JPH08186676A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法

Info

Publication number
JPH08186676A
JPH08186676A JP6328327A JP32832794A JPH08186676A JP H08186676 A JPH08186676 A JP H08186676A JP 6328327 A JP6328327 A JP 6328327A JP 32832794 A JP32832794 A JP 32832794A JP H08186676 A JPH08186676 A JP H08186676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
host computer
image processing
printer
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6328327A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shinoda
弘志 信田
Masahiro Sakamoto
理博 坂本
Koichi Matsumoto
耕一 松本
Hiromichi Nagane
宏道 永根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6328327A priority Critical patent/JPH08186676A/ja
Priority to US08/579,733 priority patent/US20050073726A1/en
Publication of JPH08186676A publication Critical patent/JPH08186676A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続されるコンピュータの種類に限定されな
い、しかも高速での情報伝達が可能な汎用のインタフェ
ース仕様であるIEEE−P1284規格に基づくイン
タフェースを介してコンピュータとスキャナを接続可能
とするとともに、スキャナとプリンタとも同じくIEE
E−P1284規格に基づくインタフェースにより接続
し、各構成毎のバージョンアップ等が容易な画像処理装
置を提供する。 【構成】 ホストコンピュータ200にIEEE−P1
284規格に基づくインタフェースであるバイ・セント
ロインタフェース30を介して接続される制御部1と、
制御部1に接続され原稿データを読み取るスキャナ10
と、内部的なバイ・セントロインタフェース40を介し
て接続されるプリンタ20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインタフェースを介して
ホストコンピュータに接続され該ホストコンピュータと
の間で情報の授受を行う画像処理装置およびその制御方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスキャナをホストコンピュータに
接続するには、専用のインタフェース仕様に従った特別
のケーブルを用いなければならなかった。また、スキャ
ナ部とプリンタ部とを備える複写機においては、スキャ
ナ部を含む制御部とプリンタ部とを一体不可分に構成し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホスト
コンピュータの機種を変更した場合など、それまでのコ
ンピュータに接続されていたI/O機器等の資源が全く
無駄になってしまっていた。また、この点に鑑みて、デ
ータ通信用のインタフェース等を用いて接続した例も有
るが、伝送制御手順も複雑であり、処理速度などの問題
も多かった。例えば、スキャナよりの出力はビデオ信号
であり、これを専用のインタフェース装置で例えばSC
SI仕様のインタフェースを介してホストコンピュータ
に送っていた。
【0004】更に、スキャナ部を含む制御部とプリンタ
部とが一体に構成された複写機であっても、近年の技術
革新に伴う性能向上に伴い、その一部のみ取り替えたい
場合も生じる。特に、プリンタは使用頻度も多く、導入
後により高性能のものと取り替えたいような場合も生ず
る。しかし、この様な場合には従来は総てを置き換えな
ければならず、無駄が多かった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決することを目的として成されたもので、上述の課題を
解決する一手段として以下の構成を備える。即ち、ホス
トコンピュータに接続され前記ホストコンピュータとの
間で情報の授受を行う画像処理装置であって、全体制御
を司る制御部と、前記制御部に接続され原稿データを読
み取るスキャナ部と、前記制御部と前記ホストコンピュ
ータとの間の情報の授受を行うための前記制御部と前記
ホストコンピュータとの間に設けられる第1のインタフ
ェース部と、画像情報を印刷出力するプリンタ部と、前
記プリンタ部と前記制御部との間の情報の授受を行うた
めの前記制御部と前記プリンタ部との間に設けられる前
記第1のインタフェース部と共通の規格に基づく第2の
インタフェース部とを備え、前記ホストコンピュータは
スキャナ部の読取データを前記第1のインタフェース部
を介して取り込み可能とすると共に、前記第1のインタ
フェース部及び前記第2のインタフェース部を介して前
記プリンタ部より印刷出力可能とすることを特徴とす
る。
【0006】そして例えば、前記スキャナ部での読取情
報は前記ホストコンピュータに送られ、該ホストコンピ
ュータで所定の画像処理を施して前記制御部に印刷デー
タとして返送して前記プリンタ部より印刷出力すること
により複写動作が可能であることを特徴とする。あるい
は、前記スキャナ部はカラー画像を読取可能であり、前
記プリンタ部はカラー印刷可能とすることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】以上の構成において、汎用のインタフェース仕
様を介してスキャナ部及び制御部を含む画像処理装置を
ホストコンピュータと接続することができ、接続される
コンピュータの種類に限定されない汎用性の高い装置と
できる。このため、例えコンピュータ本体を変更した場
合にもそのまま使用することのできる画像処理装置を提
供できる。
【0008】また、プリンタ部のみを容易に分離するこ
とができ、プリンタ部のみの置き換えが容易となると共
に、万が一のトラブル発生時においても容易にトラブル
箇所を特定でき、トラブル箇所のみの置き換え交換も容
易な画像処理装置が提供できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳説する。図1は本発明に係る一実施例の画像処理装
置の構成を示すブロック図である。図中、1は本実施例
装置の全体制御を司るCPU、2はCPU1の制御手順
のほか後述するスキャナ及びプリンタのディホルト値を
記憶するROM、3はスキャナよりの読取データやプリ
ンタへの印刷データ等を一次記憶するRAMである。ま
た4はコピー動作の開始指示入力等を行う操作パネル部
であり、例えば、電源スイッチ、オンライン/オフライ
ンキー、モノコピーキー、カラーコピーキー、ストップ
キー等が配設されている。尚、このキー種類は以上の例
に限定されるものではなく、例えばスタートキーのみが
設けられており、他は全てホストコンピュータ200よ
りの指示で可能な様に構成しても良い。
【0010】5はスキャナ部10に対するユーザ固有の
色調調整設定値や、プリンタ部20の出力色調調整設定
値を含むホストコンピュータ200よりの各種設定値を
一次保持する、バックアップ電源で記憶内容が保護され
ている設定値保持部である。以上の各構成で本実施例装
置の制御部を構成している。また、11はセットされた
原稿画像を読み取るためのスキャナ機構部、12はスキ
ャナ機構部11の原稿読取位置に読取原稿を1枚毎に搬
送する自動原稿搬送装置(ADF)、13は原稿よりの
読取画像が結像され、対応する電気信号に変換して出力
するCCDであり、本実施例ではカラー画像を読取可能
なように、赤色(R),緑色(G),青色(B)の三原
色の各色毎の検知が可能なCCDとなっている。14は
CCD13よりの読取カラー画像信号を受け取り、これ
を多値データあるいは2値データに変換すると共に、所
定の一般的な画像処理を行い、処理した読取画像を例え
ばCPU1の制御でRAM3の所定記憶領域に一定量記
憶させる制御を施す読取画像処理部であり、読取画像処
理部14はCPU1とはCPUバス6を介して直接接続
されており、読取データの例えばRAM3への転送はダ
イレクトメモリアクセス(DMA)により行っている。
以上の各構成により本実施例のカラー原稿読取可能なス
キャナ部10を形成しており、スキャナ部10は上述し
たようにCPUバス6を介してCPU1に直接接続され
ている。このスキャナ部個々の構成は従来のカラースキ
ャナをそのまま利用することができ、一般的なものとす
ることができる。
【0011】更に、21はカラー印刷が可能なプリンタ
エンジン部、22はプリンタ制御部であり、これらで本
実施例のプリンタ20を形成している。本実施例のプリ
ンタエンジン部21は、カラープリントが可能なインク
ジェット方式のプリンタ構成である。しかし、この記録
方式は何等限定されるものではなく、任意の方式と刷る
ことができる。例えば電子写真方式であっても、熱転写
方式であってよよく、その他あらゆる方式のものとでき
る。
【0012】プリンタ制御部22は、新たに規格が制定
されつつあるIEEE−P1284規格に基づく双方向
セントロニクス規格のインタフェース(以下「バイ・セ
ントロ( Bi−Centro)}」と称す。)機能を
備えている。そして、制御部10のCPUバス6と内部
バイ・セントロインタフェース42を介して接続されて
おり、装置内の制御部とプリンタ部20とを内部的なバ
イ・セントロインタフェース仕様のケーブルで接続して
いる。なお、内部バイ・セントロインタフェース42と
CPU1とのデータの授受は、DMAを用いて高速で行
えるように構成されている。尚、プリンタ制御部22
は、内部バイ・セントロを介して印刷データを受取り、
必要な画像処理を施した後にプリンタエンジン部21を
制御して記録用紙を搬送して、設定値保持部5の設定保
持値又はROM2等に登録されているディホルト値に従
った色調で該記録用紙に印刷画像を形成する。このプリ
ンタ制御部22は例えばマイクロプロセッサ及びこれに
付随するROM及びRAMで構成し、各種処理をソフト
ウエアで制御する様に構成することが望ましい。これに
より、ハードウエア構成を簡略化できる。
【0013】そして、本実施例装置においては、プリン
タ部20の上部に取り外し可能にスキャナ部10を載置
した構成とし、更にこのスキャナ部と一体に制御部を設
けた構成としている。このため、容易にプリンタ部20
とスキャナ部とを取り外せ、プリンタ部の保守の容易化
が図られている。本実施例装置には上述した内部バイ・
セントロインタフェース42のほかに、本実施例装置に
接続されるホストコンピュータ200との間の接続のた
めの外部バイ・セントロインタフェース32が備えられ
ており、ホストコンピュータ200との間はバイ・セン
トロ仕様のインタフェースを介して接続可能であり、非
常に簡単な構成で足りるバイ・セントロ仕様の通信媒体
で接続することができる。
【0014】本実施例ではこのようにスキャナ部を含む
本実施例装置とホストコンピュータ間をバイ・セントロ
インタフェースで接続したため、インタフェース部の構
成が簡略化できると共に、データの転送速度も高速なも
のとでき、また、一般的な汎用インタフェースというこ
とのできるバイ・セントロ仕様のインタフェースにその
まま接続するのみで利用することができ、接続されるコ
ンピュータを選ぶことがない画像処理装置が提供でき
る。
【0015】200はホストコンピュータであり、本実
施例装置の制御用のプログラム50を読み込んで動作さ
せることにより、本実施例装置を制御する。例えば、パ
ーソナルユースにも対応できるようにするために、装置
本体の構成をできるだけ簡略化し、製造原価を低減する
ことを目指す場合には、読取画像に対する各種画像処理
や印刷出力のための再現色空間整合処理を含む印刷出力
のための各種の画像処理をホストコンピュータ200を
使用して行うように構成し、この処理のためのプログラ
ムを例えばフレキシブルディスクや、CD−ROM等に
記憶させておき、本実施例装置本体と共に一体に販売す
る様に構成しても良い。
【0016】このように構成することにより、ユーザは
自己で保有しているパーソナルコンピュータにこの処理
プログラムを読み込ませて登録し、このプログラムを動
作させることにより、本実施例装置を使用することがで
きるものとできる。即ち、読取画像に対する一般的な画
像処理、編集画像の接続プリンタに対応する一般的な画
像処理等は全てこのホストコンピュータ200に記憶さ
れている制御プログラムに従って行うようにすることに
より、装置本体はメカ的なものを中心とした必要最小限
の構成とでき、装置本体の価格を低く押させることが可
能となる。
【0017】また、画像処理や装置制御の主導がホスト
コンピュータ200側にあることより、画像処理技術の
向上等により装置のバージョンアップが必要となった場
合においても、装置全体を取り替えたり、専用のサービ
スマンが装置の内部を改造する等の操作を行うことな
く、単に制御プログラムを入れ直すことで対処でき、メ
イテナンスの面でも非常に優れたものとすることができ
る。
【0018】更に、本実施例装置では、上述したように
制御部とプリンタ部20との間が容易に取り外し可能に
構成されていると共に、互いの間も内部バイ・セントロ
という非常に簡略化されたインタフェースで接続されて
いるために、容易に分離することができ、プリンタの
み、あるいはスキャナ部、制御部を容易に置き換えるこ
とができる。
【0019】さらに、本実施例が添付する本実施例装置
制御用のプログラム50は、ホストコンピュータ200
が本実施例装置をカラー画像読取装置として使用するカ
ラー読取動作モード、本実施例装置をカラープリンタ装
置として使用するカラー印刷動作モード、本実施例装置
をカラー複写装置として使用するカラーコピー動作モー
ドの少なくとも3つの動作モードを実行できる単一のド
ライバを有する構成を含むものとし、ホストコンピュー
タ200の使用者がアプリケーションプログラムを実行
中に、上記いずれかの動作モードで本実施例装置を使用
する場合には、ホストコンピュータ200のOSプログ
ラムが上述のドライバを実行させ、所望動作を実現可能
に構成する。尚、ここで、上記3つの動作モードに夫々
対応するドライバを用意することも可能である。
【0020】以上の構成を備える本実施例装置の動作の
概要を以下に説明する。 [カラー画像読取処理]本実施例におけるカラー画像の
読取処理の概要を図2に示す。図2に示すように本実施
例装置を用いてカラー原稿画像を読み取るには、ホスト
コンピュータ200は本実施例装置用の制御プログラム
50の例えばスキャナドライバを起動し、装置の状態を
示すステータス情報の送出要求を出力し、この要求に対
応して送られてくる装置ステータスを外部バイ・セント
ロ30を介して受信する()。ここには、読取原稿が
スキャナ10にセットされているか否かの状態及びオン
ライン/オフライン状態、作業中を示すビジー、エラー
等を示すステータスなどがある。
【0021】そして、ホストコンピュータ200はステ
ータスを読み込んだ結果装置が稼動可能状態であると判
断すると、スキャナを起動して原稿画像を読み取ること
を指示するコマンド情報を外部バイ・セントロ30を介
してCPU1に出力する()。このコマンドをCPU
1が解析してスキャナ10を起動して読取動作を開始
し、読取カラー情報を外部バイ・セントロ30を介して
ホストコンピュータ200に送信する()。これによ
り、ホストコンピュータ200の制御に基づくカラー原
稿読取動作が実現する。
【0022】[カラー印刷動作]本実施例におけるカラ
ー印刷動作の概要を図3に示す。図3に示すように本実
施例装置を用いてカラー画像を印刷出力するには、ホス
トコンピュータ200は本実施例装置用の制御プログラ
ム50の例えばプリンタドライバを起動し、外部バイ・
セントロ30を介してCPU1に対して本実施例装置の
状態を示すステータス情報の送出要求を出力する
()。外部バイ・セントロ30を介してこの要求を受
け取ったCPU1は、今度は内部バイ・セントロ40を
介してプリンタ20にステータス情報の送出要求を行う
()。
【0023】プリンタ20は、記録用紙がセットされて
いるか否かの状態、及びエラー等を示すステータスを内
部バイ・セントロ40を介してCPU1に返送する
()。このプリンタ20よりのステータスを受け取っ
たCPU1は、装置の現在のオンライン/オフライン状
態、作業中を示すビジー等を示すステータスと併せて本
実施例装置としてのステータス情報を生成してホストコ
ンピュータ200に外部バイ・セントロ30を介して送
信する。ホストコンピュータ200はこの装置ステータ
スを外部バイ・セントロ30を介して受信する()。
【0024】そして、ホストコンピュータ200は装置
が稼動可能状態であると判断するとプリンタ20を起動
して印刷を開始することを指示するコマンド情報及び印
刷データを外部バイ・セントロ30を介してCPU1に
出力する()。このコマンド及び印刷データを受け取
ったCPU1は、プリンタ20を起動して順次ホストコ
ンピュータ200より送られてくる印刷データを所定量
毎に内部バイ・セントロ40を介してプリンタ20に送
信する()。この印刷情報を受け取ったプリンタ20
では順次この送られてくる印刷データに従って記録用紙
を給紙し、カラー印刷を行う。これにより、ホストコン
ピュータ200の制御に基づくカラー印刷動作が実現す
る。
【0025】[カラーコピー動作]本実施例におけるカ
ラーコピー動作の概要を図4に示す。図4に示すように
本実施例装置を用いてカラー画像をコピー出力するに
は、ホストコンピュータ200は本実施例装置用の制御
プログラム50の例えばコピードライバ、あるいはスキ
ャナドライバ及びプリンタドライバを起動し、外部バイ
・セントロ30を介してCPU1に対して本実施例装置
の状態を示すステータス情報の送出要求を出力する
()。外部バイ・セントロ30を介してこの要求を受
け取ったCPU1は、今度は内部バイ・セントロ40を
介してプリンタ20にステータス情報の送出要求を行う
()。
【0026】プリンタ20は、記録用紙がセットされて
いるか否かの状態、及びエラー等を示すステータスを内
部バイ・セントロ40を介してCPU1に返送する(1
0)。このプリンタ20よりのステータスを受け取った
CPU1は、装置の現在のオンライン/オフライン状
態、及び読取原稿がスキャナ10にセットされているか
否かの状態、作業中を示すビジー等を示すステータスと
併せて本実施例装置としてのステータス情報を生成して
ホストコンピュータ200に外部バイ・セントロ30を
介して送信する。ホストコンピュータ200はこの装置
ステータスを外部バイ・セントロ30を介して受信する
()。
【0027】そして、ホストコンピュータ200はステ
ータスを読み込んだ結果装置が稼動可能状態であると判
断すると、スキャナ10を起動して原稿画像を読み取る
ことを指示するコマンド情報及びプリンタ20を起動し
て印刷を開始することを指示するコマンド情報を外部バ
イ・セントロ30を介してCPU1に出力する()。
【0028】このコマンドをCPU1が解析してスキャ
ナ10を起動して読取動作を開始し、読取カラー情報を
読取画像処理部14より受け取って印刷データとし(D
MAによりRAM3に格納されている読取情報を印刷デ
ータとし)、順次RAM3にDMAで格納される印刷デ
ータを所定量毎にDMAにより内部バイ・セントロイン
タフェース42で読み出し、内部バイ・セントロ41を
介してプリン制御部22に送信する()。この印刷情
報を受け取ったプリンタ制御部22ではプリンタエンジ
ン部21を制御して送られてくる印刷データに従って記
録用紙を給紙し、カラー印刷を行う。これにより、ホス
トコンピュータ200の制御に基づくカラコピー動作が
実現する。
【0029】スキャナ10よりの読取原稿が複数の場合
には順次上記処理を繰り返す。なお、スキャナ部10及
びプリンタ部20での各種画像処理の一部又は全部をホ
ストコンピュータ200側で行おうとした場合には読取
データを外部バイ・セントロ30を介してホストコンピ
ュータ200ヘの送信し、ホストコンピュータ200で
これに必要な画像処理を施して印刷データを生成し、再
び外部バイ・セントロ30を介してCPU1に送ってく
る。このため、CPU1はこの印刷データを受信して内
部バイ・セントロ40を介してプリンタ部20に送り印
刷出力させれば良い。
【0030】なお、以上の説明におけるスキャナ10及
びプリンタ20の読取時あるいは印刷時の色調調整は、
予めROM2内などに登録されている標準のディホルト
値あるいは設定値保持部5に登録されているホストコン
ピュータ200ユーザ独自の再調整値に従っておこなわ
れる。そして、総ていずれかの設定値で処理するモード
と、該当する1回の印刷処理時のみいずれかの設定値で
処理するモードとを選択実行可能である。
【0031】なお、以上の説明は、本発明の一実施例に
ついて説明したものであり、本発明の適用範囲は本実施
例に限定されるものではない。以上説明したように本実
施例によれば、ホストコンピュータ200と、スキャナ
装置として本実施例装置をバイ・セントロを介して接続
したため、汎用のインタフェースでありながら高速での
情報の授受が可能となり、しかも接続のための通信媒体
も簡単な構成とでき、接続されるコンピュータの機種に
かかわらず広く接続可能である。さらに、プリンタもバ
イ・セントロを介して接続されているため、スキャナと
しての動作に加えてプリンタとしても動作も可能であ
り、更に複写機としての動作も可能である。しかも、制
御部とプリンタ部20とを分離でき、プリンタ部20の
みの置換や、スキャナ部10のみの置換も容易に行え、
システム構成の変更等にも容易に対処できる。
【0032】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、汎
用のインタフェースフェース仕様を介してスキャナ等の
画像処理装置をホストコンピュータと接続することがで
き、接続されるコンピュータの種類に限定されない汎用
性の高い装置とできる。このため、例えコンピュータ本
体を変更した場合にもそのまま使用することのできる画
像処理装置を提供できる。
【0034】また、プリンタ部のみを容易に分離するこ
とができ、プリンタ部のみの置き換えが容易となると共
に、万が一のトラブル発生時においても容易にトラブル
箇所を特定でき、トラブル箇所のみの置き換え交換も容
易な画像処理装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のの構成を示す図であ
る。
【図2】本実施例装置のカラー画像読取動作モードを説
明する図である。
【図3】本実施例装置のカラー印刷動作を説明する図で
ある。
【図4】本実施例装置のコピー動作を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 操作パネル部 5 設定値保持部 10 スキャナ部 11 スキャナの機構部 12 自動原稿搬送装置(ADF) 13 CCD 14 読取画像処理部 20 プリンタ部 21 プリンタエンジン部 22 プリンタ制御部 30 外部バイ・セントロ 32 外部バイ・セントロインタフェース 40 内部バイ・セントロ 42 内部バイ・セントロインタフェース 200 ホストコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永根 宏道 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータに接続され前記ホス
    トコンピュータとの間で情報の授受を行う画像処理装置
    であって、 全体制御を司る制御部と、 前記制御部に接続され原稿データを読み取るスキャナ部
    と、 前記制御部と前記ホストコンピュータとの間の情報の授
    受を行うための前記制御部と前記ホストコンピュータと
    の間に設けられる第1の双方向インタフェース部と、 画像情報を印刷出力するプリンタ部と、 前記プリンタ部と前記制御部との間の情報の授受を行う
    ための前記制御部と前記プリンタ部との間に設けられる
    前記第1のインタフェース部と共通の規格に基づく第2
    の双方向インタフェース部とを備え、 前記ホストコンピュータはスキャナ部の読取データを前
    記第1のインタフェース部を介して取り込み可能とする
    と共に、前記第1のインタフェース部及び前記第2のイ
    ンタフェース部を介して前記プリンタ部より印刷出力可
    能とすることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記スキャナ部での読取情報は前記ホス
    トコンピュータに送られ、該ホストコンピュータで所定
    の画像処理を施して前記制御部に印刷データとして返送
    して前記プリンタ部より印刷出力することにより複写動
    作が可能であることを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記スキャナ部はカラー画像を読取可能
    であり、前記プリンタ部はカラー印刷可能とすることを
    特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記インタフェース部は、IEEE−P
    1284規格に準ずるものであることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 ホストコンピュータに接続され、全体制
    御を司る制御部と、該制御部に接続され原稿データを読
    み取るスキャナ部及び画像情報を印刷出力可能なプリン
    タ部とを備えた画像処理の制御方法であって、 前記ホストコンピュータと前記制御部との間及び前記制
    御部と前記プリンタ部との間を共通の規格のインタフェ
    ースを介して接続し制御可能とすることを特徴とする画
    像処理装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記スキャナ部での読取情報は前記ホス
    トコンピュータに送られ、該ホストコンピュータで所定
    の画像処理を施して前記制御部に印刷データとして返送
    して前記プリンタ部より印刷出力することにより複写動
    作が可能であることを特徴とする請求項4記載の画像処
    理装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 更に、前記スキャナ部での読取情報を前
    記ホストコンピュータを介することなく、直接前記プリ
    ンタ部に送って印刷出力することにより複写動作が可能
    であることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置の
    制御方法。
  8. 【請求項8】 前記スキャナ部及びプリンタ部はカラー
    画像を処理可能であることを特徴とする請求項4乃至6
    のいずれかに記載の画像処理装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記インタフェース部は、IEEE−P
    1284規格に準ずるものであることを特徴とする請求
    項5乃至8のいずれかに記載の画像処理装置の制御方
    法。
JP6328327A 1994-12-28 1994-12-28 画像処理装置及びその制御方法 Withdrawn JPH08186676A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6328327A JPH08186676A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 画像処理装置及びその制御方法
US08/579,733 US20050073726A1 (en) 1994-12-28 1995-12-28 Image processing device and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6328327A JPH08186676A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 画像処理装置及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08186676A true JPH08186676A (ja) 1996-07-16

Family

ID=18208998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6328327A Withdrawn JPH08186676A (ja) 1994-12-28 1994-12-28 画像処理装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08186676A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7831969B2 (en) 2002-08-13 2010-11-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Driver installing system for network devices

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7831969B2 (en) 2002-08-13 2010-11-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Driver installing system for network devices

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3840091B2 (ja) 撮像装置、撮像装置と記録装置とを有するシステム及びその制御方法
US20080030754A1 (en) Printing apparatus, control method therefor, and storage medium
JP2003143520A (ja) 撮像装置、撮像装置と記録装置とを有するシステム及びその制御方法
JP3848130B2 (ja) 撮像装置、撮像装置と記録装置とを有するシステム及びその制御方法
US6963422B2 (en) Image input/output apparatus, control method of image input/output apparatus, image input/output system, and storage medium thereof
JP2000231458A (ja) 複合デバイス装置、複合デバイスシステム、複合デバイス制御方法および複合デバイス制御プログラムを記録した媒体
US6618161B1 (en) Printer system and method of reproducing an image
JP2001310524A (ja) 画像印刷システム及びその印刷方法
US20050073726A1 (en) Image processing device and method
JP2010045764A (ja) コントローラユニット、及びコントローラユニットの制御方法
JP3530607B2 (ja) 画像処理装置
JPH08186676A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JP5233694B2 (ja) コントローラユニットおよびその制御方法
JP4124078B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2002036679A (ja) 画像形成システム及び画像形成方法
JP3606465B2 (ja) 画像供給デバイスと記録装置及び記録システムとその制御方法
JP3571787B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
JPH08186679A (ja) 画像処理装置及びその制御方法
US6415116B2 (en) Image forming apparatus, job controlling apparatus, and job controlling method
JP2890149B2 (ja) 割込みコピー機能を有するファクシミリ装置
JP5021555B2 (ja) 画像処理装置及び拡大連写機能制御方法
JP2006195888A (ja) プリントシステム
JP2003125156A (ja) 画像形成装置及びその記録紙選択方法、プログラム並びに記憶媒体
JP3599415B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP3544021B2 (ja) 画像処理装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020305