クロスポイント209、プリン
トヘッド218、DRAM219、各種センサ220、
221、222、読み取りモータのモータドライバ22
4、オペレーションパネル213に接続されている。
【0018】システムゲートアレイ211は、ヘッドの
ノズルの配列に合わせて主走査方向に並んだ画像データ
を副走査方向に並んだ画像データに変換してプリントヘ
ッド218に転送する処理やオペレーションパネル21
3のキーボードより入力されたキー入力データ及び各種
センサの出力信号をCPU201が判別できるコード信
号に変換する処理や読み取りモータの駆動タイミング処
理を行う。
【0019】227は記録紙を副走査方向に搬送するた
めのLFモータ、228はそのLFモータ227を駆動
するためのモータドライバ、229はプリントヘッドを
装着したキャリッジを駆動するためのCRモータ、23
0はそのCRモータ229を駆動するためのモータドラ
イバである。231は図1に示したケーブル5に該当
し、ファクシミリ本体1とハンドスキャナ210との接
続コネクタi/fでCPU201に接続され、データや
命令を送受するための信号線、本体1からハンドスキャ
ナ210に送出する読み取り同期信号XSH、読み取り
開始信号XLST、本体1とハンドスキャナ210の状
態を示す数本のステータス信号、本体1から供給される
電源線から構成されている。
【0020】図3は、ハンドスキャナ210の構成を示
すブロック図である。同図において、301は上述のハ
ンドスキャナ210全体の動作を制御し、画像の圧縮伸
張・変換処理等を行うCPU、302はデータ及び命令
の授受等を行うバス、303はCPU301のプログラ
ムが格納されているROM、304はCPU301のワ
ークエリアとして使用されるSRAM、305は管理情
報等や読み取った画像を蓄積格納するフラッシュメモ
リ、312は画像を読み取るためのラインセンサであ
り、主走査方向に300dpiで読み取るものである。
また、ラインセンサ312は主走査方向に1ライン分の
画像データを読み取ることができる。309はラインセ
ンサ312が画像を読み取るための赤色LED光源、3
10はラインセンサ312が画像を読み取るための緑色
LED光源、311はラインセンサ312が画像を読み
取るための青色LED光源である。308はハンドスキ
ャナの移動を検出するためのセンサである。
【0021】ここで、光源にLEDを用いているのは、
装置の小型化が可能であるためで、LED光源は蛍光燈
等と比べると光量が安定しており応答特性も早いため、
光源の高速な切替えが可能であるからである。そのた
め、シートスルータイプで高速なファクシミリを提供で
きる。また、LED光源の消費電流は蛍光燈等と比較す
ると小さいので、消費電力の小さい家庭向きのファクシ
ミリを提供できるからである。
【0022】307はハンドスキャナICであり、R光
源309,G光源310,B光源311の駆動制御や移
動検出センサ308からの信号解析、ラインセンサ31
2の駆動制御を行い入力されるアナログビデオ信号に画
像処理を行う。また、ハンドスキャナIC307はビデ
オi/f313を備え、ラインセンサ312で読み取っ
た画像や内部のステータスを映像化した画像をTV表示
用のアナログ映像信号に変換して画像入出力i/f31
3に送出したり、TVからのアナログ映像信号を画像入
出力i/f313を介して取り込みデコードし、デジタ
ルデータとして出力することができる。尚、画像入出力
i/f313のコネクタは一般的なミニジャックの形状
であり、TV、ビデオの映像、音声信号の入出力コネク
タとして一般的に用いられるピンジャックタイプのコネ
クタへの変換ケーブルによりTV等の映像機器に接続可
能である。
【0023】314はメモリカードI/Fであり、メモ
リカードメディアに接続するためのi/fで、内部の画
像データのメモリカードへの書き込みや、メモリカード
内の画像データの取り込みを行う。315はハンドスキ
ャナ210が本体と独立して動作する時に電源を供給す
るための2次電池、316は本体i/f228に含まれ
る本体1から供給される電源線、317は電源制御部で
あり、ハンドスキャナ210が本体1に接続されるとき
には、本体1からの電源線からハンドスキャナ210へ
の電源供給制御と2次電池への充電制御を行い、ハンド
スキャナ210が本体1から外されたときには2次電池
から電源を供給するように、電源の切り替え制御を行
う。
【0024】318はオペレータへ動作状況を音声で知
らせるためのブザーである。319はハンドスキャナI
C307からCPU301への読み取り同期信号XSH
_Iでハンドスキャナ210が単体で動作するときには
ハンドスキャナIC307の内部で生成し、本体に接続
されているときにはハンドスキャナIC307に入力さ
れる本体i/f231内のXSH信号をそのまま出力す
る。
【0025】以上の構成からなる本実施形態におけるフ
ァクシミリ装置の基本動作について説明する。
【0026】<シートコピー>シートコピー動作が指示
されると、本体CPU201はハンドスキャナ210に
対してシートコピーの命令を出す。この命令を受けたハ
ンドスキャナ210ではROM303内の画像処理プロ
グラムの一部をSRAM304にコピーする。これはR
OM303のデータ読み出し速度に比べて、SRAM3
04は書き込み読み出し速度が速いデバイスを使用して
いるため、画像処理に関するプログラムをSRAM30
4にコピーすることにより、ソフトウェアによる処理の
高速化を図るためである。
【0027】また、コピーするプログラム内容は指示さ
れた動作によって異なり、処理内容に合わせたプログラ
ム部分をコピーすることで、様々な動作内容における高
速化が可能である。
【0028】ハンドスキャナ210が本体に格納されて
いる時のモノクロ原稿読み取りでは、読み取りに先立っ
て補正データの取得を行う。まず、本体からハンドスキ
ャナ210へモノクロ補正データ取得命令が出される
と、ハンドスキャナ210ではG光源(緑色)310を
初期点灯時間点灯して、図示せぬ白基準板を読み取り、
ラインセンサ312の出力レベルを監視する。ここで光
量が高く、ラインセンサ312からの出力が過大である
場合にはLEDの点灯時間を所定値短く設定して、再度
白基準板を読み取る。これを繰り返して、適正なアナロ
グ出力が得られるLEDの点灯時間を決定し、白補正デ
ータの取得を行う。取得した白補正データはハンドスキ
ャナIC307内部の白補正データ格納用メモリに格納
する。次に、LED309,310,311全てを消灯
し、複数回読み取り動作を行って、その平均値を暗補正
データとしてハンドスキャナIC307内部の暗補正デ
ータ格納用メモリに格納する。
【0029】これらの補正データの取得とLED点灯時
間の調整処理は本体から送出される、同期信号に同期し
て行われる。また、実際の読み取り処理も同一の同期信
号に同期して行われる。以降、この同期信号をXSH信
号と記述する。また、XSH信号の周期は2.5msで
ある。補正データ取得が終了すると、CPU201は本
体の原稿搬送系を駆動して原稿を搬送しながら読み取り
動作を開始し、ラインセンサ312からのアナログ信号
をハンドスキャナIC307に入力し、A/D変換、白
補正と暗補正を行った後、解像度の変換、2値化処理を
行った後、一旦、SRAM304にライン単位で格納す
る。SRAM304に格納されたデータは、逐次ライン
単位でCPU301がSRAM304から読み出し、本
体i/f231を介して本体CPU201側に送出す
る。
【0030】図4に示す(A)はモノクロモードでの読
み取りタイミングを示す図である。XLSTは読取開始
指示信号で、ファクシミリ本体1からハンドスキャナ2
10へ送出される。これにより、ハンドスキャナIC3
07がこの信号の立ち下がりを検出すると、読み取り動
作の予約を行い、次のXSH信号の立ち下がりに同期し
て読み取り動作を開始する。また、内部予約信号XLS
TはXSH信号に同期してクリアされる。蓄積期間はラ
インセンサ312が露光蓄積をする期間であり、アナロ
グ信号入力期間はラインセンサ312からハンドスキャ
ナIC307にアナログデータを入力する期間で、蓄積
期間とアナログ信号入力期間に付された数字は対応関係
を示すものである。RMは矢印のある所で読み取りモー
タ223の励磁相が変化したことを示すものである。シ
ートスキャン時の読み取り動作は本体1側が主導権を持
ち、読み取りモータ223の駆動と読み取り動作の指示
をハンドスキャナ210に指示することによって行われ
る。
【0031】CPU301はSRAM304内のバッフ
ァに1ラインのデータが格納されると、逐次、本体i/
f231を介して本体1側にデータを送出し、本体1側
ではCPU201に入力された画像データが一旦、DR
AM219内の受信バッファに格納された後、データが
所定量蓄積されるとDRAM219からデータを読み出
し、印字出力用のデータを作成してプリントヘッド21
8にデータを出力することにより、印字出力を得る。
【0032】次に、カラーシートコピーの場合にはLE
Dの光量調整をR、G、Bの各色について行い、R、
G、B3色分の白補正データを取得し、時分割に点灯L
ED色を切り替えながら、1ライン単位での各色の読み
取りを行い、R,G,Bの順序でライン順次の形式で入
力されるデータに各色の白補正データに基づいた白補正
と各色共通の暗補正データに基づいた暗補正を行った後
はモノクロ時と同様に、一旦、SRAM304に格納
し、CPU301は本体1からの指示に従って画像処理
をSRAM304内の画像データに施した後、逐次、本
体i/f231を介して本体1側にデータを送出し、本
体1側ではハンドスキャナ210から入力された画像デ
ータを一旦、DRAM219に格納した後、データが所
定量蓄積されるとDRAM219からデータを読み出
し、印字出力用のデータを作成してプリントヘッド21
8にデータを出力することにより、印字出力を得る。
【0033】ここで、白補正データはカラー時の緑色用
とモノクロ時の白補正データを共通に使用するようにハ
ンドスキャナIC307内の白補正データ格納メモリの
領域を共用するように構成されている。同様に、暗補正
データもカラー時とモノクロ時で共用するように構成さ
れている。また、画像をFAX送信する場合には本体1
側で、ハンドスキャナ210からのデータを通信相手に
応じて符号化を行い、モデム206で変調を行い、NC
U207を介して相手機に送信する。
【0034】<ハンドスキャナ読み取り>ここで、ハン
ドスキャナ210が本体から取り外され、ハンドスキャ
ナ単体で画像の読み取りが行われ、読み取り終了後に、
本体に接続され、オペレータから、読み取った画像を印
字出力(コピー)するか、送信するかを指示された場合
の処理について説明する。
【0035】ハンドスキャナ読み取りでは、読み取りモ
ードとして、カラー、モノクロ写真、モノクロ文字の3
モードと、解像度選択として高精細と普通の2モードが
あり、各読み取りモード毎に解像度のモード選択が可能
で、6モードの組み合わせが可能に構成されている。
【0036】まず、ハンドスキャナ210が本体1に格
納されていない時のモノクロ原稿読み取りは、白補正デ
ータと暗補正データLEDの点灯時間は直前に行ったシ
ート読み取り時に取得したデータに基づいて行う。ハン
ドスキャナ読み取りの動作が指示されると、ハンドスキ
ャナIC307ではROM303内のハンドスキャナ読
み取りに関係した画像処理プログラムの一部をSRAM
304の領域にコピーする。
【0037】図4に示す(B)はモノクロモードでのハ
ンドスキャナ210の移動量と、読み取りトリガ出力の
タイミングを示す図である。MV_SNSは移動検出セ
ンサ308からの移動検出信号であり、この移動検出セ
ンサ308の入力の変化回数によりハンドスキャナ21
0の移動量を計測し、読み取り動作を行うように制御す
る。
【0038】ここでは、MV_SNS信号の変化点2回
に対して読み取りを一度行う場合の設定について説明す
る。XSH信号は上述したように読み取りの同期信号で
あるが、ハンドスキャナ読み取り時にはハンドスキャナ
IC307が内部で生成する周期信号を使用する。XS
H信号の周期は2.5msである。MV_SNS信号は移
動検出センサ308からの移動検出信号で、ハンドスキ
ャナ210が移動してスキャナのガイドローラーの回転
に応じて変化する信号である。
【0039】カウンタ値はMV_SNS信号の変化点を
ハード的に計測するカウンタ値で、カウンタ値はCPU
301からの読み出しと書き込み可能である。
【0040】XLST_IはハンドスキャナIC307
の内部信号でハンドスキャナモードではカウンタ値と所
定値(本実施形態では“2”)とを比較し、所定値以上
MV_SNSの変化点をカウントすると、H→Lに変化
する読み取り開始指示信号で、シートスキャン時に本体
1から送出されるXLST信号と等価の意味を持つ。副
走査方向の解像度は上記所定値を変更することにより行
われ、MV_SENS信号が400dpiの解像度を持
つように構成されている。高品位モードでは、2つの信
号変化点毎に読み取りを動作を行うので、副走査方向の
解像度は200dpiで、普通モードではMV_SEN
S信号の4つの変化点毎に読み取り動作を行い100d
piの解像度で読み取るように構成されている。
【0041】ハンドスキャナIC307では、XSH信
号の立ち上がりに同期してXLST_I信号をサンプリ
ングし、レベルがLowであれば読み取り動作を開始す
る。XLST_I信号はXSH信号に同期してクリアさ
れる。CPU301はXSH信号を割り込み信号入力と
しており、この割り込み処理においてハンドスキャナI
C307のステータスを監視し、読み取り動作の開始が
あった場合には、カウンタ値の減算処理を行う。図4に
示す(B)において、カウンタ値の更新に*印がある所
が、CPU301による減算処理が行われた所である。
【0042】また、ハンドスキャナ210の移動が適正
な動作をしている時には読み取りを行っているとオペレ
ータに分かるようにブザー318から読み取り速度に応
じた周波数の音を出す。また同様に、ハンドスキャナ2
10の図示せぬLEDを点滅させる。尚、所定値以上の
カウンタ値の増加が見られるときにはハンドスキャナ2
10の移動速度が速すぎると判断し、ブザー318から
警告音を出す。
【0043】蓄積期間は読み取りセンサ310が露光を
している期間であり、各XSH期間で蓄積動作は行われ
ているが、有効なデータ以外は記載されていない。アナ
ログ入力はセンサの読み取りデータがハンドスキャナI
C307に出力されるタイミングを示している。また、
蓄積期間とアナログ信号入力期間とに付された数字は対
応関係を示すものである。
【0044】次に、ハンドスキャナ210が所定移動量
を移動したことを検出し、XLST_I信号がLowに
なると、ハンドスキャナIC307では次のH期間から
読み取り動作を開始し、ラインセンサ312からのアナ
ログ信号をデジタルデータにA/D変換し、白補正暗補
正を行った後、文字モードが選択されたときには図5に
示す(A)の濃度変換を行った後、設定された解像度に
応じて高精細モードでは主走査200dpi、普通モー
ドでは100dpiに解像度変換を行い、誤差拡散法に
より2値化処理を行ってライン単位でSRAM304に
出力する。
【0045】また、写真モードが選択された時には図5
に示す(A)の濃度変換を行った後、1画素あたり8b
itの多値データの形式でSRAM304に出力して格
納する。この際の解像度は、副走査方向は高精細モード
時200dpi、普通モード時100dpi、主走査方
向は常に300dpiで格納する。これは、主走査方向
の最大解像度で記憶することにより読み取った画像を印
字出力する場合の品位向上を図るためである。また、ラ
インセンサ312は1ラインを定速2.5msで読み取る
ので、主走査方向の蓄積解像度を変更しても読み取り速
度に影響はない。また、図5に示す(A)の特性は、入
出力値を同一にすれば紙出力時の補正で所望の特性を得
ることができるが、JPEG圧縮の圧縮率向上のために
多少の階調圧縮を行っている。文字モードの場合は図5
に示す(B)の濃度変換を行った後2値化の処理を行
い、1画素あたり1bitの形式でSRAM304に格
納する。
【0046】次に、SRAM304に書き込まれたデー
タは逐次CPU301によりモードに応じて文字モード
ではJBIG圧縮法で圧縮処理を行い、また写真モード
ではモノクロJPEG法により圧縮処理を行い、フラッ
シュメモリ305に書き込まれる。その後、移動の検出
と読み取り動作は、ハンドスキャナ210のオペレーシ
ョンパネルからの終了指示があるか、所定長以上の読み
取りが行われたとき、又は、所定時間以上移動が検出さ
れないとき、或いはメモリ残量が無くなるまで継続さ
れ、読み取られた画像はページ単位でフラッシュメモリ
305に保持される。
【0047】ハンドスキャナ210が本体1に接続さ
れ、オペレータから読み取った画像を印字出力(コピ
ー)する指示がされた場合は、CPU301はフラッシ
ュメモリ305内のデータを読み出して所定のCPU3
01による伸張処理を写真モードデータの場合はハンド
スキャナIC307と連携して図6に示す601の濃度
変換、主走査副走査の解像度変換処理と誤差拡散法によ
る2値化処理を行った後、本体i/f228を介してC
PU201に画像データを逐次送出し、CPU201が
受信したデータを一旦、DRAM219に格納する。
尚、図6に示す601の特性は多少の下地除去とプリン
タの濃度特性に合わせた輝度濃度変換となっている。
【0048】また、文字モードの場合はフラッシュメモ
リ305内のデータを読み出し所定のCPU301によ
る伸張処理を行い、本体i/f228を介してCPU2
01に画像データを逐次送出し、CPU201では受信
したデータを一旦、DRAM219に格納する。以降の
処理は、シートコピー時の処理と同様の処理により、ハ
ンドスキャナ210からのデータの入力と印字動作とを
繰り返す。但し、文字モード時には、DRAM219の
画像データにプリンタ解像度への解像度変換の処理が追
加される。
【0049】また、送信指示の場合は、文字モードでは
DRAM219までのデータの流れは上述した処理と同
一である。写真モード時はCPU301はフラッシュメ
モリ305内のデータを読み出して所定のCPU301
による伸張処理、ハンドスキャナIC307と連携して
図6に示す602の濃度変換、主走査副走査の解像度変
換処理と誤差拡散法による2値化処理行った後、本体i
/f228を介してCPU201に画像データを逐次送
出し、CPU201が受信したデータを一旦、DRAM
219に格納する。図6に示す602の特性は全黒部に
孤立白画素や、全白部に孤立黒画素が発生しにくいよう
に、両端部が図6に示す601に比べて大きくクランプ
された形になっている。DRAM219に格納されたデ
ータを通信相手に応じて符号化を行い、モデム206で
変調を行いNCU207を介して相手機に送信する。
【0050】また、カラー時には、XLST発行一回に
つき、点灯LEDをXSH周期毎に切り替えてRGB各
色について行うだけで、モノクロ読み取り時の処理と大
きな差異はない。副走査の解像度変更はモノクロと同様
の処理なので省略する。
【0051】ラインセンサ312からのアナログ信号は
デジタルデータにA/D変換され、RGB各色独立に白
補正暗補正を行った後、RGB各色独立に輝度特性の補
正を行い、ライン単位で1画素あたり8bitの多値デ
ータの形式でSRAM304に出力されて格納される。
SRAM304に書き込まれたデータは、逐次CPU3
01により所定の色空間変換と圧縮処理され、フラッシ
ュメモリ305に蓄積される。
【0052】ハンドスキャナ210が本体に接続され、
オペレータから、読み取った画像を印字出力する指示が
された場合は、CPU301はフラッシュメモリ305
内のデータを読み出してCPU301による伸張処理、
ハンドスキャナIC307と連携して解像度変換処理と
2値化処理を行った後、本体i/f228を介してCP
U201に画像データを逐次送出し、CPU201が受
信したデータを一旦、DRAM219に格納する。以降
の処理はシートコピー時の処理と同様の処理によりハン
ドスキャナ210からのデータの入力と印字動作とを繰
り返す。
【0053】また、送信指示の場合は、フラッシュメモ
リ305内のデータを読み出してCPU301による伸
張処理後、所定の画像処理を行った後、再度圧縮処理を
行い、本体i/f228を介してCPU101に画像デ
ータを逐次送出し、CPU101が受信したデータを一
旦、DRAM219に格納する。そして、DRAM21
9に格納されたデータは通信相手に応じて符号化を行
い、モデム206で変調を行い、NCU207を介して
相手機に送信する。
【0054】以上説明したように、実施形態によれば、
ハンドスキャナ単体で読み取る際に多値レベルで保持し
た画像データは、用途に応じた濃度カーブ変換を行って
から2値化することで、ハンドスキャナ単体で読みとる
際にも画像用途に応じて所望の特性の濃度変換を行った
データを生成することが可能になる。また、モノクロJ
PEG等の多値データの圧縮に好適な圧縮手段を使用す
ることで、多値データ形式の蓄積のデータ量の増大を抑
制することができる。
【0055】これにより、ユーザはハンドスキャナを本
体に接続してから、蓄積された画像の用途指示をするだ
けで、煩瑣な操作なしに最適の画像を得ることができ
る。
【0056】また、読み取りユニット内の蓄積メモリに
蓄積された多値レベルの画像データへの濃度カーブ変換
の特性を、MODEM手段を介して外部機器にファクシ
ミリ送信を行う場合は印字出力を行う場合よりも、高濃
度側の黒つぶし量と低濃度側の白飛ばし量を大きく取
り、階調性を低下させる濃度変換後に2値化を行うこと
でコピー時の画質と通信時のデータ量の抑制の両立が可
能になる。
【0057】また、ハンドスキャナ単体で読み取るモー
ドとして、少なくとも文字モードと写真モードの2つの
モードを備え、文字モード時には読み取った多値データ
を予め決められた濃度変換特性で濃度変換を行った後、
2値化を行い、蓄積メモリに格納し、写真モード時には
多値レベルの画像データに圧縮手段により圧縮した画像
データを蓄積メモリに格納することで、データ量の抑制
と判読性を重要視した文字モードを使用することで読み
取り枚数を多くすることが可能になる。
【0058】更に、ハンドスキャナ単体で読み取るとき
の読み取り解像度のモードとして、2つ以上のモードを
備え、モードに応じて読み取る際に読取手段のラインと
直行する方向(副走査方向)の解像度のみを変更しライ
ン方向(主走査方向)の解像度は読取手段の最大解像度
の多値レベルの画像データに圧縮手段により圧縮した画
像データを蓄積メモリに格納することで、読み取り速度
を落とさずに解像度の高い出力装置に対する画像品質の
向上を図ることができる。
【0059】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェース機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0060】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0061】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0062】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,
ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−
ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカー
ド,ROMなどを用いることができる。
【0063】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0064】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
読み取った画像の用途を指示するだけで、煩雑な操作を
行うことなく最適な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】読取部を取り外して単独で動作可能としたファ
クシミリ装置の外観を示す斜視図である。
【図2】ファクシミリ装置の制御系を示すブロック図で
ある。
【図3】図2に示したハンドスキャナ210の構成を示
すブロック図である。
【図4】(A)はモノクロモードでの読み取りタイミン
グを示し、(B)は移動量及び読み取りトリガ出力のタ
イミングを示す図である。
【図5】(A)は文字モードが選択された場合の濃度変
換の特性を示し、(B)は写真モードが選択された場合
の濃度変換の特性を示す図である。
【図6】プリンタの濃度特性に変換する輝度濃度変換の
特性を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/407 H04N 1/40 101E Fターム(参考) 5B047 AA01 AB02 AB04 BA03 BB02 BC20 BC21 CA23 CB10 DB01 DB03 5B057 AA11 BA23 BA29 CA01 CA02 CA08 CA12 CA16 CB01 CB02 CB08 CB12 CB16 CC01 CE11 CE12 CG01 CH11 CH16 CH18 5C062 AA02 AA05 AB18 AB20 AC24 BA00 5C072 AA01 BA02 EA05 PA04 PA09 QA11 RA15 TA04 UA03 UA06 UA08 UA11 5C077 LL16 MM03 MM18 MP01 MP08 NP01 PP05 PP28 PQ08 PQ22 RR01 RR02 RR06 RR21 SS01

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置本体と取り外し可能に
    接続される読取装置であって、 ファクシミリ装置本体と取り外し可能に接続するための
    接続手段と、 前記ファクシミリ装置本体から取り外された状態で、画
    像を多値レベルの画像データとして読み取る読取手段
    と、 読み取った多値レベルの画像データを蓄積する蓄積手段
    と、 前記ファクシミリ装置本体に接続された状態で、前記蓄
    積された多値レベルの画像データをオペレータから指示
    された用途に応じて濃度変換する濃度変換手段とを有す
    ることを特徴とする読取装置。
  2. 【請求項2】 前記濃度変換手段は、前記用途として外
    部の機器に送信する場合、印字出力する場合よりも高濃
    度側の黒つぶし量と低濃度側の白飛ばし量とを大きく
    し、階調性を低下させるように濃度変換することを特徴
    とする請求項1に記載の読取装置。
  3. 【請求項3】 前記読取手段による読み取りモードとし
    て、少なくとも文字モードと写真モードの2モードを備
    え、文字モード時には読み取った多値レベルの画像デー
    タを予め決められた濃度変換特性で濃度変換した後、2
    値化を行い、写真モード時には多値レベルの画像データ
    を圧縮手段により圧縮することを特徴とする請求項1に
    記載の読取装置。
  4. 【請求項4】 前記読取手段による読み取り解像度とし
    て、少なくとも2つを備え、読み取る際にライン方向
    (主走査方向)と直行する方向(副走査方向)の解像度
    のみを変更し、ライン方向(主走査方向)の解像度は最
    大解像度とすることを特徴とする請求項1に記載の読取
    装置。
  5. 【請求項5】 ファクシミリ装置本体と取り外し可能に
    接続される読取装置の読取方法であって、 前記ファクシミリ装置本体から取り外された状態で、画
    像を多値レベルの画像データとして読み取る読取工程
    と、 読み取った多値レベルの画像データを蓄積する蓄積工程
    と、 前記ファクシミリ装置本体に接続された状態で、前記蓄
    積された多値レベルの画像データをオペレータから指示
    された用途に応じて濃度変換する濃度変換工程とを有す
    ることを特徴とする読取方法。
  6. 【請求項6】 前記濃度変換工程は、前記用途として外
    部の機器に送信する場合、印字出力する場合よりも高濃
    度側の黒つぶし量と低濃度側の白飛ばし量とを大きく
    し、階調性を低下させるように濃度変換することを特徴
    とする請求項5に記載の読取方法。
  7. 【請求項7】 前記読取工程による読み取りモードとし
    て、少なくとも文字モードと写真モードの2モードを備
    え、文字モード時には読み取った多値レベルの画像デー
    タを予め決められた濃度変換特性で濃度変換した後、2
    値化を行い、写真モード時には多値レベルの画像データ
    を圧縮手段により圧縮することを特徴とする請求項5に
    記載の読取方法。
  8. 【請求項8】 前記読取工程による読み取り解像度とし
    て、少なくとも2つを備え、読み取る際にライン方向
    (主走査方向)と直行する方向(副走査方向)の解像度
    のみを変更し、ライン方向(主走査方向)の解像度は最
    大解像度とすることを特徴とする請求項5に記載の読取
    方法。
  9. 【請求項9】 ファクシミリ装置本体と取り外し可能に
    接続される読取装置の読取プログラムであって、 前記ファクシミリ装置本体から取り外された状態で、画
    像を多値レベルの画像データとして読み取る読取手順
    と、 読み取った多値レベルの画像データを蓄積する蓄積手順
    と、 前記ファクシミリ装置本体に接続された状態で、前記蓄
    積された多値レベルの画像データをオペレータから指示
    された用途に応じて濃度変換する濃度変換手順とを読取
    装置に実行させることを特徴とする読取プログラム。
  10. 【請求項10】 前記濃度変換手順は、前記用途として
    外部の機器に送信する場合、印字出力する場合よりも高
    濃度側の黒つぶし量と低濃度側の白飛ばし量とを大きく
    し、階調性を低下させるように濃度変換することを特徴
    とする請求項9に記載の読取プログラム。
  11. 【請求項11】 前記読取手順による読み取りモードと
    して、少なくとも文字モードと写真モードの2モードを
    備え、文字モード時には読み取った多値レベルの画像デ
    ータを予め決められた濃度変換特性で濃度変換した後、
    2値化を行い、写真モード時には多値レベルの画像デー
    タを圧縮手順により圧縮することを特徴とする請求項9
    に記載の読取プログラム。
  12. 【請求項12】 前記読取手順による読み取り解像度と
    して、少なくとも2つを備え、読み取る際にライン方向
    (主走査方向)と直行する方向(副走査方向)の解像度
    のみを変更し、ライン方向(主走査方向)の解像度は最
    大解像度とすることを特徴とする請求項9に記載の読取
    プログラム。
  13. 【請求項13】 請求項9乃至請求項12の何れか一項
    に記載の読取プログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010206450A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Oki Electric Ind Co Ltd 画像保存装置、画像保存方法およびプログラム
JP2014011625A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Brother Ind Ltd 画像読取装置および画像読取プログラム

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