JP2003125156A - 画像形成装置及びその記録紙選択方法、プログラム並びに記憶媒体 - Google Patents

画像形成装置及びその記録紙選択方法、プログラム並びに記憶媒体

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JP2003125156A
JP2003125156A JP2001317046A JP2001317046A JP2003125156A JP 2003125156 A JP2003125156 A JP 2003125156A JP 2001317046 A JP2001317046 A JP 2001317046A JP 2001317046 A JP2001317046 A JP 2001317046A JP 2003125156 A JP2003125156 A JP 2003125156A
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Atsushi Otani
篤志 大谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録する画像のモードに応じて記録紙の種別
を選択できる画像形成装置及びその記録紙選択方法、プ
ログラム並びに記憶媒体を提供する。 【解決手段】 ファクシミリ機能による受信画像の記録
印字、コピー機能によるコピー、プリンタ機能によるプ
リントの何れかにより画像を記録する際に、画像がカラ
ーかモノクロかのモードに応じて記録紙の種別を選択
し、選択された記録紙に画像を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくともファク
シミリ機能、コピー機能、プリント機能を有する画像形
成装置及びその記録紙選択方法、プログラム並びに記憶
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー原稿を送受信可能なファク
シミリ装置が実用化されている。このファクシミリ装置
では、カラー画像と従来のモノクロ画像の両方の送受信
が可能である。また、カラーファクシミリ装置では、画
像の読み取りと記録がカラーに対応しているため、カラ
ーコピ−機能を併せ持ったり、パーソナルコンピュータ
との通信機能を付加してプリンタ機能を持つ多機能型の
機器も多く見られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、記録紙の供給手段として単一の給紙手段しか
持っていなかったり、複数の給紙手段を持っていても紙
サイズの指定切り替えを行うのみであり、記録画像によ
って紙種を切り替える手段を持たないため、同一サイズ
の画像の場合、モノクロ画像でもカラー画像でも同一の
記録紙に記録出力していた。
【0004】例えば、プリンタとしてインクジェット方
式のエンジンを持つ場合、テキストデータなどのモノク
ロ印字の用途では、一般的な普通紙で十分な印字品位で
あるが、写真などのカラー画像をカラー印字する用途で
は、インクのにじみ等の発生により印字品位が低下する
という問題がある。そこで、カラー印字時の印字品位向
上のために、常にコート紙などの高品位紙を使用すれば
印字品位の問題はなくなるが、記録紙のコストがかかっ
てしまい、家庭用の機器ではこのような対応は困難であ
る。
【0005】また、プリンタ機能の場合、オペレーター
が画像毎に紙を切り換えて供給し、併せて印字モードの
切り替えを行えば画像に応じた記録紙選択が可能である
が、操作が面倒であるという問題点がある。
【0006】更に、ファクシミリ機能による受信では、
必ずしもオペレータが機器のそばにいるとは限らず、紙
種の切り替えは難しい。
【0007】また、受信画像を一旦メモリに蓄積し、印
字出力時にオペレータが紙種を切り換えながら印字出力
する方法はプリンタ機能と同様煩瑣な操作を伴う。
【0008】尚、特開平5−193796号公報には、
印刷する画像のサイズに応じて給紙カセットを切り換え
る方法が記載されているが、印字動作モードに応じた切
り替えは行っていない。
【0009】また、特開平7−21482号公報には、
ドラフトモードと通常モードで給紙元を切り換える方法
が記載されているが、画像ソースに応じた自由度の高い
制御や、印字優先順位の高い画像に対する制御は行えな
い。
【0010】更に、特開平8−132682号公報に
は、カラー/モノクロの種別に応じて記録紙を切り換え
る方法が記載されているが、画像ソースに応じた記録紙
の切り替えや、印字優先順位の高い画像に対する制御は
行えない。
【0011】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、記録する画像のモードに応じて記録紙の種
別を選択できる画像形成装置及びその記録紙選択方法、
プログラム並びに記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、少なくともファクシミリ機能、コピー機
能、プリント機能を有する画像形成装置において、ファ
クシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能の何れかによ
り画像を記録する際に、指定された画像のモードに応じ
て記録紙の種別を選択する選択手段と、選択された記録
紙に画像を形成する画像形成手段とを有することを特徴
とする。
【0013】また、上記目的を達成するために、本発明
は、少なくともファクシミリ機能、コピー機能、プリン
ト機能を有する画像形成装置の記録紙選択方法であっ
て、ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能の何
れかにより画像を記録する際に、指定された画像のモー
ドに応じて記録紙の種別を選択する選択工程と、選択さ
れた記録紙に画像を形成する画像形成工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0015】図1は、実施形態におけるファクシミリ装
置の外観を示す斜視図である。同図において、1はファ
クシミリ装置本体、2は記録紙を積載するカセットA、
3は記録紙を積載するカセットB、4は読み取った原稿
を積載する原稿トレー、5は記録した記録紙を排出し積
載する記録紙排出部、6はオペレーションパネルで、キ
ーボードと装置の状態等を表示するLED及びLCDと
から構成されている。7は情報を表示するLCD表示
部、8は原稿挿入口、9は原稿の保持用のトレイ、10
は手差し記録紙挿入口である。
【0016】図2は、図1に示すファクシミリ装置の制
御系を示す図である。同図において、201はCPUで
あり、本装置全体の動作を制御する。202はシステム
バスであり、各種データの授受や制御命令の授受等を行
う。203はROMであり、CPU201を制御するた
めのプログラムが格納されている。204はSRAMで
あり、発信元情報やユーザ登録情報等を記憶するための
メモリである。206はモデムであり、画像信号を音声
帯域の信号に変復調するものである。207は網制御ユ
ニット(NCU)であり、電話回線208と本装置との
接続を制御するものである。209はスピーカ駆動回路
であり、モデム206、システムゲートアレイ211、
NCU207を選択し、スピーカ210より音声を出力
するものである。
【0017】212は画像を読み取るためのラインセン
サで、主走査方向に300dpiで画像を読み取る。
尚、このラインセンサ212は、画像を主走査方向に1
ライン分読み取ることができる。213はラインセンサ
212が赤色の画像を読み取るための赤色LED光源で
ある。214はラインセンサ212が緑色の画像を読み
取るための緑色LED光源である。215はラインセン
サ212が青色の画像を読み取るための青色LED光源
である。ここで光源にLEDを用いているのは、装置の
小型化が可能であるためであり、LED光源は蛍光燈等
と比べると、光量が安定しており応答特性も早いため、
光源の高速な切り替えが可能であるからである。そのた
め、シートスルータイプで高速な装置を提供できる。ま
た、LED光源の消費電流は蛍光燈等と比較すると小さ
いので、消費電力の小さい家庭向きの装置を提供できる
からである。
【0018】218はオペレーションパネルであり、図
1に示したオペレーションパネル6に該当する。216
は画像を記録するプリントヘッドである。この記録ヘッ
ドはカラーでの記録が可能な記録ヘッドと、モノクロで
の記録が可能な記録ヘッドと交換可能である。尚、実施
形態では、プリントヘッドはインクジェットタイプの記
録ヘッドで、副走査方向に複数のノズルが並んでヘッド
記録面を形成しているものとする。また、記録動作時に
は、ヘッドが装着されたキャリッジを(ノズルの配列方
向とは直交した)主走査方向に往復運動することで複数
のノズルによる記録幅分の領域に画像が形成される。そ
の後、記録紙を記録幅分だけ副走査方向に搬送し、記録
動作を繰り返すことにより、記録紙上に画像が形成され
る。また記録ヘッドは、熱転写タイプのものであっても
良い。
【0019】219はDRAMであり、画像データや音
声データの格納とプリントヘッドに供給するための画像
データを一時的に蓄えたり、CPU201の作業領域と
して使用される。217はプリントヘッドセンサであ
り、プリントヘッドの有無及び種類を検出する。220
は原稿検出センサであり、原稿幅、原稿の有無を検出す
る。221は用紙検出センサであり、カセットA2、カ
セットB3、手差しトレー10それぞれの記録用紙の有
無を検出する。222はドライバであり、読み取りモー
タ223を駆動するものである。223は読み取りモー
タであり、原稿を搬送するためのものである。
【0020】211はシステムゲートアレイであり、プ
リントヘッド216、DRAM219、各種センサ21
7,220、221、読み取りモータ223を駆動する
ドライバ222、オペレーションパネル218に接続さ
れている。ここで、システムゲートアレイ211はヘッ
ドのノズルの配列に合わせて主走査方向に並んだ画像デ
ータを副走査方向に並んだ画像データに変換するプリン
トヘッド216に転送する処理や、オペレーションパネ
ル218のキーボードより入力されたキー入力データや
各種センサの出力信号をCPUが判別できるコード信号
に変換する処理や、読み取りモータのタイミング処理を
行ってる。また、システムゲートアレイ211は光源2
13,214,215とラインセンサ212に接続さ
れ、RGB光源313,314,315の駆動制御や、
読み取りセンサー312の駆動制御を行い、入力される
アナログビデオ信号に画像処理を行う。
【0021】224は記録紙を副走査方向に搬送するた
めのLFモータ、225はLFモータ224を駆動する
ためのLFモータドライバである。226はプリントヘ
ッドを装着したキャリッジを駆動するためのCRモー
タ、227はCRモータ226を駆動するためのCRモ
ータドライバである。228は不図示のホストPCとの
接続を行い、プリンタ機能を実現するためのホストi/
fである。
【0022】以上の構成からなる実施形態によるファク
シミリ装置の基本的な動作について説明する。
【0023】[読み取り動作・記録動作]オペレーショ
ンパネル218からコピー動作が指示されると、CPU
201はROM203に格納されているプログラムに従
って以下の動作を実行する。
【0024】まず、モノクロ原稿の読み取りでは、読み
取りに先立って補正データの取得を行う。補正データの
取得に先立ち、適正光量を得るためにLEDの点灯時間
調整を行う。具体的には、緑色(G)光源214を初期
点灯時間点灯して不図示の白基準板を読み取り、ライン
センサ212の出力レベルを監視する。ここで光量が高
く、ラインセンサ212からの出力が過大である場合に
は、LEDの点灯時間を所定値短く設定して再度白基準
板を読み取る。この調整を繰り返して、適正なアナログ
出力を得られるLEDの点灯時間を決定し、決定した時
間点灯して不図示の白基準板を読み取り、白基準板白補
正データの取得を行う。そして、取得した白補正データ
はシステムゲートアレイ211内部の白補正データ格納
用メモリに格納される。次に、LED213,214,
215全てを消灯し、複数回読み取り動作を行い、その
平均値を暗補正データとしてシステムゲートアレイ21
1内部の暗補正データ格納用メモリに格納する。
【0025】これらの補正データの取得及びLED点灯
時間の調整処理は、システムゲートアレイ211の生成
する同期信号XSHに同期して行われる。尚、実際の読
み取り処理も同一の同期信号に同期して行われる。以
降、この同期信号をXSH信号と記述する。また、XS
H信号の周期は2.5msecである。
【0026】次に、補正データ取得が終了すると、CP
U201は本体の原稿搬送系を駆動して原稿を搬送しな
がら読み取り動作を開始し、ラインセンサ212からの
アナログ信号をシステムゲートアレイ211に入力し、
A/D変換、白補正と暗補正を行った後、解像度の変
換、2値化処理を行い、一旦、DRAM219にライン
単位で格納する。
【0027】図3は、実施形態による原稿読み取りタイ
ミングを示す図である。図3に示す(A)は、モノクロ
モードでの原稿読み取りタイミングである。また、
(B)はカラーモードでの原稿読み取りタイミングであ
る。
【0028】図3に示す(A)において、XLSTは読
み取り開始指示信号であり、CPU201からシステム
ゲートアレイ211へ送出される。そして、システムゲ
ートアレイ211がXLST信号の立ち下がりを検出す
ると、読み取り動作の予約を行い、次のXSH信号の立
ち下がりに同期して読み取り動作を開始する。また、不
図示の内部予約信号XLST_I信号はXSH信号に同
期してクリアされる。図中の蓄積期間はラインセンサ2
12が露光蓄積をする期間、アナログ信号入力期間はラ
インセンサ212からシステムゲートアレイ211にア
ナログデータを入力する期間で、蓄積期間とアナログ信
号入力期間に付与された数字は対応関係を示すものであ
る。また、RMは矢印の時点で読み取りモータ223の
励磁相が変化したことを示す。
【0029】DRAM219に格納されたデータは、デ
ータが所定量蓄積されるとDRAM219から読み出さ
れ、印字出力用のデータが作成され、プリントヘッド2
16に出力されて印字出力が得られる。尚、印字出力時
の記録紙選択の方法については後述する。
【0030】次に、図3に示す(B)のカラーモードの
場合、LEDの光量調整をR、G、B各色について行
い、R、G、B3色分の白補正データを取得し、時分割
に点灯LED色を切り替えながら、1ライン単位での各
色の読み取りを行う。そして、R,G,Bの順序でライ
ン順次の形式で入力されるデータに各色の白補正データ
に基づいた白補正と各色共通の暗補正データに基づいた
暗補正を行った後、上述したモノクロの場合と同様、一
旦DRAM219に格納する。その後、データが所定量
蓄積されるとDRAM219からデータを読み出し、印
字出力用のデータを作成してプリントヘッド216にデ
ータを出力して印字出力を得る。ここで、白補正データ
はカラー時の緑色用とモノクロ時の白補正データを共用
で使用するようにシステムゲートアレイ211内の白補
正データ格納メモリの領域が構成されている。同様に、
暗補正データもカラー時とモノクロ時で共用されてい
る。
【0031】また、画像をFAX送信する場合には、D
RAM219に格納されたデータを通信相手に応じて所
定の符号化を行い、モデム206で変調を行いNCU2
07を介して相手機に送信する。尚、印字出力時の記録
紙選択の方法については後述する。
【0032】[モノクロ受信動作]次に、モノクロ画像
をFAX受信する場合は、NCU207を介して入力さ
れるアナログ信号をモデム206で復調してDRAM2
19に格納する。そして、受信したデータをCPU20
1が逐次復号化処理を行い、再度DRAM219に書き
込む。ここで、印字出力する場合は、DRAM219か
らデータを読み出して印字出力用のデータを作成し、プ
リントヘッド216にデータを出力して印字出力を得
る。また、全ての画像を一旦メモリに格納する場合は、
復号化処理されたデータを予め定められた方法で再度符
号化を行い、符号データをページ単位もしくはファイル
単位でDRAM219に蓄積する。また、メモリ受信し
たデータを改めて印字する場合には、DRAM219か
らデータを読み出して解像度変換と印字出力用のデータ
変換とを行い、プリントヘッド216にデータを出力し
て印字出力を得る。尚、印字出力時の記録紙選択の方法
については後述する。
【0033】[カラー受信動作]次に、カラー画像をF
AX受信する場合は、NCU207を介して入力される
アナログ信号をモデム206で復調した後、DRAM2
19に格納する。そして、受信したデータを直接印字出
力する場合は、受信したデータをCPU201が逐次復
号化処理を行い、再度DRAM219に書き込む。復号
化されたデータに解像度変換と2値化処理を行い、更に
印字出力用のデータ変換を行い、プリントヘッド216
にデータを出力して印字出力を得る。また、全ての画像
を一旦メモリに格納する場合は、復号化処理されたデー
タを、予め定められた方法で再度符号化を行い、符号デ
ータをページ単位もしくはファイル単位でDRAM21
9に蓄積する。また、メモリ受信したデータを改めて印
字する場合には、DRAM219からデータを読み出し
て印字出力用のデータを作成し、プリントヘッド216
にデータを出力して印字出力を得る。また、受信したデ
ータをDRAM219に蓄積する場合は、復号化処理を
行わず、受信したデータをそのままDRAM219に格
納する。また、メモリ受信を行ったデータを改めて印字
する場合には、DRAM219内のデータを逐次復号化
処理を行い、再度DRAM219に書き込む。そして、
復号化したデータに解像度変換と2値化処理を行い、更
に印字出力用のデータ変換を行い、プリントヘッド21
6にデータを出力して印字出力を得る。尚、印字出力時
の記録紙選択の方法については後述する。
【0034】[プリント動作]次に、ホストi/f22
8を介して入力されるデータは、コピー、受信印字の際
のプリントヘッド216に送出するデータと同等の形式
のデータになっている。ホストPCとのステータス線に
よるハンドシェイクと、制御データの送受信の手順を実
行しながら、入力される画像データは、逐次、DRAM
219内の受信バッファに書き込まれながらプリントヘ
ッド216への出力を行って印字出力を得る。
【0035】次に、上述した各動作時の記録印字時の給
紙切り換えについて説明する。
【0036】図4は、記録印字時に給紙される記録紙の
選択例を示す図である。尚、記録紙サイズは、「A4」
サイズ固定となっており、指定項目はないが、複数サイ
ズの記録紙をサポートする場合は記録紙サイズの情報も
併せて記録紙の選択を行う。また、図中の指定情報はユ
ーザが設定可能で、設定例は固定的なものではない。ユ
ーザはオペレーションパネル218からキー入力によ
り、指定情報を入力し、入力されたデータはSRAM2
04に格納される。
【0037】図4に示すように、2つのカセットA,B
と手差しトレーについて個別に記録紙の種別指定と、各
モードに対して給紙選択するカセットの指定を行えるよ
うに構成されている。図中の数字は、各印字モードにお
ける給紙選択を複数行う際に付けられる優先順位であ
り、数字が大きいほど優先順位は低くなることを示す。
また、複数の指定がなされているモードでは、印字出力
時に優先順位の高い記録紙を使用して記録を行い、最優
先の記録紙がない場合は、順次優先順位の低い記録紙を
選択して印字出力を行う。尚、×印は対応する印字モー
ドでは給紙を禁止することを示している。
【0038】次に、図4に示すように、記録印字時に給
紙される記録紙の選択設定が行われている場合に、受信
データを記録印字する動作について説明する。
【0039】図5は、受信データ記録印字時の給紙選択
処理を示すフローチャートである。まず、ステップS5
01において、受信データを印字する指示が入力される
と、CPU201は受信データがあるか否かを判断す
る。ここで、受信データがない場合はステップS515
へ進み、CPU201は、例えば「受信データがありま
せん」というメッセージをオペレーションパネル218
上のLCDに表示すると共にスピーカ210によって同
メッセージを音声で出力して処理を終了する。
【0040】また、ステップS501において、受信デ
ータがある場合はステップS502へ進み、CPU20
1はオペレーションパネル218上の操作で指定された
データがカラーか否かを判断する。ここで、カラーのデ
ータが指示されている場合はステップS503へ進み、
CPU201はプリントヘッド216がキャリッジに装
着されているか、カラープリントヘッドかをプリントヘ
ッドセンサ217の出力によって判断する。ここで、カ
ラープリントヘッドがキャリッジに装着されていない場
合はステップS516へ進み、例えば「カラープリント
ヘッドをセットして下さい」というプリントヘッド21
6のセットを促すメッセージをオペレーションパネル2
18上のLCDに表示し、スピーカ210によって同メ
ッセージを音声で出力して処理を終了する。
【0041】また、ステップS503において、カラー
プリントヘッドがキャリッジに装着されている場合はス
テップS504へ進み、CPU201は図4に示したモ
ード記録紙対応に基づき、カラー受信記録印字時の第一
優先の記録紙(カセットA)があるか否かを記録紙検出
センサ221の出力によって判断する。ここで、記録紙
がセットされている場合はステップS505へ進み、カ
セットAを選択し、記録紙選択処理を終了し、受信デー
タの印字動作を開始する。
【0042】また、ステップS504において、記録紙
がセットされていない場合はステップS506へ進み、
第二優先のカセットBに記録紙があるか判断する。ここ
で、カセットBに記録紙がない場合はステップS517
へ進み、CPU1は、例えば「記録紙をセットして下さ
い」という記録紙のセットを促すメッセージをオペレー
ションパネル218上のLCDに表示し、スピーカ21
0によって同メッセージを音声で出力して処理を終了す
る。また、ステップS506において、記録紙がセット
されている場合はステップS507へ進み、カセットB
を選択し、記録紙選択処理を終了し、受信データの印字
動作を開始する。
【0043】一方、上述のステップS502において、
印字データがモノクロデータの場合はステップS508
へ進み、CPU201はプリントヘッド216がキャリ
ッジに装着されているかを判断する。ここで、プリント
ヘッドがキャリッジに装着されていない場合はステップ
S516へ進み、例えば「プリントヘッドをセットして
下さい」というプリントヘッド216のセットを促すメ
ッセージをオペレーションパネル25上のLCDに表示
し、スピーカ210によって同メッセージを音声で出力
して処理を終了する。
【0044】また、ステップS508において、プリン
トヘッドが装着されている場合はステップS509へ進
み、CPU201は図4に示したモード記録紙対応に基
づき、モノクロ受信印字時の第一優先の記録紙(手差し
トレー)があるか否かを記録紙検出センサ221の出力
によって判断する。ここで、記録紙がセットされている
場合はステップS510へ進み、手差しトレーを選択
し、記録紙選択処理を終了し、受信データの印字動作を
開始する。
【0045】また、ステップS509において、記録紙
がセットされていない場合はステップS511へ進み、
第二優先のカセットBに記録紙があるかを判断する。こ
こで、カセットBに記録紙がある場合はステップS51
2へ進み、カセットBを選択し、記録紙選択処理を終了
し、受信データの印字動作を開始する。また、ステップ
S511において、カセットBに記録紙がない場合はス
テップS513へ進み、第2優先のカセットAに記録紙
があるかを判断する。ここで、カセットAに記録紙があ
る場合はステップS514へ進み、カセットAを選択
し、記録紙選択処理を終了し、受信データの印字動作を
開始する。また、ステップS513において、カセット
Aに記録紙がない場合はステップS517へ進み、CP
U201は、例えば「記録紙をセットして下さい」とい
う記録紙のセットを促すメッセージをオペレーションパ
ネル218上のLCDに表示し、スピーカ210によっ
て同メッセージを音声で出力して処理を終了する。
【0046】尚、受信データを自動的に受信後、印字出
力する場合は図5に示すエラー通知処理を行わないが、
基本的には同じ手順によって行われる。また、対応する
記録紙がない場合、受信データはDRAM219に蓄積
されるが、DRAM219の残量が所定値以下になった
場合、受信拒否のガイダンスを相手側に送出し、画像の
受信を拒否する。
【0047】次に、図4に示すように、記録印字時に給
紙される記録紙の選択設定が行われている場合に、原稿
をコピーする動作について説明する。
【0048】図6は、原稿のコピー時の給紙選択処理を
示すフローチャートである。まず、ステップS601に
おいて、原稿のコピー指示が入力されると、CPU20
1は原稿挿入口8に原稿がセットされているか否かを原
稿検出センサ220の出力によって判断する。ここで、
原稿がセットされていない場合はステップS618へ進
み、CPU201は、例えば「原稿をセットして下さ
い」という原稿のセットを促すメッセージをオペレーシ
ョンパネル218上のLCDに表示し、スピーカ210
によって同メッセージを音声で出力して処理を終了す
る。
【0049】また、ステップS601において、原稿が
セットされている場合はステップS602へ進み、CP
U201はオペレーションパネル218上の操作でカラ
ーコピーが指示されたかを判断する。ここで、カラーコ
ピーが指示されている場合はステップS603へ進み、
CPU201はプリントヘッド216がキャリッジに装
着されているか、カラープリントヘッドか否かをプリン
トヘッドセンサ217の出力により判断する。ここで、
カラープリントヘッドがキャリッジに装着されていない
場合はステップS617へ進み、例えば「カラープリン
トヘッドをセットして下さい」というプリントヘッド2
16のセットを促すメッセージをオペレーションパネル
218上のLCDに表示し、スピーカ210によって同
メッセージを音声で出力して処理を終了する。
【0050】また、ステップS603において、カラー
プリントヘッドがキャリッジに装着されている場合はス
テップS604へ進み、CPU201は指定モードがカ
ラー高品位モードか否かを判断する。ここで、高品位モ
ードであれば、図4に示したモード記録紙対応に基づ
き、カラーコピー高品位モード時の第一優先の記録紙
(カセットA)があるか否かを記録紙検出センサ221
の出力によって判断する。ここで、カセットAに記録紙
があった場合はステップS606へ進み、カセットAを
選択し、記録紙選択処理を終了し、コピー動作を開始す
る。また、ステップS605において、記録紙がセット
されていない場合、第2優先の記録紙の指定はないので
ステップS618へ進み、CPU201は、例えば「記
録紙をセットして下さい」という記録紙のセットを促す
メッセージをオペレーションパネル218上のLCDに
表示し、スピーカ210によって同メッセージを音声で
出力して処理を終了する。
【0051】また、ステップS604において、指定モ
ードがカラー高品位モードではなく、カラー標準モード
の場合はステップS607へ進み、図4に示したモード
記録紙対応に基づき、カラー標準モード時の第一優先の
記録紙(カセットA)があるか否かを記録紙検出センサ
221の出力によって判断する。ここで、カセットAに
記録紙があった場合はステップS608へ進み、カセッ
トAを選択し、記録紙選択処理を終了し、コピー動作を
開始する。また、ステップS607において、記録紙が
セットされていない場合はステップS609へ進み、第
2優先の記録紙(カセットB)があるか否かを判断す
る。ここで、カセットBに記録紙があった場合はステッ
プS610へ進み、カセットBを選択し、記録紙選択処
理を終了し、コピー動作を開始する。また、ステップS
609において、カセットBに記録紙がなかった場合は
ステップS618へ進み、CPU201は、例えば「記
録紙をセットして下さい」という記録紙のセットを促す
メッセージをオペレーションパネル218上のLCDに
表示し、スピーカ210によって同メッセージを音声で
出力して処理を終了する。
【0052】一方、上述のステップS602において、
モノクロコピーが指定された場合はステップS611へ
進み、CPU201はプリントヘッド216がキャリッ
ジに装着されているか否かを判断する。ここで、プリン
トヘッド216がキャリッジに装着されていない場合は
ステップS617へ進み、例えば「プリントヘッドをセ
ットして下さい」というプリントヘッド216のセット
を促すメッセージをオペレーションパネル25上のLC
Dに表示し、スピーカ210によって同メッセージを音
声で出力して処理を終了する。
【0053】また、ステップS612において、プリン
トヘッド216が装着されている場合はステップS61
2へ進み、CPU201は図4に示したモード記録紙対
応に基づき、モノクロコピー時の第一優先の記録紙(カ
セットB)があるか否かを記録紙検出センサ221の出
力によって判断する。ここで、カセットBに記録紙があ
った場合はステップS613へ進み、カセットBを選択
し、記録紙選択処理を終了し、コピー動作を開始する。
また、ステップS612において、カセットBに記録紙
がセットされていない場合はステップS614へ進み、
第2優先の手差しトレーに記録紙があるかを判断する。
ここで、手差しトレーに記録紙があった場合はステップ
S615へ進み、手差しトレーを選択し、記録紙選択処
理を終了し、コピー動作を開始する。また、手差しトレ
ーに記録紙がなかった場合はステップS618へ進み、
CPU201は、例えば「記録紙をセットして下さい」
という記録紙のセットを促すメッセージをオペレーショ
ンパネル218上のLCDに表示し、スピーカ210に
よって同メッセージを音声で出力して処理を終了する。
【0054】上述の記録紙選択処理が終了するとステッ
プS619へ進み、更に受信記録に必要な記録紙が存在
するか(図4に示す設定の場合はカセットAと手差しト
レー又はカセットB)を判断し、記録紙が存在する場合
は記録紙選択処理を終了して印字動作に移行する。また
受信記録に必要な記録紙が存在しない場合はステップS
618へ進み、CPU201は、例えば「記録紙をセッ
トして下さい」という記録紙のセットを促すメッセージ
をオペレーションパネル218上のLCDに表示し、ス
ピーカ210によって同メッセージを音声で出力して処
理を終了する。このような処理をするのは、受信データ
はリモートから送られてくるデータであるため、常に受
信記録に必要な紙種を備えるようユーザに促すことで印
字不能の状態を少なくするためである。
【0055】次に、図4に示すように、記録印字時に給
紙される記録紙の選択設定が行われている場合に、ホス
トPCからのプリント指示によりプリントする動作につ
いて説明する。
【0056】図7は、PCプリント時の給紙選択処理を
示すフローチャートである。まず、ステップS701に
おいて、ホストPCからの印字指示があると、CPU2
01はカラー印字が指示されたか否かを判断する。ここ
で、カラー印字が指示されている場合はステップS70
2へ進み、CPU201はプリントヘッド216がキャ
リッジに装着されているか、カラープリントヘッドか否
かをプリントヘッドセンサ217の出力により判断す
る。ここで、カラープリントヘッドがキャリッジに装着
されていない場合はステップS617へ進み、例えば
「カラープリントヘッドをセットして下さい」というプ
リントヘッド216のセットを促すメッセージをオペレ
ーションパネル218上のLCDに表示し、スピーカ2
10によって同メッセージを音声で出力して処理を終了
する。
【0057】また、ステップS702において、カラー
プリントヘッドがキャリッジに装着されている場合はス
テップS703へ進み、CPU201は指定モードがカ
ラー高品位モードか否かを判断する。ここで、高品位モ
ードであれば、図4に示したモード記録紙対応に基づ
き、カラープリント高品位モード時の第一優先の記録紙
(カセットA)があるか否かを記録紙検出センサ221
の出力によって判断する。ここで、カセットAに記録紙
があった場合はステップS705へ進み、カセットAを
選択し、記録紙選択処理を終了し、プリント動作を開始
する。また、ステップS704において、記録紙がセッ
トされていない場合、第2優先の記録紙の指定はないの
でステップS714へ進み、CPU201は、例えば
「記録紙をセットして下さい」という記録紙のセットを
促すメッセージをオペレーションパネル218上のLC
Dに表示し、スピーカ210によって同メッセージを音
声で出力して処理を終了する。
【0058】また、ステップS703において、指定モ
ードがカラー高品位モードではなく、カラー標準モード
の場合はステップS707へ進み、図4に示したモード
記録紙対応に基づき、カラー標準モード時の第一優先の
記録紙(カセットB)があるか否かを記録紙検出センサ
221の出力によって判断する。ここで、カセットBに
記録紙があった場合はステップS708へ進み、カセッ
トBを選択し、記録紙選択処理を終了し、プリント動作
を開始する。また、ステップS707において、カセッ
トBに記録紙がなかった場合はステップS714へ進
み、CPU201は、例えば「記録紙をセットして下さ
い」という記録紙のセットを促すメッセージをオペレー
ションパネル218上のLCDに表示し、スピーカ21
0によって同メッセージを音声で出力して処理を終了す
る。
【0059】一方、上述のステップS701において、
モノクロプリントが指定された場合はステップS709
へ進み、CPU201はプリントヘッド216がキャリ
ッジに装着されているか否かを判断する。ここで、プリ
ントヘッド216がキャリッジに装着されていない場合
はステップS715へ進み、例えば「プリントヘッドを
セットして下さい」というプリントヘッド216のセッ
トを促すメッセージをオペレーションパネル25上のL
CDに表示し、スピーカ210によって同メッセージを
音声で出力して処理を終了する。
【0060】また、ステップS709において、プリン
トヘッド216が装着されている場合はステップS71
0へ進み、CPU201は図4に示したモード記録紙対
応に基づき、モノクロプリント時の第一優先の記録紙
(カセットB)があるか否かを記録紙検出センサ221
の出力によって判断する。ここで、カセットBに記録紙
があった場合はステップS711へ進み、カセットBを
選択し、記録紙選択処理を終了し、プリント動作を開始
する。また、ステップS710において、カセットBに
記録紙がセットされていない場合はステップS712へ
進み、第2優先の手差しトレーに記録紙があるかを判断
する。ここで、手差しトレーに記録紙があった場合はス
テップS713へ進み、手差しトレーを選択し、記録紙
選択処理を終了し、プリント動作を開始する。また、手
差しトレーに記録紙がなかった場合はステップS714
へ進み、CPU201は、例えば「記録紙をセットして
下さい」という記録紙のセットを促すメッセージをオペ
レーションパネル218上のLCDに表示し、スピーカ
210によって同メッセージを音声で出力して処理を終
了する。
【0061】上述の記録紙選択処理が終了するとステッ
プS706へ進み、更に受信記録に必要な記録紙が存在
するか(図4に示す設定の場合はカセットAと手差しト
レー又はカセットB)を判断し、記録紙が存在する場合
は記録紙選択処理を終了して印字動作に移行する。また
受信記録に必要な記録紙が存在しない場合はステップS
714へ進み、CPU201は、例えば「記録紙をセッ
トして下さい」という記録紙のセットを促すメッセージ
をオペレーションパネル218上のLCDに表示し、ス
ピーカ210によって同メッセージを音声で出力して処
理を終了する。このような処理をするのは、受信データ
はリモートから送られてくるデータであるため、常に受
信記録に必要な紙種を備えるようユーザに促すことで印
字不能の状態を少なくするためである。
【0062】[変形例]上述した実施形態では、受信デ
ータを自動的に受信した後、印字出力する際に対応する
記録紙がない場合、受信データはDRAM219に蓄積
されるが、DRAM219の残量が所定値以下になった
場合、受信拒否のガイダンスを相手側に送出し、画像の
受信を拒否するとしたが、蓄積メモリの残量が所定値以
下になった場合、対応記録紙以外の給紙手段に記録紙が
存在すれば、強制的に受信画像を対応用紙以外の用紙に
印字出力するように構成することも可能である。
【0063】また、上述した実施形態では、給紙手段に
対して紙種の指定と印字モード毎の給紙指定を行った
が、バーコードなどで紙種の自動判定を行えるように構
成し、印字モード毎の記録紙種の優先指定をすることで
印字モード毎の記録紙切り換えを行うこともできる。こ
の場合、カセットの紙種構成を変更しても印字モード毎
の記録紙種の優先指定の登録内容を変更しなくても切り
替えを行うことができる。
【0064】更に、上述した実施形態では、受信印字を
一意に優先順位の高い印字動作としたが、印字動作毎に
優先順位を指定可能とし、ある印字動作に対応した指定
された記録紙がない場合、その印字動作以下の優先順位
の印字動作を禁止するように構成することもできる図8
は、各印字動作毎に優先順位を付加指定したものであ
る。図8において、数字が小さいものが大きいものより
優先順位が高くなるようになっている。この優先順位に
従って、例えばカセットAの記録紙がなくなった場合、
優先順位2のカラープリント動作ができなくなるので、
優先順位3のカラーコピー(標準)、カラーコピー(高
品位)、モノクロコピーが禁止動作になる。
【0065】以上説明したように、実施形態によれば、
印字出力時に、印字対応制御手段が印字モードと給紙を
制御し、印字モードに応じて複数種の記録紙が対応付け
られた画像出力の際、指定された複数種の紙種の内、2
つ以上の紙種が存在する場合、対応指定手段と給紙優先
順位指定手段の指定に応じて印字対応制御手段を制御
し、印字モードの切り替えと記録紙を切り換えを行い、
印字部に供給し印字出力を行うことにより、画像の種別
とソースに応じて、紙サイズ・紙種の切り替えを行うこ
とができる。更に、FAXで受信した画像のように、コ
ピーやパーソナルコンピューターからの印字よりも優先
度の高い画像の印字出力を確実に行うことが可能にな
る。
【0066】また、リモート外部機器からモデム手段を
通してファクシミリ画像を受信した際に、対応指定手段
が指定する給紙手段から記録紙が供給されない場合に
は、蓄積メモリ部に受信画像を蓄積し、印字出力を行わ
ないようにすることで、記録紙の検出センサがなくても
指定された記録紙に確実に記録するようにすることがで
きる。
【0067】更に、コピーモードとファクシミリ受信モ
ードを備え、コピーモード実行時に対応する記録紙が存
在しても、ファクシミリ受信モード時の対応紙種がない
場合にはコピー動作を不能又は実行時にオペレータに対
して警告を行いファクシミリ受信に必要な記録紙の補充
を促すようにすれば、ファクシミリ受信画像の印字出力
をより確実に行うことが可能になる。
【0068】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0069】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0070】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0071】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク,
ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−
ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカー
ド,ROMなどを用いることができる。
【0072】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0073】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録する画像のモードに応じて記録紙の種別を選択する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるファクシミリ装置の外観を示
す斜視図である。
【図2】図1に示すファクシミリ装置の制御系を示す図
である。
【図3】実施形態による原稿読み取りタイミングを示す
図である。
【図4】記録印字時に給紙される記録紙の選択例を示す
図である。
【図5】受信データ記録印字時の給紙選択処理を示すフ
ローチャートである。
【図6】原稿のコピー時の給紙選択処理を示すフローチ
ャートである。
【図7】PCプリント時の給紙選択処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】動作の優先順位を付加した記録印字時に給紙さ
れる記録紙の選択例を示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置本体 2 カセットA 3 カセットB 4 原稿トレー 5 記録紙排出部 6 オペレーションパネル 7 LCD表示部 8 原稿挿入口 9 原稿保持用トレイ 10 手差し記録紙挿入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AR01 HH03 HJ03 HK04 HK05 HK07 HL01 HM01 HM03 HN02 HN17 HN24 2H027 DA50 DC02 DC18 EE07 EE08 FA28 FB07 FB13 FB17 FC02 FD08 ZA07 5C062 AA02 AA05 AB08 AB22 AB30 AB38 AB42 AC04 AC15 AC22 AC35 AC58 AC65 5C073 AA06 BC01 CD22 CD24

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともファクシミリ機能、コピー機
    能、プリント機能を有する画像形成装置において、 ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能の何れか
    により画像を記録する際に、指定された画像のモードに
    応じて記録紙の種別を選択する選択手段と、 選択された記録紙に画像を形成する画像形成手段とを有
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリ機能により画像を受信
    した際に、前記選択された記録紙が供給されない場合に
    は、蓄積手段に受信画像を蓄積し、画像形成を行わない
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 給紙手段に種別毎の記録紙があるか否か
    を検出する検出手段を更に有し、該検出の結果に応じて
    前記蓄積手段に蓄積を行うか否かを制御することを特徴
    とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記蓄積手段の残量が所定値以下になっ
    た場合、画像の受信を拒否することを特徴とする請求項
    2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記蓄積手段の残量が所定値以下になっ
    た場合、選択された記録紙以外の記録紙が存在すれば、
    強制的に受信画像を当該記録紙に画像形成することを特
    徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 コピー機能により画像を記録する際に、
    選択された記録紙が存在しても、ファクシミリ機能によ
    り受信した画像を記録する際に、選択された記録紙がな
    い場合にはコピー機能による画像の記録を禁止すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 プリンタ機能により画像を記録する際
    に、選択された記録紙がない場合にはプリンタ機能によ
    る画像の記録を禁止することを特徴とする請求項6に記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記記録紙の種別は、少なくとも紙質と
    サイズであることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 ファクシミリ機能、コピー機能、プリン
    タ機能に対して画像を記録する優先順位を指定する指定
    手段を有し、該優先順位に基づき、各機能による画像の
    記録を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 少なくともファクシミリ機能、コピー
    機能、プリント機能を有する画像形成装置の記録紙選択
    方法であって、 ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能の何れか
    により画像を記録する際に、指定された画像のモードに
    応じて記録紙の種別を選択する選択工程と、 選択された記録紙に画像を形成する画像形成工程とを有
    することを特徴とする画像形成装置の記録紙選択方法。
  11. 【請求項11】 少なくともファクシミリ機能、コピー
    機能、プリント機能を有する画像形成装置における記録
    紙選択方法のプログラムであって、コンピュータに、 ファクシミリ機能、コピー機能、プリンタ機能の何れか
    により画像を記録する際に、指定された画像のモードに
    応じて記録紙の種別を選択する選択手順と、 選択された記録紙に画像を形成する画像形成手順とを実
    行させることを特徴とするプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のプログラムが記憶
    されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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