JP2006098430A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 給紙元としての給紙カセットの数に限りがある中で、処理モードに応じて多様な種別の記録紙を使い分けることができ、また多様な処理モードごとにそれぞれ適合する記録紙の種別選択を行うことができるようにする。
【解決手段】 記録紙に対して画像形成を行う画像形成部2と、サイズ及び種別の異なる記録紙を別々に収容する複数の給紙カセット11〜14を備えた給紙部15と、処理モードを判定するモード判定部21と、給紙カセットごとの記録紙のサイズ及び種別、並びに複数の処理モードごとに全ての給紙元に対して付与した優先順位に関する選択情報を記憶するメモリ22と、モード判定部での判定結果に基づいてメモリの選択情報を参照して給紙元を選択する給紙元選択部23と、ここでの選択結果に基づいて給紙部を制御する給紙制御部18とを備えたものとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の記録紙収容部を備え、給紙する記録紙を必要に応じて使い分けることができる画像形成装置に関するものである。
カラー記録が可能な複写機では、原稿の画像色に応じてカラー記録モードと白黒記録モードとを切り替えて複写が行われるが、使用される記録紙も記録モードに応じて使い分けることが望ましく、例えばカラー原稿では、カラー記録に適した専用紙を選択し、また複写の機会の多い白黒原稿の場合には、安価な普通紙を選択するようにすると良い。
これに対し、従来、記録モードに適した記録紙を収容する給紙元(給紙段)を自動選択して、給紙元を指定する煩わしさを解消するようにしたカラー複写機が知られている(特許文献1参照)。
特開平11−338214号公報
しかるに、前記従来の技術では、複数の給紙元の中からカラー専用の給紙元を予め指定しておき、カラー記録モードの場合にそのカラー専用の給紙元の中から適切なサイズの記録紙を収容する給紙元を選択するようにしており、他方、白黒記録モードの場合には、カラー専用と指定された給紙元を除く他の給紙元の中から適切なサイズの給紙元を選択するようにしており、カラー記録モードと白黒記録モードとで給紙元を排他的に利用する構成となっている。
このため、記録紙選択の融通性に欠け、給紙元の数に限りがある実際の複写機では、ユーザの使用形態に最適な種別選択を行わせることが現実的に困難な場合が多い。例えばカラー記録モードと白黒記録モードとの双方で普通紙を利用する場合、前記の構成では、記録モードごとに普通紙の給紙元を確保する必要が生じ、また普通紙やカラー専用紙の他に、例えば再生紙など、多様な種別の記録紙を使用したい場合には、記録モードごとに相応の数の給紙元が必要になり、このような多数の給紙元を確保することは事実上不可能である。
また、前記の例では、給紙元の制限を解除して全ての給紙元を対象とする設定も可能であるが、ユーザの使用形態によっては多様な処理モードごとにそれぞれ適合する種別選択を行わせたい場合もあり、このような要望に対しては十分に対処することができず、使い勝手の面で必ずしも満足のいくものではない。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、給紙元の数に限りがある中で、処理モードに応じて多様な種別の記録紙を使い分けることができ、また多様な処理モードごとにそれぞれ適合する種別選択を行うことができるように構成された画像形成装置を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明による画像形成装置においては、請求項1に示すとおり、記録紙に対して画像形成を行う画像形成手段と、サイズ及び種別の異なる記録紙を別々に収容する給紙元としての複数の記録紙収容部を備えた給紙手段と、処理モードを判定するモード判定手段と、前記記録紙収容部ごとの記録紙のサイズ及び種別、並びに複数の処理モードごとに全ての給紙元に対して付与した優先順位に関する選択情報を記憶する記憶手段と、前記モード判定手段での判定結果に基づいて前記記憶手段の選択情報を参照して給紙元を選択する給紙元選択手段と、この給紙元選択手段での選択結果に基づいて前記給紙手段を制御する給紙制御手段とを有するものとした。
これによると、複数の処理モードごとにその処理モードに適した優先順位を全ての給紙元を対象にして付与するようにしたため、処理モードごとの給紙元の選択パターンをユーザの使用形態に応じて柔軟に設定することが可能になり、給紙元の数に限りがある中で、処理モードに応じて多様な種別の記録紙を使い分けることができ、また多様な処理モードごとにそれぞれ適合する種別選択を行うことが可能になる。
この場合、給紙元に付与される優先順位は、ユーザによる操作手段の操作により任意に設定し得るものとすると良い。また処理モードごとの順位付けのパターンを予め用意しておき、その中からユーザに選択させるものとしても良い。例えば最も簡単な例では、記録紙収容部の配置順序にしたがって昇順と降順との2つの順位付けのパターンを2つの処理モードで使い分けるものとしても良い。
また、給紙元選択手段は、拡大縮小の指定がある場合には、その拡大縮小率を考慮して給紙すべき記録紙のサイズを決定し、そのサイズに該当する給紙元に絞り込む処理が行われる。
前記画像形成装置においては、請求項2に示すとおり、前記モード判定手段が、前記処理モードとして、前記画像形成手段での画像形成に関する記録モードの別を判定し、前記給紙元選択手段が、前記記憶手段に記憶された記録モードごとの選択情報に基づく優先順位にしたがって給紙元を選択するようにした構成とすることができる。
この場合、記録モードとしては、カラー及び白黒の各記録モードの他に、2色、あるいは黒を除く単色の記録モードなどを含むものとしても良い。
この他、本発明では、記録モード以外の処理モード、例えば複合機におけるプリンタ及びコピーの各処理モードなどにも適用することができ、この場合、プリンタの場合とコピーの場合とで用紙選択の優先順位を変更することができる。
前記画像形成装置においては、請求項3に示すとおり、前記給紙元選択手段が、記録紙のサイズを判定し、前記記憶手段の選択情報を参照して、適合するサイズの給紙元に絞り込んだ上で、優先順位にしたがって給紙元を選択する構成とすることができる。これによると、記録紙のサイズを指定する面倒がなくなり、利便性を高めることができる。
この場合、原稿読取手段により原稿の画像を読み取って記録紙に複写画像を形成する複写機では、原稿読取手段による読取画像データあるいは原稿検出手段により検出される原稿の大きさや、操作手段により指定される拡大縮小率などに応じて記録紙のサイズを判定する。また、プリンタの場合には、PCなどから受信した印刷データに付加されたサイズ情報に基づいてサイズを判定する。
前記画像形成装置においては、請求項4に示すとおり、前記給紙元選択手段が、記録紙のサイズを判定することができない場合に、サイズにより給紙元を絞り込むことなく、前記記憶手段の選択情報に基づく優先順位にしたがって給紙元を選択する構成とすることができる。これによると、新聞紙面の読み取りの場合のように規格外のサイズの原稿の読み取りに対して、ユーザの使用形態に応じて適切なサイズが選択されるように優先順位を予め設定しておけば、原稿の読み取りの際にサイズの指定操作を特別に行う手間を省くことができ、利便性を高めることができる。
前記画像形成装置においては、請求項5に示すとおり、前記給紙元選択手段が、操作手段によりサイズが指定された場合、前記記憶手段の選択情報を参照して、指定サイズに適合する給紙元に絞り込んだ上で、優先順位にしたがって給紙元を選択する構成とすることができる。これによると、必要に応じて記録紙のサイズを変更することができるため、利便性を高めることができる。
前記画像形成装置においては、請求項6に示すとおり、前記給紙元選択手段が給紙元を選択すると、その給紙元の記録紙の種別を表示手段に表示させるようにした構成とすることができる。これによると、給紙元選択手段により選択された記録紙の種別をオペレータが確認することができる。
前記画像形成装置においては、請求項7に示すとおり、前記給紙元選択手段が給紙元を選択すると、その給紙元の記録紙の種別、及びこれと同一サイズの記録紙を収容する他の給紙元の記録紙の種別を表示手段に一覧表示させ、その一覧表示された記録紙の種別の中で、操作手段により記録紙の種別を変更指定可能とした構成とすることができる。これによると、適合するサイズの記録紙の種別が一覧表示されるため、オペレータが給紙元の記録紙のサイズや種別を逐一確認することなく、簡単に種別の変更を行うことができ、利便性を高めることができる。
この場合、給紙元選択手段により選択済みの種別を、反転表示などにより他の種別と識別可能に表示させるものとする。また、記録紙の種別の一覧表示は、表示手段の基本画面内で行う構成とすれば良いが、基本画面とは別の画面に切り替えて行うようにしても良い。
前記画像形成装置においては、請求項8に示すとおり、前記給紙元選択手段により選択された給紙元の記録紙の種別、及びこれと同一サイズの記録紙を収容する他の給紙元の記録紙の種別を一覧表示させる表示形態と、記録紙の種別の一覧表示を省略して表示画面を簡素化した表示形態とで切り替え設定可能とした構成とすることができる。これによると、記録紙の種別の一覧表示を省略して表示画面を簡素化することで見易さを向上させることができ、記録紙の種別の変更が不要な定形作業が多い場合など、ユーザの使用形態に応じて適宜に設定を変更すれば良く、利便性を高めることができる。
このように本発明によれば、複数の処理モードごとにその処理モードに適した優先順位を全ての給紙元を対象にして付与するようにしたため、処理モードごとの給紙元の選択パターンをユーザの使用形態に応じて柔軟に設定することが可能になり、給紙元の数に限りがある中で、処理モードに応じて多様な種別の記録紙を使い分けることができ、また多様な処理モードごとにそれぞれ適合する種別選択を行うことが可能になり、利便性を高める上で大きな効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明による画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。この画像形成装置は、原稿画像を複写するコピー機能を有し、原稿の画像を読み取る原稿読取部1と、電子写真方式により記録紙に対して画像形成を行う画像形成部(画像形成手段)2とを備えている。原稿読取部1で取得した読取画像データは、画像形成部2にて適切な画像形成が行われるように画像処理部3にて処理された上で画像形成部2に送られる。またこの画像形成装置は、処理の指示や各種の設定のために、操作キーが配列された操作パネル4を備え、この操作パネル4上にはタッチパネルディスプレイ(表示手段、操作手段)5が設けられている。
なお、本画像形成装置は、コピー機能の他に、ファクシミリ通信、プリンタ、及びスキャナの各機能を有する複合機であり、ファクシミリ通信のための通信制御部(図示しない)を備え、またプリンタ及びスキャナの機能のために、PCなどの情報端末からの印刷データを受信し、また原稿読取部1で生成した読取画像データを情報端末に送信する通信制御部(図示しない)を備えている。特に、以下に示す給紙元選択のための各種の処理は、プリンタ機能の場合にも同様に適用することができ、この場合、原稿読取部1での読取画像データに代わって、PCなどの情報端末から受信した印刷データに基づいて給紙元選択の処理が行われる。
この画像形成装置では、サイズ及び種別の異なる記録紙を別々に収容する給紙元としての第1〜第4の4つの給紙カセット(記録紙収容部)11〜14を備えた給紙部(給紙手段)15が設けられており、この給紙部15からの記録紙の給紙動作は、制御部17の給紙制御部(給紙制御手段)18にて制御される。なお、本発明における記録紙収容部は、給紙カセットに限定されるものではなく、記録紙を手差しで供給する給紙トレーや、画像形成装置に併設される給紙ユニットも対象とすることができる。
この画像形成装置は、処理モードを判定するモード判定部(モード判定手段)21と、給紙カセット11〜14ごとの記録紙のサイズ及び種別、並びに複数の処理モードごとに全ての給紙元に対して付与した優先順位に関する選択情報を記憶するメモリ(記憶手段)22と、モード判定部21での判定結果に基づいてメモリ22の選択情報を参照して給紙元を選択する給紙元選択部(給紙元選択手段)23とを備えており、この給紙元選択部23での選択結果に基づいて給紙制御部18が給紙部15を制御する。
特にモード判定部21では、処理モードとして、画像形成部2での画像形成に関する記録モードの別を判定し、メモリ22に記憶された記録モードごとの選択情報に基づく優先順位にしたがって給紙元を選択するようになっている。具体的には、モード判定部21で、原稿読取部1で生成した読取画像データに基づいて、カラー、白黒、2色カラー、及び単色カラーの4つの記録モードが判別される。
図2は、図1に示した画像形成装置におけるメモリに記憶された選択情報を示している。モード判定部21で判別されるカラー、白黒、2色カラー、及び単色カラーの4つの処理モードごとに、第1〜第4の4つの給紙カセット(記録紙収容部)の全てを対象にした優先順位が、オペレータによる登録操作により設定され、選択情報としてメモリ22に記憶される。また、第1〜第4の給紙カセット11〜14に収容された記録紙のサイズ及び種別に関する情報が、オペレータによる登録操作により、選択情報としてメモリ22に記憶される。
なお、2色及び単色の処理モードをカラーの処理モードに併合して、カラー及び白黒の2つの処理モードのみとする構成も可能である。また第1〜第4の給紙カセット11〜14に対して昇順及び降順でそれぞれ優先順位を付与した2つの選択肢から選択指定させるものとしても良い。例えば、カラーの処理モードの場合は、最上段の第1の給紙カセット11から順に選択させ、白黒の処理モードの場合は、最下段の第4の給紙カセット14から順に選択させるものとする。
給紙元選択部23では、まず記録紙のサイズを判定する処理が行われた後、メモリ22の選択情報を参照して、適合するサイズの給紙元に絞り込んだ上で、優先順位にしたがって給紙元を選択する処理が行われる。例えば同一サイズで異なる種別の給紙元が複数存在する場合、図2に示した例では、A4サイズがこれに該当し、用紙サイズがA4サイズと判定されると、これに適合する第1〜第3の3つの給紙カセット11〜13の中から、優先順位にしたがって給紙元の給紙カセットが選択される。また同一サイズで異なる種別の給紙元が複数存在しない場合、図2に示した例では、A3サイズがこれに該当し、用紙サイズがA3サイズと判定されると、これに適合する第4の給紙カセット14が給紙元として選択される。
また給紙元選択部23では、記録紙のサイズを判定することができない場合、例えば新聞紙面の読み取りで原稿サイズが規格外であるためにサイズを特定することができない場合には、サイズにより給紙元を絞り込むことなく、メモリ22の選択情報に基づく優先順位にしたがって給紙元を選択する処理が行われる。図2に示した例では、例えば処理モードがカラーであれば、A4サイズの光沢紙を収容する第1の給紙カセット11が給紙元として選択され、また処理モードが白黒であれば、A4サイズの普通紙を収容する第2の給紙カセット12が給紙元として選択される。
また、この画像形成装置では、操作パネル(操作手段)4を用いてオペレータが記録紙のサイズを指定することができ、このように記録紙のサイズが指定された場合には、給紙元選択部23において、メモリ22の選択情報を参照して、指定サイズに適合するサイズの給紙元に絞り込んだ上で、優先順位にしたがって給紙元を選択する処理が行われる。
図3は、図1に示した画像形成装置において記録紙選択時にタッチパネルディスプレイに表示される画面の一例を示している。図3(A)は、コピー機能が選択された状態での原稿セット前の基本画面であり、図3(B)は、原稿セット後の基本画面である。
オペレータが原稿をセットすると、原稿読取部1及びモード判定部21での処理が実行され、さらに給紙元選択部23でメモリ22の選択情報を参照して給紙元が選択されると、図3(B)に示す基本画面に切り替わり、この基本画面では、用紙種別表示部31に給紙元選択部23で選択された給紙元の用紙種別(ここでは、普通紙)が表示される。
さらにここでは、給紙元選択部23で自動選択された給紙元の用紙種別で良いか否かをオペレータに問い合わせ、必要であれば変更の操作を行わせるために、用紙種別表示部31に隣接する用紙種別入力部32に、給紙元選択部23で選択された給紙元の用紙種別、及びこれと同一サイズの記録紙を収容する他の給紙元の用紙種別が指定ボタン33として一覧表示され、その一覧表示された用紙種別ごとの指定ボタン33の中から所要のものを選択して用紙種別を変更することができる。
ここでは、図2に示した例により、白黒の処理モードで第1の優先順位である、A4サイズの普通紙を収容する第2の給紙カセット12が給紙元として選択され、用紙種別表示部31に「普通紙」の文字が表示されている。さらに用紙種別入力部32では、同一のA4サイズの記録紙を収容する第1〜第3の給紙カセット11〜13の用紙種別である、光沢紙、普通紙、及び再生紙をそれぞれ選択する指定ボタン33が表示され、このうち、選択状態にある「普通紙」の指定ボタン33が反転表示されており、用紙種別を変更したい場合には、該当する種別の指定ボタン33を操作すれば良い。
また、この基本画面には、給紙元として選択された給紙カセットに関する情報を表示する給紙元表示部34が設けられており、給紙元として選択された給紙カセットの番号が表示された操作ボタンを操作すると、給紙カセットとそこに収容された記録紙の種別との対応関係が記載された画面がポップアップ表示され、オペレータが確認することができる。さらにこの基本画面には、本画像形成装置を模式的に表すアイコン35が設けられており、このアイコン35上の該当する給紙カセットの部分が反転表示により識別可能となっている。
図4は、図1に示した画像形成装置において記録紙選択時にタッチパネルディスプレイに表示される画面の別の例を示している。図4(A)は、前記図3(A)と同一の原稿セット前の基本画面であり、図4(B)は、原稿セット後に表示される用紙種別入力画面であり、図4(C)は、用紙種別の選択後に表示される基本画面である。
ここでは、前記の例とは異なり、自動選択された給紙元の種別で良いか否かをオペレータに問い合わせ、必要であれば変更の操作を行わせるために、図4(A)の基本画面とは別画面として、図4(B)の用紙種別入力画面41が基本画面上にポップアップ表示される。この用紙種別入力画面41は、原稿がセットされて、原稿読取部1、モード判定部21、及び給紙元選択部23の各部での処理が実行されて給紙元が選択されることで表示される。ここでは、前記の例と同様に、光沢紙、普通紙、及び再生紙の各指定ボタン42が表示されている。
この用紙種別入力画面41内で所要の指定ボタン42を操作してOKボタンで確定すると、図4(C)に示す基本画面に戻り、この基本画面では、図4(B)に示した用紙種別入力画面41で指定された用紙種別が用紙種別表示部43に表示される。ここでの基本画面は、前記図3に示した例から用紙種別入力部32を省略したものであり、これと同様に、給紙元表示部44、及びアイコン45が設けられている。
図5は、図1に示した画像形成装置において記録紙選択時にタッチパネルディスプレイに表示される画面の別の例を示している。図5(A)は、前記図3(A)と同一の原稿セット前の基本画面であり、図5(B)は、原稿セット後の基本画面である。
本画像形成装置では、前記図3・図4に示したように、自動選択された給紙元の用紙種別で良いか否かをオペレータに問い合わせ、必要であれば変更の操作を行わせるために、給紙元選択部23により選択された給紙元及びこれと同一サイズの記録紙を収容する他の給紙元の記録紙の種別を一覧表示させるようにしているが、このようなオペレータによる確認及び変更指定を可能にした表示形態と、図5に示すように、記録紙の種別の一覧表示を省略して表示画面を簡素化した表示形態とで切り替え設定することができるようになっている。
図5の例では、(A)に示す原稿セット前の基本画面から、オペレータが原稿をセットして給紙元選択部23で給紙元が選択されると、(B)の基本画面に切り替わり、ここでは用紙種別表示部51に、給紙元選択部23で選択された給紙元の用紙種別が表示されるのみである。これは、前記図3に示した例と比較すると、図3(B)の基本画面内の用紙種別入力部32を省略したものであり、図4に示した例と比較すると、図4(B)の用紙種別入力画面41を基本画面上にポップアップ表示させる過程を省略したものである。
以上の例で、用紙種別の表示を行わせるのは、同一サイズで異なる種別の給紙元が複数存在する場合であり、同一サイズで異なる種別の給紙元が複数存在しない場合には、用紙種別の表示を省略した画面表示、例えば図3に示した例では、用紙種別表示部31に用紙種別を表示させず、用紙種別入力部32も表示しない画面となる。
図6は、図1に示した画像形成装置における記録紙選択時の処理の手順を示すフロー図である。まず原稿をセットすると(ステップ101)、モード判定部21にて処理モードが決定され(ステップ102)、フルカラー、白黒、2色カラー、及び単色カラーの各処理モードに応じて、各々に対応する選択順序に従って給紙元を暫定的に選択する処理が、給紙元選択部23で行われる(ステップ103〜106)。
ついで給紙元選択部23で同一サイズで異なる種別の給紙元が複数あるか否かが判定され(ステップ107)、これに該当するものがあれば、次に用紙種別を一覧表示する設定があるか否かが判定され(ステップ108)、この用紙種別の一覧表示を必要とする設定であれば、前記図3(B)または図4(B)に示した画面を表示してオペレータに用紙種別の確認及び変更の操作を行わせる(ステップ109)。そしてここで指定された用紙種別で給紙元を決定する処理が行われ(ステップ110)、前記図3(B)または図4(C)に示した用紙種別の表示のある画面を表示させる(ステップ111)。この画面で用紙種別を確認したオペレータが所要のボタンを操作すると、指定の用紙種別の給紙元である給紙カセット11〜14から記録紙が給紙されて画像形成処理が行われる。
他方、同一サイズで異なる種別の給紙元が複数存在しない場合(ステップ107)には、用紙種別の表示を省略した画面表示が行われ(ステップ112)、オペレータは、用紙種別を確認することなく所要のボタンを操作し、給紙元選択部23で選択された給紙元である給紙カセット11〜14から記録紙が給紙されて画像形成処理が行われる。
また、用紙種別の一覧表示を不要とした設定の場合には(ステップ108)、前記図5(B)に示した用紙種別の表示のある画面を表示させ(ステップ111)、オペレータは、給紙元選択部23で自動選択された用紙種別を確認した上で所要のボタンを操作して画像形成処理を行わせる。
図7は、図1に示した画像形成装置において用紙種別の一覧表示の要否に関する設定時の処理の手順を示すフロー図である。図8は、図7に示した設定時の処理でタッチパネルディスプレイに表示される画面を示している。前記のように、本画像形成装置では、適合するサイズの記録紙の種別を一覧表示させてオペレータによる確認及び変更指定を可能にした表示形態(図3・図4の例)と、記録紙の種別の一覧表示を省略して表示画面を簡素化した表示形態(図5の例)とで切り替え設定することができ、この設定は次のようにして行われる。
まず操作パネル4上のユーザ設定(機能設定)を指示する所定のボタン操作により、ユーザー設定モードに入ると(ステップ201)、図8(A)に示すように、ユーザ設定のメニュー画面がタッチパネルディスプレイ5に表示される。このメニュー画面には、機能ごとの指定ボタン61が配列されており、「コピー機能設定」の指定ボタン61を操作することで、図8(B)に示すように、コピー機能に関する項目選択画面が表示される(ステップ202)。
図8(B)に示す項目選択画面は、コピー機能に関する各種の設定を行う項目を選択するものであり、項目ごとの指定ボタン62上に現在の設定内容が文字表示されている。オペレータは、この指定ボタン62の設定内容を確認して変更が必要な場合には、指定ボタン62を操作することで、指定項目に応じた設定画面がホップアップ表示される。
ここで、用紙種別の一覧表示の要否に関する「紙種の指定の確認」の指定ボタン62を操作すると、図8(C)に示すように、「なし」及び「あり」の指定ボタン64が配列された設定画面63がポップアップ表示され(ステップ203)、所要の指定ボタン64を操作してOKボタンで確定し(ステップ204)、ユーザ設定モードから抜ける所定のボタン操作によりユーザ設定モードから抜け出すと(ステップ205)、指定した内容での設定が完了する。
本発明にかかる画像形成装置は、給紙元の数に限りがある中で、処理モードに応じて多様な種別の記録紙を使い分けることができ、また多様な処理モードごとにそれぞれ適合する種別選択を行うことができる効果を有し、複数の記録紙収容部を備え、給紙する記録紙を必要に応じて使い分けるようにした画像形成装置、例えば複写機、複合機、及びプリンタなどとして有用である。
本発明による画像形成装置の概略構成を示すブロック図 図1に示した画像形成装置におけるメモリに記憶された選択情報を示す図 図1に示した画像形成装置において記録紙選択時にタッチパネルディスプレイに表示される画面の一例を示す図 図1に示した画像形成装置において記録紙選択時にタッチパネルディスプレイに表示される画面の別の例を示す図 図1に示した画像形成装置において記録紙選択時にタッチパネルディスプレイに表示される画面の別の例を示す図 図1に示した画像形成装置における記録紙選択時の処理の手順を示すフロー図 図1に示した画像形成装置において用紙種別の一覧表示の要否に関する設定時の処理の手順を示すフロー図 図7に示した設定時の処理でタッチパネルディスプレイに表示される画面を示す図
符号の説明
1 原稿読取部
2 画像形成部(画像形成手段)
4 操作パネル
5 タッチパネルディスプレイ(表示手段、操作手段)
11〜14 給紙カセット(記録紙収容部)
15 給紙部(給紙手段)
18 給紙制御部(給紙制御手段)
21 モード判定部(モード判定手段)
22 メモリ(記憶手段)
23 給紙元選択部(給紙元選択手段)
31・43 用紙種別表示部
32 用紙種別入力部
33・42 指定ボタン
41 用紙種別入力画面


Claims (8)

  1. 記録紙に対して画像形成を行う画像形成手段と、
    サイズ及び種別の異なる記録紙を別々に収容する給紙元としての複数の記録紙収容部を備えた給紙手段と、
    処理モードを判定するモード判定手段と、
    前記記録紙収容部ごとの記録紙のサイズ及び種別、並びに複数の処理モードごとに全ての給紙元に対して付与した優先順位に関する選択情報を記憶する記憶手段と、
    前記モード判定手段での判定結果に基づいて前記記憶手段の選択情報を参照して給紙元を選択する給紙元選択手段と、
    この給紙元選択手段での選択結果に基づいて前記給紙手段を制御する給紙制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記モード判定手段が、前記処理モードとして、前記画像形成手段での画像形成に関する記録モードの別を判定し、
    前記給紙元選択手段が、前記記憶手段に記憶された記録モードごとの選択情報に基づく優先順位にしたがって給紙元を選択するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記給紙元選択手段が、記録紙のサイズを判定し、前記記憶手段の選択情報を参照して、適合するサイズの給紙元に絞り込んだ上で、優先順位にしたがって給紙元を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記給紙元選択手段が、記録紙のサイズを判定することができない場合に、サイズにより給紙元を絞り込むことなく、前記記憶手段の選択情報に基づく優先順位にしたがって給紙元を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記給紙元選択手段が、操作手段によりサイズが指定された場合、前記記憶手段の選択情報を参照して、指定サイズに適合する給紙元に絞り込んだ上で、優先順位にしたがって給紙元を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記給紙元選択手段が給紙元を選択すると、その給紙元の記録紙の種別を表示手段に表示させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記給紙元選択手段が給紙元を選択すると、その給紙元の記録紙の種別、及びこれと同一サイズの記録紙を収容する他の給紙元の記録紙の種別を表示手段に一覧表示させ、その一覧表示された記録紙の種別の中で、操作手段により記録紙の種別を変更指定可能としたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記給紙元選択手段により選択された給紙元の記録紙の種別、及びこれと同一サイズの記録紙を収容する他の給紙元の記録紙の種別を一覧表示させる表示形態と、記録紙の種別の一覧表示を省略して表示画面を簡素化した表示形態とで切り替え設定可能としたことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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